164 天つ星舞え緋を纏い
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 01時半頃
機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 01時半頃
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……安全な場所なんて、あるんかなぁ。
[立ち去ろうとして、けれど結局そこから足は動かない。 日向にはああ言われたけれども、首を傾いだ。 先程地面に埋めたのと同じ類のものが、もう居ないとも限らない]
ん。
[思案する闇色はふと、遠くの空に上がる煙を捉えた**]
(26) 2014/02/17(Mon) 01時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 01時半頃
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同じ……だけど、違う。
[雪客>>25の問いに、肯定と否定、二つを返す。 肯定は、突如目覚めた不思議な力に。 否定は、その力の在り方に]
あたしは、やりたくない。 こんな時に、人同士で傷付けあうのはおかしいと思う。 けど――
[遠くから、穏やかな響き持つ笛の音が聴こえる>>24。 その音を奏でられる者の生存に、安堵して。 自身に近しい力を宿すその音色に、頭の中の混乱と恐怖が、すっと静かになる感覚があった]
雪さんが、同じように誰かを傷付けようとするなら。 ――あたしが、止める。
[決意を籠めて、紡がれる言葉。 それに応えるが如く、風の気が日向の周囲を巡り、日向のお下げと着物の裾をはためかせた**]
(27) 2014/02/17(Mon) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 02時頃
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……そうかい。全く、こんな幼子や儂のような老人にこないなもん寄越されてものう……ほっほ。
[琥珀自身の口から決意と自覚を聞き満足そうに、しかしどこか諦めたように軽い笑いを漏らす>>22 続く彼の言葉には少し眉を寄せた。先程から雷門の館に近い方角でもう一つの気配を感じていたからだ……>>6それも”夕影側”のものを。
未だ姿は見せないが、琥珀がここを離れてしまえば場合によっては二人相手どらなくてはいけないかもしれない]
(28) 2014/02/17(Mon) 02時頃
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[しかしその危惧は、何処からか近づいてきたもう一つの気配を感じたところで>>1腹をくくることに決める]
……うむ…よい、任せて行ってきなさい。だが気をつけるのじゃ。わかっているとは思うがそやつら、夕顔……いや、”朝顔”かの? 一人だけではないだろうよ。
[相手は童とはいえ得体が知れない力があると見ていいだろう。それがまだ他にも……それに異形の者も跋扈しているはずである]
……とはいえ儂は隠居した爺じゃからのう―――
(29) 2014/02/17(Mon) 02時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 02時半頃
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[陽の喰われたそら]
[常と異なるそのいろに]
[鳥は、梢でこきゅり、と首を傾いだ]
(30) 2014/02/17(Mon) 10時半頃
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─ 畦道 ─
[笛の音が止まったのは、火の勢いが大分鎮まってから。 ゆっくりと笛を下ろして、一度目を閉じ、は、と短く息を吐く]
……どうにか、かな。
[呟いて、周囲を見回す。 取りあえず、里中に燃え広がる、という最悪は避けられたらしい]
それはそれとして……。
[気になるのは、先に感じた気配。 自身の預けた力が砕け散る感触。>>19]
とにかく、ここに突っ立っていても仕方ない、か。
[砕ける気配は感じても、それがどこで起きたかまでは感じ取れないから。 他者を探しに行くべきか、と空を見上げた。**]
(31) 2014/02/17(Mon) 10時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 10時半頃
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ふーん……人、ね。
私たちってまだ……
―――人、なのかな?
(32) 2014/02/17(Mon) 10時半頃
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こんな、訳のわかんない力なんて持っちゃってんのに、ね。
ううん、普通の人からしたら、私たちがなんであっても、化け物なんじゃない?
[先に殺した老婆の、拒絶の言葉が蘇る。 目の前の少女は、あんな風に拒絶を食らったら、どんな気分になるのだろう? 遠くの笛の音を耳障りだと感じながら、綺麗事に聞こえる言葉>>27を内心あざ笑う。]
止める、止める、ねぇ……。
[日向の回りを風立つ様に、これが彼女の力かと思いながら、右の手に力を*籠める*。]
じゃぁ、私を殺せばいいよ?
(33) 2014/02/17(Mon) 10時半頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 10時半頃
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― 通り ―
[雪客の問い>>32にはっと息を呑む。 生者を求め、必死に走り続けた間は、考えずにいたこと。 自身はいつしか、人の身を逸脱していたのではないかと]
……そんでも。
[嘲りを含む言葉に、拳を固く握り締めて向き合う]
心まで、化け物になったつもりはない。 村をこんなにした奴らと、同じになってなるものか。
[綺麗事でも、口先だけでも、今は言い切る。 自分の心の在り様を変えるつもりはないと、示すために]
(34) 2014/02/17(Mon) 20時頃
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だから、雪さんのことだって殺さない!
[>>33相手の言葉を否定し、叫ぶ。 きっとそれが、化け物と人を分ける一線だと思ったから。 応えるように、周囲の風がざわりと渦を巻いた]
押さえろ!
[雪客の右手が僅かに動く。 それに先手を打つように、相手の頭上から下向きに吹き降ろす風を生み出した*]
(35) 2014/02/17(Mon) 20時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 20時頃
機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 20時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 21時頃
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若い、なぁ……。 世の中、綺麗なまんまでさ、生きていけると思う?
…生きてけたら、幸せなんだろうけどさ。
(36) 2014/02/17(Mon) 21時頃
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―自宅前→―
[空へと上る煙は、一筋や二筋などというものではなく。 その下で猛る火の存在は、見ずとも予測はできたのに、止めに行こうと言うのでもなく。 無意識に同じ気配に惹かれでもしたのか、ゆらりと足が向いた]
(37) 2014/02/17(Mon) 21時頃
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[歩みを進めるその先で、けれども]
…… 嗚呼。 また、だ。
[笛の音が聴こえて、表情を歪める]
(38) 2014/02/17(Mon) 21時頃
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―→畦道―
誰、だ。 ひなは、違うよなぁ。
[歩む速度は落ちて、けれど止まる事は無い。 目に見えぬ音の中に、感じるのは先程別れた少女と同じ、まぶしい気配]
もしかすっと、……
[己の親しいものの中から、横笛の主の心当たりをひとつ、頭に思い浮かべる頃。 勢い失した火の向こう側、そのひとの姿は未だあったか、否か**]
(39) 2014/02/17(Mon) 21時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 21時半頃
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雪さん……
[出戻りの彼女に、村の外で何があったのかは知らない]
わからんよ。 でもまだ、諦めたくない。
(40) 2014/02/17(Mon) 21時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 21時半頃
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─ 通り ─
なんがどうなっとんのかは、さっぱりやけど…。 やらなあかんことなんやろ。 老若関係無いんやったら、そこでつっかかっとる場合や無いわ。
[戸惑いや躊躇いが完全に消えたわけではない。 けれど、放棄したところで何も変わりはしない。 それは何となく感じていたから、決意の言葉はすんなりと出てきた]
…堪忍、出来るだけ早ぅ戻るわ。 他にも……ほぅやな、気ぃつける。
[沼太郎>>28>>29の言葉に返して、離脱の機会を窺う。 彼が感じている気配に気付いていないのは、まだ力に馴染みきれていないためか。 ”朝顔”の名には訝しげにしたが、疑問を返す余裕は無かった]
(41) 2014/02/17(Mon) 21時半頃
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無理や思うたら、沼爺も離脱しぃな。
[最後にそう言葉を向けて。 突如として聳え立った『大樹』から舞い落ちる巨葉の影を渡り、通りから外れて近くの家屋の陰へと潜り込んだ。 そのまま簡単な柵や段差を飛び越え広場へと駆けて行く]
(42) 2014/02/17(Mon) 21時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 21時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 22時頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 22時頃
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じゃぁ、諦めさせてあげるよ。
それがきっと……。
(43) 2014/02/17(Mon) 22時頃
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─ 畦道 ─
……ん?
[空へと向いていた視線がふと、落ちる。 誰か何か、近づく気配を感じたから]
この感じ……。
[内なる光がざわりとする。 それが、先に坊主と対峙した時のそれと同じ、と気づいて、ひとつ瞬いた]
……あの坊さんと、同じ……?
[それは即ち、祓わねばならぬもの。 そう認識していたから、自然、振り返る表情には険しいものが宿っていた──けれど]
(44) 2014/02/17(Mon) 22時頃
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……え。
[未だ燻る、煙の向こう。 見えた姿>>39に、微か、声が揺れた]
一平太……か?
[呼びかけは、戸惑いの響きを帯びる。 内で光がざわめく心地がして、無意識、手にした笛をきつく握り締めた]
(45) 2014/02/17(Mon) 22時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 22時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 22時頃
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─畦道─
[見えたひとの形に、足を止めた]
……ん、 やっぱり、明之進だよなぁ。
[呼び掛けに>>45間を置いて、声が返る。 額に手をかざして、目の上に影を作ろうとしながら]
まぶしくて、よく見えねぇけど。 笛の音したから、そうじゃないかって思ったんだ。
[のんびりした口調は常とまるで変わらず。 眩しそうに細めた眼の中では、闇が光を厭うように動いていた]
(46) 2014/02/17(Mon) 22時頃
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─ 畦道 ─
……まぶしい?
[その言葉>>46の意味は上手く捉えられなくて、瞬きが重なる。 何を持ってまぶしいというのか。その答えは、先にここで聞いた言葉からなんとなく掴めていた]
お前……もしかして。 ……闇、の、方、なの、か?
[己が闇を暴くものだと言うなら、それを厭うのが何かは明らかで。 けれど、常と変わらぬのんびりとした口調は、それを認めたくない、という思いを募らせて。 問いかける声は、途切れがちになっていた]
(47) 2014/02/17(Mon) 22時半頃
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─ →広場 ─
[広場へ駆ける合間に聞こえた最後の欠片>>31。 一瞬、おとの方向へと視線を投げたが、横道に逸れることなく広場へと駆け込む]
3つ目……。 おんなじのがわい含めて4つ。 ちゅーことは、夕とおんなじのも、そんくらいおるんかね…。
[欠片ではあったが、抱く断片を感じるには十分なもの。 それが誰とまで直結させることは出来なかったが。 呟きながら駆け込んだ広場に鼓動は感じられず。 異形も今のところは近付いては居ないようだった]
だぁーくそ! 好き勝手散らかしよって。 無事やとええんやが。
[演目の準備をしていた舞台もまた異形に荒らされ、道具がいくつか壊されているものもあった]
(48) 2014/02/17(Mon) 22時半頃
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……紙人形は無事か。 これも動くんやろかね。
[人型や動物、器物の形をした、紙で出来た人形にそれぞれ触れてみる。 人型と動物は力が移るのを感じたが、器物に触れても何も変化は起きず]
…生物しかあかん、ちゅーことか? 存外難儀やな。
[ふ、と短く息を吐くと、使えそうな紙人形と、無事だった半紙を懐へと納めて舞台から降りた]
自分力が理解しきれてへんのも難儀や…。
[蝶で攻防を行うことが出来るのは分かった。 けれどこの紙人形達はどうなのだろう。 華月斎は困ったように右手で後頭部を掻いた]
(49) 2014/02/17(Mon) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 22時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 22時半頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 22時半頃
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─ 畦道 ─
うん。 まぶしいんだ。 ひなも、明之進も、さっきの音も。
[言いながら視線を外す。 まぶしくない火の方へと、その先を移して]
……闇。
[問われた言葉を、小さく、繰り返し]
嗚呼。それ、かなぁ。 なんか、しっくり来た。
[途切れがちの声>>47に籠る思いを、容易く裏切る]
(50) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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さっきから、まぶしいのばっかで。 ――……気が、触れちまいそうなんだ。
どうしたら、いいんだろうなぁ。
[続くのは問い掛けなのか、自問なのか]
(51) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 23時頃
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─ 広場 ─
[ともあれ使えそうなものは確保したのだから、沼太郎のところへ戻らなければいけないのだが]
………やっぱ、気にならぁねぇ。
[縁を切られたとは言え、華月斎にしてみれば家族である者達。 まだどちらも安否を確かめられていない]
────………
[生きている可能性は低いようにも思う。 広場や通りの惨劇を目の当たりにしてきているため、数名の生存者を確認出来ていても、最悪の予測が真っ先に頭を過ぎった]
…行ってみぃか。
[心中で沼太郎に謝罪して、足は広場から実家のある方へ]
(52) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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─ 畦道 ─
……ひな……日向、も?
[上げられた名に感じたのは、少なからぬ安堵。 けれど、その安堵は直後の肯定>>50に打ち砕かれる。 笛を握る手に、再び、力がこもった]
なんで、そんなあっさり認めるんだよ……。
[ぽつ、と。 零れた声には、揺らぎが残る]
(53) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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……どうしたら、って、言われても。
[続く言葉>>51に、ふる、と首を横に振る]
俺には……鎮めればいいんじゃ、っていうしか、できない。
[闇を祓い鎮めれば、光を畏れる事はなくなる。 それが、自分のなすべき、と感じるからこそ、他に言える言葉はなかった]
(54) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/17(Mon) 23時頃
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[じゃらん、じゃらん、と、錫杖を鳴らし、身を隠す事もなく坊主は村の中心に向かって歩いている。 焔を放って後にしてきた、村外れから、五月雨の気配を感じれば、くつくつと、喉を鳴らして笑う]
律儀なことよ、里が燃えて無くなろうが、今更じゃというに。
[坊主の目に移る光景は、この村がすでに滅びた事を示している。生き残ったは、恐らく、己や明之進と同じ、異能の星を宿す者たちのみだろう。その生き残りの数とて、これより後は減っていくに相違無い]
(55) 2014/02/17(Mon) 23時頃
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