214 サンタ養成学校卒業試験
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[輝く足元は、外にまで続いていた。>>26 雪の上にも点々と残るそれは、足幅からして男だろう。
雪を踏み締める音を響かせ、ソリ置き場に近付いて行く。 ソリの前に座り込む背中は見覚えがあるものの、 気怠そうな横顔の印象が強い、隣人のものだった。
考え事に耽っているのか、独り言を呟いている。>>34 どうやらまだ気付かれてはいなさそうか。 彼用の紐を左のポケットに移し、摺り足で距離を縮める。
充分に忍び寄れば、無防備な後頭部をわしゃっと掴もうと。]
(67) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/25(Sun) 23時頃
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ソリに悪戯とは感心しないな。 今ならまだ間に合う。自首してこい。
[飛び上がる反応に、つい大声を上げ掛けた。>>76 が、何とか堪えると掴んだ頭を前後に揺らし。
ソリに咲かせていた花を見ては、わざとらしく嘆いた振り。 細やかな級友達へのおまじないは、夜空の下でも輝いていた。]
ソリに夢中になるのも良いが、明日の試験は大丈夫か?
[深呼吸を邪魔するように、額へ取り出した紐を押し付ける。 隠れた情熱の赤三本と、白と緑を一本ずつの平五つ編み。
座る彼の上から覗き込めば、調度三つ編みと並んでいた。]
(84) 2015/01/25(Sun) 23時半頃
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[逆転しかかる視界に入る、男にしては随分と長い髪。 洗髪や乾燥に時間は掛かるわ、馴鹿達に弄ばれるわ。 いくら綺麗に整えようと、撫で回し乱してくる阿呆がいるわ。
他の級友らのように切ってしまおう、と鋏を手に取って。 しゃき、と数本切れたと同時に掛かった制止の声。>>75 入学当初から怠そうな彼が見せた、珍しく慌てた姿。
何故止めたのか、と。理由を聞いてもはぐらかされたが、 必死な顔が妙に面白かったからと、仕方なく手を引いた。
それ以来、定期的に痛んだ毛先は整えてはいるが、 切っても精々二、三センチ。
あまり切りすぎないようにしているのは、 結った時の質量が足りないと、均衡が取り難いだけだからだ。 …………多分。]
(91) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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おや、随分と反抗的だな。 これは自白を取って、直々に校長へ突き出さなくては。
[嫌な奴だと語る視線を受け止めて、>>95 にぃ、と口端だけを持ち上げた。 乙女趣味だな、とは認知出来るギリギリの囁き声で。 尤も、紐に祈りを籠めた自分が言えた話ではないのだが。
見た目より形の良い後頭部は良い玩具で、 揺すっていれば抗議の手。痛い、と呟く声は棒読みだ。]
典型的な言い訳だな。戻ったら疲れたから寝る、か?
[実技の成果は、押し付けた紐で黙殺し。 掴まれた三つ編みに今度はこちらが目を瞬かせた。]
(106) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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ソリに乗って来た帰りだからな。 そんなに、何時もの尻尾がお気に入りなのか?
[不満げな声を指摘し、記憶の欠片が脳裏を過る。>>96 柔く引かれた力に従い、体を落として目線を合わせてやり。]
……たった一人の子供の声を、誰かに伝えるために。
[答えにしては、不充分な理由だろう。 故郷のことも碌に話さず、ずっと曖昧に誤魔化してきた。 皆が作っていた輪に、自分が押し入ってはいけない気がして。]
詳しく話せば、長くなるぞ。
[付け足した言葉は、短い返答を咎められた気分に陥り、つい。]
(107) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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[ふ、と話す間にも意識が飛んで行くのは悪癖のひとつだ。
やりたいことが出来たと、静かに熱意を燃やした北極星。>>55 勝負に出るのだと、笑い声の小枝を揺らした大樹。>>1:271 受けた以上の光を放つ、煌びやかな金色雀の一等星。>>50
迷うことを振り切った、決意の眼を持った夕陽。>>1:205 一回り上の年齢の癖、子供よりもガキな若年寄。>>70
ソリの設計図を描く手に、大事そうに握られた紐、>>1:271 難解で、温かみのある文字を生み出す掌に包まれた紐、 嬉しそうに結んだ紐を見せてくれた彼女らに胸を温め。>>62
押し付けた時の間抜け顔は、今となれば笑えてきた。>>1:220 こっそり忍ばせた紐は今頃気付いているのだろうか。 僅かに双眸を撓め、口許に自嘲の笑みを刷く。
温かい彼らから距離を取ってしまうのは、自分の因果。 共に笑い合いたいという願いは、流れ星でも叶えられない。*]
(117) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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[髪を引かれた分、痛みを軽減しようと頭を動かして。>>121 結果として顔同士が近付いたが、相手は同性だ。 照れる理由も怖がる理由もない筈だが、視線が惑った。]
……我が儘だな。
[まるで髪を切るなと食い下がった、あの時のように。 実技には敢えて触れなかったが、察せられているだろう。 そういうことばかり、無駄に勘の鋭い男なのだから。]
(131) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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誰かと言われても、明確に顔や名前を知ってはいない。
[分からないと訴える目と、言葉以外の微かな声。>>124 真っ直ぐに真っ直ぐに見つめてくる目は、 いつもの気怠さはどうしたんだ、と茶化しも出来ない。]
風邪を引く前に、引き摺って連れ帰るからな。
[やれやれと、と拘束を解かれた三つ編みを掴み。 指し示された隣に座り込む。 帽子を外し、三つ編みを解けばいつものような尾っぽを作り。
ゆっくり語る言葉に合わせて揺れる尾は、緩く波立っていた。]
(132) 2015/01/26(Mon) 01時頃
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──…俺は、山奥の集落で育った。 子供は俺一人だけ。一番近い年頃でも一回り上の年齢で。 父と母は年に一度しか帰って来なかった。
[すう、と目を細めながら、語らずにいた過去を口にする。 うちの伝統的な民芸品のひとつだ、と紐を指差して。]
幼少期はサンタを信じていなくて、与太話だと思っていた。 だが長老の、サンタ養成学校の話を聞く内に興味が湧いた。
情報理工学部を選んだのは……手紙も書けない子供を、 周囲に遠慮して願いを口にしない子供を、救えたらと。
[押し殺した本当の願いは、叶えられないとしても。 夢の中で素直になった彼らの、小さな願いは叶えてやりたい。 とまでは、言うに言えない話ではある。割愛。
妙に気恥ずかしくなり、寒さ以外で頬に熱が集まった心地に掌で顔を叩き、必死に冷静を装って。 隣に座る彼の表情を、ちらりと盗み見る。]
(155) 2015/01/26(Mon) 07時半頃
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[緩んだ口許が見えた途端、視線を引き剥がした。>>148 笑われている類ではないと解ったが、こそばゆさに目を伏せ。]
昔話は、これで終わりだ。 ……サミュエル。笑うな。
[さっさと帰るぞ、と。 彼の後頭部を掻き混ぜながら、咲いていく花を眺めて。
描き終わったのを見計らい、手首を捉えると自らの首に招く。 案の定、動かずにいた彼の手は氷のように冷えきっていた。]
全く、寒さ対策くらいしておけ。 自分のことくらいは面倒臭がるな。
[冷たさに顔を顰め、手に体温が戻るまでは暫くそのまま。 帰るぞ、と再度口にすれば、未だ出払っているソリにも描きたいのか渋られ。ここにいれば見付かるぞとつついてやる。 また後に来れば良いだろう、と宥めすかしてやってから。
立ち上がり、帰り道を辿れば、輝く太陽が真上を*過った。*]
(156) 2015/01/26(Mon) 07時半頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 07時半頃
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[移動を促したが、別方向を行くのであれば止めはしない。 昔話はしたものの、渡した紐の説明をし忘れたことに気付き。]
──…ああ、それと。 着けると多分、サボり癖が治るぞ。
[そう言ったのは、塗料缶の横の紐を掴んだ時に。>>124
面倒臭そうにしているが、こうしてこっそりと人目を忍んで 努力や下仕事をしていることは知っている。 突いてやるのも良いが、素知らぬ振りの方が大打撃かと。
ふ、ふ、と手の甲で口許を隠し、意地悪く笑ってみせた。]
(164) 2015/01/26(Mon) 20時頃
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─── くしゅっ!
[ソリ置き場から、夕陽が見えた位置への移動の最中。 くしゃみをしたのは、寒さではなく何かの悪意を遅れて受信。 可愛げなぞ、恐らく母の腹の中に置いてきてしまった。>>72
いつだったか、似たような状況でミナカタから白金懐炉を手渡された時もあったが、加齢臭が移るからと突っ返した。
寒さで鼻の頭を赤くしていた癖に、熱源を手放すなど。 人の心配をする前に自分を心配したらどうだ、と。 無言で、蔑みの色で覆い隠した双眸で睨み付けた冬の一夜。
自分のことに貪欲にならないから卒業が出来ないのだと。 遠巻きに見えたアホ面に、密かな嘆息を吐き出した。>>146]
(165) 2015/01/26(Mon) 20時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 20時頃
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─ 校舎裏 ─
[空に舞う級友達へ手を振り、夜を明るく照らした橙色>>143が飛び立った箇所に足を運ぶと、一人と一匹の姿。>>109>>125
宛がわれたらしい懐炉と肩から垂らしたハンカチのマント、水筒から温かい何かを飲む姿に、冷えたりはしてなさそうだ。]
コースの下見か? それとも、ここから離陸した誰かを見ていたのか。
[二人に声を掛けつつ校舎裏を覗けば開けた空間はあったが、よくぞここから離陸出来たな、と感嘆するしかない。 光の色からして、ピートだろうと予想はしていたのだが。 やるじゃないか、と緩く口端だけを持ち上げた。]
しかし、相変わらず手馴れているな。
[肩に乗った前照灯の夜鳥は大人しく、彼に従っている。 馴鹿と違って髪に執心はしてこないだろう、とは願望の底に。
念のため、つつかれないよう手は出さないでおこう。 もふもふとした冬毛に指を埋めてみたくは、あるのだが。]
(169) 2015/01/26(Mon) 20時半頃
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[生物学部の管轄は、光源灯から飼料と幅広い。>>1:284 手ずから餌を与えた場面も、何度か目撃していた。>>1:289
幅広い知識を持ち、動物や人と分け隔てなく面倒見の良い癖、 それをひけらかすことをしない謙虚さ。 ひっそりと撒かれた種は、優しさの苗となり静かに根付く。
夜のように音もなく、常に優しく見守る強固な千年樹。 そんな級友に向け、拳を突き付ける。]
一足早い卒業祝いだ。 ギネスが積み上げた原石が、無事に輝くようにと。
[強い意思を示す黒二本に、灰二本、青を一本の祈り紐。 自分の仕事に直向きな彼への、細やかな贈り物だ。]
(170) 2015/01/26(Mon) 21時頃
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アシモフにはこっちを。 最初は皆と同じ物を、と思っていたが…… 作っていたら、冬なのだしこちらの方が良いと思って。
[彼の毛色の白を三本、瞳の赤と尾っぽの桃色を一本ずつ。 毛糸に近い紐の種類は、他の級友の物より空気を含みやすい。 首に掛ける形で手渡し、紐先で鼻をくすぐる素振り。]
お前も子の星、導きの北極星だからな。 雪には紛れてしまうが、夜空なら誰しも目を惹かれる。
[体は小さくとも、その心と器は誰よりも大きい。>>125 真っ赤な丸い瞳を見ながら、指で耳の付け根を撫でてやる。
手を伸ばした際に落ちた、紐にも満たない何かを拾い上げ。 何事もなかったようにポケットに仕舞い込んだ。]
(174) 2015/01/26(Mon) 21時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/26(Mon) 21時頃
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[重厚な声は低く、それでいて温かみが胸に残る。>>177 尾っぽに留まった視線には、口を閉ざし僅かに首を傾ぐだけ。]
日夜問わず精が出るな。 それに、夜に何かを見付けるとは、中々に運が良い。
[肯定は短くとも、言葉の裏に某かの声は聞こえる。 深くは掘り下げず、そうか、と首肯を示すのみ。
おまじないをしていたとまでは解らなくとも、試験前夜だ。 普段から縁の下の力持ちな彼が、ソリに細工を施したサミュエルや自分のように何かして回っていたことは想像に難くない。
試験の範疇内だとの答えは、何とも彼らしい。 特性を、彼らの好物を、習性を学んだ結果の集大成。 決して言葉だけの意味ではないことくらい、容易に察せる。
そして自分の性質も、きっと見抜かれているだろう。>>178 目の前に差し出された夜鳥がその証拠だ。 敵わないな、と目を細めて眩しそうに明るい鳥を眺めて。]
(201) 2015/01/26(Mon) 23時頃
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[渡した反応は一見薄いが、同種にのみ解る変化。>>179 彼の実直な髪色と同じ紐は、無骨な掌にもよく馴染む。]
当たり前だ。夢を待つ者を待たせる気か? 失敗なぞ、した後にだけ気にすれば良い。
[苦笑を払うように手をひらめかし、臆病風かと茶々を一滴。 原石がいくら崩れようと、隠れた輝きは失われない。
手渡された小さな花に、今度はこちらが瞬くことになる。]
(202) 2015/01/26(Mon) 23時頃
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お守りくらいとは、また謙遜を。 押した以上に、背中を押されてしまったな。
後でニンフにでも頼んで形を保ってもらわねば。
[掌に在る白は、温かくなければ咲かない花。>>180 大方、周囲の温かい声に季節を勘違いでもしたのだろう。
くるりと掴んだ茎を回し、花弁が夜空に翻る。 律儀な男から贈られる律儀とは、随分と洒落が効いている。
花を持たぬ手でもふ、と夜鳥の腹を撫で、冬毛を堪能。 髪を啄まれさえしなければもっと幸福であったのに、無念。*]
(203) 2015/01/26(Mon) 23時頃
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[間近で見ていた分、その迫力に圧倒されたのだろう。 自分のことのように自慢げに話す声は、至極力強い。>>192 真っ赤な炎を背後に背負う姿を、幻視してしまう程に。
やはりあれはピートだったのだと、彼の言葉に正解を認識。
ギネスに紐を手渡せば、流石にその意図に気付かれた。>>193 ポケットに潜ませていた紐を探り、手触りを確認して。]
探していた、とまではいかないが……。 渡せるのならば、せめて夜の内にと。
[素直とは言い難い発言だが、事実ではある。
配達係を気取る訳ではないし、贈呈品の用意も管轄外だ。 教室の机に置いてもサンタの真似事にはなっただろうが、 一度手渡してしまえば些末な欲は瞬く間に膨張してしまった。
例えば、紐を注視する姿が今くらい見られないように。]
(217) 2015/01/26(Mon) 23時半頃
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アシモフ。これは、お前の大切な物じゃないのか? たったひとつしかない物を俺に預けるとは。 ──…空を読むのは上手いのに、人選は苦手らしいな。
[体勢を戻し、視線を上げれば差し出された頂点の数字。>>200 ずっと彼の耳に在った、彼の徴とも呼べる物。 失せ物と縁の有りすぎる自分っ手に渡るには、あまりに長大。
ちゅぅ、と耳を擽る鳴き声と撓んだ双眸、浮かんだ笑み。 受け取る手が震えたのは、寒さが身に染みたせいだろう。 ずっと着けていたプレートは、仄かに体温が残っていた。]
やれ、やれ。全く、今日という日は何とも調子が狂う。 お前が俺を親友と呼ぶなら、俺もお前の親友だろうに。
それ以上を望まれようと、俺はそれを拒めんさ。
[誰かに、彼に。親友と言われる日が来るとは思わなかった。 面映ゆさと切なさが綯い交ぜになった胸中は言語化が難しい。]
(239) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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[思考の整理に天を仰ぎ、白を闇夜に混ぜながら。 ガーベラの花を簪代わりに頭へ挿し、片手を開ける。
ポケットから再度探り当てるのは、置いてきたはずの物。 赤い糸だけで織り込んだ、5cmにも満たない細長い紐だった。
握り締めたプレートを落とさぬよう、彼の手首に二周させ。]
卒業後の恋愛運も、ついでに付与してやろう。 はは、似合ってるぞ、色男。
[何かを自分に括り付けるには、短すぎる織紐。 祈りを籠めるにも細く、あまりに脆弱な赤い糸の集合体。 だが彼ならば、馴鹿を操る手綱にも何にでも変えられる代物。
くく、と咽喉を鳴らし、相好を崩して一頻り笑った後。 ちゅぅ、と鳴いた鼻先をつんとつついた。*]
(240) 2015/01/27(Tue) 00時頃
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[空を見上げれば、気持ちが良さそうに舞う花形の一人。>>175 馴鹿に寄り添い、彼らと空の旅を楽しむテッドの目は良い。
級友達の飛行の癖を見抜き、馴鹿の表情を読む。>>1>>168 人の表情も同じことで、時には足りない元気を補ってくれる。
そんな彼には恥ずかしい所を何度か目撃されている。>>36 悉く鉛筆の芯を折り、縋ったペンはインク詰まりを起こし。 残りの授業を記憶だけに頼ろうとした時、鉛筆を渡されたり。
階段で意識が遠くに飛んだ際、手から溢れた白紙の群れ。 下から見上げていた彼が見蕩れたような表情を浮かべ、次第に何かを思い付いた顔に変わる様をぼんやり眺めていた。
それから暫くして、夜行飛行に星が舞うようになった。>>4 煌めく光は夜闇に溶けても、消えない祈りは降り注ぐ。*]
(245) 2015/01/27(Tue) 00時半頃
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痛い所じゃなければ、突いても面白くないだろう? 問題は、押しすぎて落ちることだが、早々落ちんだろう。
[しれっと言い放ち羽毛に指を絡めていただけなのに>>242 頭皮に容赦なく刺さる嘴は、馴鹿よりも凶悪だ。>>244
この謎の被襲撃っぷりの所為で、生物学部や動物学部の適性がないと分かったのは有り難いような、悲しいような。 頭髪の心配をするのなら、せめて早くても十年後が良い。*]
(269) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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[永遠とはまた、常に先頭を走る彼は大きく出る。>>254]
なあ、我が親友アシモフよ。汝は知っているだろうか?
[顔色の代わりに染まる鼻先は、照らす先も明るかろう>>255 光源は自らの墓穴掘りにも、一役買っているらしい。>>257
いつも澄ましている彼の、狼狽える様が面白可笑しくて。 仰々しい口調では、笑いを噛み殺すのに効果がなかった。]
それはな、人の薬指に合うサイズなんだ。
[ぼそりと付け足す、意地の悪い言葉の爆弾。 全身が桃色に、誰かさんと同じ毛色になっただろうか。
見届けた後、ついでに渡してくれとサンタ役を任命する。 優しい桃色三本と、雪と遊ぶ姿から白を二本の飾り紐。
掌に握らせ、未だ残る紐を届けに、二人から離れていく。*]
(271) 2015/01/27(Tue) 01時頃
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─ ソリ置き場>>206 ─
さあ。どうだろうな。 案外、普通の家に生まれていても同じだったかもしれん。
[描かれる流星の軌跡。動く筆を横目に見ながら。 分からないのは事実だ。環境で全てが決まってはつまらない。]
……話す程のことでもなかったからな。 面白くも何ともないだろう。
[こちらを見てくる目は、級友達は、誰も彼も純真だ。>>207 己が持ってない輝きを見るのは、少しだけ気恥ずかしい。
頬を叩いたのは悪手だったようだ。一度外れた視線が集まり。 赤いと言いたげな目には、眉間に皺を刻み無言の抗議。 慣れない自分語りと、顔を叩いた所為以外に何があるのか。]
(278) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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ああ。だらしない面をしていた。 歪む? それくらい何とかしろ。
[頭を揺らすのは、筆がソリに触れない時に。>>208 ゆらゆらと揺れる声を聞き、先程の鬱憤を晴らしつつ。
冷たい指が首筋をなぞり、上げ掛けた悲鳴を噛み殺す。>>210 人の善意を何だと思っているのやら。 離すぞと凄めば、捏ねられる駄々。同年とは思えない。]
手袋もそうだが、手が悴んでも描きにくいだろう。
[至極真っ当な意見を口にし、温まった手を首から離す。 立ち上がった彼に倣う形で腰を上げ、下肢に付いた雪を払い。]
大事なことならな。それをもう少し他に……は、蛇足か。
[四苦八苦する姿に、言えばやってやるものをと呟いて。 余計な一言は、輝きに飲み込まれただろうか。*]
(279) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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─ 移動中 ─
[根に持つ男は嫌われるぞ、と横目でちらり。>>277 自分のことは棚上げだが、言わなければ気付かれもしない。]
当然だ。凍死されては卒業どころの騒ぎじゃなくなる。 はっ、筋力のなさを露呈したな。
[とはいえ、本当に倒れられたら運べるかどうか定かではない。 鼻で笑っていれば髪が引っ張られ、ぐりんと揺れ動く視界。 缶を持つ姿には、引っ張ることはないだろうにと不平を溢し。]
何とも年上面だな、同輩の癖に。 夜が明ける間くらいは覚えておく。
[だが、髪を引っ張られた恨みは忘れてなんかやるものか。 作業場に戻るであろう彼の背中に手を振り──。 軽く握った雪玉を投擲して、逃げ去った。*]
(283) 2015/01/27(Tue) 02時頃
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[さて、残りは二本。正確には以下略。 渡すべき相手は未だ空の上で、楽しげな空中遊覧の最中。 邪魔をするのも悪いからと、練習場の入り口に佇んで。
低空飛行を続けるミナカタは見えたり木々に隠れたり。 姿を見る度に、何かを探す仕草も今は見られない。>>190 あれば逆に、何を馬鹿な真似をとつついてやるだけだが。
きゃあきゃあと燥ぐ声はモニカのもの。>>246 まさかソリに乗って危ない飛行を、との危惧は一瞬。 ミナカタの隣に座る姿に、良かったとひと安心。
──そうか、二人乗りという手があったか。 あれならば彼女も、時折馴鹿に自由を許す自分も楽しめる。 自分の力だけで解決しようとした頭の硬さに目眩を覚え、石段にへたりこんでは己の未熟さを嘆くばかり。>>1:260
それを掻き消すような、雪に似て、温かい光の粒子。>>231 降り注いできたひとつを摘まんだ振りをして、口に運んで。]
(289) 2015/01/27(Tue) 02時半頃
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……甘い。
[味を感じはしなかったが。何となく、そんな気がした。
腰を下ろしたまま、頭に白花を咲かせたまま。 ポケットから、半分しか形を成していない紐を取り出した。
何か嬉しいことや、発見がある度に織っていった。 白、赤、桃、橙、黄、青、藍、水色、緑、黄緑、黒、灰。 使った色は12色。級友達より細めの糸で、紡いだ思い出の刻。
完成させるなら、今しかないだろう。 悴む手に叱咤を入れ、皆が降りてくるまで指を動かす。 カシャ、と先端に括り付けたナンバーが揺れる度に頬を緩め。]
(290) 2015/01/27(Tue) 03時頃
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お帰り。テッド、イアン、モニカ。 馴鹿と……ミナカタ。
[降りて来た彼らを迎えながら、残った二本を手渡した。 テッドには活発な赤三本と、癒しの緑と黄緑を一本ずつの紐。 イアンには緑を三本と、理知的な青と水色を一本ずつの紐。]
動いたら腹が空いた。 残ってないか?
[部屋に戻れば甘味はあるが、外での級友からの甘味は別腹だ。 まだ甘味が残っているならモニカに分け前を強請りつつ、 何か言いたげなミナカタの視線には、ぺしりと腹に拳を付け。
急に動いた所為で落ち掛けたガーベラを、慌てて*押さえた。*]
(291) 2015/01/27(Tue) 03時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2015/01/27(Tue) 03時頃
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