231 獣ノ國 - under the ground -
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[ 逃げ出した手を胸元に抱える。 抱えていないと 朧の中に見えた人影も 赤い鸚哥も どちらも見えなくなってしまいそうだ。
「何」と問うた僕に 彼は十分すぎる答えを残し、
最後に 「 なんてね 」 と>>21 全てを反故にするようで 全てがほんとうだと言うような こどものような笑みに 僕は ]
……………っ、
[ 素直に こわい と思う。
彼が取った距離を広げるように 2歩 3歩 大きな爪が後退りながら 地面をえぐる。
ひら、と両手を翻し 彼に背を向けて。 背後から引き留められる事がなければ、 走る事に向いていない脚で 逃げ出すことだろう。*]
(67) 2015/07/10(Fri) 20時半頃
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[ ( こわい こわい こわい ) ( いかなくちゃ 兄さんのところに )
( 今すぐ走って 馬車を追いかけなくちゃ ) ( どうして僕には 兄さんには )
( 追う為の 逃げ出す為の、翼が無いのだろう )
僕と同じ姿の兄だけが人間に連れ去られた日 僕だけが 雨が打つ地面に捨て置かれた日
記憶に蓋をした程の ふたつの恐怖に比べたら
彼の笑顔は まだまだかわいいもの、だけど 。**]
(68) 2015/07/10(Fri) 20時半頃
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[ 思い出に踏み込むような僕の問いは それだけでも少し気が引けるものだったけれど 視線を吸い込むような石に 言葉は引き出される。
落ちてきた呼吸ひとつ、僕は瞳で受け止めて
けれど、兄の酷い揶揄には への字に口を曲げ 失笑に重ねて、コツリと頭をはたいておいた。
まるで幼子へ昔噺を説くように、 彼>>79は膝を折り 目線を下げる。 夜色の目は暖かさを帯びていて、遠い昔に見上げた 満月の温もりが重なるようで
僕はその中に、共にそれを見た兄の背を探し ――月に惑う。]
(94) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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[ そらのむこうに、の意味が分からぬほど幼くもなく 僕は下唇を噛みながら、迷うように逃げた目を追う。
僕もいっそ。兄が”飛び立つ”のが見えたなら 共に飛ぶ事もできただろうに 中途半端に しかし絶対的に 絶たれた再会の希望は 僕から命を終わらす翼も奪い、 此処を根城とする”誰か”に 捕まってしまった。
彼の話す”彼女”のような 夢の様な話が外に無い事は 誰よりもよく知っているつもりで そしてそれがどれだけ敵を作るだろう事か、も。
( そんな日が来たら、ぼくらはヒトに捕まらずに 幸せに 兄と森に居られたのだろうか )
目の前にある彼の膝に 手を伸ばして 長らく忘れていた 昔々をたぐり寄せる。 ”あの頃”の月夜を溜めた瑠璃の目には、薄い膜が張って]
(95) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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[ 腹はどうした、と>>80 嘘を言い当てるような声に 「ごめんなさい」と詫びることもできず
僕の目は、見上げる漆黒に映る 自分を視る。
どうしようもなく歪んで どうしようもなく泣きそうな]
実はさほど痛まない……から、へいき。
ねえ、そのひとはどうして飛んでしまったの、 ……翼がないのに……… そんなに強いひとですら 「外」は獣を殺すの?
[ いちど言葉を切ったら 告げられなくなってしまうから 僕は喉を詰まらせ 彼の衣服に小さな黒点を描きながら 問い続けた。*]
(96) 2015/07/10(Fri) 23時頃
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[ 伸ばした手は、彼の膝を覆う衣服を握りしめて 濃色の布に赤黒く見える爪が埋まってゆく。
はたり、はたり、堕ちる雫は 無情な外を嘆き きっといまも何処かの「外」で 唄い続けているはずの兄を、想う。
――会いたい。
今まだ生きていてくれるかすら、知らぬけれど。]
(136) 2015/07/11(Sat) 02時頃
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[ 獣だから 死んだのではないと彼は言うが>>123 僕にとっては「獣だから」そのもので 声にならぬ叫びを上げながら、垂れた頭を振る。
獣だから、平等を得るために声を上げねばならず 獣だから、警察は軽率に力を振りかざす 獣だから、倒れても 良くて後回し、最悪放置。
どうしてだろう、と 遠くを見る目>>121は 僕の知る事実から目を逸らしているように見えた。
獣だから、ぼくら兄弟は不条理にヒトに攫われ 僕だけ 棄てられた。
僕からしたら、平等思想を掲げる必要がある時点で 「外」は獣を ”彼女”を、殺しているのだ。]
(137) 2015/07/11(Sat) 02時頃
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[ 「外が怖いのか」と 目元に衣服が伸ばされる。 ぼろ、と零れた雫が吸い込まれ 僕はそれを隠しもせずに顔を歪めた。
伸ばされた手>>124は 僕が嫌いなヒトのだというのに 首から下がった青いものが 僕のなかで 彼がまるで獣のように誤解をさせる。
僕がこんなにもヒトに触れるのはいつぶりだろう。 気付けば 伸ばされた袖を通り抜け 低い位置にある彼の首へ 両の翆の腕を巻き付けて]
「外」がこわい 「外」がこわい どうしてそんな、 「外」は綺麗。 でも、そとは兄さんを奪った。
…こわい。森へ還りたい……にいさんを かえして
[ 譫言のように 繰り返す。 ]
(138) 2015/07/11(Sat) 02時頃
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[ 兄を奪われ出来た心の穴を 赤い鸚哥で埋めた僕は 兄が”連れて行かれた”理由の 唄 を 自分にも求めるように 無意識の内に、歌って唄って謡って 日々を送った。
獣なぞを慰めるはずもない 人間は 何故か優しげに見える色を僕に向けているようで
獣が大切だったと云うこのひとは 僕の知るヒトとは違うのだろうか
獣に ”優しい”人間なんてものが まさか。]
どうしてそんな顔をしているのかな……。
[ ヒトが獣を気にかける理由を 僕は理解できずにいた。*]
(139) 2015/07/11(Sat) 02時頃
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[ 伸ばした2つの翆の手は 彼の黒い髪の向こうに隠れて 落とした熱い雫のかわりに いつぶりだかわからぬ「誰かの体温」を拾い上げる。
抱き寄せた「ひと」は 陰鬱な顔をして地面を眺め 彼が見るそこに 輝く小石や硝子はあっただろうか。
それとも、僕がその小石のひとつだろうか。
”ごめんな” と詫びる声>>150は 僕にある種の絶望をくれる。
彼が他でもないヒトであること 森へも還れないこと 兄にも会えぬこと。 すでに痛いほど知っていた筈なのに、 奪われるよりも詫びられるほうが 余程 辛くて。
首元で ひっく、と ひとつ 喉を鳴らした。]
(153) 2015/07/11(Sat) 05時頃
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[ 兄のものではない手が 背中を抱いて 兄のものではない指が 髪を梳いてゆく。>>150
『どうしてそんな顔をしているのか』
居なくなってしまった「兄」に蓋をし続け 姿も記憶も見えなくして、ようやく 穏やかに この白い世界の中で死んだように生きていたのに。
人工の庭で僕に触れた ひんやりとした手が>>75 闇夜に浮かぶ月のような優しい彼の瞳が 僕に 外 と 兄 を 思い出させるから
多分。 ぼくはずっと、 ―――どうかやめてくれと 嘆願していたんだ。]
(154) 2015/07/11(Sat) 05時頃
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[ ヒトよりも高い僕の体温が 境界を埋めて 彼の抱える自戒>>150など想像だにせぬまま 腕のなかの「ひと」に縋りつく。
「ひと」が獣如きに手を差し伸べる理由を問えば 自分は狂っているのだと 歪んだ笑いと共に吐く姿に どこか僕とおなじ「諦め」を感じ取る。
( ……そうでもしなければ 生きてゆけない? )
獣を管理する側のくせ 手を差し伸べて けれど連れてはゆけぬと 手を離す。 それなのに、背中を伝う温度は>>152
――噫、確かに。与えられる優しさは、ひどく狡い。]
(155) 2015/07/11(Sat) 05時頃
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[ ずるり、と 力の入らない両腕を滑らせて 重い音と共に なにもないベッドの上へ落とす。
僕はすっかり腫れてしまった目を向けて ]
……できないから。 できないのだから。
じゃあアキラは なにができるの。 アキラは、何をするために此処に居るの。
……卑怯なのは、ぼくもおなじだ。
[ 兄の記憶と向き合わずに 逃げているんだから。
おやめなさい、と言われてしまったから 今度は 彼と鸚哥から隠れるように、ベッドへ倒れ込み
赤い爪が 白いシーツへ食い込んだ。*]
(156) 2015/07/11(Sat) 05時頃
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センセ! フィル ドウシテ ココニイル? ニイサン! ツレテキテ! ツレテキテ!
[ ベッドの無機質なパイプの上 ] [ 赤い鸚哥は なおも 僕の本心を吐き続ける。**]
(157) 2015/07/11(Sat) 05時頃
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[ 久しく見ていなかった兄の影は なかなか瞼の裏から消えてくれなくて 涙を仕舞えと言われたって 自分勝手に溢れてくる。
きっと 彼は僕に呆れて 立ち上がる衣擦れの音と 戸が閉まる音が頭の後ろからするのだろうと、 白いシーツに埋まって待っていたのに
僕の耳を撫でたのは 直ぐ隣でシーツが擦れる音>>159
くる、と首を回す。 束ねられた黒髪の背中は ふと、わらっていた。
自嘲しながらも 彼が抱える「未練」とは何だろう。
飛んでいってしまった彼女のまぼろしを 今なお 此処で探しているのだろうか。]
(176) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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自分勝手じゃない未練なんて ないよ。
[ がらんとした部屋にこぼれるそれぞれの独白と 乾いた未練が、シーツの上に転がっている。
僕は気怠い体を肘で押して 見たこともないほどに 重そうな影を背負った背中へ 蒼玉の手をのばし、黒い絹糸に指を絡める。
彼をプリムラに絡め取って離さない 未練のように。 ―――でも。 唄う以外に価値という価値もない飛べない僕じゃぁ 彼の未練には 足りぬだろうか。
( へんなひと。)
指の間で踊る髪は 喪った彼女の代わりを探すように 獣がソトで死ぬことを恐れるように 鈍い光を反射していた。]
(177) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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……つれてきて つれてきて 兄さんを、
[ 僕の何が卑怯なのだと 零した彼>>160に、 僕は 鸚哥の言葉を反芻する。]
おいで、”兄さん”
[ 寝転がったまま 黒髪に指を絡める僕の傍にだって いつだって”兄さん”は 喚べば来てくれる。 ふるる、と尻尾を揺らした鸚哥は 黙って僕を見つめ
鸚哥は鸚哥で、兄ではないのに 僕は彼を兄と呼ぶのをやめられない。 僕が勝手にかぶせた兄の皮を脱がせない。
赤い鳥はこんなにも慈悲深く傍にいてくれるのに 僕は、彼を彼のままに視ていないんだ。]
――ごめんね。
(178) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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[ もう手に入らないだろう兄を諦めることも、 針鼠のように外へ手を伸ばすこともできず 未練ばかりを抱えて うたを唄っているだけ。
兄を見つけたいけれど、ソトは怖い。 外は綺麗だけれど、ヒトは怖い。
嗚呼、それならば。兄も此処へ来れば良いのにと 鸚哥が唄った僕の本心>>157は 他力本願に、兄を希うこころは
卑怯以外に 一体何と呼べば良いのだろう。]
連れてきて、連れてきて。 何にもせずに願っているだけだから、 ………僕は卑怯なんだ。
[ 亀に「鍵」をちらつかされても手を伸ばせず 目の前の背中に熱の篭った額を押し付けるだけの どうしようもない 子供。]
(179) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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『 ソト! イキタイ! イキタクナイ! アキラ! ミレンハ イツカハレル? アキラ! ミレンハ ココデハレル? 』
[ 覚束ぬ足で揺れるベッドを歩く鸚哥。
羽ばたきひとつ、 たてかけられた腕>>159へ丁度良いとばかりに留って くるりと首を傾けた。**]
(180) 2015/07/11(Sat) 17時半頃
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[ この部屋で 自分と兄以外の存在を確かめるように 押し付けた額>>179から伝わる温度と鼓動は やっぱり影が差したままのように思う。 獣の中に彼女を見る彼と 鸚哥に兄を重ねる僕は
( …どこか、似ているのかもしれない。)
空気と 背中を伝ってきた笑うような声>>194は 高いトーンを保っているのに どこか……
( でもこのひとのほうが、大人なんだろう。)
卑怯だ卑劣だと、競うようなものではないものを 笑い飛ばしながら自分を卑下する声に これが彼の 見の守り方なのだろうかと。
背中の向こう側の腕に 兄が向かうのを見ていた。]
(204) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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[ いつもなら、不躾な兄を途中で窘めるのだけれど 今日はそんな元気が僕に無い。 人の領分に土足で…いや 鳥脚で踏み込む兄にも 一笑して応えるだけの人>>195で良かった。
( 本気で怒らせちゃうこと、あるからなあ ) 自分の耳に痛いだけなら、良いのに。
僕は見下された夜の瞳に (ごめんなさい)と 済まなそうに眉尻を下げた。
僕が”兄さん”を大切にしているように 彼が未練を大切にしているようにも、思えたから。]
(205) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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[ ゆら、 目の前の夜が揺れて 長い彼の前髪がその前を通り過ぎる。
白い部屋でひときわ艶めく黒が 僕の目の前を覆って ( こつり ) 額の中心に感じる「ひと」の温度 ]
………………。
[ 僕に母の記憶があったならよかったのに 伏せられた瞼を彩る睫毛が 波のように 揺れた、きがした。
僕は瑠璃を瞑ることもなく 寄せられる額 離れてゆく瞳を見送って その目が瑠璃から逸らされる前 ぼくは ]
(206) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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…優しくすることは、卑怯じゃないとおもう。
[ 繰り返しでない言葉を、夜の海の中に投げ込んだ。]
(207) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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[ 彼が返す言葉はあっただろうか。
仮病を促すようなその物言い>>196に、僕はどこか 「また」彼と話ができる日がくるのかと
詰まる喉をゲンコツで開いて絞りだす言葉は 僕にとってはひどく息が切れるものだったけれど それでも また、ひとと話したいと思ったのは 初めてだったから。
こくこく、と数度素早く頷いて ベッドの上から、背を向け揺れる髪を見送った。]
(209) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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『 センセ! マタネ! マタネ!』
[ 相変わらずの兄は 部屋の扉まで彼を見送り 羽ばたきの中で、ふわりとひとつ 真っ赤な羽毛を 彼の頭の上に落とした。*]
(210) 2015/07/11(Sat) 22時頃
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フィリップは、明之進の揺れる後ろ髪が綺麗だなと思う。
2015/07/11(Sat) 22時頃
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― 彼が去った後の部屋 ―
[ いつもの様子を取り戻した部屋は、 それでもまだ微かな熱が篭っていて 僕はなんだか、持て余すように身を捩る。
白いベッドの上から、白い天井へ 碧海の腕で橋を投げ架け 見えぬ空へ爪先の焔を伸ばし
慣れぬ言葉を紡ぎすぎた喉を震わせた ]
月なきみ空に、きらめく光、 嗚呼 その星影、希望のすがた。 人智は果てなし、 無窮の遠に、
いざ其の星影、きわめも行かん。
(225) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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[ 針鼠は無事に風呂に行けただろうか、 服の都合はついただろうか。
猫の爪はだいぶ伸びていたようだったけれど、 薬のせいで何処かでふらついてやしないだろうか。
朝更しが過ぎた梟の見る夢は、穏やかなものだろうか。
(もうさすがに、寝ているだろう)
頑丈に作られた部屋の壁。 この壁の向こう側で、きっと寝ているだろう彼女を想う。
ちら、と瑠璃を横に流せば、 兄は静かにベッドのふちで 目を伏せていた。]
(226) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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雲なきみ空に、横とう光、 ああ洋々たる、銀河の流れ。 仰ぎて眺むる、万里のあなた、
いざ棹させよや、窮理の船に。
[ 僕が手放しさえすれば、星の界を飛べる筈の赤い鸚哥と 共に夜空を飛ぶ日を「楽しみだ」と言ってくれた梟へ
翼あるものよ、どうか、どうか。
僕が兄を手放せる日は、彼女が此処から出られる日は 同じくらい「ありえ無い」ものだろうか。
白い部屋に唄声が染みてゆく。 それは、壁に 此処に居た男の瞳のような夜を描き 僕はその夜に 赤い爪で星を灯す。
彼女の翼が 闇夜の中で映えるようにと。*]
(227) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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[ 泣きすぎた。 頭がぽうっとするし、何より目元がぱんぱんに腫れていて
( 誰にも会いたくない なぁ )
お腹はすいたけれど、 誰かに泣き腫らした姿を問われでもしたら 兄さんが何を言ったものか 想像しただけで怖い。
ごろ、と転がって シーツを抱きしめ あの「ひと」が額を押し当てていった中心をなぞる。 …まるで、人間のように扱われた気がした。
少し寝てしまおう。寝ちゃえば、空腹も気にならない。 こういうとき鳥は少し便利だ 暗くすれば それなりに眠気が来るのだから。 *]
(230) 2015/07/12(Sun) 00時頃
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― 部屋の前:廊下 ―
[ ぷあ、としまらない欠伸をひとつ。 どのくらい経ったのか、気にする必要がないから 時計もないし、空も無い。
僕は自分の腹時計だけを頼りに起き上がる。
( あー、むり げんかい。喉乾いた……)
ばっさ、と飛んできた兄さんも腹が減ったと喚いているし まだ目元に違和感が残るけれど 流した泪のぶんくらいは水を入れねば乾いてしまう。
ぎいいい、と開いた扉、半分のぞかせた顔。 ちら、ちら、と薄暗い廊下を左右に見て ( 誰にも見つからないと、いいんだけどなぁ。)
足音など消せない足は、食堂まで密かに着けるだろうか。 ひんやりとした廊下の空気が 頬を撫でていった。]
(257) 2015/07/12(Sun) 01時半頃
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