14 Digital Devil Spin-Off
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―アザブ―
…――、…
[伸ばしかけた手を握りしめ、退く。 濁川の声がした。]
…――はい
[問いかける。 何度も何度も。繰り返し。]
…――濁川さん
[囁きに唇を引結び、小さく頷いた。 彼が小鳥に命ずるのを見、 その飛んだ先を見遣る。――浅見の声がした。]
(85) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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―アザブ―
[キリシマが息絶えた後、しばらく明之進の様子を見ている。]
……普通の方法じゃ埋葬はできないぞ。どうするんだ。
[などと聞いていたところに、大勢の人間がやってくるだろうか。 ゾーイは明之進と理の話をして、飛びだして行った。ニジカワは明之進と何か話をしていたようだった。やはりそれも理の話なのだろう、と思った。別に割り込んだりはしない。彼の理が縁であるとは聞いている。 もう1人、東雲の側にいた少年は、キリシマの側にいただろう]
……やれやれ。
(86) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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…浅見。 ……――、ミカ、は …やめろと謂ってるだろう。
[――辛うじて謂って。 いつものようには、いかなかった。]
…僕は、…《拓いた》わけでは、ない。 受け継いだのだ。――荒川という、人から。
[それから、レティーシャを見る。 冗談めかした声が脳裏に蘇る。 ――空も飛べたり。 ――勘弁して欲しいな。 どう、思っていたのだろう。]
(87) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時頃
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[結構な量の血を注いだ為か、少し立ちくらみを起こす。 頭を軽く抑え、しゃがみこむと。]
こいつ、動くぞ。すごい、(05)倍以上のマグネタイトゲインだ。 [何やらよく分らない単位を持ち出す。 一方アラハバキの周囲からは徐々に謎のエネルギーが漂い出す。]
(88) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時頃
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… キリシマさんが、… 無差別に攻撃を始めたのが、 引鉄になったのかは、わからないが
そのとき…――彼女も、《理》を 拓いたようだった。…陽炎《カゲロウ》と、いう。
[争った、というのだろうか。 その時のことを、説明しながら。 浅見の尋ね方から ――《理》の、気配を知る]
…――…僕の《理》は… …縁《エニシ》
[――お前は、と尋ねるように浅見を見つめた。]
(89) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時頃
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[タワーで東雲に話しかけた男が見ていた。 静謐な雰囲気をたたえた男、この人も同じ道を進めたら? そんな願いから、名前も知らない男に声をかけた]
>>86あんたも、ここにいたのか? 見てたのか?戦ってたのか? お前も世界を変えたいって、そういう奴らなのか
(90) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時頃
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[その身を縛る、鎖が一本、また一本と千切れていく。そして、最後の一本が千切れると同時に、両手両足を動かし、ドナルドの目の前に来るだろう。]
お、俺はこいつに認められたのか?
[アラハバキはその手にドナルドを乗せ、自らの顔の前まで担ぎあげる。そしてそのままの姿勢でしばらくとどまるだろう。]
(91) 2010/06/09(Wed) 19時頃
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[少年が話しかけてきたのを>>90聞いて初めてもたれかかっていた柱の残骸から体を起こし、薄眼を開けた]
ああ。けど俺はまあ、付き添いみたいなもんだ。 明之進に少し手を貸しただけだよ。
……世界ね。まあ、理は持っている。 だけど、君とは合わないだろうと思う。 君はラルフに味方しただろう?……だからな。
[彼が望むならその理を語るだろう。彼の理についても、一応は聞く事を望むが]
(92) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
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- アザブ -
[昔みたいなやりとりが、ほとんど僥倖みたいにひどく儚く思えた。2人の関係がもう変質してしまっていても、浅見はせめて形だけでも残したかった]
……ミカの理は縁《えにし》… レティーシャの理は陽炎《カゲロウ》… おまえは、…荒川さん、から引き継いだ…
[目筋がさまよい、命をこぼし続けていた あの男の記憶を呼び覚ました]
それ、は、俺と……対立するのか? お前はどんな風に世界を変えたいんだ?
[問われれば、自らの理想をたどたどしくも説明するだろう]
(93) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
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ラルフに味方してたから、合わない? んじゃ、ラルフと敵対してた奴らとは合うの? あんたの理ってやつはさ
[お互いの理を交換する]
ふーん。気心の知れた人間だけの世界か
[Wispperのことを思い出す。気に食わないやつとは繋がらない世界。だから好きなやつだけがいて、気分のいい話ばかりできる場所だった。嫌ならつながりを切って、なかったことにできた]
確かに、気持ちいいだろうね その円の中では、うまくいかなくなったりはしないの? お互い飽きが来たり、地味なすれ違いで決裂したりとかさ あとさ、好きな友達の友達が嫌いだったら、 円はどこできれんの? 好きなやつらしか見えなくてもやってける世界ってことかな
[Wispperやネット上のSNSでさえ、閉じて見える円も円環になっていた。円《マドカ》の可能性に自分の理が混ざる部分はないだろうか、純粋に試行錯誤をはじめた]
(94) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
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―アザブ― [―――吾妻の声。浅見の声。 理を知る、想いは行き違う。 甘い甘い、楽園の話。 痛みも苦しみもない、 はちみつとミルクのたゆたうような。 少年は幾度目か、唇を噛み]
…――――僕の、 ……願う世界は。
[そうして、語るのは縁。 互い支え合う、 個が個として在る世界に 溶け合う楽園は、恐らくは遠すぎた。]
(95) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
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[>>91 アラハバキとおでこをくっつけ合う。するとアラハバキから、伝わってくるのは ]
コンゴトモ ヨロシク、か。
[よろしくな、と返した後に、COMPの中に入れ、またどこかへ行くだろう。]
(96) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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― アザブ→シナガワ方面へ ―
…わぶっ!
[一羽の鳥の羽ばたきと共に、どちらへでもなく、がむしゃらに。 …それは先ほどリムジンで通った道だったが、気づかずに。 泣きながら、駆けて、駆けて、 そして派手に転んだ。]
痛…っ…
[手をついて身体を起こし、服に付いた泥をはたく。 顎と、手と、肘と。 肌の出る箇所はいくつも、擦りむいていた。 ずきりと痛む。じわりと赤い血が滲む]
ふ…う、う〜…うぅぅ〜…
[ぽろぽろぽろぽろ、また、透明の雫が溢れる]
(97) 2010/06/09(Wed) 19時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 19時半頃
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ー 回想 ー [>>60] ああ、その通りです。どこまでも、俺は俺でいたいですからね。 [このとき、目が少しぎらついて見えただろうか。] 積極的にはぶつかりあいたくはないものですが…。 お手柔らかに頼みますよ。
[ヘクターの最期とその理を引き継いだことを聞き、] そうか、あの人も最後まであの人らしかったんですね。 その、理も含めてね。
…。いい理だと思いますよ。ただ、その世界では…上下関係や、食物連鎖はないのですか? あるとしたなら…。
[それはどうなるんでしょうね?と問いかけただろうか?]
(98) 2010/06/09(Wed) 20時頃
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―― シナガワ付近 ――
[ごちん、また転んだ。 着ぐるみと言う奴は、頭が大きいからバランスが悪い。 しかも、足元が見えないからすぐ転ぶ。]
あー、もう!
[苦労して立ち上がると。 少し遠くで、転んだ人がいた。>>97]
あらら・・・大丈夫かな?
[とことこ、歩きながら近寄るのだが。 それがゾーイだと気がついたなら、手を振った、クマが。]
(99) 2010/06/09(Wed) 20時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 20時頃
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―アザブ― どうかな。今のところ共に歩んでくれる人間はいないらしい。
[一見似ている理でも、その実は少し異なっているようだった]
そうだな、円の中でうまくいかなかったら、か。 だけどな、世界に人間は星の数ほどいたんだ。 そしてこの円は1つ1つとても小さい。争いようもないほど均質な思想や志の者達がまとまって衝突は回避される、俺はそう思っている。 それでもどうしようもない決裂があったなら…また分かたれるかもしれないが――細胞が分かれるみたいに―――だけどそんな事はありえないほどに―――凝縮するはずだ。
そう言う意味では、君の理にも…聞いてみたい事はある。 昔君がいう理に似た世界の話があったよ。 君の世界では個々の人間の意思とかそういうものはあるのか?それとも、何か液体になって混ざりあったように、均一な一つのものになったりするのか?
(100) 2010/06/09(Wed) 20時頃
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― アザブ→シナガワ方面へ ―
…?
[泣いている少女に近付く一つの影。 世界を覆う霧の中。目を凝らせば…]
…くま…
[しゃくりをあげながら驚いた顔で、近付いてくるそれに、無意識に擦りむいた手を振りかえしていた]
(101) 2010/06/09(Wed) 20時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 20時頃
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[>>101更に、近寄る。 なんだか、泣いているようだった。]
やぁ、くまさんだよ!
[遊園地のバイトみたいなノリで、挨拶してみた。 子供と遊ぶのは、嫌いじゃないんだ。 私には、似合わない事なのだけど。]
どうしたの? 泣いてるの?
[転んだ時に、擦ったのだろう。 擦り傷が、いくつもあった。 おいで、と手を差し出すが、彼女はどうするだろう。]
(102) 2010/06/09(Wed) 20時頃
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[明之進の理にも、改めて耳を傾ける。それは多様な思想を尊重する、一見似ている―――しかし、自分のものと根幹の部分で差異があると思われる思想]
なるほど。とてもこう……耳に優しいというか、万人に受け入れられやすそうな思想だと思うよ、非常に。それで世界が平和になるというのなら。
ただ…縁を大事にするというのはとても曖昧にも思う。 縁を大事にした結果、人同士が争う事はあるのか?ないのか? 縁の間に重みの違いはないのか?それともどの縁の重さもすべて平等なのか?
(103) 2010/06/09(Wed) 20時頃
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― アザブ→シナガワ方面へ ―
[近くに来たそれは、どこからどう見ても、くまさんだった。 泣いているの?の問いに、また悲しさが込み上げて]
っく…ひっく、…うぅぅ… うぇぇぇん!
[差し出された手の向こうへ。 くまさんに抱きついて、また泣き叫ぶ]
キリシマさんが死んじゃったよお…! 桜七お姉ちゃんも、死んじゃった…! 明お兄ちゃんが、キリシマさんを殺したって…戦いをやめないって…!そう言って…
(104) 2010/06/09(Wed) 20時半頃
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- アザブ -
[明之進の理は縁。荒川さんという人がどんな人かは知らないが、個が個として存在し、お互いの存在に感謝して繋がる世界には、哲学を感じられた]
おかげさまの精神、か。 お前はいい人に会ったんだな、ミカ
[いつも自分を抱きしめ、自分を守る代わりに壁を作っているように見えた幼馴染みが、強い意思と覚悟を持って縁をとく。荒川という男との出会いが彼を変えたのか。 少し嬉しくて少し羨ましかったので、そんな表情になった。自分は意地悪で、意固地だ]
けどさ、おかげさまは悪いことにも作用するんだぜ 他の誰かのせいで苦しむのも、縁じゃねーのか
考え方次第、周りの誰かが助けてやればいい なら元通りの世界と同じだぜ これまでだって、ラルフみたいなヤツを助ける手段も、周りに人もいただろ でもできなかったから、代わりにあいつは絶対の正義ってやつを望んだんだぜ?
お前は元のままの世界を望むのか? 考え方次第で明るくとれる世界を
(105) 2010/06/09(Wed) 20時半頃
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店番 ソフィアは、鳥使い フィリップ達が話すのを黙って聞いている…
2010/06/09(Wed) 20時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 20時半頃
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[少女は、私の腕の中で、泣く。>>104 彼女の背中を、あやすように、ぽんぽんと叩いたのだが。 彼女の叫ぶ言葉の内容は、一瞬私の手を止めた。]
そうか・・・そんな事、言ったのか
人が戦うのが、嫌? 人が死ぬのが、嫌?
そんなに、悲しいかい?
[この世界に来て、最初に出会った潤さん。 一緒にゾンビと戦ったり、大きなヒトデから逃亡したり。 そんな人の、死と。
友達になろうと、私が言ったレティーシャ。 人に触る事が出来ず、自分に幸せがあるかと私に聞いた女の子。 そんな人の、死。
辛くないわけじゃ、ない。]
(106) 2010/06/09(Wed) 20時半頃
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本屋 ベネットは、鳥使い フィリップの理についてしばし吟味を行っている<>
2010/06/09(Wed) 20時半頃
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やだ…やだよお… いっぱい、悲しいよ…!
[抱きついたくまさんに、たくさんの涙の染みができる]
桜七お姉ちゃん、手を繋がないって、好きなものが嫌いって。寂しそうに笑ってた… キリシマさん…大切なもの、なくしたって…辛そうな顔してた… 私、2人ともっと、仲良くなりたかった。笑って欲しかった…
コトワリを成すためなら、戦って人を殺すなんて、嫌だよ。 誰も、死んじゃやだよお…!
(107) 2010/06/09(Wed) 20時半頃
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―アザブ―
閉じた円、なんとなくわかってきた気がするぜ 閉じた円がつながらないで、一つ一つが ハッピーに独立してるからこそ、 何かに傾いたりしねーって感じであってるか?
んー俺はそうなったら、逆に最後には一人一つずつの 一人ぽっちの円になって、全部が全部ん中で それぞれ完結する、んでハッピーっていう結末が くるんじゃねーかって思うけどな。 それなら、俺の理想とある意味ちけーんだけど 凝縮した行き先がまた崩壊前とまた同じような世界に なるっていうなら、ちがってくんな。
[でへ、と笑って肩をすくめた。 自分の理についてとわれると]
(108) 2010/06/09(Wed) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 21時頃
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そうか、いっぱい悲しいか
[そっと頭をなでようと、片手を上げ。 被り物で見えないだろう顔を、微笑ませた。]
人は、いつも何かを守るために戦うんだ 人は、いつも何かを伝えるために死ぬんだ 人が死ぬのは、悲しいな 私も、悲しい ただ、悲しいからって逃げたり、目を背けたりしちゃだめだ
人は、そこにいる事自体に意味がある 人は、生きる事自体に意味がある どんな悲しい人生だろうと、どんな辛い日々だろうと 意図しない所で、知らない何かを動かしている
死も、同じだ 人が死ぬ事にも、意味がある 生きる者皆に、等しく死があるのならば 何かを守ろうと、死んだ魂は気高く、幸福だ 死者の国じゃ、自慢出来る事だろうさ
(109) 2010/06/09(Wed) 21時頃
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― アザブ ―
[御巫に問いかける吾妻と浅見とのやりとりを、少し離れたところから見ている。
御巫がなんと答えるか楽しみにしている、という風情で。]
(110) 2010/06/09(Wed) 21時頃
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……そうだな。 対立が起こらないほど凝縮された集団、それが平穏に…君の言葉ではハッピーに、それぞれ独立する。だから、1つ1つはかなり小さなコミュニティになるだろう。
だけど、1人ずつの閉じた世界まで望もうとは思わないな。 なんだかんだと言って、人間は1人で生活する事はできない。 人間でないものにならない限りはね。生まれてくるだけで父親と母親は必要なわけだし。
……もし人が増えて衝突すれば分かたれ、誰もいなくなれば消える……泡にでも例えるべきか?
[言葉にするのはとても難しい、と思った。この理の説明を、皆は少しずつ違うようにとらえているかもしれない。
――それとも、人と話す中で理の概念が変化しているのか―――そこまで考えて、かぶりを振った。それはない]
(111) 2010/06/09(Wed) 21時半頃
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小悪党 ドナルドは、鳥使い フィリップを不意に思い浮かべた◇
2010/06/09(Wed) 21時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/06/09(Wed) 21時半頃
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― アザブ→シナガワ方面へ ― [金色の髪を、優しく熊さんの手が撫でる]
守るために、伝えるために… それは、戦わないと、死なないと、命を使わないと…誰かを殺さないと、できないの?
人は、そこに居るだけで意味がある。私も、そう思う。 だから…だから、耐えられないよ… 大事なんだもん。 みんなみんな、大事なんだもん…
死に意味がある…そう思えないよ。 死に意味があるんじゃない。 “死んだことをどう捉えたか”に、意味が出て来るんだと思う。 死ななければ、生きている新しい意味が続いたはずだもん。
…守るためなら死んでも良いなんて、殺していいなんて、やっぱり思えない。
だから…人が戦い、ころしあうのは…いやだよ。 未来のたくさんの可能性を、なんで選ぶことを止めるの…
(112) 2010/06/09(Wed) 21時半頃
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‐ 回想‐ [シナガワで会った人々。彼らは皆それぞれ譲れぬ者を持っていた。 各人が拒まないようなら、連絡先を聞いただろうし、もし聞かれたなら、答えただろう。]
‐回想終了‐ [そして、再び地上に出るとアラハバキを召喚する。これまでに見た天使や悪魔に比べると少し遅いだろうか。だが、不思議な力により翼もないのに空に浮かんで行く]
…ところで何故あんな場所にアラハバキがいたのだろうな? 悪魔を軍事利用しようとした人がいたとか?
[考えても確証のないことだ、そう思い考えるのを止めた]
(113) 2010/06/09(Wed) 21時半頃
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― アザブ ―
[吾妻の理の説明を聞いて、小首を傾げ。]
――吾妻さん。 それって、コミュニティ同士の交流もなくなる、ということなんですか? そんな小さな単位で、人間は生活できますかね…?
[疑問を口にする。]
(114) 2010/06/09(Wed) 21時半頃
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