189 とある結社の手記:8
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 00時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 01時頃
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『――――――ところが、家に入ってきたのは、 お母さんやぎではありません。
なんと、狼だったではありませんか。
七匹のこやぎはみんな、 わあっとおどろいて、ふるえあがって、 てんでんにかくれ場所をさがして、 かくれようとしました。』
(+0) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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『一匹目は、机の下。 』
『二匹目は、ベットの中。』
『三匹目は、火の入ってないストーブの中。』
『四匹目は、台所の戸だなの中。』
『五匹目は、洋服ダンスの中。』
『六匹目は、洗濯おけの中。』
『―――七匹目は、 柱時計の中。 』
(+1) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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[…そんな内容の、語られるお伽噺>>@0:8。 オスカーよりももう少しだけ小さな頃。
伏し目の少年は、おばあさんが
みんなで力を合わせたら…きっと倒せると。
そういっていつも話を締めくくるのと同じように。 その話を何度も聞いて、何度も同じように思っていました]
(+2) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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はしらどけいの中ならあんしんなんだ。
おかあさんはそこにしまってなかったから、 たいせつな子どもを たべられちゃったんでしょ?
たいせつなものは、ぜんぶしまってしまえばいい。
はしらどけいの中に。
(+3) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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[―――やがて時は過ぎて。 老婆から話が聞く事は無くなっても。]
[話の締めくくりの言葉を忘れてしまっても。]
きれいなものは、大切なものは、
仕舞わなくちゃ。
―――――――――誰にも、見つからない。
「柱時計」のなかに。
[ 何度も何度も 同じように ]
(+4) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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―昨晩 個室―
[…それは、一瞬で終わっただろうか。 それとも痛みと苦痛の中で終わっただろうか]
[…どちらにせよ、消えゆく命の淵。 もう声も、指の一本すら動かせなくなった青年は代わりに暗唱できるようにまでなった、物語の一部を思い出す]
……一匹目は、机の下。 二匹目は、ベットの中。 三匹目は、火の入ってないストーブの中。 四匹目は、台所の戸だなの中。 五匹目は、洋服ダンスの中。 六匹目は、洗濯おけの中。
…ひとり、生き残った七匹目は、柱時計の中。
(+5) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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[視界はもう何も見えなかった。 全てを覆い隠してくれるような、大好きだったあの霧のように。赤い色から暗い色へと変わっていった]
―――暗い、 なにもみえない
なにも。 もう、なにも。
――――汚いものも、なにも。 みなくていいんだ。
(+6) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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人に集って、猫なで声で身体を売って。 媚びて乞うて 恥も知らずにのうのうと生きてる
そんな汚いもの塗れの世界を。
…………僕は もう、みなくていいんだ。
(+7) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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………ああ なんだ。
僕は今、柱時計の中に居るんだね。
いちばん、きれいな世界に居るんだ。
僕が仕舞ってあげなくても。 きみが連れてってくれるんだ。
(+8) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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きみの喉を通って、胃で溶かされて。
きみの血に。肉に。手に。目に。鼻に。爪に。髪に。肌に。 ……この世でいちばんきれいなきみの中に 連れてってくれるんだ。
これでようやく。
きみとようやく。 ひとつになれる。
僕等だけの世界へいける。
(+9) 2014/08/16(Sat) 10時半頃
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―――― ぁあ、
しんじ、て た よ
ぼく を 、 すく って くれる って
かみ さ 、
(+10) 2014/08/16(Sat) 11時頃
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[―――暗い視界の中。 最後に残った青年の意識さえも、そこで事切れた**]
(+11) 2014/08/16(Sat) 11時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 11時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/16(Sat) 11時頃
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―早朝 個室―
[赤い湖の上に、転がった遺体]
[その傍でそれを見下ろしているのは幽霊は、 湖の霧のように霞み、今にも消えそうな希薄さだ]
[そっと血の湖の上に霞んだ足を踏み入れる。 波打つことも泡立つことも無かった。指で掬ってみようとしても、霧のように白い指が赤く染まることは無く]
……………………ぜんぶ、たべてくれてよかったのに。
[床に溜まった血も。残った体も。
舌で何度も舐めとられて。歯で何度も咀嚼されて。
そうしてきれいに消えてしまってよかったと、 静かな声で呟いた。そこには落胆の色も憎しみの色も無かった]
(+18) 2014/08/17(Sun) 14時半頃
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[血の匂いが拡がる静かな部屋に、 リーと、続いてヴェスパタインが入ってくる。]
[リーが思っているように、幽霊は床掃除はしてはいなかった。 一応きれいにしたいとは思って、先程自分の血を触ってみたものの無理だったのがわかったから。
何もできない幽霊は、 ただ自分のベッドの端に座るように佇んでいただけだ。]
[幽霊はそちらをちらりと伺って、 また自分の作り出した赤い湖へと視線を戻す。 かつての伏目は、薄霧のように薄く透明で、ただでさえ薄い色の身体の中で一番希薄だった。
まるで目はもういらないと、捨てたように。]
(+19) 2014/08/17(Sun) 14時半頃
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[ばかだなぁ、と呟かれた言葉>>17] [誰に宛てられたものだかわからないが、幽霊は口を開く]
…そう? お互い様だと思う。
[ぼそりと返す返事は霧が吸収してしまったんじゃ、と思う程に静かで。リーに届くわけも無く]
[喰われた自分の身体を見て、 ひどくうろたえた様なヴェスパタインへ]
……………いい面。 ざまあみろ。
[届くわけも無いと踏んで、幽霊は悪態を吐いた]
(+20) 2014/08/17(Sun) 15時頃
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[徐々に集まってくる人の群れ。 結社員を退かして入ってきたワンダの姿が、 俯きがちな視界へ入る。
黙ったまま、ベッドの端に腰掛けるように 佇んでいた幽霊はわずかに頭を上げた。]
[誰に宛てたものだかわからないが、またばかと言われているな、 とぼんやりと思った。
自分に向けてだというなら、もう随分前から言われなくてもわかってる。いちいち言わないで、黙ってて欲しかった。]
(+21) 2014/08/17(Sun) 15時頃
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[がん!と、大きく音が響いた。僅かに顔を顰めさせた。 神経質な幽霊は生前から大きい音が嫌いだった。]
[同じように顔を顰めたきつい表情をしたワンダが、 横たわる自分の髪を撫でて行く]
[それから勝手な事を言うのを聞いて、 先程の「ばか」はやはり自分に向けてかな、と思った]
(+22) 2014/08/17(Sun) 15時頃
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[顔は怒っているのに、髪を撫でる仕草は 子供をあやすような風だった。
怒られているんだか、あやされているんだかわからなかった。 ただ、彼女に世話されていた昔のことを ぼんやりと思い出した]
……………もう、子供じゃない。 ほっといてくれていい。
[彼女の服が、じわりと赤に染まっていく。] [それを見るのから逃れるように。 幽霊は霧よりも希薄になって、部屋から姿を消した]
(+23) 2014/08/17(Sun) 15時頃
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[やがて、幽霊はコルクボードの前に霧のように現れた] [そこに貼られたメモを見る。
「病院」。「搬送」。 書かれた文字を、透明なくらいに希薄になって消えた目が追う]
……………………………
[幽霊は黙ったまま。またそこから姿を消した]
(+24) 2014/08/17(Sun) 15時頃
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[村内を、人には見えない希薄な霧がゆっくりと歩いている]
[幽霊は村の建物の前に立ち尽くしては……歩き出して。
まるで、誰かを探しているかのようだった**]
(+25) 2014/08/17(Sun) 15時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 15時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 15時半頃
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[後ろから小さく獣の吠え声が聞こえた>>+26] [幽霊はゆるゆると振り返る]
[そこに居たのは、大狼の姿だった] [透明になって消えた伏目を見開いて瞬かせた。 …もっとも、それを自分以外の誰かが知ることは無いだろう。 視線が二度と合わないように。探られないように。 自分の目は、霧のように見えなくなってしまっている]
………………………。
………山へ帰りな。 この村じゃ、しばらく狼は嫌われる。
[動物なら、もしかしたら今の自分の姿も見えるかもしれない。 ただの野生の狼だと思ったのだろうか。 ぼそりと呟いた声は、生前よりも静かだ]
(+27) 2014/08/17(Sun) 16時頃
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[狼から聞き覚えのある人の声がした。 流石に幽霊も驚いたらしい。 霧のように透ける肩をびくりと跳ね上げた]
……え、 …………………、
………………………ああ…、 …………あんただったのか。
……本当に、狼だったんだ。
[死んでもなお尾を振り明るい声で話しかけてくる狼へ、静かに嘆息した。死んでもなお、幽霊の陰気さは変わらない。]
(+29) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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[村の様子をゆるりと見渡した。村の様子はいつもと同じく静かなもので、確かにイアンの言う通り、誰も見えていないようだった]
…………こちら側…、…………ああ、 うん。 そうらしい。
…あんたも死んだんなら。 ご愁傷様。ざまあない。
[興味なさそうに自分の死を肯定して、 いつもは飲み込む悪態をぼそりと吐いた。 …遅れて、ざまあないのは自分も一緒か、とも思った。 自分の周りの嫌いな奴らを消してくれる神様は、 こうしてひとり死んでしまったのだから。]
[見上げる狼へ視線をやって、ゆるゆると外す。 死んでもなお、癖は抜けきらない。 イアンの顔を見ないまま、幽霊はぼそりと問うた]
………村長の七光りの。 くそったれのアーヴァインを殺したのは、あんた?
(+30) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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いらない。 無駄に爽やかなあんたの顔見るよりは、 獣の顔見てた方が、まだまし。吐き気がしない。
[もっとも吐くものなんてこの身体には無いのだろうが。 獣に襲われて死んだ身だ。恐れが一切無いかと言えば嘘になるが、それよりも人の顔を見る方が不快感を覚える。 まるでただの狼のような素振りのイアンへ、またため息をついて静かに頭を振った。]
……………自分の命が一番、なんていっておいて。 とんだ嘘吐きだ。
…………………じゃあ、あんたの大事なものって、 結局なんだったの。
[イアンの言葉>>2:312を思い出しながら、懐かしむような声の先へ悪態を吐く。 言葉通りの憎しみは声に乗らず。微かに冗談めかしたような。嗤うような色が僅かに淡々とした声に乗っていた]
(+32) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[初めて知ったと、下卑た嗤いを漏らしながら心にも無さそうな謝罪を言う。そんな人間らしい「化け物」へ頭を振った。謝罪はいらないというように。]
……………あんたは嫌いだけど。
感謝はしてる。………ありがとう。
……………でもどうせなら。 全部、消してほしかった。
[好奇の目も、幽霊と目が交わる事は無い。]
(+33) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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[擦り寄る狼へ「きもちわるい」と言って半歩引いて拒むと、媚びた様な視線を送ってひとつ吠えられた。狼に殺された苦痛を、無意識に覚えてしまっているのか。その声に僅かに肩を跳ね上げる。皮肉なものだ。苦痛を覚える身体などもう無いというのに。]
…本当、あんた。嫌な奴だな。
[僅かに顔を顰めてぼそりと返した]
[考えるように俯いた狼をちらりと一瞥し。 地面へ伏せた狼が、こちらに視線をやるとゆっくりとその視線を逸らす]
(+35) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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……………………… 大切なものは、あったけど。
[―――きれいなものを、大切なものを仕舞う為の 誰にも見つからない「柱時計」の部屋は、もう主を失った。]
…………………………もうきっと。叶わないし。
[「彼女」の為に幽霊が用意した「柱時計」の部屋の中には、 これから先、誰も入ることは無いのだろう。 静かに静かに、人知れず。 誰も入らぬまま知らぬまま、朽ちていくのだろう]
………叶えてもらったんだとも、思う。
[…誰にもその場所を隠したまま。 主自体が、「きれいなもの」の中へ消えてしまったのだから]
(+36) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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だからもう。あんたと同じ。 ……たぶん。無い。
[淡々と話す声には、僅かな落胆と諦観。 …そして、ほんの僅かな、幸福感がのった]
[愛想の無かった幽霊には珍しく。微かにだけ、口の端に笑みを作る。 感情を隠す為の口を隠す癖は出なかった。 幽霊にも、自分が笑っていると気付いていなかったから]
…………………貢献は………、さあ。 どうだろう。
………少なくとも。 アーヴァインとサイモンが死んだ時。 良かったって。 ………そう思った。
だから、感謝はしてる。
(+37) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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[嗤う狼を睨むように一瞥して、すぐに視線を逸らし。 幽霊は小さく舌打ちした。 …逸らした目の先には、遠く小さく湖が見えている。 狼の察する通り。その実は、何も見えていない。 ただ、視界に入るものが汚いものと決めつけて、 拒否しているだけ。何も見ようとしていない。]
[日の暮れる街並み。影すらも濃くなるというのに、 幽霊の色は一切濃くならず。ただ霧のように透けている。
一人と一匹の話す声すらも、生きている者達へ音を届ける事は無い。たかがヒグラシでさえ、こんなに五月蠅く鳴けているというのに。]
(+39) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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[狼に尋ねられて、幽霊はゆるゆると僅かに頷いた] [狼へと背を向けて。ぼそりと呟いた]
……………。 もう一匹の狼に。 なんとかよろしく言っておいて。
………あんたなら、きっと。知ってるんでしょ。
[お互いの声が生者に届くわけも無いのは知っている。 朝に同じくらい勝手な事を言われたな、とぼんやりと思った]
[そのまま振り向かずに、幽霊は再び影も無い歩く霧となって、 暮れた街をふらふらと歩いていった]
(+40) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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―村長宅―
[…やがて、幽霊は村長の家の前に辿り着く。 意志の薄いようなゆったりとした足取りで 彼の家へと入っていった]
監視の為だろうか。中に居る結社員が 無言のまま入ってきた彼を咎める事は無かった。 彼の姿を見る事は出来ないのだから、当たり前だ]
[部屋の奥。苦しげな息を繰り返し、横たわるホリーの姿を見つけると、幽霊はゆっくりと枕元へと膝をついた]
(+41) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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……………………………………お嬢さん
[霧のように静かなぼそぼそ声で、声をかける。横たわるホリーがこちらを見る事も無い。誰の鼓膜を動かす事も無い] [苦しげなその顔へ手を当てても。触れた感触などは一切無く。 彼女もただ苦しい息に胸を上下させるだけだ]
……………。 …………………、きれい。
[長い彼女の髪を掬い上げようとした。 霧のように霞む白い指先に、彼女の髪が絡むことは無い]
………………………仕舞ってあげたかった。
[呟いた声は、生者はもちろん。死者でさえも届かないほど小さく] [幽霊は彼女の髪に顔を埋めるように。彼女の枕元へと、静かに静かに自らの額を置いて、目を閉じた**]
(+42) 2014/08/17(Sun) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 20時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/08/17(Sun) 20時半頃
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