171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/04/06(Sun) 22時半頃
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でも、まあ、お邪魔だったようだし―― おじゃま虫は、失礼するわね。
[そう言って片目を瞑り、二人にカメラの照準を合わせ――]
ハバネロチョコじゃなくって申し訳ないけど…… ごめんあそばせ☆
[シャッターを切ると、目が眩むほどの光量のフラッシュが中庭を照らす。 三十六計逃げるに如かず。逃げる隠れるは写真部の嗜み。 その隙に、あたしは猛ダッシュで中庭を後にした**]
(87) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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[男子の様に窓から飛び降りるなんてスカートで 出来る筈も無く、身体がスウッと校舎の窓と壁を 擦り抜ける様にして中庭に姿を見せる]
何したの? 彼女《新生派》か何かだって言うなら話は別だけど。
[そのまま近付く気配は確かに質量を持ったまま、 ミラジェンがまた なぁお と鳴いた]
(88) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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――永久閲覧禁書の間――
慢心? ただの事実よ。
[気遣いをさらりとはねのける。 珍しく、少し怒ったように>>65]
大目的のための手段のひとつでしかないミッション落としたくらいで、気を落としてる暇ないでしょう。次よ、次。
……勝たなければ、先はないんだから。
[最後の一言は、少し重くなる。 能力が亡くなったとしても、皇や他の者達は平凡な日々を過ごすかもしれないが――新生派が勝った世界に、自分の居場所はない。 そんな胸の内は、すぐに切り替えていつもの笑みに戻る]
(89) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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……そう。 愛部・ラディス・トレートル…… 幻の生成……自身も幻影化できれば、封印が解ける……?
[オスカーとラブの話を聞くと、考え込むように呟き始める。 そこに、オスカーのことを気にする所作はない。 名乗り出れば、と視線をこちらに向けられると、優雅に笑って]
残念ね。 嘘を吐いてまで、図書委員《ライブラリ》さんを愉しませたら怒られちゃうわ。
今は嫌われてるけど、神さまを討とうなんて自殺行為、しないわ?
[蒼く染まったままの左眼を眇めて、笑う]
あなたみたいに、強そうな武器も持っていないし、ね。
[背負う刀に視線を向ける。その呪訃には気付かぬまま]
(90) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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なんにせよ、状況証拠がある人から疑っていくしかないでしょう。 ……その点から、わたしは七人委員会《ジャキディス・セブン》の一人を糾弾したいのだけど、ね――、
[言いかけた中途。 ふたたび唄声《コワイア》の力が増し、蒼き紋様が疼く――*]
(91) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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まるで稲妻の様ね……。
[近付く途中で彼女は捲し立て、武器を取り去って行った。 あの行動力は見習うべきかもしれないとおかしなところで 感心しながら]
自分でストーカーって認めてたけど…良いのかしら。 うら若き乙女が…。
[断じて花の女子高生が認めて良い言葉では無い気がしたが]
(92) 2014/04/06(Sun) 22時半頃
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[何が目的だ、この人。嵐-タイフーン-を呼びそうな人だ]
た、たまたま居合わせただけ? それなら、俺もしかして、悪いこと…
[自分でストーカー自認する人に、然し俺は警戒を緩めない>>86 だがそうしていると、思わぬ乱入を招いた>>84]
えっ?ラブ、さん?
俺が確かに悪いけど…ハバネロっ? 俺、銃ははずしたし、そこまでヒドイ事は…
[あ、写真撮られた。俺の油断を見逃さずに、気配の察知能力が尋常じゃない]
(93) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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え、ちょっとまって。
せめて話でも……う わっ!?
[きょと、と逆に俺が呆然している間に、彼女は… カメラから放たれたフラッシュの光量に、俺は思わず目を眩まされた。
まぶしい、眩い!気を油断していた俺はまともにそのフラッシュ攻撃を浴びて。 猛ダッシュで中庭から逃げる彼女が、どこへ逃げたかもつかめずにいた。
…本当に、台風-テンペスト-の様な人だ…]
(94) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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………。
[口元は笑みを浮かべたままオスカーに対していたが、 前髪に隠れた瞳はストーカーの背を追っていた。 彼女が焚いたフラッシュと眼光は 私には向いていなかったと思いたい]
開けようとしているのがパンドラの箱じゃなければ良いけど。
[私を映さなければ放置しておこうと、オスカーに視線を向けて]
(95) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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う、うぅっ…目がチカチカする…
[瞼の奥が白い光に覆われて、良く見えない。 無理も無い。今学園は、辺り一面、《黒》に覆われていた。 夜目になれた瞳が、突然フラッシュを浴びて、効果は尚倍増だ]
あ、あの人ほんとう、なにもの。
気配の扱い方と、行動力-しゅうねん-だけなら。 俺が知るなかでも、かなりやばい人だよ…。
[後、俺が思うに、逃げ足の速さも最高級だとおもう… 俺は、眩しい目を鳴らしながら、傍らのラブさんに答えていた]
(96) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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やっぱりオスカーが犯人じゃない…。 さっきの紅い雨もオスカー?
[オスカーの言い訳>>93に、酷い事は皆彼のせいだと 決めつける事にした]
会長の座に着くんでしょう? そんなに見境無い状態でどうするの?
(97) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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は、話を盗み聞きしていたから。 威嚇した、だけっす。
[なぁお、と猫の鳴き声が聞こえる傍らで>>88 そう、俺はそもそも、ヒーナさんとの話の最中である事を思い出す。 今も、俺たちのすぐ近くには、彼女がいるだろう]
……《新生派》……なら……
[そこにいる、そう云うべきか、べきでないのか。 俺は微かに悩んでしまって、ヒーナさんに視線を向けたのだった]
(98) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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………そうか。
[>>89自身の気遣いをはねのけた表情は 珍しく、怒りの色が滲んだように見え
意外そうに、眼鏡の奥の眸は数回瞬きをした。
彼女の胸の内知らず だが、勝たなければ先はないという言葉には 同意の意を示すように、ゆっくりと頷く。
未来を、希望を、この学園に残さなければ。]
(99) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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うーん…確か写真部じゃなかったかしら。 皇と神宮院の傍で良く見られるわよ。 後、光流の傍にも時々出るわ。
[まるで旬の生き物の様な説明をオスカーの問い>>96に 答える。自分にもカメラが向いているらしいが 映せる筈はないから自分の事はカウントしていない]
写真部だから写真を撮る為の能力は長けているみたいね。
(100) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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自身の幻影化? ……そんな話は聞いた事がないが。
[>>90疑いを向ける先は、確かに同じだが そこに転校生関連の呟きがないのには僅か不審に思い]
現実世界《あちら》へ還れたのなら 手合わせなら、いくらでも望む所だがな。
[何処までも掴めない口調の女だが 今はまだ疑う時でないと、向ける視線を逸らす。
その視線が、背の刀に向いているのだと知れば 目を伏せるようにして、眼鏡を再び左手で押し上げた。]
(101) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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た、確かに俺が悪いすけど! 俺なりに理由もあります。
それに、俺はまだ 生徒会長《エンペラー・オブ・ジャキディス》になるとは。
[決めてない。見境無い攻撃、には反論も出来ないが。 漸く視界が回復し、ぽろりと生理的な涙をこぼした眼で、俺は困惑な表情をラブサさんへ向けた>>98]
(102) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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―――――何、七人委員会《ジャキディス・セブン》の一人?
[>>91呟きに目を開く。
また男の胸の内を、ざわめきが駆けていった―――……]
(103) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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は――扱いにくい能力《チカラ》だな。
[能力を十二分に発揮することの出来る依代がない>>80のでは、その能力はないにも等しい。 自身の能力も多少制限が多いほうだが、しかし制約《ルール》の中でなら好きに暴れられる。]
その言葉、そのまま返そう。
[別段"裏切られた"というほどの仲間意識もなく、よってこれから図書室に向かうのも、新生派への対抗でも、体制の立て直しでもない、単なる私情だ。 出られない、という事実を突きつけられたのには不満を表情に乗せるが、そのまま校内へ向かった。]
(104) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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――大図書室――
[校内は、人気の少なさもあり静かだった。 階段を上がり、長い廊下を一人歩いていく。が、図書室の扉の前まで来たところで、異質な"気"を感じ取って眉をひそめた。]
誰か居るのか。
[大方図書委員《ライブラリ》だろうかと目星をつけるも、声をかけたところで、返らず。図書室の戸窓からも人影は見えない。 ただ、代わりにぽっかりと、開いているはずのない扉が口を開けている>>32。]
(105) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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――――ビンゴ。
[正直、下見以下のつもりだったのだが。非常事態ということなのか、それとも目的を同じくしたこそ泥がいたか。 どちらにせよ"そこ"は開かれているようだった。 囮《フェイク》の可能性も考えられたが、多少の罠ならば切り抜けられると、図書室の扉を開けた。
"扉"の向こうへと、侵入していく。]
(106) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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[そこには七枷もいただろうか。 オスカーの言い分と、言い淀む様子>>98を見ていたが]
今度は何!?
[唄声《コワイア》が響く中、闇を斬り裂く閃光が駆け昇った>>81]
天に刺さった?
[天から降る雷でなく、地から沸き昇り、還る龍の様に。 突き刺さった光を唖然として見上げていた]
(107) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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― 回想>>18>>19>>20 ―
へぇ……
[此方からの悪魔の囁き。 彼はそれを見事に打ち払っていた。
それだけでなく、彼は機関のマッドサイエンティストの企みまでも看破していた様だ。]
あーあ、そこまで知っているなんてねえ。
(108) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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― 回想>>22 ―
[目の前で指輪を外してみせる。 戦闘時にも使ったそれの名は。]
これは七枷の一つ“ark” 目くらましには丁度良いと思ったんだけどねえ。
良く調べた褒美に教えてあげましょう。
この“枷”は貴方が探している“ark因子”では無いわ。
(109) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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ラディスラヴァは、オスカーの涙を見れば、男の子が泣くんじゃないのと鼻をつまんだ。
2014/04/06(Sun) 23時頃
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それならば。 見せてあげるしか無いかしらね。
[周囲の気配が変わりだす。 3つまで“枷”を外した彼女と共に。]
このあたしの力を――
(110) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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― 回想・>>56>>61 ―
ベッキー!?
[彼女は何をしてるんだとか。 これからやりあう前にいきなり横からオスカーに掴みかかったとか。
そんなツッコミを入れようかと思う間もなく。 フラッシュが放たれて、彼女は去って行った>>87。 その合間にさらなる乱入者が来た様だったが>>71。]
(111) 2014/04/06(Sun) 23時頃
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―――――……
[>>106何者かの気配を感じ 男は咄嗟に剣に手をかけ、其方を窺う。
だが、その姿が見えると 息を洩らして、剣から手を離した。]
……お前“も”勉強か?バスキンス。 熱心な事だな。
[血の滴る右手はポケットへ押し込み 左手で眼鏡を押し上げ、そう問いかける。
>>26丁度、似たような問題児に投げかけたものと同じように]
(112) 2014/04/06(Sun) 23時半頃
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[こつ、こつ、小さな靴音を立て奥に向かえば、姿見えずとも来訪者には気づかれるだろう。 不意に唄声《コワイア》の響きが増し、あとを押されているようだと口元を笑ませる。
それが黒天へと突き刺さり罅を入れた光矢《レイ》のためだとは、室内では気づくこと叶わなかったのだが。]
(113) 2014/04/06(Sun) 23時半頃
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― 現在 ―
へぇ……
[天を貫く閃光。 それに応じるように《神》の唄声《コワイア》が増して行く。その声を聞き漏らさないようにしながら。
その場に居た2人を眺め。]
御機嫌よう、ラブ先輩。 今のはまた、綺麗な閃光でしたね。
[彼女も見たそれの感想を口にしていた。]
(114) 2014/04/06(Sun) 23時半頃
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……ヒーナさん…………
[先程、あの台風部長-テンペスター-の乱入が無ければ。 "枷"を外し周囲の気配を震わせた、ヒーナさんが何をしたか知れない>>110。 だが、今も彼女に対して、俺は警戒を向けているけど]
……あの方角は。学園の屋上から、光が。
まず、い! 神の唄声《コワイア》が活性化してる。 今、少しでも力を使えば、また…。
[黒い虚空に突き刺さる光は、神の聖性を強めた気がする>>83。 先程の様に、突然、聖鎖が俺を戒めることはなかったが、だけど]
(115) 2014/04/06(Sun) 23時半頃
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勉強? そんなことのためにここまで入ってくるやつを今まで見たことがあると。 ……それともこの部屋はお前の勉強部屋だったか、図書委員《ライブラリ》。
[つんとすましたまま、同じく眼鏡を押し上げる。 口元の嘲笑めいたものは隠せず、吐息で笑った。]
面白い本があると神宮院から聞いてな。 見に来た。
[目的はただ、ストレートに口にした。 剣にかけた手を緩める>>112とは随分と信用されたものだと、内心思いながら。]
(116) 2014/04/06(Sun) 23時半頃
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