人狼議事


197 獣ノ國

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視点:


【人】 抜荷 錠

 可愛いことを言ってくれる。
 あぁ、そうか。――では、評価できるものを期待しよう。

[耳元で告げられた言>>3:342に頷く。
 見た目の変化だけでは無く、やはり習性すら模倣するのかと。
 いや、そうで無くともスザンナという生徒は勤勉であった。
 それが自身の取り持つ教科なら特に――であったとしたら
 此れ程嬉しいと思うことも無いのだけれど。]

 君のことだから、俺に心配をかけないように
 隠し通すのではないかと思ってね。

[腹をさすりながら、偶然ではあるが彼女と同じ事を考えていた
 いつか己の子を為す事があるのだとしたら、
 それは倖せで、素敵な話だと思わずには居られず。
 望まれたものを聞けば、ふと考え込み。]

(1) 2014/10/09(Thu) 01時頃

【人】 抜荷 錠

 錠前――…、か。
 あぁ、いや俺の名前がね。そういう字だからな

[暫しの沈黙の後にそう告げて微笑み。
 到着を告げる運転手に、カードで運賃を払ってから。
 目の前に建つ平屋の宝石店へと彼女の手を引き
 車から降りて、自動ドアの先まで足を運ぼうか。]

(2) 2014/10/09(Thu) 01時頃

【人】 抜荷 錠

 ― 夜・隣町の宝石店 ―

 ネックレスは、選んでおこう。
 君が居ないと採寸が取れない買い物だからね。

[優しく告げた言葉と共に握った指を撫ぜて。
 人差し指、中指と順繰りに親指を這わせてから、
 薬指の前で、指を留めさせ。

 本当は凝ったものを選ぶ事も考えたのだけれど、
 それはまた、来るべき時が来てからで良い筈だと。

 ショウケースに陳列されている指輪のコーナーへ誘う**]

(3) 2014/10/09(Thu) 01時頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 01時頃


抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 01時頃


【人】 抜荷 錠

― 回想(昨晩)>>18>>19・宝石店 ―

[確信犯だったらしい調子を認め、
それでは趣味と外れるのでは?と
厳つい鎖より細いネックレスが似合いそうな
細い首周りと、鎖骨を見詰めて。

きちんとデザインから作らせるのは、
スザンナが大学を卒業した後でいいか、と。

所謂、ペアリングの売り出しを掲げている
ショウケース前に着けば、とんでもない句を聞いた

振り返り、スザンナを見詰めれば
冗談で言ってる訳では無さそうな顔色で。

一瞬呆気に取られていたが、短く咳払いし。]

(47) 2014/10/09(Thu) 18時半頃

【人】 抜荷 錠

……ば、ばか。
なんつー気の早い話を、

[冠婚葬祭に纏わる講義のせいなのか。
突飛した彼女の思考に、念わず言葉を詰まらせ。

心臓に一番近い指へ互いに指輪を嵌めれば、
その心を繋ぎ留めておけるかも――

そんな願いからペアリングを求めた思考回路も
スザンナの予測と遠からず近からずな気もするが]

君が大学を出るまでは、流石に。
それに、まだ二日だぞ?

[七日も経てば心変わりされそうなもの。
若者の恋愛ビジョンに、絶対の信など預けてない

告げてから、またひとつ咳ばらいした。]

(48) 2014/10/09(Thu) 18時半頃

【人】 抜荷 錠

細くてシンプルなデザインでいいよな?
付けてても、邪魔にならない感じの。
金属アレルギーは有る?

―――… …あ 、

[ショウケースの上に鎮座した鏡の中の自分と視線を交わして、気がついた。
自分の顔が、泥酔でもしたかのように朱い事を。

気まずさに扇子を開き、鼻梁から下を隠す*]

(49) 2014/10/09(Thu) 18時半頃

【人】 抜荷 錠

 ― 午前・大学での講義 ―

 ――というように、
 古今東西には様々な仮面が生み出されて来た。
 祭事で、宗教的側面、舞台上で。
 
[プロジェクトで映し出されるのは、カーニバル用の仮面や、
 オペラ座の怪人のマスク、中世の舞踏用の面と、
 鼻から下が晒されるラインナップ。
 東洋の能面から、獅子舞やなまはげの被り物まで。]
 
 “まれびと”にカテゴライズされるナマハゲなんかは、
 異郷の住人とも、神の一種とも扱われた。

 異人という側面で見れば、閉鎖的に過ごしていた時代に
 よそから来た者に感謝し、招き入れるという形態は
 窮めて矛盾性を意味しているのだが、
 福は外からやってくるという見方も根強かったのだろうね。

(51) 2014/10/09(Thu) 20時半頃

【人】 抜荷 錠

 宗教的観点からでは、顔を覆い隠すことで、
 神の寄り代になるという意味が篭められたのだと。

 自分ではない他人へとなりきることで、
 潜在値では補えない神秘的な力を得るという。
 これは心理学におけるペルソナ論とも繋がるものと思う。

[今映し出されている爬虫類のような大きな目がついた仮面は、
 神と呼ぶには異形過ぎる、南方の國の其れである。
 古めかしさが逆に新しくもあり、気持ち悪さすらあり。] 

 ちなみに、諸君らと俺の時代は離れているから
 根本的に実感が異なる気もするのだけれど…。
 仮面ライダーは、バッタと掛け合わされた改造人間だった

[これは資料を用意していない雑談である。
 プロジェクタは未だ、奇妙な南方の面を写したまま]

(52) 2014/10/09(Thu) 20時半頃

【人】 抜荷 錠

 近来のそれでは改造を必要とせずに、
 ベルトを譲渡されれば変身できるという
 随分とお手軽なものになってしまったが

 これもまた「仮面」で顔や姿を覆うという手段で、
 科学的側面では備えられない異常な力を身に付けている

 人の常識を超え、神の力を借りているとすれば、
 それに縋れるのは決められた時間内が妥当なところだが、
 この仮面ライダーは時間抑制をされない存在だ。

 よそから神様がやって来るのではなく、内に神を住まわせる。
 つまり、人為的な力によって神の領域に踏み込むということ。

[半獣とは何処から来てどうして今まで隠れ過ごしていたのか。
 人であって人ではないパーツを持つ彼らは、
 一体何者であるのか、 ――改造、超人的なものに為る、 …]

(53) 2014/10/09(Thu) 20時半頃

【人】 抜荷 錠

 という訳で、平成ライダーしか知らない君達は、
 暇つぶしに古いやつも見てみることだな。

 今のライダーとは別の意味でぶっ飛んでるぞ。

[ライダーが車に乗るのがデフォとなった作品もあるとか。
 なんとも嘆かわしい話である。
 
 そんな横道へ逸れた雑談はチャイムによって制され、
 諸説を忘れた軽い空気のまま講義を終えた。


 講堂を離れ、大学構内に存在するカフェテリアに足を向け。
 伝言が通じたかは解らないが、配達員の彼女の姿があれば、
 外庭に近い屋外席へ手招くことだろう*]

(54) 2014/10/09(Thu) 20時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 20時半頃


抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 20時半頃


【人】 抜荷 錠

 ― 大学構内・カフェテリア ―

 こんにちは。
 勿論だ、君を待っていたのだから。
 座ってくれ。

[>>58招いた手は正面へ差し伸ばし。
 恐らくは仕事の合間だというのは理解に及ぶ。]

 サンドイッチなんかは割とすぐ出てくるぞ。
 午後も仕事だろう? 飯は食える時に食うべきだ。

 飲み物は? 紅茶?珈琲?

[食べきれなくても持ち帰れる食べ物を勧め、
 話は食事をしながらでも出来るからと暗に告げ。]

(70) 2014/10/09(Thu) 22時頃

【人】 抜荷 錠

 ああ、朝一番から二本ね。

 いやいや、また都合の良い日に是非どうぞ。
 学生に混じって授業を受けるのは気分転換になりそうだが
 仕事で疲れている時はお経にしか聞こえまい。

[俺もサンドイッチでいいかな、とメニューを見て告げ。
 メニューを見て悩んでいる訳でもなく、
 ただ沈黙に服している様子>>59に、
 取り敢えず飲み物だけでも頼むことにし。

 静寂を破る形で発された言葉に、目を細めさせ。]

 あぁ、此処に来る前家を訪ねてみたが留守だった。
 …昨日から連絡をしているが、返事が無いね。

 何かあったんだな、とは思う。

[仕事関係の用事で不在にしている訳では無いと察しており。
 横目で彼女を見ながら、知ってるかと言裡に告げ] 

(71) 2014/10/09(Thu) 22時頃

【人】 抜荷 錠

 ― 回想・昨晩の宝石店 ―

 初恋、か。
 そんな甘酸っぱい言葉を聞いたのは、何年ぶりだろうな。

 いや、ちょっと今暖房が暑くてな。
 まぁ待て、

[>>63一過性のものでは無いと主張する若い娘に、
 嬉しさ反面、若さ故の熱意にも思えてしまうのは 
 それだけの年齢の溝が存在しているから、か。
 扇子をつつく悪戯な手に、僅かに動揺の滲んだ眸を向け。

 そのまま仰ぐようにぱたぱたと動かしてから、
 ふと扇子の動きを止めて。]

(72) 2014/10/09(Thu) 22時半頃

【人】 抜荷 錠

 ひどいネタバレをするがね。

 ウェルテルは恋情の果て、ピストルで自殺して、
 結ばれない思い人の心の中に生き続けようとしたのだよ。
 今の君は、そういう恐ろしさがあるな。

[國を離れる画策を立てていることは知っているが、
 近い将来に國を出てみたいと願っていることは知らず。]

[アレルギーは無いと聞き、暫し悩んだのちに、
 S字ラインのホワイトゴールドの指輪を選んだ。]

 メビウスの輪に似ているからね。
 君の望みに応えるなら、これが一番良い。

[永遠を意味するメビウスが、どこまでも共にと
 願ってくれた彼女と交わす輪として相応しかった。

 他に欲しいデザインがあるなら、そちらに変えても良いが。
 スザンナの顔色を伺うように、未だ少し赤い目元はもう隠さず、視線を下ろし。]

(73) 2014/10/09(Thu) 22時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 22時半頃


【人】 抜荷 錠

 ― 昼・大学構内カフェテリア ―

[所望するのが珈琲なら珈琲を頼むべきかと一瞬悩んだが、>>85
 それきり黙り込んだ様子に、店員である職員へ声をかけて、
 レモンティとホットチョコレートを注文する。

 食指が働かないにせよ、カロリーを取らせた方がいいのではと
 自身が飲むのは紅茶で、彼女の分が甘味である。

 暫しあって注文した分が届いた頃合に
 示された袋に視線を移し、開けてもいいかと尋ね。
 中身を改めた後に、昨日の朝に見つけたと聞かば>>86]

 朝に配達…か。

 まるで君が来ることを分かっていて
 ドアノブに引っ掛けたみたいな話だな。

(90) 2014/10/09(Thu) 23時頃

【人】 抜荷 錠

 誰かに贈るものなら、コンビニにでも預けたらいい。
 郵便局がやっていない時間でも、
 24時間宅急便の配送受付はしてるだろう?

[朝に配達、今朝も伺った。
 その意味は宛先人の住処を知らないものと解し。]

 俺だから音信不通にしているのかも知らんがね。
 何かと詮索好きな性分は見破られているし。

 ………ルーカスにおかしな点は無かったかい。

(91) 2014/10/09(Thu) 23時頃

【人】 抜荷 錠

 ― 回想・昨晩の宝石店>>87>>88

[スーツの裾を引く指に、どうかしたのかと視線を向けて。
 内緒話でもするように小声で紡がれた言に耳を傾けるも、
 窄んで消えてしまう儚さに、線香花火に似た其れを思う。] 

 じゃあ、此れに―――

[賛同を受ければ、そのまま指輪を出して貰おうと。
 しかし、響きの違和感と、彼女が語っていた“夢”を思い出し、  空気を噛むのと同時、沈黙を。]

 君は俺から離れるつもり、なんだな。
 
[裡を返せばそういう意味だと、悟るは易く。
 いつかの話>>0:219を思い出し、口を開く。]

 ――、 飼い主の俺を置いて、 どこに行くつもりなんだ。

[留学支援ならしても構わないと思っていた。
 けれど、まるで離れることが決まっているような言い回しは――]

(92) 2014/10/09(Thu) 23時半頃

【人】 抜荷 錠

[店内の灯りを受けて輝く宝飾の飾られた指輪から
 スザンナの横顔へと視線を移し、彼女の指を握りこんだ。]



   赦さないと言っても、聞かなかろうな。
    ………君の半分は、ヒトだから。



[握りこむ手の力に、自然と圧が篭る。

 彼女の人権と夢を尊重すべきなら、
 見送ってやるべきと想像していても、 
 手放したら二度とかえってこないような、そんな気がして。]

(93) 2014/10/09(Thu) 23時半頃

は、ヤニクという半狼は、どんな人物なのだろうか*

2014/10/09(Thu) 23時半頃


は、クラリッサがホットチョコレートを消化してくれないと困ってしまう*

2014/10/10(Fri) 00時頃


【人】 抜荷 錠

 ― 昼・大学構内カフェテリア ―

 おかしなヤツではあるがね。
 少なくとも、メールの返事をすっぽかすような奴でも無い。
 なんの事情も無い限りは、な。

[奇妙な人物ではあるが、真面目な男だと客観的に告げ。>>100
 珈琲とは比較にならない甘い飲料はクラリッサの許へ。
 苦味を調和する甘さを、与える術を持たない男は、
 初めから甘い飲料を薦めるのだ。]

 ……ああ、知ってる。
 此れでも一応、俗学に通ずる者だからな。

[それでも掲示板で騒がれている事に毛が生えた程度だろう。
 相槌のみ落とし、後は口を挟まずクラリッサの見解を聞く。]

(112) 2014/10/10(Fri) 00時頃

【人】 抜荷 錠

[虫を触ったような心地、と称する彼女の言葉に、
 バッタに改造された仮面ライダーを一瞬思い過ぎらせたが、
 あの心身共に飾った友人が跳ね回っているところを
 思わず想像してしまったが、なんとまぁ出来の悪いコントだ]

 ……連れ去られる前に亡命に出たとも考えられる、かな。
 此の國は厳しい戒律により、出國が難しい。
 まぁ其れも、正規のルートを踏めば、の話だが。

 あいつが若しも獣人の一種であり「虫」の姿を取れるなら、
 國を抜けるのもそう難しいものでは無い気がするよ。
 連れ去られたにしては、随分と余裕が或ると思うね。

(113) 2014/10/10(Fri) 00時頃

【人】 抜荷 錠

 君に贈り物を残したり、俺の家のポストに本を返しに来たり。

 それに奴の家の住人に声をかけたが、
 憲兵が詰めたような形跡も無ければ
 争いの声も聞こえなかったとも。

[レモンティで喉を潤し、ぽつりと告げる。
 ――五十蔵と名乗る姓は叔父のもの。

 否、戸籍標本を改めた結果、
 叔父だと思っていた相手は叔父ではなく、

 父親だと、母親だと、妹だと思っていた彼らは、
 彼らは――]

(115) 2014/10/10(Fri) 00時頃

【人】 抜荷 錠

 ……別れを告げなかったのは、
  告げてしまえば、二度と会えなくなると
          、――決まってしまうからでは、ないのかな。

[事情で預けられた家は、遠筋の他人の家で。
 狐の親子は、町を出て行ったのだ。
 相容れないヒトの子を殘して。

 だからきっと、「さようなら」すら貰えなかった
 言ってしまえば、それが「畢り」だから。

 膝に置いた片手を、握りこんでは
 クラリッサに見えない位置で震わせた。]

 君はあいつから、さよならが欲しかった?

(116) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 ― 回想・昨晩の宝石店>>108>>109

 言ってみなさい。

[彼女の手を握り締めたまま、先を告げるのを赦す。
 犬であれば吠えるなと呵れるが
 彼女は犬であって犬では無いのだ。

 繋いだ部分は手であって、指であって、心では無い。
 赦せないなんて言葉の檻で、彼女の心をどう戒められる?


 置いていかないで欲しいと、子供ながらに告げた自身の声に、
 しんとした神社から、かえる言葉など無かったのに。]

(117) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

[奪えと告げる娘が告げた話に、ただただ耳を傾け。
 戻って来ない「家族だったはずの存在」を思い返し、
 ――暫し口を閉ざしていたが、握りこんだ手はそのまま。

 やいそれと、離せるわけが無かった。
 離す術を持たない。]

 俺は君の夢を素晴らしいと思うよ。
 俺は、自分一人が救われることを考えていたのだから。

[スザンナの夢を認めた上で、手を離さない。
 時折言葉に詰まりながら、震える声で告げられた言に、
 乾いていくばかりの口蓋に、空気を招き入れ。
 
 その夢を破壊することが、どれだけ大人の我が儘なのか。
 分かっていながら場所を忘れ、その身を抱いた。]

(118) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 俺は君を殺すよ。
 君の人生を、俺が潰す。

       いいも悪いも、望まない。


[スザンナのヒトとしての道を、雑草を潰すように踏み躙る。
 それがどれだけ残酷であったとしても。

 知らない他人の為に泣くなんて、馬鹿げていた。、
 汚い大人は自分が可愛い。

 知らない世界で子供が飢えたとしても、
 知らない世界で助けを求める手が伸びているとしても
 

  俺の知ったことか。]

(119) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 ……君を他人に貸してなど、やらない。 いいね

[心さえも、自分一人に与えられるものなのだと。
 我欲に包まれた大人は、渇望をそのままに告げた*]

(120) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 ― 現在・大学構内カフェテリア ―

[クラリッサの答えがどんなものだったとしても、
 飲料を飲み終えるまではそこにいるだろう**]

(121) 2014/10/10(Fri) 00時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 00時半頃


【人】 抜荷 錠

― 昼・大学構内カフェテリア ―

………恐らくは。

俺は獣人が何処から来て何処にゆくかは知らないが
先天的なものにしろ人為的な変化にせよ
あの塔は特に、獣人なんて珍しい存在を
欲っさない筈がないのでは――と思うのだがね

[高く聳える研究施設のタワーは、
屋外席の此処から良く視認できた
この圀の科学力学はよそよりも高い。
裏付けるように、町一番の高度を誇るそれを見詰め]

(135) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

【人】 抜荷 錠

奴は俺のようにズボラじゃないしなぁ

……しかしまぁ、近いと気付けない事は
多々とあるものだと、実感しているよ。

[苦笑と共に柑橘の輪を浮かべたカップを寄せ
芳香を愉しみながら茶を啜る。

時計のような生活>>131とは言い得て妙な。
高校大学と共通した進路を歩んで来たものの
ルーカスが慌てふためいて教室へと
駆け込む事も無ければ、寝癖をつけて
社長出勤するような失態も、見た事はなく]

(136) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

【人】 抜荷 錠

―――いや、嫌いになどは。
…… ただ、
ただ、連れて行って欲しいと思った事は、あった

[握りしめた拳は、やがて開かれて。
手の内滲にんだ汗を空気の通りへ曝し、乾かせ]

俺は、獣人をただ放置していると――
いつかあの施設に回収されてしまったり、
圀の外へ追い出されてしまったりと、
良くない不幸を招くのでは、と思っている

……だから、保護すべきだと思うね。

[何か起こった時庇えるよう、匿えるよう。
裏道を教えてやる事だって、できる。
それも、監視下に置かねば力になれない]

クラリッサ君、だったよな。
――君は、獣人を護りたいと思う?

(137) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

【人】 抜荷 錠

[最後の句はトーンを潜めさせて。



当たり前に過ごす事を、
当たり前に生きる事を、

放っておけば取り上げられてしまうというのなら**]



有り体に言えば、飼育したいか、という事だよ

(138) 2014/10/10(Fri) 08時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 08時半頃


【人】 抜荷 錠

― 回想・昨晩の宝石店 ―

[背中に回る腕>>139に深く息をつく。

飽きて棄てたら、なんてまるで物だった。
夢を、望みを雑草のように潰してしまったら、
スザンナは物に、人形にでも為ってしまうのでは

なら、彼女を殺す代わりに息を与えればいい。
そんな大それた欲を抱き、目を細めた。]

これからは、――君は、俺の為だけに。

[存在すればいい。
この身を心が、スザンナのものであるように。

店員の視線が目につき、苦笑して腕を解く。
指の号を聞き、指輪を二つ買って。
薬指へ渡すのは、帰ってからにしよう。]

(143) 2014/10/10(Fri) 12時半頃

【人】 抜荷 錠

―昨晩・帰りの道―

タクシーで出掛けるのもいいけれど、
明日の夜は散歩、しようか。

……俺の運転は粗いけどな。

[車で出掛けるのだから散歩ではなくドライブだが
外の景色を楽しめるとはいえど
運転手の目を気にし続けるのは、肩身が狭い

何か予定があるなら他の日に、と伺い立て。
帰路につくまでの間、手を握っていた**]

(144) 2014/10/10(Fri) 12時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 12時半頃


【人】 抜荷 錠

[そういえば、ルーカスの車は車庫に入った侭だ。
なら列車で移動し、徒歩で圀境を超えたのかと。


車から連想したのはドライブの約束。>>150

折角ドライブを目的で出掛けるのなら、
圀境付近のブリッジまで行ければいい。
縁起でもない吊橋効果だとか、車内でだとか
およそ穏やかではない台詞の羅列に
念わず苦笑した事を思い過ぎらせ。

午後は講義も無いので、別の仕事に掛かろう。
締め切りをスケジュールツールで確認すべく
携帯を手に取ると――バイブレーション。]

(151) 2014/10/10(Fri) 18時半頃

【人】 抜荷 錠

…失礼、

[着信に気付き、そのまま電話に出る。
誰かと思えば、演劇雑誌の担当者で。

聞き流すように話を聞いていたが、
流れ込んだ話に、顔を少し強張らせた。

抱えてた仕事が一件保留になる代わりに聞いたのは
台本の借用を願う筈だった俳優の、失踪の知らせ**]

(152) 2014/10/10(Fri) 18時半頃

【人】 抜荷 錠

 ――いや、大丈夫。
 事情もあるだろうからね、“嫌い”になんて為らないよ。

[苦笑いを浮かべ、もう一度クラリッサの問いを否定し。
 あくまでルーカスのみに限ったことだと姿勢を改める。>>165]

 そうだね。
 今までの暮らしを大事にしたいという者も居れば、
 獣と化した今、生き辛い國に留まりたくない獣もいるだろう

 どちらにせよ、生半可に生きてはいけないね。
 もしも、

 ……もしも全てが夢であったら、と思うことはある。

[>>166スザンナの見解を聞いた上で、納得の姿勢を示す。
 獣人を助けようとするヒト、ヒトと獣に挟まれてしまった獣人、
 そして獣人に関わる“外敵”
 三者三様の思いの中で、今日も明日も鐘は鳴るのだ。]

(169) 2014/10/10(Fri) 20時頃

【人】 抜荷 錠

 そうすれば、誰も生活を脅かされないし、
 國を離れずに居られる、が―――

 獣人騒動のおかげで、得たものもある。
 それを無くしたいとは思わない。
 
[クラリッサもまた、同じであれば良い。
 倖せの為ならばなんでもすると告げた彼女も。
 何かを得たのであれば、]

 あぁ構わない、どうぞ。
 まだ時間は大丈夫かな?

 やはりサンドイッチをテイクアウトするべきだ。
 食べる機を逃したら、腹を減らしている奴にやればいい。

[持ち帰り用でサンドイッチを頼む傍ら、
 ホットチョコレートの分も含め、飲食代を先に支払う。]

(170) 2014/10/10(Fri) 20時半頃

【人】 抜荷 錠

 …なくなってしまうかどうかは、君次第ではないかな。

 願うだけでは消えてしまうものだとしても、
 与えることができるのは、きっとヒトだと思うからね
 神ではない。

[携帯を弄る手の邪魔にならぬように。
 聞き取れぬかどうか、という程の小声で、景観を眺め、呟く。

 獣人も半分はヒト。
 与える存在であり、与えられる存在であるのだと、

 心の中で、結論付けた*] 

(171) 2014/10/10(Fri) 20時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 20時半頃


【人】 抜荷 錠

 ― 夕方・花屋 ―

[愛車のミニクーパーのハンドルを握るのは久しぶりだ。
 小型という程車内は狭く感じず、二人で乗る分には
 充分な奥行があるし、快適だ

 大通りの花屋前で停車し、車を降りて店主に声をかける。]

 やあ、ミナカタさん。奥さんもお揃いで。
 バイトの彼は居なそうかな。

 いや、寧ろ丁度いいんだ。

[青年が町に馴染んでからというもの、
 花を買う時はトレイルに包んで貰うことが多かったが、
 今日の買い物は彼が居ない方がいい。
 昨日の冷やかしが確固としたものに
 変わってしまうのは、流石に避けたい]

(175) 2014/10/10(Fri) 21時半頃

【人】 抜荷 錠

 『 そういえば昨日はあいつが配達に伺いましたけど、
  なにか失礼なことをしましたか? 』

[バイトの彼は、花屋夫妻にとって大きな子供のような扱われ方。
 話を出せば、注文を確認するより先に、質問の矢が撃たれる

 それも髪が赤かった時代>>65を知っているからこそ。
 ――“家族”を心配する心が、あるからこそ。

 御伽噺で思い起こされる>>64本当の両親の話。
 彼はふたつの家族の中で育ったのだ。
 其処にちょっとしたシンパシーを覺えながら。

 今は“何方”にも会えない自分と比較して、
 彼は恵まれているな、と思うのだった。]

(176) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 抜荷 錠

 いやぁ、そうじゃないんだよ。
 トレイルは私の良い話し相手になってくれる。

 それに彼の若いセンスで喜ぶ顔も増える一方だろう
 ………いい拾い物をしたね、お二人は。

 やはり若者には若者を宛てねば、
 俺も店主さんたちも…年配は歳食う一方だからな

[そう年齢も変わらないし充分若々しい二人を見て、笑いながら。
 あいつはまだまだです、と告げる店主をよそに
 所望する花を告げてから、奥方に目を丸められた。

 そうだな、こんな何でもない日に買う花ではない。
 それに中途半端な本数も、やはり珍妙で。]

(177) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 抜荷 錠

[包んで貰っている間、スザンナにメールを打つ。
 少し早いが公園の前で車を停めているから、
 そこで落ち合おうと記述して、電子の鳩が文を運んでゆく。

 白い鳩のマークを見詰めながら思ったのは、白い大きな羽根。
 今は私室で眠るあの羽根が、金糸雀のものとは知らないが
 幸運を呼び寄せる白い鴉を、頭の中で彷彿とさせて。

 ――倖せは、いつも近くにあるものだ。
 青い鳥はただの鳩であり、身近に居なくてはならない。
 しかしまあ、呼び寄せてくれたのがあの白い羽根と思いたい。
 大学の図書館にまで連れていったあの白い羽根が
 倖せを呼んでくれたのだと、そう思えば人生は明るくなる]

(178) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 抜荷 錠

 ― 夕方・花屋→公園 ―

 『かすみ草もおまけでいれておきますね。』

[奥方の気配りに笑みを返し、代金を払う。
 助手席に花束を乗せ、花屋を離れてゆく。

 夕方の紅い日差しに包まれた公園へとミニクーパーを走らせ、
 車内でラジオを聞きながら、彼女の訪れを待つ。

 『子犬のワルツ』の軽やかなメロディラインに鼓膜を貸しながら。
 助手席には、かすみ草に包まれた19本の紅い薔薇が
 今はブーケに姿を変え、座るべき女性を待っていた。]

 ―――… かすみ草に間違えられては困るからな。

[情熱の色を持つ華やかな其れが、
 愛しい子犬を指しているのだと分からせる為に。

 彼女の年齢と同じ、19本*]

(179) 2014/10/10(Fri) 22時頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時半頃


抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時半頃


【人】 抜荷 錠

[車内で待ち人の到着を待つまでの間、
 急いで戻っていった姿>>187と、
 時計やらが入っていた袋を思い出す。]

 次に中身を改める時、気が付くかな。

[よく講義に顔を出してくれた配達員の娘が
 誰かにメールを返している間、
 午前中の講義の合間に寄ってきた雑貨屋で
 仕事中の足労に対し勞いを籠めて購入した
 金属で出来たアンティーク調の
 ブックマーカーを混入しておいた。

 目的の物を探すついでではあったけれど、
 女性が好むようなデザインを選んだつもり。]

(198) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

【人】 抜荷 錠

 手渡してしまうと、効果が消えるからなぁ
 自分で探し出してこそ、…

[四葉のクローバーのデザインの本留め具。

 局長からはドジだと評価を受けているが――
 倖せを与えることばかり考えていそうな
 他人に対して、真面目な彼女の為に。

 幸福の四葉を見つけられるのは、いつのことに為るか*]

(199) 2014/10/11(Sat) 00時半頃

抜荷 錠は、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 00時半頃


【人】 抜荷 錠

 ― 夕刻・公園前 ―

 いや、――さっき来たところだよ。
 さ、乗った乗った。ちょいと遠出するぞ今夜は。

[運転席の方へ近づいてきたスザンナ>>209に、
 窓を半ばまで引き下ろし、表情を柔らげて見詰め。
 助手席のドアを開けた彼女を迎えるのは、紅い19本の花束

 ブーケのラッピングの手持ち部分に絡まった鎖は、
 きっと、持ち上げるまで気がつかないだろう。
 その鎖が雑貨屋で購入したネックレスであり、
 錠前の形を模したペンダントトップを、飾っている事も]

(218) 2014/10/11(Sat) 01時頃

【人】 抜荷 錠

 ――吊り橋を渡りに行こう。

[吊り橋と呼ぶには頑丈過ぎて、揺れを招かない石橋。
 出國ルートの一つである、國と國を繋ぐ石の橋。
 検問を吹っ切る為の荒い運転には、慣れている。]

 震え上がって興奮した後に、セックスしたら最高かもな。

[助手席が閉まるのを見届ける傍ら、
 ハンドルに置いたままの、男の左薬指には
 ホワイトシルバーのメビウスが紅い陽光を反射させ。

 無機質な其れから手を離して、
 昨夜彼女にはめたリングのある左手を取ろうと
 緩慢に手を差し伸べさせる。]

(219) 2014/10/11(Sat) 01時頃

【人】 抜荷 錠

 
 さぁ、お手をどうぞ、レディ。



      君を  、    『 ―――――― 、 』

[口説き口上など知らない口が、愛を紡ぐ奇跡。、
 ―――彼女相手以外にはきっと、金輪際訪れない。

 幻一夜の魔法のような、その呪文は耳元だけに*]

(220) 2014/10/11(Sat) 01時頃

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