168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
とうさんは…守ってくれたよ。 …あたしのこと。
[それは、慰めでもなんでもなくて。 あたしはそれが事実だと知っている。 一人で帰ったあたしは、今夜死ぬはずだった。 もちろん道を変えたら死ななかったかもしれない。 けど…他の何かに巻き込まれてるかもしれない。 とうさんが、あたしを守ってくれてることは、他の誰でもないあたしが、一番知っていた。]
『…ありがとう。』
[呟くように言ってあたしの頭をぽんぽんと撫でたとうさんは、もちろんそんなことは知らないのだけれど。]
(+37) 2014/03/28(Fri) 14時頃
|
|
[家についたあたしは、とうさんに礼を言った後で部屋へと戻る。 ベッドに腰掛けて眺めるドア。 …あのドアが、ノックの後で開いて、そして彼が迎えに来てくれないかなんて。 そんな夢みたいなことを考えてもしょうがない。
あの人は、事故を回避できたんだろうか。 時計を見るまでもなく、とうにその時は過ぎている。 あの人の運命に、あたしが手を出すことはできない。 仮に無事に帰ってこれたとして…あたしを覚えているかなんて、わからない。 こんなにはっきりと記憶が残っている、あれが夢だなんて全く思わない。けれど。 彼も同じくらいはっきり覚えていてくれるかなんてわからない。 それでも。
何回だって君に恋をするよ。 生きてたって、死んだって、忘れたって。何度でも。 一回なんかじゃ足りないって、思い知ったから。だから。
その言葉を、信じたい。]
(+38) 2014/03/28(Fri) 14時頃
|
|
…会いたい、なぁ…
[呟きはいつまでも空中を漂うようだった。]
(+39) 2014/03/28(Fri) 14時半頃
|
|
[某日午後、客先での打合せを終えて街を歩く。直帰してよいと言う言葉に甘えることにした。″代休とっていいよ″じゃないあたりが何とも複雑だけど、ともあれ〆間近の仕事も終わりが見えはじめ、幾分か気は楽だ。]
真っ直ぐ帰るのも勿体無いし、寄り道してこかな。
あ、そうだ…確かあのお店この辺り。 あった。
[古めかしい作りの雑貨屋さん、目当ての物は難なく見つかる。ポーズをとったり寝っころがったり、ちょこんとした赤いシーサーの箸置きは、どこかふてぶてしくて愛嬌がある。何時も遊んでるゲームにも、こんなモンスターいたっけな。]
すみませーん、これ二つ下さい。
…あ、やっぱりあと三つ。 二つは自宅用で。残りは二つと一つでギフト用に包んで貰ってもいいです?
(+40) 2014/03/28(Fri) 16時頃
|
|
[ーカラン。風見鶏の戸をくぐる。この時間の客層は朝よりも華やかで、少し忙しそうにみえるかな?上背の高い店員さんが、ホストさながら、お嬢さん方をもてなしては熱い視線を浴びている。]
アールグレイ…
[メニューを眺め、あっさり誘惑に負け]
…と、桜のムースのセットで。
[結局注文してしまうのであった。甲斐田くんの姿が見えれば、ちょいちょいと手招いて、小さな包みを渡す。中身はさっき買った箸置き二つ。理由を問われれば、注文してないアップルパイのお礼、と紅茶のカップを手にしたまま答えただろう。**]
(+41) 2014/03/28(Fri) 16時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/28(Fri) 16時頃
|
― ミーの部屋 ― [槙村と本田を見送ったあと。 部屋の扉は、残り四つ。そのうちの一つの部屋の中。 ノックの音が響けば(>>0)、画面が切り替わる。映るのはやっぱりゲームの画面。主人公が死んで、その子どもに使命を委ねていく。]
はぁい♪
[そのままの姿で、こたつの中から返事をする。]
頼み?なぁに?
[聞けば、ある少女の部屋が見たいのだと言う。(>>1) ゲームのコントローラーを操作して、るりと呼ばれている少女の部屋を見せる。]
(31) 2014/03/28(Fri) 17時半頃
|
|
[けれど。赤い獣がしたのはそこまでだ。 映る少女は、相変わらず虚空を見つめている。 それなのに、画面を見つめる彼の目には、何か違うものが見えてるらしい。 嗚咽を洩らしながら辞めてと請うてくる。 その姿をにやにやと眺めながら首をかしげた。]
ミーは何にもしてないよ? それはユーが望んだこと。
[元より、ラブゲームの神様である自分に、人間の未来を見ることなどできやしない。そんな台詞は幻想に囚われる彼まで届いているのかいないのか。 よくわからないけれど。]
(32) 2014/03/28(Fri) 17時半頃
|
|
ミーもわけがわからないよ!
[何故かしとしとと涙を流す進村に、特に慰めの言葉をかけるでもなく。 やがて、彼が袖口でその顔をぬぐいこちらを向けば真っ直ぐ見つめた。そして続く質問タイム。 尋ねられた問いに、生き物は呆れたような声を出した。]
タイムリミットは、前も説明したよ〜〜! ミー、二回も説明したくないんだよね。
[影木に聞かれたとき、進村もその場にいたはずである。(>>1:138)]
そんなに死にたいなら、 今すぐ終わらせてあげてもいいけどね♬
[それに対する進村の返答は、よくわからないものであったけれど。(>>3)]
(33) 2014/03/28(Fri) 18時頃
|
|
[それから、まだまだ続く進村のターン。(>>3)]
お願い?なぁに?
[尋ね返せば。 ゲームのBGMが流れる部屋に、進村が息を吸い込む音が聞こえる。 そうして、紡がれた言葉(>>4)に――赤い獣は、きょとりとした顔を向けた。]
願わなくたっていいじゃない、そんなもの。
[それから、ふ、と。笑みを形作る。]
だってユー、持ってるでしょ? 初めから。ずーっと。
ユーが気付いてあげなかっただけ。
[告げられた礼には(>>5)尻尾を振って返したろう。 そうして、部屋を出ていく背中を見送った。**]
(34) 2014/03/28(Fri) 18時頃
|
|
じゃ、また。
[来た時とは違う道を通って、注文していた画材を受け取りに街へ出向く。 店から出たのを見計らったように掛かってきた兄からの電話(半分くらいお説教だった)を、短い挨拶で切って。 歩き出すと、ふと、いつもより風通しの良い首元の感覚。そういえば、ストールを忘れてしまったんだった。
無いと外出できないくらいだったのに、何故だろう、今日は余り気にならない。そうだ、満員電車に乗るんでなければ、人が多いところに行ったってそうそう肌になんか触れない。びくびくする必要、無いんじゃないか。
開き直ったような心境で、足取りは軽く。大きい通りを行こうかな。一瞬過ったけれど──ちり、と白い何かが、記憶の片隅を灼いた。
困惑しつつも足は勝手に慣れた道へと進む。 狭い通りに入って、マンション。井戸端会議。保育園のバスと、走り回る園児の姿。たぶん、この後電話が──]
…っ痛、……
[ずき、と頭の芯が疼いて、声が漏れる。と同時に甲高い着信音が鳴った。既視感。電話の相手は、]
…しゃちょう、だ……
[ディスプレイを見る前に呟く。その自分の台詞にすら、同じセル画を二枚重ねたような違和感。また頭の芯が、疼く。]
(+42) 2014/03/28(Fri) 18時頃
|
|
[雇用主である電話の相手と会話をしながら歩を進める。その間も、違和感が何度も脳を灼いて頭痛は酷くなるばかり。
今手伝ってるのは影木君のところ?電話の向こうからその名前が出た瞬間、叫びたしたい衝動に駆られた。]
(えーきさん。居るんですか?ちゃんとそこに居る?代わってください、電話、えーきさんに、)
[頭の中に、知らない筈の気持ちと言葉が溢れて、それでも口からは質問に対するぎこちない肯定のみか零れる。 他人の身体を動かしているような、他人が身体を操っているような、奇妙な離人感。 焦りのようなものが募る。早く。はやく。
角を曲がって、(はやく)少し広めの道路を挟んだ向こう側に鳥居が見えた。(はやくはやく)そのまま道沿いに進む。(おもいだせ!)
信号の無い小さな横断歩道を渡っていく。渡り切る直前、視界の隅で「誰かが」すれ違った気がした。明るい色の、長い髪の──]
(…………本田、さん、?)
(+43) 2014/03/28(Fri) 19時頃
|
|
『あたし、貴方の事もう一回、好きになる自信あるもの!』 『また、貴方に恋するの。 もう一回なんて、ケチな事言わない。 何度でも、何度でも!』
(+44) 2014/03/28(Fri) 19時頃
|
|
[パンクしそうな程一気に脳に押し寄せる、あり得ない筈の数日間の記憶に、視界が白くチカチカと瞬く。
彼女の笑顔が、声が、言葉が、手のぬくもりが、擦り抜けてしまいそうで、咄嗟に。咄嗟に、振り返って──瞬間、真横を走り抜け「ようとする」小さな影と。既視感から一瞬遅れる、けたたましいクラクションの音。
身体が動く。通話中の携帯から聴こえた声が、地面に叩きつけられる直前、自分の名前を呼んでいた。何故だろう、それは父の声に聞こえて。
そして確信する、]
(+45) 2014/03/28(Fri) 19時頃
|
|
(これで五秒前、だろ、────かみさま!)
[届け。 振り返った姿勢のまま、視線の先の園児服の子供の腕を躊躇なく掴んで。 後ろに跳ぶように地面強くを蹴った。]
(+46) 2014/03/28(Fri) 19時頃
|
|
[タルトの土台をオーブンで焼き始めた頃。 ひょっこりキッチンからホールを覗いてみたら田端さんがいた。 あれ、手招きしてる。]
桜のムース、新作ですけどお味どうでし…プレゼントですか?
[近付いてみたら、小さな包みを渡された。 中身はなんだろう?]
ああ、アップルパイの。ではありがたく頂きますね。 …中身は開けてのお楽しみ?
あ、そろそろオーブンを見てこないと。 大事に使いますね。 今後もどうぞごひいきに。
[兄貴の真似をして一礼してから立ち去ったが、たぶん様にはなってない。 仕事が終わってから開けてみよう。楽しみだ。**]
(+47) 2014/03/28(Fri) 20時頃
|
|
うぶっ……!
[ゆっくりと抱きしめられたにもかかわらず、驚いた口が奇妙な音を出す。 続く須藤の言葉に(>>24)、氷が春の日差しで溶けるような、ゆったりとした安心感を感じた。]
(……ボクと、同じだ…)
[自分の感覚を理解されず、他人から勝手な偶像を押しつけられて。 乖離した実情と求められる虚像が、真墨の場合は自分の価値観を殺し。 須藤の場合は―――他人への信用を殺したのかもしれない。]
…ボクの、…ことを…もっと知ってください。 ボクも、須藤さんのこと……いっぱい知りたい。
[飾りっ気の欠片も無い言葉で、抱きしめられた腕に応える。 触れれば壊れそうな身体を、傷つけないよう、離れないように抱きしめる。]
(35) 2014/03/28(Fri) 20時半頃
|
|
>>25
こちらこそ、ありが…とう…!
[目の前の女性に感謝して。 理解してくれたことに感謝して。 真墨の言葉が途切れ途切れになるのは、嗚咽を必死に隠そうとしてたからかもしれない。**]
(36) 2014/03/28(Fri) 20時半頃
|
|
[最初に感じたのは、衝撃と音だった。
ドサッ、とかいう鈍い音が続けてふたつ、直ぐに続けて背中に痛みが走る。じゃりじゃり、と、アスファルトを擦る感触。最後にガツッ、と強かに頭を打った。多分歩道の段差に。痛い。白い光がスパークして、目が眩む。
仰向けに転がった視界には春らしい薄い色の空が映り込んでいた。]
(────良い天気、)
[ちらりと場違いな感想が沸く。身体中がぎしぎしと軋んで、少し動かすと背中に痛みが走った。 けどそんなの大した事じゃない。腹の上に乗った重みが、身じろぎする。しっかり抱きとめた子供には、怪我なんて無いはずだ。 アスファルトに転がったままぜいぜいと肩で息をする。 視界を塗り潰す蒼穹に、ほんの一瞬、紅が挿した気がして。
ゆるりと右手を上げて、銃の形に。片目で狙いを定めるのは、虚空に消えた原色のなにか。]
────ざまあみろよ。…なんて。
[見てた? 声に出さず笑って、引き金を引いた。]*
(+48) 2014/03/28(Fri) 21時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/28(Fri) 23時頃
|
[いつしか眠りに落ちたあたし。 頬をくすぐる陽光に、目を覚ます。
あたしはひとつ、欠伸をしてから伸びをする。 あぁ、生きてるって、気持ちいい。]
…ニュース。
[呟いて、テレビをつける。 当たり前だけど、あの時世間を騒がせたはずの、通り魔事件のニュースは流れない。 そのことが、あたしの無事を、あの人に伝えてくれればいいんだけど。
部屋を出て、一階に下りると、リビングのテーブルにメモが置いてあった。]
『少し早いけど、今日はもう出かけるよ。 帰りは遅くなるようなら、また電話しなさい。』
[メモを読むと、あたしはそれをたたんでポケットにしまう。 今日は、学校は休みだ。だから。]
(+49) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
|
|
─3月某日夕刻・病室─
『ほんっとお前は…、無理すんなって言ったそばから馬鹿なの?死ぬの?』
[兄にべちんと額を叩かれいでっ、と声を上げる。流石に慣れた兄弟相手で、この位の接触はなんて事無い。ちょっと、縫ってんだから頭揺らさないでよ。不満気に言えばもう一発お見舞いしてやろうか、と睨まれた。
昼間、トラックを避けようとして歩道の段差に打ちつけた際、後頭部が切れたらしく。 傷は大した事は無いが、頭からの出血は派手で、園児は卒倒しそうな顔でびゃあびゃあ泣くわ運転手は人殺した後みたいな顔で駆け寄ってくるわで、散々だった。]
『もう道路に飛び出しちゃ駄目だぞー、男なんだからお母さん泣かすなよ。』
[わしわしとアタマを撫でてやって。泣いた後の顔でこっくり頷いた園児と、ものすごく恐縮した「カズくん」の母親は、ついさっき連れ立って帰って行った。
バイト先のほうには事故ったので暫く休む旨だけを伝えて、あとの諸々は兄に任せてある。 縫った傷自体は問題無いが、頭を打っているので念の為、検査入院になるらしい。]
(+50) 2014/03/29(Sat) 00時頃
|
|
…うん、出かけよう。
[あたしはリビングを出ると、シャワーを浴びに行く。 身支度を済ませてから、パンを一枚、カフェオレで流し込み。 洗面所で髪をとかしてから、軽く化粧も済ませる。 部屋へ戻ると鞄を手にして。]
…そうだ。
[あたしは、もうそろそろしまおうと思っていた手袋とマフラーを鞄に詰め込む。 今日は、学校は、休みだ。 けれど、学校の方へ行こう。 あの人は、学校のあたりにいるって言っていたのだから]
…そうだ。風見鶏。
[先に扉をくぐって行った人のことを思い出すと、あたしの行き先は自然と決まった。]
(+51) 2014/03/29(Sat) 00時頃
|
|
[園児の頭を撫でたあと、兄は随分と驚いた様子だった。 触って平気なのか?と聞かれて、そういえば、と思い出す。]
そんな嫌じゃなかった。…てゆか、髪だからじゃない。
[そうかそうか、と、どことなく嬉しそうな兄を尻目に、手元のタブレット端末を操作する。 兄の気持ちは有難いのだが、今はそれどころじゃないのだ。]
(……本田さん。)
[風見鶏は今日もきちんと営業している。さっき電話口で影木は普通に出勤退勤したらしい事も分かった。遊園地で事故も起こっていないし、駅で人がキチガイに刺されたなんてニュースも見当たらない。 見つけられない人もいたけれど、覚えている限りでは「ちゃんと戻っている」…と思う。あとは。]
(夢じゃない)
(本田さん、本田さん)
[彼女の、巻き込まれた事件が起こるのは──今夜。]
(+52) 2014/03/29(Sat) 00時頃
|
|
そうね――私達は、話す時間が短すぎた。 お互いを知るなら、もっともっと、二人きりでいた方が良いのかもしれない。 ……でも、どうやらタイムリミットみたいね。
[もともと自分達が最後の二人だったのだ、この空間に居られる時間は長くはない。 直感でそれを感じとってしまう。夢の時間は、もうすぐ終わりだ]
この空間は、まるで時が止まったみたいに平穏なのよ。 変化も、成長も、時間も、何もかも止まった空間。 望めば何でもたやすく願う――夢の空間。ひょっとしたら、現実寄りも望んでいた生活が出来るのかもしれない。 だけどそれは――ただの夢なの。儚い、何時崩れるとも分からない夢。 どんなに辛くても苦しくても、現実で――私達は戦って行かなくちゃいけないわ。
[ぽんぽんと泣き崩れる彼の肩>>36を叩く。ひょっとしたら彼は付き離されたように思うかもしれない。 でもそれは自分の冷静な心が映し出す紛れもない真実で]
今生の別れじゃない。だって、"私達には未来がある"んだから。 そうでしょう?
[くすりと笑って扉をそっと手で押す。まるで鍵がかかっているなんて嘘のように、扉は抵抗なくゆっくりと開き始める]
(37) 2014/03/29(Sat) 00時頃
|
|
お兄ちゃん。お願いがあります。
[病院のベッドの上に正座して、じっと兄を見る。 なんだよ、お兄ちゃんとか気持ち悪いな。言いながらちょっと嬉しそうな兄に(ブラコン面倒臭い)、タブレット端末の画面を示す。]
今すぐここに行きたいんです。10時前に。ていうか、行かなきゃならんのです。
[いつになく真剣に言えば、ちょっとだけ気圧された様子で。だって、お前、入院…とかなんとか言ってくるのを遮る。]
だから頼んでるんじゃん、今日じゃなきゃ駄目なんだ。
[切羽詰まって言うものの、理由を求められても説明に困る。今夜そこで好きな子が刺されるなんて、まさか言える訳もない。頭打っておかしくなったと思われたんでは元も子もない。が、しかし。]
(+53) 2014/03/29(Sat) 00時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/29(Sat) 00時頃
|
[悩んでいると、そこに何があるんだ、と、思いのほか真剣な声が帰ってきて。ぐ、と言葉に詰まるが、覚悟を決めて、言った。]
…猫を、殺してるやつが、今度はほんださ…人も襲うから、って──とうさんが。
[父の事を出すのに(しかも嘘だ)罪悪感はあるが。 彼女が刺されるのは勿論──誰かが代わりになったんでは、駄目なのだ。]
(俺は、俺に出来るやり方で。)
[守らなきゃいけないのは、彼女の心の方だ。 自分の代わりに誰かが死んだなんて、そんな事を一ミリだって思わせちゃいけない。それに万が一、白い部屋での記憶が全く無かったら。考えただけで手が震える。]
(+54) 2014/03/29(Sat) 00時頃
|
|
[肩を叩かれて、ゆっくりと身体を離す。>>37 離れてゆく体温に一抹の寂しさを覚え、すり抜ける体をなんとか辿って手を握ろうとした。 柔らかい手を、温かいそれを、もう少しだけ肌で味わっていたくて。]
そう、ですね…
[固く閉ざされていたハズの扉は、何の仕掛けも無いただの扉のように音もなく開いていく。 その向こうには、眩しいばかりの白、白、白が広がっていて。]
本当は、怖いですよ。もしここでの記憶を忘れたら、 ボクはここへ来たばかりの時のような…感情が死んだ生活を送ることになる。
[死者は愛を知りました。 それゆえに、待っていたのは―――死か、愛か。]
でも……戦いますよ。 ボクらはみんな、生きている……んだから。
[迷いの答えは、確かに隣にいると感じるこの体温だけが知っている。 気付けば、青い鳥は…すぐ傍にいるのだから。]
(38) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
|
|
『…わかったよ。どのみち今から一度署にもどんなきゃいけないから、ついでにしっかり見回りしてきてやる。』
[ただし!お前はちゃんとここで安静にしてる事! び、と指を突き付けられる。不満気にでも、と言えば、本当に凶器持ってる奴が居るなら、お前なんか邪魔だよ馬鹿、と窘められる。 ごもっとも過ぎてぐうの音も出ない。]
…なんで引き受けてくれんの。馬鹿げてるだろ、こんな頼み。
[いやにすんなり納得した兄の様子が不思議で、怪訝な目を向けると。 その人は、昔の父によく似た感じにちょっと笑って、言ったのだった。]*
『俺も、親父の夢、見たんだよ。』
(+55) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
|
|
記憶と一緒に経験も、消えてしまうのかもしれないわね……
[ここで話してた事も、ここで出会った人たちの事も。 ここで起こった諍いや友情、そして恋も。ここから出たら消えてしまうのだろうか。 それを含めた、"ゲーム"なのだろうか。そんな思いが心を過る事もあった]
でも、私は信じるわ。 ここで得た物だって、私と言う存在を作る礎になるはずだって。
[ぎゅ、と握られた彼の手を握り返しながら。 それはまるで現実と――この空間への宣戦布告のようだった]
(39) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
|
|
―――カミサマ、さよなら。
…行こう。
[ギュッと手を握り返し、扉の向こうへと歩き出す。]
すど…愛莉、さん。 また会えるって…信じてますから。
[白く視界が染まっていく中で、確かめた手の感覚ごしに声をかける。 届いただろうか。 きっと届くと信じてる。 進村 真墨は、心だけ先にあの空間で生き返ったのだから。 これからは、ずっと―――**]
(40) 2014/03/29(Sat) 01時頃
|
|
[扉に近付くに従って、自分の身体が光の粒になって行くのが見える。 そこから感覚は次々となくなって行って。それが尚更この世界での終焉を感じさせた]
――待ってるから。 ずっと私――待ってるから!
真墨く――
[初めて呼んだ彼の名前。 それを全て語る前に、彼女の身体は光の粒となって扉の向こうに消えた*]
(41) 2014/03/29(Sat) 01時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る