人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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ピッパは、多く言葉を交わすでもなくサイモンの横を過ぎると食堂へ向け歩む。

2011/08/04(Thu) 19時頃


イアンは、とりあえず、とカメラを構えて、ファインダー越しにヤニクを見た。

2011/08/04(Thu) 19時頃


【人】 若者 テッド

― ランドリールーム ―
[シャワールームの一件を、
誰かに見聴きされることはあったのだろうか。

あれから、セシルが拒まなければ、性器を擦り合って。
拒んだなら、彼が望むように
――……唯、身体を重ねることだけは、
今回は……と逃げたが。

温めることはできたのだろうか。
寂しさを埋めることはできたのだろうか。

おそらく、幾許か言葉は交わしたけれど、
テッドは今は1人、ランドリールームに在った。]

 ――……。

[ロビンの姿は、まだあっただろうか。
在ったなら挨拶だけはして、心此処にあらずといった様子。
回る洗濯機の前、椅子に座りこみ見詰めるのはロザリオ。]

(388) 2011/08/04(Thu) 19時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 19時頃


記者 イアンは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 19時頃


ヤニクは、なんか指示はないの?と笑った。

2011/08/04(Thu) 19時頃


【人】 若者 テッド

[ロザリオを見詰める為に俯いた首筋に、ぺたりと髪がひっつく。
ああ、括り忘れてたな……と、取り出す紐は真紅。

例えば、ヨーランディスがヴェスパタインにあこがれて髪を伸ばしているとは、近しい人は気付き納得するかもしれない。
2人の雰囲気……外見は似ているから。

でも、多分、
自分のそれは誰も気がついていないのではないかと思う。
あまりにかけ離れているから。
同じ真紅なのは偶然としか思われまい。

ぺしょっとその真紅を見て、情けない顔をすると
しかしそれでも後ろ髪を括り、
シャボンの香りの中凛と背を正してみた。
――……直ぐにしおれたけれど。]

 ――……何やってるんだかなぁ、俺。

[自嘲の言葉は、洗濯機にぐるりぐるりと回されて、
何に対して呟いたのか判らなくなる。]

(389) 2011/08/04(Thu) 19時頃

【人】 記者 イアン

[指示はないの、といわれて、ぴきーん、とまた固まってみたり…。]

 あ、じゃ、前全部外してもらえます?

[黒い肌、首が見えるだけじゃ、生首みたいだし、とは理由かもと、思いつつ、
 なるべく芸術とか思って…

                  ――…]

(390) 2011/08/04(Thu) 19時頃

【人】 道案内 ノックス

―医務室―

死ぬかと思った〜…

[目が覚めて、真っ先に出たのは夢の感想。砂漠にも、薔薇が咲くんだっけ。ここのとは種類が違うんだろうけど…]

ヘクター?
ごめん、ありがとう〜。

[改めて謝罪と礼を告げ。覚醒しきっていない瞳に、ふっと欲の色が浮かんで]

…ね、ついでと言ったら何だけど〜。花を咲かせるの、手伝ってくれない〜?

[具体的にどうすればいいのか、問われてもわからないのだが。体に巻かれていたタオルが、はらっと落ちた**]

(391) 2011/08/04(Thu) 19時頃

【人】 さすらい人 ヤニク


 難しいほうがやりがいあるだろ。
 ま、失敗したらまた撮りにくればいいんじゃないか。

[欲情を否定できない、という正直な言葉。
 カメラで隠れてて見えないけれど、
 わざわざそんな告白する必要はないので事実なのだろう。]

 ああ、俺は別に気にしないし。 
 ……むしろ、お前そういう感じじゃないから意外。

 なんでそんな元気になっちゃったの?

[今更疑問に思うこと、なんだか当たり前のようなことの気がしていた違和感、一度、見つめたのはファインダー、こちらからは目が合っているようには見えない。
それから、前を外す指示があれば、カメラなどそこに存在しないかのようにごく自然にシャツを肌蹴て、汗ばむ湿気にしっとりと艶のある褐色が覗く]

(392) 2011/08/04(Thu) 19時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 19時半頃


【人】 記者 イアン

>>392
 え?また撮らしてくれんの?
 じゃなかった、くれるんですか?

[正直者は、そんなことを真顔で返しつつ、そんな感じじゃないといわれれば、ですよねー、と相槌をうった。]

 や、そういう感じじゃないって自分でも思ってたんすけど…。なんか、今、刺激的な…あ、いやいや

[ルーカスとディーンのことはさすがに簡単に口外しちゃいけない気がして…。]

 多分、この香りのせいですよ。こんなに甘くちゃ…。

[適当にいった。正解だとは思っていない。]

 まぁ、元気になっちゃったもんはしょうがないんで…気にしないでください。

[少し、腰をもじ…と揺らしてから、雑念はらうようにシャッターを押す。白から覗く褐色、その端正な顔。普段はそんなに整ったものは好みじゃないはずなのだけど。]

 ええと、背中とかもいいです?後姿とか。
 先輩、ちょっといい筋肉ついてそうだし…。

(393) 2011/08/04(Thu) 20時頃

【人】 漂白工 ピッパ

[凛と姿勢を正して歩めば真紅の紐に結われた髪が揺れる。
真っ直ぐと前を見るセピアの色の瞳は
後輩の束ねる紐の色とその理由には気付いていない。

ジョージはまだ食堂にいただろうか。
薔薇の香から逃れて辿り着いた筈の食堂、
まさか廊下以上にその香に浸されているとは知らず
扉を開けばくらりと視界が揺れる。]

(394) 2011/08/04(Thu) 20時頃

【人】 墓荒らし へクター

―医務室―

けっ 気持ちよく寝てやがる…何の夢みてるんだか

[シャワー室で倒れた割にはすやすやと心地よさそうな顔。もうそろそろ付き添いも要らないだろう。
そんな事を考えていた頃。

―ノックスが目を覚ます>>391]

(395) 2011/08/04(Thu) 20時頃

【人】 墓荒らし へクター

いや、たまたまシャワー室に居合わせただけだ
礼なんか…

花ぁ?

[唐突な会話に思わず声を裏返す]

俺に…ガーデニングの手伝い?
そんな事なら、ヤニクにでも頼めば?
あいつ いっつも植物扱っているし

[ポリっと頬を掻く]

俺はサボテンも枯らした男だぜ

(396) 2011/08/04(Thu) 20時頃

漂白工 ピッパは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 20時頃


【人】 さすらい人 ヤニク


 刺激的?……なんの刺激を受けたんだよ。

[うつむきボタンを外していた目線が、一度ちらりとそちらを見る。
 何か濁す風味なのは気になったが、そう深追いはしない。
 誰に対しても、そんなもの。香のせいといわれれば、そうかもな、とそれだけで]

 むしろ気になるのはお前だろ?

[口端を吊り上げるようにして、笑む。
 その挑発的な表情は、続く要求に一瞬だけ眉根を寄せる。
 けれど湧き上がるのは、脅迫観念に似た何か。]

 ……ま、好きにしてかまわないが、
 背中は、あんま見られたもんじゃないけど。

[シャツを落として向ける無防備な背の左肩、
 ねじ伏せられでもしなければ、つかないような火傷の痕。
 片手が落ちつかなげに、うなじを掻いた]

(397) 2011/08/04(Thu) 20時頃

【人】 墓荒らし へクター

―どうした?熱があるんじゃないか

[寝起きの顔がいつもよりも…瞳が潤んでいるような気がして 近寄ると額に額をくっつけてみる]

熱はなさそうだけどなぁ。
―ってわりい 驚いたかっ?
おれんちの死んだ母親が、こうやって熱を測ってたもんだからさ

[バスタオルがずれ落ちたのは驚かせたせいだと思って慌ててノックスに謝る。
が、―視線は
…白い華奢な肩から、まだあどけない色をした胸の蕾 そして無防備にさらされている薄い翳りへ

ごくりと喉を鳴らした]

(398) 2011/08/04(Thu) 20時半頃

【人】 記者 イアン

>>397
 な、なんの刺激って、

[ちょっとモニョモニョいい澱むけど、ヤニクはそれ以上つっこまないので、またシャッターを切る。]

 気になるのは、や、だって、悶々としてる己を他人の目の前に晒してるんですから。
 っていうか、先輩、おったてたまま撮影してたとか言わないでくださいよ?

[しかし、それはむしろ言ったらヤニクの立場も危うくなりそうだけど…。

 そして、微かに眉が寄ったのはわかったけど、向けられる背中、シャツが落とされれば、見えないはずのない…そう、さっきも見た火傷の痕…。]

 へぇ……

[それは、きっと酷くやけた痕なのだろう、肉芽がそこだけ白い。そして、酷い。

 だけど、それは、イアンにとってはこのうえもなく、魅力的なものに映った。]

(399) 2011/08/04(Thu) 21時頃

【人】 墓荒らし へクター

そうだ…お前の服
どうしたんだったかな、そのまんまじゃあまた風邪ひいちまいそうだよなっ

[此処かしこに漂う甘い香りを振り払うように
一瞬ぼうっとしてしまった頭を振る]

そうだ俺、洗濯物を乾燥させてる途中だったし
ノックスの服も探してくるからここにいろ。

戻ってきたら、朝飯食いにいくかっ

[バタバタと焦ったように医務室から外へ]

(400) 2011/08/04(Thu) 21時頃

【人】 記者 イアン

 先輩…それ、イイ。

[焼かれた神経は幾日かけて再生したのだろう。そこに年月を感じる。
 そして、生命を感じる。

 その傷を中心にアングルを決めて、シャッターを押し始める。]

 ねぇ、先輩…。

[その片手がうなじを何度も掻いている。ふと、後姿、戯れに耳に息を吹きかけた。]

 それ、触ってもいいです?

[傷…を凝視しながら。]

(401) 2011/08/04(Thu) 21時頃

【人】 留守番 ジョージ

──食堂・回想──

 セシル先輩、どうしたんですか?

[>>356 いつもと違う声の様子。笑みを浮かべて少年は尋ねる。]

 あ……行っちゃった。

[少し寂しそうな声を出して。目で追えば、ルーカスとディーンが消えていくのにも気づいただろうか。少しずつ広がる毒に薔薇は笑みを浮かべて。]

 テオ先輩、完成したら一番に教えてくださいね!

[食事を終えテッドが立ち去るときにはそんな言葉も投げただろうか。]

(402) 2011/08/04(Thu) 21時頃

【人】 留守番 ジョージ

──食堂──

 ごちそうさまでした。

[食事を終えて、ぐしぐしと手の甲で口元を拭う。片付けも自分でしなければならないから、慣れない手つきで皿を重ねた。]

 んっ、と……

[深いスープ皿の上にパン皿をのせるような危なっかしい重ねかた。そぉっとそぉっと流し台まで歩いて行く。]

 わっ! ふぃりぱせんぱい!

[扉の開く音にそちらを見れば、先ほど気まずい別れ方をしてしまった先輩の姿。手の中の食器ががしゃんと音を立てて、また薔薇が香った。]

(403) 2011/08/04(Thu) 21時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 21時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[言わないでください、とかその辺りは、
 そ知らぬふりで、え?とか、聞き返したりしていた。

 背中を向ければ、背後の気配が少し変化した気がした。
 下級生の口数の少なくなるにあたって、一度ため息を吐く。
 何を思われようが気にはしないが――沈黙の後、
 投げられた言葉に怪訝な表情、相手からは見えないだろうけれど]

 はあ?……お前、何いってんの?

[けれど、言葉を証明するようにシャッター音が増える。
 湧き上がるとする拒絶を抑えようと、うなじの髪を掴んでいた指に力が入った。
 熱い吐息が唐突に耳を擽る、肩が跳ねた]

[ それ と、示す言葉が何を指すかはわかる]

 そんなん、何が面白いんだ?
 ――……好きにしろよ。

[苦いものが滲まぬように、言葉には間があった]

(404) 2011/08/04(Thu) 21時頃

【人】 漂白工 ピッパ

─食堂─

 あ…

[小さく声をあげたのは薔薇の香で揺れた視界にか、
それとも気まずい別れ方をした小さな後輩の姿を見てか。
セピアの瞳が細まる、浮かぶのは申し訳なさそうな色で。
一度足を止めるがジョージの幼い表情を見ると中に入り
大きな音を立てる手の中の食器へと手を伸ばす。]

 ――…このような重ね方だと危ない。
 落として割ってしまう。

[ふわりと濃く香る薔薇の匂いには気付かぬ振りを、
ジョージの手から食器を代わりに持てたのならシンクへ向かう。]

 …さっきは黙って戻ってしまって悪かった。
 少し睡眠不足で不調だった。もう大丈夫だ…すまなかった。
 

(405) 2011/08/04(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[扉をでるとはぁと力が抜ける]

やべぇ…同室のノックスに欲情してるとか。
――俺今日どうかしてる

(高等部に入ってからずっと同室で…ノックスは庇護の対象であったのに)

あのまま一緒にいたら…

(たぶん…滅茶苦茶にしてしまいそうだった)

[しばらく医務室の前で佇んで、落ち着いたらゆっくりとランドリーへと]

(406) 2011/08/04(Thu) 21時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[おとなしく食器は受け取られるに任せ、ふるふると首を振る。]

 ううん、びっくりしたけど……体調、なら、しょうがないです。

[シンクに向かう後をついて行って。]

 昨日の雨のせいなのかな。なんだかみんな、変みたい。
 ディーン先輩も、ノックス先輩も……セシル先輩も。

[洗うのくらいは自分でしようと、スポンジに手を伸ばす。]

 フィリパ先輩も怪談で眠れなかったんですか?

[くすくす笑って見上げながら。狭いシンクの前で、フィリパの身体に自然とくっつくような形になる。エメラルド色が揺らめいた。]

(407) 2011/08/04(Thu) 21時半頃

テッドは、溜息を吐きながら、視線はロザリオと働く洗濯機の間をいったりきたり。

2011/08/04(Thu) 22時頃


【人】 記者 イアン

>>404

 ん、だって…。

[許可がえられれば、そっと、指はヤニクの傷を触れる。]

 先輩、俺、傷って好きなんですよ。
 なんか、こう、たまんない。

[それは、きっと、のぼせていたからか。
 触れた傷、愛おしそうに撫でて…。
 うっとりとそう言った。熱い吐息がこぼれる。]

 今、すごく、やばいです。
 俺、どうしたんだろう。

(408) 2011/08/04(Thu) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

[額に落とされる口付け、距離が縮まる度にその柑橘の香を吸い込む。
耳元に聞こえる声に、甘い痛みに、肩が揺れる。
露になる首元、視線が釘付けになると気づいたら位置は逆転し見下ろす体制になっていた]

 好きに、って。
 何されたら、イイんですか?

[ごくり、喉がなる。
知識もそう無い故か、慎重に腕を回して露になる胸にそっと触れて温度を確かめるように撫ぜると先輩の腕が首に回された。

顔が近くなるのが、何を意味するかぐらいは流石にわかったのでそっと押し付ける]

(409) 2011/08/04(Thu) 22時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 22時頃


留守番 ジョージは、メモを貼った。

2011/08/04(Thu) 22時頃


【人】 漂白工 ピッパ

[>>407シンクまで食器を運ぶと背についてくる気配。]

 …すまなかった。
 ――…そうだな、ヨーランディスを…
 探しに嵐の中出た者もいるから。
 皆風邪を引いていなければいいんだが…

 ん、いや、私は怪談ではなく…――

[スポンジへと手を伸ばしたのは後輩と同じタイミング。
狭いシンク故寄り添うような形に疑問を抱くようなことはなく
任せるよう伝えようと首だけ笑う気配の後輩へと振り向いて。
セピアの瞳に映るのは、エメラルドの色、]

(410) 2011/08/04(Thu) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[触れた唇の感触に浸るように、瞼を閉じた。

唇が離れれば、片腕を解いて、ディーンのシャツを肌蹴ようと、釦に指をかけた。]

 ……ん、そうだな、……例えば君は、自慰をする時、……何処から触れる? 

 ……君が普段、している事を……僕にしてくれればいい。
 同じ男なのだから、あまり難しく考える必要も、ない、だろう……?

[胸元を撫でる掌の動きに、ふる、と身を震わせた。

震えた吐息を漏らす唇。
ディーンの唇に、再び寄せたそれは薄く開かれて、更に深いものを、と、せがむ様に。]

(411) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

>>406
[撫でて触れる指先が熱い、
 うっとりとした言葉は憧れにも似て、
 けれど肌にあたる吐息の熱さがそれを裏切っている]

 ……まあ、芸術やってる奴は、
 多少嗜好が人とは違う視点というのもありだよな……。

[眉根が寄っていたけれど、
 理解しがたい嗜好にも返すのは肯定で]

 やばい、ってお前あれだろ。
 つまり、傷跡に欲情してんだろ。

 新しい傷つけたい、
 とか言い出したりしなきゃ、ま、別に……

[肩越しに下級生を流し見る、どうも何かに目覚めさせてしまった気がしてならない。責任とってどうにかしてやるべきなのか。]

(412) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 ランディ先輩は寝てるだけだって言ってたから、大丈夫ですよ。

[誰がとは言わない言葉。スポンジに洗剤をたっぷりつければふわふわと白い泡が立つ。]

 もこもこ……。

[つけすぎたらしい。目をぱちぱちさせて。]

 怪談じゃなかったら……
 ……サイモン先輩、ですか。

[思い出す、昨日のこと。眉尻を下げる]

(413) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 記者 イアン

>>412

[どう見ても、一般的には、おかしい嗜好。
 その不快感が声にのっているのはわかるから…。]

 ――…ぁ

[なんかちょっと、ヤニクの投げやりな言い方に、我にかえる。]

 いや、すみません。

[しょんぼりとした声で手は離れる。]

(414) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 漂白工 ピッパ


 ―――…そうか。
 それなら…よかった。

[ジョージが誰から聞いたのかは知らないが探していた銀髪の後輩からだろうか。ヨーランディスの無事がわかると凛と整った眉が安堵したように緩む。
スポンジを先に奪われてしまえば洗う様子を見守ることにし、]

 洗剤をつけすぎたな…。
 少し、スポンジに乗せるだけでいいんだ。

[同室者以上に年の離れた幼い後輩には優しく教える口調で、
次々と泡立つ白いシャボンと薔薇の香の中生まれる洗剤の香。
喉を鳴らして小さな笑みを浮かべると水道の蛇口を捻って
水を含ませてやれば泡は更に数を増やして。]

 ……違うさ。昨夜は遅くまでヨーランディスを探していた。
 心配してくれるのはありがたいが大丈夫だ。
 少し、話をするだけだから。

[サイモンの名が挙がれば瞳を細めてそう告げた。]

(415) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

―回想・シャワールーム―

ん……

[後輩のそれと共に握りこまれた自身。
あの人は決して触れなかったその場所。
自分で弄る事も殆ど無く、それでも男であるが故に。
指が、相手の雄が、擦れあう度に痺れが走る。
先ほど達したにも関わらず、再度欲を放つのは直ぐで]

っは、あ、ァ……

[漏れる声は女のもの。
あの人は、この声以外を聞くのを嫌ったから。
もはや無意識。自然と出るようになっていた]

(416) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[ぱたぱたと欲の証が床に散っても。
足りない。満たされない。埋まらない。
欲しい。抱いて欲しいと。
けれどそれは、受け入れて貰えぬ願い。
そして、自分が本当に望んでいる相手も、違って]

…………。
ごめん、なさい。

[それは何に対する。
誰に対する謝罪だったのか。
弱弱しく微笑んで、後輩の頬を撫ぜる。
別れたあとは、一人。向かう当ても無く]

(417) 2011/08/04(Thu) 22時半頃

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