189 とある結社の手記:8
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[広間を見回して暫く様子を窺がってから。]
………………?
[リーがハナかオスカーを疑っているのに首を傾げる。 彼が守護者という不思議な人の1人だと知らないから、彼も怪しい人に変わりはない。]
………………。 ……うー………?
[眉を下げたまま広間を後にする。 食堂に寄って何か口にしようと思った。]
(115) 2014/08/17(Sun) 09時半頃
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―1階 食堂―
………………
[来たものの、重い空気に気付いた。 その空気の主は背を丸めている人物のようだった。(>>109) 眉を下げたまま食堂に入って、男の横に立つ。 机の上にはあまり減っていないサラダが見えた。]
……………… …………………………
[何を言えばいいか分からず。 困ったように眉を下げながら、男の頭をなでなでしておいた。 動物が怖がっているとき撫でると落ち着くことがある。 それ以外の方法が分からなくて、椅子に座っている相手の頭をなでなでしておいた。
睨まれるかもしれない、と逃げるように台所へ向かう。]
(116) 2014/08/17(Sun) 10時頃
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―1階 台所― [台所に駆け込めば、スープを温めて口に入れた。 3日ぶりの食事だった。]
………………
[口の中に広がる熱。 安心感と――――――恐怖なのか。 よく分からない感情がこみあげてきた。]
………………
[窓をみやる。 自分が置かれた現状と現実離れしている今。 暫く見つめてから、スープを食べ進めた。**]
(117) 2014/08/17(Sun) 10時頃
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― → 集会場・広間 ―
[ヴェスパタインがメモを貼った後の事だろう。>>101
結社員が、また箱とメモを持ってやってきた。今朝の時点でのメモは、イアンの処刑を告げるメモを貼った時にはがしていたので、その分の返信もあるようだ。
広間の入口で頭を下げるとコルクボードへ向かい、箱を酒の箱の横に置いて、返事を張り付けて、増えたメモをはがす。
そしてまた一礼をすると足早に広間を、集会場を出て行った。 施錠の音がする。]
― 貼り付けられたメモ ―
【人狼が人を殺す理由は様々だ。しかし多くは食糧とする事を目的とする場合が多い。やつらは、生きている限り人を殺し続ける。】
【ホリー・ファン・ベートホーフェンの容態は思わしくない。彼女が人狼ではない事が確定したら、街の病院に搬送する予定だ。】
【兎肉だ。調達の都合で少量のみとなっている。】(箱の中には少量の兎肉が入っている。)
(#2) 2014/08/17(Sun) 10時半頃
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― 広間 ―
… 人狼が殺される理由が、人を殺すってことなら〜
人を殺してない人殺しは、 いったいどう裁かれればいいんだろうなぁ?
[投票用紙に視線を落としながら言う。 それはやはりどこか楽しそうだった。
>>115キャロライナの視線には、軽い笑みさえ浮かべ、見送る**]
(118) 2014/08/17(Sun) 12時半頃
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リーは、その響きは、独り言にもにているような。**
2014/08/17(Sun) 13時頃
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[伏せて、深呼吸を繰り返していれば、 キャロライナが食堂へやってきた。>>116
無用な警戒だったか、と息をつく頭に、彼女の手がのびる。 咄嗟に振り払いかけ、相手のオレンジを認識して動きを止めて。]
………… ぁ?
[なんのつもりだ、と見やる男は、表情を読み取ろうと目を凝らしたこともあり、結局いつもの山脈を形成していた。]
……んだよ……
[何も言われずに行ってしまった。 後ろ姿を目で追うばかりで、立ち上がる気力はまだなかった。]
(119) 2014/08/17(Sun) 14時頃
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スージーさんは、 イアンさんがおおかみだって…。
じゃあ……イアンさんが人間だって言った キャロライナさんは………ほんとうに人間なんですか。
[少年はリーをじっと見つめていたけれど、 ふいに俯いて、声を絞り出すように、話し出した。]
おおかみの味方が居るかもって、リーさん言ってましたよね… さっき、ヴェスパタインさんはキャロライナさんの事…。
[膝の上で握りしめた手に、涙が落ちる。**]
(120) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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──広間──
[キャロライナの複雑そうな笑みを見て、 礼を言うのに、ひとつ頷いた。 ──彼女がもし、ヴェスパタインを信じるなら、 教えた自分の名前が書かれる可能性は十分にあったけれど。]
…… 字。覚えたいなら、……
[教えるぐらいはできる。と、 そう続けようとして、女は言葉を区切った。]
(121) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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…… 誰か。こわくない奴に聞きな。
しつこく頼みゃ、仕事で忙しくしてなきゃ、 たぶん教えてくれる。
[教師は自分に限らず、 ポケットにしまわれる紙を見やって、 ゆるく目を閉じた。]
(122) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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[キャロライナが広間の外に出て行くさまは追わず、 リーが楽しげにハナとオスカーの名前をあげるのに、 軽く眉を寄せたけれども、何も言わず、]
……オスカー。
[リーの後から、魚屋の女は、 少年のすっかり泣きはらした目元を見て 短く名前を呼んだ。]
(123) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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……
[名を呼ぶ音にいたわりは混ざらない。ただ、変わらない低い声で呼ばわってから、女は一度視線を下に落とした。]
………… よく、知らないんで、
聞きたいことがあるんだがね。
[視線を下に向ければ床の木目が見える。 言葉を口にしてから、いくらかの間があった。]
(124) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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……
見たぶんだけはわかるが、 見てただけじゃあ、 わからないこともある。
[ひとつひとつ、言葉にしながら、 魚屋の女は顔を上げた。]
あんた、ここに来るまで、
……、ラルフと。
どんな風にすごしてたんだい。
[泣きはらした目の子どもに尋ねるのは、 これまでの、掃除屋の青年との関係だ。]
(125) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 17時頃
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[時間が空いて。
出してきたサラダの半分くらいしか腹には収まらなかったが、 器を片付けに厨房へ足を向けた。 肉でも食わなければ力が出ないとも思うが、 肉を食って吐き出さない自信がない。]
……キャロライナ。 ……おまえ、………… 誰が、人狼だと思う?
[動作は無言で、問いかけは立ち去り際に。]
(126) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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今日、誰を見るか…… …… 誰の、 名前を、書くか。
…………おれには、 ……おまえと、リー以外ってことしか、わからんからな。
[迷いながらの言葉を並べるが、 彼女はどこまで理解しているのだろう。 聞いたところでどうする、馬鹿なことをしていると、 自分でも思った。]
(127) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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ヴェスパタインは、キャロライナの答えはなくとも、構わないと思っている。
2014/08/17(Sun) 17時半頃
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[内容はともあれ、キャロライナの答えを聞ければ、あとは、リーだ。 彼の言葉も聞いてから、今日の”見る”相手を決めたかった。]
…… っは。
[2人は人間だ。 それでも、と忍び寄るどす黒い疑惑。 どうしようもなくて、笑えてくる。
他ならぬ、リーが言った。 『人狼の味方をする人間』のこと。
──── 彼がそうでないと言える根拠など、どこにもない。]
(128) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[やけに落ち着いていること。 人狼に対して怯えるでもなく、惨劇に憤ることもなく、 ただ普通に会話しようとしている風に思える言動。
人狼が2匹だと言われたけれど、その味方をする人間は、 何人いたって占い師にはわからない。]
…… 本当、ハマる……
[最悪の可能性ばかりが頭をよぎっていく。 能力で、一人でも人でない影を見つけられたら、 まだ自分を信じられただろうか。
状況と同じく不安定な足取りで、 男は付き合いの長いろくでなしを探して廊下へ出た。]
(129) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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…掃除屋さん。
[ラルフの名前を聞いて、少年の落とす涙が大粒になる。]
ときどき…お家の煙突を掃除してくれた。 それ以外のこと、僕はラルフさんのこと、何も知らない…。
…だけど、やさしい人でした。
僕だっておとこのこだから。 みんなを助けなきゃって、思ったんだ……。
だけど、いつも助けてもらってばかり。 それなのに、それなのに…
[キャロライナとヴェスパタインを、少年は裏切ったと思う。]
(130) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[>>130 女の見つめる先で、ぽたぽたと、 少年の目からは雫が落ちる。 最初に集会場で会ったときから、 随分よく泣く子どもだった。]
……、泣いてばっかだと目が曇っちまうよ。
[やさしい人だった、と、 そういう言葉に、目を眇めて、 じ。と少年の顔を女は見つめる。]
(131) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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──、ここを、
[とん。と女は丸い自分の胸を、親指の先で指す。 ナタリアが言ったのと同じ言葉で>>0:@42]
ちゃんとしなきゃあって、 そう言われたろう。
[それなのに、の、先は、女にはわからない。 言葉にされないことは読み取れない。]
(132) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[見上げる目にはまだ、涙がとめどなく流れていたけれど。]
ナタリアさんのグループ… 居なかったって。 …だからきっと。ご無事ですね。
よかった。ほんとうによかった…。
[泣き笑い。その表現そのままに。]
(133) 2014/08/17(Sun) 18時半頃
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[リー>>74の言葉にゆるりと瞬く]
……そう、だけど。
……ヴェスパタインが、ワンダをみる、というのもあるのかな。
[どちらを信じているともいわぬままにぽつりとつぶやく。 キャロライナに名前を教えているワンダやリーの言葉を聴きながら、ため息をこぼした]
その二人で区切るなら、私じゃないからオスカーとしかいえない。
[リー>>113の軽い言葉に短く返して、広間を後にした]
(134) 2014/08/17(Sun) 18時半頃
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[>>133 涙が溢れている目を、女は相変わらずの表情で見返しながら、泣き笑う子どもの顔をじっと見つめる。]
──そうだね。
[頷く。]
そいつは、……なによりなこった。 心配の種が増えずに済んだ。
(135) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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[そう返してから、息を零す。]
──あの、"やさしい"掃除屋はね。
[深々と息を吐く。名前は出さずに、 少年が言った形容詞を口にして]
本人が食うので一杯一杯のくせに、 ただの勤め先の知り合いってだけで、 ふたりも子どもを抱え込もうとしたばかだ。
[広間でオスカーに、ラルフが話した内容は知らないまま、僅かに掃除夫の青年から聞いただけの"予定"を零す。]
(136) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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あいつ自身も、がきのときに働きに出されてたから、 或いはあんたらに同情したのかわからない。
[──それ以外のことを何も知らない、と。 そう、子どもが言ったからか、 あたしだってほんとのところなんかわからないけどね。と、言いながら、魚屋の女は掃除夫の青年についての話を続けた。]
助ける、なんてのは、…… …だいたいにして、難しいこった。
……。
一人前んなって、……自分のことは、 自分でできるようになった奴じゃなきゃ
……簡単にできるこっちゃない。
[助けなきゃと思った。そう言ったオスカーの顔を見止めたままに、低い声が呟く。]
(137) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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[微かに息を吸ってから吐き出す。 目は、オスカーを見とめたまま、]
── できもしないことを言い出すなんてのはね、
[声が、僅かに苛立ちのようなもので、 微かに縒れた。]
(138) 2014/08/17(Sun) 19時半頃
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……ひどく、無責任だ。
[ただ、眉を寄せて、嫌悪じみた言い方で、言い捨てるように、 声は少年の前で、掃除夫の青年を詰った。]
(139) 2014/08/17(Sun) 19時半頃
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― 階段 ―
[広間にはいたくなかったけれど、個室にこもるほどでもない。
ラルフが死んでいた部屋を見に行くわけでもなく、階段に腰を下ろしている]
……誰が、人狼なんだろう。
[疑う先としてはオスカーと……ワンダ。 ヴェスパタインを信じるのならそうなるし、遠吠えをきいたというスージーが霊能者というやつなのかどうかはわからないけれど、人狼の仲間ならああはならないだろうと思う。
いまだ白紙の投票用紙を握り締めて、ため息をついた**]
(140) 2014/08/17(Sun) 19時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 19時半頃
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違う!
[ワンダの言うラルフの計画は、少年も知っていたから。改めて聞かされて大泣きしてしまう。けれど、詰る最後の言葉に少年は叫んだ。]
僕、働きます! ホリィの分だって働きます! きっと楽しい。夢のように…楽しかった…。
[次第に小さくなる声も、その言葉を否定する響きはなくて。]
ワンダさん…。 僕もワンダさんに、お話したいことがあるんです。
後でお部屋に伺っても…いいですか?
[そう呟いて立ち上がり、少年は広間を出ていこうとする。**]
(141) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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──広間──
[──違う! と、声がはりあげられる>>141。 泣いていた子どもが声を張るのを、 死者に悪態をついた魚屋の女は黙ってみていた。]
…… 違わないよ。
[女の低い声は短く、そう呟く。]
(142) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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[現実に、少年はひとりで放り出されるしかなく、 保護する、といった青年は、
──この場には、もう、いない。]
…………
[働きます。と、必死に繰り返す少年の姿は、 最初に会ったときに、やります、と声をあげたときに似て見えた。
ただ、今度は、できるのかい、と、 魚屋の女が問う言葉はなく]
(143) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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