314 突然キャラソンを歌い出す村5
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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あの日に絵本をもらってから、王子様との逢瀬を夢見ては書き溜めていた。 レナータが捕まえた佳い人もまあまあだけれど、私だけの王子様はきっと桃園のにあうひと。
ゼラニウムをヤドリギで繋げて。明日は花飾り持っていこう!
(0) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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― 皆野瀬市、桃園学園・新学期 ―
[あたし、花輪メアリー16歳! 桃園学園の花の高校二年生!
今日から新学期。 新学期早々、どんな風にすごしたか、最近買ったものや、好きなものことの最新の情報、はたまた夏休みに体験した肝試しと学校の七不思議の話、などなど……とりとめなく友達同士でお喋りした。
けど、一旦。それら、全部。頭からとんでいった。 だって、久々に会った親友から聞かされたのは……]
(1) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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かっ、彼氏出来たあ!?
はあ!?いつ!?夏休みの間ってこと!? おめでとう!?!?
[抱き合って喜んで、授業の後はお昼はデザートを奢った。 色々聞き出した屋上。 親友の横顔はずっ〜と嬉しそうで……]
(2) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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う、う、うらやましいんですけど! 楽しそう〜〜〜〜!!!
[頬杖をつき、あたしは嘆いた。 すると親友は、こう言う。 『王子様に憧れすぎなんだよ〜』と。]
(3) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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「すぎ」ってことはなくない? だってしたいでしょ!?
(4) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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本物の恋!!
演劇に、映画に漫画に小説に! この世には無数の恋物語があふれてる!
あっ、ダメ。 じゃあ好きな人いるの?は言わないで。
───映画の名優が、 君と生きていく明日を歌い上げるよりもなお雄弁に。
たぶん、こう…… きゅうんと来るものがあるとおもうのね!?
春に儚く、夏には火傷して、冬なら温め合う……! ラブソングの中にある“ほんとう”に 恋しちゃったんだもん。
(5) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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[親友はやれやれ顔。 彼女は今日は彼氏と帰るんだそう。 くすぐったい幸せを分けてもらえて、 自分の事じゃないのにどこか嬉しい。
王子様が見つけてくれないなら あたし自身がみつけにいかなくちゃ!
まぶしい残暑に、ひるがえるプリーツスカート。 振り返った屋上のフェンスの向こう。 校庭。木々と花。 夢見がちに視線を遥かに上向きにする。 空の雲ばかりが秋を先取りしていた。]
(6) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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─── ポイポイ アポ☆ナイ
(7) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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ポイポイ アポ☆ナイ
ポイポイ アポ☆ナイ
ポイポイ アポ☆ナイ
(8) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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ベッドで眠って待ってるだけの お姫様じゃない 白い花敷き詰めたドレス纏って 夜空を駆ける ガラスの靴を拾ったのは僕なのに はだしのままで Lady?
Dance Dance 歌おう くるくる回って二人 高い塔の上にだって会いに行くよ ばらの花束 回る糸車 一口齧ったりんご 全部笑い飛ばして 一緒に走ろう
(9) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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ポイポイ アポ☆ナイ
(10) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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気まぐれに眠る君の 頬に触れるよ 僕らを映す魔法の鏡を 壁に飾ろう 毒入りのお菓子なら とびきり甘くして 口づければ Ready?
Sing Sing 踊ろう 深い海の底で二人 君の歌声があれば迷いやしない 会いに行くよ 約束はいらない 君が望むなら 全部捨てたっていいよ だから─…
(11) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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ポイポイ アポ☆ナイ
ポイポイ アポ☆ナイ
ポイポイ アポ☆ナイ
(12) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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[これは、あたしの本物の恋を探す物語。]
『突然キャラソンを歌い出す村』 ― 5th Season ―
(13) 2022/09/01(Thu) 21時頃
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こじか メアリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(こじか メアリーは村を出ました)
■ヒロインについて
彼女が『花輪メアリー』ちゃんです。
乙女ゲーの皮をかぶっているのでヒロインがいます。
皆がメアリーちゃんの攻略対象です。光栄だね。
ヒロインはダミーなので、すぐ襲撃されますが、今後も生きて登校してくるていで扱ってください。
ヒロインの動かしは自由です。全員がヒロインです。
最終的にどんな人物になっちゃってもいいです。
導入部分の設定は使われても使われなくても構いません。
設定も各々で好きに盛りましょう。
後述しますが、この村にはたくさんの人形使いをいれる予定があります。
(#0) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
■舞台設定
ここは桃園(ももぞの)学園!
皆野瀬(みなのせ)市にある共学高だ!
花輪メアリーは花の16歳!
私だけの王子様はどこ!?本物の恋がしたい!
これは恋に恋するメアリーをヒロインにしたハイパーリリカルメロディアスラブコメディ!
大抵のひとは一般人!でもなかには、魔法が使えるひとだって、
宇宙人だって狼だって妖精だって吸血鬼だって超能力者だって、
なんでもかんでもいるだなんて、そんな、そんなまさか〜!?
……くらいのフレーバーで、適度に各々キャラの属性をバラして参加してください。
皆野瀬市、桃園学園、までは決まりましたが、他の舞台装置が足りない時は
各々必要なものを勝手にあると言い張ってください。村建てはなにも決めたくありません。
(#1) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
■襲撃
前述した通りダミー襲撃は普通に生きてるていで扱うため、ダミー襲撃分の描写はしなくてもいいです。(したかったらしてもいいです。)
襲撃は気分によりパスでもいいです。する時はよければ歌いながら襲うなどしてください。
襲撃は死ではありません。
因みに半が消えたので、人間たちも首無に襲撃されたorされそうなシーンで「いやだー!人狼になんてなりたくな……グオオオ!」ってなってもいいです。グオオオ→墓へ…的な…
(#2) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
■吊り
基本的に毎日、その日のそれっぽい吊り先をでっちあげます。
この村では勝敗は度外視します。恐らく話の流れで吊襲撃が決まります。
話が纏まらない場合は、誰が離脱するともわかりません。
全員に等しく死ぬ可能性があるので、急に死んじゃってもガッカリしないよう覚悟しましょう。
ストーリーからの離脱であり死ではありません。
離脱の理由はストーリー次第で、自由に決めて下さい。
(#3) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
■進行
プロローグ:夏休みが終わった新学期!学園の七不思議なんてベタなものが囁かれだして…?
そんな辺りからOPムービーが始まります。(?)
どのタイミングの時系列で登場しても構いません。
キャラクターのプチ自己紹介をしながら役職をとっとと配るため
なるはやでプロローグを〆ましょう。参加者は速やかに参加してください。
(遅い場合急かしますし、遅くなる場合は待たずに始めちゃいます。)
キャラ被りがないように、キャラ属性は積極的に棲み分けしましょう。
一日目:夏休みが終わったばかりの新学期!皆夏休みは何してたかな? 学園生活の描写!
二日目:その日の夜……
三日目:翌日?ここからの進行は生き残ってる人におまかせ!
生きている限り、一日(48時間)に一回以上、それらしいタイミングで必ず歌って下さい。
何曲歌っても構いませんが、歌の数をとにかく色々たくさん増やすより、自キャラらしいキャラソンを練ることを推奨します。
より苦しい道をいってくれ。恥ずかしくなったり苦しくなったりして欲しい。
死んだらやっと歌わなくても良い人になります。
(#4) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
■役職
「ランダム」希望禁止「おまかせ」OK。
♪ ダミー(村人):1人
花輪メアリーちゃんはヒロインです。
即襲撃されますが、ダミーなので人形使いという役職の人がお喋りさせる事ができます。
物語の一人・ヒロインポジとして可能な範囲で皆で動かし、ストーリーの進行に役立てましょう。
♪ 首なし騎士:4人
役職名は首無騎士ですが、種族は『人狼、首無騎士、吸血鬼、悪魔の、四種類全て』が首無騎士の中にいる設定にして下さい。
ロールや中身会話で種族を皆でわけあい全種コンプしましょう!
一応人間社会では正体を隠したり、隠れて生活していましたが、桃園学園で最近七不思議の噂が出つつあります。あなたたちのせいかもしれません。
4種類かきましたが、どれもこの世界における最高位の怪異たちです。
それぞれがその種族っぽいなんらかの能力を持ちます。
誰かを襲う理由や、襲いっぷり・能力描写はおまかせしますが、
明確な殺しを推奨しません。(絶対殺しのが面白い場面なら殺してもいいです)
突然自分の正体をミュージカル形式で歌い上げてかまいません。
人狼探しは殆どしませんので、表で狼COしても支障ない村だと思います。話も進むしね。
(#5) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
♪ 人形使い:10
いわゆる村人のかわり。陣営は狂人的何かですが狼陣営と敵対することもあるかも?(ストーリーが想像できなさすぎてわかりません)
一般人かもしれませんし、そうでないかもしれません。
ともかく吸血鬼でも首無でも人狼でも悪魔でもありませんが、大体なんでもありです。
能力のパワーバランスをみつつ、各々丁度いい立ち位置を狙いましょう。
ヒロインの描写をヒロインの顔を出しながら喋る事ができます。
ただ、人形遣い以外も全員がヒロインの描写を好きにしていいですし、
みんな自分のキャラのログがあるので、人形使いだけに期待はしすぎず、各自が自前である程度は描写できたらいいですね。
もしメアリーの行動に齟齬が出た場合も、優しくメモにてすり合わせましょう。ヒロイン持ち上げ等も義務ではないです。
あと、半が消えたので、人狼に襲撃された場合「いやだー!人狼になんてなりたくな……グオオオ!」ってなってもいいです。亡き半狼のかわりに…
(#6) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
♪ 賢者:【あずまさん以外は賢者を選ぶことを禁止します。】
役職名ごとわかる占い師が賢者です。メモで『初日に吊って下さい』と宣言してください。初回吊はこの人です。
最初の吊り票を込めましょう。
設定的には最高位の怪異たちを発見出来る、なんらかの理由を持っています。
♪見物人:2 【ご予約のお客様だけが座れます。埋まっています。】
今回はプロローグで死ぬタイプ。観戦席です。もし出来たらイケメンチップ温存お願いします。
残数ないこたないと思うけど、幅がね……
(#7) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
■新要素! 夢占い!×4
村のなかの誰か3人が、夢占いを出来るようになります。
1回こっきりの占い能力です。貴重な機会とくれば歌うしかありませんね。
狼探しがどの程度されるかは不明ですが、よろしかったら進行などにお役立てください。
進行に問題なければ当然歌の演出にお使い頂いて結構です。
(夢占いが4つとも狼陣営にいく可能性もありますが、
その場合は狼陣営が占いなくなっちゃった村と判断できると思います。)
(#8) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
■使用不可チップ
使用不可チップがいっぱい存在しています。今も何百個かあるから許して。
当然ながら顔のいい男属性から優先的に滅びていきつつあります。
『多すぎて使われてないかわかんねえよ』てなった時、肩書でなく名前を、お手元にて検索頂けるとたすかります。
↓以下検索用に、使用不可チップを記載しています↓
ソフィア/チアキ/朧/ロイ/フェルゼ/亀吉/ヒュー/ヤニク/モニカ/キャンディ/フローラ/クラリッサ/トレイル/櫻子/ドン/ポーラ/レティーシャ
ナツミ/シンイチ/こころ/セイカ/ザーゴ/おもん/アーサー/ヤスリ/レン/ヨスガ/エニシ/フウタ/セイルズ/オーレリア/ツヅリ/アオイ/明之進
グロリア/ジリヤ/ジャーディン/タカモト/ウツギ/攻芸/メイ/ヤカモト/クシャミ/レナータ/ヨリック/クロエ/小鈴/ミタシュ
ヨーランダ/キリノ/ノッカ/ピスティオ/ハロウィン/ニコラス/レイ/オトサカ/ジェルマン/キランディ/シーシャ/ガルム/イースター
(#9) 2022/09/01(Thu) 21時半頃
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─夜明け頃 自室─
[白む空を窓辺から臨み、ぼんやりと皆野瀬の街並みを見下ろす。 空気がいつにも増してやたらと爽やかに感じるのは、昨日から始まった新学期の影響か。 禰多 侑伽(でいた ゆか)は憂鬱さを隠しもせずにため息をついた。]
──終わっちゃったんだな、夏休み。
[侑伽は暑いのは嫌いだが夏休みは好きだ。思う存分昼夜逆転生活が出来る。 それが終わってしまった。悲しい。とか言いつつ学校があっても夜は起きているし授業中に寝もするのだが。 ぶっちゃけ今も、早起きなのではない。まだ寝ていないのである。]
彼女は、……今日もテンション上げてそうだな……。
[夏休み中に友人に彼氏ができたとかで、屋上ではしゃいでいた声を思い返す(侑伽はその時、貯水槽の陰で寝ようとしていた。わざと盗み聞きした訳では断じてない)。 あのままの勢いで、新たな季節、イコール、本物の恋の予感!と張り切る姿を想像して。 その様を眺めるのだけは、一応、楽しみに数えてもいいかもしれない……と、思った。]
(14) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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──♪
淡いむらさきに 夜が溶けていく 街が目覚めていく
赤い屋根の下 きっとあの花も ほころぶ頃だろう
『今日』を運ぶ風が渡る どうか誰かにとって 優しい日でありますよう 「……なんてね」 夢見がちに笑う
誰かの声 遠く微かに 聞こえないふり 目を閉じた
(15) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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月が消える頃 ふいに微睡んで 枕へ顔うずめる
『今日』を運ぶ風が渡る 希望の香りさせて きらりきらり 朝の光 「……まぶしい」 思わず呟いた
誰かの声 遠く微かに どうして呼ぶの まだ眠い
ほんとうは 好きじゃないのにな 朝も 祈りも 日の中に 咲く花も……
『今日』を運ぶ風が渡る どうか花[キミ]にとって 優しい日でありますよう 「……なんてね」 夢見がちに笑う
誰かの声 少し近くで 聞こえないふり 目を閉じた
♪──
(16) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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― 皆野瀬市、桃園学園・新学期 ―
あ、 わわわわ メアリー、声が大きいよぉっ!
[夏休み明けに会った親友への報告。 もちろんそういった反応を期待して切り出しはしたけど、もう少し人の目を考えて欲しいとは思う。]
え〜 メアリーは? 夏休み、そういうのは… 無かったの、ふぅん。
せっかくの高二の夏休み、何してたんですか〜〜〜??
[リアクションが面白いので誇張したニヤケ顔で煽ってみる。 もちろん、よく知った親友だから許されると知った上で。]
(17) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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― 皆野瀬市、桃園学園・新学期 ―
[カーテンとクロススクリーンで仕切られたいくつかのベッド、鍵のかかった薬棚、デスクの上に置かれた救急箱。 独特の匂いが漂う白い部屋に、白衣の人物が一人。
ここは桃園学園の保健室。 消毒液の在庫を確かめる手が、窓を叩く音で止まる。]
……おや。
[視線を向けた先には数人の授業終わりの生徒達。校庭に面した窓を開けてやればきゃあきゃあと一斉に喋り始め、冷房の風がむっとした夏の熱気の中に逃げてゆく。]
(18) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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ユンカーは、寝た。おそらく、3限くらいから授業に出る。**
2022/09/01(Thu) 22時頃
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えへへ、良いでしょ〜。 でも、いざ付き合い始めてみると思ったよりは 日常の延長っていうか。 うぅ…メアリーが思うような程のものでも…… ん、んんん…… なんか逆に恥ずかしくなってきた…やめて……
やめ…… おい、やめろ。
[王子様に憧れすぎなんだよ〜、と言ってやったが、メアリーは聞く耳を持たない。 いかにも恋に恋する乙女といった感じでまくし立てる。 こういう子だとわかってはいるけれど、さすがに少し呆れてしまいそうになる。]
(19) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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♪ いつもの空に君の言葉が響けば それだけで眩しい非日常のハジマリ
明るい妄想描いて語る君の笑顔 面白い女って褒め言葉なんだって知った 君になら似合うかもねなんて呆れ混じりに
私もそんなお姫様になれたらなんて とても口にはできないけど 近くで楽しむくらいは別に良いよね?
(20) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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♪ 君が色をつける光景なら 退屈なんてフレーズ歌わないから どうせなら賑やかな群像劇なんて悪くないかも
恋とか愛につける薬なんてないもの 山越え谷越え壁も溝も越えて進む道 夢見た先に不安なんてないのでしょう
『She'll never in no need.』
きっと君も誰かのお姫様だから
(21) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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ショコラは、メアリーと屋上でキャッキャ話したり歌ったりしている。**
2022/09/01(Thu) 22時頃
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「けいちゃん先生元気してた〜?」 「今年は宿題終わらしたのえらくね?」 「先生夏休みどっか行った〜?」
[なんて口々に囀るのに、見ての通りだよ。とか、えらいえらい。とか、秘密。とか、ひとつひとつ相手をしながら。 ふと、その中の一人に目を留める。
花輪メアリー。 生徒の名前はかなり覚えている方だけれど、とりわけ印象的な生徒の一人。 それこそ恋に恋するような、夢見がちな言動が目立つ少女……なんて。
ちょっとからかってみたくなるじゃないか?]
(22) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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[―どこからか流れる落ち着いたピアノのイントロに、そっと乗せるのは甘やかな囁き。]
♪ 楽しんだかな Summer vacation 久しぶりだね 具合はどう? 『少し焼けたけど元気です』? それは重畳
(台詞)「―でも、僕の目は誤魔化せないよ」
言ったはずだよ いけない子だねBad girl 海水浴 川遊び 大いに結構 だけど足元にご用心
忘れちゃった? 目眩がするよBad girl プールにリゾート 夏のレジャー 危険は何処にだって潜んでる
だけど一番いけないのは― ♪
(23) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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[フェードアウトするメロディーを惜しむように、指先を彼女の頬へと差し伸べて―]
……あの川。 水難事故の看板から先には行くなって言ったよね? ホラ、君の後ろ。ついてきちゃってる。
[―が、触れないまま。 すい、とメアリーの後ろに指をさし。 青褪めて振り返る彼女にくすりと笑う。]
―なんてね、冗談だよ。 ともあれ、水場は事故が多いから。本当に気をつけて。
(24) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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[そんな風に冗談めかして送り出せば、生徒達ははーいまたねと素直に散ってゆく。 彼女達を見送って窓を閉め、仕事に戻る。放課後に駄弁りにくる生徒達の相手も仕事のうちと言えば、まあそうなのかもしれない。]
さあ、忙しくなるね。 新学期も生徒達の健康を守るため、身を粉にして働こうじゃないか。
[けいちゃん先生こと若林佳は、桃園学園の養護教諭である。 その中性的な容姿か、あるいはサボりに寛容な姿勢故か、生徒にはそこそこの人気があった。*]
(25) 2022/09/01(Thu) 22時頃
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[夏の終わりに気だるげな風。 それに呼応するように、休みの終わりを悔やむ声。 小さな関係の変化を囁く秘め声。 新しい恋の始まりを囃す声。
運命の出会いを求む声。
さまざまな声が、街には行き交っている。]
(26) 2022/09/01(Thu) 22時半頃
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[そんな最中。
どこかでざわりと、木々がさざめいた。 唐突な厚い黒雲が、遠くに驟雨を呼んだ。 誰かが魅入られるように、暗がりを覗き込んだ。 向こうの家で、火がついたように子供が泣いた。
―― ほとり。 雫がひと粒落ちるように。
―― するり。 影が隙間から這い出るように。]
(27) 2022/09/01(Thu) 22時半頃
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[ "それ"は皆野瀬の地にやってきた ]
(28) 2022/09/01(Thu) 22時半頃
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――――♪
遠く 鐘の音が聞こえる それは祝福か 終焉なのか 誰も知らぬ未来(さき)の話
変わりなくある 真実は この心求める ただひとつ
光の中の眠り姫 汚れなきその魂よ 光の中の眠り姫 今はまだ覚醒めぬまま 揺蕩い歌う しあわせに――…… *
(29) 2022/09/01(Thu) 22時半頃
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[人影は、桃園学園の裏手に立っている。 ただ、立ち尽くしている。
授業等で構内にいるものからは視認しにくいかもしれないが、高所、例えば屋上からなら、あるいはその姿を捉えることも出来るかもしれない*]
(30) 2022/09/01(Thu) 23時頃
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ー 新学期 桃園学園、屋上 ー
? どうしたの、メアリー。
["それ">>30に気付いたのはメアリーだった。 何事かしらと彼女が指差す先、学園の裏手の方を見る。]
わぁ、怪しい。
[怖がりつつも、それでも距離があるので余裕は持ちながらスマフォを取り出し、]
(31) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
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(パシャッ!)
[カメラで撮る。]
(パシャパシャッ パシャパシャパシャッ)
[しかも連写]
(32) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
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― 皆野瀬市 桃園学園 校門前 ―
[ジャリ、と鳴らす。靴音を。 鳴り響いていた夏の囀りは風前の灯火。 肌を照り付けていた日差しも、随分と穏やかになって。
一夏の終わりを感じる。新学期の始まりと共に。 周囲を見回せば、新学期を迎える学生が視界に映り込む。 それぞれが一夏を終え、新学期へ踏み入れている。 他愛の無い雑談を久方振りに交えつつ。]
(33) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
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ショコラは、2300万画素のカメラ性能と光学ズームを使いこなしている。
2022/09/01(Thu) 23時半頃
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俺は、楽しい夏なんかじゃなかった。 言うことなんてない。 思い出なんか、ない。 [溜息を漏らし、己の歩を進める。 ――否。進めなければならない。 それが学生の本分故に。
輝かしい夏なんて、俺には無かった。 キラキラとした夏なんて、俺には無くて――……。]
(34) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
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[けれど、それを嘲笑う様に。 ひらりひらりと花びらを散らすかの様に。 或いは蕾が花開く様に、"それ"は。]
[ ――俺の情景を、横切った。 ]
(35) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
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♪ 開く 開く 僕のココロ キミに キミに 会いたくて
凍えた僕のココロ解かす 夏の終わりのキンコンカン 再び始まるキンコンカン
今ここ ここ今 君とのキンコンカン
開けてく 日常感 始まってく 高揚感
やってくぜ 新学期――……Year
(36) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
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["それ"は――……メアリーは。 メロディーが流れてから終えるまでの中腹で、 既にその場から立ち去っていた。
問題ない。俺の思い出は動き出したんだ。 夏が終われば台風が来る。
君が俺にとっての台風さ、メアリー。 冬が来ればキミはこたつさ、メアリー。]
[おっと――…………"新年"も、キミさ。]
(37) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
|
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[メアリー既に校門をくぐっている。 楽しい夏を一緒に過ごしたらしい友人と共に。
俺も…………校門をくぐった。一人で。]
[一先ずは構内に辿り着いた。 いずれかの場所からその姿を見る事が出来るだろう。]
(38) 2022/09/01(Thu) 23時半頃
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リツは、教科書をロッカーに放り込んでいる。
2022/09/02(Fri) 00時頃
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―桃園学園:図書室― [軽やかな声が聞こえる。 花開き鳥の囀るような歌だ。]
賑やかな時間が戻ってきたな。
[図書室の窓から校庭を見下ろした。 穏やかに笑う彼は、 桃園学園の国語教師だ。 名を紅杜 藍斗(べにと・あいと)という。
親しみやすい見目と裏腹に 抜き打ちテストが名物。 話が脱線することも多く、 自身が好いている詩歌の謂れなどを語ると止まらないと専らの噂。]
(39) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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[――ねえ でも知っている?]
[皆野瀬市のどの人に聞いても]
[紅杜先生の家を知らないらしいよ?]
(40) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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|
[――ねえ それに知っている?]
[この学校の“初代理事長”の話]
[その人の名前も確か、]
(41) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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|
[――紅杜は“あなた”を見た。 しー、と、人差し指を唇の前に立てた。 そうして、詩歌をそらんじるがごとく歌い始めた。 本だけしか今は聞かぬ彼の歌だ。]
(42) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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[>>32屋上から、地上へ。 降るシャッター音が、聞こえるはずもない。 視線を感じるはずもない。 学生の息遣いの多い空間で、声を聞き取ったはずもない。
が、地上から、屋上へ。 視線が向けられる。 それは、はっきりと2300万画素光学ズームのカメラに映り込む。]
(43) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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――Dreaming(夢み) ――Singing(歌えよ) ――Seeking(探してごらん)
ここは桃源郷―paradise― Prime peach party palace
-*-*-*-*-*-囁き-*-*-*-*-*- 『ねえ、君知ってる? 桃はAppleとも呼ばれるってこと』 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
ここは果実の園―Sanctuary― Sweet Star Sacred Secret
目を閉じれば感じる 常春のように紡いで
君だけの Apple night(アポ・ナイ)
(44) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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[余韻が煌く。 その横顔を見た者は とある肖像画によく似ていることに気づくこともあるかもしれない。
ああ、けれど。 それが形を持つ前に
歩み出した彼は扉を潜り、蜃気楼のように“消えた”。 ――やがて、次の授業には何事もなく現れるであろう*]
(45) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 00時頃
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ー皆野瀬市 桃園学園前ー
[制服を着た女子生徒が、校門の前にやってくる。]
(46) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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[一見、普通の生徒と変わらないように見えるその姿。
けれども、彼女は同年代の生徒とは少し違う雰囲気を漂わせる
いや、雰囲気というよりかは――――]
(47) 2022/09/02(Fri) 00時頃
|
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ひぇ、 っ >>43
[撮影した不審者画像と目が合った。 当然こうもいきなりに気付かれるなどとは想像しておらず、動揺してスマフォを取り落とす。]
メメメメメアリー、先生とかに知らせた方が良いかなっ!?
[急に「不審者」というものの解像度が上がって恐怖を抱いたようだ。]
[メアリーはショコラの落としたスマフォを拾い上げ、写っていたものを見つめている。 "それ"はメアリーにどのような印象を与えただろうか。]
(48) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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♪ 夏が終わり日常がやってきて ありふれた制服に袖を通し いつもと変わらずに電車に乗る日がやってくる
(49) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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♪ 何も変わらない毎日がやってくると そう思っていたけれど
(50) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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♪ わたし『今年の夏』は去年とは違うのよね 『ひと夏の経験』だなんてありふれた言葉だけど
(51) 2022/09/02(Fri) 00時頃
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♪ Ah けれどもあの人は Uh 何もなかったように Ah しれっとした顔で Uh 素知らぬふり
(52) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 00時半頃
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♪ 夏が終わり日常がやってきて もうすぐ衣替えの季節がやってくる 『夏服』のように心の奥底にしまわれてしまうのかしら?
(53) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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♪ 夏服のシャツが汗ばむ 終わらないわまだ わたしのこの夏は
(54) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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[女子生徒はどこか色気を漂わせているようで。
桃園学園3年、平澤みなみの夏はまだ、終わらない――――――**]
(55) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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おひめさま タルトがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(おひめさま タルトは村を出ました)
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─ ピンクや黄色のふわふわした点描空間 ─
───♪
会いたかったかもしれない ううん やっぱり会いたかった 会えない時間はまるで 膨らまないシュークリームを眺めてるみたい 誰かのものになっちゃうんじゃないかって もどかしくて
階段は14段重ねのパンケーキ! 扉はチョコレート! その向こうにあなたが居る たくさんのイチゴと生クリームで 僕の心デコレートして 二人揃えばショートケーキ
★sweet suger song★
(56) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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会いたかったかもしれない ううん やっぱり会いたかった ───♪
(57) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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─ 新学期 桃園学園、屋上 ─ >>43 >>48
せんぱぁい❤やっぱりここにいたんですね〜❤
…あれ、お姉ちゃんも居たんだ。 ………………どったの?
[どうやらただ事ではない雰囲気。 先輩との甘い再会を果たしたいところだったが、 そうも行かなそうだ。]
んだぁ?不審者? 先輩、僕にも見せて。
[スマホの画像を確認して、そのまま屋上の柵に手をかけて身を乗り出す。画像に写っていた人物はそこにまだ居るだろうか。姿を確認できなかったとしても]
あの〜〜〜!こんにちは〜〜! なにか用ですか〜〜〜〜!!
[大きく手を振った。]
(58) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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[スマホのカメラが捉えた男の姿>>48。 はっきりそちらを見る、残暑厳しい季節に不釣り合いな黒服。 一般的に言えば"不審者"だろうし、それは事実だ。
しかし見るものが見れば男の纏う気配に気づくだろう。 あるいは、その深淵は――"魅了"する。 王子にはなりそうもない黒は、画面を覗き込む彼女をどこか惹きつける。]
(59) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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[黒服はしばらく立ち尽くしていたが、>>58何か用ですか、と手を振られるなら、その場からすっと立ち去ってしまった*]
(60) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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― 皆野瀬市、通学路 ―
[桃園学園へと続く通学路。 夏休みが終わり、新学期を迎えた生徒達で賑わう道―――のはずだが、他に歩いている生徒の姿は見当たらない。 それもそのはず。時刻は大体3限が始まった頃。 多くの生徒は既に学園で授業を受けている時間だ。
寝坊をした訳でもなく、体調が悪かった訳でもない。 ただ、巡りあわせが悪かっただけで。
家を出た瞬間に隣人の飼い猫の脱走トラブルに遭遇し。 乗ろうと思っていた自転車はタイヤがパンク。 信号待ちの老人はどう見ても身の丈に合っていない大荷物を持っていて。 道端で一人で泣いている子供と目が合えばもっと泣かれた。
こんな日はきっと、これでは終わらない。]
(61) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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「ア?何だオメー」 「あに見てんだよ、ッすぞ?」
[少しでも人通りを避けようと路地を一本入ったのが間違いだった。 少し進んで角を曲がると、制服の上から大き目のパーカーやジャージをだるそうに着たり、ニット帽をかぶったり、派手めの髪色をした3人組はいかにもな座り方でたむろしている。 高圧的な態度を見るに、関わると面倒なのは明らか。 注視したつもりもないので無言で脇を通り過ぎようと思ったが、それがまた気に食わなかったのか道を塞がれた。]
「ハァ?ナメてんのかてめぇ。無視してんじゃねえよ」
[此方の顔を見て目が合っても、彼らの態度は変わらない。 1年生か、それとも他校生か。 そんな事を思いながら、静かに一言だけ声を発した。]
(62) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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…………どけ、邪魔だ。
[低く、圧の伴った声に相手が一瞬怯む。 それでもなお食って掛かろうとするニット帽の生徒を、隣に居たジャージの生徒が止めた。]
(63) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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「しゅ、シュンちゃん!ヤベーよ、こ…こいつ…!」 「ア゛ァ!?」 「も…桃園の…鬼…」
[ジャージの生徒の様子を見て、パーカーの生徒もハッとしたようだ。 桃園の鬼と聞いて、ニット帽の生徒の顔色もみるみる青ざめていく。]
「ァ……ハハ…、ざっす…」
[生徒たちは薄ら笑いを浮かべてそそくさと道を譲る。 通れれば特に問題はない。 譲られた道を歩みながら生徒たちを一瞥すると、彼らは悲鳴を上げて駆け出して行った。
路地裏に風が吹き、重いギターの音が響く…―――♪]
(64) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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♪ お前の目に映る俺は どんな姿をしている 俺には視えない Terrible Monster 理解るのは ただひとつだけ そこに真実(ほんとう)の俺は居ない
But 気付いていないだけで もしかしたら―――? 誰が Monster 教えてくれよ なあ知っているんだろう 怯えるその目が告げているぜ
俺が Monster そんなはずはない そう言い切れるだろうか すべてが不確か揺れては回る
ああ 俺が姿を変えていく… ♪
(65) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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[ギターの音が風と共に消えていく中、桃園の鬼と呼ばれた男子生徒は再び学園へ向けて歩み始めた。*]
(66) 2022/09/02(Fri) 00時半頃
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[学園へ向かう足取りと、学園を離れる足取り。 交錯する道行きは、鬼と呼ばれた男>>66とすれ違う。
薄ら寒いような気配だけ残して*]
(67) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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─ 新学期 桃園学園、屋上 >>58 ─
ぇ、 あ。タルト……
[動揺収まらず慌てふためいていたところに弟が来た。]
あ、あぁ……ちょうど良かった。 あんた先生呼んでき――
[て、と伝えきる前に不審者へと呼びかける弟。]
――っ、馬鹿がよぉぉ!!!! 目付けられるようなことしてどうすんのぉっ!??
[涙目で叫んでいる間に、等の不審者は立ち去ったけれど。]
(68) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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迷い人 ヘザーは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 01時頃
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─── 芸術とは爆発…っ!
(69) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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ではない…っ
(70) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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爆発がっっっ芸術なのだっっっ!!
(71) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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♪ 『Booooooom!!』 ♪
ようこそココは俺の城 誰もいない実験室! 怪しげな薬 怪しげな機材 怪しげな光 怪しげな芳香 そそられるだろう 「──そうだろうとも!」
知りたいだろう この世の真理 知りたいはずだ この世の仕組 何をどうしたらこうなって あれをそしたらどうなるか
全ては決まりきっていて 俺らはそれをなぞるだけ なぞる道順 見つけていくだけ
例えばこれにこれを入れると!(Bom!) 例えばこうしてこうすると!?(Bom!) こんな風にしちゃったりして!(Bom!) 最後は勿論!(Bom!)(Bom!)(Bom!)
(72) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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「ふっ…またひとつ、 こうして世界の真理を暴いてしまった…っ」
全ては決まりきっていて 俺らはそれをなぞるだけ なぞる道順 見つけていくだけ
いつかこの世の全ての仕組みを 解き明かす日が来ると信じて未来を目指すのだ
(Booooooom!)
……───♪
(73) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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───…ふっ… キマった…!
[突然歌いだされた化学実験室。 そこに居るのは三年生である柊木 真理(ひいらぎ しんり)だ。科学部部長でもある彼は夏休み中であっても始業式が終わった後であっても入り浸っている。実験材料は持ち込みだ。 そして大抵何かを爆発させている。 けれど爆発させる時は基本的に歌っているため安全であり、教師から要注意人物扱いされているものの部活動禁止まではされていない。──そう、部活動。おもしろ化学実験部(略して化学部)部長である三年生、柊木には今年が最後の夏であった。]
エタノールバズーカは面白いが、 やはりこの大きさだとこの威力までか。 改良しつつ歌の力も合わせると、 もうちょいいいトコいけそーだが……。
[カチャカチャとプラスチックの筒の中をのぞく。 ふとその向こう側に窓の外が見えた。]
(74) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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……… 夏も、終わるな。 楽しかった…。
[実はこの男、夏休みにも相当やらかしている。 高校三年間の集大成として花火を作り上げ、あまつさえ学校で打ち上げたのだ。(やっぱり爆発が好きらしい。)なので少し有名でもある。通り名が「化学室の爆弾魔」から「花火職人」という穏やかなものになったりもした。]
でもアレじゃ足りない。 在学中にちゃんとした花火を打ち上げたいものだ。ウム。
[言いながらももう一度、鼻歌>>72>>73を歌う。*]
(75) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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うるっせぇ……
─ 新学期 桃園学園、屋上 ─ >>60 >>68
でもほら、あいつどっか行っちゃったよ? 危険は回避されたあ❤
ね〜っ先輩❤ほめてほめて❤
[姉の叫びにいやそ〜に顔を顰めてすぐ、 メアリーの方へと可愛らしく身をかがめる。 こういう仕草ができるのも、メアリーに取って自分がアウトオブ眼中だと知っているから。 貯水槽の裏にいた彼(>>14)はきっと落ち着いて眠れないくらい賑やかだろう。*]
(76) 2022/09/02(Fri) 01時頃
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[がぶりと一口かじると、 口いっぱいに秋がひろがった。
秋限定の御月見バーガー。
桃園学園ちかくのバーガーショップも、 すぐさま休み前の活気を取り戻し、混雑するだろう。 そうなる前にと、いつもの男友達で集まり、 秋の味覚を一足お先にと味わうことにしたのだ。 急いで食べてダッシュでいけば、ギリで間に合う。 完璧なプランだ。]
(77) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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……うるさいな。
[机に突っ伏した上体を起こす。 新学期早々やたらめったら校内に音が響いている。 内、或いは外。ありとあらゆるから。]
[トンだミュージカル会場なのかもしれない。 或いはコンサート会場とも言える。なんで?]
…………クソッ。 どいつもコイツもクソだ。 嗚呼メアリー、キミは今何をしてる?
キミの声だけが俺を……嗚呼……。
[と、突っ伏したまま悶える。 ガタガタとこの男もまた音を奏でた。]
(78) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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――マ?告ったん?あいつも? うぇぇ、マジかよ?
[恋バナはなにも女子の特権ではないわけで]
俺〜? いや、どうかねぇ。 興味ねぇわけじゃねーけど…
[月見ソースで口元を汚しながら、あれやこれやと とりとめのないうわさ話に興じる。 誰も時計を見ていない]
(79) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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なんつーかさ。 想像できねぇよな。
そういうの―
(80) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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♪bra bra bra dada da da bra bra bra dada da da
拝啓 まだ見ぬお嬢さん キミのお名前 なんてぇの?
恋に恋する ロマンチストでもないけれど 恋は盲目 酔えるものなら 溺れてみるのも いいじゃない?♪
(81) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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♪oh, no, no Missing Link
キミへと続く 恋の道 はじめの一歩も 見つからなくて ぶらぶら途方にくれている ぼくを笑ってちょうだいな♪
(82) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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♪失敬 未来のお姫様 せめて番号 おしえてよ?
愛こそ全て なんて甘い男じゃないけれど 小指の紅糸 つながってんなら 手繰ってみるのもいいじゃない?♪
(83) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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♪oh, no, no Missing Link
キミを迎える ヴァージンロード ぜんぜん様に なんてなれなくて じたばた慌てて テンパる ぼくはそんなにおかしいかい?♪
(84) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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♪oh yeah yeah Missing Link
いつかであう 運命(さだめ)なら あせらずのんびり 歩いていこうぜ キミに渡す 土産話(プレゼント) いっぱい拾って おくからさ。
bra bra bra dada da da bra bra bra dada da da♪
(85) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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……わりぃ。 やっぱ、彼女ほしいわ。
[桃園学園3年 五十鈴 輝也。 まだ春の訪れをしらない、夏の少年だった――**]
(86) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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― 皆野瀬市、桃園学園・新学期 ―
[皆野瀬市にある大きな屋敷、追儺家の屋敷にて。 広い屋敷の庭にある木々から聞こえる蝉の声。 石で囲まれた池には錦鯉が泳いでいる。
朝陽を浴びて仄かに茶に染まる長く真っすぐに整えられた髪。 年頃よりは低めの身長のせいで年下に見られるが これでもれっきとした高校3年生なのである。]
―――それでは、行ってまいりますわ。
[重厚感のある扉が開くと同時になぜか花びらが舞い上がった。*]
(87) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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─ 新学期 桃園学園、屋上 ─
うぇっ 実の姉の前でそういうの止めてよ……
[メアリーに甘える弟の仕草>>76にはドン引く声音。]
(88) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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あ、そうだ。 スマフォ拾ってくれてありがとう…… って、うん? どしたの、メアリー。
[メアリーはショコラの撮った不審者の顔をまだじっと見つめていた。 そこに惹かれる特別な何か>>59があるとは露知らず。]
え、えぇ〜…… 待って、メアリー。 「王子様」って誰でも良いワケじゃ無いよね……?
[親友の態度に先ほどまでの会話を思い出して、不安そうにした。**]
(89) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 01時半頃
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 01時半頃
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─ 新学期 桃園学園 屋上 ─
[そう、眠れなかった。>>76 流石にもう無理だなと諦めの息をつくと、騒がしい面々の前へ出ていくことにする。]
いなくなったにしても、学園側に伝えてはおいた方がいいだろ。不審者なら。 写真が撮れたんなら、話も早いだろうし。
[同級生>>89のスマホに表示された画像を確認する。 『闇』を思い起こさせるその立ち姿に、ふん、と気に入らなげに鼻を鳴らした。]
──不審者、っていうより。怪異じみてるな。 嫌いな雰囲気だ……。
[忌々しげに呟いたかと思えば、直後には欠伸をして。 じゃ、後はよろしく……と、階段を下りていった。**]
(90) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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― 皆野瀬市、路地裏 ―
[学園へ向かう道すがら、学園の方から黒い男が歩いてきた。>>67 まだ暑さの残るこんな日に、やけに着込んだ男だなと思っていたが。]
……―――!
[ぞくり。 男とのすれ違い様に寒気のようなものを感じて、咄嗟に振り返る。 だがそこにはもう、あの男の姿はなかった。*]
(91) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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― 桃園学園・新学期 保健室 ―
[立て続けの爆発音>>72>>73は勿論、保健室の若林の耳にも届いていた。まとめていた校内の水質調査表から顔を上げ、天井を見上げる。]
柊木くんか……今日も励むねえ。
[そう呟く間にも、また爆発。ちょっと揺れた。 養護教諭的には爆発事案は勘弁願いたいところだが、彼の場合はそこはそれ、歌の力によってばっちり安全対策が為されているので、事実上の黙認である。 爆発は芸術……はちょっと先生よくわからないけど、生徒のクリエイティブな意欲は応援したい気持ちだ。
や、最初は流石に注意しに行ったけどね?*]
(92) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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AHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!
───I want more of a shock.
(93) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 01時半頃
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退屈に飼いならされた 平凡を気慣れたベーシックども 味のない日々のなかで 真綿のように麻痺した感性
怨恨 遺恨 ルサンチマンに打たれる俺が 沈むことはない
地より出(いで)て天を仰ぐ 風が頬を撫で 光降り注いだ 張り付けにする 杭も木材も粉々に ──なった
ブッ壊れちまえよ Never fear
俺が Super Never Ending Man in the universe... 俺が Super Never Ending Man in the universe...
(94) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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― 文化祭実行委員会、不使用教室にて ―
[ある生徒に持ち込まれた紙ペラ一枚を見ている。]
……
つまんねっ!
(95) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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ワカバヤシは、最後の爆発でペンを床に落っことして、ため息をついた。**
2022/09/02(Fri) 01時半頃
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…… えっ。意外!? つまんねぇ〜〜〜だろっ? 学校祭にわざわざ全校生徒の授業風景みせて だからなに?参観日の強火オタ? 保護者は喜ぶ〜?へ〜(笑)
ちょっとさ…… 一回エンターテイメントとかでぐぐった方がいいよ。 友達がいたら『楽しいって一体なに?』て ちゃんときいてみて?
じゃ、また来てね。
[相良は教室から生徒を追いかえした。 椅子の背もたれの上という、ややお高いところから、しっしと手を振った。]
(96) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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[この教室はといえば……少子化だので生徒数が減った今、余った場所であるからして、使わせて頂いている、元・3-D教室だ。 そして集まっているのは文化祭実行委員の一部。 今月は文化祭が行われる。 これから先には文化祭特別時間割なども適用されるだろうし、高校生にとっては、ある意味、青春や恋の季節となることだろう。 実際、わが校の文化祭でくっつく奴らも多いと聞く。]
フツーのよりつまらんとか 逆に才能あるわ。気に入ったかもしれん。
[個性といえば個性であろう。 相良は個性的で刺激的な人物が好きだった。**]
(97) 2022/09/02(Fri) 01時半頃
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[伝承や物語に詳しいか、あるいは夢見る乙女なら知りうること。 美しい姫君は、運命の王子と、何一つの憂いなく、ただ出会って結ばれるものではない。
そこには必ず、影がある。 暗闇の中で光がより輝くように、困難を乗り越えクライマックスで思い通じることが喜ばしいように、美しさの裏側には潜むものがある。
"これ"は、そういった類のものだった。]
(98) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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─ 新学期 桃園学園、屋上 ─
んだよ、可愛いだろうがよ。
[ドン引く声色>>88にはドスの利いた声で返した。]
(99) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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[貯水タンクの裏に陣取っていた少年>>90が感じ取ったものは、正しい。 闇めいた気配。深淵。
されど、"これ'がここ皆野瀬にあるということは、つまり―― ピースが揃った、ということなのだ。 『夢見る姫』と『運命の王子』が。この場、この皆野瀬に。 それに呼応するように、男は現れた。
すべてのはじまりを告げるように。
そして、ある種の〈運命〉として、そこにいた『姫』と"これ"は惹かれ合う、引きつけ合う、出会う――>>89]
(100) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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♪――――……
[微かに、弦を爪弾く音。 しかしそれは歌を紡ぎはせず、風に溶けて消えた**]
(101) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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ガーーン! 先輩、そ〜ゆ〜のが好みなんですかあ? >>59>>89
[画面に釘付けだったメアリーの視線が慌てて逸らされる。どうやらまだ、画面が名残惜しそうにも見えるが。それには面白くない、といったように聞こえない程度に放った舌打ちと同時、貯水槽の裏手から人影が現れた。>>90]
ん〜、まあ、確かにそっか。 何なら急いだほうが良いかも。
[職員室までひとっ走り、行ってこようか。足には自信があるし。]
怪異って(笑)(笑)(笑) 変なこと言うなあ、あの先輩。
[気だるげに去っていく背中を見送りがてら、非日常な単語に思わず吹き出す。とはいえ、不審者はもっと身近な単語だ。ほうっておくわけにもいくまい。]
ってゆ〜か戻るなら一緒に報告してくれてもいいのに。 じゃ、僕急いで行ってきます! お姉ちゃんも後で先生に写真見せておいて。
[禰多に一歩遅れて屋上を後にする。廊下などですれ違ったなら、一言くらいは挨拶を交わしただろう。*]
(102) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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― フラワーカフェ「フィオーレ」―
[桃園学園の近く、花屋兼喫茶の店がある。 いわゆるフラワーカフェというもので、喫茶店の横には立派な庭と鉢植えが並んでいる。花や種を購入したり、美しく咲いた花を屋内から眺めながらお茶が飲める喫茶店だ。
食用の花が散らされたサラダや花の形のケーキ等、映えるメニューも人気の理由の一つとなっている。]
夏休みも終わりか。 学生たちも戻ってくるかねえ。
[夏休みにわざわざ学園近くのこの店にまで来る学生は少ないし、私服ならば一般人と見分けがつかない。夏休み中も来ていない訳ではないだろうが、戻ってきたと実感するのはやはり長期休みの後だ。
花もケーキも大好きだと語っていた女子高生の顔がふとよぎって、笑みが浮かんだ。]
(103) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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♪
終わる夏休み それはまた始まり
騒がしい日々が戻ってくるのさ ちょっと茶でも飲んでいきなよ
ほら耳を澄ませば花も歌っているだろ? 君との再会が待ちきれないのさ
(104) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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さよなら夏休み こんにちは始まり
忙しい日々が戻ってくるのさ 甘い菓子も食べていきなよ
ほら眼を凝らせば花も笑っているだろ? 君との再会にはしゃいでいるのさ
(105) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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嗚呼 青春の貴重な時間 一度しかない輝きを掴め若者よ
駆け抜けて駆け抜けて 時に疲れて休みたくなったら ぜひお越しください 喫茶フィオーレに……♪
(106) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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『なんですかその歌? 青春が、っておじさんぽいですよマスター。 まだ若いでしょうに』
[バイトの女性に、掃除をしながら口ずさんでいた歌を聞かれて呆れられてしまった。マスターと呼ばれた青年は苦笑し。]
……いいんだよ僕は。 青春とか恋とか、そういうのは卒業したんだって。
[そう返して、コーヒーの準備に取り掛かるのだった。**]
(107) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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[>>92常に爆発をさせている柊木だが、 意外にも保健室のお世話になる回数は少ない。 ──いや、なくなった、というのが本当だ。
以前は歌の管理が甘く(?)、 かる〜い、ほんのかる〜〜〜い火傷をしては 保健室のお世話になった事もあった。 隠し通そうとしていたのだが、 注意に来た若林に見つかってしまい、それからの縁である。
今では完璧な管理をしているのでめったにお世話になる事はないが、その時の縁もあり若林にはちょっと弱いとかなんとか。
(※ちなみにこいつも「ケイちゃん先生」と呼んでいる。)]*
(108) 2022/09/02(Fri) 02時頃
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♪ ♪ 〜〜〜♪
(109) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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♪ 歩き出したいつもの道 久しぶりの「おはよう」 新しい朝 少しだけ大人の顔した 新しいキミ
何気ない笑顔 ボクも返すよ 輝く空に ひびきあう声 Shiny day
弾んでいく朝 気持ちが駆けだして ぐんぐん 青い空へと向かっていく ねえ 知ってる? ねえ 気付いてるかな? ただ言葉交わす一時が ボクの心を こんなにも震わせてること
(110) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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<♪>
ひびきあう Destiny 交じりあう Symphony
さあ行こう 扉を開けて 新しい明日<みらい>へ
……♪
(111) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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─ 桃園学園通学路、朝 ─
[とりどりに、生徒たちが学園への道を歩いていく。 ここは皆野瀬市、桃園学園への通学路。 朝は新学期に相応しく晴れた空の下に、生徒たちの明るい声が響いていた。
僕もその中に交じって歩きながら、大きく息を吸い込む。 未だ暑い、それでもちょっぴり秋の気配を纏い始めた空気を胸いっぱいに吸って、視線の向かった先は―――…]
(112) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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[ひらり、はらり。 花の舞うように少女の長い髪が揺れている。 夢見がちな花輪メアリー、彼女の細い背中を少しだけ視界に収め。
僕は軽い足取りを、いつもの化学室へと向けた。 大丈夫、同じクラスの彼女とはまた教室で会えるから。 なんてちょっと言い訳がましい?]
(113) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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─ 桃園学園、化学室 ─
せーーんぱいっ! また爆発させてるんですか!?
[ガラッと化学室のドアを開ける。 タイミングなんてお手の物、ちゃあんと被害の出ないタイミングを選んでるとも。 先輩の歌声が響いて、Bom!Bom!Bom!そら、今だ!]
まったくもーー。で、出来たんです? 新型のエタノールバズーカとか。
[ひょいと柊木部長の手元を覗き込んだ。 面白い先輩だ。この夏は先輩の助手として花火まで打ち上げてやった…!あれは痛快だったから、僕は更なる花火の改良と開発を心に誓ってる。]
(114) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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あははっ!先輩。 まだまだですって。言ったでしょ?
「打ち上げるまで夏はまだ終わらない」ってね。 まだまだ、どーんと。どかーんって! 今度は花びら模様とかいけませんかね!??
[しみじみとした声>>75に笑い返したりなんかして。 なんやかや、賑やかな声が化学室に響いた。**]
(115) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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炉の番 チトフは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 02時半頃
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[広大な暗闇に、きらきらと小さな星々が瞬いている。
"そこ"は、どこまでもどこまでも暗く 果てしない無限の宇宙だった。
──"あなた"は、その天地さえ不明な広大な空間に、
ただ身一つで浮かんでいる。]
(@0) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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[通常の観念では有り得ない状況に、 しかし"あなた"は、ひどく落ちついている。
なぜなら、"此れ"は夢だった。 あなたが、時折見る夢だ。]
… リー …
["あなた"は、いつからか青い光が、 自分の足元をぼんやりと明るく照らしていることに気づく。]
(@1) 2022/09/02(Fri) 02時半頃
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[その青い光をあなたは見下ろす。
視線の先には、"あなた"が暮らす青い星があった。]
… リー …
… アリー
[真空のはずの空間に、しかしどこからか声が響く。]
(@2) 2022/09/02(Fri) 03時頃
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[そして、]
──── メアリー
[その低く涼やかな声は"あなた"の名前を呼ぶ。]
(@3) 2022/09/02(Fri) 03時頃
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青い星 地球は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 03時頃
青い星 地球は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 04時頃
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─ 桃園学園、化学室 ─
おお、チト!
[>>114部室に入ってきた後輩にパっと顔を向ける。 さすがの慣れだ。タイミングは完璧である。]
フッフッフ、勿論だとも! だがこの大きさでは飛距離が伸びなくてな。
[バズーカの先には紙コップが装着され、 筒の中でエタノールを爆発させる事により、それが飛んでいく仕組みとなっていた。勿論歌わずに実験をするときは一人では無理だ。安全確認、助手等は絶対に必要である。]
改良方法はいろいろ思いつくが、 やはり安全性は大事だからな。
[爆発させるのに。させるからこそです。]
(116) 2022/09/02(Fri) 04時頃
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[しみじみといった言葉に返ってきたのは笑い声>>115。]
─── ふっ、それもそうか…っ! よおーし!では今月の活動は引き続き花火だな! 前回のは形もイビツだったからなぁ、 花びら模様、なるほど、いいぞいいぞ。 文字通り空に大輪の花を咲かせてやろう!
[バズーカを片付けると取り出すのは先月の花火の設計図等だ。 ネットで調べたり地元の花火職人に凸ったりして作り上げたものの詰めがまだ甘い。これを完成させるのが課題だな!と盛り上がりはじめた。*]
(117) 2022/09/02(Fri) 04時頃
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─ 夢/星々の空間 ─
[名の呼びかけに、"あなた"は、 おそらく予感を得るだろう。
この先、"あなた"の胸を震わすような そんな出来事が起きるという予感が。]
(@4) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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───メアリー。
[その宇宙空間を模したような夢の中で、 "あなた"の名を呼ぶ声は、どこから響くとも知れない。]
君の願い、君の想い。
生じてしまった"私"は見守ることしかできないが けれど、だからこそ警告を。
真っすぐで一途な願いは、私の上で起きる事象を……
運命を引き寄せる力も強いものだ。
そして願うものが大きく、高ければ、 辿り着く道程もいっそう困難になる。
(@5) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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[真空を伝わり届く声は、未来への警告を発する。]
あなたの前にも、あなたの親友である花嫁の前にも、
この先は、常の日々だけでなく有り得ないと 思うようなこともきっと起きる。
何が起きるか、今の"私"には予測ができない。
それでも──、
(@6) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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────、
[それでも、その足を前に進めるのか。 その問いかけは、言葉ではなされなかった。
ただ、"あなた"は星々に見守られながら一度俯き、 そして自分の想いを確かめ、顔をあげる。]
(@7) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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≪ 👉 笑って、ひとつ頷く。 ≫
(@8) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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[選択された答えはいっそ不敵にさえみえるような、 柔らかな微笑みだった。]
……。
[その答えに"私"は"嘆息"した。端末を解して知った感覚だ。
選択は為された。
次の瞬間、ここですべきことを終えたかのように浮上する感覚に、この夢からの目覚めが近いことを"あなた"は感じる。]
────、 現へ帰るといい。
目が覚めれば、夢の話など忘れている。
[その言葉を耳にした瞬間に、パラパラと四角く貼られたテクスチャが剥がれるように、宇宙空間だった風景が小さな星の光ごと消失していく。その現象に重なるように、夢の終わりに歌が流れだす──…]
(@9) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
|
|
♪
BluePLANET🌏ShowCASE
── ああ 窓から見つめるだけの憧れだったはずだった
あの曲がり角の店 自慢のショーウインドウ 白い花で飾った花嫁衣裳 童話のお姫様みたいだって言われてた
涙雨きらきら輝かせたり 花もしょげる曇り空吹き飛ばして 恋物語は千変万化 台風の中心は彼女 近づいたら遠心力で次元の外までふりとばされたんだ
綺麗だな なんて思うための心を知らないまま 第四の壁にべったり顔ひっつけた見物客だ
(@10) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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BluePLANET🌏ShowCASE
展示された御伽噺に 外側から手は触れられない 狂人も賢者も花嫁と踊る踊る踊る
今日も飽きずに繰り返される人形芝居においてきぼりだ
♪
ああ世界を綴じ込んだ窓は日々に日々に増えていったんだ
今日の芝居はどんなジャンル どんな結末(エンディング) あの子を待つの 知りたがりの観客すってんころり
舞台の上にはあがれないんだ ただ仮面被って声をかけた 実りのない嘘なんか吐くわけもない そんなのは 夢を食べる白黒バクの寝言だったけど
(@11) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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♪
── 愛しい なんて"役"に思っちゃダメだったんだな ルール破りの罰に 胸の痛みを贈りましょう
BluePLANET🌏ShowCASE
赤い実はじけても 何もかも展示して今日も回る青いケース 狼も悪魔も乗せて笑う笑う笑う
心身制御不能 ガラクタの身体に不調を封じて投下だ
♪♪ ──…
(@12) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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[音が消えていく。そして、彼女──メアリーは、 光に包まれながら最後に残った青い"星"を見下ろして、 「あ、そうだ。」と、口を開いた。
『──私の親友を泣かせるような奴は、 花婿でもお姫様でも 王子様でもないんだからねっ!』
彼女は、自分が迎えに行く王子様がどんな人かは知らなくてもそれだけは知っている。とばかりのひと言を残して、星々の世界から小さな光の粒となって消えた。]
(@13) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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[そうして全てのものが消える。]
──承知している。
[一瞬の静けさを打ち破るように、声は了承を伝えて]
(@14) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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♪
頭に花を咲かせて落ちた愚か者 はじめて見上げる空を見て ショーウィンドウの割れた硝子 流星群になるのを見たそうだ
届けたい×3の願い事
舌を噛んだせいで上手く*言えなかった*
[歌もやがて終わる*。]
(@15) 2022/09/02(Fri) 07時半頃
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青い星 地球は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 08時頃
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[――惑星(ほし)の歌はこの学園にも降り注ぐ。 何かに耳を傾けるかのように恵の緑とよく似た色をした眸を伏せる。]
(118) 2022/09/02(Fri) 08時半頃
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―桃園学園/職員室―
ああ、…いえ、なんでも。 ……ええ、聞いていました。大丈夫。 そっか、もう文化祭の時期なんですね。
[>>97 文化祭実行委員会の話題が出て、 国語教師の紅杜は先生方とそんな談笑をしている。]
楽しみだなあ、今年は何をしてくれるんだろう。 爆弾魔君が花火職人に転職したらしいって聞きましたけど、彼、科学実験展示今年もやるんですかね。
[>>74 威勢のいい叫びと揺れも最早日常茶飯事だ。注意しに行く常連の>>92若林先生あたりも、やれ今日はいい音だな、という反応になって久しい。平和なことだ。]
(119) 2022/09/02(Fri) 08時半頃
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─ 桃園学園 廊下 ─
……おはよう。どうしたの、そんな顔して。
[久しぶりに会ったクラスメイトと言葉を交わしながら3年の教室へ向かう。]
(120) 2022/09/02(Fri) 08時半頃
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誰かと思ったって? …………そうかな。 いつものみなみだけど。
[なんとなく雰囲気が変わったことを級友から指摘されるも、はぐらかす。
いつもとは、少し違う。それは事実だけれども。 その事実は明け透けに出来る事実でもない。]
(121) 2022/09/02(Fri) 09時頃
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―桃園学園/職員室―
勿論、安全が一番です。 3年の子たちは今年が学園生活さいごですし、 思いっきり楽しんでほしいですね。
――Dreaming(夢忘るることなく) ――Singing(謳歌し) ――Seeking(求め続けよ)
学園のモットーどおりにね。
[しみじみと頷く。 先生方も同じくだ。毎年頭を悩ませるような催しもの案が出てくるのも確か。けれど、なんだかんだでその多くが採用となっているのは。 ――ひとえに、懐の深い“理事長”のお陰だとか。 そんな噂もあるのだった*]
(122) 2022/09/02(Fri) 09時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 09時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 09時頃
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そういやさっきの音、また『バ』化学部の仕業? 活動は構わないんだけど施設に被害出されると困るのよね。
[みなみはおもしろ化学実験部の蔑称を口にすれば、うんざり顔で。 ほぼ幽霊部員みたいな扱いとはいえ、文化祭実行委員で管財をしている身としては頭の痛い存在である。]
(123) 2022/09/02(Fri) 09時頃
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……こんなん笑ってられるのは相良くんグループくらいかもしれないけどね。
[思い浮かべるのはフツーでは物足りない彼の顔(>>93)。彼も彼で頭痛のタネではあるのだが。]
とりあえずあとで『バ』化学部には抗議してくる。
[クラスメイトである部長の柊木に抗議をする、つもりだ。 何度言っても無駄だとはわかっているものの。根気よく付き合わなくてはいけない。やらなくてはいけないことは山ほどあるのに。]
(124) 2022/09/02(Fri) 09時頃
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こう、もうちょっとフツーにしてくれないものかなぁ。 フツーに。……ハァ。
[フツー。平澤みなみも、いわゆるフツーの女子高生だった。 この夏までは。
フツーのように見えて、フツーではない。なんだかもんにゃりとした気分で*ため息をつく*]
(125) 2022/09/02(Fri) 09時半頃
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迷い人 ヘザーは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 10時頃
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[同じクラスの刷屋>>61とは一年の頃に仲良くなった。 こちらが怖いもの知らずだったのもあり、 普通に話しかけているうちにそうなっていった。
しかし最初に話しかけた理由は、「頑丈そう」だ。 爆発やらバズーカやらに耐えられるのでは…?と、 その頃から爆弾フリークだった柊木は考えたのだ。
故に化学部に誘おうと思った事も勿論ある──が、 当時の他の部員にドン引きされ泣いて止められた。 そういった経緯でしぶしぶと諦めたのだが、 二年後半、部長になってから 「俺の天下だ!」と言わんばかりに 誘った事はあったかもしれない。]
(126) 2022/09/02(Fri) 10時半頃
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[その頃すでに柊木には「爆弾魔」の二つ名がついていた。 「桃園の鬼」は「爆弾魔」と仲が良い………なんて、 詳しくは知らないだろう他校生徒にまで知られたなら、 悪評を受ける一助になってもおかしくはない。 ※桃園の生徒でも怖いのでは…?
こちら側からは「ずりやん」と呼びフレンドリーだが、 現在の彼の対応はどうだろう。 どうあってもこちらから絡んでいくのに変わりはないのだが……。*]
(127) 2022/09/02(Fri) 10時半頃
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[ 花火を披露する場として考えているのは、 そう、勿論 文化祭である───…!!! ]
[ チトとその計画を話しながら、]
実行委員に掛け合って打ち上げ花火ができれば 最高なのだがなぁ〜あ。
いっそ無断でやるって手はあるが! なあに、安全管理さえしておけば問題ないだろう!
[※あります ※煙たがられても仕方ありません]
おもしろ好きの文化祭実行委員もいるようだし、 理事長の懐が深いという噂だしなっ!!
[※>>97>>122しっかりと原因の一端となっています]
(128) 2022/09/02(Fri) 10時半頃
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建前上は実験展示>>119で提出しておき、 当日はドデカいのをぶち上げる!!
去年は俺が部長ではなかったからなぁ! こういった事は実行できなかったが…!しかし…!
今年なら…!?
[真っ直ぐな視線でチトを見る。 止めるなよ。という視線である。キラキラ。 ※止められても仕方のない事案です]
いや〜っワクワクしてきたな! ワーッハッハッハ!
[そして響く高笑い。 今日も…今日は?『バ』化学部は平和である。*]
(129) 2022/09/02(Fri) 10時半頃
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─ 新学期 桃園学園、保健室 ─
[屋上を後にした侑伽は、傍目にはぼんやりと、本人としては落ち着きなく、廊下を歩いた。 目にした不吉な姿が、網膜に焼き付いたように離れない。 それにどこか惹かれる様子を見せていた、彼女の姿>>89も――。
"あれ"が何か。侑伽には、漠然とした予感がある。物語の引力>>98>>100を、識っている。 そして、彼自身の立ち位置は、とうに決まっているのだ。 その訪れを喜ぶべきか、嘆くべきか。もやつく胸中に、その答えを見出せずとも。
だから、この後起こすべき行動を考えて――]
……やっぱり、一回寝よう。
[まずは寝ることにした。安定の寝。]
(130) 2022/09/02(Fri) 11時半頃
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[そんな訳で。やがて保健室に辿り着くと、扉を開ける。]
どーも、若林先生……寝に来た……。
[すっかり馴染みの養護教諭へ向けて眠たげに言うと、会話もそこそこに真っ直ぐベッドへ向かう。 上階からは爆発音が聴こえているが、この程度なら寝るに問題はない。あと聞こえない場所を探す方が面倒くさい。
ただ、寛容に寝かせてくれるこの養護教諭のことは、侑伽は正直嫌いではない。 もし話を振られるなら、眠りに落ちるまでは会話に応じるだろう。*]
(131) 2022/09/02(Fri) 11時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 12時頃
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 12時頃
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― 桃園学園・保健室 ―
"みなさん、夏休みはいかがでしたか?" "休みの間に生活習慣が乱れてしまった人は、今日から気持ちを切り替えてがんばりましょう。云々……"
[保健室の壁には虫歯予防や手洗いうがいを呼びかけるポスターの他、新学期初日に配布された保健だよりの原本も掲示されている。 生徒や教員の応急手当や相談事の他、月次の保健だより作成、校内の水質やら教室の照度やらの調査などなど、保健室で寝てる人を見守っているだけと思われていそうな節があるがこの仕事、わりと忙しい。 そして文化祭での安全・衛生管理も養護教諭の大事な役割のひとつだ。]
今年はどんな文化祭になるのかな。
[実験展示を隠れ蓑に、打ち上げ花火の計画が立案されつつある>>128>>129ことなど知る由もない養護教諭は、楽しみだなあと微笑むばかり。 忙しくなることは確実だが、忙しさは嫌いではない。]
(132) 2022/09/02(Fri) 12時頃
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[そうしているうちに、常連生徒のお出ましだ。>>131]
ああ、禰多くん。今日もねむたそうだね。 いいよいいよ、好きなベッド使って。
[あまりに頻繁に寝にくるので担任に様子を聞いたり、ポスター掲示のついでにこっそり授業中の様子を見に行ったこともあったが、提出物も成績も問題なし(寧ろ良い)、ただ隙あらばめちゃくちゃ寝ている……というだけのようなので、寝かせてヨシと判断している。]
……何か気にかかることでもあったかな?
[とは言え、養護教諭としての仕事を放棄しているわけではない。 特にこういういつも寝てるような子は、傍からはわかりづらかったりするものだから、それとなくベッドに向かう様子を窺って。 体調が悪そうとは見えなかったが、少し気になって声をかけてみる。勿論、既に寝てしまっていれば起こすようなことはしないし、返事がなくても特に構いはしないのだ。 生徒が心配事もなく健やかならば、それが一番なのだから*]
(133) 2022/09/02(Fri) 12時頃
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─ 新学期 桃園学園、保健室 ─
[何か、気になることでもあったか、と。 見透かされたような指摘への答え方に迷い、思わず黙ってしまう。 元々口数が多くはないので、それほど違和感を与えるものではない筈だが……]
……少し。
[溜めてしまった後にそう返すなら、また印象は違うだろう。 それでも、心配されているのだろうと思えば、無下にも出来なかったのだ。周囲にそっけないようで、意外に律儀だったりする。]
まあ……ちょっと、騒がしくなるだけ……たぶん。 だから、今のうち──
[曖昧な言葉を紡ぎながら、その語尾はいっそう曖昧になっていく。 間もなくベッドを囲うカーテンの向こうから、スウ……と、寝息が聞こえ出す。**]
(134) 2022/09/02(Fri) 13時頃
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[─── ところで!!
この皆野瀬市には小高い丘がある。 そこは季節によって変わる花畑で埋め尽くされており 老若男女問わず利用するデートスポットだ。
丘の上からは皆野瀬市が一望できるし、 夜になれば星空も見える夜景スポットでもあり 「地球を感じられる」がキャッチフレーズらしい。
特筆すべきは傍に大きめの乗馬クラブがある事だ…! 幼少期、このクラブに所属している市民は多いようだが、 多いからこそわざわざ乗馬ができると言う人間は少ない。
そして当たり前のように柊木も幼少期に所属していたが 今は乗馬よりも爆発に夢中である。*]
(135) 2022/09/02(Fri) 13時頃
|
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 13時頃
|
― 朝・皆野瀬市、小さな丘 ―
オーナー。ごきげんよう。
[「地球を感じられる」がいつのまにかキャッチフレーズとなった小さな丘には、乗馬クラブが常設してある。男女問わず広く客を受け入れているのか昔からずっとここにあるようだ。追儺の家は、乗馬クラブ開設の際に出資金を多く出した事もあり沙羅も乗馬の経験はある。]
…、今日はすこし風がありますわね。
[青々と茂る緑の芝生の上――、ふと感じる。誰かの名を呼ぶような声? 視線にしては抱擁感がありすぎて、まるで包み込まれるかのような感覚。
いつもそう、だからこそここは「地球を感じられる」場所と言われているのだろう。だけど今日はなんだか、風の香りが仄かにショコラみたいに甘い気がした。**]
(136) 2022/09/02(Fri) 13時半頃
|
|
―朝・皆野瀬市、フラワーショップ「フィオーレ」店の前―
葉桐様。おはようございます。
[店の前、華道部部長としてもカフェの客としても常連である追儺沙羅の姿がある。バイトの子も顔見知りで、長い夏休みの終わりを彼女の姿でまた再認識するだろう。]
はい、また華道部の活動がありますので 放課後になりましたらお花の方を部室までお願い致します。
[丁寧に頭を下げ、学校へと足を運ぶのであった。**]
(137) 2022/09/02(Fri) 13時半頃
|
沙羅は、今は教室で静かに座っている*
2022/09/02(Fri) 13時半頃
儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 13時半頃
|
[そう、きっと、少し皆野瀬は騒がしくなる>>134。 今なお青き学徒たちが手を取り祭りと謳うだけでなく。 惹かれ合う、引き合う、運命の名のもとに>>@5>>@6。
男はその一端だが、すべてではない。 事の全容を、運命に呼ばれた男すら知らない。
これから幕が開けるのは、姫が王子を探す型破りな物語。 誰も知らない、制御不能の、物語――――]
(138) 2022/09/02(Fri) 14時頃
|
|
――――♪
遠く 歌声が聞こえる それは希望か 絶望なのか 答えは無数の枝先の末
眩しく輝く 終章(フィナーレ)は 伸ばした指が つかむもの
光の中の眠り姫 歩むと決めたなら 光の中の眠り姫 今こそ覚醒めのとき すべて運命は 手の中に――……
(139) 2022/09/02(Fri) 14時頃
|
|
[昼休みを終えた生徒たちが屋上を離れ、男も学園を離れ。 今は、フラワーカフェの片隅で紅茶を傾けている――*]
(140) 2022/09/02(Fri) 14時頃
|
|
― 桃園学園・正面門 ―
ようやくついたな。晴天晴天……皆、笑顔で幸せそうで……
――うんざり、するな?
(@16) 2022/09/02(Fri) 16時頃
|
|
― 朝・フラワーカフェ「フィオーレ」前―
[木々が、花々がざわめく。 大地に根差した彼らは、人間よりもずっと敏感に変化を感じ取る力を持っている。
すなわち――星の揺らめきを。>>@10>>@11 青い星の歌は静かに大気に乗り、植物たちを騒がせていたのだ。]
おや……今日は騒がしいんだね。 何かあったのかな。
[見上げた空。 青年にははっきりとはわからなかったが、花たちを揺らす風に何かの声が混ざっているような気がした。]
(141) 2022/09/02(Fri) 16時半頃
|
|
[少々気を取られていたが、かかった声に注意が向いて。>>137]
ああ、追儺さん。 おはようございます。
[朝の挨拶と笑顔を向けて、軽く頭を下げた。 『あらおはよう!』と常連さんへとバイトの女性、若菜も声をかけるが、店の奥で電話が鳴ったので挨拶もそこそこに引っ込んでいった。]
制服姿の追儺さんを見るのは久しぶりだね。 早速部活動があるのかな? お届け時間、了解しました。
[ここまでは普通に注文を確認する客人と花屋店長の会話だったが。]
(142) 2022/09/02(Fri) 16時半頃
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|
今日の花は、落ち着きがないかもしれないけれど。 ……あ、いや元気がないわけではないよ。
ごめんね、忘れて。
[謎めいた言葉を漏らすも、慌てて取り消した。 以前マスターに向かって桃園学園の生徒の一人が『ねえ、マスターって花と話でもできんの?』と聞いたことがある。無論冗談だったが、マスターは『さあ、どうかな?』と曖昧な言葉を返してにこにこと笑っていたのだとか。
追儺が遅刻してはいけないので、軽く言葉を交わせば、彼女の背を見送った。*]
(143) 2022/09/02(Fri) 16時半頃
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―フラワーカフェ「フィオーレ」テラス席―
[カフェの片隅。 「フィオーレ」には数は多くないがテラス席もある。 天気の良い日はすぐに埋まるほどの人気の席だ。]
『あら、あのお客様いつの間に来てたのかしら?』
[若菜が不思議そうに呟いた。 眺めの良いテラス席に一人、男性が座っていた。>>140 首を傾げるウェイトレスをよそに、平太郎は自分が接客を受け持とうと近づいていき。]
いらっしゃいませ。 こちらメニューになります。
[持っていったメニューに男性は軽く目を通したのか、花の香の紅茶が選ばれた。残暑なのに季節の先取りをしたような恰好に内心不思議には思ったが客の事情に口出しはせず。]
(144) 2022/09/02(Fri) 16時半頃
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|
[紅茶とミルク、花の絵の角砂糖を運んでごゆっくりどうぞと頭を下げて。立ち去りかけるも、不意に花に呼ばれたような気がして振り返る。
再び視界に入った男性の姿が、誰かと重なったような気がして。]
……以前にもこちらの店に来られました?
[気づけば、思わず尋ねていた。**]
(145) 2022/09/02(Fri) 16時半頃
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― 文化祭実行委員会、元3-D教室 ―
[椅子の背に座り、上履きは座面に置いた姿勢のまま、相良は爆音を聞いた。>>123 パチンと指を鳴らす。実行委員会の面々の視線が集まる。]
どこに行くとは言わない。 楽しみにしてて。
[椅子から軽やかに飛び降り、引き戸の方へと颯爽歩いていく。去り際、ピースサインを頭の横で一度だけ振った。 あぁ……と同情のような声が委員会の面々から漏れた。 幸か不幸か平澤みなみはこの場にいない。>>125]
(146) 2022/09/02(Fri) 17時頃
|
|
─ 桃園学園、化学室 ─
[廊下を進み、化学室の前まで相良はやってきた。>>129 化学室の中からは威勢のいい高笑いが聞こえて来ている。
腕組をして、なるほど、なるほどと一人頷き…… ───ガラッ。]
(147) 2022/09/02(Fri) 17時頃
|
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話は聞いたぜ、柊木博士! どの実行委員よりも話がわかるオレが来た!
[戸にもたれかかり、今しがたあけたばかりの戸に足をかけ、めちゃくちゃいい笑顔で腕組をしている。]
オレこそが埃をかぶった化石を可愛がるような 老いた文化祭の息の根を止める、 いわば、スーパーイノベーションマン。
打ち上げるなら───
デカく! 派手に! これ以上なく!……だよな?
あんたら、オレについて来られる文化部とみた。
(148) 2022/09/02(Fri) 17時頃
|
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[相良黒臣はすでに、文化部に怖がられつつあった。
『作品展示』とだけ提出されている美術部、『ステージ演奏』とだけ提出されている吹奏楽部をはじめとして、その他もろもろの文化部が展示内容の予定を聞きだされている。 それに対し───
「……あ、それだけ?」
と宣い、可能な範囲で大作品か他のイベント参加を提案し、ぜひともと要求する、ある種の邪悪であった。]
(149) 2022/09/02(Fri) 17時頃
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♪ 『Super Innovation × 代数x』
不可能を可能にする 極彩色 エモいMirage 広大無辺の意味が この身を駆け巡る 可能をラフに縛り続ける ネムいカビた論理に オレら牙をむき 食らいつくすのさ さあオレらで Super Innovation get a sparkle セツナの瞬きに全て賭ける愚かしさを
さあオレらで Super Innovation get a sparkle 愚かな道化で居続ける鮮烈な強かさを
[相良は化学部員たちの打ち上げ花火計画を全面支持し、先輩である柊木や、同じクラスの石炉に『やれんのか』を促すように歌を待った。**]
(150) 2022/09/02(Fri) 17時頃
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――フラワーカフェ「フィオーレ」――
[花咲くカフェには似つかわしくない格好の男は、出されたミルクを使わずに、雑に角砂糖の包みを破ってひとつ落とした。 真白いひとかけらが、紅茶に沈み、褐色を吸い上げ、染まり、崩れる。 そのさまをしばし眺めてから、くるりとスプーンで混ぜ、すっかり溶かしてしまう。]
……さて、どうだろうな。 あったかもしれないし、ないかもしれない。
私はこの土地の人間ではないが、様々な縁もある。 ここを訪ねなくとも……出会ったことも、あるかもしれないな。
[既視感を尋ねられれば、そう答えた>>145。 運命が交わるのなら、誰とでも出会うことはある、 そうでなくとも――……物語は、世界は、すでに廻りはじめているのだから。]
(151) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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[――長い夏が終わったとて、まだ熱は、残っている。
暖かい面影は尾を引いて今でも居座り……肌を焼くとまではいかずとも、まだしっとりと湿度を伴って、彼等の傍にあった。その青年は、学園の正面門を通り過ぎて、その後は憂鬱そうに木に持たれかかる。 そう、何かを待つように。
彼の名は、至祈展鳴海(シキテンナルミ)。 皆野瀬市にも根を下ろす、至祈展財閥の御曹司だ。
そして、桃園学園に通う高校三年生。 ……とはいえ、あまり教室での滞在時間は長くない。 病気がちと称してはサボり、すぐに姿を眩ましてしまうのだ。そして、時には女生徒と共に……。
それでも、教師からの評判は悪くない。答えは簡単で、成績が非常に優秀だからだ。家から多大な寄付金が学園へ支払われているという事も手伝って、彼の少々の素行の悪さは、教師から目こぼしされている。]
(@17) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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― 桃園学園近くの安アパートにて ―
[汚れた窓の桟に肘をかけながら眺める。 桃園学園へと登校する学生を 咥えた安タバコを所在なく揺らしながら]
あー、また通らねえかなあの子…
[目当ての学生を探して視線がさまよう 見つけたからどうしたいと、そんな願いもなく ただその子がいたらいいなという思いだけで]
(@18) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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─ 桃園学園 2年教室前 ─
……なんだよ。 宿題?やったよ、分けねーだろあんなもん。 あ?見せろ?なんでだお前仲――……メアリー!?
[言葉が途切れた時には、既に身は弾む様に駆け出して。 チラリと視界に入った気がするメアリーへと駆け出す。 嗚呼、夏の終わりのキミも素敵だ。]
あ?終わったら? ――……ちゃんと戻しといてくれ。
[尚、求められていた宿題はしっかり手渡して置いた。 口は悪いものの、求められれば答えるタイプ。 その回答率は定かではないが。知ったことでもない。]
(152) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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[――有智高才、眉目秀麗、富貴栄華。 にも関わらず、ふらふらと舞い遊ぶように暮らすもの……
そんな変わり者たちが、この年代には偶然にも多く、七人を数えた。 いつしかこの学園では、そんな彼等の事をこう呼んでいた。
"七奇族"、と。]
……来たな。
[その内の一人。ナルミは、ただ、待っていた。その少女を。木に預けていた身を起こし、片手をあげながら寛雅に前に出て、少女に声をかけた。]
遅いじゃないか、リリー。俺を待たせるなんて、いい度胸をしているな?
(@19) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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……んん?何?
[私の名前、リリーじゃなくて、メアリーですよ!もしかして、あだ名つけてくれたんですか?などと、少女は首を傾げている。
ナルミは、少女の髪の毛を一束、手に取る。]
いいや?違うさ。お前は……
[一層にっこりと微笑む。]
……リリーだよ。もう、忘れてしまったのか?
(@20) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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うぉぉぉ……メアリー……。 台風23号メアリー………………。
[ここは「地球を感じられる街」、皆野瀬市。 故に台風の気配を感じることもある。これもきっとそう。 so.そう、だから君を感じるんだ。多分居たと思う。]
居なくても"居た"。 ……俺にとってのメアリーはそういうもんだ。
[夏の終わりに台風は付き物だ。 南から北上しては北東に流れて行く。]
[人は何処からかやってくれば何処かへ行く。 全く同じ。やっぱ俺にとってのメアリーだ。]
(153) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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ん、……なんの音、だ。
[歩を止める。メアリーを求める足を。 校内も地球。歩めばメアリーを 感じるかはともかく出会うことが出来る。
が、それは果たして出会いの上昇気流か否か。]
…………先輩達の音、か?
[そこは科学部前。自身にはそれ程縁の無い場。 しかしメアリーを感じたならば縁に足り得る。]
まーたなんかやってんのかな……。 懲りずに良くやるよ。 ……怒られてないのか?まさかなー。
[軽口を叩きつつ、顔を覗かせる。 校舎に響く音色を紡ぐ者達の存在、 学年が違くとも知るには十分過ぎる存在感だ。」
(154) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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♪『お前はリリーじゃない』
お前はリリーじゃない
お前はリリーじゃない
お前が、俺の真実であるものか
『……嗚呼。俺の姫。どこにいるのだろう?東奔西走。西へ、東へ。北へ、南へ。あの幼く小さな手に口付けを落し、どうか仕舞いこんでしまいたい。埃を被った、静謐なチェストの中へ』
俺だけの童話(フェアリーテイル) 俺の小さなプリンセス
俺だけの童話(フェアリーテイル) 俺の麗しのプリンセス
『……硝子の靴も、棺も、俺に取っては御伽話(遊び)に過ぎない。』
(@21) 2022/09/02(Fri) 18時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 19時頃
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♪
お前もリリーじゃない
お前もリリーじゃない
お前が、俺の真実であるものか
『……どうして、手に入らないのだろう。俺が求めるものは唯一つ。陳腐に過ぎないつまらない、ただ一人の愛情に過ぎない。それが手に入らないなら、後の全ては、どうでもいい"偽物"("イツワリ")』
俺だけの童話(フェアリーテイル) 俺の小さなプリンセス
俺だけの童話(フェアリーテイル) 俺の麗しのプリンセス
『俺の運命の女(ひと)は、どこへ消えたって言うのだろう。茨の森に抱かれた塔の上?それとも、深海へ泡となって消えてしまったの』
(@22) 2022/09/02(Fri) 19時頃
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………お前は、リリー?
……ははっ。そうだよな。違うって言うよな。可愛いリリー。
ああ、朝から随分、疲れた。俺は寝るとするよ、オヤスミ。
[少女の頭を僅かに触れて撫ぜると、青年は踵を返す。後輩の少女が何か心配そうに叫んでいるのも尻目に、背を向けて片手を振り、その場を去るだろうか。]
…………おまえは、リリーじゃあないさ。……今、は
[うっそりと微笑みながら、目を伏せる。]
……………な。
(@23) 2022/09/02(Fri) 19時頃
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─ 桃園学園、化学室 ─
[芝原律が、化学室に顔をのぞかせる。>>154 相良は目ざとくそれを見つけ、ニタ〜〜〜とチェシャ猫もかくやの顔をした。逃げられる前に、ぐい、と芝原の腕を引く。]
ありがたい。芝原も手伝ってくれるらしい。 [隣のクラスながら、名前くらいは分かる。]
化学部人手足りてる? 芝原は別に実行委員じゃないけど 今、これから? オレの全雑用を手伝ってくれるっていう 栄えある立場になったからさ……
(155) 2022/09/02(Fri) 19時頃
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ー朝・桃園学園、休み時間 部室ー
[ひとり、部活の支度も兼ねて部室へと向かう。学校の中には珍しくある和室の部屋で、横開きの戸を引き中に入るとい草の香りが届く。 あぁ、久しぶりに帰ってきたなと、嗅覚から記憶を刺激される心地。
夏休み中に数回だけ部活は行われていて、勿論、メアリーの姿もそこにはあった。彼女は不思議な感性で華を活ける、と沙羅は感じていた。 沙羅は幼少期から、華道だけではなく居合、合気、茶道、ピアノ、乗馬、…呪術、降霊術などなんかもうよくわからんくらい多くの習い事をその道のプロから教えを受けて育っていた。故に、メアリーに感じるものは多かった。]
…、あら。
[部屋の花瓶には、前回の残った花が飾られていたが数本萎れてしまっていた。沙羅は、床に新聞紙を敷いてそこに取り出した花を置き、花きり鋏を手に取った。]
(156) 2022/09/02(Fri) 19時半頃
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――――――――――――――パチン、
[カメラアングルが沙羅から花へと移動。 萎れた薔薇の花が首から折れてスローモーションで新聞の上に落ちると、落ちた衝撃で弾んだと思えば萎れた花弁が弾けて飛び散る演出。 同時に、沙羅の背後に赤い天幕が降りて、彼女は薔薇の花弁の嵐に包まれる。 パァン、と花が弾けたと思うと頭に華を付けて薄紅の着物を身を包み、腰には帯刀(マイク)している沙羅の通常歌唱衣装姿となる。
バックから流れる三味線は、合いの手が「ザンザンバララザンバララ」でお馴染みのザンバラ節。やはり彼女が最初に歌うのはこの曲だったようだ。お手並み拝見とばかりに、どうやらショートverでのお届けだ。 日本刀(マイク)を手にすると、普段は伏せ目がちの瞳が開かれて、周囲にキラキラとした光の粒が舞い散り、歌が――――――始まる!!]
(157) 2022/09/02(Fri) 19時半頃
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斬(ザン)懺(ザン)薔薇爛(バララン)! 残(ザン)散(バラ)乱(ラン)!!
華は語りし 華は紡ぎし 華は詠いし 華は乱れる
斬(ザン)懺(ザン)薔薇爛(バララン)! 残(ザン)散(バラ)乱(ラン)!!
華に群がる害虫共は 追儺の刀で切捨乱舞
斬(ザン)懺(ザン)薔薇爛(バララン)! 残(ザン)散(バラ)乱(ラン)!!
(158) 2022/09/02(Fri) 19時半頃
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[光の粒と、数多の華の花弁が画面いっぱいに広がったかと思えば、それを斜め上から沙羅が引き抜いた刀でザン…と斬ると霧散し、そしてザンバラ節がフェードアウト。同時に、沙羅の衣装はいつも通りの制服へと戻っていた。
数枚、はらはらと余韻のように落ちていく花弁。]
…、嗚呼、確かに…今日のお花たちは 落ち着きがなかったかもしれませんわね。
[今朝の会話を思い出しながら笑みを浮かべていると、休み時間を終えるチャイムが鳴った。**]
(159) 2022/09/02(Fri) 19時半頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 19時半頃
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―昼・桃園学園 廊下―
そっかぁ、ショコたんにも とうとう彼氏がねぇ。
[まだ夏の香りの残る空を窓越しに見上げながら、先まで話していたメアリーとの会話を反芻して、ぶらぶらと廊下を歩く。
耳にした学園の七不思議で怖がらせようかと思い立って、逆に恋バナの渦に飲まれてしまった。 少しは大人びてきているとはいえ、熱をいれて無邪気に笑う様は幼いころのまま。なんともかわいらしいものだ。]
―王子様、か。
[彼女の熱気にあてられたのか。休み気分が抜けていないのか。夏も終わるというのに、心の片隅がそわそわと落ち着かない。
何かが起こる。何かが変わる。 そんな予感。
不思議とそれが嫌ではなかった。]
(160) 2022/09/02(Fri) 20時頃
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うっし、やめやめ。 お化け屋敷、なーし。
[ふと思い立つと、その場でノートを開き、文化祭の企画書を書き直し始めた。
文化祭は実行委員に丸投げして、生徒会は楽しましょう、と主張した当の副会長が、進んで企画書に手をつけるのも、この不思議な高揚感のせいだろう**]
(161) 2022/09/02(Fri) 20時頃
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― 桃園学園・保健室 ―
今のうち……?
[少し。騒がしくなるだけ。だから、今のうち。>>134 意味も音も曖昧な返事が、カーテンの向こうでとろけるように消えて、代わりに聞こえてくるのは穏やかな寝息。 余程眠かったのだな、と苦笑すると同時に、邪魔をしてしまったかと申し訳ない気持ちにもなる。しかし、それでも返事を返してくれるから、態度のわりに素直で律儀だ。かわいい生徒だな、と思う。若林にとってだいたいの生徒はかわいいが。]
騒がしくなる、か。
[起こさないよう声を落として、ぽつりと呟く。 またいつ化学部が景気よく実験を始めないとも限らないから、今の内に寝ておく。と取れなくもないが。
――何が起こるかわからない。 そんな胸のざわつきは、ほんの僅かだけれど確かにあって。>>@6
だからこそ、若林佳はいつも通りだ。 養護教諭とは、生徒達の健康を守るものであるから。]
(162) 2022/09/02(Fri) 20時頃
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♪ おやすみなさい かわいい子 微睡みもそこそこに 夢の世界へ 潜るように落ちてゆくDreaming Child 寝物語は無粋だね
おやすみなさい かしこい子 欠伸すらもどかしく 深い眠りへ 沈むように落ちてゆくSleeping Child だけど 子守唄くらいはいいだろう?
どうか
君の眠りが安らかでありますよう 君の未来が健やかでありますよう
この腕はそのためにあるのだから―― ♪
(163) 2022/09/02(Fri) 20時頃
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[規則正しい時計の音と、書き物をする手元でペンが紙を擦る音を伴奏に。音量を絞ったヒーリング系のメロディに乗せて、ほとんど息で歌うような子守唄。 適温に保たれた空調と柔らかいシーツと枕の効果も相まって、しばしの安眠へと禰多くんを誘ったことだろう。*]
(164) 2022/09/02(Fri) 20時頃
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儺遣 沙羅は、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 20時半頃
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[今日も登校する学生の中でその子を見つける]
メアリー
[バイト先の客として来た学生証に載った名を、 誰に気づかれる声でなし、自分に言い聞かせるように、 悪いことをたしなめるようにつぶやく。]
そして見つけたら見つけたで気まずさ、バツの悪さに 背中を丸める。かといって話しかけることもできず、 こうして眺めるだけの楽しみを捨てる気概もなく、 ゆるい毒をただ惰性で受け入れていた]
(@24) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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♪『08:13』
窓際の朝 制服の姿
最初の頃には 門超えていた ずっと見続けた 日課のルーチン いつも見てたら すぐに気付けた
背中の左 いつも同じ皺 笑う口元 横顔に八重歯 踵すり減った 右の足元
駆ける歩幅は 誰より広く ここまで届く 君の嬌声
(@25) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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♪『08:13』
メアリー メアリー 自分の為に 呼ぶ名前は 窓を出ない 量の声だ
メアリー メアリー 学生証でしか 知らない正面 踏み込む勇気 遅番で廃棄 ビニ弁以下の 無価値の本気
メアリー メアリー 嗤ってくれよ 私を惨めと 笑顔は大事な 奴に渡せよ
メアリー メアリー 笑ってくれよ この先もずっと
(@26) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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[ 日課 を終えると窓を締め、バイトの支度のため 部屋の奥へのそのそと引っ込んでいった]
(@27) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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――「フィオーレ」――
[風が一陣吹き、花々を揺らす。 もっとも、彼らが騒がしいのは風由来だけではないのだが。 男の一挙手一投足に、ざわり、ざわり。 それを意ともせず、カップを空にして。]
――さて。 そろそろ、頃合いだな。
これほど悠長に茶を飲めるのも、これきりかもしれない。 ありがとう。
[コートのポケットに手を突っ込むと、雑に小銭を手で掴んで会計を支払おう。 幾分多かろうと、気にせず店を後にしようとしたが]
(165) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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そうだ。 私は夕暮――そう、名乗ったかな。 記憶に、あるだろうか。
[己との接点を探るような声。 もしも、過去いずれかの運命に弄ばれたことがあるのならば、その名前で何かを引きずり出せるやもしれない。
或いは真名で――いや、これはまだ尚早*]
(166) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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ヴェスパタインは、釣銭をもらわずに店を出る*
2022/09/02(Fri) 21時頃
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─ 桃園学園、化学室 ─
[室内に響く高笑いは乱入者で遮られる>>147>>148]
お前は────っ…!! 出たな〜〜っクロ〜〜っ!!
[ババッと大袈裟に振り返った後に、相良黒臣の愛称を呼びながら警戒するようなノリを見せた。 間違いなくどの実行委員よりも話が解る相手である。]
ふ、聞かれてしまっては仕方ない…!! お前にも担ってもらうぞ俺の野望の一端をっっっ!!
そうとも!! デカく! 派手に! これ以上なく!……だ!!
ふっははは、さすが話が解るじゃないか!!
[そうして大きく息を吸い込んだなら─── 歌の時間である!!]
(167) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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♪ 『Super Innovation × 代数y』
空想を現実にする 精彩画 神なImagine 森羅万象の根源を この脳に刻み込み 非実現を否定し続ける ショートしちまった感性に 俺ら爪をたて 全てはぎとるのさ さあ俺らで Super Innovation raise a sparkle セツナの瞬きに全て賭ける愚かしさを
さあ俺らで Super Innovation raise a sparkle 愚かな道化で居続ける鮮烈な強かさを
[──そうして歌い終えた後にはガッチリと握手を求めたのだった…!]
(168) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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お。
[>>154>>155そうして増える見学者。 ぐいと引かれる様子をみる視線はほほーう。と笑みが浮かぶ。]
いや〜〜あ、足りてないな〜。 特に規模や数を増やすならば、 人手は幾つあっても嬉しいものだからなっっ。
[なあチト〜、と後輩にも話をふりながら。]
(169) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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大丈夫、大丈夫。 化学部に来たならば、 雑用といわずともドデカい仕事を やらせてやろうではないか! ワーッハッハッハ!
[腕組み高笑いの大歓迎であるし、 もちろん雑用もしてもらうのだが。*]
(170) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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─ 新学期(お昼) 桃園学園、屋上 >>99 ─
ひぅっ…
[ドスの利いた弟の声にビビる姉。 口の悪さがぶつかると、ベースの性格の差で割とあっさり競り負ける。]
うぅ…… タルトのくせに可愛いからイヤなんでしょぉ〜…… わかれよぉ〜……
[色々言っていても弟のカワイイそれ自体は認めているのだった。]
(171) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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─ 新学期(お昼) 桃園学園、屋上 >>90 ─
えっ、わ あ、 禰多くん、いたんだ!?
[騒がしさに諦めて貯水槽の裏から出てきたクラスメートに驚く。 つまりは先ほどまで騒がしくしていた声なんかも聞こえていたということ。 まあ、女子同士の恋バナなんかにあまり興味ありそうなタイプには見えないけど。]
怪異ぃ〜〜??
[禰多が忌々しそうに言い捨てていった言葉には鼻で笑いかけたが、その前に弟が吹き出した。 コイツ失礼なヤツだな、と姉は思った。]
(172) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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[元気いっぱい、不審者の報告をすべく陸上部の健脚で屋上を去った弟の背>>102を見送った後、]
……私たちも戻ろっか。
[なんだか恋バナに不審者に、慌ただしいお昼になってしまった。]
(173) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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そう言えば、メアリーは放課後どうするの? 普通に華道部?
[一緒に帰れる日は待ち合わせたりしている仲なので、適当なタイミングで尋ねるのが癖になっていた。 とは言え、今日はこの確認自体に意味は無くて、]
(174) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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私は彼氏と待ち合わせて帰りますけどね〜〜〜!!
[ニヤニヤ煽る。]
えへへ… 迎えに来てくれるんだ〜。
今日は「フィオーレ」で一緒にお茶でもしようかなっ!
[なんて、喋りながら二人で屋上を去った。**]
(175) 2022/09/02(Fri) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2022/09/02(Fri) 21時頃
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