189 とある結社の手記:8
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ハナに1人が投票した。
オスカーに1人が投票した。
イアンに5人が投票した。
キャロライナに1人が投票した。
ヴェスパタインに1人が投票した。
イアンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラルフが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ハナ、オスカー、スージー、リー、ワンダ、キャロライナ、ヴェスパタインの7名。
[―――朝。
投票用紙を取りに一人の結社員が遣ってくる。
そして票を集計すると、誰かを連れて行くだろう―――。]
―――
★明日以降は投票用紙を取りに来る描写はしない予定です。
遺体発見などもこちらでは行わないので、やりたい方がやってください。
遺体の回収と部屋の清掃などは結社員にやらせてくれて構いません。
―――
(#0) 2014/08/16(Sat) 00時頃
[遺体の発見が結社に伝わると、その後、広間には【全員が集められた】。
【ラルフが襲撃された】事を伝える為だ。
結社員が全員に伝えれば皆の顔を見回し、コルクボードを指した。
そこには【イアンが処刑された】と言う内容のメモが貼られている事をも告げる。
話は以上だと述べた後、ラルフの遺体の回収と部屋の清掃へと向かった。
小一時間ほどすれば終るだろう。]
―――
★回収清掃の例と、皆への通達です。
この描写も明日からは皆さんに、良いと思うやってもらおうと考えていますが、
お告げで投下した方が良いと思うならその旨メモへ貼って置いてください。
(#1) 2014/08/16(Sat) 00時頃
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──昨夜──
[投票はあっという間で、拍子抜けするほどだった。 コルクボードを確認する余裕もなく、──つまり酒のことを気にする余裕もなく、男は俯いたまま、急ぎ足で自室へと戻る。
そうして、”それ”を見た。]
(0) 2014/08/16(Sat) 00時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 00時半頃
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──朝、個室──
[ひどく、喉が乾いていた。]
………… は、 ……
[ベッドで横になり、両腕で目元を覆う。 同時に襲ってくる安心と恐怖とで、 起き上がるのには時間が必要だった。]
(1) 2014/08/16(Sat) 00時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 00時半頃
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-回想 深夜の投票箱前-
ごめんなさい… ごめんなさい…
[何度も謝罪の言葉を繰り返す。 その投票用紙にはイアンの名が記されていて、その理由を少年は彼に伝えなかった。村の人たちの名前は書けない。ただそれだけの理由。紙片が箱の中に吸い込まれる。朝が来なければいい。強くそう願った。]
-回想・おしまい-
(2) 2014/08/16(Sat) 00時半頃
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──昨夜/リーの個室──
……
[>>333 曖昧に濁す言葉に、視線は向くもそれ以上は、 尋ねる言葉は続かなかった。]
……、迷わせるようなことを言ってくれるよ。
[イアンにも言われたのと似た言葉。 軽くこめかみを押さえた。]
(3) 2014/08/16(Sat) 00時半頃
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──昨夜/広間──
[話を終えて、広間に下りる。白いままの紙を持って、 軽く、誰かを探すように周りを見回した。]
……
[刻々、時間が過ぎて、 魚屋の女は息をつく。]
(4) 2014/08/16(Sat) 00時半頃
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……まったく、普通じゃないよ。
[そうして、これで普通じゃない側の 仲間入りだ。低く、ぽつりと呟いて、 白い紙に名前を書くと、それを箱の中に投げ入れた。]
──昨夜回想、了──
(5) 2014/08/16(Sat) 00時半頃
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──朝、二階個室──
[──その日の目覚めは、いつもよりも遅かった。 リーと話しながら飲んだ酒のせいだったかもしれないし、蓄積される精神的な疲労のせいもあったかもしれない。]
……、
[軽い二日酔いだろう。 頭痛を抱えながらベッドの上で身を起こす。 窓の、外を見やった。
──直後に、ドアがノックされる。]
(6) 2014/08/16(Sat) 01時頃
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[息を吐いて髪を括りながらドアを開けると、 そこに立っていたのは、結社員だった。]
……今日は、なんだい。
[呼び出しに、露骨に嫌な顔をする。 先に内容を言えと、目で脅した。]
(7) 2014/08/16(Sat) 01時頃
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ワンダは、そうして、──その話を聞いて、
2014/08/16(Sat) 01時頃
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──集会場二階、ラルフの部屋前──
[──がん!と蹴りあける勢いで、すでに人が入っているドアが開けられる。結社員のひとりが、音におどろいた顔をした。]
邪魔だ
[低く押し殺した声が、退け。と、 要求だけをたたきつける。]
(8) 2014/08/16(Sat) 01時頃
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[部屋には、サイモンの時と同様に、 赤が散っていた。
ただ、サイモンのときとは違って、 ──まだ、布がかけられているようなことはなく]
────…
[止めようとする結社員には構わずに 横たわっている体の傍に膝をついた。]
(9) 2014/08/16(Sat) 01時頃
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[緑味のかかった白いドレープのスカートが、 じわりと赤い色を吸い上げていく。]
……
[──ラルフの顔を見たままに、白い手を伸ばす。 周囲の声には構わなかった。
ただ、その様を直視して、
唇が曲がった。]
(10) 2014/08/16(Sat) 01時頃
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───ばかじゃないのか
(11) 2014/08/16(Sat) 01時頃
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[その惨状をみて、吐いた言葉は悪態だった。 触れた肌は、魚でも触っているように冷たい。]
………… ばか、なんじゃないのか。
[女の声が、似た言葉を繰り返す。]
(12) 2014/08/16(Sat) 01時半頃
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[顔を顰める。震えそうになる呼吸を堪えるように、 短く、息を吸った。]
…
[── がん! と、音が響いた。 その場に、手を打ちつける。]
(13) 2014/08/16(Sat) 01時半頃
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[きつい表情が、ラルフの顔を睨みつける。 もう、視線を避けられるようなこともない。
二度とだ。]
…… 年下の癖に、……先に死んでんじゃないよ。
[勝手なことを、勝手に言って、 くしゃり、と女の手は、ラルフの髪を撫でていく*。]
(14) 2014/08/16(Sat) 01時半頃
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魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 01時半頃
魚屋 ワンダは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 01時半頃
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― 夜 → 早朝 自室 ―
[投票用紙を入れて、部屋に帰って、床に転がる。 天井が見えた。]
……
[目を伏せる。 眠った気はしないまま。 迎えるのは朝だ。]
―――… ッ、
[また跳ねるように起き上がった。 眉を寄せる。 これが日課になるのは嫌だなぁと顔を顰めた。ゆるゆると細い息を吐きながら視線を落とした。 暫くシーツの上で力を抜いて項垂れたまま。]
(15) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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― 早朝 ラルフの部屋の前 ―
[また、階下に降りようと。水でも飲もうと部屋の外へ出て。 その場所を通りかかった時に、わずかにそのにおいがして、くんと鼻を鳴らした。]
……
[足を止め扉を見つめる。僅かに扉が開いていた。 ぎぃ。別にこれが誰の部屋でも不法侵入など厭わない。それに明らかに様子がおかしい。]
――― あ〜ぁあ… まじでぇ…?
[思いのほか、静かな声色だった。
そこにいたのは、変わり果てたラルフの姿だ。 血塗れの姿に、床に、あいつは耐えられるんだろうかとずれた事を思う。今頃床掃除でもしてるんじゃないかとすら。 べちんと片手の平を目元に当てた。っはあ……、大きくため息を吐く。 息を吸った時、血のにおいで肺がいっぱいになった。]
(16) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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………
[少しの間そうしたまま。 静かな空気は霧の湖を思い出すけれど、この場に広がる湖は赤かった。 ――― あぁ…と思う。
そろそろと片手を目元から外すと、もう一度ラルフだったものを見た。食べられているようにみえた。 … はは…と、小さな笑みが漏れた。呟いた言葉は昨日と同じもの。]
―――… …ばかだなぁ…
[口調はいつもと同じだった。でも声色は。 その後、誰か来ただろうか。来たなら言葉を交わしたかもしれない。
どちらにせよしばらくしたら、もうひとつため息を吐いた後、扉は開けたまま、集会場の入口へと向かうつもりだ。 入口横の壁に背を預けると結社員が来るまで座り込み、ラルフの件を軽い口調で伝えるつもりで**]
(17) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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― 朝 広間 ―
[結社員から、ラルフの話を聞き、ついで聞くイアンの話。]
あ〜あ…
[もれた声はやはり軽い響きを持つ。 あいつは連れていかれる時、どんな顔をしていたんだろう。 それが気になって。でももしかしたら。
笑っていたのかもしれないと想像する。
本日の分の投票用紙も貰えるだろうか。 それを見下ろして、少しだけ*目を伏せた*]
(18) 2014/08/16(Sat) 03時頃
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-明朝・広間-
[やがて泣き疲れて声が出なくなった後も、伝う涙が止まることがなかった。ぎゅっと両手を握り締めて、広間の隅、椅子に座ったまま、少年は黙って泣き続ける。**]
(19) 2014/08/16(Sat) 03時半頃
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― 朝/自室 ―
[昨夜は、軽い食事を済ませた後、自室へと引きこもった。 気づけば眠りに落ちていて、どこかで響いた音にゆるりと意識が覚醒する]
……
[朝の光に瞳を細めて、のそのそと動き。 手ぐしで髪をすいたあと、眼鏡をかけた。
なにやら騒がしい廊下へとでて]
(20) 2014/08/16(Sat) 06時半頃
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――え?
[廊下に漂う血の匂いと、人が集まる部屋のほうを見る。
ワンダや結社員がいる部屋の中、隙間から見えるのは、倒れているラルフ]
……らる、ふ……?
[昨日、いつもと変わらぬ調子で話していたのに。 赤に染まったその姿に、ぽつり、と名前を呼ぶ]
そんな、どうして……
[血のにおいに、顔を青ざめさせながら呆然と見つめて]
(21) 2014/08/16(Sat) 06時半頃
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― 広間 ―
[結社員に集められたときは素直に広間に来ていた。 投票結果がイアンだときいて、やはり、と思う。
――イアンの望みどおりの名前はかけなかったけれど、イアンを信じていないからこそキャロライナの名前を書いた。 そんなのは無駄だったようだ]
……イアンさんが処刑されて、ラルフが、人狼に……
[じゃあ、占い師と名乗って、残ったヴェスパタインは。 本物なのだろうか、それとも――]
ヴェスパタインが、じんろうを、見つけていれば……
[信じられる、のだろうか。
小さくつぶやいて、椅子の上でひざを抱えた**]
(22) 2014/08/16(Sat) 06時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 06時半頃
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─朝、ラルフの部屋前─
[疲れのせいか、目覚めた時間は早かった。 ひりつく喉に、何かをと食堂へ向かおうとして、 開いたままの扉に気づく。 臭いに、気づく。
視力が落ちた分、他の感覚が鋭敏になっているとでもいうのか。 知らないでいたかったそれに引きずられるように、 男はその部屋を覗き込んだ。]
………………リー…………?
[初めは、彼の部屋かと思った。 与えられた部屋は一人一つで、だから人影は一つあれば十分で。
床に、壁に広がる赤色を見るまでは、だが。]
(23) 2014/08/16(Sat) 08時半頃
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ッぁ ……
[まともな悲鳴も出なかった。 転がった何かは、見知った色の頭髪を持っていて、 だからといってそれが知り合いの、 人間だったものだと、認められない。
死体をみたことはあるが、街中の工房にこもりきりな事が多い男は、ここまで形を崩された遺体を目の当たりにしたことなどなかった。 鼻と口を覆う。 サイモンの言葉が、頭の中をわんわんと唸りながら回る。]
………そ、れ……………
[リーは人間だ。 自分が見たものが、真実であれば。
それなのにこの凄惨な場に立ち尽くす姿に思わず、 おまえか、と聞きたくなったのは、 未だに何の手がかりも得られていないせいだった。]
(24) 2014/08/16(Sat) 08時半頃
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