26 Fairy Tales Ep.4
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ふぇ…?!
[急に切羽詰ったらしき様子のグロリアに手を取られ、 おろおろそわそわ雑貨屋とグロリアを交互に見る]
う、うん 判らないなら案内するから大丈夫だよ 訊きたいことって何だろう?
[手を無理に振り解きはしないけれど、 オスカーと繋ぐ時とは感触も違い落ち着かずこわごわ]
ええと、いこう か
(144) 2010/08/10(Tue) 02時半頃
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店番 ソフィアは、良家の娘 グロリアと共に診療所を目指して歩き始めた―――怪我を気にする歩調は緩やか。
2010/08/10(Tue) 02時半頃
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あのね、お姉ちゃん
昔>>139 遊び疲れた私を背負ったお兄さまと別れた後のことなんだけれど…。覚えてるかな?
[ソフィアと手をつなぎ歩き始めるとできるだけ平静を装いながら静かに話し始めた。]
(145) 2010/08/10(Tue) 03時頃
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うん…? オスカーと一緒にこの辺りまでかえってきたよ 丁度あそこでちっちゃい背中を見送ったんだ
[懐しい話と相俟ってグロリアと繋ぐ手は不思議な心地。 繋がぬ手でオスカーを見送った辺りを指し示す]
(146) 2010/08/10(Tue) 03時頃
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そう、あの辺りだったよね。
その後 お姉ちゃんが耳に指していはお花、ぼくにくれたよね?
[ソフィアの指した方を懐かしそうに眺めた。
口調も雰囲気も演じるのを偽るのをやめてソフィアに笑顔を向ける。]
(147) 2010/08/10(Tue) 03時頃
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うんうん、懐し…ふぇ?!
[口調と雰囲気に頷いて顔を向ければ其処にはグロリア。 ぱちくり瞬いてまぢまぢグロリアを見詰めまた瞬く]
え? 何で? あれ? オスカーからきいてたの? え? え?
(148) 2010/08/10(Tue) 03時頃
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店番 ソフィアは、良家の娘 グロリアの笑顔なのに、オスカーの笑みを想わせ思わず歩みを止める。
2010/08/10(Tue) 03時頃
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お姉ちゃん 昨日はごめんね >>2:242 結局帰るの遅くなっちゃった。
ぼく おやつ>>2:117 楽しみだったんだよ…。
ああ、そういえばお姉ちゃん作の花柄シャツにお兄ちゃん絶叫>>2:20してたよね。
[ソフィアに合わせるように立ち止まると昨日の出来事を語り、様子を見るようにソフィアの反応を待つ。]
(149) 2010/08/10(Tue) 03時半頃
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良家の娘 グロリアは、店番 ソフィアを不安そうな面持ちで見ている。
2010/08/10(Tue) 03時半頃
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…何でグロリアがオスカーみたいに笑うの 何で僕とオスカーの事を知ってるの 其れも大精霊の力? ごめんね、今はそういう冗談 わらえないよ
大事な指輪を投げ捨てたり オスカーの振りしたり グロリア如何しちゃったの?
[グロリアを見詰める侭に一歩、背後へ。 繋いだ手は解けずも少しだけ身は離れて]
オスカーは今、店番して呉れてるよ グロリアだってさっき逢ったばっかりじゃない
(150) 2010/08/10(Tue) 03時半頃
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・・・さて、と。
[フランシスカはアイリスに危害を加えた者を探しにいった男たちが診療所を出て行くのを見送ると、目元の涙をふき取りつつ。]
・・・次はどうしようかしらねぇ。少しづつ、『仲間』は集まりつつあるけれども。
[夜に叫んだ怒声を合図に、だんだんと『仲間』がオルグイユ村に向けて集まっている筈ではあるが。]
力を合わせるのが、貴方たちだけだと思ったら大間違いなんだから・・・
[診療所にいるロミオに気づかれないようにそっと呟く。]
(151) 2010/08/10(Tue) 03時半頃
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あぁ、それにしても、ここの匂い、ムカつくわ・・・!
[フランシスカはウェーズリーがベッドで眠る部屋に向けて、苛立ちを吐き出す。]
あんなヤツと一緒の空間にいるだけでも苛々する・・・
(152) 2010/08/10(Tue) 03時半頃
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大精霊…?なに、それ? ぼくは冗談なんて言っているつもりもない。
お兄ちゃんに渡したのって指輪?大事なもの?? それならぼく触れないよ、拒まれちゃったからね。 お兄ちゃんとおじいちゃんがその証人だよ。
[ただじーっとソフィアを見つめる。
どこか諦めたような悲しげな笑顔を浮かべ、繋いでいた手を放してソフィアから離れる。]
ぼくはグロリアじゃない、これは証明されているよ。 その大事な指輪?の、おかげでね。
ねえ、お姉ちゃん ぼくは誰かな? ぼくはお姉ちゃんが言った通りオスカーの記憶があるみたいだけれど、オスカーじゃないんでしょう?
――― ぼくは、だれなの… お姉ちゃん
(153) 2010/08/10(Tue) 04時頃
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踊り手 フランシスカは、頭のハイビスカスの髪飾りをそっと撫でた。
2010/08/10(Tue) 04時頃
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指輪に触れない?! 一度は添うた精霊に拒まれるなんて…
―――君は何をしたの?
[悲しげなグロリアの面持ちを前に掠れた声で問う。 "触れられぬ事"は当人ではない証明にはなりきらない]
今のグロリアは確かにオスカーみたいだ でも、ごめんね グロリア 僕はオスカーよりグロリアが信じられない 証に拒まれる君の言葉を信じ切れない
大切なオスカーが君ならグロリアは何処? 店番をしているオスカーは何者なの?
『 ―――お姉ちゃん… 』
[呼ばわる口調はオスカーなのに声音はグロリアで、 混乱した頭では理解がおいつかず立ち尽くす]
(154) 2010/08/10(Tue) 04時半頃
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………。
そうだ、お姉ちゃん 今店番しているオスカーには記憶、勿論あったんでしょう? それならごめんね、混乱させちゃって。
ぼく 診療所から来たから道、わかるんだ。 着き合わせちゃって本当にごめんね…?
[小さく頭を振ると診療所の方へ歩き始める。]
もしぼくに… オスカーに記憶がなかったら決して気を許さないで。 他のことは信じなくてもいい、ただこれだけは約束してね。
[一度立ち止まり立ち尽くすソフィアを心配そうに、ただどこまでも心配そうに見やる。 泣きそうな顔で笑うと止めていた足を動かした。]
(155) 2010/08/10(Tue) 04時半頃
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…訳が、判らない よ ごめんね、送るのは此処まで
[診療所からはフランシスカに嗾けられた男達の姿。 泣き出しそうな笑顔を前に眉を下げて口唇を噛む]
…店番してるオスカーに逢って来る 僕の心配までして呉れてありがと 君が本当にオスカーなら 信じてあげられなくてごめんね
でも僕は、オスカーを護りたい
[言い残して返事も待たず何時ものように見送りもせず、 一目散に来た道を引き返して雑貨屋へと駆け出した]
(156) 2010/08/10(Tue) 04時半頃
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良家の娘 グロリアは、店番 ソフィアの言葉に暗い決意の笑みを*浮かべた。*
2010/08/10(Tue) 04時半頃
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― 雑貨屋 ―
[ カラ ン ] [鈴の音を響かせ雑貨屋に駆け込むと何より先、 肩で息をしながらオスカーを抱き締める]
オス カー…? 君はオスカーじゃないの? 昔の事、覚えてる?
[不安そうに首を傾げオスカーの顔を覗き込む。 オスカーの頬を擦る掌からはしろい花の香り]
あ、遅くなってごめんね 直ぐお茶を淹れるから
良ければもう少し休んでいってよ
[不安を振り払うようテッドに声を掛け、 三人分のお茶とお茶菓子の*準備を始めた*]
(157) 2010/08/10(Tue) 04時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/08/10(Tue) 05時頃
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・・・・・・
[診療所の窓からこっそりと外の様子を伺うフランシスカ。]
・・・来たわね、オルグイユのあの女が。
[一瞬、笑みを浮かべると、深刻そうな表情を作り上げ]
さて、薄っぺらい『愛』の力ごときでなんとかなるのかしら。 お手並み、拝見だわ。
(158) 2010/08/10(Tue) 05時頃
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踊り手 フランシスカは、診療所の中をいろいろと*覗いている*
2010/08/10(Tue) 05時頃
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― 広場 ベンチ付近 ―
元気ねェな。 何かあったら一人で悩まずに 診療所来いって言ったろォが。
[眠いせいでぼぉっとしているのかと勘違いしつつも 一世一代の大告白がこれでもかと聞き流されていて
ふ、と表情を綻ばせて笑う。
名を名乗られれば、ン、と小さく頷いてから 姉を探して涙ぐむ下の妹の顔を見れば、足を曲げて ベンチにすわる妹と視線の位置を同じくして]
ポーの姉ちゃんてグロリアだろ?
(159) 2010/08/10(Tue) 09時頃
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さっきまで診療所で一緒に居たんだけど オスカー探しに雑貨屋に向かってンじゃねェかな。
[果たして彼女がグロリアかどうかでは否。 そして彼女がまた診療所に戻っているとは知らずのまま]
ン、ただ…なんつーかさよく俺にも解らねェんだけど 今のグロリアにはオスカーの魂が宿ってるみたいな感じで 本当のグロリアではない、っつーか…
まあそんな、不可思議な現象が起きちまってるみてェなんだ。
(160) 2010/08/10(Tue) 09時頃
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酒場で…?
そういや、昨日… ――― アイリスとかいう変な女がそっちに向かって…
生憎、未だ酒を飲める歳じゃあねェからさ フラン姉に会う用事でもなきゃ行かねェかな。
(161) 2010/08/10(Tue) 09時頃
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…、…
[ふと、そこでしゃがんだまま黙する。 何かが引っ掛かった。
人の中が入れ替わるなんてあるわけがない。 けれど、あったとすると今のグロリアはオスカーだ。
そして昨日のアイリスは――――俺に、何て言った?]
…… そんな馬鹿な話、 あるのか?
ぽこぽこ人の中味が入れ替わるような術が 毎日毎日起きるようなことがあったら 他の村で起きたとしてもちょっとした騒動にならァ…
[ぶつぶつと小声で呟いていれば、首を傾げる妹の姿が見えて]
! ―――…あ、悪ィ。 俺もぼーっとしてた。
(162) 2010/08/10(Tue) 09時半頃
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[再び思考は堂々巡り。
唯、ひとつ ―― アイリスが今 どうなっているのか。 それを確かめる必要がある気はしていた。]
ポー。
[髪の短い妹の髪をそっと優しく撫ぜ下ろす表情は柔らかく 今度はちゃんと視線がこちらを見ているのを確かめてから]
俺はルーカス=オルグイユって言うンだ。 不思議な事に、ポーの兄ちゃんと同姓同名で
正真正銘の ポーの兄ちゃんなんだぜ。**
(163) 2010/08/10(Tue) 09時半頃
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―広場―
〔不安定な『モノ』は、ようやく白濁した白い人の形になり、オルグイユの村を彷徨う。〕
――気づいて。
〔ともにベンチに腰掛ける兄と妹。 どうか、気づいてほしい。〕
……
〔差し伸べた半透明な手は、何も触れることもなく、透けたまま、二人を抱きしめていて*〕
(+3) 2010/08/10(Tue) 09時半頃
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―広場 ベンチ付近―
………、あ。 そうだったぁー!!お兄さんに相談すれば良かったねー。
[何から相談していいのかよく分からないけれど。 でも、なんとなく嬉しかったです。 お兄さんと目線の高さが同じになって、首を傾げました。 お姉ちゃんの名前どこかで言ったかな。]
え、お姉ちゃん一緒だったの!? オスカー兄さん探しに…じゃあ、元気になったのかなー…。
[けど、お兄さんの続いた言葉はやっぱり理解できず。 今のグロリアにはオスカーの魂が宿ってる、ってことは。]
オスカー兄さんがお姉ちゃんってこと…?
[言ってて、あまりしっくりきませんでした。]
(164) 2010/08/10(Tue) 10時半頃
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[お兄さんはお酒を飲める歳じゃないそうです。 あれ、そういえばお姉ちゃんもお酒飲める歳じゃないはず。 どうして、そんなところに行ったんだろ…。]
……お兄さん?
[ぶつぶつ小声で何か言ってる様子にまた首を傾げました。 なんだか変なことが起こっている、ってことぐらいは理解できました。 これからどうしようかな、って考えてたところで頭を撫でられます。 またこども扱いなのかな、ってお兄さんを見ました。]
……なぁに?
[じっと萌葱色の瞳を見ました。 とっても、キレイな色です。]
(165) 2010/08/10(Tue) 10時半頃
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……ルーカス=オルグイユ……。
……… ………… …………… ………………、
[一瞬何を言われているか分からなくって。 首を傾げたまま多分数十秒ぐらいお兄さんを見詰めてました。]
……お、お兄……ええっ…えー…えええっー! お花のお兄さんがお兄ちゃんっ?!
あ、え、あ、う。 え、えっとー…あ、こ、こんにちはー。
[照れ臭さが急に出てきたのと、それからなんて言ったらいいのか分からなくて、また挨拶してしまったのでした。**]
(166) 2010/08/10(Tue) 10時半頃
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――診療所――
[グロリアの姿をしたオスカーらしき者と ルーカスが去った後 戸棚から色々な文献を取り出し、老医師は調べていた。 奥の部屋から呻く声は 未だ眠り続けるウェーズリーのもの。 鼻の奥に忍び込む香りは 薬草や消毒液の鼻を突くものに混じり 今は まだ沢山残る渋い茶とも混じり 揺れる。
不意に フランシスカの声と大勢の気配。 驚いて小走りで 扉を 開く。]
なんだい、どうした…――!
[抱かれたアイリス=ルベライトの、姿。 愛らしい口唇は青紫色 薔薇色の頬は土気色 もう体温の無いただの骸と化した其れに 息を呑んだ。]
(167) 2010/08/10(Tue) 11時頃
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― 広場 ベンチ付近 ―
おう、こんにちは。 いい女になったなァ、ポー。
[とくりとまた脈打つ右腕の証。 じわりと熱をもつ胸元の証。 少女の首の証に、遅い気付き。
萌葱色の瞳は緩やかに弧を描いた。]
まだはっきりしねーけと …今のグロリアはオスカーかもしれねェって事かな。
そーだ。それと、
[ごそりと背負った靱の中から無理やり丸めて入れておいた大きな本を取り出し]
これ、読める範囲で読んでおけ。
(168) 2010/08/10(Tue) 12時頃
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サイモンが大事に持ってた本で… 俺らが知っておかなきゃいけねェことが書いてる。
[大精霊の頁を開いてから、特にここ読んでおけと伝え]
どんな偶然の風の吹きまわしか知らねェけどさ 俺ら兄弟は大精霊の証を持ってンだ。
ちなみに俺は、これらしいぜ。
[勇気の精霊について、整った字でびっしり書かれた場所を見せもした。]
それからな…
ポー。この村は今、人狼に狙われてる。 それは10年前の…お前が生まれた年にあった事件のせいなんだと思う。
その事件で沢山の 人 が、死んだんだ。
(169) 2010/08/10(Tue) 12時頃
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俺らの両親もそこで人狼に殺された。 けど、俺らの両親は人狼を殺した。
……憎しみによる復讐が今、起きてンだとしたら ポーの兄貴はそれを止めたいって思ってンだ。
俺は ――― 人狼のこと心の底から憎いなんて
…もう、思えねェからさ。
(170) 2010/08/10(Tue) 12時頃
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けど、人狼が…この村の誰かを殺そうってンなら 俺は ―――そいつを殺してでも、止める。
手加減してたら、こっちがやられちまう相手だからさ。
…
……
[ずっと真面目な面持ちで語りかけていたけれど 不意に眉を下げて困った顔になっていく。]
悪ィ。 一気に喋りすぎた。
せっかく、また…会えたのにな。
(171) 2010/08/10(Tue) 12時半頃
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其処に寝かせて、気道確保して人工呼吸!
[老医師の鋭い声が診療所に響く。 険しい顔は眼鏡の奥 引き絞った口元に貼り付けられ ずいぶんとしてから ぽたり 落ちた汗の音に顔を上げて]
――これは、「人狼」の仕業じゃないね。
[重い重い言葉を零した。]
(172) 2010/08/10(Tue) 12時半頃
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