8 DOREI品評会
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優しい人間は、そんなことしない。
[絶対に裏がある人間の笑い方をしているのは、見なくとも分かる。 とにかく虫を視界に入れないために、No.4でもなくヴェスパタインでもなく、ただただパティの背面の生地だけで視界を埋めて、呻くように答えた。]
(87) 2010/04/09(Fri) 20時頃
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君が欲しそうだから、言ってるのに。 素直じゃないなァ。
[少女が望むなら、誘淫薬を与えようと思ったのは、本当の事。 器具を置いた机の上から、カプセルの沢山入った瓶を持ってきて振れば、かさりと音がした。
それから虫を摘まみ上げ、また、No,4の鎖骨へ、頬へ、肩へと置いていく。 中心へ置く事はしない。 ゆっくりとじっくりとした動作でそれらが甘い場所を辿り、じわじわと下へと降りて行くのに任せる心算で。その間にも、彼につけたままのヘッドホンは、その脳へと甘く切ない声を届け続けるのだ。]
(88) 2010/04/09(Fri) 20時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 20時頃
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No,5にこう言う事してみたい気もするんだけどサ。 なんか君、何をしても平気そうな顔、してるんだよねェ…
[No,2を背後に立つ女を、しげしげと眺めて呟く。 彼女はどうしたら、赦しを請うような真似をするのだろう。――否、彼女なら形だけでそれも出来そうな気がして、男の思考は巡る。]
(89) 2010/04/09(Fri) 20時頃
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そうだろうな。 どんな責め苦にも屈しない、彼女は強い。
[一種好感を滲ませて、その背に隠れた臆病者は我が事のように自慢する。 少しでも、彼女の強さを分けて貰えれば。 そう思う縋る手は、情けなく小刻みな震えを止めることができないけれど。]
彼女は死者だそうだよ。 死体を嬲っても……それ以上死ぬことはないしね。
(90) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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… くるわ ねェよ。
[狂ってやるかという反骨精神を持ち、意識を保とうと必死に震える身体で耳から入って来る官能的な音に耐え続けている。 続けられた言葉には、咄嗟に声が出た。]
――― や 、…めろ。 他の 奴 、巻き込むン じゃ ねェ。
[は、とむかつくくらい熱い息が自分から吐き出ていた。 嫌だと心で思っていても耳から入る女の甘い声が誘ってくる。]
ンッ
[頬に引かれたとろりとした液体が何か最初解らず、顔を顰めるが次には甘すぎる匂いに、鼻をひくりと動かす。]
(91) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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[不意に、客席から声があがる。
「――――もう、やめて…ッ!!」
異国の少女の、透き通るような声。 男が眼を細めてヘッドホンの脇に顔を寄せ、No,4の青年に声をかける。]
彼女が、やめてってさ? 止めて欲しければ…どうしようかねェ?
[甘い掠れ声。 その姿勢のまま、少女の方に視線を向け>>90]
死者? へぇ…――死者、かァ。 …――じゃあ、死ぬのなんて怖くないんだ?
[男の声には、僅かに興味が沸いた色。]
(92) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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――― ッ、…あ
[首から鎖骨とぬめりと指が肉付きのよい胸板の上を這い乳首に触れれば、高めの声が思わず出る。そのまま腹部、下腹部へと訪れる心地は知らないものばかりで、びくりと身体が震えて椅子もその都度、がたんと揺れを伝える。]
っふ … なに 、す ――― っっぁあ!
[耳からの女の声と同時に訪れる肉体の心地に、じわりじわりと熱を戻す男の中心をとろりとして冷たい液体が塗られれば堪え切れない声が口から出た。 は、と熱い息をまた吐いて――― ぎ、と男を睨むけれど 耳では女が何か誘うような声で囁いてくる。]
…ハ、…今度はまた 蟲かよ… 芸がねェ な
[もう1つの瓶から取り出された大きな芋虫、恐怖感は苦手ではないのでさほど生まれはしなかったはずなのに――あの羽音が蘇ってきて、く、と一度奥歯を噛む。]
―――― … 言う か、よ。
[強がる言葉を必死で搾るが、その虫が身体の上に落ちて這い始めれば]
(93) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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ッッ、…
[もぞり、と頬を這う虫の顔が金の眼にも見えた。可愛い顔だとは思っても飴の上をゆっくりと這う動作が、優しく小刻みに触れていくようにも感じられた。肩や鎖骨からも同じような感覚。]
…、 悪 趣味
[甘い匂いと、艶めかしい女の声と、身体を這う大きな蟲。酷い姿だと―――心の内で乾いた笑い。 鎖骨にいた蟲がじわりじわりと下って乳輪まで辿りついて囲うようにぐるりと這えば、小さく呻き声もあがった。 耳から聞こえるのは女の声ばかりで、異国の女の叫びは聞こえない。だが、それを伝えられれば―――金の眼は半眼から徐々に開いていく。視線を固定されて、また俺の責め苦を見続けさせられていたのだろうかと思う。]
――――… おれの、 心配 …なんて、すんな
[ヘッドフォンのせいで自分の声の大きさも調整できないので、届いたかどうか解らないけれど、客席の方へ視線を向けてそう言った。]
(94) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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それを君が言うの? ふふふ、本当に面白いね。
[客席に言う男に、くすくすと笑う言葉を囁いて。 虫はじわりじわりと、男の身体を下へ這う。]
芸が無いのは仕方ないんだ。 此処では規制が大きくてね。
[少し苦笑めいた表情を作り。 虫を彼の鼻の頭に、そっと乗せた。]
(95) 2010/04/09(Fri) 20時半頃
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そうやって他人を気にかけるから、 余計にこの人が面白がってるのに。
……それが、キミの矜持? 捨てられないもの?
[ふと、パトリシアの背中越しに、静かな客席で人を探す。 グロリアの姿がいつの間にかない。 伝えたいことがあったのに、と嘆息。 イアンは、彼女に買われたのだろうか。単純な答えに行き着く。]
(96) 2010/04/09(Fri) 21時頃
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…――面白がる、ね。
[肩を竦めて僅かに眼を眇め、No,2の方を見る。 客席を眺める様子に、首を傾けて]
買ってもらえるアテでもあった人が いなくなった?
[低く呟くような、問い。]
(97) 2010/04/09(Fri) 21時頃
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―― ……うるせェ、この 変態 。
[長身で細身の相手の性別は時折、男でも女にも見えた。 胸元から脇腹や臍を通って茂みまで蟲が辿りつけば、苦しそうな声は上げる。同時に、女の甘い声と囁きも聞こえてくる。蟲が飴の上を這うたびに与えてくる心地は、もぞもぞとして不思議な感覚を全身に伝えていった。]
――…そいつは、 残念… だったなァ。
[規制。恐らくそのおかげで何とか耐え凌いでいるのは解っていた。血を見て恍惚とした様子の相手、常人とはかけ離れているのが解った。]
っ、と…
[鼻の上に乗せられた蟲は、蜜を求めるように頬の方へと這いはじめる。途中、何度か視線が合った気がした。 少女の言葉はヘッドフォンから聞こえる女の嬌声で途切れ途切れにしか聞こえず、ん?と目をそちらに向けるしか出来なかった。]
(98) 2010/04/09(Fri) 21時頃
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[変態、との言葉にはにんまりと笑みを向ける。 虫這わせる男の様子に、異国の少女やその飼い主は何か言うだろうか、視線はそのままそちらへ向けて。]
…――喉、乾いた。
[ぽつりと言えば、使用人がまた陶器に酒を持って来るのだろう。 受け取ると、機材の並べられた机に行儀悪く腰を掛けた。]
(99) 2010/04/09(Fri) 21時半頃
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まあね。 ここからじゃ、よく見えないけど。
[鷹揚に返して、視線を舞台に戻しかけ――後悔した。 樹液に集る蟲を見て、当の本人よりこちらがぞわりと背筋に悪寒を走らせる。 平気な神経の方が信じられない。けれど、見たくないものほど、一度網膜に焼きついてしまえば離れないもの。瞬きする度に、目蓋の奥で再生される、てらつく肌の上を我が物顔で這い回る、太くいやらしげな蟲の色。]
(100) 2010/04/09(Fri) 21時半頃
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っ、…
[頬を伝う蟲が顎の裏へともぞりと這って下って行く頃、茂みをさ迷う蟲達が男の中心へと辿りついた。 蟲が棒やそのしたに下がるものについた液を求めるように這えば、気持ちがいいでも悪いでもない感覚がして思わず視線を下げた。 下腹部でうぞりと蠢くものたちが視界に見え隠れしていた。]
―――…は
[女の甘い声で固定された声はどこかで巻き戻るでもなく続けられていたが、それだけしか聞こえないのは有り難かった。]
(101) 2010/04/09(Fri) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
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― 回想から現在にかけて/客席 ―
[自分が渡したステッキが、少女の尻へと埋められていく。 ナースもどきが一礼をすれば、ただ微笑を返す。 それはルーカスにとって、無表情(ポーカーフェイス)に近い表情。 まだ、愉しめてなど、いない。
その表情が僅か、崩れたのは、足元より聴こえる志乃の声による。]
――――――…
[何事か囁きながら、優しく梳いていた黒髪を絡め取り、少し強く上に引いた。舞台からは、汚物の匂いと、胃液の匂いと、鉄錆の匂いと……――そんなものが入り混じった異臭がする。
>>24 ヴェスパタインの纏う香りもこれでは台無しか、それとも彼にとってはそんな異臭にその香りを混じらせることも好みなのかと思いながら、彼の人の応えを聴く。]
(102) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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いや。そうでも、ないですよ。
[自分の好みと合うかは別だとしても。 ヨアヒムは愉しめているようであるから、「魅せる」ことができていないという訳ではないだろうと、世辞でない言葉を向けた。
――むしろ、規制のある中、良くここまで責めのアイディアが浮かぶものだと、感嘆の想いすら抱くのは、No.4に向けられるさらなる責めを見れば思わずにはいられないことだった。
新たな責めが繰り広げられる中、男は志乃の顎ではなく、頭髪を掴むことで視線を固定していた。それは反抗的な態度や、あげた悲鳴への仕置きのように、舞台からは見えるやもしれない。]
(103) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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嗚呼、ステッキの先が汚れてしまったら どうやって綺麗にするかは分かっているだろうね?
そのステッキは気にいりなんだ、よろしく頼むよ?
[男の視線はというと、好きに舞台を横断し、>>62 ステッキの様を確認するとNo.1に新たに命を下した。]
(104) 2010/04/09(Fri) 22時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 22時頃
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[紳士の姿を見つけて、双眸を眇める。 休憩中に唯一訪れられなかった彼の部屋。 彼には、自分を買ってくれる気はあるのだろうか、尋ね損ねていて。 彼を見詰めながら、問うように小さく首を傾げて見せる。]
(105) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[買う、買われる―――こんな事をされて 誰に買われたいと 思えるのか、 と 思える。
それでも、あの少女の言った言葉と自分の思いは重なる。
――― 家のため。]
ぅ、…ぁ
[低い呻きが 口から時折漏れる。]
(106) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>72 私は「王子様」にはなれないわ。 ……だって、私に生えた「男」は、贋物だもの。 [メイド服の下でいきり立つ、贋の男根を指さす。]
そうね。「男の人を悦ばせる」方法を覚えるのも、アナタにとってはとても重要な「生きる術」になるでしょう。
コツは、目の前の男を嫌がらないことね。 それから……私にも「気持ち良くなって欲しい」という気持ちがあれば、第一段階はクリアかしら。
(……そしてそれは、彼女が「貴婦人」には二度と戻れなくなるという証でもあるのだけれども。)
[心の中で呟く。それは、決して言ってはならぬ言葉だ。]
まあ、私は放っておいても「気持ち良く」なる術を知っているから十分よ?
……さあ、いらっしゃい?
[No.4の方をじっと観察するN0.2の身体を引き寄せる。]
(107) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、若者 テッドの呻き声に、切なそうな瞳を向けた。彼に宿る志が同じとは知らず。
2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>89 [長髪の男を見つめて、くすりと笑う。]
……ええ。 私も人間ですから、弱いところはございますのよ。 ですが、それを先に言ってしまっては、貴方様の征服欲は満たされぬでしょう……。
「それ」をお探しになるのが、貴方様の役目かと存じますわ。
(108) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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生きる、術……。
[パトリシアの言葉に、自ら騙されたフリをして、こくりと頷く。 少なくとも、そう思い込めば、傷は最小限で済む。]
嫌じゃない、嫌じゃないよ……多分。 教えて、どうすれば気持ちよくできるの。
[自分も、相手も。優等生の生徒の顔をして、眼前の女性に集中する。 それは、蟲から目を反けるためでもあった。 一人善がりな快楽への逃避。]
(109) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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― 客席 ―
[灰青の映す視界の端に、此方を見詰める葡萄色があった。 それにルーカスは気が付き、少しだけ視線を向けてやる。]
やあ、No.2。 私に何か云いたいことが、あるのかな?
[云って見たまえと、ある方向から見れば傲慢。 ある方向から見れば、優しさともとれる言葉を向けた。]
(110) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[抱き寄せられた格好のまま、]
試してみる? それなら僕は、このメイドと遊ぶのは遠慮しておくよ。
[パトリシアを屈服させたそうな色を含むヴェスパタインの眼差しに、けろりと返す。 彼女のことは嫌いではない、そしてどんな責め苦にも屈さないだろうと思って。]
色々教わろうと思ったんだけど、 あっちの紳士風の人にでも聞いてみるから。
(111) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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アナタは、自分を悦ばせてくれる奴隷が欲しい? そうだったら、僕は頑張ってやり方を覚えるよ。 他の女(ひと)のように上手くはできないけれど、 買って貰えないと困るんだ。
[パトリシアの纏ったエプロンをきゅっと握りながら、全裸の少女は紳士の視線を受け止め、恥らうように少し肩を縮める。]
……教えて、欲しい。
(112) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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役目? ――ボクに役目なんて、ないよ?
それが楽しいかどうか、かなァ?
[>>108メイドの女の言葉に、笑み浮かべたまま首を傾ける。 それから彼女がNo,2の腰を引き寄せるのを、眼を細めて見物する。 No,4の方は、薄い汗が光でぬめった。]
(113) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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[No.2の言葉には、「どちらでも構わない」と言いたげに、じっと見下ろす恰好になる。
いつものように、意志は表に見せない。]
(114) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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>>113 成る程。至極分かりやすいお話ですわ。 「役目」ではなく、あくまで「興味」が向くか否か。
それは即ち、「飽きたら捨てる」ことを前提にしたお話と同義と捉えても構いませんわよね。
(115) 2010/04/09(Fri) 22時半頃
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――… っは
[んく、と喉を鳴らしてから口を開いて熱い息を吐く。 蟲から与えられる不思議な心地は恐怖はないけど、根の裏から這い上がられれば、ぴくりと身体が揺れる。それでもねとりとした液を離さないと蟲は身体から落ちる事はなかった。 耳から常に入る女の甘い囁きと嬌声は耐えれても、客席で前髪を掴まれた彼女が視界に入れば ふつりと灰青への怒りがそのまま睨む形で表れる。]
っ、 く…
[会話は何も、聞こえない。 じわりと汗ばむ身体は仄かに熱を持ってきている。]
(116) 2010/04/09(Fri) 23時頃
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