197 獣ノ國
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―――――――――――――― 差出人:ベル 宛先:ビースト ―――――――――――――― Re: 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― 相変わらず、面白いね君は 魔法が解けなければ硝子の靴は永遠に君のもの はぐれた王子は君を見つける手段を失ってしまうじゃあないか
ツレないね 臆病顔を覗かせて逃げたあの日とは大違いだ でも嫌いじゃあない …そうだね、ほんの少し遊んでくれればそれでいいさ
(80) 2014/10/07(Tue) 15時頃
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蜘蛛に囚われてしまったのか 綺麗な夢見鳥は その翼を捥いでまで、地獄の糸を辿って逃避行かい?
まるで悲劇 仮面舞踏会で出会った貴族のような終わりを望んでしまうのかい
行くよ 僕は野獣なのだから ウソは吐かないよ だから君も 毒薬を飲むなんてつまらない真似は、よしてくれよ ――――――――――――――
[何処へ行こうか悩む足取りは、遠くへと行くこと出来ない。軽やかでいても惑う動きは迷子と同じもの。
指し示された場所でのお茶会>>72 遊びに満ちた文字の羅列に男の笑みも深くなる。
けれども1字。男の“嫌いな生き物”の名を、蜘蛛の軌跡を追うのだと告げる一文に、どうも胸が掻き消されるような想いが渦巻くのは。]
(81) 2014/10/07(Tue) 15時頃
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――僕は、蜘蛛が嫌いだ。
[誰にともなく零す言葉。 そう、だから仕方が無い。 だから不快なのだと。 男は、僕は――]
(82) 2014/10/07(Tue) 15時頃
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―カフェテラス―
[そうして向かったその場所で、男が頼んだものはチョコレートケーキとミルクティー。
特別甘党でも無い癖に、開いた唇が口走っていた。
間も無くして見つけた後ろ姿>>71 視界に覗くキャリーバッグ>>52には気付かないフリをして。
Bonjour おはよう ご機嫌いかが?
[昨日と同じ台詞を彼へと。 そして手短に挨拶を済ませれば、ふと笑みを零して。]
(83) 2014/10/07(Tue) 15時頃
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――さて、どんな借りを君は返してくれるんだい?
僕はちゃんとお詫びを用意したけれど。
[茶化すように問いかけては、紙袋>>2:284を取り出す。 “天使のお告げに従って手に入れてみたよ”なんて告げながら。
そうしてその人を、僅かに香る蜘蛛の影を、甘い甘いミルクティーで誤魔化すのだ。
ほんの少しだけ、微睡むように。]**
(84) 2014/10/07(Tue) 15時頃
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ヤニクは、ジャニスが頼んだメニューには一瞬顔を顰めた後、笑みを浮かべたが。*
2014/10/07(Tue) 15時頃
シメオンは、ヤニク(名前も知らない彼)の赤フード姿をふと思い出しつつ*
2014/10/07(Tue) 15時頃
ヤニクは、シメオン(名前も知らない彼)は今頃何処へ向かっているのだろうかと逡巡。*
2014/10/07(Tue) 15時頃
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...名前呼びは、照れるんだもの ......錠が、どうしても呼んでほしいなら、よぶ
[拗ねたように言いながらも尻尾を触ろうとする手はべしりと尻尾で軽く叩いて。耳や尻尾は触られるとぞわぞわしてダメだからとほのかに染まった顔で言おう]
先生には...ちゃんと、じゃなくて、えっと 私自身を、見て欲しいから 化粧してる私も私だけど 化粧してなかったり、すごく素直じゃなかったりするダメなとこも、見て欲しいと思って
[それで嫌いになるなら自分が悪いのだと思いながら告げて、はにかんで笑って見せる そばにいられるだけで幸せなのだと、そう伝えるために]
(85) 2014/10/07(Tue) 15時半頃
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大学が終わったら、少し家に帰ってから合流するわね 花の水変えたいし...父さんと母さんに、大事な人ができたって、報告したいから
[いっそここに住まわせてもらえば楽なのかもしれないけれど、幼い頃から暮らしていた家を引き払うのは切ないし、流石にそこまで世話にはなれないなんて思いもあって。 もちろん、父が早くにローンを払い終わった分譲アパートという生臭い理由もあるのだけど]
(86) 2014/10/07(Tue) 15時半頃
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―自宅→本屋―
[目的地へと急く心。 それを表すように、足も軽くなる。
足ごと、羽が生えたような。 本当の鳥になって飛んでいるかのような。 そんな錯覚を覚えながら、本屋へと向かう。
ピリ ピリ ピリ
指先の傷が時折、引き攣ったように傷んだが。 それも気にならずに。]
あ……なんだろう。
[道中、端末が震える感触が二回したけれど。 それは、目的を達成してから。と言い聞かせて
端末を覗くことも、触れることもなく目的地へ。]
(87) 2014/10/07(Tue) 15時半頃
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―本屋・店の前―
[ベネットの書店の前に来て、足を止める。 開かれていない扉に幽かな違和感を感じた。
小首を傾げて、扉へと近づくと 躊躇いながらも、ノッカーを鳴らす。
コン コン コン コン
固い音が耳を叩いたが、返る言葉はなく。 音を拾おうとそばだてた耳にも何も届かない。
店から感じるシンとした空気と 後の雑踏から聞こえる人の声。 それと、自分の呼吸と心臓の音。]
(88) 2014/10/07(Tue) 15時半頃
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そうだ……!端末。
[もしや先ほどの振動は、店主からのものだったのでは。 そんな考えが頭をよぎり、慌ててポケットに手を入れる。
新刊を予約した際に、連絡先を教えたことがあったから。
ガサガサと幾分荒く指先で探せば 小さな四角に指が触れ、急いでそれを掴みとる。
端末の液晶に並んだ名前は。 昨日の白いコートの男性>>50と、狼さん>>62
求める名前は―――なかった。
じわりと指先が痛むのを感じながら。 端末を操作する。]
(89) 2014/10/07(Tue) 15時半頃
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――――――――――――― 差出人:カリュクス 宛先:ジャニスさん ―――――――――――――― 指の怪我、大丈夫ですか? 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― おはようございます。 ジャニスさん――で、良かったですよね? はい。昨日ぶりです。 今日は雨ではないようなので、少し安心しています。 ジャニスさんは雨に、降られませんでしたか?
今日ですか?はい。大丈夫です。 用事は有ったのですが どうやら相手の方がお出かけしているみたいなので……。 お昼前くらいに、場所はまた連絡しますね。
追伸 本屋さんを知っていますか?もし、知っていてどこかですれ違ったら『カリュクスが本屋で待ってます』と伝えて頂けますか?
(90) 2014/10/07(Tue) 15時半頃
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[白いコートの人からの連絡。 こんなに早く来るとは思っていなかったので少し意外で。
それでも、約束を守ってくれたことが嬉しいと 波だった心が僅かに落ち着く。
待ち合わせ場所は悩んだけれど 向こうの雰囲気をみて決めようと思った。
すぐに連絡がつく自宅か、この本屋が見える場所。 いつ店主から連絡が来ても平気なところがいいけれど。
もし彼が獣を怖がるならば、 人目があるところの方が良いかもしれない。
そう考えて、送信を押す。]
(91) 2014/10/07(Tue) 15時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 16時頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 16時頃
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――良いのよ別に。 アタシが"王子様"を探しに行くんだから。
[硝子の靴>>80など必要無い。探すのは"彼"ではなく、ジャニスなのだから。ぽつり、と。そんな事を呟いて。 返事を送ろうと動かした指先は、瞳は。背後から聞こえた声>>83にぴたりと止められただろう]
"Bonjour おはよう 奥様は?"
[昨日のやり取りを、そっくりそのままなぞる様に。振り返ったジャニスの顔には、恐れなど浮かんではいなかったが。 ――けれど。差し出された紙袋>>84に、きょとりと一つ瞬きを。だって、全くの予想外の物だったから]
……お詫び? ヤダ、やめてよ。身構えてたアタシが馬鹿みたいじゃない!
[困った様に眉を寄せ、拗ねた子供みたいな表情で返す。まさか獣の青年が詫びの品を持ってくるだなんて、全く考えてもいなかった]
それに、ケーキまで頼んでるのね。 アナタの分のチーズケーキも、注文しようと思ってたのに。
[趣味でないチーズケーキを突きながら、いっそ恨めしげに言葉を紡ぐ。彼の持つケーキと紅茶には、羨ましげな視線を。……慣れないものなんて、頼むべきではなかったのだ]
(92) 2014/10/07(Tue) 16時頃
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……ねえ、アナタ、珈琲は飲める? 飲みかけで悪いんだけど、良かったら交換してもらえないかしら。
[彼が珈琲を嫌いだなんて知らないから、そんな、何とも自分勝手な提案を落とし。窺う様に小首を傾げてみせたら、彼は一体どんな反応を返しただろうか。
そうして端末が震えたなら>>90。獣の青年に断って、返信を打ち始めただろう。その時、メールの相手が彼の天使だという事くらいは、伝えたかもしれない]
(93) 2014/10/07(Tue) 16時頃
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――――――――――――― 差出人:ジャニス 宛先:天使ちゃん ―――――――――――――― 心配無用よ。 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― ああ、昨日はアタシ、ずっと室内に居たから。 アナタの方こそ、大丈夫だったの? 外に居たなら、折角の翼が、濡れてしまったんじゃないかしら。
そう、良かった。断られたらどうしようかと思ったわ。 用事って、本屋さんにかしら。 申し訳ないけどアタシ、その人に会った事無いの。ごめんなさいね。 ―――――――――――――
(94) 2014/10/07(Tue) 16時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 16時半頃
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[視線は商店街の通りを、意識は本屋に向けたまま。 そして、もう一通。狼さんへと通信を打ち始め]
―――――――――――――― 差出人:カリュクス 宛先:ヤニクさん ―――――――――――――― 件名なし 20xx年 10月3日 ―――――――――――――― 懐かしい気分は真新しいものと どこか似ているように感じました。
似たようなことをしていても すべて同じではないから、新しくても古い。 そういう風に感じるのかもしれません。
暗記するほど読み込んだお気に入りの本に ある時、気づかなかった誤植があるのと似ていますね。
(95) 2014/10/07(Tue) 17時頃
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意地悪を……ああ、犬歯を見せたのでしたっけ? たしかに、びっくりしてしまいますよね。 私が味方でも頼りないとは思いますが。 話すことも上手ではないですし。
甘い物ですね。わかりました! 今日、彼と会う約束をしたので、用意してみます。
あ、そうだ…何処かで本屋さんを見かけませんでしたか? 見当たらなくて。 もしどこかで見かけたら、私が待っていたと伝えてください。 お昼近くまでは、待とうと思っていますから。 ―――――――――――――
(96) 2014/10/07(Tue) 17時頃
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[通信を打ち終えて長く息を吐く。 緊張、期待、不安。 心ごと吐き出してしまうようなそんな呼吸。
そして、通りを歩く人々を眺めながら 店主の帰りを待つ。
あの日、母が亡くなった時。 学校から戻った後、こうやって いつまでも開かないドアの前で待ち続けた。
そんな、遠に忘れたと思っていた記憶が ゆっくりと浮かび上がっては消えていく。
目尻に浮かんび始めた涙を隠すように 膝を抱えて店先にうずくまる。 こうすれば、店が開くまでの間 待っているだけに見えるだろう――と。]
(97) 2014/10/07(Tue) 17時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 17時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 17時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 17時半頃
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朝方。
僕はぼんやりと部屋の天井を見詰めていた。一面を彩る、碧。碧。碧。それはまるで、変わってしまった自分の体を包むのだろう色。それはまるで、変わってしまった自分の色を溶かすような色。 部屋の隅々まで碧い其処は、この家自体が水槽のようだと嗤った。 そして僕は眼鏡を―今までなら掛けることのなかったそれを目元に飾り、碧へと足を差し出しました。
「…おはよう、ございます。」
矢張り部屋には誰として居ないけれど、ただ咲くのは花。願掛けのように僕の手に渡った花は、今日も綺麗に碧の中に咲いていた。 ひとつ。いつもと変わらない朝食を口にしながら、僕は思い返していました。
(98) 2014/10/07(Tue) 17時半頃
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―回想/花屋―
ひとつ、簡素な返事>>13には思わず肩を震わせたのだったか。 しかしその後、口数の少ない方だと勝手に印象付けていた彼から紡がれる自分への「励まし言葉」には、ただ呆然にも似た心持ちで彼を見上げました。
言ってくれてありがとうと言われたことも>>13、反応は変ではないと、そして羨ましいと言葉を添えられたことも>>14
「…お、とぎばなし…?」
僕は掠れた声を出した。級友の話を聞く手前、どこか心の底で嘲笑っていたその話。「日常から逸れるはずが無い」「そんなことはあり得ない」と、幼心に夢見ていたことも忘却の彼方へ、歳を重ねるにつれ雑踏の中夢心を落とし、落としたことも忘れ踏み付けていたものが、今になって僕に降りかかるなんて―――
(99) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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ぼろり。決壊した涙腺がまたも頬を濡らしました。人間だと言われた。それだけが心の翳りを晴らしては慈雨を齎す。塞ぐ術の無い涙は、塩辛く海の味さえ思い出すそれは、頬を流れ口に入ってはその塩っぱさに唇を噛み締める。 泣き虫だと笑われてしまうかもしれない。秒針は沈黙を叩き、僕のしゃくりもまた沈黙を破る。 そして視界の隅にてまた吸われようとする煙草>>17には、「体に悪いですよ、もっと別なのに、はまったらどうですか」そんな微笑と共に悪態とも、心配とも取れる言葉を掛けました。しゃくりをあげている為にスムーズには言えなかったけど。
「…溺れない、なら、せめて。…貴方が溺れ掛けた時は、今、僕がしてもらったように――引き上げることができるように。」
(100) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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僕はただ彼の言葉>>18に俯きがちに、自信はまだ付かない様に暗く囁きました。然しそれでは彼の好意を、差し出された手を振り払うことになってしまう。僕は顔を上げ、水面を――天井を視界の隅に捉えます。この短な合間で、僕は何れ程溺れ掛け、そして溺れる度に使えぬ尾鰭を動かしもがいたのだろうか?まるで情けない事を脳裏に思い返しながら、僕は言葉尻を暈して微笑みました。掴まれた手を握り返し、その温もりに目元を緩め。
「…ケーキ、頂きますね。」
人間だと、彼は僕に言ってくれた。現実にはあり得ないものを持つ自分を、彼は人間だと認めてくれた。口先で言うのは誰でも簡単なそれは、然し到底口先だけのものとは思えずに。 僕は彼にぎこちなく微笑むと、涙で腫れ掛けた瞳を擦りました。「すみません、直ぐに止めるので、」ケーキが不味くなってしまうと、まだ煩わしく流れる涙を拭い、頭を撫でる手は>>18撫でられる歳では無いと照れ臭さを交えた声色で呟きながら、嬉しさは隠せずに頬に紅を差し。
貰ったケーキはその量にこそ驚きはしたものの、一人で食べるそれとは比べものにならない程に美味しくて―時折彼の食べるものを一口強請ることだって、あった。
(101) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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― →朝・居間へ ―
無理に呼ばなくても良いけどなァ 癖付いて大学で名前で呼ばれたらアレだし。
…へぇ、尻尾も感じるのか。 電車とかバスとか、痴漢に気を付けないと
[>>85無理には呼ばなくて良いと告げる傍ら、 尻尾が柔らかい毛並みを奮い指から遠ざかれば 外に危険が多くなるのでは、と一抹の不安が過ぎり]
や、冗談。 流石に寝る時まで化粧されてたら落ち着かんし。 顔も態度も、此処に居る時は飾ら無くていいから
[真面目な様子で主張を受ければ軽く吹き出す。 繕っていない部分も見られたいという願いは、 そのまま自身の願望へ直結しているのだから 断る道理も拒む道理もある筈が無く。]
(102) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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つっても普段からパンツ一丁うろつかれッと困るが
[目のやり場に、と付け加え。朝食の用意された居間へ誘う]
いただきまーす
[一汁三菜の用意に、生卵と焼き糊が足された繕。 うち一つの前で腰を落とし、胡座をかく。]
ン?あァ、来たい時に勝手に上がり込めば良い。 下働きの連中にはそう言っておくから、さ 日が暮れる前に合流できれば、それで。
[>>86生卵に醤油をかけて箸でときながら、 白米の上へぶっかけて、適当に掻き込み。 焼き鮭の身を解しつつ、残したいものは残せと合間に告げ。]
花と言えば、飾っといて欲しいモンある? もう少ししたらトレイルが配送に来てくれるけど
(103) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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― 朝:自宅アパート → 本屋前 ―
[辺りはまだ、ひんやりと静まり返っていた。かつ、かつ、と短い階段を下る足音がいつにも増して、青白い空へと溶けた。
もう少し眠る余裕はあった。その合間に足が竦んでしまう可能性もまた、同じく。
――結局、使えそうなテキストと、アイロンの熱がまだ残る手拭いを鞄に入れて。 後はいつもと変わらない恰好に、ベージュのキャスケットを鹿角に引っかけるように被り足すと、足音静かに外へと飛び出たのだった。]
[馴染み薄い脇道を歩く、その道中。 ふと機器に光を灯せば、通知の文字と共に名前>>2:404が一つ。受信欄を開けば、もう一通未読のメール>>36に気が付いた。
少し迷った末に、今から会う彼の物を先に覗く。 詰めた息を吐きながら、他愛ない文面を読み進め――吐き過ぎた胸の重さと共に、画面を戻した。文面が彷彿させる温い空気に、浸りたくはなかった。
――それでも。 最後に置かれた一文には、少しだけ頬を緩め。あの時>>1:11の見えぬ心境を想像しては、冷めた瞳を不思議そうにはたりと瞬かせるのだった。]
(104) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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― →本屋前 ―
[帽子の恩恵もよく分からないままに、商店街を黙々と進み。未だ光の無い本屋の脇で、その足を止める。電灯の陰になったか、白い少女の姿>>88には気づかず。
窓の奥で潜めく闇に視線を通しつつ。鈍くも染み付いた動作でマフラーの巻きを整え、無意識のままに機器に光を灯す。 ――意外にも、約束していた時間はそう遠くもなかった。
きっと、変わらない薄笑いを浮かべて現れるのだろう。 そんな予測をゲーム気分で立てては、相変わらず詰まったような胸の重さを吐息に乗せつつ、また伸びた話に目を通す。離席の文字には、少しだけ胸が心細さに震えた。
その場にしゃがみ込み、膝の上に組んだ腕に顎をかけていれば。ふと、握ったままの機器の振動が、視線を引き寄せた。]
――――、 …迷った?
[柔く細められた瞳が、届いた言葉>>79に笑う。もしかすれば、予測は外れるのだろうか。それはそれで、いいと思った。]
(105) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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―――――――――――――― 宛先:シメオン>>79 ―――――――――――――― Re:気にしないで 20xx年10月3日 xx:yy ―――――――――――――― 本屋の前に。恰好は黒のコートにマフラー。後、キャスケット
そっちが先に着いてない事に、寧ろ安心した。大丈夫 ――――――――――――――
[連なる言葉の明るさに胸を撫で下ろしつつ。近づいているであろう距離に想像が回れば、少しだけ眉根を引き攣らせた。 深く読み返す事も無く送信を押し、ポケットの内へとそれを落とす。
次に開く時は恐らく、彼と別れた時だろう、と。
すっかり固まりかけていた身体を軽く解しつつ、道の先で揺れ近付く人影を一つ一つ追っていれば。やがてそれらしき金髪の持ち主>>79に鳶色が瞬き、熱を帯びた。
――どこか宙に浮いたようなキャスケットのつばを僅かに持ち上げ、相手が気づいたようなら、軽く手を挙げて見せただろう。 そうして、一歩、二歩と互いの距離を重い足取りで縮めるのだったか。]
(106) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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[互いに向き合う形となれば、暫くその様子を眺めつつ、他愛ない挨拶を交わすのだったか。 それも一段落すれば、さあ、と密やかに息を飲み。白い襟を一瞬見遣ってから、マフラーから露出させた唇を押し開く。]
…それで、図書館にでも行く?
[―― 一人で? 二人で? どうしてこうなったのだろう、と今更な感想は胸に積もり、呼吸を圧迫する。想像し続けたかいもなく、堪えきれずに視線は地に落ちる。]
……これから、 ――どうする、シメオン?
[息を詰めたまま、キャスケットを取り去る。今頃は、相手の暗灰色の瞳に、枝のような鹿角が映っているのだろうか――なんて]
(107) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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[――考えなければよかった。 そう思うよりも先に、ツンと早くも鼻の奥に熱が込み上げる。じわり、と目元へと昇ろうとするのは、口を引き締めて必死に押し留めた。
本当は、少しは恰好を保とうと、何でも無さげな笑みでも浮かべて見せたかったのに。仮に、一瞬でも友達だったのなら。そういうのが優しさだと、いつか見た本の感想をまま思い出す。
不甲斐なさを前に加速する熱に、眉間に薄い皺を寄せて。相手の両手へと、行き場に困った鳶色を向ける。 鹿角の根本がピリと痺れ、寒気立つようだった。いつでも言葉を続けられるようにと、喉奥を鳴らす息がとうとう、震えだす。
――あぁ、でも。
…それでも、逃げ出したくないぐらいには。 彼を友達だと、自分は既に思っていたのかもしれない。**]
(108) 2014/10/07(Tue) 18時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/07(Tue) 18時半頃
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痴漢は...今まであったことないな、そういえば ほとんど歩きだったし、夜歩く時は明るいところを選んでたから 一回露出狂にはあったけど、鼻で笑ってやったら意気消沈してたし って、パンツ一枚では暮らさないわよ、さすがに
[呆れた様子で苦笑して、膳のまえに正座で座り手をあわせてから、卵ご飯に舌鼓をうつ。 食べている途中で目が合うと、幸せそうに目が細まり顔が綻ぶ]
花? ん...小さな、向日葵 花屋の店員さんが向日葵みたいだって言ってくれて それが嬉しかったから 多分あっても、今年最後だろうし、見納めに見ておきたいなって思って
[ほしい花と聞かれて、ふと思い出したのは意味深なことを言ってくれた花屋の店員。 それに連なる向日葵の花は、店員のおかげで好きになったんだと、はにかみながら答えて]
(109) 2014/10/07(Tue) 19時頃
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