253 『はじまりの むら』
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かえってきた! はるかなる かの ち より、 まおう を たおした ゆうしゃ が かえってきた!
(2) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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『ちくしょう、ガキだガキだと思ってたのによお……、いつの間にこんなに大きくなりやがって……ぐすっ』
サイモンはすっかり出来上がっている。目の前には空のグラスが数え切れないほどに。
「はいはい、わかったわかった。ほら水飲んで」
酒場の手伝いに駆り出されたエプロン姿のザックはサイモンの目の前に水のグラスを置き、代わりに空のグラスをトレイに乗せる。当の主役の姿は見当たらない。おそらく、どこかでもみくちゃにされているのだろう。
(3) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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「すごいね、まるでお祭りだ」
カウンターに山ほどのグラスを乗せ、新しい酒を受け取ってテーブルへと運ぶ。"そりゃあそうさ、なんたって世界を救った勇者の凱旋だ!"酒焼けした声が応えた。"おめーも飲め飲め!シケたツラしてんじゃねえぞ!"
生まれつきだよ、と苦笑して、ザックは酒を運び、グラスを運ぶ。目の回るような忙しさだが、案外心地いいものだ。
(4) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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『なあ、おい』
突然、背後からがしりと肩を組まれた。へばっていたはずのサイモンだ。彼は声をひそめ囁いた。
(5) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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ザックは目を見開いて一瞬、考え。それからその目を閉じて小さく息を吐き、笑った。
「おれは――」
(6) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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外では仔竜が小さな炎を吹き上げ、人々は何度もどよめき喝采を上げた。温かな光の中、楽しげな酒場の喧騒はいつまでも続いていた。
(7) junko 2016/09/20(Tue) 10時半頃
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>>2>>3
ホールの中央ではオスカーとともにやってきた踊り子が村の若人たちによる即興楽隊をバックに異国情緒たっぷりの舞踏を披露していた。一方で、酒場の外では凱旋の馬車を引いてきた賢い仔竜が村人たちに囲まれ、小さな炎を吐いては喝采を浴びている。その他にも見慣れない男たちが数名。お祭り騒ぎで紹介どころではなかったが、彼らも勇者の一行なのだろう。
>>4>>5>>-25>>6>>7
(8) junko 2016/09/20(Tue) 15時頃
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