237 【リアル人狼RP村】蜉蝣の村【半身内】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―廊下―
………グレッグ、
[そうして見慣れた彼の姿に。 そこでようやく、安堵したように脚の力を抜かしては、ずるりと座り込んで。 喉に詰まったままの空気を吐き出しては、その顔を見上げたか。]
…ご、…めん、あのさ、 陽介さんが――リー、さんが。
[未だに整理しきれぬ事実を、彼に伝えようとはするのだけれど。 入り組んで絡まった思考は、結局ろくな言葉を成さない。
部屋の内を示したなら――彼は理解して、くれたのだろうか。 血の一滴も流れていない状況から、彼が理解してくれればいいと、そう思っては。 それでも自分が殺したことに変わりはないのだと知れば、恐怖じみた視線で、その姿を伺うのだけれど。]
(75) 2015/08/27(Thu) 01時頃
|
|
[もしも彼が未だ、自身の話を聞いてくれるのならば。 歪む瞳を覆っては、未だ震えを残した声で、呟く。]
これで…俺達、生き延びれる、のかな。 俺も、きみ――グレッグも。
ちゃんと生きて、ここを。 出られる、……きっと。
……よかった、
[これで終わったのならば、と。そんな安直な思考。 なにひとつ上手く行った気なんてしないけれど、それでも確かに、まだ生きている。 インターホンに向けて留められた、彼が彼を指す声>>52など知らぬまま。
だって彼は間違いなく――確実に、唯一自分が【信頼できる】人物なのだから、と。 それは自身の異様な聡さに限った事でなく。 握られた手と、広場で叫ばれた声と。 確かに安堵を覚えたその温度が、他の被験者のように。――"彼"のように。 失われるのは、耐えきれないと。]
(76) 2015/08/27(Thu) 01時頃
|
|
[それから彼の、血を流す指先>>45に気付けば。 視線を向けて、その手を取るのは許されただろうか。 触れればその熱に、未だ血の通った温度に、泣きそうなほどの安堵を覚えれば。]
……何、やってるんだよ。 人のことばっかり気にする、くせに。
もう少し。 自分のことも気にかけるべきだ、…きみは。
[責めるような口調になったのは、それでもほんの僅かでも。彼によって、有りもしない日常に引き戻された気がして。 常に手を伸ばされてばかりの自分を恥じては、それと同時に彼の身を慮ったのは――伝わったか、どうか。
あいにくハンカチも何も、自室へ置いてきてしまっていたから。 ひとまず声を掛けて、その場を離れようとしただろうか。 未だ力の篭らない脚は頼りなくはあったけれど――未だ、歩ける、はず。*]
(77) 2015/08/27(Thu) 01時頃
|
|
[そうして全てに背を向けて、歩く足取りはだんだんと、はやく。 足を止めてしまえば、もう進めなくなるような気がしたから。]
――満足、ですか。
[ふ、と。思い出すのは。 表情の消え失せた彼から掛けられた、感情のない言葉>>24。 自身が"優等生"ならば。 "悪"を糾弾して、断罪する、そんな役目が。 自分に、果たせる、とでも?]
…の、 望んで、こうなった訳じゃない、
[生まれた時から望まれて染み付いた、優等生のレッテルも。 気付いてしまったその匂いだって、真実だって、気付きたくなんてなかった。 望んでなんて、いなかった。
ならばこの手に残る鈍い痛みは。喉奥に留まった、抉るような慟哭は。 ――果たして誰の、望みなのか。*]
(78) 2015/08/27(Thu) 01時頃
|
|
[五年という月日、小汚い世界で生きてきた。大人なようで子供な彼は、男の仄暗い心に差し込んだ一筋の光。]
……悪ィな
[断罪を押し付ければ確認された>>70。それへの返答。出来るという肯定は、今更言わずとも確定事項で。
彼はどんなときでも模範で真っ当であろうとする。それに甘える。
ずるい大人だと罵られたとて構わない。尤もそんなことはしないと確信していたか。]
(79) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
|
|
言わなくてもわかってンだろォ お前さんだから、だよ
[この場で出来た、五年ぶりに出来た、唯一の例外。その彼だからこそあっさり認めたし、こうして処分を受ける気になったし、そんなことだから殺す気なんて起きもしない。
否、彼はとても美味しそうで、あと数分で我慢も出来なくなったか。それだけはしたくない。
全てを受け入れる体制は出来ていた。慣れない手のひらが其処にたどり着くのを彼の瞳を見ながら待つ。逡巡とともに告げられたのは、彼によく似合う二文字。]
良い名だ
[本人がどう思ってるか気にすることなく素直な感想を。 熱い手のひらが其処に重ねられる。例え彼が非力でも重力を利用して確実に至る。落とされた謝罪に続けて礼を言う。]
ありがとう、理央
(80) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
|
|
[其処を押し込まれれば息苦しい以前に痛くて辛い。ああでも自分が殺してきた者達よりは、ずっと楽に逝けるだろう。少なくともサイモンには、最初だったこともあって酷いことをした。]
(悪かった……俺もそっちに)
[どんどん暗くなっていく視界。彼は泣いていないと言っていたが。やはり泣いているように感じた。それは出会った時からか。
もっともっと、プリンを好きですと叫んだ時のような、素直で可愛い彼を見たかった。
我慢させずに素直に泣かせてやりたかった。
こんな馬鹿な真似させるなと怒らせてやりたかった。
何もできないくせに。 ごめんな。その手で逝きたいというとんでもない我儘を通させて。]
(81) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
|
|
[最期の瞬間>>73は、酷く幸せなものだった*]
(82) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
|
|
[フィリップを探す足はやがて緩んでしまい……完全に停止して廊下でへたり込む。
もう耐えられなかった。
こんな状況だというのに、未だに空腹感というのは消える様子がない。それどころかますます膨れ上がっていく。]
……ッ、んでこんな……!!
[ガタンと壁を拳で叩く。普段ならしないような行動。
サイモンというあの男も、イアンも、ヨアヒムも、もういない。
自分の無力さをかみしめるよう日、唇をギリと強く噛む。口内には鉄の味が滲んだ]
(83) 2015/08/27(Thu) 01時半頃
|
|
―追懐―
[――誰にも、名を呼ばせた事はなかった。 皆が皆、"出来た友人"であったから。
彼の口から出る、忌避したはずの名前>>80に。 乾いて掠れた低音で紡がれるその声に乗った、自身の名前に。
初めてまともに他者から呼ばれたそれは、それでも確かに。 熱を持って胸へと届いたか。
あの時、エレベーターで。 礼が欲しいとは思った。 ごくごく些細な、慣れてしまったが故に、日頃からそう満たされることのない承認欲を。 こんなところで果たされる事なんて、望んではいなかった。
最初で最後の充足感と。 それを最後に、力の篭る腕と、――、]
(84) 2015/08/27(Thu) 02時頃
|
|
[――嫌に穏やかな表情>>82に視線を落として、けれど無理やりに留めた涙腺は、今更破れはしない。
――狡い、とは、思う。
よりにもよって自分に、断罪を託した事でもなく。 彼の内に過った願望も我儘も、知るわけでもなく。
ただ、たったひとつだけ。]
…言ってくれても、良かったのに。
[自身の掛けた問いへの曖昧な答え>>80を繰り返しては、もう開くことのない唇に向けて。]
(85) 2015/08/27(Thu) 02時頃
|
|
[確証の持てないことを、口にするのは嫌いだ。 それでも、否定も肯定も返らないことに甘えて――それを嘆いて、 彼が言わないのならばと。
ただ、たった、一言だけ。]
――――すきです、
[蟠って溢れたそれは、ひりつく喉を通って、静寂へと。**]
(86) 2015/08/27(Thu) 02時頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る