人狼議事


197 獣ノ國

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視点: 人


【人】 双生児 オスカー

― 回想:>>1:308より少し前 ―

[――ズー、ズーとコートのポケットを静かに震わす感触に、黒髪を揺らしながらそれを掴み出す。

緑のランプが点灯した通信機器の画面に、暫し目を凝らし。ようやっと、何となしに付けた鍵の解き方を思い出せば、たどたどしい指付きで通知の先を開く。]

 …… ……来ちゃった。

[思わず零れた呟きは、じわりと薄っすらと湿った空気に溶ける。
自然と緩慢になる歩みの中、そう多くもない文面をじい、と見下ろして。何を告げた物かと、暫く書いては消しを繰り返した。]

(5) 2014/10/05(Sun) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

――――――――――――――
宛先:シメオン>>1:329
――――――――――――――
Re:迷子の友人へ
20xx年10月2日 xx:yy
――――――――――――――
出会ったその日に言う位だから、余程酷いのだとばかり

なら、明日の朝にでも
みすみす迷子にさせるのは忍びないから、迎えに行く
確実に行ける場所、教えて


どうでもいい話。もし獣に会ったら、シメオンはどうする?
――――――――――――――

(6) 2014/10/05(Sun) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[余談を四行ほど削り、"どうでもいい話"と頭に足し。

完成した本文>>6を数度読み返してから、"送信"の文字に指を押し当て――――離す。
"どうでもいい話" を "そういえば"と書けばよかった、と後悔するは、送信済みと描かれた画面が表示された頃だったか。

そのまま画面が自然に消えるのを見送って。そこでようやく、思い出したかのように浅く息を吸い、長く長く吐き出した。]

(――丁度いい機会 って言うの? こういうの。
  迷子常習犯ぐらい、"もしも"もどうにかなるだろうし――)

[互いに対しても、顔の見えない同類…仲間に対しても、一つの"例"に成り得るだろう、と。
会って間もない友人は、そこまで友人でもない…筈で。

そこまで思考を回して、自分が顔を顰めている事に気づく。
マフラーの上端を垂れ幕のように額に当て、深く息を落とし、低く静かに唸り、――笑った。]

(7) 2014/10/05(Sun) 01時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

[はたり、瞬きが落ちる。]

 (――素直)

[それは喉に引っかかる響き>>3だった。間を埋めるように、首を傾げるに似た曖昧な頷きを落とし。それを払拭するように喉を鳴らせば、"冗談"と言葉を続けて。]

 それもそうだね。…鹿に世話焼く狼もいるけれど。

[赤ずきん、と呟きながら。柔い瞳を真意の読み辛い笑みへ、赤頭巾へと、順に向ける。

その後に投げた問いも、一瞬の間の後に続く答え>>4も、半ばどうでもよかった。相手が不思議そうに問いを投げた>>1:380時点で、少年の心中は概ね固まりきっていたのだから。

――さて。お喋りな狼の話は、どう綴り伝えようか。"そっか"と短い返事の合間にも、脳裏を文字が駆け巡り。見上げた鳶色に好奇が映り込んだ。]

(97) 2014/10/05(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

 ……なんだったかな。確かめたかった、のかも。

[マフラーに鼻先を埋め、カツと足踏みを一つ。飛び出した理由>>4、と小さく呟きながら、曖昧な心情に記憶を、言葉を、嵌めて行く。]

 ――…いつも通りなのか、そうでないのか。
 …家の中で怯え待っている気分でも、なくなったし。

[そう、自分の背中を押した言葉があった。徐にコートのポケットの上から通信機器を撫で、蜘蛛に告げられた言葉を思い返す。]

 後。そもそも、買い物しないと家に食糧が無い。

[道草で腹が膨れたらどんなにいいか。

葉野菜が食べたい、と溜息混じりにごちりつつ。ふと空を仰げば、"随分と話し込んだような…"と我に返ったような気持ちになり。ふう、と細い息を漏らした。]

(98) 2014/10/05(Sun) 16時半頃

【人】 双生児 オスカー

[――着信が来たのだろう。取りだされた機器を追うように、視線が昇り流れる。
失礼、と告げては機器を操作する相手>>84に、一拍遅れて頷くと、その手付きに素直に感心しつつ、用が済むのを見届ける。

…やがて、視線が帰って来るなり、告げられた問い>>85にはゆるゆると首を振り、肩を竦めた。]

 …何かあれば、それを仲間に伝えるまでだよ。
 まあ、赤ずきんを貰えれば、少しは気が楽になるかもね。
 
 ――いないよ。飼われるなんて、想像がつかない。

[……受け入れて欲しい人は、いないような、いるような。
なんて小さく零れてしまった囁きには。思わず目を瞬かせ、泳がせる。狼の耳に、その声は届いてしまっただろうか。

…どちらにせよ。ここでその心情を深く考えようとは、まず思わないけれど。]

(99) 2014/10/05(Sun) 17時頃

オスカーは、[抑えられた言葉>>93を耳にすれど、喉奥で静かに息を鳴らすに留めて。]

2014/10/05(Sun) 17時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 17時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 17時半頃


【人】 双生児 オスカー

[――ふと我に返ってしまえば、掲げていた努めは静かに萎み。それに従って、鳶色に一時浮かんでいた好奇も沈んで行く。

残るは回した口から喉へ、胸へと落ちる薄っすらとした疲労感。

今までもそうだったのか>>110と問われれば、喉に言葉を詰まらせながら、"別に、"と淡々と切り返す。
そこまでも語る必要は、恐らく、ない。]

 ……知らないのは、皆同じだろうから。きっと。

[相手の紡ぐ「仲間」は、意味深な響きを纏っているような気がして。その解釈の正誤も、相手の真意も見えぬままに、反発を胸に潜めながら言葉を返す。

あぁ、だから外に出たのだろうか。
と、そこに理由を見出したのは、また少し後の事。]

(122) 2014/10/05(Sun) 18時頃

【人】 双生児 オスカー

[携帯の有無については、一言肯定を返せば、連絡先が綴られたメモ>>110を手渡され。マフラーの裏で、自宅が知れているのに、少しだけ口を締めた。]

 (…携帯あると、便箋使わなくなりそう)

[呟きを拾われてしまえば、返す言葉はないとマフラーに頬を埋め直し。尖りかける唇を抑えるように微動させた。

その合間に切り出された言葉>>111には、一寸の思考と共に言葉を纏める。あの童話は――]

 ……、――遠慮しておく。
 道草をしすぎたら、間に合わなくなってしまうからね。

[――赤ずきんは、確か。お使いを真っ直ぐやらなかったから、狼に食べられる羽目になったのだ。
最後ぐらいは、と努め通りに愛想の込めた笑みを一つ浮かべる。]

 花畑にも寄らず、真っ直ぐお使いをこなすよ。

[次に彼と出会うのは、赤ずきんに扮する時だろうか。
ひら、と小さく手を一振りすれば、相手の返事は待たずに、真っ直ぐ商店街の方へと足を進めて行っただろう。*]

(125) 2014/10/05(Sun) 18時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 18時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 現在:本屋→商店街 ―

[鹿角を生やした少年(>>1:308)が本屋へと入ったのは、白い少女が既に立ち去った後>>117の事。

雨に降られる前に帰ろう。角に気を付けながら、店の奥へと足早に向かい、カウンターの前へ。
――そこに店主の姿はあっただろうか。]

[店主らしき青年の姿を見止めれば、どこか恐る恐るバイト応募の旨を伝え、その詳細に耳を傾けたか。履歴書等が必要ならば、少し迷った末に承諾して。

もし、なければ応募の旨と連絡先を書いたメモを、カウンターの上に残して行っただろう。]


[そうして、カウベルを再び鳴らしながら本屋の外へと出れば。疲れたとばかりに、溜息染みた深呼吸を一つ。

そのまま近くの青果店に足を向ければ、向けられる視線に少しばかり縮こまりながらも、キャベツを一玉買って道へと戻る。

…買ったキャベツを見下ろし、悩む事数分。蹄が道を叩く音を響かせながら、商店街の裏道へと走り去って行った。*]

(141) 2014/10/05(Sun) 20時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 20時頃


【人】 双生児 オスカー

― 商店街 → 裏路地 ―

[――外葉の一枚だけなら、という出来心。唇から僅かに緑を食みださせながら、ゆっくりとそれを咀嚼し、口内へ、喉へと流し込んで行く。

どうにも、角が生えてから、殊更野菜が美味しくなった気がする。ごく、と喉を鳴らしつつ。知っている道から離れ過ぎない程度に裏路地を一つ、また一つと抜けて行く。]

 …… ……、

[ぱた、ぱた、と頬を微かな雫が叩く。既に小雨がちらついていた。頬を守るようにマフラーをずらし上げて、ちらりと曇天を仰ぐ。]

 (……明日は晴れますように)

そして、変わりない――。
睫に落ちた雫が膜を張りだせば、それを払うように首を振り。本降りになる前にと、地を蹴った。

やがて、足を進めた先に雨宿りの出来そうな屋根を見つけると。数拍の躊躇の末に、あまり広くないその空間へ身を寄せ、通信機器の画面を灯したのだったか。]

(155) 2014/10/05(Sun) 21時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 21時頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 21時頃


オスカーは、ルーカスに話の続きを促した。

2014/10/05(Sun) 22時半頃


オスカーは、ヤニクに話の続きを促した。

2014/10/05(Sun) 22時半頃


オスカーは、シメオンに話の続きを促した。

2014/10/05(Sun) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 裏路地 ―

 ……ええと、

[文字が滲まないよう、手の水気を拭ってから。コートのポケットから新たな連絡先を二枚取り出すと、交互に見比べては感慨に浸った。

そして、漂う湿気が染みこむ前にと、せっせと慣れない文字盤を叩く。
ヤニクの手付き>>85をふと思い出せば、感嘆を込めながら息を吐いて、少しだけ指の進みを速めてみる。もっとも、ミスタイプの要因となって、余計に入力は遅れたのだが。]


 …――何、書こう。

[とりあえず一通、と開いた画面。無題、と表示された欄がじとりとプレッシャーを放つ。

どうして題名なんてあるんだか、とごちても始まらず。悩みに悩んだ末、仕方なく本文に書こうとしていた文章を一つ打ち込んだ。]

(176) 2014/10/05(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

――――――――――――――
宛先:亀吉さん
――――――――――――――
雨、大丈夫?
20xx年10月2日 xx:yy
――――――――――――――
傘、持ってなかった気がした


さっき聞きそびれたんだけど。もしかして吉さんも獣、だったり?
それとも鹿角、珍しくなかった?

あと。アオギリさんって呼んだ方がいい?
――――――――――――――

(177) 2014/10/05(Sun) 22時半頃

【人】 双生児 オスカー

[出来上がった文章を眺め、小さく唸る。
名刺>>1:385に刻まれた"鼬"の文字。それはただの偶然か、それとも。

同じ一文を何度か書き消しした後、結局、"獣?"の一文は消さずに、メール>>177を送信する。]

 ――…聞きたかったんだから、うん、

[打ち付ける雨音に溶ける声には、ほんの少し、期待が滲む。]

 …… ……さむ…、

["便利屋"に頼めば、傘を運んできてくれるのだろうか。
足元に流れ来る雨水を見つめながら、一時悩んだ末、その案は――主に財布の事情から――却下される事となった。]

 …………あ、

[天気予報が確か見れたような、と徐に再点灯した画面には通知が一つ。
途端に詰まり出す胸の重さを、ゆるゆると薄く開いた唇から吐き出しつつ。そこに詰められた文字を、目に映した。]

(178) 2014/10/05(Sun) 22時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 裏路地 ―

[薄っすらと眉間に皺寄せながら、曇天によく似た鳶色はじわり、じわりと文面を読み進めていた。(>>178)
――故に、そこに和装の男が近づいて来ていた>>179事に、気づけなかった。]

 ……――…っ……!?

[思わず、高く引き攣った息を漏らしては、僅かに深まる影の先を仰ぐ。がつ、とその拍子に鹿角が壁を叩き、その衝撃に小さく呻いた。]

 ――――ッ、 …… …ええと……先、生?
 確か、………… そう、大学の。

[課外授業ならぬ見学で、その講義を耳にしたような。
朧な記憶を引き出しつつ、相手の外見をじいっと見つめ、小さく息を落とす。人、と頭は認識した。]

 ……先生の行く場所まで、ついでに入れて下さい。

[強まりつつある雨音に耳を澄ませて。観念するような低い声と共に、軽く頭を下げた。

――先生とか久しぶりだ。そう思いながら、促されれば傘の中へ入り。自宅であるアパートの方向を、一応告げては、相手に合わせて足を進めたか。]

(183) 2014/10/05(Sun) 23時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/05(Sun) 23時頃


【人】 双生児 オスカー

― 回想:>>150の少し後、本屋 ―

[本降りになる前にと、カウベルを鳴らしながら滑り込んだ身体は、いつもより少しだけ機敏に動く。
棚と棚の間を目測しては、少しだけ身体を斜めにして。口元を覆うマフラーの上端を引きながら、何やら作業に勤しむ、店主らしき青年の元>>150へと。真っ直ぐ、足を進めた。]

 ――…こんにちは。

[そう静かに声をかければ、青年は顔を上げてくれただろうか。
剥き出しの鹿角に一瞬、意識を回して。それを受けて早まる鼓動に、胸を少し詰まらせながら、ゆっくりと口を開く。]

 バイト募集の張り紙を見て、来たん …ですけど。

[言葉が、詰まる。一寸、喉で息を鳴らし――意を決して、口を開き直した。若干、声が震えた事には目を瞑る。]

 …こういうモノでも、 ――雇って貰えますか?

[右手を鹿角へと這わし、僅かに首を左に傾げて角先持ち上げる。青年の反応は一体、どんなものだっただろうか。

あまり良い色でなければ、"すみません"と(注意深く)頭を下げながら告げて、その場を後にするつもりで。
――それがもし、快さげな物だったら。そのまま、続くだろう話に耳を傾けようと、姿勢良くその場に留まっただろう。]

(224) 2014/10/06(Mon) 00時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 00時半頃


双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 00時半頃


【人】 双生児 オスカー

― 路地裏 → 自宅アパート ―

 …大丈夫、です。

[差し出された手拭い>>192に、はたと鳶色が瞬き。やはり覚えのあるような、無いような…そんな男の顔と、手拭いを交互に見比べ、遠慮がちに受け取る。

受け取ったものの、何から拭けば――と、一考。とりあえず、何かと物を引っかける、剥き出しの鹿角から順に水気を拭った。

その間、高校生かと問われれば、無言のままに頷く。
本当に、厳密に高校生か、というとその自信はないのだが。

互いが互いを観察する視線を交えて。男が笑えば、居た堪れなさを覚え、僅かに眉尻を下げた。

――これは本当に、日常なのだろうか。

そんな事を思えば、湿り下がったマフラーが途端に頼りなく感じられて、引き締めた唇を微かに噛みしめた。]

(233) 2014/10/06(Mon) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[「案内してくれ」と言われれば>>195、知りもしない男の住居を思いつつ、首を外へと傾げ、男に角が当たらないようにしながら歩き出す。

コンビニエンスストアに入るとなれば、一瞬表情を強張らせて。それでも、後を追うように慣れない眩しさの中を進む。

棚から手に移る物をぼんやりと眺め、義務感に近い足取りで己より高い背に続く。保温器を指差されれば、いつの間にか乾いていた口を開閉させ、声を捻り出す。]

 え、…――あ、あんまん? で。

[出た声は予想よりは、普通めな声色に聞こえた。その事に安心していれば、それが購入されるであろう事に気づいたのは、既に会計が済んだ後。

温かく小さなビニール袋は、差し出されるがままに受け取り。少し悩んだ末にカイロの封を切る。それが一番の"応え"になるのだろう、と自分に言い聞かせつつ。]

(234) 2014/10/06(Mon) 01時半頃

【人】 双生児 オスカー

[――カイロのじわりとした熱に、いつの間にか冷え切っていた薄赤い指先は、じわりと元の色を取り戻していった。

その合間に他愛ない話>>211を投げかけられれば、少しだけ表情を緩めて頷く。]

 でも…火を通せば、そこそこ甘いと思います。

[――自分は生で充分甘いですけど。
そんな事を胸に浮かべれば、キャベツ…もとい葉野菜が、いつの間にか特別になっている事をぼんやりと自覚し。
込み上げる薄ら寒さを前に、まだ温かいカイロを固く握り締めるのだった。

……他愛ない話をどこか規則的な音の群れに挟み込むうちに、馴染みのアパート前に辿り着く。

そのまま深い謝罪と、どこかぎこちない感謝の言葉を連ねては、鹿角の当たらぬ範囲で一礼し、アパートの軒下へと走った。

やがて、ポケットに眠る、水気を含んだ手拭いの存在に気づいたのは、開いた我が家の扉に身を潜らせた後だったか。*]

(235) 2014/10/06(Mon) 01時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 01時半頃


【人】 双生児 オスカー

― →夕刻:自宅アパート ―

[被ろうと思っていたバスタオルを、仕方なしに首にかけつつ。ソファーに腰を沈めては、仄かな温かさを残すのみとなってしまった、あんまんを口にする。

柔らかな甘味と胡麻の風味が、鼻と喉を満たす中。眇めた瞳は右手に握られた携帯の画面を映していた。

増えた新着通知は、ひとまず横に。
そのまま放置される形となってしまっていた文面に目を通し、緩む頬と引き締まる喉の、何とも言えない感覚に目を伏せた。]

 ……    、

[――ねえ、友達って何?

何一つ確かめられてもいない記憶の中に、答えは勿論ない。
仮に本人に問うた所で、その答えが得られるのか否かと言えば――分からない、と頭は保留する。]

(271) 2014/10/06(Mon) 11時半頃

【人】 双生児 オスカー

[気怠さがかかる首を机の引き出し、一段目へと向けて。そこで眠る書きかけの便箋に、想いを馳せた。
――この突飛な話を、どこまで綴ればいいのだろう、と。

…もう一度、画面に光を灯す。
ゆっくりと読み進めれば、少しだけ、重く落ちていた唇が浮かび上がり。緩く、緩く、弧を描く。]

 ――…どうするんだろうね。その、立場だったら。

[――正確な思いは、もう分かる事はないのだろう。]

(272) 2014/10/06(Mon) 11時半頃

【人】 双生児 オスカー

――――――――――――――
宛先:シメオン>>28
――――――――――――――
Re:不可抗力です
20xx年10月2日 xx:yy
――――――――――――――
…本当に最低限じゃないの、それ

本屋ね。分かった、ならそこの前で待ち合わせ
で。ところでも何も、自分で言ってた気がするんだけど。違った?
……本当に迷った時は、先に連絡入れて

獣。獣人、でもいいけど
何でもって、結構度胸あるんだね。なめくじとか、俺は無理
でもそれ以外は、似てると思う
怖かったら逃げるし、興味があれば近づくし、好きなら居るし


ありがとう。それだけ
――――――――――――――

(273) 2014/10/06(Mon) 11時半頃

【人】 双生児 オスカー

[机に眠る便箋が使えないのを、少しだけ惜しく思った。

ぼんやりと一周だけ視線を巡らせて、送信を押す。ソファーに携帯を握る手を投げ出して、浅い息を吐いた。]

 …… …… ……。

[言葉に滲ませた、その思いだけは。
獣も、人も、そう多くは変わらないのだろう。
少なくとも自分に限って言えばそうだ、と思っている。

だから、明後日の事は考えなくていいのだと。胸が囁いた。]

[…続きを、と画面を見遣る。新着通知を開けば、"鼬"の文字。
些かタイミングがずれてしまった一行目には苦笑し、続く分には丸くした目をはたりと瞬かせ、息を飲み、…首を傾げた。

何から、と小さく呟きながら。小さな唸りと共に文字が進む。]

(274) 2014/10/06(Mon) 12時頃

【人】 双生児 オスカー

――――――――――――――
宛先:青桐
――――――――――――――
Re:雨
20xx年10月2日 xx:yy
――――――――――――――
大丈夫、今帰ってきた。ありがとう
ちなみに便利屋は、メール依頼も受け付けてる?

本当?
…じゃあ、もしかして獣人コミュニティの鎌鼬って青桐さん?
人違いならぬ、鼬違いだったらごめん

「青桐」って苗字か何か?
そんな感じだったよね、和系の人の名前って
まあ、そう呼ぶ事にする。青桐さん
――――――――――――――

(275) 2014/10/06(Mon) 12時頃

【人】 双生児 オスカー

[思えば、"鎌鼬"と"亀吉"には、それなりに共通点があったような気がした。例えば、そう。横文字が苦手とか。

――コミュニティはコミュニティ以外に、言い様があるのだろうか。…流石に、それぐらいは通じてくれる筈、と信じたい。

最後の文には、やはり首を傾げた。草履から今の今まで、何かあっただろうか。]

 ……どうして、俺?

[――懐かれた? …犬猫じゃあるまいし。
見つかりそうにない答えを探すのはすぐに諦めた。それよりも先に、出来れば早急に探すべき物が、目の前にあった。]

 …ちゃんと、残ってるといいけど。

[少し埃被った、くたびれ、膨らんだ通学鞄。教科書の類も、細かなプリントの何枚かも、全てがここで眠っている。

もしかすれば、忘れてしまった先生の名前も――。
洗面所に、洗剤と共に置かれたままの手拭いを、胸に思い浮かべる。雨音が屋根を叩く日でも、アイロンをかければ乾くと予想を重ねながら。

送信のボタンを押しては、ソファーに携帯を軽く放り投げる。
難航する事態をぼんやりと想定しつつ、袖を捲っては、薄埃を落とす作業に取り掛かった。**]

(277) 2014/10/06(Mon) 12時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/06(Mon) 12時頃


【人】 双生児 オスカー

 ……、…――懐かし…

[――化学資料集にはいつになっても心を奪われる。
そんな感想を浮かべては、床に座る背は丸くなり。めくりめくり、現を抜かしてしまうのだった。

――そんな事がありつつも、真面目に捜索していれば目当ての冊子は思いの外、すんなりと見つかった。
ふと、冊子から僅かに飛び出す白い角を引き出して見れば、短い感嘆が後に続く。]

 ――そう、レポート書いたんだったっけ。
 ええと…イガラ――じゃない。……、ナントカ錠 …先生。

[――どうして振り仮名を振らなかったのか。
当時の自分を恨みつつ、放っていた携帯を手に取り。灯した画面には、早速「青桐」の文字があった。
そのまま本文に目を通せば、溜息の混ざった笑みが零れる。]

 (風邪引きそうなのは、そっちでしょ)

[長らく丸めていた背を反らし、伸ばし。ん、と小さく気を入れ直す。そして、冊子と共にソファーに腰を沈めると、返事を打った。]

(377) 2014/10/07(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

――――――――――――――
宛先:青桐>>283
――――――――――――――
Re:風邪…
20xx年10月2日 xx:yy
――――――――――――――
それは、こっちの台詞なんだけど。濡れ鼬サン

依頼の方。五十蔵 錠って言う、
大学で民俗学(の筈)を教えてる人の住所が知りたい
(…便利屋、ってこういう頼みしていいの?)

メールで教えて貰えると、メモが省けて嬉しい
後、お代はどれくらい?

そう、黒鹿。結構近くにいたんだね、何だか変な感じ
コミュニティに書くか、ちょっと迷わなくもない

…俺が呼んでいいの、それ。大切な人に、って。どうして?
――――――――――――――

(379) 2014/10/07(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[――大切な、人。目を細めながら、小さく口にする。
そのまま何か聞き落としたか、見落としたか、一日と少しの記憶を探り――戸惑いを滲ませながら、呟く。]

 …大切、ってどうして? 獣の、よしみ?

[そわりと身動ぎつつ、その言葉を文へと変える。
「大切」ともう一度口にすれば、胸に重い物が落ちて来た気がして、身体を丸め、横になり。そのまま、送信を押した。]

 ……獣だから、か。

[それが一番しっくり来る話だった。それ以外だったら、と考えると喉が引き締まり、胸が詰まった。

携帯を肘掛けの上に乗せ、ぼんやりと立ち上がる。
横になった拍子に落ちたバスタオルはそのままに、ふらりとした足取りの中、また伸びを一つして。]

(380) 2014/10/07(Tue) 00時頃

【人】 双生児 オスカー

[――狼サンはもう帰ってきているのだろうか。
ふと、雨音の奥に耳を澄ませれば、いち、に、さん、と鳴り響くノックの音>>371。妙な偶然に、少し顔を綻ばせながら返事と共に僅かに扉を開く。

その先に片手を上げる青年の姿を見止めれば、会釈をして。抱えられた赤ずきんに視線を落とす。]

 何せ、扮するモノ一つないから。

[差し出された赤ずきんに、一瞬眉を顰めるものの、差し出されるがままに受け取る。冷たいような、温いような、半端な温度が掌の熱を奪う。]

 ――雨が止むまで、赤ずきんは家の中かな。

[くるりと赤頭巾を丸めては、どこに干すか思案しつつ。どこかへ行く様相の相手のからかいには、]

 良い子にしていたら、――ご褒美まで付いて来たよ。

[と微笑み返して。どこかへと向かおうとする背中には手を振って、その姿が夜に消えるのを見送った。

…やがて、扉にかけられた袋>>261に気づけば、不思議そうにそれを手に取る。
中を覗いては、そう重くもない紙の包みに首傾げつつ。添えられたカードに目を通しながら、部屋の奥へと戻るのだった。]

(381) 2014/10/07(Tue) 00時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 00時頃


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