人狼議事


8 DOREI品評会

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【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 せめて、「やめて下さい」じゃない?


[聞こえた声に、くすくす笑いながら
 ヘッドホンに手を伸ばして小さなボタンに触れる。

 その内側では、ピ、と機械音。
 
 次に流れ出すのは艶かしい女の喘ぎ声。
 緩やかに音量が上下され、溶けるように消える声に別の声が被さり、官能的な合唱となる。]

(57) 2010/04/09(Fri) 15時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[頭に集中していた血が、全身へと拡散していく。強張っていた手足の爪先が、びくりびくりと痙攣を繰返した。同時に視界は、照明の眩しい天井から舞台へと。
思い思いの衣装を着けた、或いは裸の、奴隷たちの痴態が目に入る。薄暗い客席の人数は分からなかった。
イアンは買われたのだっけ。そう思い出すと、喜ばしいより悔しい気持ちが先にある。]

…………、っは、はぁ、はぁ、

[喋ろうにも、ボールギャグが邪魔をして、荒れた呼吸と咳が続くだけ。
ヴェスパタインに触れられても、抵抗することはなく――その力も落ち着くまでは奪われていた。葡萄酒色の瞳を細め、No.4の彼と向かい合わせに、男の妙に優しい手を受け、気持ちよさそうに喉を鳴らす猫のふりさえして見せる。]

(58) 2010/04/09(Fri) 15時頃

【人】 若者 テッド

[音が弱まった時に聞こえた男の声に、きっ、と視線を向けて口を閉ざす。言うつもりはないと―――向ける目は語る。]

…?  ――― っ…!!

[機械音と共に甲高い音が消えたと想えば次に聞こえてきたのは女の嬌声。驚きつつも聞かないように極力努力するけれど女性経験の少ない彼にとって、声だけでも刺激は十分だった。いらない妄想が巡り、だめだと目を強く瞑る。]

(59) 2010/04/09(Fri) 15時頃

若者 テッドは、ランタン職人 ヴェスパタインに話の続きを促した。

2010/04/09(Fri) 15時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[とにかく酸素の美味さを噛み締めているところに、口枷を外されても口を閉じることはできない。と、至上の空気を奪おうと男の唇が被さる。ぷん、と鼻まで突き抜けていく香の馨り。]

ふっ……んー、んんーーっ

[重なるのは蟲ではなく、破瓜の悲鳴と嬌声を閉じ込めるイアンのそれ。ぎりぎりと頬に力を入れられずとも、噛む気はない。それどころか、おずおずと舌を差し出しそっと絡める。それも、呼吸の余裕がなくなれば、苦行でしかないのだけれど。ひちゃり、唾液の弾ける音、それを飲み下すと男の香に全身が支配される錯覚を覚えた。

そして、突きつけられる選択。]

……後者で、いい。僕 ゲホッ、 は……

[彼女なら、無碍に自分を傷つける真似はしないだろうと、どこか信頼も込めて。]

大丈夫、だから。自分の心配をしなよ。

[丸裸のNo.4に向かって、強がりの笑みを浮かべる。]

(60) 2010/04/09(Fri) 15時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 眼を瞑って、想像するのは、誰?


[ヘッドホン越し、貌を近づけて耳元で囁く。
 そっと触れたのは、音量のボタンを上げる為。]

(61) 2010/04/09(Fri) 15時半頃

【人】 修道女 ツェツィーリヤ

…あぁ、そういうことでしたのね?

[二人の少女の蹂躙された性器と、逞しい男を連れて別室へ下がった貴婦人。
気づいて声をかけるのは、客がそう言う責め苦を好むと察してか。]

彼の具合を確かめるために、おふたりを使い捨てに…。
お買い上げになった商品は、満足の行くものだったようですのね。

[少女の後ろをゆるりと杖で嬲りながら、消毒用のアルコールを染み込ませた脱脂綿で貫かれた傷口を丁寧にぬぐう。
傷に染みる薬品の痛みが、破瓜の事実を魂にしみこませるように。]

良い子ね…ガマンできるかしら?
[専用の栓と違ってステッキの先では、裡を満たすものを無理に押し留めることは出来ない。
少女が限界を超えてしまえば、杖の先と出口の隙間からはしたなく中身が漏れ出る恐れもあろう。]

(62) 2010/04/09(Fri) 15時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/09(Fri) 15時半頃


【人】 若者 テッド


―――― っ、…!

[ひくりと身が震える。官能的な声は、彼女のものとは違う。
俺が彼女に与えたのは痛みの方が多かったと 言い聞かせる。]


っ、 ちがう。 ちがうッ… !

[否定する自分の声は、音量を上げられたせいで聞こえない。
否定しても聞こえ続ける女の声に、数刻前の情事を思い出しては消してを繰り返す。]

く、…

[苦しそうな声と、吐く息が 少しだけ熱い。]

(63) 2010/04/09(Fri) 15時半頃

修道女 ツェツィーリヤは、メモを貼った。

2010/04/09(Fri) 15時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[少女>>60の言葉に、ぴくりと片方の柳眉を上げる。
 ふるふると頭を横に振り、彼女の頬を指の背で撫でて]

 
 彼女「で」じゃないでしょ?
 彼女「が」、の間違い。

[優しい家庭教師が生徒に教えるかのような口調。
 No,1の言葉には笑みと同意の頷きを。
 彼女の手つきを眼を眇めて暫く眺めてから、
 No,4が呟く言葉にくすくすと笑みを零し、
 ヘッドホンに口近づけて声を掛ける。
 どうやら、近くからの声は内へ聞こえる仕組み。]

 「誰」、としか言ってないのに、思い浮かべるひとがいたの?
 それも否定したいような相手なのかい?

[彼の頭蓋骨の内側に響く喘ぎ声は甘く、切なげだ。]

(64) 2010/04/09(Fri) 15時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、若者 テッドに話の続きを促した。

2010/04/09(Fri) 15時半頃


【人】 若者 テッド

――― やめろ!!

[耳に響く女の艶めかしい声が大きくて、叫ぶ声も自然と大きくなる。それに気づいてないのは本人だけ。
耳に聞こえてくる男の声と、女の 切なく甘い声が 僅かだが男の芯をまた熱くしていく。]

いない。
誰も… 誰も、いねぇよ!!

[目を閉ざすのは、客席を見ないようにするためもあった。
首も振れずの状態でも、ライトの熱で渇き始める髪を僅かに揺らしながら抵抗の色を見せ続ける。]

(65) 2010/04/09(Fri) 16時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[眼を開ければ、客席。
 閉じれば何も浮かばぬ闇。
 どちらも望むものではないだろうと、眼を開ける事は強要しない。

 全裸で拘束された侭の彼が声を張り上げる様子は、客席の彼女にどう見えるのだろう。まだ売り先の決まらない品物によく見えるよう、台にはライトが照らされていて。 男がNo,4に耳元で囁く時、視線は客席の志乃へも向いていた。]


 だから、「やめろ」じゃなくて「やめてください」だって。
 何度も言ってるでしょう?

[言葉と共にヘッドホンのボタンを再び押す。
 10秒程の癒しの音を挟んで、また、ガラスを鉄の爪で引っ掻くような異音が彼の耳を蝕み始めた。]

(66) 2010/04/09(Fri) 16時頃

修道女 ツェツィーリヤは、長老の孫 マーゴを弄びながら、憂いを帯びた微笑を浮かべた。*

2010/04/09(Fri) 16時頃


【人】 若者 テッド

[目を閉じても闇が支配する中では聴覚しか頼りがなく、女の切なく甘い嬌声が脳を、体を刺激してくる。それでも、肉体的な苦痛に比べれば―――と、言い聞かせる。
耳元で、男が囁いてこない限りは、だけれど。]

ッ…

[ライトが閉じた瞼の中にも光を当ててくるのが解る。醜態が見られている事にも慣れず、悔しさで奥歯を噛む。

口調を訂正されても唇は引いたまま。
そして再び、短い癒しの後に訪れたのは甲高い音。]


――― あ゛ ぐ、ッ… 。

[必死で、耐えようと苦悶の声を上げても 男が促す言葉を言う姿勢はまだ、見せない。]

(67) 2010/04/09(Fri) 16時頃

【人】 若者 テッド

[それでも、でかい音量はまるで脳を揺らされている感覚も与え、全身で不快音を拒絶するように体が時折震え始める。]

う、… ――― ッ、 ぁ 。

[薄らと瞳が開けば光が眩しくてそれ以上開けない。
客席の様子なんて当然見えないまま、墨色の髪がぼんやりと見えた。]

(68) 2010/04/09(Fri) 16時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 眼を閉じていたいなら、瞼を縫い付けてあげようか?

[くすくす笑いながら墨色を傾けつつ
 手でを自身の額へと上げ、鉄球掠った傷へと触れた。
 僅かに熱い。
 鉄錆の匂いは水飛沫を被ったせいでなかなか固まらず、
 男にとってそれは好ましい事ですらあった。]

 まだ、色々あるよ。
 こんなモノとかはどうだい?

[伸ばした手、ヘッドホンのボタンを押すと聞こえるのは
   蟲の羽音。
   近く、遠く、近く、近く近く――

 大群が自身の方へ向かってくる、小さな羽音の大きな音。]

(69) 2010/04/09(Fri) 16時半頃

【人】 若者 テッド

…ッ、く

[薄く開いた瞳を、ぐ、と瞼を押し上げる。
耳からは甲高い音。視線は客席を見ないように努めながら
鉄球で負わせた怪我に触れる男の顔には違和感しか抱けない。]

どうせ …また、悪趣味なンだ …ろ

[機械音と共に次に襲うのは蟲の羽音。ブゥンと飛ぶ音もあると思えば、羽を擦り合わせて奇怪な音を立てる音も聞こえて眉を寄せる。臨場感があるような音に、その羽音が勢いを増したときに]

――― ヒ…ッ

[明らかに恐怖を表す声。]

(70) 2010/04/09(Fri) 16時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[青年が僅かに漏らした恐怖を示す声に、口端と頬を上げ満足げ。
 男はついと少し離れると、使用人から清潔なタオルを受け取って自身の傷口に当てた。赤が移る、白いタオル。水滴も同時に吸って湿ったそれを口唇に咥えちゅうと吸いながら、舞台の端から端、客席まで視線を這わせ、No,7のはしたない姿に、またNo,2とNo,4のあられもない姿に、No,1の慣れた手つきに、No,5のスカートを押し上げるものに、鼻から息を漏らす。

 男は未だ、何一つ買っていない。
 「味見」を遊んでいる、だけだ。
 自分の買い物は何時も博打、自覚しているのはその辺り。

  ヘッドホンの中、羽音は遠く近く、右へ左へ、No,4の周りを忙しなく飛び回る。それは何群も、交互に。
  そして、彼は気づくだろうか。
  全ての音の奥、聞き取れるか聞き取れないか判らない程の小さな音と僅かにずれた周波数で、心臓の鼓動とは重ならないテンポで、一定間隔でずっと鳴り続ける音は、酷く機械的にずっと続いている。
  それは無意識に不安感と苛々を募らせる為のもので。

 羽音が不意に止んだと思えばまた、男女の睦くみの声と粘着質な音が響き始める。] 

(71) 2010/04/09(Fri) 17時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[涎と胃液の付着した口元を、手首で拭う。
分娩台から解放されても閉じられぬ脚で、ふらふらとパトリシアの側へと歩いた。]

キミが、僕の王子様だったらよかったのに。

[パトリシアにだけ聞こえるように呟いてから、失礼だったね、と苦笑する。
メイドのスカートを押し上げる存在は、本来ならあるまじきもの。
服の上からそっと撫でても、何も反応は返らないし、熱くもない。無機物。触れなくとも、常時勃起時の男性器の平均的な大きさを保っている。]

イアンのよりは小さいから、入ると思う ……多分まだ痛いけど。
キミが言ったように、きっと僕の矜持は死なない。
望みを叶えるなら……男の人を、身体で悦ばせることを、覚えないと。
でも、キミにも気持ち悦くなって欲しいな、どうすればいい?

[裸のまま腕を広げ、豊満な胸に顔を埋めるようにして抱きつく。いや、縋りつく。
母の記憶の薄い少女は、ディルドを装着した女に、倒錯した愛惜を抱き。服の上から手を這わせるのは、兇悪に反り返った張り型の、裏筋にあたる部分。]

(72) 2010/04/09(Fri) 17時頃

【人】 若者 テッド

[視覚では捉えられない蟲が自分の周囲に群れとなって飛び交ってい錯覚。ぐ、と歯を噛んで堪えるも耐えきれず時折、苦悶の顔と共に声を上げる。
大音量を聞き続けた影響か、奥で聞こえる機械的な音を男は解らずのままだったけれど肉体はしっかりとその音を刻んで脳に伝えていく。だからこそ、音だけの苦行が思いの外、苦痛を、苛立ちを――恐怖も交えた不安を与えてくる。]

ッ…は、…

[蟲の羽音が止まれば、大きく息を吐く。]

!!!! う、…

[けれどまた聞こえる、声と生々しい音に 頭がおかしくなりそうになる。手足を拘束する器具に抵抗する力が、いつの間にか失われているとも気付けていない。]

ぁあ、う… も …ァ、 ああ

[喉の奥から絞り出すような声が 止めどなく毀れてくる。]

(73) 2010/04/09(Fri) 17時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[横目には、気が狂わないのが不思議なほど、苦難を強いられているNo.4の青年の姿。どうも、自分が庇おうとすると余計に彼は嫌らしいと学習して、必死に見て見ぬフリを決め込む。罪悪感が、黒く胸中を塗り潰していく。
結局、誰かを助けたいと思うのも自己満足の範疇で、これから行われることも自分を助けるためにすることだ。利己的過ぎて嘔吐が出る。
その点、ここに集った者と何の違いがあるのだろう。
彼の醜態、反応を見せつつある男根に、とろりと濁った双眸を向けて。気持ちはお構いなしに、身体の中心がじり、と疼いてしまうのだった。]

(74) 2010/04/09(Fri) 17時頃

小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインの攻め方を、蟲より忌む心地で見詰めていた。

2010/04/09(Fri) 17時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 もう、何?

[それとも、客席の彼女から声があがるだろうか。
 ちらりと横目で、異国の少女の方を見る事も忘れない。

 No,4の耳元に自身の顔を近づけ、
 癒しの音を挟んでまた、ガラスを引っ掻く音に変える。
 音量は既に、男の声を聞き取りにくい程の大きさに、
 それでも鼓膜を傷つける程のものではなく。]

 ちゃんと言えたら、叶えてあげなくもないかもね?

(75) 2010/04/09(Fri) 17時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、若者 テッドに話の続きを促した。

2010/04/09(Fri) 17時半頃


【人】 若者 テッド

[客席からの声はきっと嬌声で妨げられる。届かない。
男女のまぐあう声と、肌がふれあう音でまた芯がじわりと熱を覚えていくがそれはまだ些細な程度で止まる。]

は、……く、ッぅ  も、 …う

[視線が彷徨う余裕もなく間近に近づく男の顔しか見れない。
脳から痺れて麻痺してくる気さえする。]

!!

[10秒の癒しは短すぎて、劈く音に びくんと体が震えて
誰の声も聞こえず、苦痛と苛立った思いに支配されていく。]

ッあ、うあ ぁあ、あ

   ―――−  やめ …も、  やめ て くれ。

(76) 2010/04/09(Fri) 17時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 やめて下さい、でしょう?
 言い直してご覧?

[男の手は優しくNo,4の髪を梳く。
 長い指は、音量を上げ下げして彼の脳を揺らすよう]

 それともこれを聞き続けていたかったり、する?

[癒しを挟まずに、生々しい女の声へと変わる。
 間に誘うような、言葉が挟まる。
 異国の言葉。――志乃の国の言葉とは違うかもしれないが、それは青年にどう聞こえるだろう。]

(77) 2010/04/09(Fri) 17時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[何を言っても、ヘッドホンからの音に追い込まれている青年には届かないだろう。あんな責め苦もあるのか、と半ば感心しそうなほど。

下衆が。

言葉にせぬまま、ただ顔には思い切り表れていただろう、音量の摘みを弄る男を一瞥する。]

パト……No.5は僕と遊ぶのより、炙られる方がいい?
それとも、No.4と戯れたいのかな。

[どちらでも、と促すのは、青年ほどではないにしろ反抗心を封じ込めた、諦めた風の口調。酸素の美味さは、やがて身体全体に染み渡って、すぐに当然になってしまう。奪われて始めて知る、呼吸の有り難味と人の尊厳。]

(78) 2010/04/09(Fri) 18時頃

【人】 若者 テッド

っっ……―――――――――!

[言い直しを要求されれば、それだけは言わないと半眼の瞳は語る。乾きつつある髪を梳く手に触れられるだけで嫌なのに、官能的な声のせいでそれすら愛撫に思えて、ひくりと身体が震えた。]

… …――― ぐ、 ぁぁ、あッ   …い やだ。

[それでも 苦悶の声に混じらせて、拒絶を言葉に示す。]

や め …、っっ 

[これ以上聞きたいわけがない、と半眼の瞼がひくりと動く。
再び、女の声が 聞こえて何かを言ってくる。理解できないけれど声色で感じるものはある。嫌だ、聞きたくないと声はうめき声を熱く漏らしていく。

何も出来ない無力さと苛立ちと、不安が全身を襲ってどれくらい経ったかも解らない。それでも、これを何度も繰り返されれば―――耐えきれないと 本能的に悟り始めてもいた。]

(79) 2010/04/09(Fri) 18時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/04/09(Fri) 18時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2010/04/09(Fri) 18時半頃


稲荷のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2010/04/09(Fri) 18時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 強情な子だねェ。
 我慢しすぎると気が狂うよ?

[言う言葉は表面だけ。
 もちろん「検分」段階で狂わせる気などない。
 とはいえあまりに続けると本当に狂う可能性もあるかな、と思い、チャンネルは女の嬌声へと固定した。]

 他人の為なら言えるのかな?
 

[器具のおかれた机から手に取ったのは、透明な粘液の入った瓶。
 蓋を開け長い指を入れてひと掬い、紅い舌で舐ぶるそれは酷く甘い。]

 仕方ないなぁ。

[言いながら、指でつと彼の頬に線を引く。 
 あまったるい匂い。]

(80) 2010/04/09(Fri) 18時半頃

小僧 カルヴィンは、ジャムとは違う甘ったるさを嗅ぎ付けて、ひくりと鼻腔が蠢いた。

2010/04/09(Fri) 18時半頃


修道女 ツェツィーリヤは、小僧 カルヴィンの様子をちらりと伺いつつ、

2010/04/09(Fri) 19時頃


修道女 ツェツィーリヤは、ランタン職人 ヴェスパタインの手にした瓶に少し興味を惹かれたよう。*

2010/04/09(Fri) 19時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[指を瓶に戻し、とろりとしたそれ―水飴のようだ―を首から鎖骨、円を描いて乳首を滑る。
 また瓶に指をつけて臍から腰、と線を引き、茂みを指でつまみ擦り込んだ後、分娩台の真ん中に息づく彼の中心とその下のものにもねっとりと塗り付けた。]


 甘いねェ。


[指に残るそれを舐めとって、彼から身を離す。
 ライトの下、ぬらりと光る肢体。]

(81) 2010/04/09(Fri) 19時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[視線は飴のようなものでコーティングされていく青年の裸体に釘付けに。オイルでも塗られたかのように光る肉体は男独特のラインが照明を反射して少女の胸を高鳴らせる。
ただ、それより先に、蟻にでも集られそうだと哀れむ気持ちが強い。自分がジャム塗れにされた時を思い出して、我知らず熱い溜息が溢れた。]

どうせまた、催淫効果もあったりするんだろうな。

[ふと、あれが貰えれば挿入の痛みも薄れるだろうかと考えて、此処に染まりつつある自分に自己嫌悪を覚えた。]

(82) 2010/04/09(Fri) 19時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[視線を向けたNo.1へ、ゆらりと光る指を揺らす。
 ほっそりとしたそれは、まるで女のよう。]


 欲しいの?

[柔い声で首を傾けると、濡れて重くなった髪から見えるのは紅い傷。
 瓶を持つと逆の手にいつの間にかものは別の瓶。それを脇に抱えたまま、No.2の少女を振り向く。]


 そんな効果無いよ?
 嗚呼、君がそういうもの、欲しかった?

[少女の想像はあながち間違いではなく。
 笑顔で振り向く脇の瓶の中から、かさかさと音がした。]

(83) 2010/04/09(Fri) 19時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

……別にっ

[見透かされて上擦る声。ポーカーフェイスにはほど遠い。]

痛いよりはマシだって程度、だ。
無理矢理恥ずかしいことをさせられるの、も、

[言いかけた言葉を呑み、思わず自分の身体を守るように抱きしめる。
カサコソと聴覚を侵す、擦れるような音は、苦手な蟲を想起させて。]

――ヒッ

[瓶の中身を見るのも嫌だとばかりに、パトリシアを盾にして後方に隠れてしまう。]

(84) 2010/04/09(Fri) 19時半頃

小僧 カルヴィンは、子守り パティの背に縋りながら、ガクガクと身体を震わせた。

2010/04/09(Fri) 19時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[瓶から指で摘まみだしたものは、少女には見覚えのあるもの。
 だが少女の上を這って居たものより二回りは大きい。
 もぞもぞとずんぐりと短い足が蠢く。]


 ちゃんと言えたらやめてあげるよ?


[言いながら、ぬらり光るラインの上に、置いた。
 ゆっくりした動作で樹液の代わりの甘味を、追う。]

(85) 2010/04/09(Fri) 19時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[メイドの格好をした女の後ろに隠れた少女に、笑み含む視線を投げる。
 もう一匹、虫をつまみながら]


 素直じゃないなぁ。
 マシ、じゃなくて、欲しいのなら欲しいって言えば、ボク優しいから考えなくもないのに?

[にっこりと
 目を糸にしての笑顔]

(86) 2010/04/09(Fri) 19時半頃

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