164 天つ星舞え緋を纏い
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
おじいさま、おきて
ゆうがおを、一人に、しないで
[命を奪ったことを認めたくなくて、何度も呼びかける。 祖父を失っても、「一人」になることはない、と。
心の奥底、目覚めたナニカが嘲るように告げるけれど。 それを認めたくなくて、ただ、呼びかける。
そんな己の姿は、異形のものからは格好の獲物に見えたのだろう。 こちらへと向かってくる、角を生やした人型の獣の何匹かを、黒檀色の瞳に映して]
(79) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
─ 神社の裏手 ─
[しばし、荒れた息を整えた所で、改めて手にした笛を見る。 先ほどの自分の動きは、明らかに異常なもの。 とはいえ]
……感覚は、同じ、だった。
[数日前に、櫓から落ちた鉈へ向けて念じた時、先ほど、一瞬で距離を越えた時。 そして、今、笛で異形をなぎ払った時。 どれも、同じような感覚だったのは確かで。 何によるものかはわからないものの、それが、自分の『力』であるという自覚、それだけは確りとあって]
(80) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
|
……とに、かく。 ここで、ぼんやりとしてる、わけにはっ……!
[帰らなければいけない。母がどうしているか確かめなくては、と。 そう思い一歩を踏み出す、その頭上に影がさす。 はっと振り仰いだ視界に広がるのは、こちらへと飛び掛る、異形の姿]
……っ!
[す、と。 笛を手にした右の手が、上がる。 それは、舞う時のそれと良く似た、仕種]
(81) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
|
[坊主に胸を貫かれて絶命した娘は、そのまま焔に包まれて灰と化す]
南無...
[唱えかけた念仏は、途中で途切れて乾いた笑みに溶け消えた]
いちいち弔いなぞ、追いつかんわ。
(82) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
|
……。
[再び来るであろう痛みは無く。 代わり、何かを冷たいものを握る手と。 それを伝った感覚と。
恐る恐る目を開ける。]
なっ……。
[右手の中の、凍える深緋。 三尺ほどの氷の刀と。
上下真っ二つに斬れて転がる異形の姿に目を見開いた。]
(83) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
|
[己の望みは、もう叶わないものだと知りながら。 影に飲まれて息絶える獣には一瞥もみせずに唇を動かした。
胸の内、眠っていた己がじわりじわりと、己を食い潰していくのを感じながら視線を逸らして]
そうだ。おいしゃさま。
おじいさま。すこし、まっていてください。
おいしゃさまを、おつれしますから。
[医師ならば祖父を治してくれるはずだと考えて、探しに行こうと踵を。 既に命を失くした者を助ける術など無いと、わからぬ年でもないのだが。 自分以外の誰かを頼りたくて、駆け出した]
(84) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
|
……は。
[緩やかな、けれど鋭き舞は異形を断ち切り、打ち落とす。 笛に宿りし銀の光がふわり、そこを離れて身の周囲を取り巻いた。
移ろう『時』、その流れの象徴たる四季の移り変わり。 それに由来する力は、『破』から『守』へと形を変えて、しばし、留まる]
……いか、ないと。
[小さく呟き、歩き出す。 慣れぬ力の行使は少なからぬ疲労を呼び、駆けるための『時』を縮めて瞬時に『渡る』には僅かに足りぬ様だった]
(85) 2014/02/16(Sun) 00時半頃
|
|
[が。]
え ?
[くらり、視界が歪む。 小さな身体は、その歪みのままにとさり、倒れた。
それが、力の行使の加減を知らぬ故の疲労だと察することも出来ず、何が起きたのかと、困惑して]
だれ、か。
[助けを求めて、声を落とした]
(86) 2014/02/16(Sun) 01時頃
|
|
[骸を焼く焔は、襲い来る異形達をも巻き込んで、焔の結界と化して坊主の姿を緋の照り返しに染めている]
(87) 2014/02/16(Sun) 01時頃
|
|
―自宅近く―
[強く頭を振った。 さらさらと零れる砂の落ちる先は、踏み固められた土の上]
息、詰まっかと思った。
[深く深く息を吐いて、目を開く]
父様、中かな。 ……襲われてねぇよなぁ。
[“現れた”場所が其処であったのは、偶然か、意図しての事か。 いずれにせよ、本人の意識は今は別のところにあるけれど。 心配気な口振りと共に家へと向けた眼の奥で、闇色は未だ燻っている**]
(88) 2014/02/16(Sun) 01時頃
|
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 01時頃
|
おじいさまを、
(ゆうがおを、)
もとに、もどして。
[そのどちらも、叶うことはないと知りながら**]
(89) 2014/02/16(Sun) 01時頃
|
双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 01時頃
|
[ぴしゃり。 草履が赤い池を踏み、日向の足が止まる。 池の真ん中にぷかりと浮かぶのは、あの日あげた、母直伝の風車]
……なんで。
[拾いあげようと屈み込んだ背に、衝撃を受け地面に転がった。 気が付けば、周囲を囲んだ異形が、一様に視線をこちらへ向けている。 まるで狙いは、初めから日向だったとでもいうように]
[悲鳴が聞こえる。 手が届かない遠くから、もう少しで届いていたくらい近くから。 日向をねえちゃんと呼びまとわりついていたあの声が、痛々しく引き裂かれていく]
(90) 2014/02/16(Sun) 01時頃
|
|
あ、……
[喉が震えた。 このまま感情を全て吐き出せば、自らの声で全ての音を掻き消せるだろうか。 だが――それではいけないと、右手に宿る熱が言っているような気がした]
[手を伸ばし、転がっている風車を拾う。 溢れ出しそうな色々を押し込めるように、横向きに口へ押し込んで。 地に手を着き、体を起こす]
[次の瞬間、日向の身体は、異形らの頭上遥か高くまで飛び上がっていた]
(91) 2014/02/16(Sun) 01時頃
|
子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 01時頃
|
[獲物を見失い動きを止めた、異形の頭の一つを踏み付ける。 ごく軽く蹴りつけるだけの動きで、日向の身は軽々と宙を舞う]
(まだ……諦めてなるものか)
[竹軸を折れそうなほど噛み締めながら、娘の視線はまだ前を見据えていた**]
(92) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
子守り 日向は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
む……? 先までよお晴れておったが…雨かの?
[不意に暗がりだす空を見上げる。雲はない。しかし徐々に、確実に辺りは暗さを増していく]
お天道様が……ほっほ、珍しい事もあるものじゃ。それに祭りと重なるとはこれは何かの御達しかもしれぬのう。
[呑気な事を言っていられたのはそれまでで。
的外れなようで間違いでもない、そんな言葉を継げた次の瞬間。
人だかりから悲鳴が上がる。]
(93) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
え、ぁ……
[やけに手に馴染む刀をしっかりと握り締めながら、震えのとまった足で、立ち上がれば。 遠巻きに女を囲む異形の姿と、遠く、方々から聞こえる悲鳴に気付いた。]
もう、なんだっての……よっ。
[言い終えるより先、奇声上げ飛び掛る異形たちへと、右手ひとつで振るう刀は、正確に異形を捉え。 ひとつ、またひとつと斬り捨てていく。]
(94) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
……
[すべてを斬り捨てた後。 もう、近くに異形は居ないかと、肩で息をしながら視線をめぐらせば、近くの木の陰、見知った老婆の顔が見えた。]
(95) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
[境内には既に動くものの気配はない。 いつも座って笛を奏でていた白梅の周囲も、鈍い色に染まっていた]
……く。
[そこから強引に視線を逸らし、石段を降りていく。 どれだけの血が流れているのか、誰が無事なのか──そも、自分以外の者が生きてるのか、それすらはきとはわからない状況に、焦りが募った]
一体、なんだって、言うんだ。 なんだって、こんな、事に……!
[理由がわからない事への苛立ちが言葉になって零れ落ちる。 やり切れない思いを振り払うように首を左右に振り、それからふと、空を見て]
……え?
[高くたかく飛び上がる人影>>91を認めて、一つ、二つと瞬いた]
(96) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
あれ……は。
[遠目で、誰か、まではわからないものの。 自分以外にも誰かがいる、という事ははっきりとわかって。 それと共に、何か、近いものをそこから感じたから]
……そのまま、無事でいてくれよ。
[小さく呟き、身の回りを取り巻く銀の光に軽く、手を触れて。 それから、見えた影の方へと触れた手を差し伸べる。
他を寄せ付けぬ冬の冷たさは、転じて硬き守り。 それが、手助けになるように、と念じて光を飛ばした後。 歩み向けるは、自身が今、誰よりも案ずる者の許。**]
(97) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
[燃える焔の結界は、封じられた記憶を蘇らせる]
(98) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
[鬼火を呼ぶこどもは、親に疎まれ、人買いに売られた]
[事情を知らずこどもを買った人買いもまた、こどもの異能を恐れて、その命を奪おうとし…抗ったこどもに逆に殺され骸となった]
[殺した相手を弔うのは、後悔のためではない。 この後も、己の命や自由を奪おうとする者は、躊躇わず殺すのだと、そう決めているためだ]
(99) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
[その心根のまま、人としては生きられぬ、と、諭した住職も、己の行く手を阻む者として殺したいとこどもは思い…殺さぬために里を出た]
[住職を慕っていたというわけでもない。ただ、殺してしまえば終わりだ、と、どこかで何かが囁いたのだ]
(100) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
|
[それは或は、寺にも里にも馴染めず、寺で遊ぶ子供達を睨みつけるばかりだったこどもに、たった一人、誘いの声をかけた少年の事を、思い出したからかもしれなかった......]
(101) 2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 01時半頃
|
さて、誰ぞ生き延びておるのか...
[遠い記憶は焔の中に飲み込まれ、坊主は笑みを刻んだまま、再びゆっくりと歩み出す]
[生き延びた者はきっといる、だから、探せ、と、目覚めた闇が*教えていた*]
(102) 2014/02/16(Sun) 02時頃
|
|
[女が立ち去った後、残っているのは胸元を貫かれた老婆の*遺体のみ*。]
(103) 2014/02/16(Sun) 02時頃
|
|
……? 一、なにがあったか見てきてはもらえ……、一?
[茶屋の椅子から立ち上がるも、惑う人の波で何が起きているのかよくみえない。傍らにいたはずの一平太は何時のまにか姿を消していて、細い目を瞬かせる>>72]
……年寄りを置いて先に退くような若人ではないと睨んで居ったがのぅ。
[どうも悲鳴の起きた先から逃げるように流れていく人波を見るに、先日の川でのことのように自分から確かめに首を出しに行ける状況ではなさそうだ。ではとりあえずは流れに乗ってここを離れよう、とよたよた駆け出した瞬間。]
(104) 2014/02/16(Sun) 02時頃
|
機織り 雪客は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 02時頃
説法師 法泉は、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 02時頃
|
[逃げ惑う民を上から押しつぶすように、 闇に染まった空からそれは飛来した]
(105) 2014/02/16(Sun) 02時頃
|
|
…………。
[また一つ大きな悲鳴が至る所から上がると、人の波は形を成さずに散り散り四方へとばらけていく。 育ちすぎた醜い猩々のような『それ』の大きな二つの足は、今しがたまで走っていた者の着物と血を踏みつけていた]
[常、見えているのかわからないほど細い老人の目が猩々に向けられる]
……ふむ。長生きはするものじゃな。得難い経験がある。 雷門よ、おぬしは……これを見越しておったのかの?
[あちこちで人が動き回るこの場で、足を止めた老人と猩々だけが動かず。 先に均衡を破った猩々が雄叫びと共に前足を振り下ろして、]
(106) 2014/02/16(Sun) 02時頃
|
|
―回想―
ばあさんや、なんぞここの所おかしいのじゃが。 『なにがです?』 儂が弄ると盆栽が妙な育ち方をしおる。 『気のせいですよ、きっと』 いや、気のせいにしては度が過ぎておる。ほれ、枝を切ったのにすぐに生えおったわ。 『まぁまぁ、すばらしいではありませんか。きっと神様からの賜り物ですよ』 なんぞ地味な奇跡じゃのう。盆栽が生きたところでどうにもなるわけではなしに…。 『いえいえ、神様が下さったものです、きっと……』
(107) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
|
|
―祭り、陽の呑み込まれた空の下―
『…役に立つ』、のぅ。 果たしてこれで何が変わるのやら……。
[人のいなくなった通りで老人が溜息をつく。 見渡す辺りに人の影はなく、遠くではまだ微かに人の声が聞こえる。
見渡す辺りに人の影はない。人として動くことはない骸ばかりが血の海に転げる。]
(108) 2014/02/16(Sun) 02時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る