139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 00時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 00時半頃
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―→ 丘へと続く道 ― [>>2:218甚六の姿がみえた。]
六さん? どうかしたん? 僕に何か用事やろうか。
[見慣れたその姿に、首を傾ぐ。 その声音はほんのりと、愉しげなもの]
(0) 2013/08/14(Wed) 00時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 01時頃
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[無事に降り立つ姿にそっと安堵の吐息を零し 渡された風呂敷包みに眼を瞠った。]
へえ。 雪客さん、仕事めっちゃ早いなぁ。 昨日頼んだとこやのに。
[顔を綻ばせ包みを開けば、紫色の反物と >>2:77小さな黄色い巾着がでてくる。 "日向へ"と書かれ添えられた文に、 彩る笑みは一層と深まった。]
有り難う。 またお礼言うとくわ。 ……六さん? どうかした?
[僅か眼を細めた甚六に、 何か気にかかることでもあったのだろうか、と。]
(9) 2013/08/14(Wed) 01時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 01時頃
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[息を吐き出す甚六に、安心したような笑みを浮かべ。]
嗚呼、成程。 なんや訝しられてるんかと思うたわ。
[この非常時に、嬉しがってるのを良しとする。 その心意気に内心でも、嗤う。 不安に思う方が十人並だろうに。]
壱も、六さんも、影響を受けやすい性質やものなぁ。
[受け取った風呂敷を片手に抱え ぐっと一度握った掌を返す。 その手の中には白い、寒芍薬。 初雪おこしとも呼ばれるそれを、甚六へと手渡した。]
(17) 2013/08/14(Wed) 01時半頃
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届け物してくれた、お礼。 酒とか米の方がよかったら、屋敷の方にでもきてな?
[そう告げれば、反物にあしらえられたような蝶が ふわりと一つ、舞い翔んだ。]
(19) 2013/08/14(Wed) 01時半頃
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[首を振る甚六にきょとりと眸を丸くする。 置壱とはそんなに仲が悪かったか。 確かにその二人が共にいる処は見たことはないけれど。]
あははは、照れられるともっとやりたなるわ。
[存外、照れ症な所があるのは知っているが。 まさか己の所業に対しても そんな風に思われるとは思ってもいなかった。]
うん、だから、ええやろう? 雪客さんが仕事をしてくれてお礼を言うように、 六さんにも仕事をしてくれたお礼をしても。
それは、もうといて。
[受け取り、蝶と戯れる指先に眼をやり、 次の言葉に一瞬、固まる。]
(26) 2013/08/14(Wed) 02時頃
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ぷっ
あははははは! いや、うん。 僕も六さん、好きやよ。 でもそれこそ、女の子に言うたほうがええのと違うか。
[堪えきれず吹き出して 先程花を出した手を口にあて、 それでも堪え切れない笑いがくすくすと隙間から零れ落ちる。]
(27) 2013/08/14(Wed) 02時頃
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いやあ、反応が可愛いらしいから。 六さんの、照れてる所が。
[口から零れる笑みは、 揶揄う対象が増えてしまった事によるもの。 そうしていれば、背中を強めに叩かれて、 それでも笑う声は止まらずにいた。]
痛いなぁもう、あははは、 いやあ、なんやろうな。 僕やウトは、そういう事平気で口にするけども。 改めて六さんに言われると、告白でもされた気分になるわ。
[背中を軽くさすりながら。]
(34) 2013/08/14(Wed) 02時半頃
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嗚呼、そういえば。 不安なとこにこんな話するのもなんやけど、 六さんは、もう祭壇行った?
[破顔から一転、表情は、ふっと薄く弧を描く笑みに止め そんな事を尋ねかける。 男自身は、彼の師の名前を先程記してきたばかりなのだが。]
(35) 2013/08/14(Wed) 02時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 02時半頃
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[何がこんなに可笑しいのか、 己自身もうよくわからないけれど。]
えー、そうやっけ? そんな照れ症やのに? 赤なってるけど、
[短く笑う彼の元、すっと、手を伸ばしてみた。 手の甲で、頬をなぞるように。 その表情が改められれば、また放し]
そうか。 うん、前もこうやったよ。 そん時も、かなりの神さん堕ちていったけど。 ――ちなみに誰の、名前を書いたん?
[神々が次々と堕ちていったのは、 水鏡による追放、だけではないけれど。]
(39) 2013/08/14(Wed) 02時半頃
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[ほら 反応が、面白い。 指先撥ねる蝶の姿に、そう言わんばかりにまた一つ笑い]
壱か。 せやなぁ。 確かに今弱ってる、けど。 祟り神は、まず音と風を借りて依り代を探すらしいで?
[その名前を書かれた当人が言っていた 祟り神のこと>>2:14、祠のこと>>2:45 それらについて、甚六に話した。]
(43) 2013/08/14(Wed) 03時頃
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華月斎は、甚六に、誰が言っていたかは伏せたまま。(促し
2013/08/14(Wed) 03時半頃
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[音と風、それらを扱う当人の反応は やはり先日とさして変わりはなく。]
嗚呼、そうか。 そんなに何も知らんのやな。 祟り神は、弱ってる神に憑くとは限らへんよ。 明の所に文献が残ってるから、 もし気になるようやったら 見に行ったらええのとちゃうかな。
[これは憑かれてそうにはないなと思いつつも、 視線が下がれば、同じように、彼の手の中の白に眼を落とし]
いや? 僕は――さて、誰にいれたやろうな? 明日には、堕ちてわかるかもしらへんな。
[尋ねられればくすりと一つ 怪しさを伴い浮かんだ、艶笑。]
(46) 2013/08/14(Wed) 03時半頃
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嗚呼、気ぃ悪くさせたかな? ごめんな、そういうつもりちゃうかってんけど。
[甚六自身に肯定はされども、素直に詫びた。]
まあ長くおったら、そらいろいろ知ってるわな。 良いことも、悪いことも。 いろいろ起こるものやから。 朝顔さんに聞くのはええやろうな。 彼女は僕なんかより、ずっと古いから。
[昨日は聞こうとして、途中まで一緒にはいたけれど まだ聞いていなかったのか。]
――…、投じた、相手が。 あは、僕はそう簡単には堕ちやんよ。
[一歩引く様に不思議そうに首を、傾ぐ。]
(49) 2013/08/14(Wed) 04時頃
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華月斎は、雪客には、また会いに行かないと、と心に決め。(促し
2013/08/14(Wed) 04時頃
華月斎は、日向が、ふと、泣いているような気がした。(促し
2013/08/14(Wed) 04時頃
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あははは、せやな。 他の神さんも入れてくれてたらええなぁ。
[白い花から目線は甚六に。 細められた眸にほんのりと浮かぶ愉悦。 以前の騒動の時は、 ずっと投じ続けていたのに堕ちなかったのだから。]
ご心配、痛み入ります、ってな。
[心配してくれるような甚六は、 どことなく悲痛そうな面持ちに見えたから。 わざとらしく、仰々しい言葉を口にして。]
あ、でも。 僕が疑わしい思うたら投じてくれても構わんよ。
[軽口めいて、此方が今度は彼の背中ぽんと叩いた。]
(52) 2013/08/14(Wed) 04時頃
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六さんの方こそ、気ぃつけてな。 じゃあ僕、そろそろ戻るわ。 届け物、ヒナの分もあったみたいやし。
[風呂敷を、僅かに掲げ見せ、]
届けてくれて、有り難うな。
[もう一度、改めて礼を言って、その場を後にした。**]
(53) 2013/08/14(Wed) 04時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 04時半頃
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[甚六の言葉に手を振って別れ、ふらりと歩く。 先程誤魔化したけれど、己自身、 何があんなに可笑しかったのか。 >>1:157彼が此方への好意を口にすることは 以前にもあったというのに。]
あんたの師匠にいれたんやで、っていうたら、 どんな顔するか。 ちょっと見てみたかったけど。
[理由はよくわからないが、 盲信、されていることが、面白かったのだろうと結論づける。]
……ほんま、お人好しやなあ。
[その方が、都合はいい。]
(57) 2013/08/14(Wed) 11時半頃
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―→ 華月邸 ― [屋敷に戻れば、日向はいただろうか。 彼女への土産を渡し、 様子がおかしいようなら、その小さな背を優しく撫で ずっと傍に付いていただろう。
その、夜半。]
八咫烏、やったら神使やけどなぁ……。
[>>14双頭の烏を、空に見つけた。 あれは、異形の者だろう。 宵闇を背に翔ぶその姿は、何かを探しているようでも。]
(58) 2013/08/14(Wed) 11時半頃
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― 翌朝:華月邸 ― [朝から舞い込んだのは、昨日記した名前の主と 頼み事をした主が隠れたという報せ。 使いの者を下がらせて、語散る言葉は皮肉めいた。]
……あーあ。 使われへんなぁ。 まあ、両方、吉報やけど。
[祟り神に憑かれた神は、 明が占術を使える事を、知っている。 それは極、限られているだろうから。
煙管を咥えた唇は、自然、月のような弧を描く。 そうしていれば、亀吉の来訪が告げられる。]
(60) 2013/08/14(Wed) 11時半頃
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[何用だろうか、と首を傾ぎながら部屋に通すように伝える。 あまり、良い感情は持たれていないように思っていたが。]
お早う、亀さん。 嗚呼、お団子な。 志乃さんには、ヒナがいつもお世話になってるから、 そのお礼、とも思うて。
[彼の表情を彩る硬い微笑み。 それに相対するような、たおやかな笑みを向け返す。 まさか団子の礼の為だけに尋ねてきた訳ではないだろう。]
僕に、話? ……ええけど。
[やはり本題は、別にあるらしく。 人払いを命じ、襖をぴしりと閉じて、座る。 煙管の中の葉巻に火を点け、彼を見据え語るを待った。*]
(62) 2013/08/14(Wed) 11時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 12時頃
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[近い。 が、それ程聞かれては困る話なのだろう。]
うん。今朝聞いた。 朝顔さんは残念やけど、それが此処の慣例やからなぁ。
[彼が語る声は彼自身が司る闇によくにた静寂を孕み。]
さあ、どうやろう。 出来ると思うてるから、上は何も言わんのとちゃう?
[当代唯一、占術が使える明が隠れた今、 己の力だけで祟り神を見つける事は難しいだろう。 男自身の考えではないそれにすり替えて、 明が志乃を見たのでは、其方に話が移れば 煙をほうと吐きだした。 肯定するでも否定するでもなく、ただゆるりと細められた眸。]
(77) 2013/08/14(Wed) 13時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 13時頃
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[煙から、現れ出ずる蝶を弄びながら、 >>79不安を煽るような亀吉の台詞にふっと微笑った。]
神気を無くせば、神に非ず。 下に堕ちれば妖やのうて、人になるだけやよ。
[そのまま。 淡々と、紡がれていく彼の言の葉に耳を傾け されるまま、頬に添えられた手に、己の手を重ね、]
――……何でも、ねえ?
[耳元で、囁き落ちる音を繰り返し 間近で、見定めるようじいと見詰めた 光を映さぬその双眸は、昨夜見かけた宵闇色の烏に似ている。]
(80) 2013/08/14(Wed) 14時頃
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[そっと離れていく手を見やり、 吐息と共に、煙を吐き出す。]
少しばかり、質問が。 他にも古い神はようけおるけど、 何で、僕? それから――……祟り神やない。 そう思うてもらえる程、何で信用されてるのやろうか。
[実際、己は祟り神などではないが。 昔馴染みの甚六がそう言うならばまだわかるが、 亀吉とは、然程交流を持ってはいなかった。 得体のしれない盲信ほど、気持ちの悪いものはない。]
その約束をしたとして。 僕がしっかり守ると思うてもらえるのやろうか?
[その実は、裏切ることも厭わないだろう。]
(81) 2013/08/14(Wed) 14時頃
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別に僕は、君らに堕ちろ、なんて思うてへんけど。
[今の、所は。 まるで妖か物の怪か。 此方を惑わすようなその笑みに、 何故か胸の奥がざわりとさざめき それに愉しさ、心地良さを覚える。 亀吉はなんと返しただろう。 約束を、したとしてもしなかったとしても。] 嗚呼、そうや。 僕の名前を記すのは別に構わんよ。 けど――日向の名前を投じたら、 その時は。 ――……容赦せえへんから、覚えといて?
[彼に見えぬだろうけれど首を僅か傾けるその表情は嫣然と。 哂いながら、そう言った。]
(83) 2013/08/14(Wed) 14時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 14時半頃
華月斎は、煙の蝶が、花へと変わる様をゆるりと眺め。**
2013/08/14(Wed) 14時半頃
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― 昨夜 回想:華月邸 ― [>>88日課の散歩にでていたのか、日向は後から戻ってきた。 部屋へ入るよう言えば、いきなり抱きついてきたその様子は、 いつもとは違っており。 >>31いつぞや、どこぞの神々に心無い事を言われた時のようで そんな様を笑うことなく、ただ黙って、 優しく背を撫でてやる。]
――……ヒナ。 これ、雪客さんが作ってくれたそうや。
[そう言って、巾着を手渡し。 涙を零す彼女の頬をそっと指先で拭った。 一緒に寝たい、という申し出には苦笑しながらも頷いた。 余程、何かがあったのだろう。 >>89けれど無理に尋ねようとはせず、 彼女が話すまで待つが、何があったのかは 結局わからぬままに翌朝を迎えた。]
(126) 2013/08/14(Wed) 19時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 19時半頃
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― 華月邸:亀吉と ― [>>96己に恋をしているから、のくだりには つい煙を多く吸い込みすぎて、咳払いを一つ。 続く言葉に戯れとはわかるも、]
へえ。 有り難う。 僕の事も、ヒナの事も、よう見てくれてるみたいで。
[>>88昨夜の日向の様子を思い出し 片眉が僅か跳ね上がるが、闇神には見えぬだろう。 言葉は常と変わらずおっとりとしたもの。 此方にしなだれかかる亀吉の 宵闇に浮かぶ白銀色の髪が眼を奪う。]
(132) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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[一時的にでも、と。 何処までも食い下がる亀吉の様子に くつくつと喉の奥で哂いながら、]
――……ええよ? 騒動が続く限り、ずうっと、とは約束はでけへんけど 一時的に、ならば。
[それは亀吉の方も心得ているのだろう。 此方を祟り神と思えば躊躇いなく投じる、 というのは紛うこと無き本心だろう。]
さあ。 それは、反故にすればわかるんとちゃうかな。
[日向に投じれば何をするのか、 そんな手の内を明かすつもりはない。]
(133) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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[闇が、彼の背後で蠢く 蠢く。 それに融け行きながら、名前を呼ばれ。 微笑を携え頷いた。]
――……いつでも呼ぼう、闇神 亀吉。
[残していく、艶やかな笑みが宵闇に浮かぶ華のようで 瞼の裏に鮮やかなまでに焼き付いた。]
……高天原に棲む妖は、 人でなく、神を惑わす――か。
[残った部屋で、独り語散。 煙をほうと吐きだした。]
(134) 2013/08/14(Wed) 20時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 20時頃
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― 華月邸 ― [>>96亀吉の言葉も気に掛かり 一度日向の部屋に向かうも、其処に彼女の姿はなく。 >>89代わりに、一つ、書置きを見付け手にとった。]
……へえ? 志乃さんが、ねえ。
[日向が己に嘘をつく必要性は何処にもない。 昨夜の様子にも合点がいった。 何故、日向は此れを知っているのだろうか。 あの、闇を司る神は、妹の正体を知っていて、 此処に約束をしに来たのだろうか。 若しくは。 ――……あの、兄こそ祟り神ではないのだろうか。]
ちょっと、僕出てくるわ。
[向かうは水鏡の祭壇。]
(143) 2013/08/14(Wed) 20時半頃
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― 水鏡の祭壇 ― [以前の時は、誰が誰に投じようとどうでもよく 見に来ることすらしなかった。 浮かんでくる札に眼を落とし。]
――… へえ?
[亀吉は、ウトに。志乃は、甚六にいれている。 仲間であれば、同じ者に投じればいいものを。 顎に手をやり、少しばかり、首を傾いで考え込む。 明が占術を使える事を知っていそうな、古い神。 朧、置壱、それにウトならば知っていそうか。 その中で、志乃と、同じ名に投じている者は――]
ウト、か。
[迷うことなく、その名を札に記して投じた。]
(148) 2013/08/14(Wed) 20時半頃
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さて、と。
[日向を探しに行こうかとも思うが、 いつも、己の方が探されている身で、 彼女が行きそうなところがわからない。]
散歩とかも行くしなぁ。
[思いつくのは、団子屋か、志乃のところ。 けれど、志乃が祟り神の仲間だと思うならば、 近寄ったりはしないだろう。 君子危うきに近寄らず、だ。 足を向けるのは、団子屋の方。]
(150) 2013/08/14(Wed) 21時頃
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― 道中 ― [>>169茶屋へと向かう道中で、何処かに向かう、 雪客の姿が見え声をかける。]
雪さん。
[先日は、雪客さんと呼んではいたが、それだと長い。 甚六や亀吉を呼ぶときのように、断りもせず縮めて名を呼び]
昨日、六さんから、反物受け取ったんよ。 ヒナの分まで作ってもらえると思うてなかったから ――……有り難う。
[眼を細め、礼を言う。]
(177) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
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[>>187会いたくない、と思われているなど微塵も知らず、 頭を下げるその前に、彼女の頬に、 煌く何かが見えた気がした。]
うん。 あの紫も、蝶の意匠と、一羽の雀も。 めっちゃ気にいった。
[気のせいか、とも思い朗々とそのまま話しかけるも 何故か顔を背けられ、去りゆく腕に手を伸ばした。]
……なあ、僕、雪さんに何かした?
[避けられている、ようでもあったから。]
(190) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時半頃
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[男は怒っているわけではない。 その様子がただ、気にかかったのだ。]
……そう。 なら、ええのやけど。
[僅かに眉を下げ微笑むも、 背を向けたままの相手には届かない。 ならば、もっと嬉しそうにすれば良いのに。 そうは思えど、口にすることはなく。]
嗚呼、呼び止めてごめんな。 雪さんは、今からどこ行くん?
[そんな尋ね事を一つ。 朧の処へ行くというなら、共に行こうかと少し悩むだろう。 彼にも少し、聞きたい事があったから。]
(196) 2013/08/14(Wed) 23時頃
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朧のところに? ……、
[少しの沈黙の後、ようやく雪客の手を放し、 彼女の右側、隣に並ぶ。]
じゃあ、一緒に行ってもええやろか。 僕も、ちょっと用事あったから。
[へらりとした笑みを浮かべるも、此方からは鱗は見えぬ位置。 そのまま朧邸へ共に向かう。]
(204) 2013/08/14(Wed) 23時頃
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― 朧邸 ― [>>210断られてもついていく気ではあったのだけど 了承を得、時々たじろぐような雪客と共に朧の屋敷へと向かう。 >>209その門の前で、尋ね人の姿を見つけ その名を呼ぶ。]
朧。 今帰ってきたとこか? それとも出かけるとこ?
[どちらにせよ、丁度よかったと安堵の息を零し。]
(217) 2013/08/14(Wed) 23時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 23時半頃
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[道中では、反物を着物に仕立てている話などをしただろう。 日向が拵えてくれた巾着を、 泣くほど喜んでいたことも礼と共に伝えて。]
雪さん、用事あるんやろう? お先にどうぞ。 僕は後で全然ええから。
[>>219遠慮するような仕草を見せる雪客に、 そう声をかけた。 二人が訪ね合う間柄だったとは思わなかったけれど。]
(222) 2013/08/14(Wed) 23時半頃
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[>>228朧の言葉にほう、と片眉が上がる。]
へえ、そうなん? ウトと、明と三人で? 珍しい。 僕も呼んでほしかったなぁ。
[楽しそうやったのに、と残念がってみせ。 そのウトに、疑念を抱き、先程、札を投じてきたばかりだ。]
志乃さんからは僕、何や怖がられてるから。 行くならヒナと一緒にかな。 ヒナからも、琴の腕は聞いてるから、 一回ぐらいは聞いてみたいのやけど。
[苦い笑いを浮かべ、情けなさそうに眉を下げた。]
(229) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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嗚呼、ほんなら僕は離れてようか。 ちょっとそのへん散歩でもしてくるわ。 しばらくしたら、戻ってくるな。
[>>232朧にだけ、消え入りそうな声が聞こえたので。 そのままふらりと、朧の屋敷を後にした。]
(235) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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うん、……また呼んで?
[>>236歯切れの悪い言葉には少しばかり、眼を伏せて。 辺りを舞い、煙となっていた蝶が朧の肩に触れ、 白い花となったろう。 釣鐘のような白い花片のそれは、甘野老。]
志乃さん、人見知りらしいから……。 女性受けはどうなんやろうな。 雪さんからも、逃げられるし。 僕に優しいのはヒナだけやわ。
[揶揄うような調子の朧の声に、 目線をあげ、悪戯めいた笑みを浮かべ、 雪客と朧を見ながらそんな軽口を叩いて。 そうして、その場を後にした。]
(242) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
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華月斎は、>>239聞こえた声には、後ろ手にひらりと手を振り
2013/08/15(Thu) 00時半頃
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