14 Digital Devil Spin-Off
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―回想:>>303―
そうですか。
[蘭の返事を聞いて。ふ、と目を細める。]
――……僕は。彼を、殺そうと思います。 ワーニャから引き継いだ理、「神無」――……神も悪魔も「無い」世界。再生も滅びも「ヒト」の手で得る世界の為には。東雲さんよりもまず、彼の方が相容れない。
[その解釈は、ワーニャのものと同じだっただろうか。]
「神無」に賛同できなくても構いません。けれど、彼と対峙する時。 貴女の気が向くなら、こちらに加勢しては貰えませんか。
[一人で成すには、「天使」の力は侮れない。 結んだ「契約」。果たす為には、ただ一人ではきっと、難しい。]
(62) 2010/06/07(Mon) 11時頃
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―不忍池跡―
[薄く延びる水の膜の上には、(10)枚の、蓮の花の花弁が散っている。
その畔、木の棒切れだけ立っている横に、男は居た。 どこかに飛び去った後には、傷薬で手当てはしたのだろう。足の怪我は幾分良くなっていて。しかし新たな傷が増え、その代償とでも言うように小さな銃がその懐には仕舞われていた。 持ち合わせには足りない分、悪魔を倒して魔貨を稼ぎ。やっと手に入れたそれは、特に曰くも無いものだったが。
座り込み、頭を垂れて。 少しでも体力を回復するようにしていたその格好は、どこか、何かに懺悔するような姿勢でもあったか。
人の気配>>54を感じれば、一度警戒するように顔を上げ。]
――……あ、ぁ。アキさんですか。
[少しだけ警戒は解くも、疲れた表情を隠す事無く。―…寧ろ、自分がどんな表情をしているのかも気に留めない様子で。 現れた少年に声をかけ、場所を示すように木の棒へと視線を送った。]
(63) 2010/06/07(Mon) 11時半頃
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―不忍池―
えぇ。…彼女の好きな場所とか、家とか。 何も知りませんので、僕の独断でここにしてしまいましたが。 探しても、他に綺麗だと思える場所も、無かったので。
[>>64目を伏せる様子を見ても、男の態度は変わらない。 祈るような様子、他についてきている者もいるならば、顔を上げるまで黙って見つめ。]
――……アキさん。貴方は、「理」を持っていますか……?
[静かに相手の目を見て、問う。 聞き返されれば、「ワーニャの理を継いだ」と。返事によらず、その事は相手に告げるだろう。**]
(70) 2010/06/07(Mon) 12時半頃
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―不忍池―
麻布ですか。良い所にお住まいだったんですね。 ―…守り神、ですか。機会があれば、僕も知らせたいですが。
[「チセコロ」とワーニャがどんな会話を成したのか。それはわからず、ただ継いだ縁を思い。]
「縁」…ですか。
[問えば、それがどういうものかは聞けるだろうか。その内容には、ただ一度、目を閉じて。]
「彼女の」願い…理は、「神無(カンナ)」。 神も悪魔も無い。 理の力で、再生するのも滅びるのも良しとしない。 成すならそれは、人の意思と、その結果で以って。
理自体を、否定するものだと、僕は理解しています。
[言葉は、どのように響くのだろうか。願いは別にあるかのよう静かにに言って。]
(76) 2010/06/07(Mon) 14時頃
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―不忍池―
僕は、それを成す助けをすると―…彼女と「契約」しましたので。それを、遂行します。例え、誰かを殺す事になったとしても。
――……。
「理」なんて無ければ。ただ、この崩壊から再生する為に力を尽くすのみであったなら。 ワーニャは人を殺す事も、誰かに殺される事も、無かったでしょうか。
[ぽつりと口にする。それは、男自身の願いの一端。けれど、それを願う事は。恐らく「契約違反」になると、固く、胸の内に仕舞った。]
(77) 2010/06/07(Mon) 14時頃
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研修生 キリシマは、落胤 明之進荒川の死に気付いたなら、ただ「お疲れ様です」と言ったのみ。
2010/06/07(Mon) 14時頃
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―不忍池>>78―
そうですね。御案内、お願いしたいですけれど。
[ふ、と。昨日聞こえた天使の声>>3:275を思い出し。一度、言葉を切る。]
…そろそろ、日も沈みますし。明日、また改めて。
[大分辺りも薄暗くなってきた頃合か。 そんな、守れるかもわからない約束を口にして。]
(95) 2010/06/07(Mon) 19時頃
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―不忍池―
「互いを尊重しながら感謝する世界」…ですか。 尊重、し合えない相手同士は、その世界ではどうなるのでしょうね。 例えば、天使と悪魔のような。 例えば―…今、理を違えている相手のような。
…その世界には、要らないものなのでしょう。
[どうしたって、相容れない者は居る。だからこそ、戦いだって起こったのだろう。]
ええ、「契約」です。 …何故、理を知りたいのです?
[そう言い切る。「約束」だったのなら、代償等は求め無い。そうして途切れた相手の言葉、問いを重ね。]
…すみません。今更言っても詮無い事でしたね。
[消え入りそうな声。謝罪を述べて。時間が巻き戻ったとしても、それは、どこか歪なのだろう。 何より、覚悟を。汚す気はした。]
(96) 2010/06/07(Mon) 19時頃
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―不忍池―
…………ありがとう、ございます。
[ゾーイが手当てを言い出す>>91のには。戸惑う表情を見せたけれど、困ったように眉を下げ、それでも礼を言って大人しく治療を受けた。]
(97) 2010/06/07(Mon) 19時頃
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―不忍池―
そうですね。 悪が無ければ、善も無いでしょうし。 ……けれど。
神が、統治するという。 彼―…ラルフさんの理と、「神無」とは、共に成れませんし、在れません。 あらねばならぬと言われても無理なら。 どちらかは、居なくなるしかないのでしょう。
[演説、聞いていらっしゃいましたよね、と。問うように少年の顔を見る。]
手、は。いつも。今回も。 伸ばしても、届かないので。もう。
[その後は、言葉を紡がず。謝られたのには、いえ、と小声で言ったのみ。]
(109) 2010/06/07(Mon) 20時頃
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―不忍池―
そうですか。 …どんなに崇高そうな事を言っていたって。 人が考えるものである以上。どうせ、どれも我侭なんじゃないでしょうか。
なら、思うようにすると良いと思います。
[答えになっておらずとも、言いたい事はわかる気はしたが。]
頑張って下さい。
[静かにかけた応援は、他人事のような響きに聞こえるだろうか。]
(110) 2010/06/07(Mon) 20時頃
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―不忍池―
怪我して痛いだけなら、こうやって呪文や―…薬ででも、治るのですから良いですね。
けど。 余りむやみやたらに助けたら―…助けた人が、貴女の大事な人を傷つけるかもしれませんよ。
人も、神も。全て救うなんてできません。 二つしか無い人の手では、何を救うか、選ばないと。 何かが零れたり―…手を伸ばすのが遅すぎて、間に合わなかったり、しますよ。
[見上げる微笑みに、薄く目を細めはしたけれど。その笑顔、見えないように頭をふって立ち上がり。サマエル、と名を呼べば、紅い竜が姿を現す。 12枚の翼が羽ばたけば、すでに変色した血で黒く染まりかけた白衣もばさりとはためいた。
そうして、苦いものを飲んだような、そんな表情をしている少年>>112に目を向ける。見つめたままの瞳には、男の表情はどこか、既に意は決めていると言う様に冷たく張り付いて。]
(122) 2010/06/07(Mon) 20時半頃
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――……僕は、ラルフさんを殺そうと思っています。
神無に、神は要らない。 天使達にとっても。「神無」も、僕のペルソナ―…サマエルも、倒すべき悪でしか、無いのでしょうし。
……僕も、後悔しない為に。 「神無」を成す為に―…その為なら。悪魔の力を借りたって、自身が悪魔のように思われたって。構いません。
[「知りたい」と言った少年に向けて。幼い少女が聞いていても、構わず静かにそう言って。冷たさを帯びては居ても、その表情は静かなまま。
そうして、彼にかけられた言葉>>25を思い出す。]
哀しくて、泣けるならまだマシでしょう。 泣けなくなったら、哀しくならなかったなら。 それは、本当に生きている、と。言えるのでしょうか。
――……楽しかったから。幸せだったから。 だからこそ、泣くのでしょう。
[涙を流す事の無い自分と。泣きじゃくっていた少女の姿を、脳裏に浮かべていた。]
(125) 2010/06/07(Mon) 21時頃
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―不忍池―
[迫力の無い怒り顔>>132を、表情を変えずただ静かに見つめ返し。]
――……ありましたよ。
あって。無くして。 哀しさを感じないように、忘れて。 忘れていたせいで―…ある事に、また得られるかも知れない事に気付かず。また、無くしました。
だから、もう。 もう――……今更、なんです。
[先程、言いかけて途切れた言葉。引き出されたのは、少女の目に涙が溜まっていたからか。一度だけ、きつく目を閉じて。]
(144) 2010/06/07(Mon) 21時半頃
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もし、邪魔をするのなら。僕は、貴女も。
[続きは言わず。ただどこか、何かを諦めきったような。 冷たい目を、涙を浮かべた少女に向け。
その背を向けて、紅い竜の傍へと。]
(146) 2010/06/07(Mon) 21時半頃
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研修生 キリシマは、小娘 ゾーイの言葉に、立ち止まって振り向いた。
2010/06/07(Mon) 21時半頃
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―不忍池―
[白衣の裾を引かれる>>149のに、足を止める言葉は真っ直ぐで、少しだけ眉を顰め。思わず、少女の手を強く払った。勢いで、彼女の小さな身体まで払われたかもしれない。]
…そうして、また、無くすかも知れないんですか…っ!
[声を荒げて、それでも。苦しげに顰めた顔は見られたくなくて、俯いたまま。]
それに。僕が行かなくても、きっとあちらから僕を殺しに来ます。宣戦布告のような事もされましたし。
良い事をしているなんて、思っていません。 意思を継ぐなんて、高尚な事でもない。けれど。 「契約」、した、んです。
[そのまま、一度少女を睨むようにして。きびすを返し、紅い竜に乗って飛び去った。
暫くの間、何かを振り切るように飛んでいれば。 光の気配に、気付けるだろうか。]
(166) 2010/06/07(Mon) 22時頃
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―シナガワの空―
[気配はするが、どこにいるかまではわからずに。先程までの事もあってか、少し、苛立つように舌打ちをし。]
――……サマエル。
[名を、呼べば。竜は嘆くような咆哮をした。
付近の廃ビル、窓ガラスが割れて飛び散る。
中や外に誰か居たなら、その残骸が降り注ぐのに巻きこまれたかも知れない。]
(207) 2010/06/07(Mon) 23時頃
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研修生 キリシマは、掃除夫 ラルフの光の気配を捉え、そちらに降り立った。
2010/06/07(Mon) 23時頃
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―シナガワ―
――……こんばんは。お元気ですか?
[紅い竜から降り立って、ラルフや友晴と対峙すれば。最初にかけるのは、普段の挨拶のような、場にそぐわないそんな言葉。]
(216) 2010/06/07(Mon) 23時頃
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ええ。昨夜は、丁寧な挨拶をありがとうございました。
[「元気」にも、「継いだのか」にもかかる頷きを軽く返し。ちら、と友晴にも視線を送る。]
友晴さん…?
[金髪の少女を逃がす様子に、「やっぱり」と言う言葉に、少し首を傾げるようにして。]
――……貴方も、巻き込まれたくなかったら逃げて下さい。
[友晴とラルフが協定を結んだ事は知らず、そう声をかける。人が、多い。構わないと思う心と、躊躇する心が、暫しせめぎあう。]
(228) 2010/06/07(Mon) 23時半頃
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――……サマエル。
[けれど、それも一瞬の事。名を呼べば、竜は再び咆哮した。躊躇が形になってしまったか、それとも警報のつもりなのか。
咆哮は、先程よりも威力は低いものだった。]
(231) 2010/06/07(Mon) 23時半頃
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――……貴方も、神なんてものに頼るんですか。
[逃げない、と。「俺たち」の言葉>>233。悲痛な表情を湛え睨み上げる少年を、ただ、冷たく見下ろした。]
蘭さん。 ―…ありがとう、ございます。
[声を掛けられれば、名を呼び返す>>237。ゾーイが共に来ていたなら、また、何か言われただろうか。思わずぱっと、少女からは顔を逸らす。]
相手は、二人のようです。 友晴さん…金髪の少年の方を、お願いできますか?
[力は、少年の方が少し上かも知れなかったけれど。]
(243) 2010/06/07(Mon) 23時半頃
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[チビの歌が始まる前か、ラルフの言葉が聞こえる。]
…僕が求めているのは、力なんかじゃありませんよ。それに、いつ僕が怒りなんかに支配されたと言うのです。
安住の地なんて要りません。ただ、したい事を。自分の心のままに、するだけです。
神に、幸せなんか与えて貰える訳無いですよ。 ――……エゴを押し付けているのは、貴方もでしょう。
[何もわかっていないだろう、と。ふ、と笑い。]
―…僕が、こうしているのは。
[「契約」と言ったけれど。]
多分、ただの。僕の、我侭です。理なんて、要りません。
それに、貴方とは違います。コレは――……ペルソナ。僕自身の、一面です。手放せる訳、無いでしょう。
(254) 2010/06/08(Tue) 00時頃
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神を、ありがたがる…?そんな事ありませんよ。 神も、悪魔も。居なくていいと、言っているんです。
「神無」の理が成せば、神も悪魔もありません。神と悪魔は、両方居ないと成り立たない。
人の世にいるのは、人だけでいい。
再生を成すのに、神の「力」…「理」なんていらない。それだけです。妙な力は、その力自身で持って壊すしか、無い。 たいそうなもんじゃないんなら、居なくたっていいじゃないですか。
[チビの歌から遠ざかるように、サマエルに乗って飛び上がる。聞こえた友晴>>256の声には、そんな言葉を残していった。]
(260) 2010/06/08(Tue) 00時頃
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サマエル。
[――……ラルフの言葉>>259が聞こえるか否かの際。 こちらも同時に、竜の名を呼ぶ。
12枚の羽が羽ばたき。 そうして、竜が咆哮する――・・・…ラルフが放ったのと同じ、光の球。 元は天使であった竜も。その、裁きのような力を携えていた。
ラルフの放った光の球が、自身で爆発する前に。 二人の丁度中程で、ぶつかりあって、爆発した。]
――……っ!
[そう遠くない距離での、爆発。眩しい光に、一瞬だけ、目を細める。]
(264) 2010/06/08(Tue) 00時半頃
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――……っ、ぅあ……っ!!
[爆発の余波で目が眩み。避けることの出来なかった槍が、サマエルの羽、その一枚を貫く。
男の背中、肩の辺りからも。それに呼応すくかのように、鮮血が迸り。]
……っ!サマエル!
[近付いたなら好都合と。天使のその首元を噛み千切ろうと、竜は牙を向いた。
ぜ、と男の息は荒くなり。対峙するラルフを、睨むように見る。] ……?
[どこか、様子がおかしいように見え。微かに眉を潜めた。]
(281) 2010/06/08(Tue) 01時頃
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[ラルフの変化に、一瞬、目を見張ったようになる。 ペルソナを使うものに会った時のような。 それとは少し、違うもののような。
そんな、気配。彼の身体から発する光に、忌まわしげに眉を潜めるのは。
光そのものを、嫌っているように見えたかも知れない。]
……サマエル!
[黒い、霧、広範囲にではなく、一点に集中するような、深く黒い霧が――……呪いを抱くような霧が、黄金色に輝くラルフ…だったものに向かっていく。]
…………満足なんですか。それで。 それが、貴方の。「覚悟」なんですか……。
[友晴の叫びが、聞こえた訳ではないけれど。そんな問いが、ぽつりと零れた。]
(298) 2010/06/08(Tue) 01時半頃
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[――……勝てない?]
[黄金色の羽を見た時。たらり。 首筋を嫌な汗が伝い。 一瞬、そんな声が脳裏に響いた気がした。それは、本能的なものか、それとも単なる身の内の弱音か。]
……勝ちます。 生きます。
――神無を成す……神も、悪魔も居ない世界を目指そうというのに。 天使なんかに手こずって、どうするんですか……!
[鼓舞するように、言葉を紡ぎ。先程放った、闇の力を纏う霧、その動向に視線をやった。]
(316) 2010/06/08(Tue) 02時頃
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[霧は、その光で霧散したりしたのだったか。
一瞬の怯みは致命的だった。 高速で近付いてくる光、突き出される剣。
紅い竜は身をよじって避けようとしたが、幾つかの剣撃は腹に刺さり、わき腹を掠めたか。]
――――…………っ!!
[男の身体から、先程と同じように、竜と同じような箇所から、血が噴出した。
サマエルの背で、がくりと身体が揺れ。 片膝をつきそうになるのを、懸命に堪えた。]
(325) 2010/06/08(Tue) 02時半頃
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――……魔王、魔王と。煩いですね。 僕は。霧島潤、です。その名を呼ぶ、人が居ます。
例え悪魔の力を借りていても。 もう一人の自分が悪魔の姿をしていても。
僕は、僕以外ではありません…!
[ぜ、と息をつく。血が足りない…くらりとした。
紅い竜は、突撃してきた天使に向けてがばりと口を開ける。
至近距離、自身が巻き込まれるような距離。 先程も放った光の球――…メギドを、放った。]
(326) 2010/06/08(Tue) 02時半頃
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……っっ!は…っ、ぁ。
[堪えてはいたものの、ついに、片膝はがくりと竜の背についた。視界の片隅、揺れる金糸>>336が、小さく目に入る。火の鳥の光に照らされて、それはプラチナブロンドと見紛うようだったか。]
――……何故。泣いているんですか。
[立ち去る前。殺さないでと―…死なないで、と。 少女が泣いていた理由も。 ワーニャが、何度か見せた涙も。 男には、その理由が、わからなかった。
振るわれる剣。交わしながら、竜の牙も対抗するが。 最初、槍を受けたせいもあり、動きに精彩を欠いていて。 何度か、その血を削っていった。]
…死なない。 成すまでは、死ねない、んですよ…!
[ぎしり。もう一人の自分―…サマエルの、羽の軋みを感じた気がした。]
(338) 2010/06/08(Tue) 03時頃
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[何度目かの剣撃。ぐさり、と竜の腹がそれを捉える。 腹部に熱さを感じるが。
天使の剣を捕らえた竜は、そのまま天使の身体ごと抱え込んで。
その肩に、羽に、牙を剥いた。]
(339) 2010/06/08(Tue) 03時頃
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…っ、ああァ・・・っっ!!
[竜の腹部を貫かれ。必死で応戦をするものの、迸る鮮血。腹を押さえ、両膝をつく。
ズキズキと走る痛みに、頭がぼうっとしてきて。]
『――……我は汝。汝は我。』
[声が、聞こえた。]
(341) 2010/06/08(Tue) 03時頃
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――――っっっ!!!
[業火の直撃を受け、身を焼かれる。 そんな、中。意識は、青い部屋にいた。]
(343) 2010/06/08(Tue) 03時半頃
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『我は、汝。汝は、我。』
『神に牙を剥く、その行為。 ――……気に行った。
まだ、力は足りないが。 足りぬ分。命削って、補おう。』
[12枚の羽を持った。 竜では無く―男の姿が言葉を紡ぐ。
ひらり、「サマエル」のカードが舞った。 描かれる絵は、何故かまだ変わって居ない。 けれど、その名は「ルシファー」へと表記が変わり。 アルカナは、「悪魔」のものへと変化する。]
(345) 2010/06/08(Tue) 03時半頃
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[ふ、っと。意識が戻る。ペルソナの力か、一気に焼き尽くされる事は無いが。 じりじりと、炎の熱さが身を焼いて。
そんな中――……言葉が。 戯言が、聞こえる。>>344]
――……煩い、ですね。
[いつかのように、冷たく言い放つ。]
何故、戦う?…人間、だから、でしょう…ね。 誰かに従うと、しても。その相手は、自分で決めます。
――……彼女が、僕の、理です。だから。 彼女の理を成す事を、僕が望んだ。 それは、僕自身の、望みです。
[荒い息で、言葉を紡ぐ。カードの、悪魔の変質は、相手にも伝わったのかも知れない。]
(348) 2010/06/08(Tue) 03時半頃
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――……成すまでは。死に、ま、せん。
[呪文のように、繰り返す。 次第に、意識は薄っすらとしていく。 それでも、理は果たすのだと。最後まで願い、そう口にする。
ラルフの放つ剣先も、男を―…男自身のペルソナを捕らえただろうか。ぐらりと、身体は傾ぎ。
そうして、意識を手放す直前。
金星の輝きのような。静かで、それでも眩い光が放たれるだろう。 光は、光自身が刃であるかのように。 剣を振るう天使に、命を以って抗うように。
その存在に光をぶつけて消し去ろうと、せめて、相手の命を極限まで削り取ろうと。 そう言う意思をもつかのように、降り注いだ。**]
(349) 2010/06/08(Tue) 03時半頃
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[意識を失う直前に。
少女の悲鳴が、聞こえた気がしたけれど。
男の脳裏に、最後浮かんだのは。 胸を、痛ませたのは、別の事。]
……すみ、ません。
[呟いた、謝罪の言葉は。誰に宛てたものだっただろうか――……。]
(352) 2010/06/08(Tue) 03時半頃
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