208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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ほ、か。 食べんだら、アルジサマが悲しそうにするけ。 はよ元気になって、食ったらんとの?
[己がよくよくその顔をさせているのは百も承知だ。 けれど、彼は違う。 お預けされた犬のようだとしても、いつも食卓に居るというのなら きっとそういってやった方がいいのだろうと思うから。
タオルは手繰り寄せられて、目元にかかる。 眩しいのか、冷やしたいのか ───隠したいのか。]
ん。 要らん謂われるまで……謂われても。
[縋るように繋がれた指を、きゅうっと握る。 無骨な指は少し荒れた指を撫ぜて、離さない。]
(117) 2014/12/27(Sat) 23時頃
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ありがとう。
[写真を一枚受け取れば礼を。 無くなった写真は一枚ではないはずだが、その事に触れない代わりに彼の「僕らが持ってても」の問いにも答えない。]
そう、その通り吸血衝動を抑える為の物だ。 でもどうしても副作用が出てしまう。
[嘘だ。 吸血鬼が望めば、記憶はそのままに不老の効果だけ与える薬も作れた。 だが何百年も一つのところに閉じ込められてると知ればクランから出たいと考える者もいるだろう。それは避けたかった。 ……逆に、外の世界で何百年も経ってしまっているからクラン内に留まりたがる者もいるが。 ケースバイケースだ。]
忘却を恩恵と受け取る者もいるのだ。 そう悪い副作用ではない。 以前だってそう説明したんだよ、ジリヤ。
[「ね」、と吸血鬼は妖精の顔を綻ばせたくて微笑みを向ける。 吸血鬼は愛らしいこの妖精に笑っていて貰いたかった。]
(118) 2014/12/27(Sat) 23時頃
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[嗚呼、何か変なことを口走ってしまっただろうか。薬を飲まないせいとでもしておこう。柄にもなく自身のことなんて考えてしまったからだろう。
褒めれれる言葉にはありがとう、と良いながら謙遜も尊大な態度をとることもしない。そして問いに返るのは普通の言葉だろうと思っていた。
――が、のあとに続く言葉を聞くまでは。>>111] ……血を、好む?
[追求するように問えば後はシュロに訊けと投げられた>>112喉に寄せられた視線に気付いてふふ、と笑う。目の前の彼がシュロとの会話を思い出しているとは知らず。もう少し、距離を縮める。
内緒話をするように小声でこそりと声を呟く。]
俺さ、シュロ居心地悪いと思うんだよね。 んで俺は今日、薬を飲んでないから症状、でるのかな?
[衝動が薬で抑えられているとは勿論、知っていただから少し意地悪してみた。今はまだ、症状はない。]
(119) 2014/12/27(Sat) 23時頃
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丁助は、黍炉が如何して朝に食堂に居たのか分からず終いだったとふと思った。
2014/12/27(Sat) 23時頃
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ふーむ。
[『失われた時を求めて』という題の小説がふと目に入ったが、余りにも長編なのを見て一瞬で読む気が無くなった。**]
(120) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 23時半頃
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[繋ぐ手の愛しさに、瞳が細くなる。 唇は緩やかに弧を描く。 まるで夢のような絵画を描く。
それからふっと思い出す。 バンダナは彼に巻き付けたのだと。
大切なものに巻き付けたのは間違っていなかった。
ほら、彼のことならなんだって思い出せる。]
(121) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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[吸血衝動を抑えるため。 それに出る副作用。
仕方ないと言われればそれまで。
主の声に逡巡して――]
ねぇ、シュロさんの話してよ。 シュロさんは血、飲まなくて生活出来るの? ボクらみたいに薬を飲んだ事は?
[説明した、と微笑まれても生憎ボクは笑えない。
――ボクが最後に笑ったのはいつ? 写真の中のボクは笑っていた…?
昨日確認したのに、薬を飲めば忘れる。次第に眉は下がって、 主の思惑とは逆に憂いを覗かせた]
(122) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/12/27(Sat) 23時半頃
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─昨晩・自室─ [丁助がデザートを口にするのを見ながら、彼が思い出したと言っていたことを問う。甘味で溶ける様な表情だった彼が途端に顔をしかめ。]
忘れたいと考えることこそ 覚えているものでしょ
[覚えていたいことはすぐに忘れる。 なぜだろうか、幸せだけでは生きていけないのか。足りないものがあるから、欲しいと足掻いて生きようとするのか。]
外に?… 頼んだら、出してもらえる…?
[だけど、今更、外に出て何をするのだろう…。主人の様に強く生きられるのか?依然、人間の限界から抜け出せてはいない。だから未だに閉じ込められているのか?…血を吸いたいとも思わない]
(123) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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それだけ?
[外と比べても、ここが一番だという結論>>1 理由は違えど、自分も外で暮らす意味はあまり見出せない。ただ浮き草の様に、女の稼ぎをあてにして、老いて醜くなったら、のたれ死にでもしていたはず。]
あなたは、楽しい? 死にたいと、思ったことはない?
[きっと忘れるのは退屈を覚えない様に。 なんども初恋の様な気持ちでいられる様に。
これは何度目の恋なのか。 そして、同じ様に、それを嘲る自分も 毎回居たのだろう。]
(124) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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─朝─ [まどろみの中>>3ベッドに自分以外の気配。衣擦れや人の触れる感触が心地よくて目は閉じたまま。
同じベッドで寝たいと強請られたが、もとよりそのつもりだった。
頬に触れる指先や、クローゼットを開ける物音、それらも不快ではなく目は閉じたまま。
鈴の音>>33で丁助の慌てる気配。寝返りをうつふりをして、枕に顔を埋めて、笑いをこらえ。彼が部屋を出て行くのをこっそりと見送り*]
(125) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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─食堂・朝─ [顔は洗ったとはいえ、眠気を隠そうともせず。朝は抜くことも多い。>>47先ほどまで一緒にいたはずの 丁助が、何食わぬ顔をして朝の挨拶をしていて、少し笑った。「初めて」体をつないだ相手と、別の場所で初めて顔をあわせるのは面映ゆい]
何かいたずらした?
[部屋に散らばるシャツについて問うが、ただの意趣返しのため答えは期待していない。
>>60赤い子犬が食堂へ来るのを見つけて、そちらに視線を移す。大人しく席に座り、クロワッサンに手をつけようとはしなかったが暖かなカフェオレを口にするのが見えてそれには笑みをこぼし。]
雑用しない、は守れた? [だが、目元が赤く、泣いていたのがわかる様子で、あの後何かあったのだろうということだけは容易に想像がつく。] 目が赤い。 そう、いじめてくださいって 顏して歩いているからだよ
[なのに実際は我も強い。そこが被虐心を煽るのか。*]
(126) 2014/12/27(Sat) 23時半頃
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[自分よりも先にいたニコラスには、苦い笑いを向け。彼にはどうやら、年上の者は痴呆の様に捉えられているらしい。彼だけが覚えていて、自分たちが忘れていることがあるのかもしれない。
ちょうど自分が訪れた時>>70ニコラスは丁助を揶揄している、それを他人事の様に笑い席につきコーヒーに口をつけ。]
そういえば写真をみたよ お前の
[こちらを睨みつける様な、今とは違う姿。]
今と全然違ってたな… どうしてそうなったの?
(127) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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[>>77ニコラスの揶揄にわかりやすく、こちらに視線を送る 丁助に笑って返し。]
そういうのって? 一緒に寝たこと? あはは、 暇つぶしをと 誘ったのはあなたでしょ
[暇つぶしというには、丁寧に過ごしたあの時間だが、うぶな反応にからかいたくなってしまう]
(128) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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[クアトロが赤い子犬を気にかける様 それを見て、あの日、交わした言葉が思い出される。好きな者を描けばいいじゃないかと]
絵は描けた?
[ヒューの立ち去るのを追う様に食堂を出る彼の背に*]
(129) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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えっ、私の話?
[>>122ジリヤの尋ねることは吸血鬼にはあまりに意外だった。]
私は血は飲んでいるよ。 一月に一回外に出て。
薬を飲んだこと?ま、まあ、若い頃には。
[そう答えたところで、吸血鬼はジリヤの表情が気にかかる。]
……どうしたんだ?何が悲しいんだい?
[悲しそうな表情をしている妖精を見て、どうにかしてやりたくなる。 ライジとの昨日のやり取りを思い出し、触れてやれば喜ぶだろうかと、ジリヤの背中に手を回して抱擁しようとした。**]
(130) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 00時頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/28(Sun) 00時頃
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─食堂・ジェレミーと─
写真?今と全然違うってどういうことかしら?
[そもそも写真を撮った記憶すらないのに、今との差異を指摘された所で如何したと言われても首を傾けるばかり。 現れたジェレミー>>127に視線を合わせたなら、落ち着きなく金糸の先をちりちりと捻った。]
太ってたとか、汚らしい格好をしていたとか。 そういうのだったらお兄様方に便乗して、アタシも忘れていたいものだから処分して欲しいのだけれど……。
[違う姿が如何あったか、嫌な予感に顔を青褪めさせれば、今度は髪の毛を離して頬をさすった。 もっともその内容は正解とは離れていて。 それは靄の深く深くに仕舞われて、今は忘却の彼方。 知らず胸が締め付けられる理由さえ手放したまま。]
(131) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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……ん、 腹は、減ってるんだけど、……
[昨晩の食事も、今朝の朝食も、結局食べられていない。 残された食事はどうなったのだろう。 食事が残され、廃棄されるということには抵抗がある。
せめて、昼食くらいは口にするべきだろう。 主には恩を感じている。 必要以上に、悲しませたくはない。
赤い瞼に、冷えた感触が心地良い。 はぁ、と息を吐き出して。]
悪い、……有難う、
[タオルの下、瞬きを繰り返す動作は、緩慢に。]
(132) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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[黒髪の美しい吸血鬼が白いお姫様を連れ去る際>>110テーブルの上に置かれた紙切れ。
紙切れに見えたがそれは厚みのあるもので、 伏せられた写真の様に思える。
昨日見たものを思い出す。 自分はたぶんずっと今のままだ。 来る前の記憶も残っている・・・
そう思い込んでいるだけなのだろうか?
少し離れた場所にあるそれ もしかしたら、思いもよらないものが 写っていたりするのか?今ではない時代の自分。
席を立ち、それをめくろうと───]
(133) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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[結び目を切られたバンダナは、部屋に散る包帯の一部に紛れてしまっているのだろう。
起きたら、部屋を片付けて。 それからシーツも、洗濯しないと。 昨日干したままのシーツを、結局昨晩は取り込んでいない。
今日行う雑用に関して、何も言われていない筈だから。
起きたら、することを済ませて。 少しだけ、主に話をしに行こうか。
ガラスを割った事だとか、もっと、様々な事を。
覚えていられたら。]
[額の上へと置き直したタオルの感触に、目を閉じる。]
(134) 2014/12/28(Sun) 00時頃
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ー昨晩・愛しい人の元でー
普通なら頼んだって出して貰えないだろうがね。 普通じゃないくらい頼んだから。
[どのように頼んだか仔細までは思い出せぬが、確かそんな経緯だったと笑う。>>123]
ん、其れだけ。
うん、楽しいよ。 死にたい?冗談じゃない。 如何してこんな愉しい時間の終わりを望むんだい。
[半笑いで返しながら、ざわりと胸の内が騒ぐ。 此の人はあっしを置いて死んでしまいたいのだろうか。]
(135) 2014/12/28(Sun) 00時半頃
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─食堂・ニコラスと─
表情かな?
普通の少年の様で、 不機嫌を隠さない顔をしていた
[写真を撮られることがいやだったのか、ここに馴染みたくないと抗う表情だったのか。
彼も自分の知らないものを他人に、知られるのは落ち着かないものなのか、揺れる金糸を弄ぶ姿は、おとといの自分を嘲る笑いをした彼とはかすかに違う。]
あははは 醜くはなかった [思いもよらない返答に笑い声をあげる]
そういえば聞いたでしょ 俺はお前に命令したことある?
(136) 2014/12/28(Sun) 00時半頃
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ー回想・朝の食堂ー
悪戯?いいや?
[>>126しゃつは仕舞わなかったけれど、畳んではおいたから悪戯の内には入らない筈だ。 だから何のことか分からないという風にきょとりとしてみせた。 羽織った事?何の話かな?
ニコラスにからかわれて赤面した際のじぇれみの言葉>>128には、うっかり傷付いたというような表情をしてしまう。]
ひ、まつぶし……
[消え入るような言葉で繰り返すだけで、結局彼に対しては何も言い返さなかった。**]
(137) 2014/12/28(Sun) 00時半頃
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表情?
[思いもよらぬ返答>>136に頬に当てた手を止めた。 別に喜怒哀楽が欠けてはいない身、何が違うのだろうか、それは経年変化なのかそれとも。 己すら忘れて知らぬ己の顔を、他人が知っているという。]
その写真、見てみたいんだけど…。 何処にあったのかしら。
[その不快感は、醜くはなかったというジェレミーの返答では消えなかった。 嘗てだろうか、その己はどんな顔をしていたのか。]
──あるわよ。 恐らく小さいものは幾度となく。 大きいものは──。 ……若しかして一昨日のこと気にしてるのかしら。
[続いた疑問に返す言葉はからかい混じりのそれ。 けれど、明確な答えは返さないまま。]
(138) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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腹へっとるなら、大丈夫じゃの。
[何も口にしたくないなら考えものであったが そうでないのなら体は大丈夫であろう。 吐き出すのは軽い安堵。 ただ隠していただけで、心配していたことにかわりはない。
ならば後で主のところにでも行かねばなるまい。 昼食はミルクリゾットをひとつ頼むと。]
……かまんよ。
[微笑んで、彼を見つめる。]
(139) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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[眠ってしまうまで、指先は離さないまま。 撫でて、熱くなってしまった指で撫でて。
寝息は聞こえ始めただろうか。 確認して、漸く名残惜しそうに手を離す。
そっと、そっと瞼に落とすのは口付け。]
おまじない。
[怖い夢など見ませんように。 忘れたくないことを、忘れませんように。]
(140) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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今日は無茶をしないこと。
“お願い”。
【4】
[部屋には一つだけ書置きを残した。 名前を書かなかったのは、忘れてほしいからではなく。 忘れてもいいなんて意味でもなく。
ただ、一粒涙が落ちるほど
嬉しかったから*]
(141) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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─食堂─ [暇つぶしといったのはあなただと揶揄したあとの悲しげな表情には目を見開き>>137]
…、なんて顏するの…
勘違いしそうになるでしょ
[か細い声のまま、彼は何も言ってはこず。 その後、食堂から彼は立ち去り。*]
(142) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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[ヒューの部屋を後にして、男は迷わず主の部屋へと向かった。 昼が来る前に、ごんごんと扉を叩くが さて反応はあったのかどうか。 あろうがなかろうが、中には居るのだろうと踏んで。]
昼飯、いっこミルク粥にしてくれ。 腹はすいたいいよったけ、なんか食いやすいやつ頼む。
[それから少し、謂い難そうに口篭り。]
……ガレット…は、…食ったけ。
[朝食もカフェオレは飲んだ。 それだけは告げて、逃げるように去った。 それでもやはり定時に出てくる食事は苦手だ。 何故苦手なのかは、まだ靄の奥深くだが。]
(143) 2014/12/28(Sun) 01時頃
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─自室─
[それから男は自室に帰り、カンバスと向き合っていた。 男は思い出そうとしている。 何故【クアトロ】が死んだのか、【ボリス】はなんなのか。 曖昧な記憶のヴェールの向こう側。 何があったのかを思い出したい、と。
思い出せたら、描ける気がするのだ。 描けたなら、思い出せる気がするのだ。
金髪の吸血鬼にたきつけられたように このカンバスに『好きな者』を。]
まだ。 でも、『いつか』そのうち…、いや。
『絶対』描く。
[去り際かけられた言葉には>>129そう、答えたのだったか**]
(144) 2014/12/28(Sun) 01時半頃
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─ニコラスと─
今、写真を撮ると言われたら お前のは綺麗に笑ったものになるはず
[その写真では、先ほど言った通り、不愉快を隠さないものだった。]
さあ?他の奴の目にも触れると面白いかなと 廊下に捨てたままだから 今、そんな風なのは 案外お前は繊細なのかもね
[自分はここに来る前のことは覚えているから、ここに来て変化をしたという者はどこか面白くも感じる。自分は案外、他のやつらよりも、図太いのだろう。]
ここの生活で摩耗した?
(145) 2014/12/28(Sun) 01時半頃
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そう、 ヒューみたいなのならともかく
俺が、お前に命令なんてするかな?
[命令せずとも、雑用程度なら従いそうにも見えるし、ヒューに命令で従わせたのは、あまりにも卑屈に見えたからだ。
彼にそんな要素はないだろう。]
閨の誘い? それでも、命令して従わせても あまり好みの反応は、返ってこなさそうだ それとも、演じてくれてた?
(146) 2014/12/28(Sun) 01時半頃
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