44 【game〜ドコカノ町】
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/24(Thu) 02時半頃
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そう……。
でも其れは、『ヤニク』じゃないでしょう?
[彼女は振り返らない。]
(+68) 2011/02/24(Thu) 02時半頃
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[志乃自身の手は、既に懐剣を抜いていて、 その刃をもう一方の手が掴んで押さえ込んでいた。 掌から赤い色が伝う。首を振った]
逃、
[ダメヨ。 耳元で誰か囁いた。
首まで伸びた白手が、がつりと力を込めて声を絞める。 蛇のように関節のない腕がずるるっと引っ込んで、 志乃の姿ごと、どぷん、と床に消えた]
(+69) 2011/02/24(Thu) 02時半頃
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― 屋上 ―
[金網を掴み、身を起こす。動かぬライトニング>>22の方へ歩を進めながら、ゆっくり問いかけた]
赤い砂時計の、砂が落ちたら…落ち切ったら。ゲームが終わらなかったら…。俺達はどうなるんだろうね…? PKされた皆は、どこに、帰ったのかな……。壊れたステージは、どこに、あったもの…?
――ねぇ、ライトニングは、何か知らない? 何を…知ってるの…?
[開いた扉の両脇に手を付き、ヤニクは前方を塞ぐ。喉元に剣先を向けられても。どんなに睨み付けられても。にこりにこり]
! …おっと… [青雷がぱりりと鳴ると流石に離れて距離を置いた]
……じゃあ、ね。
[ライトニングに何も仕掛けず、ヤニクは他の箱に乗り、ボタンを押した。 向かう先は、未攻略の4階>3階>16階>20階]
(28) 2011/02/24(Thu) 02時半頃
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―――…?
[何かの気配に振り返っても、そこに志乃の姿は無かった。]
(+70) 2011/02/24(Thu) 02時半頃
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[どぷん。 ぼとり]
[白手がそれを打ち捨てたのは、4階の床の上]
(+71) 2011/02/24(Thu) 02時半頃
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――――……
[ 頑張ればいつか、動くようになるよ ]
[おぼろげに聞こえた声は、とても無責任な響きに聞こえた]
(+72) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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泣かないで 苦しまないで
ああ、あなたを苦しめるだけの存在なら 自分なんていらない
[どこからか流れてくる思考の波に巻き込まれて うねりに巻き込まれると意識はなくなる**]
(+73) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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[彼女が後ろを振り向いた瞬間、ヤニクは屋上から消えた。]
――――…!!!!
[彼女もまた、エレベーターへと駆ける。
志乃を探して。]
(+74) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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― 床彼大学付属病院:4階 ―
志乃!?
[倒れている志乃を見つけ、その肩を揺すった。]
大丈夫?
(+75) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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――……は。
[『プレゼント』を探してる。 早く持って来いと言っているようで、 消えてしまえ、消してしまえとうるさくて、顔を顰めた]
ヨーラ……様。
[ぐったりと伏していたのを揺り起こされた。 瞳は紅い――ゆえに、懐剣を彼女に向けて突き出す。 腕の動き自体は、迷いなく鋭敏だった。]
ふふふふ
[首には、赤い爪をした白い手が巻き付いている。]
(+76) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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― 下降するエレベーターの中 ―
[灯る「死」のボタンをじぃと見つめていると、視界が歪み変化した>>@14]
あぁ…
[捲る攻略本。赤い点。訪れる暗闇]
……
[目蓋を開ける。今度は壁に寄りかかって座りこんでいたようだ。
ちーーん。 扉が開く。そこは4階、日帰り入院施設。 通路に出れば、83(0..100)x1人の患者や看護婦がコチラを一斉に向いた**]
――→ 4階へ
(29) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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もう死んでる私にそんなコトして、何になるって言うの!?
[彼女は懐剣の刃を右手で握り止めた。
同時に地の太刀を抜き、彼女の首に纏わり付く白い手を切ろうと刃を向けた。]
(+77) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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ジャマナモノ イラナイ ノ。
[幽鬼のような顔をして、微笑する。理由など――>>@4:17]
モウイチド コロシテ クレル?
[志乃の首筋に赤い爪がぎちりと立てられた。]
(+78) 2011/02/24(Thu) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/24(Thu) 03時頃
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しっかりしなさいよアンタ!!!
[彼女は志乃の胸元を掴み、大声で叫ぶと同時に、後頚部にあった白い手首を小太刀で切り落とした。]
(+79) 2011/02/24(Thu) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/24(Thu) 03時半頃
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[ぶつり、と落ちる白手、手首から先は和服の膝の上へ その根元は、生え出していた所へ―― 繋がっていた志乃自身の項から首の中へ戻る。
ダメージのフィードバック。がくんと痙攣した]
うぅああッあああっあ
あああああああ――――!!!
(+80) 2011/02/24(Thu) 03時半頃
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[一挙に全身から生え出した蛇のような白手が、 ヨーランダを突き飛ばす。
その数は50程か。
切り落とせばいずれは尽きるだろうが、果たして……?]
(+81) 2011/02/24(Thu) 03時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2011/02/24(Thu) 04時頃
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何なの今度は―――…。
一体どうすれば解放してあげられるの――…。
しんど。
もう、いいや。
(+82) 2011/02/24(Thu) 04時頃
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ヤニク倒しても、戻らないんでしょ?
仲良くやればいいじゃない、アナタと。
自分と闘わずに逃げてればよかったかなー。 思い出す事も拒否して。
楽だもんね。
ずっとここにいれたら。
一人で闘うのは、もう疲れた…。 仲間がいるなんて、羨ましい事で。
―――――…疲れた。
(+83) 2011/02/24(Thu) 04時頃
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[思い出すのは、最後の時のヤニクの涙。
その後のラウンジで自分の名前を呼ぶ呼び声。
でも、今の彼女を支えるには、其れはあまりにも弱々しく。]
勝手に強い強い言わないでよ。
[水族館での事を思い出す。]
私は、こんなにも弱い――――…自分の意思で現実な記憶を閉じ込めた位に。
(+84) 2011/02/24(Thu) 04時頃
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ヨーランダは、その場に座り込んだ。蛇など気に止める風も無く**
2011/02/24(Thu) 04時頃
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[アシモフに名前を問われた]
[口元が歪む。言わない、言えない。 だって、それはこのゲームの開始時に「プレゼント」として何者かにつかまってしまったものだから]
『は〜ぁ? 見りゃ分かんだろ?』
『ドナルドに決まってんだろーが!』
[自らのステータス画面が呼び出された。 Donald the Redcap の文字や、HPや、その他こまごまとした情報が並ぶ中、その背景に設定されているのは、五芒星の頂点5箇所に並ぶ、青々と茂った落葉広葉樹]
(30) 2011/02/24(Thu) 06時頃
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『く〜だらねぇこと考えてねぇで、プレゼントでもさっさと集めるんだなァ!』
[ニヤニヤ笑って、斧を振りかぶった。 エレベータの扉にそれを叩きつける。力任せにこじ開けた。 エレベータはちょうどどこかの階に止まっていた。 よっと、少しずれたその廊下に飛び降りるとそのままどこかに消えてった]
[エレベータの中に、かすれ行くステータス画面を、 正五角形の頂点に並ぶ夏の樹を、少し残したまま**]
(31) 2011/02/24(Thu) 06時頃
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ふふふふ くくくく しししし ああああ けけけけ とととと
[そして、すべてを見守る形で、赤い爪のそれは、 そうっと、一つ目で、かちり かちり かちり
かちり かちり かちり]
ああああ ふふふふ そそそそそそそそ そそそそ
ぷれぜんと、集めればよいの……
いろんな、精神えねるぎー いろんな思考えねるぎー 篭ったぷれぜんと
それが、あの子の糧になるから……。
[眸の奥、かちりかちりかちり]
(@21) 2011/02/24(Thu) 06時半頃
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このセカイは、あの子の思考が骨組み このセカイは、あの子の精神が糧
ぷれぜんとを集めて?
ぷれぜんとを集めて?
ええ返してあげるわ。元の世界に。
でも、帰りたくない子は……。
ぷれぜんととともにここにいましょうよ?
(@22) 2011/02/24(Thu) 06時半頃
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くくくく しししし はははは きききき とととと ぺぺぺぺ
気危機期 苦狗躯垢 浮不腑腐
(@23) 2011/02/24(Thu) 07時頃
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ね、セシル 夜は優しいでしょう? 明るいところでは
いろいろなものが見えすぎるわよね?
[赤い爪が眠っているものの頬を撫でた。]
(@24) 2011/02/24(Thu) 07時頃
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[ちょっと寝てる間に、夢をみた。 むくりと起きても、しばらくはその光景が残ったまま。]
…そっか。 あたしがもらった画用紙とクレヨンは、 あの子がもらったこのゲーム。
あたしがもらった沢山の絵本は… [そう、きっと…世界に取り込まれたプレイヤー達なんだ。]
知ってるところがステージだったのも、セシルがおやつ食べに来たのも、 きっと、そう。
(+85) 2011/02/24(Thu) 07時頃
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…ママから半分もらえなかったら、 それがちゃんと動かなかったら、
あたし、まだセシルだったのかな。
[襟元を引っ張って、覗き込む服の中。 ヴェス様の肌のタトゥーみたいに、華奢な身体に残る縫合痕。]
(+86) 2011/02/24(Thu) 07時頃
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…お志乃ちゃん? [居ない。 インターフェイス開いても、見えるのはまだゲーム中のひとたちだけ。]
かみじゃたんも、いない…どこいったの? 怖いよ。…ひとり怖い。 [人を探して、エレベーターへ。 ぽちりと押したのは、外科のある階。]
(+87) 2011/02/24(Thu) 07時半頃
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「あら、ひとみちゃん?調子はどうかな?」
[居たのは、黒髪をひっつめた眼鏡の女医さん。 なんだか懐かしい声で呼ばれて、その手はひたいに。]
…せんせー…… [助けてくれた人。とても腕の良い、子供の手術が得意な女医さん。 頼るように思わず抱きついて…]
「さ、オペの時間よ?」 [ざくり。メスで刺されたのは胸の手術痕。 見上げたら、メガネじゃなくて一つ目!]
やーーー!!!! [慌ててエレベーターに逃げたら乗って来た!どうしよう!フロアボスがフロア離れて追ってくるとかありえないし!
慌てて押したボタンは16階。]
(+88) 2011/02/24(Thu) 07時半頃
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[エレベーターから転がり落ちて、咄嗟に胸の鎖に手を掛ける。 ハイパーヴェス様ならいけるかもしんない。 でもっ、もしかして今の格好で脱ぐの!?
あ、なんかここ、人居るみたいだし!
どうしようと迷ったら、メスが4本飛んで来た!
あーもー、仕方ない、よね⁉]
(+89) 2011/02/24(Thu) 08時頃
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