8 DOREI品評会
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[弟から声を掛けられると、その返答には少し間が空いた。 何事か返す。扇子の下には、いつもと同じ笑み。それは、変わらない]
ビジネスパートナー……? 商才でもあるの?
[弟の言葉に首を傾けて、それからカルヴィナを見る。
ああ、と、思い当たった。奴隷として買うのなら、息子に紹介するのはいかがだろうかと。 それは、奴隷としては破格の扱いかもしれない。 息子の性癖は知らないが、身勝手さは知っていたから、あまりそれを実行しようとも思わないが]
(87) 2010/04/10(Sat) 23時頃
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[告げられた名前を憶えて]
友達? ――彼。
[その彼には一人しか心当たりはない。なるほどそういうことだろうかと、誤解かもしれないことを思う]
よろしく言っておいて。
[微笑んで告げると、椅子へと目を向けた。手指の動きが目に入り、先ほどまでのことを思い出して、また舞台へと目を向ける。 どちらを向いても、な状態ではあったけれど]
(88) 2010/04/10(Sat) 23時頃
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良家の娘 グロリアは、椅子に深く座ると、扇子で顔を隠し、目元だけ*覗かせる*
2010/04/10(Sat) 23時頃
良家の娘 グロリアは、小僧 カルヴィンの嗚咽には扇子の下で息を付く
2010/04/10(Sat) 23時頃
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― 客席 ―
[ビジネスパートナーにと謂いながら、強請るように男の上にいる少女を可笑しそうに見詰め、その後足元に在る女に少し意識を向ける。]
いえ、商才は、謂った通り無いと思いますよ? 猫を被ってるなら、判りませんけれどね。
[そして、姉に視線を移し疑問に答える。 その後、姉とヴェスパタインが名を交わす様子を見、姉の視線を追うように舞台へと灰青を戻した。]
(89) 2010/04/10(Sat) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/10(Sat) 23時半頃
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ボクはねェ、奴隷の使い道は性奴だけじゃないと思ってるよ?
[ビジネスパートナー、という言葉に全く希望が無いという事は無い、というのは寧ろ彼女には酷か。 椅子を手遊びながら、グロリアの言葉に笑みを向けて]
伝えておくよ。 此処が終わったら、顔出そうと思ってるしね。
(90) 2010/04/10(Sat) 23時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/10(Sat) 23時半頃
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[そのまま、誰かの動きをトレースするように、頬に、首筋に、鎖骨の窪みに、時には琥珀色した液体を掬いながら、唇と舌を滑らせていく。張り型にはなかった汗の香が、少女の正直過ぎる身体を熱くさせた。]
……ここ、……? んっ……。
[何度か試みても、解していない入り口には硬さの足りない剣は刺さることがない。 ぬるぬると、無駄に滑って、その衝撃は破れた処女膜まで伝わり、少女は呻く。 生理的な涙と悔し涙が混ざって、味蕾に塩辛い苦悩をが残った。]
(91) 2010/04/10(Sat) 23時半頃
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小僧 カルヴィンは、分娩台に拘束された男性の身体に跨がって四苦八苦している自分が、惨めで惨めでたまらなかった。
2010/04/10(Sat) 23時半頃
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――…は?
[喜ばせろ、と少女に下される命令に胡乱な瞳を精一杯鋭くして睨んだ。ずれたヘッドフォンのおかげで下も萎えて緊縛も緩んだ最中、それを見逃されるわけもなかったのかもしれない。 蟲を身体からどかされて緊縛が解かれ、樹液まみれた身体に少女の舌が伝わって―――ひくりと身は震える。]
良いとか…悪いとかじゃ ねぇ。 やりたくもねぇこと してんじゃ……ッッづ
[痛みが走れば瞬間的に熱を持っていた芯が萎えた。 涙が 流れるのが視界に入れば―――眉が下がって]
…ばか やろ。
[小さく呟く。身体にはじんわりと汗が滲んでいた。 台の上に少女の姿が見えれば、やめろ、と言葉をかけたけれど、動きが止まる様子がなくて 小さく息を何度も呑み、そして熱い息が毀れ始める。]
(92) 2010/04/11(Sun) 00時頃
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やりたく、なくても やらなきゃいけないことが、あるし。
[噛んでしまったことには、済まなそうに眉がハの字になった。 けれど、それもすぐに堪えるような泣き顔にとってかわる。 まるで、客席には見せまいとするように。青年を見詰めながら、涙を零した。]
やめたら、もっと酷いことされるかも、知れない。
[嫌ならやめるけど、と。問う眼差しは未だ真摯な理性を残していて、青年を真正面から見詰める。]
(93) 2010/04/11(Sun) 00時頃
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欠陥品 なんて …言うな、…
[耳朶に触れられれば、金の瞳を細めて間近に少女を見据えた。 涙を拭う事も出来ないまま、少女を見詰めていれば眦に唇が近付いたので合わせるように瞼を落とした。 小さな手の動きに萎えた芯はじわりじわりと熱を戻しつつはあるが硬さはまだまだ不十分。]
っ、ふ… ぁ、 ――― く、…やめッ
[顔から下る唇に触れられる感触は、樹液のぬめりと混じってまた知らない感覚を男に与えていった。少女の陰部がぬるりとこすれて、また声を堪える。]
(94) 2010/04/11(Sun) 00時頃
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――――― ……、… っ
[やめたら 少女は。 俺を喜ばせなければ 彼女はどうなってしまうのだと、思う。 買われるために必死で―――。
育ちが良い娘が、あそこまで乱れて、男に奉仕をして、土下座をして…。]
… 泣くな。
[掛ける言葉がなかなか見つからなくて、奉仕され続けている中で、小さく囁く言葉。]
(95) 2010/04/11(Sun) 00時頃
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だっ――て、
[欠陥品。割と、イアンのことを根に持っていた。 そして浴びせられる、性奴にもビジネスパートナーにも向かないという言葉も。確実に少女の矜持を切りつけるナイフになる。 男にも女にもなれない、コンプレックスが疼いた。 慰めのような言葉には、ぱちりと涙を散らしながら瞬いて。 今だけは、黄金の眼差しに囚われるように儚く頬笑む。]
上手く、できないや……。 ――ぁ、っ
[それでも彼が声をあげた、乳首の周囲に執拗に舌を這わせ、何度も凶器の切っ先を自らの下の口に導こうと奮闘した。 時折花芽を擦る感触に、そこが熱を持ち始め喘ぎが漏れることを知ると、「自分だけ悦くならないように」と釘指された理由に漸く気付く。]
悦くしてあげたいと、思わないとダメって。言われたんだった。 泣き顔見せられてたら……冷めるよね。
[それでも、視界は滲んでどうにもクリアにならない。]
(96) 2010/04/11(Sun) 00時頃
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……お前は…
[客席を見ないように自然としていた。 あのむかつく男が尻の下に敷いているのは買われた女。 悪趣味だ。どこまでも、果てしなく 悪趣味だ。]
家の …ためって 言ってたけど その為なら、買われた後に…
あんな風な… っ、く 扱いを受けても平気 だってのか?
[誰に買われるかはこちら側では選べはしない。 だからこそ誰が安全か――少女なら見極めて欲しかった。]
(97) 2010/04/11(Sun) 00時頃
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…俺だって、上手くねぇ。 嫌なら――― …いや、何でもねェ。
[止めればいい。 少女の心の中での奮闘は既に終えてここにいるのかと思う。 涙や儚い頬笑みは胸に痛みを与える。 無理をして愛撫しているのが 伝わりすぎる。]
っ…は、 ぁ
[乳首を執拗に舐められれば、唇から熱い息が毀れる。 男の根はまだ硬さまではないが、彼女が最初に見たときよりは大きさや太さは増してきているのが陰部を擦る際に気付けるだろう。]
(98) 2010/04/11(Sun) 00時半頃
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[涙を拭うものが何もなかったから。甘えるように一度だけ、青年の肩口に顔を埋めて、冷たい頬を擦りつけた。]
その強さ、僕にちょっと分けて。それから――、
[短い前髪が、青年の逞しい肌を擽っていく。 張り詰めた胸の尖りを優しく唇で包みこんで、不器用な舌先で転がした。ひちゃり、樹液を刮げ取る。]
悦いところ、教えて……? 僕まだ、誰もイカせられたこと、ないんだ。
[恥ずかしそうに、彼の胸の上に小さな顎をのせて告白した。]
(99) 2010/04/11(Sun) 00時半頃
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[強さ?と、金の瞳は目だけで問う。数度、瞬きをした。 口にしなかったのは彼女が肩口で涙を拭ったから。]
ン
[擽ったさにひくりと身体を浮かせるように揺らし、胸の突起は小さいけれど、つんと硬さを持って立っている。そこを小さくて薄い舌先が触れれば、とくん、となる心音が伝わる。]
…いかせなきゃ 駄目…なのか? 喜ばせるってのは 俺が――感じてるだけじゃ、…
[駄目なのだろうか、と思うけれど>>80あいつの言葉を思い出す限り、そうなのだろうと思う。つくづく悪趣味だ。]
…悪いな、一日で、3度 イってるから 勃ちにくいんだ。 でも …その、お前―― その、下手とかじゃ ねぇよ。
(100) 2010/04/11(Sun) 00時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 00時半頃
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だって、買って貰えなかったら、 この先の願いも何も、ないじゃない。
[誰か、なんて贅沢は言っていられない。 こんな時まで優しい青年に申し訳なく思いながらも、手は彼の陰嚢をまさぐり、ぬめる花弁全体で竿を上下にと擦っていく。その動きは自然と素股のようになり、かくんと腰が動く都度、少女も小さな声を抑えきれなくなった。]
ぁっ……ん……っ、っ、
[次第に熱を帯びて質量の増してくる器官に、いっそ愛おしさが募ってきた。ふるふる、何かを堪えるように目蓋を伏せ頭を振ると、銀糸が乱れる様が、飛び散る汗と涙が、水晶のように綺羅綺羅と鮮明に映える。]
(101) 2010/04/11(Sun) 00時半頃
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…そ、 か
[少しだけ余裕のない声が返る。 願い――― 叶うかすら解らない、願い。 家族の顔が、妹の顔が 浮かんでいく。]
っ ふ、… それ 、… っァ
[ふぐりから伝わる心地は、ぞくりぞくりと背筋から込み上げてくる。同時に、ぬめりとした心地が竿の裏筋を刺激され続ければ 僅かに頬も高揚してしまう。同時に、高めの声も時折混じった。 徐々に男の芯も硬さと大きさを取り戻していく。彼女の必死の願いが伝わってきたのもあって、動きを制止する言葉は掛けずのまま]
(102) 2010/04/11(Sun) 00時半頃
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下手なお世辞はいいよ、 僕にそういう魅力がないのは、僕が一番知ってるし。
僕は、自分を買って貰うために、キミを利用している。
[それだけなのだと、腰を淫らにくねらせながら、色を失った唇で呟いた。]
あは、少しでも……感じてくれているなら、嬉し――っ、ん、
[こっそり、小さな身体で隠すようにして、彼の片手の拘束を緩める。 濡れ潤い綻びかけた入り口に、漸く先端が触れるけれど、埋まるほどの硬度は保てていただろうか。]
(103) 2010/04/11(Sun) 00時半頃
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生憎…… 世辞と 嘘は、苦手 っ、…だ。
[は、と熱く息を吐いて弱いけれど笑みを向ける。 利用されている、とは自覚していても―― それが、ここで彼女が買われるため という理由なら 構わないと思った。]
よく… わかんねェ ―― けどさ 自分でっ、 魅力ねぇとか …思い込んだら …… マジで そうなっち まうぞ
!
[右腕の革が緩んだ感覚。力を込めて引けば片腕は自由になれそうな気がした。くん、と力を込めて動かして度合いを確かめた。]
ッ あ…、 ――― …ばか 、そのまま挿れ ンなよ。
(104) 2010/04/11(Sun) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 01時頃
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そういう、顔してる。正直なんだね。僕と一緒、だ。 ……それに結構、可愛い。声。
[思い当たるのは、ルーカスの部屋の前を通った時に漏れ聞こえていたそれ。グロリアの寝台で聞いたかも知れない、中継されたそれ。 とぷりと裡から塊のように押し出されてきた濃密な愛液は、未だ破瓜の血を混ぜて淡いピンク色。]
ぞくってしちゃう。 ね、 ――イイ、の? ぁ……っ
[制止されて、きょとりと大きな瞳を瞬かせた。 蜂蜜やら樹液やらで上と下の唇がてらてらといやらしくぬめっている。]
……そっか、あのゴム、被せないと……。
(105) 2010/04/11(Sun) 01時頃
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[横から小さな声が聞こえる。悲鳴のような喘ぎ。 耳でそれを聞きながら、目は舞台を。No.4の彼に覆いかぶさるようなカルヴィナの肢体。
何があったのかは知らない。
その姿は、少しばかり悲しくも映った]
(106) 2010/04/11(Sun) 01時頃
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― 客席 ―
[自分の上に跨る少女にも、優しさを見せる青年は気がついていないだろうか。客席から動揺した眼で見詰める、初めて同士を分かち合った女の視線を。
志乃に視線をそらすことは許していない。 金の眼の青年が女を気にすることがあるならば、視線が絡むこともあるだろう。]
――――……
[ルーカスはあえて、どこにも声をかけず、ただ唇の端を歪めて舞台を、時折足元を伺った*]
(107) 2010/04/11(Sun) 01時頃
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〜〜っ 男に可愛いは 禁句だろ…
[背のせいで昔よくからかわれていた言葉だった。 不器用な腰の動きとはいえぬめりもあって女を知らない男にとっては刺激は強いもので――熱い吐息と、荒めの息が上がり始める。]
…ハ
[心とかけ離れた自分の身体には呆れるけれど、少女の心が満足すればいいのだろうかとも思う。唯、客席に彼女がいる事が ――― 気にかかってはいる。思わないように、見ないようにと 気に掛ければ気にかけるほど、思えて 、背中がちり、と痛んだ。]
(108) 2010/04/11(Sun) 01時頃
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[自分で被膜を被せる事は出来ないので、少女がしてくれるのならお任せするしか出来ない。まさか、性行為のたびに自分ではない人に被せて貰ってばかりになるとは思ってもみなかった。
少女の腰が浮いて、硬さを取り戻した竿を身に沈めるのなら止めはしない。]
ぇと…――― 無理だけは すンな よ
[唯、3度果てた後、少女が動くたびに声は毀れるけれど、騎乗位だけで再び射精が促されるかは解らなかった。**]
(109) 2010/04/11(Sun) 01時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/11(Sun) 01時頃
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じゃあ……色っぽい、声。 もっと聞かせてよ。 ……っふふ。
[格好イイ、という形容詞はどうしてもしっくりこなくて、悪戯に胸の先を甘噛みした。 その使用用途をイマイチ理解していないまま、パトリシアの手つきを思い出しつつ、使用人から受け取った避妊具をたどたどしい手つきで、角度をつけ始めた熱棒に装着する。]
これ、取ってもいい?
[根元を戒めるゴムのチューブを取り去ると、手の内でぶるんと弾けるそこを、僅か緊張した指先で優しく撫でる。薄い被膜を破らない程度に、鈴口に優しく爪を立て、]
悪いね、聞こえてたんだ、その声。 あの時の相手は、やっぱり……No.6の彼女?
[小さく首を傾げてから、腰を落としていく。二、三度また失敗しながらも、正しい場所に突き立つ凶器。]
(110) 2010/04/11(Sun) 01時頃
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[不意に客席から、ひゃん!と、甘くも鋭い悲鳴。 男が椅子の尻を叩いたから。
ぼそぼそと椅子に向けて言葉をかけながら、 男は舞台を楽しげに眺めて居る。]
(111) 2010/04/11(Sun) 01時半頃
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[舞台の上の会話はわからない。 何が行われているのはわかったけれど。
カルヴィナが避妊具をつける様子にほうと感心したように息をつく]
でも、慣れない二人でどうなるのかしら。 [心配はしつつも笑みを浮かべたまま。 扇子でいくらか扇ぐ]
(112) 2010/04/11(Sun) 01時半頃
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無理、じゃな ン った……ぃた、
[羞恥よりも先に痛みのせいで、理性のブレーカーが弾け飛んだ。 一度規格外を受け入れた裡は、青年の先端部分こそ引っかかっても、新たな傷を広げることはない。 少女にとって性行為は最早、嫌悪する相手以外であれば身体の方が従順に反応するから、青年が心で誰を想っていようと関係なかった。 自重に任せてあえかな息を吐きながら、楔を受け入れる。こぷり、押し出される淡紅の蜜が青年の棒の下の袋を伝い、引き締まった尻まで汚していった。]
入っ……まだ? ……ん、――ッ
[ただ、最奥まで到達したことのない道は、ぎゅうぎゅうと痛いほどに彼自身を締め付けながら、余計にどこまでも誘う襞の動きまでダイレクトに伝える。 ――熱で、溢れる。 そう思っても、少女の想像の及ばないほど、奥へ奥へと埋まってゆく灼熱。]
(113) 2010/04/11(Sun) 01時半頃
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[最初は痛みに引き攣っていた表情は、次第に悦楽に蕩然と崩れ、小悪魔めいた淫靡さを湛える。腰が落ちると同時に、官能に堕ちてゆく身体。開発されずとも、処女だったにしては感度のよすぎるきらいのあるのが、いっそ忌まわしい。 見下ろした先、鋭い金色の光に、まるでそれが貴重な宝石であるかのように手を伸ばした。まさか眼球を刳るわけにもいかないので、誤魔化すように汗でぐっしょりした髪を、端整な頬骨のラインを、愛撫する。]
(114) 2010/04/11(Sun) 01時半頃
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っは、はぁ、これから……?
[全てをおさめきると、少女は一時途方に暮れる。未開発の裡は青年の熱芯を締め上げ、未だ性感より痛みの方をより多く与えているだろう。 初心者マークが二人、しかも片方は身動きが取れない。グロリアが懸念するのも尤もだった。 けれど知識では知らなくても、身体は知っている。楽になる方法も、快感のポイントも。 パトリシアに教わったディープスロートを思い出し、少女は両膝に力をこめて腰を浮かせた。]
(115) 2010/04/11(Sun) 02時頃
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[高い矜持と頑な心根とは裏腹に、貪欲な身体は次第に適応し、奥のとある一点を突き易いようにと自然腰がうねり始め。最初は抽送とも呼べぬゆっくりとした動き、浮かせて落としてを繰返すが、次第に滑りがよくなってきた。男に跨がったまま声音に確実に甘さがのり、甘美な調べとなる。それは開ききった花が、最も美しい刻を迎えるまでの序曲。]
――ぁっ、やっ、あ、あ、……ぁっ ふ、
[夢中で腰を跳ねさせる少女の痴態に、青年も自然助長するように腰を打ちつけてくることはあるだろうか。理性はとっくに本能と欲望に押し流されて、少女にできるのは溺れかけた身で酸素を求め、愉悦のままに狂った旋律で歌うことだけ。ヴェスパタインの言葉も忘れてはいなかったが、薬を含んで以降達していない身体が、先に捌け口を求めて体内を暴れるのだ。]
(116) 2010/04/11(Sun) 02時頃
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