143 宵を待つ村
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イアン>>24
[返事を聞くと、すっと手を握り軽い握手を交わし、すぐに手を離した。目線は合わさず、前を向いたまま満足げに口の端をさらに吊りあげる。]
サァ、集会所に戻りマショウ。 人間が見続けるものでは無いデス。水を汲んでキマス。
[イアンの肩を組み、連れだって集会所の中へと向かった。]
(26) 2013/09/16(Mon) 23時頃
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ー集会所ー
[今まで不安から体調を崩した人々のもとを回っていたがそれも終わり、べネットを背負ったムパムピスの元に近寄る。死者を丹念に葬ってやろうとするその姿にため息一つついて近より]
手伝います。
[その一言は強く有無を言わせない。死を扱うのは自らの仕事でもあると譲らなかっただろう]
(27) 2013/09/16(Mon) 23時半頃
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おはよう。
[>>22眠れたか、という質問に、首を振って]
あんまり。考え混んじゃって。 こんなことがあってからじゃあね…。
[手伝いは要らないと言う彼の袖に土がついていたため、ぽんぽんと払った。]
そっか。ベネットを安らかにしてあげてほしいな。
[よろしくね、とベネットを背負って集会所へと向かうムパムピスを見送った。
自分は何をしているんだろう。人狼を探すのか、人狼から大切な人を守るのか、村を鎮めたいのか、村から逃げ出すのか。
誰もいない処刑場でただ一人、しばらく立ちつくして。目的を見つけるために集会所へ。]
(28) 2013/09/16(Mon) 23時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/09/16(Mon) 23時半頃
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―集会所―
[ヤニクと連れだって集会所に戻ると、水を貰い一息つく。 情報を手帳にまとめると昨日挟んだ待宵草の花を思い出す。ケヴィンの死体の周りにも咲いていた。村中を包む黄色い花。あの子に名前を教えてもらった花。 オスカー……、彼を守りたい。 隠し持っている拳銃がずっしりと重たく感じる]
(29) 2013/09/16(Mon) 23時半頃
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―回想・集会所―
[涙を流すミルフィ>>10に、どうして良いのか分からず立ちつくす。
肩に乗せられた頭をおずおずと控え目に撫でて、「水が飲みたい」と言われれば、共に控え室へと足を運んで食事に手をつけた。]
…水だけじゃ体に悪いよ。
[心配そうにそう言うものの無理に食べ物を勧めることはせず、静かにミルフィの側に付き添っていた。]
(30) 2013/09/16(Mon) 23時半頃
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―集会所→処刑場→集会所―
[ベネットを処刑しようと、処刑場へと向かう時にもミルフィの側にいただろうか。
処刑場ではベネットが処刑台へと連れて行かれる姿が見えて。
…村の声が恐ろしかった。 昨日まで普通に同じ村で隣人として暮らしていたというのに、こうも簡単に処刑が行われてしまうのか…。]
……っ
[言葉が出ない。 息が詰まる。
…目の前の惨状に加えて、昨日からあまり休んでいなかったせいか少し熱が上がってきたようだった。
気持ちも身体も悲鳴をあげていた。
集会所に戻ると、ぐったりとした様子でソファに腰掛けた。]
(31) 2013/09/16(Mon) 23時半頃
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―寝室―
……じゃ、もうひとりで出歩くな。 少なくともこの騒ぎが終わるまでは、な。 [縋るように籠められた腕の力に応じ、回した腕が背を撫でた。 子供を宥めるような柔らかさと、ほんの僅かに熱の灯った掌で。 接触していた額は離れ、額の上から唇が触れる。 悪い夢など見ないように、よく眠れるように―― ――まだお互いが本当に子供だった頃にしていたように]
…………ん。
[微睡みから目覚めるとすぐに隣に寝るクシャミの寝息を確かめる。 穏やかな寝息であれば安堵の吐息を漏らし、頬を撫で、 逆に魘されているのなら眉を寄せそっと肩を揺らす。 何れにせよ起こすことに違いはなく、起きたクシャミの瞳を覗き込んだ]
大丈夫か? ……動けそうなら、ケヴィンも起こして飯でも食おう。
(32) 2013/09/16(Mon) 23時半頃
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―処刑場→集会所外―
[リン…、と鈴の音が聞こえた。――あくびだ。座って首を撫でようとすると指を噛まれた。警戒し怯えているようだ。 たしか昨日はケヴィンの肩に乗っていたはずだが…
ヤニクとイアンが話しているところを見つけると、挨拶をしようと傍に寄ろうとした。しかし、その近くにケヴィンの遺体が視界に入ると悲鳴になりきらない渇いた声が漏れ足が踏みとどまり、それ以上前に進めない。**]
(33) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 00時頃
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―クシャミの家―
[結局のところ、ケヴィンの姿がなく不安だけが募る。 その不安を表に出さないように努力はするものの、 残されたメモを握る手は僅かに震えていた――怒りで]
あくびも居ない……? あいつ、どういう状況か理解してなかったのか……? あいつが戻ってるなら自宅……か、集会所―― ――行けるか?
[凄惨な死体の前で呆然としていたクシャミを連れ出すのは気が引けた。 だが、ひとりにするわけにもいかない。 そして、状況を確かめないわけにも]
探しにいこう。 外に出れば誰かに会えるだろうし――
(34) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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[集会所に入る直前で、ミルフィ>>33に気が付く。 少し迷った後、イアンを1人中へ送り、ミルフィの眼前に立ち止まり話し掛けた。]
コンバンハ。
[話がありマス、と。]
起きてから考えた事がありマス。 できれば、邪魔が入らない所が良い。来て、くれマスカ?
[いつも通りの笑みを崩さないまま、ミルフィの意思を確認するかのように、ついてくるならこの手を取れと、掌を差し出した。]
(35) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 00時頃
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― 少し前・処刑場 ―
どうしても、そうなりますよね… ……私も、昨日夜の記憶が曖昧です。
[苦笑して、ミルフィ>>28に同意を示す。…本当にどうして、こんなにも唐突に始まってしまったのだろうか]
[ベネットを背負った所で、ミルフィが袖の土を払ってくれた]
…ついていましたか。ありがとうございます。
えぇ。こんな事になってしまいましたが… 私にできる限り、丁寧に彼を送ります。
[ミルフィはここへ残るらしい。先に行っています、と一言残し、集会所へ足を運んだ]
(36) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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― 集会所 ―
……あの。 ベネットさんや村長を埋葬しますが、別れの言葉、何か告げられますか?
[集会所に着いてからの第一声で、僅かに微笑んで問う。その時は誰がいただろうか]
(37) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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― 集会所 ―
あ……黍炉先生、おはようございます。
[黍炉に声をかけられて>>27、最初は普通に挨拶を]
……先生の仕事は、生を扱うことでしょう? 失われた後は、私のようなものの仕事ですよ。
[言葉では手伝いを断るけれど、黍炉の声に有無を言わせぬ響きがあることは分かっているから、押し留める事まではしない。ヤニクにケヴィンの事を聞く>>8と彼の事も運び込み、黍炉の手も借りて埋葬の準備をする]
[惨い傷口にも、物怖じはしなかった。人狼にはどうしても、牙で裂き血肉を口にする必要があるのだから]
(38) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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―村の小道―
[クシャミの手を握り、引いて歩く。 より異様な村の雰囲気に飲まれないよう、やや強引に。 古傷が痛むがそれも押し殺し、不安を煽らないよう、時々は振り返りながら。 そうして、噂話していた村人を捕まえて聞き出した現実は――]
……そうか。
[――ベネットの処刑。 不思議と乱れることもなく、けれど表情は無くしその現実を知った。 ひとり自宅に引きこもり出てこないあいつが、死の間際に何を思ったか。 ベネットを引きずり出して殺した村人たちの残酷さに、 クシャミと繋いだ手に籠る力だけが押し殺した感情を伝えるだろう]
後で、墓にでも行くよ。 疑われて、殺されて、誰も行かないなんて……寂しいだろうからな。 ……それより、ケヴィンを見なかったか?
[ケヴィンが残したメモを手にひらひらと振ってみせた]
(39) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 00時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 00時頃
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あくび、おいで?
[ケヴィンから目を逸らすように膝をたたいてあくびを誘うが、ぴくりとこちらを見ては集会所外の植木の影に隠れてしまう。 こんなに警戒する子じゃなかったのになーと思っていると、>>35ヤニクに声をかけられたので、あくびを連れていくのは諦めた。]
こんばんは。イアンくんとは、何を話してたんだ?
考えた、こと…?
[掌を差し出されると、昨日首を絞められたことを思い出し、恐る恐る彼の掌に手を重ねた。今は何か、自分がすべきことの手掛かりが欲しかった。**]
(40) 2013/09/17(Tue) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 00時半頃
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ミルフィ>>40 イアンとは……そうデスネ。それも、話次第でお伝えしマス。
[移動:集会所前→街道を見下ろせる丘
手が重なった事を確かめると、昨夜のような乱暴さはないが、しっかりと握りしめ集会所を背に歩きだした。歩調はミルフィに合わせつつも多少速足になっている。
街道を見下ろせる丘まで、何も言わずミルフィの手を引いていく。誰もいない事を確認してから鞄に押し込んでいた毛布を地面に広げ、ミルフィへそこに座るよう促した。]
名前も知らない誰かさん。……ボクは、アナタ自身の事は何も知りマセン。『ミルフィ』さんになるマデ、どんな人生だったか、どんな性格ダッタか。何も。 ケレド、ボクはミルフィさんの事は知っていマス。覚えていマス。彼女の細い首に縄がかけられる瞬間も、守れナカッタ悔しさも。
だから、アナタが『ミルフィ』として生きるナラ―――
(41) 2013/09/17(Tue) 00時半頃
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ボクに、片想いの続きをさせてはくれマセンか?
[そう言って、穏やかに笑い掛けた。]
(42) 2013/09/17(Tue) 00時半頃
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―自宅―
[結局その日は家で過ごし、宥められるがままに寝る。寝た所で何も解決する訳ではないが、眠っている間は何も考えなくて済むと思うと、彼の隣の微睡みに溺れてしまう]
[ただ、足りない音に夜、目が覚める]
……あくび、どこ行ったんだろう。
[今日何度も呼びかけたが、姿を現さなかった。何日かふらりと出かけることは少なくなかったけれど、この状況で姿が見えないのは気がかりだった。それにケヴィンの姿も見えない。ヒューとその話をした時は、家に帰ったのではないか、という話に落ち着いたのだけれど。隣で眠るヒューを起こさないように、そっと寝台を立つ。一度振り返り、彼から離れることに躊躇いを抱きながらも、部屋を出て廊下を歩く]
(43) 2013/09/17(Tue) 02時頃
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……あくび。あくびー。
[聞き慣れた鈴の音は響かず、ただ床が軋む音が返るだけ。居間まで来た所で、何の収穫もないまま部屋に戻ろうとした時、机の傍に紙が落ちているのを見つけ、手に取る。何かの拍子に落ちたのだろう、ケヴィンから自分達に宛てたメモに目を通すと]
……探しに、行く?
[ケヴィンとあくびが家にいない理由は分かった。一つの収穫。しかし、彼らが姿を見せない理由は分からない。自分達を探しているのであれば、ここに戻るはず]
……ケヴィン。
[メモをくしゃりと握りしめる。あくびは要領のいい猫だから、きっと大丈夫。でもケヴィンはその辺り、不器用な人間だから。自分達を心配して、家まで着いてきたり、姿が見えないからと探しに出たりするような、優しい……]
[不安が膨れ上がって、胸が潰れそうになりながら、おぼつかない足取りで部屋へと戻る。眠るヒューの顔を見ると、その不安は僅かに薄れた。起こしてこのメモを伝えるか否か悩んだが、今伝えた所で行動に移せる訳でもない。もう夜は深い。外に出ることなど出来ない]
[そのまま寝台に戻り、毛布を被る。眠る彼の手を握って]
(44) 2013/09/17(Tue) 02時頃
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[朝、ヒューに肩を揺らされて目を覚ます。心配そうに声を掛ける彼に一度頷くが、彼の口からケヴィンの名が出れば、身を乗り出して]
っ……ケヴィンが。メモ、残してたんだ。
[そう告げて、昨夜見つけたメモを渡す。彼の手が震えるのを見れば、心配と不安でだろうか、と思い、そっと手を重ねる。 行けるか、と尋ねられて、大きく頷く]
……行こう。 きっと、無事だよね。
[信じるように、言い聞かせるように言葉にして。彼に手を引かれて、家の外へ]
(45) 2013/09/17(Tue) 02時頃
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[こちらに近寄ってくる人影があった。>>2:120]
ケヴィンにーちゃん? うん、見たけど――
[その普通でない様子に言葉を詰まらせた。様子を見るに、恐らくは、人狼が紛れ込んだと聞いて村の外から来た人間を疑っているのだろう。 人狼は、昔から居る村人でも初めてその地を訪れた旅人でも関係ない。 何事もなかったかのように化けて、けろりとした顔でそこに居るのだ。]
狼、探そうとしてるんだ。 …そりゃ、そうだよね。
[ぼんやりとしている内に、ケヴィンは黍炉先生の所へ去っていった。
――ああ、そんなことをしていると、また――
出掛かった言葉は、離れていくケヴィンの耳には届かなかったことだろう。]
(46) 2013/09/17(Tue) 03時頃
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[集会所に来なかったという理由で本屋の青年が処刑されたらしい。 元々あまり本が好きではなかったが、何冊か勧めて貰った絵本は面白かったっけ。ぼんやりと思い出しながら、俯いて歩を進める]
あ、……待宵草
[不意に、鮮やかな一面の黄が目に飛び込んできた。 この花を見ると、必ずひとつの光景が浮かび上がってくる。 それは自分にとってはただの幻で、それでも自分自身の記憶として在って欲しいと強く願うものでもあって。]
よかった。ようやく咲いたみたい、だね。
(47) 2013/09/17(Tue) 03時半頃
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―集会所外― [自分以外の何者の気配も感じられないほど静まり返った道の中。すたすたと死体に近付いていく。]
……ケヴィンにーちゃん、
…ごめんね?
[ひょいと屈むと、とても、とても小さな声で、そう声を掛けた。]
(48) 2013/09/17(Tue) 03時半頃
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―集会所―
ヴァン、ヴァンおいで。
[そっと近寄ってきた愛犬を抱き上げ、膝の上に載せたままソファに腰掛ける。 広間では、また村人たちが何やら言い争いを始めていたようだった。]
…人狼に襲われるのが嫌なら、その前にやっつけちゃえばいいのにね。 自分以外、全員。 …どうしても生き残りたいなら……それしかないよ。
ね、そう思わない?
[同意を求めて、潤んだ瞳を見つめる。これが返答だと言わんばかりに尻尾を振りじゃれついてきたヴァンを抱きしめ返すと微笑んだ。**]
(49) 2013/09/17(Tue) 03時半頃
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―集会所→集会所外―
[ソファで休んでいると少し気持ちも落ち着いてきて、集会所の中にミルフィの姿が無いことに気が付いた。
熱で怠い身体を無理に起こして、ミルフィを探すために外へと向かう。]
…居ない…
[集会所周辺にはミルフィの姿は見当たらなかった。
不安で胸が押しつぶされそうになる。]
(50) 2013/09/17(Tue) 04時半頃
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あの…!ミルフィを見ませんでしたか?
[焦った様子で集会所の外に居た人達に声をかけた。
その足もとに血が飛び散った痕が見えて、また犠牲者が出たことを悟ると、背筋に冷たいものが走る。
…一刻でも早くミルフィを見つけて安心したかった。]
[その場に居た人から、ヤニクと丘のほうへ向かったのを見たという話しを聞いて、教えてくれたお礼もそこそこに丘へと足を向ける。]
……ヤニクさんと一緒……?
[ますます不安が大きくなる。
走ると発作が出るかもしれない。でもそんな事に構っている暇は無かった。]
(51) 2013/09/17(Tue) 04時半頃
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―街道を見下ろせる丘―
[少し走っただけなのに、息はあがり呼吸が苦しくなってくる。 そんな自分の身体にこれほど嫌気がさしたのは初めてかもしれない。]
くそ…っ
[唇を噛みしめて、丘へと急ぐ。 …その先に、2人の姿を発見して]
ミルフィ!
[思わず大きな声で呼び掛けて、走り寄った。
ミルフィの無事を確認するとほっとした表情を浮かべ…一転してヤニクのほうを睨みつける。]
(52) 2013/09/17(Tue) 04時半頃
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…こんなところにミルフィを連れ出して…何をしているんですか?
[先程目にした、血しぶきが飛び散った地面の映像が頭を過ぎる。
本当に昨日集会所に集められた中に人狼が居るとしたら、外からやってきたこの人物が一番怪しいのではないか…という気持ちが、彼を睨む瞳にはありありと滲み出ていただろう。]
(53) 2013/09/17(Tue) 04時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/09/17(Tue) 04時半頃
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―村の小道―
[ケヴィンの家への道を行く。普段よりも幾分か強く握られた手。それに痛みを感じる間もないほどに、辺りの空気の重さに胸が詰まる。昨日よりずっと酷い。その理由を一刻も早く知りたくて、足を止めて彼の手を軽く引く]
……聞こう、話。
[ヒューは頷いて、道の端で話し込んでいた村人に声を掛ける。問いには簡潔に答えられた]
――――え?
[ベネットが処刑された。理解が追いつかない。何故、と呟くように尋ねれば、人狼の疑いがあった、と告げられる]
(54) 2013/09/17(Tue) 05時頃
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あのベネットが、人狼? そんな、どんな根拠が、あって……
[穏やかで、人当たりのいい本屋の店主。店番をしながら時折、妹の話を振ってきては嫁に行ってしまったことを寂しがっていた、普通の兄だ。 そんな彼が人狼だなんて信じられず、村人に一歩寄って問いかける。そして疑われた理由が「集会所に来なかったから」だと聞いて、唖然とした。 そんな下らない理由でベネットは殺されたのか。
途端、周りの人間がまるで化物に見えて、ヒューに身を寄せる。ぐ、と自分からも手を強く握り返しながら、ヒューと村人のやり取りを聞いている中、信じ難い言葉が耳に飛び込んできた]
ケヴィン、が?
[――人狼に、殺されたのだと。その言葉に、先日の比にならない衝撃を受けて、何も考えられなくなる。 死んだ? ケヴィンが? まさか。先日まで普通に喋っていて、これから家に行けば、会えるものだと。突き付けられた現実は、今の自分には到底受け入れられずに]
[隣で何度もヒューに声を掛けられても、暫くはそれに気付くことはないだろう。それでも、家に戻るか、と尋ねられれば、どこか虚ろな目で、集会所へ、と告げる]
(55) 2013/09/17(Tue) 05時頃
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