287 ―シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア2―
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[御伽噺をするように、 クシュンは楽しげに、楽しげに語る。彼自身の物語を。
男は、まるで小さな子にそうするように 牧師がそうするように、楽しげに話を聞いていた。
そうして――>>431>>432
怪物だと偽らなければならなかったから 顔を隠していたのか、 真相は、闇の中なのだけれど 「めでたし」で終わる物語に、 男はぱちぱちと、遠慮のない拍手を贈る。>>433]
怪物は見事倒されてしまったと。 めでたし、めでたし。
ええっ、 倒したひとは、教えてくれないの?! ひどーい。今度教えてくれよな!
(439) さねきち 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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[ええ、また秘密が増えるなあ、なんて
男は笑う。 とても穏やかに、笑った。]
(440) さねきち 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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[本の中の怪物は倒されるためだけに存在する。 けれど現実にそんなわかりやすい正義も悪もなくて
戦争で人を殺した兵士は、国に戻れば家族がいて 人の命を救う医者が元々は大罪人。 そんなものが溢れかえっている世界。
――ゆえに、「あなた」は 所在無さげに顔を隠していた「あなた」は 大衆の中の悪に居場所を見出すのではなく ただ、誰かにとっての、大切な人であればいいのだ。 それだけでいい。
そう、思っていたところだけれど この分なら言わなくても構わないだろう。 「怪物」を倒し、「あなた」だけが残った世界で 「あなた」だけが、 あなたと大切な人の物語の大切さを知っている。
――男はそう思うので]
(441) さねきち 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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[ただ、とても穏やかに笑って]
クシュン! 見てみて。 これだけ写真とれたよ。 キリシマのも、トレイルのも。 あと、ジーンやナターリャのも。
[それから、今日の主役の姿も撮れていただろうか? 逃避を企てていたなら、 撮ってやろうぜとクシュンに囁きもしただろう。
見せる端末のフォルダの中には 吸血鬼たちの姿が鮮やかに映し出されていて
その「中」で笑っているクシュンの姿は、 男の目に、とても鮮やかに映るものなのだけれど。]
(442) さねきち 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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家族の肖像みたい。 きみも俺も笑っててさ。
[くすくす笑って、 彼に伝えたのは、それだけ*]
(443) さねきち 2018/11/11(Sun) 23時半頃
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―― ――
[夜明けに近い時間だった。>>420]
――。
[身を預けられた事に瞬いた。 それから、空気に確かに溶けた言葉に
その言葉に、男はしばらくぶりに目を醒まして しばらくぶりに、 ――そう、きっと、吸血鬼になってから初めて、 ひとつ、ふたつと涙を零した。
欠けた左手が触れたすべてのはじまりが ほんの少しだけ痛んだ。]
(455) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時頃
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そうだよ。 俺はあんたを連れていく。 多分、あんたが嫌がっても、泣いても 焼ける温度に「あいしてる」さえいえなくなっても
あんたが死ぬときにキスをあげる。 そうして笑って、死ぬんだ。 ……馬鹿だろう。物語みたいだろう。
(456) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時頃
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[なんというエゴだろう、と思う。 薬指に嵌まったあいのあかしすら取り去って なおも男はこの女から全てを奪おうというのか。
――それを知って、この女は身を預けるのか。 >>426]
痛いな……
[それは、きっと、ただしく愛なのだろうと思う。 死ぬことすら、男に委ねる女が語る「あいしてる」は。
果たして男が抱いているのは愛なのだろうか。 女の永劫の幸福すら願えず いつか死を希い、女を道連れにしたがる 自分がいなくなった未来を女に生きてほしくないと思う]
(457) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時頃
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[これは、あいなのだろうか。 わからないけれど
永久なる時に感情すら削り取られていく中で 「あい」だと思える何かさえ鈍くなっていくことを 嫌悪する心は 心に差し込まれた痛みは
これは確かに、彼女への想いなのだろう。 抱えているだけで こんなにも狂おしく痛みを伴うのだから。 ――色鮮やかな、想いなのだろう。
その想いのままに、いずれは連れ去ることを 許してほしい、と、想った。]
(458) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時頃
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あいしてるよ、ロイエ
[いつか頬を打たれたときだって、笑っていたのに。 男は笑わないままそう囁き、
眠る女の唇に、深く、口づけを落とした。]
(459) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時頃
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[夜明け頃。 窓の外は、静かに白んでいく。 朝の気配に、身を暖めるものは互いの体温だけ。
――何百年来の思いに終止符を打つのは きっと、いつかの男の両足。 花が枯れることを厭う哀れな吸血鬼。
願わくばその瞬間が、満たされたものでありますよう。
神に祈る事すらやめた牧師は、 その日はじめて、そう祈りを捧げた*]
(460) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時頃
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[次回を乞うご期待―― というのであれば 男はその次回を、やっぱり心待ちにしてしまう。>>462 何せ彼との攻防は、 冷蔵庫のチョコレートだけでなく 無数に続いているものだから。
次はどうなるんだろうと、興味しんしんに 「しんえん」を覗き込んでしまっても、仕方のない事!]
(472) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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[見せた写真にほんの少し、 声が曇ったような気がしたけれど 喜んでいるクシュンの前髪をあげるような そんな無粋な真似はしない。>>464]
勿論、送るさ。 これとこれもいらない? ふふ
[なんて、いいながら ぴょんと抱きついてくる小さな体を受け止めた。 年上のはずだけれど、これじゃあ弟みたいだな、と 男はそんなことを思って]
(473) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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ズッ友。嬉しい! ずーっと、友達でいてくれよ
[そう言ってクシュンの体を抱きしめた。 穏やかな笑い声に、穏やかな暖かさ。 今日は素敵な生誕祭。 そう、――
怪物でなくなった「あなた」の お披露目会でもあるのだろう。*]
(474) さねきち 2018/11/12(Mon) 00時半頃
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