184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ラルフに1人が投票した。
ヨーランダに6人が投票した。
ヨーランダは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヘクターが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ラルフ、フランシスカ、メアリー、ミッシェル、ユリシーズの5名。
|
― 回想 / 今際の際 ―
[段々と視界が薄くなる。息が苦しい。死ぬのだ。自分は。 最期の力を振り絞って、瞼を持ち上げる。見えたのは、両手を挙げて背を向けた>>3:185ネイサンの姿]
(……後ろがガラ空きだぞ。ネイサン)
[ゴポリ、と口から血が零れて。 それでも構わず。片手を振り上げて――]
(+0) 2014/07/13(Sun) 02時頃
|
|
[――ズシャリ]
(+1) 2014/07/13(Sun) 02時頃
|
|
[ドナルドの一撃が、ネイサンの身体を貫いた]
(やった、のか……)
[手の感触は、すでになく。手応えを感じられぬまま、ドナルドはまどろみの中に落ちていく]
(ヨーランダ、ごめん。俺、お前のこと守れ――)
[そこで、意識が途絶えた**]
(+2) 2014/07/13(Sun) 02時頃
|
|
[男の家を出ると自宅に戻ることはせず、墓に向かう。 墓にヨーランダの姿がないことを認めれば眉を顰め。 墓堀の男を探し出し話を聞くが、先ほど自警団がヨーランダを尋ねてきたことぐらいしかわからなかった。
暫しの逡巡の後、フェンス境に近づき、自警団員のひとりに声をかける。 気のせいだろうか、いつもより人が少ない。]
え、カジノのオーナーが? それで黒服が……。
[いったい誰が、と思う間もなく、響く絶叫>>3:148 弾かれたように。]
ドナルド……。
(0) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
|
|
[瞬時、自警団の腕をかいくぐり、フェンスを越える。 おい、と背中にひとつ声がしたがそれ以上追う気はないようだった。
初めて足を踏み入れる”あちら側”は、 景色も全く異にするのだろう、が、幸い夕暮れ闇で荒んだ様は視認できず。]
ドナルド、どこにいるの? 何かあったの?
[>>3:177 問う声に応えるような銃声。 一瞬ラルフ? と思ったが、そんな筈はないと打消して。 音の鳴った方に足を走らせる。そこで見たものは。]
(1) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
|
|
[崩れおる獣と傍に倒れる銀髪の女に、 >>3:8 もうひとり見覚えのない住人らしき男。]
……ヨーランダ? [>>4:0 ただひとり、隻腕となった男が仰ぎ見る。]
ああ……あなた。 そうなの、あなたが、ヨーランダを、 ……ドナルドを。
[良感情など持ち合わせていない刺青の男を認めて、 瞬時に獣の容になった。]
(2) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
|
|
[如何な"存在しない"人間であっても、件の狼を捉えた上に、無抵抗な人間を撃ちはしないだろうと踏んでのこと。 予想通り、自警隊長は銃を下ろした。フェンスの向こうで、フェンスの向こう側の人間が暴れたところで、自警団の取り締まるところではない。 それで意識が離れたのが、敗因だ。これでしばらくはまた凌げる。そんな、甘さ。]
っ、 が、ぁ
[熱い。はじめに感じたのは、それ。 それから、すっと冷たくなる。痛みでは、なかった。 心臓の音が、やけに耳につく。背中に心臓があるような錯覚すら覚えた。 どくりどくりと、命が、流れる。]
(+3) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
|
|
[ヘクターの反応はあっただろうか、あったとしても一瞬のこと、素早く喉にかぶりつき、そのまま噛み千切る。
齧り付いた牙は胸元まで裂き、腸を引き出す。 しっかりとした筋肉を引きちぎり、咀嚼する。
不意に近くでざわつく気配を察し、咥えかけた左腕から離れ。 落とした衣類を咥え獣の姿のまま走り出せば、フェンスを越えこちら側へと戻った。**]
(3) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
|
|
は、
[荒い吐息が、喉を灼く。真逆の温度で、汗がこめかみを伝った。 ぽた、と落ちたのが、赤なのか透明か、もうわからない。 最後に見たのは空の色、だったように思うのに。
それが青か白か黒だったのか、記憶には残らなかった**]
(+4) 2014/07/13(Sun) 02時半頃
|
|
ガキって、私、子供じゃないよ。
[>>4:+1不機嫌そうな表情でそう示す。]
じゃぁ、ドナルド。
[ドナルドの顔を見て、そう呼ぶ。 呼び捨てで。 隙あらば、足踏みに行こうかと彼に近づいて動いた**]
(+5) 2014/07/13(Sun) 03時頃
|
|
>>+5 なんだよ。ペラジー。
[まっすぐに、ペラジーを見据えて。 仕方ないから名前を呼んでやる。 死んでまで意地を張るなんて、ばかばかしい]
……見てたんだろ。
[拗ねたような響きが、その声にはあって]
怖くないのか。 俺は、おまえを殺した人狼の仲間だぞ。
[がおー、と爪を立てて威嚇する動作**]
(+6) 2014/07/13(Sun) 03時頃
|
|
[その夜、街は騒然としていた。]
(4) 2014/07/13(Sun) 10時半頃
|
|
["むこう側"で人が死んだ。それは特段騒ぎ立てることでもない。 だが人狼が現れ、こちら側の人間が襲われた、となれば話は別だ。]
[唯一その後を追って人狼の正体を目撃した自警団隊長は、 しかし、獣達が暴れ回り、その場の決着が着いたところで、 煽られ>>3:161>>3:163>>3:164>>3:166>>3:168怒れる野次馬>>3:136に、 棒で殴られ、石を投げられ、獣を殺した銃を奪われた。
命を奪われる前にはなんとかフェンスのこちら側へと脱したものの、怪我がひどく、詳しい話を聞くには回復を待つ必要があった。]
[そしてもう一つ、さる貴族の関係者>>3:126>>3:127が巻き込まれていたことが、この件への対処をややこしくした。]
(5) 2014/07/13(Sun) 10時半頃
|
|
[隊長は彼女を追った結果人狼に遭遇し、発砲、これを殺害した後に別の者に襲撃された。その状況は気を失う寸前の隊長の口から説明された。 だが、人狼の男を庇って倒れたという彼女の生死、そして他にこちら側の人間が巻き込まれたのかどうかはわからないままだ。 ――彼女が巻き込まれてさえいなければ、"人狼は死んだ"という事実のみで、他の人間については"わからない"まま放置されていただろう。
街灯もまともに整備されていない夜の"むこう側"へと行くことを、自警団の誰もが嫌がった。 それだけではない。隊長を殴った住民の一部がまだ暴れ足りぬとばかりにフェンスを乗り越えようとしていたので、それを抑えつける人員も必要だったのだ。 結局、隊長の回復を待って詳細を聞き、明るくなってから調査・生存者の救助を行うこととなった。
――尤もその時間までか弱い娘が一人生き延びているなど、誰も思ってはいなかったが。]
(6) 2014/07/13(Sun) 10時半頃
|
|
[別の自警団員はこう語った。 金髪の娘が中に入った>>1。 出てくるところは見ていない、と。]
(7) 2014/07/13(Sun) 10時半頃
|
|
[偶然窓の外を見ていたある住人はこう証言した。 フェンスの向こうから大きな狼が疾走ってくるのを見た>>3、と。]
(8) 2014/07/13(Sun) 11時頃
|
|
―― 明け方:広場 ――
[太陽すらも未だ目覚めを拒み、地平線の向こうで微睡んでいるような時間帯。 昼間踊り子達と一緒に踊っていた市民も自宅のベッドで寝静まり、 既にあらゆる決着がついたのだろう、黒服の姿もない。 自警団の多くはフェンスの警備強化に当たっており>>6、街中は逆に監視の目が手薄になっていた。
男は噴水の縁に腰掛け、両手の中で黒く光る拳銃を見つめていた。]
――お前は、……どうして。
[問いかける先、答えなどないことを知っている。 死者と話ができるなどと、男はそこまでロマンチストではなかった。]
(9) 2014/07/13(Sun) 11時頃
|
|
[護身というにはこの銃は重い。 威嚇だけでなく、実際に誰かを殺すことができる銃だ。 ネオン街の近くにいる多少胡散臭い奴らから身を守るためだけであれば、こんなものは過剰防衛だろう。
"お前はひょっとして、人狼と呼ばれる者がこの街にいることを知っていたんじゃないか?"
問いを心の中で呑み込む。 無関係な点と点を結んで疑念と言う名の形を作り上げ、 存在しない幻に怯えることはあまりにも簡単なことだからだ。]
(10) 2014/07/13(Sun) 11時頃
|
|
[男は溜息を吐いた。眠れていない。 この時間帯ならばもう大丈夫だろうと外に出たはいいが、 風に当たって落ち着くどころかより悩みを深めてしまった。]
[ "大切な人、秘密、知った…ならば、どうされますか"
"たとえば、もし、その人が…人狼……だった、 なら……"]
…………。
[男はまとまらない感情の中で、銀の髪の娘の言葉を思い返していた。**]
(11) 2014/07/13(Sun) 11時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/13(Sun) 11時頃
|
[拗ねたような声。 >>+6『怖くないのか。 俺は、おまえを殺した人狼の仲間だぞ。』 と、 がおー、と爪を立てて威嚇する動作に、びくりとして、きょとんとして首を微かに傾げた。
何故?という風に。]
見てたよ。 それに、怖かったら近づかないよ?
[驚きはするけれど。*]
(+7) 2014/07/13(Sun) 12時頃
|
|
>>+7 ……そっか。怖くない、か。
[どこか力が抜けたような声を出し]
ありがとな。
[出てきたのは、感謝の言葉。 ドナルドは憑き物の落ちたような表情で、 そっと目を閉じると――]
(+8) 2014/07/13(Sun) 13時頃
|
|
って、馬鹿じゃないのかクソガキ!
[カッ、と目を見開いて]
そんなんだから! 危ない奴にホイホイ着いていって! 殺されちまうんだよ!
[白いフードの上から、こつんと小突いて]
ばーかばーか! 俺様が忠告してやったってのに!
[子供染みた口調で言い放った**]
(+9) 2014/07/13(Sun) 13時頃
|
|
-回想/「事件」直前>>3:+4-
金が……ないんだ。私の金がないんだ。
[話しかけてきたペラジーにそう言ったのか、 それとも独り言だったのか。 生前の威勢はなりを潜めて、ただ金、金と。]
金は活力……私のエナジーはどこへ行った?
[そんなことを譫言のようにぶつぶついっていたものだから、 件の「騒動」はよく把握していなかった。]
(+10) 2014/07/13(Sun) 13時頃
|
|
-そして今も-
…………もうすべて「トばし」ちゃったのか? 張った方にはこなくて、すってんてん……なのか?
[などとぶつぶつ言っている。 「殺された」ことよりも、「失った」ことを 嘆くとは、ある意味では筋金入りである。 一応、「他者」の認識はあるらしい。 話し掛けられれば、反応するだけの世界観はあるようだ。]
(+11) 2014/07/13(Sun) 13時頃
|
|
ん…………誰かいるのか?
[と、今更ながら反応した**]
(+12) 2014/07/13(Sun) 13時頃
|
|
なっ…!いたっ! [>>+9クソガキと言われて文句言おうとしたら、こつんと小突かれた。]
馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ!おっさん! うー…。
[何か言いたげに唸る。 警戒を怠ったのはこちらであって、人狼だなんて信憑性がまだなかったし、と言い訳を脳内で並べる。 なにより、彼女が、ミッシェルが危ない人だと、見えなかった。]
…ごめんなさい。
[どちらにせよ不用心であったのは事実だ。**]
(+13) 2014/07/13(Sun) 14時頃
|
|
『馬鹿って言う方が馬鹿なんだよ!』>>+13
[ペラジーの言葉に、ドナルドはぐぬぬと顔を歪ませて。なにかを言い返そうとして、結局できずに。大きく、ひとつ嘆息]
そうだな。俺は大馬鹿者だ。
[がっくりと肩をすくませて。 ごめんなさいと言うペラジーの頭を、励ますようにポンポンと]
死んじまったら、どうにもならねえもんなァ。
(+14) 2014/07/13(Sun) 14時半頃
|
|
[ぽんぽんと頭を撫でられるのは励ますかのよう。]
ドナルドは大馬鹿者じゃないよ。 警戒しなかった私が悪いんだし…。
[馬鹿というほうが馬鹿だとは言ったが、矛盾しているのはおいておこう。 >>+14『死んじまったら、どうにもならねえもんなァ。』 その言葉に、同意をし]
それでも。 んん、なんというのかな。 見届ける、ことはできるんじゃないかなと思うよ。
[言葉を探しながらそう口にした。]
(+15) 2014/07/13(Sun) 15時頃
|
|
[フェンスの付近は何やら騒がしい。何かあったのかと問うても、警備の男たちは煩わしげに向こうへ行け、と手振りで返すのみ。エリオット氏にとっては、あまり近づきたくはない場所だ。肩をすくめて、退散することにした。
向かうのは、外れの墓地。]
(12) 2014/07/13(Sun) 20時頃
|
|
[聞き覚えのある掛け声と共に 広場で一座による公演が始まった。 元気そうな踊り手の姿を目にし 抑え込んでいた小さな不安は安心に変わる。
行き交う人々が足を止め 次第に手を取り踊りゆく光景を見ながら メアリーは、祖母の言葉を思い出している。**]
(13) 2014/07/13(Sun) 20時半頃
|
|
[死闘の夜が過ぎ、朝が訪れる。
女はフェンスを越えた後、自宅の部屋に閉じこもり。 ひどく目が冴えていて、眠れる気配などなかったが、身体を休めるため形ばかりでもと横になり、双眸を閉じた。]
(14) 2014/07/13(Sun) 21時半頃
|
|
[夜明け前、家人が目を覚ますより早く起き家を出る。 間もなく、あちら側に向かう途中らしい自警団のひとりがミッシェルの姿に目を留めた。 ”金髪の女”という単語が耳に入る。 彼らの間で幾つかの問答があった後、近づき、声をかけてくる。 表情も声音も、硬い。]
――昨夜? さあ……私はずっと自宅に居たので。 名前はミッシェル・ジュノーと言います。住所は……。
[問われるままに返答し。 騒動に怖がる態度を見せて、事件のことを尋ねる。 自警団の隊長が大怪我をしたという話には愁嘆顔で。
それ以上の追及はなく、自警団員らは歩み去る。]
(15) 2014/07/13(Sun) 21時半頃
|
|
(ほら、面倒なことになった。)
[彼らの背を追うことなく歩を進めながら思う。
乱闘で死者が四人、という事実自体は。 ”あちら側”にとってそれ程の事件ではないのかもしれない。 しかし今回はそこに、ヒトの街を闊歩する人食いの獣と、自警団隊長の大怪我、という別のファクターが加わる。]
(ドナルド。) (私ひとりで暴れまわるには、) (この街はちょっと広い気がするわ……。)
[邂逅は一度きり。さして心を通わせたわけでもない同胞。 それでも、何か期待の予兆のようなものはあったのだ。 昨夜のミッシェルの行為は衝動的なものだったが、悔いる気持ちはない。]
(16) 2014/07/13(Sun) 22時頃
|
|
[居住区には無縁のものであった緊迫した空気が今はそこかしこにある。 それを肌で感じながら、墓地へと向かった。**]
(17) 2014/07/13(Sun) 22時頃
|
|
――おしまいのエレジー――
[男はただ、見下ろしていた。 どれほどそうしていたかは、わからない。 わかるのは、死ぬということは案外、何の救いにもならないということだ。
狼の爪は深々と背中を抉り、出血もさることながら筋肉等内部へのダメージも男に死を齎した。 そうして、苦しみを理解するより早く死んでしまえば、消えない憎しみと、それをどうすることもできない虚しさだけが、ひたすらに責めてくるのだ。 男はただ、見下ろしていた。己の亡骸と、フェンスを警護する自警団員の後ろ頭を。]
(+16) 2014/07/13(Sun) 22時頃
|
|
[生きていたその時と何も変わらない様子で、懐からトランプを取り出す。 ぱらり、ぱらり、手の中で遊ばせて、細ぅく、歌を歌うのさ。 今度こそ、クラウンらしいか、そんなのもね。 聞く人がいりゃ、それもいい*]
(+17) 2014/07/13(Sun) 22時頃
|
|
―― 墓地 ――
[ヨーランダの手で、磨かれ調えられた静寂の場。 その墓守の訃報を、ここでも繰り返し聞く。 昨夜の死者は、まだ埋葬されていないという。]
一緒に、旅芸の、観に行きたかったわね。
[>>0:106 一方的な誘いだったが、ミッシェルの中では約束事のつもりで。]
(人間の手にかかるなら、) (私の手でいっそ……。)
[>>3:110 昨日のラルフからの問いに。]
生きたかったんじゃないの?
[答えはわからないまま。**]
(18) 2014/07/14(Mon) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 00時半頃
|
――夜 ソル・デ・メディアノチェ テント――
[寝床に潜り込んだフランシスカは荒れていた。 昼間の公演は暗かった人々に笑顔を灯し、大成功したと言っても良かっただろう。 寂しかった懐具合もだいぶ温まったというものだ。 それなのに荒れていた]
人狼……
[憎々しげにフランシスカが呻く。 舞台のとりを飾ったのはまたしても人狼騒動だった]
(19) 2014/07/14(Mon) 01時頃
|
|
[フェンスの向こうの発砲に人狼騒動。 しかも話を統合すればどうやら二匹もいるらしい。 正確には"いた"だが。
せっかくほころんだ人々の笑顔がまた恐怖にひきつる。 一体どれだけ繰り返せばいいのだろうか]
眠れない… けど、寝なきゃ…
[明日はどうしようか。また同じようにやろうか。 いや、今日の様子からいって恐らくは無理だ。 だが、公演中の事件だったことは幸いした。 おかげでメディアノチェの人々は疑われずにすんだのだから。 いい街だと思ったが、もう早々に発つしかないのだろうか?**]
(20) 2014/07/14(Mon) 01時半頃
|
|
>>+15 見届ける、ねェ……。
[ペラジーの言葉に、ドナルドは顔を顰めて]
どうせ俺が死んで喜んでるような奴しか、あの街にはいねえよ。
[拗ねた子供のような声を出す。 す、と目線を地上に戻して。金髪の同胞に目を遣ると]
(弔いのつもり。か。聞こえてるぞ。おまえの遠吠え)
[静かに目を伏せるのだ**]
(+18) 2014/07/14(Mon) 04時頃
|
|
うっせーぞ! くそ道化師!!
[>>+17ネイサンの歌が聞こえてきたなら、青筋を立ててドナルドは怒るだろう]
アーアー。てめえの薄ら寒い声なんざ。 死んでまで聞きたくねェや。
[耳を塞ぐ仕草をして、仏頂面でそう言い放つのだ。 しかし、ドナルドの瞳には、もう憤怒の炎は燃えていない。 昔馴染みに話しかけるようでいて**]
(+19) 2014/07/14(Mon) 04時頃
|
|
─ 昨日 : 広場 ─
ソル・デ・メディアノチェによる公演は成功だった。 先日とは違う素朴な音楽に合わせ、踊り手達が舞う。 それは楽しそうで、どこか少し懐かしくて 清廉な祈りにも似ている気がした。
ゆっくり静かに広場の空気が変わってゆき 柔らかな光の中、人々に安らぎと笑顔が戻る。
ありがとう、ございます。
メアリーは、胸中で一座 ── そしてフランシスカに礼を言う。
私も、私に出来る事を。
彼女に今出来る事は、頼まれた花束を拵える事。 恐らく一座の手に渡ってゆくのだろうそれに 心の底から感謝の気持ちを込めた。
(21) 2014/07/14(Mon) 04時頃
|
|
籠の中が空になってからは公演を見ていた。 人々の邪魔にならないよう、フェンス近くに移動して。 遠目からでもすぐ分かるであろう道化師の姿が見えなくて 少し残念に思いはしたが、全員が居るとは限らない。 恐らく突発的な公演なのであろう事は明らかだ。
全てが終わるまで、その場を動くつもりはなかった。 桃色の花を一輪持って、フランシスカを目で追っていた。 だから気付いた。耳が捉えた。 フェンス際からゆるり広がる喧騒を。
何かが起こっているのは、張り詰めてゆく空気で理解した。 恐らくそれが、ただごとではないだろう事も。 それでもメアリーの目は一座を ── フランシスカを追い続ける。 祈りにも似た優しい舞いを、その目に焼き付けるように。
(22) 2014/07/14(Mon) 04時半頃
|
|
[視線が途切れた理由は聞きなれぬ音だった。 この場にそぐわない鈍い音が、連続して響く。
背筋が、ぞくりと震えた。]
(23) 2014/07/14(Mon) 04時半頃
|
|
[自警団員が駆けてゆく。 ある者は焦り、ある者は蒼白な顔で。 誘われるように後を追ったメアリーは やがてこちら側とあちら側を結ぶ門の前に辿り着く。
そうしてそこで知る事になる。 人狼は、本当にこの世に存在したのだと。*]
(24) 2014/07/14(Mon) 04時半頃
|
|
[少し前。公園にて。]
や、お嬢さん。 またお花を頂いてもいいかな。 今日は、白いのが、いいね。あと、その桃色のも。
[ほんのわずかだけ言葉を交わした異邦の娘を思い出しながら。 これは気まぐれ。そう、ただの気まぐれだ。 噂好きの、魚屋の女将と何も変わらない、野次馬の気まぐれなのだ。
それでもやはり、異郷の地で無惨に死んでしまった若い娘に、同情を禁じ得ずにいた。 不謹慎にも、幾つかのフレーズを捉えた、その礼だったかもしれない。
ともかく、袖擦りあった緋亜麻の娘に捧げる花を、詩人は求めた。]
(25) 2014/07/14(Mon) 04時半頃
|
|
[墓地にて。 数日前に訪れたばかりの知己には、今日は挨拶と黙祷だけを捧げ。 さらに奥へと進む。
この非日常は、詩人の創作欲を高めていた。 手帳は捉えた言葉で溢れ、部屋の書物机にはそれらを繋げて描き散らされた更紙が山と積まれている。
暮らしのために引き受けた、しかし、それなりに愛着もあった物語は、いまや陽の目を見ることは叶わない。ならば、新しい居場所を作ってやればいい。
しかし、きっとこれが詩人ユリシーズ・エリオットの最後の作品になる。これだけ長いこと、芽が出ずにいたのだ。そろそろ、生きるために生きる道を、選んでもいい。
夢を諦めることへの言い訳を延々と考えながら歩く。 そうしてたどり着いた新しい区画。そこには、長い金髪の先客がいた。]
(26) 2014/07/14(Mon) 05時頃
|
|
こんにちは。
[エリオット氏は若い女に話しかけた。 街でよく見る顔だ。しかし、どこの誰だかまでは、知らない。 (なぜなら、エリオット氏は装飾品に興味がない) 何日か前の晩にすれ違ったことも、気付かなかった。]
ええと――例の事件の、旅行者の女の子。 ここに眠っていると噂で聞いたんだ。 知っていたり、するかな。
[旅の娘の名はなんと言ったか。そういえば、それすら知らない。商店街の女将連中から聞きはしたが、彼女らも曖昧で、『リジーだか、ベティだか』などという程度だった。]
(27) 2014/07/14(Mon) 05時頃
|
|
─ 昨日 : あちら側とこちら側の門前 ─
『墓守の娘が向こう側に行った』 『団長が彼女を追いかけて』 『さっきの銃声は、団長はどうなったんだ』
[自警団員の声が頭に響く。
墓守の娘が ── 向こう側に。
衝動的に追いかけようとしたが、それは叶わなかった。 慌てた門番に止められ、自警団員に取り押さえられる。]
(28) 2014/07/14(Mon) 05時半頃
|
|
…なん、です。 あの人は、大切な友達なんです!
[正確にカテゴライズすると、知人か、若しくは客になる。 友達などと言えるような間柄では決して無い。 それでもメアリーは彼女を大切に思い始めていたし いつか友人になれたら嬉しいと思っていた。
この扉は、自警団は、いつも大切なものを取り上げる。 普段はそれに守られている事すら分からないまま メアリーは憎悪のこもった瞳で門扉を睨みつけた。]
(29) 2014/07/14(Mon) 05時半頃
|
|
[やがて、向こう側から自警団長が帰ってくる。 その姿は遠目にも分かるほどボロボロで 今にもその場に崩折れそうだった。 そして、その口からは“人狼”の存在が語られる。
── そこに、墓守の姿は未だ無い。*]
(30) 2014/07/14(Mon) 06時頃
|
|
─ 明け方 : 広場 ─
[家に帰ったところで、眠れる筈がなかった。 夜明けにはまだ早い時間だが、準備を済ませ広場へ向かう。 出来ればフェンス際を歩きたかったが 警備強化に当たる自警団員の姿の多さに諦めた。
そうして広場に辿り着くと 噴水の縁に、人が腰掛けている>>9ように見える。
…あの人も、眠れなかったのかな。
誰かの声を聞きたい。 何でもいいから話をしたい。 そう思い、近過ぎず、遠過ぎない距離まで歩いてゆくと。]
あ、あの。すみません。
[控えめに、声をかけた。**]
(31) 2014/07/14(Mon) 06時半頃
|
|
―― 明け方:広場 ――
[掛けられた声に、男ははっとして手の中で弄んでいた拳銃を懐に仕舞った。 その懐には父親の部屋で見つけた革製の袋を切って作った簡易ホルスターのようなものを隠している。 本物と比べるとあまりにお粗末だが、無いよりはマシだ。]
……おはようございます、メアリーさん。 今日は早いですね。
[噴水の縁に腰掛けたまま、穏やかに笑ってメアリーに挨拶をする。 本当なら今日もいい天気だとか、そういう平和な話をしたかった。 だけど太陽はまだ姿を見せず、どこそこの誰がこんな面白いことを言っていたという他愛のない世間話も思いつかない。
この街は変わってしまったのだ。 否、そこにあったものをずっと見ないふりをしていただけに過ぎないのか。]
(32) 2014/07/14(Mon) 08時頃
|
|
……夜にまた人狼騒ぎがあったのをご存知ですか。 今度は目撃者もいる、……とか。
[騒々しい自警団が語った内容を思い返しながら尋ねる。 なるべくなんでもない世間話の体で平静でいたかったが、笑うのは難しかった。**]
(33) 2014/07/14(Mon) 08時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 08時頃
|
お前のほうが、うるさいじゃないか。 女の子泣かせてんじゃないぞ。 女泣かせは夜だけにしとけ。
[ひとたび歌声取りやめて、ひょい、ひょい、ドナルドの方へと足進め。 昔通りに戻ってしまった、馴染みの目線に、ふんと鼻鳴らした。]
つまんない顔つきになっちまって、まあ。
[それから手の中、再びカードが舞っていた*]
(+20) 2014/07/14(Mon) 13時半頃
|
|
―― 墓地 ――
[詩人の顔には覚えがあった。 仕事帰り、散歩なのか用事の途中かは知らないが、歩いては立ち止まり何やらメモを取る、そんな繰り返しをこの男がやっている場面を見かけることがあり。そんな折は、怪訝な顔で眺めたものだ。]
ペラジーね。 そうよね……あの子、ここに眠っているのね。
[知己であることを隠す様子はなく、 男の言葉に淡々と呟き。]
それは知らなかったけど……、 最近埋葬されたなら、こちらだと思うわ。
[戻ることのない墓守の代わりに案内し、 小さな墓碑を指し示す。
他に名乗りを聞いたものがいたのだろう、 そこにはペラジー・フラウスと彫られていた。]
(34) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
|
|
あなたも知り合いだったの?
[詩人の口ぶりから、親しい間柄でないことは推測できたが、尋ねてみる。**]
(35) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
|
|
[男の腕が素早く動いた>>32のが見て取れたが 何をしたのかまでは分からなかった。 穏やかな笑顔で挨拶をされ そこで初めて相手が顔見知りの掃除夫だと気付く。]
…お、はよう、ございます。
[笑顔を作ることは難しかった。 声色を作ることも出来なかった。 ひやりとした空気の中を歩いても 気分は重く沈んだままで。]
(36) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
|
|
[人狼騒ぎの話題>>33が出れば息を呑む。 昨夜見た光景が、耳にした言葉が、生々しく蘇る。]
自警団長さんが……撃った、と。 けれど、もうひとり。いる、のだと。
[聞きました、と続ける声は小さくなって。
当然ながら、直接話を聞いたわけではない。 団長の周囲は集まる自警団によって囲まれていたし メアリーは、彼女を抑える手によって 門前からは引き離されていた。
それでも、墓守の情報を得ようと必死に澄ました耳で 広がるざわめきの中から、大体の事情は拾っていた。]
(37) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
|
|
[もう1人居ると聞いたのは、団員に付き添われた帰り道。 街を走り情報を伝達していた、別の団員からの話だった。 そんな事を思い出しながら男に尋ねる。]
人狼は、こわい、ですか?
[それは人を喰らうからだろうか。 それとも未知に対する本能的な恐怖だろうか。
花や樹や果実に寄ってくる虫を、メアリーは躊躇なく殺す。 毎日の食事だって、他の生命によって作られている。 全ては自分が生きるためだ。
だからもし。 遠い昔、御伽話で聞いたように 人狼が生きる為に“喰う”のであれば それは自分達と何も変わらないのではないだろうか。**]
(38) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
|
|
[やがて回収された遺体は教会に預けられ、 日暮れ前に埋葬された。
その数は三体。”獣”のものはなく、自警団によって遺棄されたという。**]
(39) 2014/07/14(Mon) 16時頃
|
|
いや。挨拶した程度、なんだけどね。
[エリオット氏は答えた。 墓石の前に片膝をついて屈み込み、刻まれた名をなぞる。]
……捕まるといいね。
[何を祈ればいいのかわからず、それだけ、呟いた。
結局この事件が何だったのか、エリオット氏は知らない。 彼は未だ、商店街の女将連中と同じ、ただの野次馬。傍観者に過ぎないのだ。]
(40) 2014/07/14(Mon) 18時頃
|
|
[やがて立ち上がり、女を振り返る。]
いや、有難う。助かったよ。 衝動的に来てみたものの、どこを探せばいいかも、さっぱりで。
[エリオット氏は頭を掻いた。 それから、はっとしたような表情を見せ]
あ、怪しい者じゃないんだ。 ユリシーズ・エリオット、―――ただの、物書き。
[彼女が故人に縁のある者なら、自分は相当な不審者だろう。 そう思って、言い訳のように、彼は言った。]
(41) 2014/07/14(Mon) 18時頃
|
|
[メアリーの返答に男は静かに頷いた。]
もう一人。……そう。
[一度視線を落とす。沈黙が流れ、それを先に破ったのはメアリーだった。]
……怖い、か。 正直わからないんだ。 今でも本当に人狼なんてものがいるのか、心のどこかで疑ってる。
[人が死んでいるのにひどい奴だよね、と自嘲して。]
……大事な人が殺されてしまうかもしれない、 この街がめちゃくちゃになってしまうかもしれない、 そういう意味でなら、怖いよ。
[それは人狼に対する恐怖とは少し違う。人間が人間を殺すこともある。 人狼に対しての恐怖とは何か。直接見えていない男はそれをはっきりと言い表せない。]
(42) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
|
|
このまま待っていれば、この騒動は終わるのかな。 人狼は捕まって、この街に平和も戻って……。 僕達にできることは、戸締まりして神様に祈るくらいしか無いのか……。
[ふと思い出したように男は話を切った。]
と、ごめん。 あんまり長話するとメアリーさんのお仕事の邪魔になっちゃうかな。
[まだ客らしき姿は辺りには見えないが、男はそう言った。 このままだと際限なくまとまらない思考を彼女に聞かせてしまいそうだったから。*]
(43) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 20時半頃
|
>>+20 うっせ。 てめえなんざにマジになるのが馬鹿馬鹿しくなったんだよ。
[もう全てがどうでもよくなったというように、ネイサンにヒラヒラと手を振った。意地を張るのは、もうやめたのだ]
てめえこそ道化師ってタマかよ。 なんだよそのふざけた格好は。
[この街を出てから、ネイサンになにがあったのかは知らない。 だが、並々ならぬ苦労があったことは容易に想像できた]
(+21) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
|
|
[「本当」に人狼なんてものがいるのか。 それはメアリーにも分からなかった。 目の前で、人が狼に、狼が人に変わる姿を見れば また違ったのかもしれないが。
それでも昨日の様子は普通じゃなかった。 何かを隠蔽するの為の虚言だとも、到底思えない。]
大事な人…が殺されるのは 私…も、嫌。です。
[ふるりと小さく頭を振る。
誰にだって大切な人がいるのなら 分かり合えるのではないかと夢をみた。 感情を受け止め、分解し、理解して再構築することで 赦す事も、止める事も出来るのではないかと。
しかしいつだって現実は、夢のようにはうまくいかない。]
(44) 2014/07/14(Mon) 21時頃
|
|
[待っていれば、この騒動は終わるのだろうか。 掃除夫の声を聞きながら、メアリーはそんな未来を考える。
降り注ぐ朝の光。風に揺れる緑。弧を描く噴水。 区切られたままの、向こう側。]
あ、いえ。 こちらこそ…すみません。
[こんな日に客が ── そもそも外に出る人が、あまりいるとは思えなかったが 気を使い、切り上げてくれようとする掃除夫に詫びると。]
大事な人の手は どうか…離さないで。
[離されてしまった手を思い出し、小さく呟いた。*]
(45) 2014/07/14(Mon) 21時頃
|
|
……。
[>>39ドナルドはそっと地上に目を移す。 “モノ”のように捨てられる自分の死体を、無感情に見つめる。 隻眼は何の感情も映さず、ただ事の成り行きを見守っていた]
ヨーランダの隣の墓に入ることもできねえんだな。俺は。
[ぽつり、と呟いて。深く嘆息]
まあ。仕方ねえよな。
[頬杖をついて、むすっと自警団の奴らを見下ろした。 せめて人間の姿で死にたかった、と独りごちながら]
(+22) 2014/07/14(Mon) 21時頃
|
|
[物書きを名乗るユリシーズと言う男は、事件を探るためにここにきたわけではないらしい。 男の様子を眺め、自分にとって脅威でないと判断する。]
そうね。 化け物……人狼、が何匹いるか知らないけど、 一匹はあちら側で死んでいたらしいし、 人間の手で殺すことができるなら、捕まえることもできるでしょうね。
[それまで何人が犠牲になるのか。 ――何人を餌食にすることができるのか。]
何か、今回の騒ぎでかき立てられるものでもあるのかしら。
[でも、と言葉を続ける。]
(46) 2014/07/14(Mon) 22時頃
|
|
気を付けないと。 自警団も街のひとも、人狼を捕えようとするでしょう。 怪しい素振りを見せたら、身に覚えなくても捕まっちゃうかも。 私だって、さっき、検問受けたんだから。
[参るわよね。と、迷惑そうな顔をして。 ミッシェルは暫くユリシーズを見つめていたが、 長く見つめすぎていたことに気付いたように、首を振る。]
じゃあね。
[打ち切るように唐突に。 問われぬ限り名乗りもせず、踵を返した。*]
(47) 2014/07/14(Mon) 22時頃
|
|
「や、お嬢さん」
[聞き覚えのあるテノール>>25に顔を上げれば 先日、花を買い求めてくれた男の姿。 白と桃の花を指定されれば、籠から抜き取り整えてみたが 少し寂しい感じがしたので、サービスで緑を数本足す。
白い花を指定されると、どうしても墓地が頭を過る。 墓地が頭を過ぎれば、連動するように墓守の姿を思い出す。
湧き上がる感傷を喉元で食い止めながら 薄桃の包装紙に、ふわりと緑のリボンを結び 精一杯の笑顔で花束を差し出した。*]
(48) 2014/07/14(Mon) 22時頃
|
|
─ 墓地 ─
[遺体が埋葬された>>39と聞いて来たものの メアリーは、主を失くした墓地内で困惑していた。 ここ数日で増えたであろうその数は6に及ぶ。
そのうち2つには小さな墓碑があり サイモン、そしてペラジー・フラウスと彫られていたが 残りの4つはまだ墓碑すら無く その場が1度掘られ、そして埋められた事しか分からない。
メアリーは、スカートのポケットに手をやると 誰か居ないだろうかと辺りを見回す。**]
(49) 2014/07/14(Mon) 22時頃
|
|
[>>+18まるで拗ねた子供のような声だったので、背伸びして頭を撫でようかと手を伸ばすが、はたして己の身長で、頭をなでることは出来ただろうか?]
(+23) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
|
|
[>>+17ネイサンの歌が聞こえてきてそちらを見る。 広場で見かけた、あの道化師のネイサンだと分かって。さらに、ドナルドと知り合いのよう。>>+20 女の子泣かせてるのは、はて?誰のことなのだろう?と首を傾げたか。]
すごいなー。
[手の中でカードが舞うのを見てそんなこと思ってた。]
(+24) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
|
|
[空を見上げ耳を澄ませる。 >>6>>7 調査と救助活動が終われば、街の警備は強化されるだろう。 ”むこう側”の死者の中にも生者の中にも金髪の娘がいないとわかれば、嫌疑がかるだろうか。 いずれにせよ、当分の間、狩りをするのは控えた方が良いことぐらいわかる。 長い間、人を食らわず生活していたのだ。難しいことではない。
ドナルドとヨーランダを屠った――そう判断してヘクターを噛み殺したが、銃で撃たれたことを考えれば、敵と言うならそれは自警団の隊長かもしれない。 しかし、ミッシェルの感情は妙に醒めていた。 大怪我をして伏せているという肩書きしか知らぬ男に対して、憎悪も殺意も抱けずに。]
(50) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
|
|
[ただ、獣の野生を奥底に眠らせたまま、時がくるのを待つのだ。 それが他者の破壊か己の破滅になるかはわからないまま。*]
(51) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
|
|
[男は静かに頷いた。 そして噴水の縁から立ち上がる。]
……ありがとう、メアリーさん。 メアリーさんも、大切な人の傍に……どうか。
[軽く会釈してから振り返り、噴水を見上げる。
今日も休み――否、正確には夕方から噴水の水を抜き、チームでこの大きな噴水の清掃を行う予定だったのだ。 だがきっと中止になるだろう。作業は夜まで掛かる。 作業員が嫌がらなくても、住民からの苦情が来るかもしれない。 そういうことを、上司たちは厭う。]
(52) 2014/07/14(Mon) 23時頃
|
|
[だから本来は夜の作業に向けて休めておくべき身体を男はこうして動かすと、広場を離れ、商業区へと向かった。 知らないこと、目を背けていることが多すぎる。]
(53) 2014/07/14(Mon) 23時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 23時頃
|
おやおや、そりゃひどい言い草だ。 タマなら、ほらよ、この通り。
[手の中、トランプ消し去って、赤青黄色ぽいぽい回す。 どこから出るのか、一体どうして触れられるのか、そんな細かいことは、やめだやめ。]
ぼろのきったねえクソガキが、表舞台に戻ってくるにゃあ、その手が一番だった、てえだけかねえ。 ま、それも拾ってくれたあいつらがいなきゃはじまんねえ話だ。 野垂れ死なないってだけで、選択肢がなかったんかもしんねえな。
[ひょい、ひょい、青、黄色だけ右手に持って、残った赤はドナルドに弾き飛ばしてやった。 当たるかどうか、すり抜けるかもしれない、八つあたりのような悪ふざけだ。]
(+25) 2014/07/14(Mon) 23時頃
|
|
――ヒースリング教会――
[もうこの街に長らく残る事はないだろう。 そう考えると足は自然と教会へ向かっていた。 訪れると訝しげな眼を向けられたが、聖別の証を見せると歓迎するように迎えられた]
告解、よろしいでしょうか…
[その言葉に神父は身を固くする。 時期が時期なだけによろしくない事を想像させたようだ。 ここまで来たものの、フランシスカもどうすべきか悩んでいた]
(54) 2014/07/14(Mon) 23時頃
|
|
お前なんかに墓が出来んなら、末代まで呪ってやんわ。 ああ、あの豚が生きてたら、まだあり得たか。
[そんなら、まだ俺は生きてたかね、なんて嘯く。]
(+26) 2014/07/14(Mon) 23時頃
|
ネイサンは、お褒めいただきありがとう、とペラジーに一礼した。
2014/07/14(Mon) 23時頃
|
─ 墓地 ─
[夕暮れ時、再び墓地へ。 漏れ聞いた話では、ドナルドのものはないらしい。 巻き込まれた貴族の娘とは、恐らくヨーランダのことなのだろう。どちらの話にも得心し。 つい数日来のことなのに懐かしい銀髪を思い返す]
あ。
[人がいるとは思わなかった。 >>49 こんな騒動の折、若い娘が夕暮れの墓にひとり。 先ほどの詩人同様、見覚えがある。]
こんな時間に。 危ないわよ。
[傍から見れば自分もか弱い娘、なのだろうが。 何となくおかしな気分で声をかける。*]
(55) 2014/07/14(Mon) 23時頃
|
|
おおー、すごいすごい。 [話しながらもトランプが消えて、赤青黄色ぽいぽいでてくる。]
うわっ。
[残った赤はドナルドの方へ飛んでいくのをびっくりしたが>>+25 凄いとしか言葉がでてこず、拍手することで表しただろう。 一礼したのをみて、慌ててこちらもぺこり*]
(+27) 2014/07/14(Mon) 23時頃
|
|
―― 商業区・路地裏 ――
[男が最初に足を運んだのは、サイモンが死んだ路地裏だった。 もうすっかり綺麗になっているが、男のアンバーは他と違う色をした地面を目ざとく見つける。 落としきれず染みになってしまった血だ。]
……カジノの近く、か。
[男はそちらに足を向けた。]
(56) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
|
|
―― アッパーアイランド ――
[カジノは通常通り営業していた。中に入ると騒音が男の耳を炙る。 だがどこか違和感があった。
タバコを吸いながらスロットマシーンに興じる常連客の話に耳を傾けてみれば、"オーナーと用心棒の姿を見ない"と聞こえてきた。 "人狼に喰われちまったのかもな!"と冗談が……恐らく明るいうちから酒も飲んでいるのだろう……陽気さとはまた少し違う種類の笑い声が男の眉を顰めさせた。
やがて黒服がこちらを見た。 テーブルにも着かずただうろうろしているだけの男の不審さに気づいたのであろう。 逃げるようにして男はカジノを後にした。]
(57) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
|
|
[ふと、1人の女性が歩いて来るのが見えた。 どことなく見覚えのある顔。 まとめられた金色の髪がゆらりと揺れる。
危ないわよ>>55と言われ、小さく首を傾げる。 何が…と問い掛けようとし、団員の言葉を思い出した。
『金の髪の女性が、向こう側へ』
喉元まで出かかった言葉を飲み込んで メアリーは女性に声をかける。]
墓守さんに、御挨拶が、したくて。 でも、どこに埋葬されたのか…。
[分かりますか?と尋ねる声は、少し震えていただろうか。
全然、怖いだなんて思わなかったのに 可能性を考えた途端、足元が凍りついた気がした。*]
(58) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
|
|
はー……異次元だった。
[生まれて初めて足を踏み入れたそこにそう感想を漏らして、男はまた歩き始めた。
次は旅の娘が殺されたという場所。 場所が曖昧だったので、近くの人に声を掛けて聞いた。 その間に魚屋のワンダに掴まり、ひと通りの自警団への不甲斐なさや事件への不安、そして可哀想な被害者の娘(男はここでようやく殺された娘が先日宿を案内した白いフードの娘であり、ペラジーという名であったことを知った)の話を聞いて解放された頃には、だいぶ時間が経っていた。]
…………。
[ここにも残る血の跡。 男は簡単に祈りを捧げたあと、再び表通りへと出た。
そう遠くない場所にリデル=カー工房が見える。]
(59) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
|
|
[告解室へと案内されたが、なかなか言葉を続けることは出来なかった。 しばらくの沈黙の後、フランシスカは重い口を開いた]
人狼は何故存在するんでしょうか。 人狼も神が創られた存在なのでしょうか。 今回の事件で私の友人も被害に遭いました。 だけど、私には何もすることが出来ませんでした。 聖別された身でありながら、本当に、何も…
[心の内を曝け出すと、今まで堪えていた涙が頬を伝った]
(60) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 23時半頃
|
ヨーランダ? 私も今来たばかりだけど……ああ。
[>>49 ペラジーの墓のすぐ傍の新しい土に目を遣り、]
多分。
[それだけ告げて、笑みを浮かべる。]
あなた、確か数日前広場で……。
[どこかで見た顔だと思ったら、道化師と一緒にステージに上がっていた娘であった。 同時に、あの時の道化師はどうしているだろう? 昨夜見た死体のひとつが彼であることは知らず、ふと思う。]
あなたも、ヨーランダの知り合いだったの? だから……悲しくて、震えて?
[言いながら、細い肩に手を伸ばす。*]
(61) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
|
|
[目を遣り、多分、と一言だけ言われれば そちらにそっと視線を移し。 悲しみが湧き上がれば、恐怖は少し薄らいだか。]
広場で、花を売っています。 ヨーランダ…さん、は。お客様で。 友達に、なりたかった人、で。
[しかし、肩に手を置かれれば、びくりと震え。 可能性のひとつでしかない筈なのに 金の髪の女性なんて沢山居る筈なのに
なぜか、怖くて。]
私、借りた、ハンカチを。返しに。 でも、あの…あの…。
[振り仰いだその顔は、どんな表情をしていたか。*]
(62) 2014/07/15(Tue) 00時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
[『友達に、なりたかった人』 花売りの娘の、ヨーランダへの言葉に頷いて。]
そう、ヨーランダは、自分で思ってるよりずっと、 人気者だったのよね。
[布越しに伝わる柔らかい肉の感触に、 どうにか抑制を保とうと。 先ほどまで冷静だと思えたのが嘘のよう。 言葉詰まらせ、ミッシェルを仰ぐ顔は憂いと――]
怖いの? どうして……何が?
[娘を見つめ返すミッシェルの眸は赤に染まる。*]
(63) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
|
……いつまで撫でてるんだ。
[>>+23ペラジーになされるがままに頭を撫でられて、ドナルドはバツが悪そうに俯く]
俺はガキじゃねーぞ。 良い年したおっさんだぞ。
[ついには自らおっさんだと認めてしまう。 顔が赤いのは、おそらく気のせいではなく。 しかし撫でられる手を払いのけることは、絶対にしない]
(+28) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
|
[>>+25す、とトランプが唐突にネイサンの手から消える。赤青黄色の玉が現れる。 思わず驚きに目を開きそうになるが、ドナルドのプライドがそれを許さなかった。 ふぅん、と気のないそぶりでネイサンの奇術を眺めて]
表舞台、ねえ。真っ当なところで生きてたんなら、おとなしくしてれば良かったのによ。
[嫌味ったらしく言ってやる。 刹那、赤い玉がびゅおんとこちらに向かって飛び跳ねてきて]
うおっ。あぶね!
[間一髪避けるのだ]
殺す気か!
[もう死んでいる]
(+29) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
|
てめえも拍手してんじゃねーぞ!くそガキ!
[>>+27ネイサンに向かって無邪気に拍手するペラジーに向かって、ドナルドは空しく抗議した]
(+30) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
|
[赤に染まりゆく、眸が見えた。 凍り付くような恐怖が全身を支配する。]
い…やあっ…!
[ハンカチを、返さなければ。 置かれた手を、振り払わなければ。
── 此処から、逃げなければ。
そう、思ったのに。 メアリーに出来たのは、小さな悲鳴をあげる事だけ。*]
(64) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
|
[ひとしきり泣き腫らし教会を後にする。 特に何があったわけではないが、少しだけ心が軽い。 空も今までより青く見えた。 これからどうしようか。 幾度か言葉を交わした墓守の少女が墓に入ったらしい。 この街を去る前に挨拶していくのもいいだろうか]
(65) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
|
くそガキじゃない! [>>+30問題はそこじゃないが、不満顔で抗議する]
いいじゃない。 芸はなかなか見る機会ないんだし、凄いんだもの。 何より見てて楽しい。
[悪気はない]**
(+31) 2014/07/15(Tue) 00時半頃
|
|
[静寂な墓地の一角であげられた小さな悲鳴に、 唇が歪んだ弧を描く。]
ふふ、小鳥みたい。
[くすくすと漏れる笑いは止められない胸の衝動と呼応して。
ひとたび獣に還ったなら、 僅か力入れるだけで壊れる脆い身体――に、 惜しむよう指を這わす。]
かわいそうにね、 あなたも、あの子も、私に会わなければ……、
この、歪な世界でもっと。
[言いかけて、口を噤む。 喋り過ぎたというように、表情を消し。
次にその面に現れた表情はひとのものではなかった。*]
(66) 2014/07/15(Tue) 01時頃
|
|
大人しくしてんのなんて、性に合わねえ。 ――そんなことの為に出たんじゃねえしな。
[あくまでも、自分の中には復讐心しかなかった。 だから道化を選び、素顔も、声も捨ててここに戻ったのだと。
ペラジーの拍手を聞いて、ついでに青と黄色もドナルドに投げておいた。]
(+32) 2014/07/15(Tue) 01時頃
|
|
――墓地――
[花でも買ってこようかと思ったが、いつもの広場に花売りが居なかったので手ぶらで墓地を訪れる。 十字を切るだけでも充分弔いになるだろう。 主のいなくなった墓はひどく、寂しい。 新しい墓だからきっとペラジーの傍だろう。 そう歩みを進めていると奥から小さな悲鳴が聞こえた。 誰のものかは分からないが、どうしようもなく胸騒ぎがする]
そこで、何をしているの!?
[走り辿り着いた先に居たのは、顔見知りのミッシェルと、怯えた様子のメアリーだった。 赤い瞳の金髪の女… はっと気づいた。 そして全てに合点がいった]
ミッシェル… 貴女、人狼ねっ!?
(67) 2014/07/15(Tue) 01時頃
|
|
[小鳥みたい、と呟いて、女性はくすくす笑いを漏らす。 金の髪と赤い眸が、夕暮れの墓地に色を添えて。
身体を這う指の感触など、もう分からなかった。 その口が「かわいそう」と動いた事だけは理解していた。]
…ど、して。
[生きる為に殺すのなら自分と同じだ。 だから、これが理不尽だとも、可哀想だとも思わない。
だけど怖い。 死ぬのは、怖い。
抗う権利は有る筈なのに、抗う術が見つからない。]
(68) 2014/07/15(Tue) 01時頃
|
|
[背後から聞き覚えのある声>>67がかかる。 けれど、振り返る余裕なんて無かった。
目の前の女性から声が消え、表情が消え。 そうしてそこに現れたのは、人の顔では無かった。*]
(69) 2014/07/15(Tue) 01時頃
|
|
[>>67 新たに現れた人物が名を呼ぶと同時、 そこに”ミッシェル”の姿はない。
あるのは、ただ、巨大な体躯を持つ、金色の狼。 フランシスカの声に、返答代わり低く吼える。]
(70) 2014/07/15(Tue) 01時半頃
|
|
[愉しむ時間は無くなった。 素早くメアリの肩に牙を立て、喰いちぎった腕を踊り子の前に投げ捨てる。
フランシスカはどう反応したか、 確かめることもなく次いで脇腹を食む。
無傷なままのメアリの顔から濡れた瞳が問うようにミッシェルを見つめた――気がする。]
(71) 2014/07/15(Tue) 01時半頃
|
|
オオオオオオオ……ン
[遠吠えと共にメアリの身体を薙ぎ払う。 華奢な身体は離れた地面に叩きつけられ、跳ねた。]
(72) 2014/07/15(Tue) 01時半頃
|
|
[目の前で惨劇が起きようとしている。 しかし、自分に何ができる? だけど駈け出さずにはいられなかった。 適うかわからなかったが、少しでも人狼に立ち向かいたかったのだ。
人の顔ではない顔見知りの女。 一体どんな顔で日々を過ごしていたのだろうか。 人狼として生きる日々は彼女にとってどのような日々だったのだろうか。 人に言えぬ闇を一人抱えていたのだろうか]
(73) 2014/07/15(Tue) 01時半頃
|
|
ボトリ
[目の前に何かが落ちてきた。 細い人の腕。 それがメアリーの物だと気付くのにはしばし時間を要した]
い、いやぁぁぁぁぁぁ!!!
[墓地に人狼の遠吠えと悲鳴が木霊する。 目の前で人の命が散る。 それもこんなにもあっけなく。 この牙が次に向かうのは、やはり自分なのだろうか?]
(74) 2014/07/15(Tue) 01時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る