52 薔薇恋獄
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ヴェスパタインに1人が投票した。
テッドに14人が投票した。
テッドは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヴェスパタインが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、日向、ヨーランダ、ベネット、セシル、ディーン、フィリップ、バーナバス、サイラス、ユリシーズ、スティーブン、プリシラ、ノックス、ドナルドの13名。
スティーブンは、蓮端の顔色が、心なしかよくなっているように見えた。
2011/05/20(Fri) 00時頃
[ 再び、眩い光と轟音が空から降ってくる ]
[ 停電。――やはり、数秒で回復する ]
[ しかし、停電が明けると哲人と夕輝の姿がない ]
[ 停電の直前まで哲人と夕輝がいたはずの場所には、彼らの姿の代わりに ]
[ *甘く馨しい、薔薇の残り香* ]
(#0) 2011/05/20(Fri) 00時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 00時頃
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ごめん、本当に、ごめん。
[自分の目からも涙が零れていた。 ああ、目の前で友達が泣いているのなら慰めて、その涙を拭いてあげたいのに]
[――友達が]
[そう思ったことで、わかる。友達。……麻雀やりながら聞いた時はすごく嬉しい響きだったのに。 今はこんなにも残酷な響きだ]
あっちは狭い、よ。 寒いし。風邪、引く……。 ……俺らの部屋居づらいなら、……せめて他の部屋、にさ。
[同じように袖で涙を拭いながら言葉を落とす。 せめて、……寧人に謝りにいくのなら、それは自分のせいだから俺も謝る、一緒に行こう、と。
口にしようとしたとき、雷が鳴った]
(0) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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すみません土橋君、ラジオ、もう暫く借りていて───……?
[借りていて良いかと訊こうとしたところで、再びの停電。 急いで懐中電灯をつけようとするが、それよりも早く、明かりは戻った。
けれど───]
あ、れ……?
[おかしい。 明らかに、人数が足りない]
(1) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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[強い光が射して轟音が響いた。一瞬屋家の電気が消えて]
楓馬…ストップ
[確か階段近くにいたと最後に見た姿に手を伸ばす]
(2) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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>>2:718 [甲斐が話し始めたので、そのままじっと見ていた。]
――……霊が、悪霊になってしまって、 そして、大須は攫われたと………。
[普段の自分だったら、どうだろう。 よくある怪談話と笑うか。
だけど、今は、状況が………。 それに、こいつは、ホラ話を吹聴する奴ではない、と思う。]
蓮端の存在が、悪霊を刺激したというのか? だったら……次に危ないのは……。
[ そのとき、雷鳴が響いた。 ]
(3) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 00時頃
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[耀と紅子の背中を見送り、どうにも部屋を出ることが出来なくて暫く膝を抱えて蹲っていた]
―落雷―
[耳を塞いだ]
―停電―
[目を開けると闇。
マズイ。ここは、誰の部屋だ…?]
!
[乾かした服を抱えて立ち上がると部屋を飛び出した]
(4) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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んな、謝られたら困る。やめろよ。 もともとそんな期待もしてないんだから。
[俯いて、袖で目元を擦りながらも口調はいつも通りになるように]
いんだよ。どこでも、寝るなら同じだし。
[ゆる、と顔を上げようとしたとき雷の音と停電。 驚いて、涙は引っ込んだか]
(5) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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―二階・廊下―
まぶっ
[停電からの回復で、廊下の明りの瞬きに目を瞑った]
えぇ、もぅナンなんだよ…
(6) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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ああ、いいですよ。 何かあったようにですから。
[と、栖津井センセイ>>1に返しながら、ふと、静谷センパイの部屋の方を見て。 そのせいか他の人たちについて行くのが、遅れた。
そして、起きる雷鳴と停電。]
…センパイたちが、いない?
[ボソ、と呟いた。]
(7) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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―― 2階廊下 ――
[雷に出くわしたのは、おそらく石神井や蓮端を擁する集団とすれ違い終わって少したった頃]
[大きな音。閃光。停電]
[ごろんと廊下にガラス玉が落ちる音がする。 前回の感触が蘇る。 いたのはすぐ目の前。触れていた手を離してたった数秒。 消えた影]
[今、背後でざわめきが聞こえる。 振り向きたくなかった。誰かが消えたとか。 震える手でガラス玉を拾い上げる。けれど、まっすぐもてなかったので、パーカーのポケットにしまいこむはめになった]
……最上。 ……道さん
[小さな声で呼ぶ。 背後の気配から離れようとしていたから、きっとそれはちょうど彼らのいる部屋の前あたり。小さな小さな声だから、気がつかれないかもしれないが]
(8) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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ドナルドは、そして、位置も少し見失っているだろうか。
2011/05/20(Fri) 00時頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 00時半頃
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――っ!!
[また、雷。 咄嗟に目の前の相手にしがみついて震える。
そんなだから、寧人の小さな声には気づかないまま]
(9) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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……石神井君? 蓮端君?
[右を見て、左を見る。 皆の様子も伺ってみる。
けれど、いない。 かわりに、大須がいなくなった時と同じように、咽せるような薔薇の香り]
────……!!
[さぁっと、血の気が引いた]
(10) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/20(Fri) 00時半頃
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[直ぐに回復する電気、しかしこれで二度目なら少し不安そうに瞬きして廊下がざわめくなら1 1.織部の声が聞こえた気がした 2.誰かがいないと聞こえた]
(11) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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……せんせ、ラジオ駄目?
[聞こえてきた雑音に、文と成人の近くに寄り。 窓を閉めた拍子の空気に、わぷ、と顔を顰めてから]
せんせ、あのさ、……あ、待って!
[大人に尋ねたいことがあった。 ラジオが使い物にならないなら、尚更。
けれど、忠告は出来なくても、哲人と夕輝から、目を離したくなくて。 見失わないよう、慌てて。 いつもの、怖めな笑顔じゃなく、ほころぶ程度の柔らかな表情で、誘いにのってくれた桂馬>>2:722と一緒に。 ふたりの後を追おうとしたから、言いそびれ]
(12) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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っ!
[轟音。しろく染まる屋敷。 伸ばされた手>>2に、咄嗟にしがみつき]
…… っ、夕輝先輩っ……!!
[ぱち、とまたすぐに照明は回復した。 けれど、それを確認するより先に、また、立ち昇るのは、薔薇の、]
せん、ぱい……、 夕輝せん、……っ!?
[彼が居たはずの場所へ、手を伸ばす。 けれど、消えたのは、彼だけでなく]
哲人せんぱ、い……?
[どうして。 呆然と、薔薇の香りを掴むように手を伸ばし。 けれど、それは、ぎゅっと胸元で握り締められた]
(13) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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一応、気をつけて欲しいとは伝えたんですけれど。 あと、可能性があるとしたら、俺が知っている限りだと織部先輩……。
[と、表情を険しくした。聴こえた、彼女の声。 雷鳴の音に混じる、声は―――……つきりと胸を打つ。]
駄目だ、蓮端先輩は、暁様ではないっ!! お前も判っているじゃないかっ!!
[それでも止める。彼女に迷う心があるのなら。 でも、伸ばした手は、現で場所の違うそこには届かない。
ちかちかと瞬きつく、光。 その中で、伸ばした手をそのままに、複雑な表情を晒す。 まだ、聴こえる声、それは、まるで……。]
……そういうことか。いや、しかし。 どっちに転んだか、判らないことには……。
[判ったような、判らないような貌をして、首を捻った。]
(14) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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―― 大広間 ――
[もそもそと食事を取りながら、ふと思い出すのは部屋でのやり取り。 他の誰もいない場所で交わされた会話。 その時聞いた言葉。 それに対する自分の制御できない感情。 あれは一体、なんだったのか。 結局後輩を置き去りに、逃げるようにこっちに来てしまったけれど]
[そんな折、雷鳴轟き。 周囲が暗闇に落ちる。 驚き、そして紅子さんは大丈夫だろうかと抱きしめるように手を伸ばす。 それは数瞬で回復するのだが]
[階下にいた蘭香が、異常や香りに気付くのはまだ少し先の話**]
(15) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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[目の前に居た、告白して玉砕したばかりの相手がどうやら雷にビビってしがみ付いてきたところまでは理解した]
……。お前いっぺん死ねよ。
[耳元でぼそりと囁いて、それでも背中をぽんぽんしてやろう。
織部が扉をノックするなら野久をベッドに放って出迎えるだろう]
(16) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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薔薇…の匂い?
[濃厚に香る花の匂いに少しむせて…石神井と蓮端の不在より先に不安気な声をあげる後輩を案じて、思わずしがみつかれた片手を強く握る]
(17) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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―少し後・1階玄関―
[ 哲人と夕輝が何処にもいない、と ] [ それを別荘にいる皆が知る頃の話 ]
[ 一人の女が俯きながら座っている ] [ ここにいるはずのない、着物の女 ]
[ 誰かが不審に思い声をかけたなら ] [ その女は首を回し振り向くだろう ]
[ 目も頬も唇も紫色に腫れ上がった ] [ 死した女の顔(かんばせ)でにたり ]
[ もし触れようとすれば、女は霞のように消えていく ] [ *そしてまた、別の場所へと同じように現れるだろう* ]
(18) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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すみません! ちょっと行ってきます! 皆さんは、出来るだけ一緒にいるようにして下さい!
[その場にいた者達にそう言い残し、走り出す]
先生! 鳴瀬先生、どこですか!
[まずは大広間を覗くが、いない。 耀の姿が見えたなら、所在を訊き、礼を言ってまた走り出す]
先生、いますか!
[そして、鳴瀬と甲斐の部屋の前に着くと、かなり強く戸を叩いた]
(19) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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―二階・休息所―
[ざわめきに混じる声。手に持ったままの棒付き飴を口の中に入れてころり転がす。声のする方には向かえなくて]
…ああー、ひどい雨だ
[休息所の窓を流れる雨の筋に溜息をついた]
(20) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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―― 百瀬と最上の部屋 ――
[濃い薔薇の香りが背後から追いかけてくる。 とりあえず、いてもたってもいられなくなって片っ端から扉を開けてくことにした]
…………最上、いる?
[とりあえず、いきなり本命と知らずに目の前の扉ノックする]
(21) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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ドナルドは、むせ返る薔薇の香りに眉を寄せた。
2011/05/20(Fri) 00時半頃
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[そして今までいなかった死の匂いを漂わせた女の姿が目の前に現れれば]
お前 なんだ…
[自分の背の後ろにかばうように掴んだ手をとっさに引き寄せた]
(22) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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スティーブンは、もしかしたら、微かに女の姿を見たかもしれないが。今はそれどころではない。
2011/05/20(Fri) 00時半頃
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[まだ薔薇の香は漂って来ないけれど、ざわりと廊下から気配が伝わってくる。
野久の背を撫でているとノックと声、ベッドに座らせたまま出迎えに扉へ]
……あ、織部?
[そういえばと袖でもう一度目の周りを拭ってから開いて出迎える]
(23) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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―2階・階段付近→― …すいません、匂いに酔いそうなんで、少し離れます。
[と、まだそこに残っていた人たちに告げてから、場を離れた。 その人たちは階下へと向かっていったろうか?
とりあえず、落ち着ける場所を探して二階付近を歩いている]
(24) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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せんせ……?
[いつも穏やかな文の厳しい声>>19。 きょとんとしてしまったのも、無理は無いと思う。 手を握っていてくれた桂馬>>17と、顔を見合わせたかもしれず]
先輩、手。ありがとうございました。
[もう大丈夫です、とぺこり礼をして。 手を外そうとしたのだが]
わ、!?
[桂馬に引き寄せられ>>22、たたらを踏む。 どうしたんですか、と問おうとした口のかたちは、そのまま固まり]
『 ?』
[何事かを呟き、彼女へ手を伸ばすも。 何も無かったかのように、その姿は消えてしまい]
(25) 2011/05/20(Fri) 00時半頃
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