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……貴方とこうなるのは
最後を予定して、いた の ですけれ ど。
……っふ、 ふふふふ。 …ふ、
[ パープルの上に座り込んだまま 右腕を身体の内側に抱え込み 片眼の男は、肩を揺らす。
全てを諦めたように嗤いながら、 左手は右肘を包んで
燃えるように熱い右手を、スーツの裏へと押し進め コルトを引っ掛け、手元に落とそうと目論んでいた。*]
(87) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[二発目、放った銃弾は、 グリーンに当たっただろうか、 今度こそは、外れただろうか。
少なくとも、三発目は、続かなかった]
っあ、 あぁ、 ああぁあぁ、
[強かなようなか細いような悲鳴めくものが、口から漏れる。 グリーンではない、オレンジによって放たれた一発。 それは男の薄い手を貫き、その銃を床に落下させて]
……ふっ、……ふざ…… ふざけるな、ど……どいつもっ、こいつも…… あぁあ、
く、あぁ、
あああああ、ああああぁ、 私は、私は、私は、私は、私は、
(88) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[引き攣れる。 表情も、声色も、言葉も。 男は蒼白で、震えて、焦点も合わず、
それこそ、犯罪者の巣窟よりは、 狂人の巣窟、 精神病院でも似合うような、有り様でいて]
っぐ、……うぅ、……う……
[左手に空いた穴の付近を、噛み締める。 そうして右手がふわりと揺らぎ、 もう一丁の銃を取り出し、引き金を引く、 それが何処かに当たったか、当たったなら何処かは、知れない]
(89) 2016/04/13(Wed) 23時半頃
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[(燃えるような憎悪がゆっくりと、瞳の奥で揺れていた。)]
[目が醒めるような金属音が響く。>>86
青空を切り裂くように、放たれたナイフが泳ぎ、―― 再び、地面に叩きつけられるまでの途切れ間に。 俺が放った二弾は、レッドの掌と腕を貫いていく。]
ヒュー……軽業師かよ。 ……。
(90) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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[ ホワイトの二発目は、オレの左肩を貫いた。 何を考えているのかわからなかったホワイトに発露した殺意に撃たれ、左半身はもう使い物にならなさそうだ。肩から垂れた血が、腹から溢れる血と混じり、ソファに溜まって床に滴る。
掠れる目を細めて見るホワイトが喚いている]
…………狂人が、ッ
[ 右手が、咄嗟に足元へ落ちた銃を拾おうとする。 幸運にも屈んだおかげでさらに銃弾浴びる事態は避けられたようで。力なく拳銃を掴み]
……アイツ殺らね――、と……逃げらんね、 死にたく ねェ 、クソがッ クソが、
[ 血の気の失せた顔で、オレンジを見上げて吠える*]
(91) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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[あきらめたようにけらけら笑う>>85>>87ヤツを見下ろして、 被弾した右肘を庇うように左手で覆う様子を―― その右手の先がスーツの裏に向かうのを見る。
俺は静かにヤツの右目側>>84に立ち、 にっこりと、笑ってやった。]
さいご、ね。 それまで俺が―― あんたの”ワトソン”でいると思ったのか?
クソホームズ。
[――その笑い声が気に入らない。 その目が気に入らない。 だから、]
(92) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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ここで死ねよ…ッ!!
[ 今度は、外さぬように。 ヤツの眉間にむけて、照準を合わせ――撃った。*]
(93) 2016/04/14(Thu) 00時頃
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