52 薔薇恋獄
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[自分の荷物は軽いもので背中にしょってさてどうしようかと考える]
とりあえずの
[煙草…といつもの台所の裏口をめざしていけば食事をとっている二人と出会うかもしれない]
(197) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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セシルは、日向の視線には、どうしていいかわからないので、そのまま将棋盤の前で手を組んで考えている。**
2011/05/21(Sat) 22時頃
日向は、士朗が困っているのを感じたので視線を蛍紫に戻した。
2011/05/21(Sat) 22時頃
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―― 自室前 ――
……いいよ。何?
[道さんの顔には、思い切り泣いた痕。 ちょっと背を伸ばして、向き直った。 扉の前でごそごそやってるから、中から耳を澄ませば聞こえるかもしれない]
[手が無意識に空を探る。 けれど、今、着替えたばかりだから。 水晶玉も、ダイスも、コインも、何もない]
[軽く息を整えて、にっこり笑った]
(198) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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んな中二病な理由で眼帯するかよ。 これで小・中学校で嫌な思いしたんだから。
[少し子供の様に拗ねてみせるが、左頬に当てられた掌はそのまま受け入れたまま、瞳を合わせる。]
…そうか?
[きょとん、と少し目を瞬かせる]
(199) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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そうですよ。 あれだけ雨に打たれたんです……当然でしょう?
[なるべく穏やかな口調で言ってから、耀の肩を軽く撫で]
甲斐君に……。 どうしても、黙っていた方が良いですか?
こんなこと、いずれ知れてしまうと思いますよ。 その時になって後悔するより、話してしまった方が良いんじゃないかと……私は、思いますけどね。
……。
[何かを思い出したように、瞼を伏せ]
言って後悔するよりも、言わずに後悔する方が……辛いと、思います……。
(200) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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夢、か。
[起き上がって辺りを確認して……
もう一度枕にぼすんと顔を埋める。 そうして再びウトウトしていると、扉の前で人の話す声が聞こえるだろうか]
(201) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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……ちょっと、変な質問するけどさ。
ねいくんって、よしやんのこと好きだよね? 友達とか、そういう意味じゃなくて。
[確認のような問いかけ。 中にいる良数に聞こえているとは思っていない]
(202) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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いいじゃん、疼いとけ
[自分で言った言葉に笑って。眼の近く、頬を撫ぜる]
そうだよな、苛めるわなぁ さんきゅ 貴重なものを見せて頂きまして
しかし、なんでまた見せ…
[視界の端に入る姿。頭を起こすと、声をかけた]
先輩?
(203) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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……………。
[ちょっと間無言で、この気持ちをどう言葉にすればいいのか考えた。言葉は苦手だ。どんな言葉でも、正しくあらわせている気がしない]
……友愛と恋情の違いはよく分からないけど。 最上に性欲を感じるかと言われると、否定は出来ない。
……気持ち悪くて、ごめんね。
[考えた結果、とってもダイレクトになった。 その他のもやもやはあまり上手く言葉に乗らなかったので]
(204) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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プリシラは、ベネット―織部がいつか持っていたビー玉を思い出した
2011/05/21(Sat) 22時頃
プリシラは、ベネット…たしか、こんな色だったかと
2011/05/21(Sat) 22時頃
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[どのような会話があったのか、触れられない相手を撫でようとする仕草をする。]
……俺も、考えるから。諦めるなよ。
[その一言は、囁きではなく言って、つっと手を引いた。 ゆるっと足は動いて、手持無沙汰にしている鳴瀬の傍に]
お待たせしました。説明しましょうか。
[やや緊張しているのは、先程の己の所業を思い出してのこと。]
(205) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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………友だちじゃない、とは思ってない。 友だちじゃなくなりたい、とも思ってない。
……最上はとても大切だし、特別だけど。 道さんも大切だし、別の意味で特別。
[んー、と言葉を濁して]
…………だから、多分、yesだと思う。 これでいい?
[自分では、かなり真摯なつもり]
(206) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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―大広間より―
まあ、俺たちが消えたのだって確定事項じゃねえけど、たぶん確定事項なんて、じっとしてても出てこねえだろうからな。
[だから、探す。足を止めても、解決はどこにもないと思った。 繋いだ手は頼まれても離さない。存在を確かめるように指が絡み合ったまま。]
(+39) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[近くから探す、という蓮端に頷いて、半歩後ろに控えるように歩む。 足取り、手の引き、違和感はないか伺いながら。時折振り向く蓮端と、目が合えばどうかしたかと目線だけで聞いた。]
[異音を聞いたのは、ほぼ同時だったかもしれない。階段側、雨の音ではない不規則な音。]
……ああ。 誰か、いるな。
[上に、には同意を示して。こちらも立ち止まり、階上を伺う。]
(+40) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[聞こえた、声は。 どちらを示したかわからないが、せんぱい、と間違いなく言った。 「この屋敷」の住人ではない、確かな証拠。]
誰だ?
[白いシャツ。白い揺らめき。 はっきりとしない呼び声だけでは後輩の誰であるか断定できずに、問いを投げた。]
(+41) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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サイラスは、ベネット(織部)と野久の声に、顔を扉の方へ。
2011/05/21(Sat) 22時半頃
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……僕……覚えて、ないです…… そんなに、意識、失ってたんですね。
[普段――保健室で休む時とか――人前では深く寝入る事のないようにしているから、まさか風呂に入れられてまで起きないなんて予想外で]
知られたく、ないんです…… こんな、の。こんなこと、知られたら…… 蛍紫君、僕のこと、気持ち悪いって思う……! 僕っ、嫌われたく、ない……っ! ……ふーまくんも……い……いなく、なっ、て…… けーしくんに、まで、離れたら……僕……!!
[両手で頭を抱え激しく左右に振る。 相手の言っていることは、道理だけれど。 もしも拒絶されたら。その恐怖の方が強くて。 打ち明けるだけの勇気が、無い]
(207) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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性欲って。 ……ねいくんの口からそんなストレートな言葉が聞けるとは思わなかった。
[突っ込むものの、いつものように下ネタで茶化す気はない]
気持ち悪いなんて思わない。 だって俺、そんなねいくんのことも好きだからさ。
[なるべく、さらっと聞こえるように言った。 でも実際、綺麗に笑って言えたかはわからない]
……ねいくん、いーこと教えてあげる。 よしやんも多分、ねいくんのこと気持ち悪いだなんて思ったりしない。
(208) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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―― 1階階段 ――
[聞き覚えのある声>>+38、のはずだった。 けれどはっきり響いてこない声だったのと、何より一度、未知との遭遇の方に思考が寄ってしまったせいで……咄嗟に誰なのか判断ができなかった。]
誰?
[恐れから、後ろの方に居る哲人と繋いでいる指に、力が籠った。 けれど、聞こえたその言葉をよく振り返ってみれば、「せんぱい」、と呼んできていた訳で……]
……君は。
(+42) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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ノックスは、言葉を考えて選んだ末のyes、に、難しい質問してごめんね、と苦笑い。
2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[土橋は背中しかみえてない。百瀬から声を掛けられたら片手をあげて]
よぉ…元気…か。 なんかみんな疲れてっから気をつけろよ
[そう声をかけて冷蔵庫を覗き込んで目当てのものがみつかると]
先生達には秘密…な
[缶ビールを荷物の中に入れた]
(209) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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日向は、蛍紫が士朗に向き直った辺りで音もなく静かに*姿を消した*。
2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[土橋の左眼は手で覆い隠した]
浜那須先輩じゃないですか 先輩も、疲れているんでしょう?
…あーあ 酔いたいんですか…?
眠る為に、とか
(210) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[二人の話し声に、自分の名前が混じっていればそれに呼ばれるように顔を向け。 のそのそと移動して……色々聞いてしまったかもしれない]
…………。
[わしわしと髪をかき混ぜる、とても複雑な気分で流石に顔を出せそうに無い。
枕を抱きかかえて、その場でごろり]
(211) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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それは他の連中に任します。
[自分のガラじゃないしな、と呟いて。 眼の近くの頬を撫ぜられる感覚に眼を細める。]
どういたしまして。 …お前ならいいと思ってな。
[正直な気持ちを口にするも、百瀬が声をかけた方向を見た。 ――眼帯は付け忘れている。]
(212) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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ん、終わったか?
[甲斐がこっちに、向いたのを感じつつ、視線は将棋盤の上のまま。 ぱちん、と飛車を五筋に打つ。]
(213) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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ドナルドは、その前に百瀬に左目を隠されてわたわたした。
2011/05/21(Sat) 22時半頃
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フーマ、くん?
[少し震えてはいたが、思い当ったその人の名を呼んでみた。]
(+43) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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……………。
[道さんから突っ込まれた。 今更ながら、ちょっと目元が赤くなる。 いや、だって真面目に答えないといけないと思ったから]
―――。 ……、そっか。ありがとう。
[さらりと告げられた告白。一瞬耳は聞き流そうとした。 けれど、意識を頑張って集中させていたから、しっかり捕まえる。ちょっと考えて礼を言った]
…………ごめん。だからか。 気がつかなかった。泣かせたの、俺ね。
[手を伸ばそうとして、やめた]
……そうかな。そうだといい。それだけで、いい。 道さん。ありがとね。
(214) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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[飛車の動きを見詰めながら、鳴瀬に語りかけるは、以下のこと。
まず、消えた4人は無事であること。 それは日向(ひなた)のお陰であること。
次に、日向(ひなた)と日向(ひゅうが)は、同一人物であること。 日向(ひゅうが)は、失恋の哀しみに応じて力を強くするけれど、日向(ひなた)は逆の想い(恋による安らぎや幸福)があれば日向(ひゅうが)を押さえられること。
互いに想い合っていれば、日向(ひなた)によって逃がすことが可能らしいこと。]
けれど、ずっと可能という訳ではないようです。 日向(ひなた)が日向(ひゅうが)を押さえるのはとても大変みたいで。だから、楓馬や大須のように、誰かに思われていると判った者は、逃がしたみたいですね。
皆を逃がすことが出来れば良いけれど そうでなかったら……―――。
[残った者は、恋獄の焔に焼かれてしまう(日向(ひゅうが)の牙にかかってしまう)と。いつもの言葉足らずで、しかし、いつもよりは長文で。]
(215) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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俺は、本当にそれだけでいいんだよ。 最上にまで、変な人生歩ませる気はないんだし。
[さっき、ちょっとリミッター外れたけど。 でも、大丈夫。日常に戻ったら、きっと]
――だから、大丈夫。夜中、3人雑魚寝でも変なことしない。 もどっておいでよ。辛いなら、俺がどっか行く。
(216) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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…… 、先輩だー!!
[哲人の声>>+41が加わって、セット認識しているふたりに、確信。 さらに名を呼ばれれば、こくっと大きく頷いて。
飛び降りんばかりの勢いで、階段をだだっと下り]
オレですよオレ、哲人せんぱいは、記憶喪失とか言わないっすよね!?
[勢いのあまり、夕輝に抱きつきかけたところで、急ブレーキ。 両手を挙げて、踏みとどまり。
ふたりへ向けて、にへっと笑った]
(+44) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/21(Sat) 22時半頃
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男ばかりで、恋愛というのも変な話ですけれど、ね。
[自重気味に笑むのは、それでもこの場にあると、自身が判っているから。]
問題は、今の話を、どうやって皆に信じてもらうか。 信じてもらえたところで 人の気持ちは……操れるものではないから。
[ふっと笑みはひいて、無表情に近い仄暗い表情を浮かべた。]
(217) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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……落ち着いて。
[無理に抑え付けることはせず、そっと耀の背中に触れる]
耀君、落ち着いて、ゆっくりと考えて。
あなたの知っている甲斐君は、そんなことで、あなたを気持ち悪いって……嫌いだなんて、言い出すような子ですか? 少なくとも私には、そうは思えないんですけどね。
それでも、どうしても……というのなら仕方ありません。 無理強いはしませんよ。
ただ……後悔のないよう、よく考えてみて下さい。
(218) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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うん…寝れそうになくってなぁ 温泉みつけたから…そこでゆっくりビールでも飲んでつかろうかなってね
[ちらりと土橋をみて]
土橋…おされ
[にやりと笑う]
(219) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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>>215
[そして、将棋盤を見つめたまま、甲斐の話を静聴する。しばらくして面をあげて、その顔を見た。]
――……つまり、女の霊は、悪霊でもあり、守護霊でもあるということか? ともかく、大須たちが無事であるのは間違いないんだな。
[それには、ふうっと息をついて…。]
互いに思いあうか…。 それがキーなのか。
[長い、甲斐とその日向という女の沈黙の会話の意味。 それが、伝説となる想い、恋情にかかるとなれば、それがここから、出る、方法となるという。]
わかった。 あの女、何度も心配そうに俺を見やがった。
――…信じる。
(220) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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