205 Fluch〜禁忌の恋愛村〜
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やべぇ、
すげぇ嬉しいわ。 …………ありがとう。
[きっと、彼が苦い煙草を吸い終えたあと。その苦味を、自分の唇に求めたことだろう。
彼は町中でそれを、許してくれただろうか。*]
(57) 2014/12/10(Wed) 03時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 03時半頃
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-星天蓋の下で(4d軸)-
[>>53 少しだけ火照った頬に夜風が心地良い。空は昨日の雨が嘘の様に、澄み切っていた。 そこを、旧友と青水晶の三人で歩いたことだろう。そこではどんな話をしただろうか。きっと自分は少し後ろを歩きながら相槌を打ち、そしてお気に入りの煙草を口にしているのだろう。]
んじゃ、またな。 おやすみ。
[彼女を送り届けた先、育て親は青水晶の顔を見て安堵していた。自分は淡々とした口調だったけれども、丁寧に彼等に事情を説明したことだろう。
>>55 そして意地悪さを唇に湛えた旧友を見やりながら、]
ん、
[軽く頷きつつ、悪魔の後ろを付いて歩く。
濃灰色を纏う指先を一瞥し、目線を落として微笑んだ。**]
(58) 2014/12/10(Wed) 08時半頃
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[兄に頼むといわれた洗濯物を>>24 洗濯機に放り込んで回しながら
食器の片付けをする 雪のような泡を丁寧に水で流してから 仕上げに湯で流して、水分を飛ばしやすく
洗い上がった洗濯物のシワを伸ばしながら 暖房の効いた部屋でしばらく乾かす]
(59) 2014/12/10(Wed) 13時頃
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………………。
[戻ってみたらご近所さんの家がなくなってるんだけど>>22 僕の頭まで真っ白になりそうだよ お姉ちゃんを見送ったのは覚えてるけれど]
…………。
[ヤニクはどうするんだろうか このままでは僕の家も燃やされそうな気がする どうして燃やされたのかはなんとなく見当がついているから]
(60) 2014/12/10(Wed) 13時頃
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―自宅―
[自宅に戻ると届いていた手紙>>4:301 差出人はもう遊ぶこともないお友達]
……またね。メーちゃん。
[涙の跡に気づくも口から出るのはそんな言葉 僕はどうなるんだろう ヤニクがどうするかかもしれない]
(61) 2014/12/10(Wed) 13時頃
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[身体が弱いとか言ってられない お姉ちゃんが作っていたブランケットとか 借りていた本とかを鞄に詰め込んだ]
……どうなろうと僕は。
[彼の傍にいるつもりだ*]
(62) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
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まるで、奥さんか…母親だよね、これ
[兄とヒューが戻ってくる気配はない 2人が遊び歩いていて、どちらかの家には 昔から何度もあって今さらで]
そろそろ着いてそうかな?
[ヒューの返事を思い出す>>51 当たらずだし、遠いのだが 彼にとって重要なのはそこではないのだろう
自分にとっては父親を奪われたもう一つの理由 そことも絡むところ故、必要なければ遠ざけたい 自分が武装必須となったのも、無関係ではないのだし]
(63) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
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クシャミは、ミナカタの服へのアイロンをあててから、ヒューの家へ電話をかけた
2014/12/10(Wed) 13時半頃
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[コールは10回ほど鳴っただろうか]
もしもし、ヒューさん? さっきの件だけど…明日辺り来るかも
[点灯式がある頃に彼らは何かしら 注文した品を受け取りに来る 何かは分からぬ荷物が届いた時がその兆候
父が晩年店を開いていた時から たまに見かける客人たち
自分は中身など、知らないし知る気もない 仕事であり、生きるために必要だからしているだけ]
(64) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
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で、ヒューさん 昔してたのは、俺じゃなくて…とーちゃね
にーちゃはこの町出てたから 知らないと思うけど とーちゃは、あの人とそういうもことしてた
[誤解をされてしまうのも癪なので それは大事なこと、だとつけ足しておく]
にーちゃに知られたくないのはそれ
[簡単にいえばの話だが 兄が何かを勘づいてしまうおそれもあり 詳細を話すほど時間は取れないだろう]
(65) 2014/12/10(Wed) 13時半頃
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…じゃあ、にーちゃに無理しないでねって
[電話の最後はそう締める 受話器を置いてから、ふうっとため息をひとつ]
[翌朝、一通の手紙が届いたのは>>4:302 悲しい知らせを聞いた後のこと
そういう願いだったのかと>>4:311 黒い羽根をわずかに震わせてから
店をいつものように開いて客を待つ*]
(66) 2014/12/10(Wed) 14時頃
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―4d夜―
[>>0 カリュクスの姿を見守る。 頬を流れる滴を見ても、抱きしめることのできない自分は臆病者だ。 死ぬまで変わらないのだろうか。 歪に停滞したこの町を。 逃げだすまで? 壊すまで?
カリュクスの眸と目が合った]
戻ろうか。 シメオンが言っていたように、しばらくうちに泊まるといい。
[しばらくとはどれくらいだろう。 それから先はどうするのか。決断の時が近づいていた]
(67) 2014/12/10(Wed) 14時半頃
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―自宅前―
シメオン……っ!?
[>>22 人だかりを掻き分け燃える火中に飛び入ろうとし、周りから止められる。 出かけるときはまだ家にいた兄が中にいるかもしれないのだ。 そう叫べば、誰もいなかったと複数から返ってくる]
誰が……、
[こんなことを? 呟いても、今度は返事はない。 アトリエも図書室も燃えてしまったろう、これまでの時間が詰まった思い出の数々。 立ち上る煙を睨んだ]
(68) 2014/12/10(Wed) 15時頃
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大丈夫?
[どこか茫とした声で傍らのカリュクスに尋ね、 煤を払い、笑顔を作ってみせる]
画廊に行こう。 狭いけど、寝泊りするぐらいできるから。
[>>62 荷作りをするというカリュクスを彼女の家まで送り届け、 それから画廊へと移る*]
(69) 2014/12/10(Wed) 15時頃
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[メアリーからの手紙に目を通し終わり しばらく、ツリーの飾りをつけ足していると 見慣れない金髪の女性の来客が]
いらっしゃい…
[飲み物を勧める言葉をいう前に>>47 手渡されたリストを笑顔で差し戻し]
ああ、あなたが…「白い羽根の金糸雀」かな とりあえず、そんな剣呑な空気で 証拠掴まされそうなものはチラつかせないでくれる?
[ひと呼吸置いて]
先代からのご縁で「お月様のおじさん」から 頼まれものを預かってはいるけど… 俺、馬鹿な2代目なんで全然なんだか分かってないし
[しれっといい返す]
(70) 2014/12/10(Wed) 20時頃
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多分、これで用は済むんじゃないかな?
[彼女は>>64その中身を確かめただろうか]
あとね、チアキは…昨日、処刑されたって 理由はじきに分かるだろうし…察してくれる?
[指名した運び人の件はそう伝えた>>49 共に命を落とした女性、メアリーが 自分にくれた手紙>>4:302を思い出し]
ねえ、ここから先は 仕事抜きでの個人的な話なんだけど… あなたの知り合いに禁書に興味あるひといない?
[彼女から託された本がどれくらいかは分からない しかし、焚書や廃棄は本のことを思うとしのびなく やっぱり、本は読まれてこその本だろう]
(71) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
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あなた、顔広そうだし…ひとりくらいいるでしょ? その人を紹介してくれるなら
…何か飲み物くらいはお出ししますよ?
[背中の羽根をばさりと広げ、にっこりと微笑んだ**]
(72) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
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[ヤニクは平気ではないだろう あんな顔と声>>69で言われて気づかないわけがない]
……どうしようかな。
[そんな彼にもらった絵 額に入れたら目立ってしまうだろうか かと言って家に置いていくこともできない どうしようかと悩み結局額に入れた]
すごく目立つねこれ。
[鞄に入れるのはなんとなく嫌だった 絵が見えないように抱えつつ 彼は先に画廊に行ったかと外へ歩き出した*]
(73) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
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―4d夜―
[その日の夜は適当な宿を取ることにした。 右の眼には眼帯を着けて隠し、マフラーを深くまいてコートを切れば変質者の完成である。 それでも金を払えば泊めてくれる宿があるのは素晴らしい。 金分は秘密も護ってくれるだろう。 それ以上に金を積まれたらゲロるだろうが]
リッキィは大丈夫、かなぁ
[あちらは団体の中だ。 自分よりも安全だろう]
ヤニク、すまないな この街は噂で人を殺しにくる狂信者がいっぱいいるらしい
[恐らく事実は漏れていないはずだ。 自分が魔法を追求していた変人であるため、噂になりやすかったのが問題なのだろう]
(74) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 21時頃
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―深夜:画廊―
寒くはない?
[展示室隣の小さな休憩室。 旧式のサイフォンはオーナーの趣味のもの。 淹れたてのコーヒーを手渡して、自らもカリュクスの隣に座る]
ここに置いておく?
[>>73 早速額に入れた絵は、小さな身体が運ぶには目立つもので。 大事に抱えるさまに、代わりに持とうかとは言い出さずここまで来た]
(75) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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[ここ数日で起きた出来事はヤニクを疲弊させていた。 カリュクスにとってもそうだろう。 当たり前のように傍に佇む彼女がいつの間にか、 大きな支えになっていることに気づき、その頭を抱き寄せる]
少し、煙の匂いがする。
[煌めく髪に顔を埋めて。 あれでは恐らく全焼だろう。 それでも不在時でよかった、そう捉えるべきかもしれない]
(76) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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もうこんな時間か。 眠い? 寝るのなら、そのソファで横になるといい。
[一応シャワーも付いているけどと、休湯室奥の扉を示し。 シメオンはリッキィの元だろうか。 連絡を取るにもこんな時間にと躊躇われ、明朝にすることにする。 それに、さっきは慌ててしまったが、彼なら心配はないだろう*]
(77) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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― 回想:昨夜(4d) ―
ありがとうございます。
[ヒューの言葉>>32に、にこっと笑いつつ、 クシャミの言葉>>34にはなんとなく全面同意した。
つねる最大のチャンス>>37は見逃すはずもなく、しかし、ふにり、と擬音がつく程度の力加減だった。]
[宴会後はヒューとミナカタに送られ、帰宅する。 心配そうな養い親には謝意を、送ってくれた二人には礼を口にして見送った*]
(78) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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――火事が、とおく――
[孤児院の窓から、黒煙がけぶるさまが見える。 次第に鎮火するだろう、それは 死者を出したか、否か。]
[こえは、ひびく、ひびく 甘やかな禁忌を誘うように そしてそれを糾弾するように**]
(79) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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―五日目朝―
うっ……
[身体がまるで金縛りにあったように動かない。 これはどうしたことだろうか。何か悪いものでも食べてしまったのだろうか。 こんな時に放火でもされたら――っ]
……なーんて
[ひょいと起き上がる。 陽が少し高いので随分と朝寝坊してしまったことだけは分かる。 整髪を行い、軽食を摂ると新聞を頼み届いたそれに目を通した]
『稀代の変人宅全焼す』
[この新聞社潰したいとか思うが編集と連絡が取れない以上迂闊に動くことはできないだろう]
やはり街の外に逃亡、かなぁ でも最近人間の禁忌破りがやっちまったらしいからなぁ
(80) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 21時半頃
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大丈夫、寒くはないの。 ……でもありがとう。
[淹れたてのコーヒーと彼>>75 にこりと微笑んだけど絵のことになるとむっとして絵を抱きしめる]
いや。ヤニクの次に宝物なんだから。
[子供っぽいと言われても譲る気はない だって本当に大事なんだから]
(81) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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[彼に抱きしめられ>>76身を寄り添わせる]
……ヤニク……大丈夫?
[家がなくなるのは 思い出が燃えてしまうのはつらいと思う]
僕はちゃんとそばにいるよ。
[約束するからと彼にしばらく抱きしめられていた]
(82) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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……ヤニクは?
[シャワーより眠たい気分だから横になろうとしたけど その言葉ではどうするかわからなかった>>77]
無理しちゃダメだよ?
[疲れてるのはヤニクも 僕だけ休むなんてしにくい*]
(83) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 21時半頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 22時頃
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― 朝(5d) ―
……スノウ、ごめんね。
[昨夜はスノウを置いていった影響か、愛猫は拗ねていたから心から謝罪して。 昨夜発生した火事を知ったのは、そんな折。]
……物騒ね。
[どんな状況かしら、と好奇心がもたげて。 昨夜の格好と髪はサイドを緩く結うだけに済ませて、愛猫を連れて外へ。 焼け落ちた家を確認したら、クシャミの店に足を伸ばす。 理由は強いていうなら、なんとなく、だ。]
(84) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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[もっと、ぶっきらぼうで 斜に構えた返事が帰ると予想していたのに>>56
本気で動揺と、喜びを感じてくれている様で 今が明るい時間なら頬が染まるのを 見れたかもしれないのに残念だ
意外すぎて自分まで気恥ずかしい]
なんだよ、調子狂うなー 屋台で買った安いやつだよ
[照れ臭さを、 友人が灯してくれた煙草でごまかし]
(85) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
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[その吸い殻を 、商店街の片隅にある 灰皿に押し込んだ頃
友人からの掠める様な口づけ>>57]
ちょ・・
[酔ってるのか、お前は、とか そんなごまかしの言葉を言いかけるが ここは喧騒の死角。
一瞬目を閉じその感触に触れ]
・・・死にたいの?
[離れる間際にそう囁いた*]
(86) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
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