230 【R18えろぐろ】妖虫戯曲
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[骸の積み重なる暗がりへと身を潜める。 とはいえ、壷の中である事に変わりない。 限られた、主の許しなくば出られぬだろう空間。 多くを喰らい力を蓄えた式神ならば、 身を潜める一平太を見つけることは難しくないだろう。]
悪足掻きだと分かっているんだ。 それでも――…
[此処で朽ちるのは惜しい、と、 そんな風に思ってしまう。]
(20) helmut 2015/07/12(Sun) 15時頃
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[聞き覚えのある、悲鳴のような声>>1が微か鼓膜を震わす。 昏い眸がゆるとそちらへ向けられる。 此処からは見えぬ場所、先ほどまで己も居た場所。 声の主と、対峙するであろうもうひとりを思い浮かべた。 眸がやや伏せられるのは逃げた後ろめたさか。 千切れた腕の押さえる逆手に知らず力が籠もる。 断面の、肉が蠢くような感覚が指先に伝う。 再生をはたさんとする蜥蜴の特性ではあるが それを暫し押さえ込み遣り過ごす。]
預けただけ。 返してもらうのだから今は必要ない。 女性を待たすは宜しくない、か。
――…嗚呼、お待たせするのは、主様も。
[足掻いた分、強き式神の誕生を待ちわびるだろう 主のことを思い、決着をつけるべく 一平太もまた渦中へと足を踏み出す。**]
(21) helmut 2015/07/12(Sun) 15時頃
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[時間が経ち到底美味そうには見えぬ骸が転がる壷の中。 目があった、言葉を交わした、そのような相手が 今、何処でどのような有様なのかなんて 考えても仕方ないことなのかもしれない。
歩めば、ぱき、と乾いた音が時折鳴る。 生きている者がいる、と知らすように、 潜むことを止めて、主の思惑のままゆくことを決めたけれど 覚悟を決められたかどうかはまた別の話だ。]
――…、あれも、これも、 主様の為に、働いていたもの。
[壷の底にたまる、式神たちの身体の一部を見遣り 人の世で、主の為に働いていた日々が過ぎる。]
(23) helmut 2015/07/12(Sun) 22時頃
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[動いていればいずれ何者かに出会うだろう。 誰と出会うもそれが運命と受け入れる心算だった。
歩むうち、視線>>24を感じた。 腕を預けた者とは違う姿に、 ふっと笑うような吐息が漏れた。]
――…、あなた、か。 ならば、脚を運んできた彼が、喰われたか。
[対峙していた事を思い出し、ぽつと呟き、 此方に視線向けていた余四朗へと歩み寄る。]
(27) helmut 2015/07/12(Sun) 22時半頃
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[視線で示された方を片方の目で追う。 無残と成り果てた骸を見ても表情は動かない。 思いを馳せれば痛むと知れるから、 ひとつ、ふたつとこの場所に骸が増えるうちに それをすることも止めてしまった。 物言わぬ骸の口近く、千切られた脚がある。 見覚えのある形、置壱が垣間見せた執着。 ふ、と湧き上がりそうになる感情を逸らす為、 そこから視線を外し、余四朗へと戻した。]
何も――。 だから、あなたよりも飢えているやもしれないね。
[さして大食いでもない蜥蜴はしれっと言葉を返す。 余四朗の油断は余裕のあらわれにも思え、 向けられる視線は獲物を見定めるようにも感じられ 肘より下失う右腕を左手で庇いながら 居心地の悪さに、じり、と右足を引く。]
(29) helmut 2015/07/12(Sun) 23時半頃
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