231 獣ノ國 - under the ground -
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―研究室―
んー…あ、あぁ……ふあぁ
[ソファの上で居眠りをしていたらしく、背伸びをしてからふと辺りを見回せば見慣れない光景で そこが自分の前居た場所。否、これから居る場所になるのだが。研究室と気付くまでに数秒要したか]
そういや、ボカァ辞めたんだっけ…
[頭を掻いてから思い出して。貯金は思ったよりもあるし、研究に没頭するだけの蓄えもある なのに、どうしてもやりたい事が見付からないし、研究を続けたいと思う事も出来なかった]
(+4) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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医者になろうかなって思ったんだっけ …なんで、だ?
[それはいつか自分とは違う人を見たからなのだろうか 優しかったあの人も、嫌味を言うその人も、不思議なあの人も]
…誰だっけ
[ノアの記憶から、すっぽりと“抜け落ちていた”**]
(+5) 2015/07/14(Tue) 21時頃
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庭師 ノアは、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 21時頃
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―研究室―
『マーティン先生が帰ってきてくれて助かりますよ 研究がずっと行き詰まってたんです』
[ソファーの上で生ぬるくなった珈琲を飲んでいればそこに現れる元助手の姿で 尤も、今では彼も昇格したらしく、教授として指導しながら研究を進めているらしいが]
…どれもこれも、駄目だってハナシ
[効果が無い上に、水を飲ませている方がよっぽどマシでは無いかと言う代物。これならばどこかで見た、薬の方が使えるに違いない]
(+6) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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どこで見た…んだっけ、なぁ
[元助手がこちらを見てまるでわからないとでも言うような顔をして、なんでもないと手をヒラヒラと振ってみせる いつの間にか自分の居場所はここにも無くなっていた。けれど、前の居場所に戻るつもりもない]
なーんか、大事な事忘れてる気がするぞ…と
[それは誰の事だっただろうか。疑問が解決する事も無く、切れた珈琲豆を買うために研究室を後にした**]
(+7) 2015/07/14(Tue) 23時半頃
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