255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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[非の無いことで謝罪を口にするペラジー(>>25)の頭を、落ち着かせるようにぽふぽふと撫ぜる]
謝る必要はない 落ち着け
[ひどいものだ、と口にするブローリンの言葉を聞く。 誰を信じて、誰を疑うのか。 あまり興味はない。 恐らく自分は“信じる”という意味でなら、今でもニコラスのことを信じている。彼がショクであるとか記憶を喰うとかそういう次元の話ではなく、“彼”という理性を信頼している。 それは、彼がヒトであろうとショクであろうと関係がない。 腹が満たされている肉食獣は小動物を襲わない。 熊は怒らせなければこちらを襲いはしない。 それを信じるのと同じくらい、己にとっては自然なこと。 ただ、この場では森や山での自然の摂理が通用しないだけのこと]
(30) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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……
[問に返ってきた声は、ここに来る前、最後に聞いた者の声だった。]
そうか。
[向こうに動く様子はない。 こちらも、まだ目覚めきらぬ頭のせいなのか、 環境に身体がついていかないせいなのか。
動くことはできずにいれば、>>+20どこからか落ちてくる声。]
(+24) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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主催側のやっていることは、よく分からない
[ブローリンの指摘した曖昧さ(>>27)には頷いて。 どうしたらいいのか分からない、と途方にくれた表情のスザンナに頷き、席を立つ]
……まあ、一度、力技を試してみるか
仕事依頼かと思ってここに来たから、猟銃を持ってきている 怯えさせるのは不本意だから、見せなかったし口にしなかったが 発砲して困るなら、主催側が持ち物検査しなかったのが悪い
ちょっと玄関を破壊できるかどうか、試してくる
[引き止める声がなければ、大広間を出てゆくつもりで]
(31) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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誰かの声を聞くのは、 随分と久しい気がするな。
[ここに来てから、誰かを見ることも聞くこともなく。思わず、そう零した。]
(+25) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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どうしようもないからこそ、決めなくちゃならないんだよ。 自分自身で。
[彼女の吐露>>29は最もだ。 言い換えれば、当たるまで誰かを犠牲にし続ける、と同義なのだから。
疑えば、その人は捕まる。無事である保証はない。 ショクであることを証明することは簡単でも、ヒトを証明することは難しい。 ショクが、ヒトを偽るからだ。]
(32) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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――ショクを見つけて、僕は此処を出なくちゃならない。 というよりは、主催者に会わないといけない、かな。
ラルフが無事なのか、そうでないのかを。 確かめなきゃいけないから。
そのためなら、この場にいる全員の名前を書いたっていい。 自分の正体は自分がよく知ってる。
……友達が居なくなってしまった以上、
僕に躊躇う理由はない。
[言って、立ち上がった彼>>31を見上げる。 玄関から大手をふって出ていけるなら願ったり叶ったり、だ。 人手が要らないようなら、気をつけて、と声をかけて見送る]
(33) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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[再び舞い戻る返事は、ただ、受け入れられるもの。 ふ、と肩を小さく揺らして笑えば>>+24]
驚かないんですね。
[目を伏せるようにして、また一言。 やがて、扉の向こうから聞こえる声に、ブルーノの意識が向くと。>>+20 自身も、息を潜めるようにして扉へと意識を向ける。]
(+26) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[そんなことして、彼らに捕まっても知らないよ。 忠告は終ぞ、音にしないまま。 ]
(34) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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―― 地下・二度目のめざめ ――
[>>+4 まさか僕がここに増えた事で、ショコラの精神的にいくらかの助けになったなんて気づけなかったけど。 怠い身体を起こして、彼女が呼びかける先を見やったら、予想外の人物がそこにいた。]
……おじさんじゃない こんなかび臭い所で何してるのさ
[ふたりの会話の合間に零れた一言は、いつも通りの軽口にしては大分キレがなかったと思うけど。]
(+27) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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違う、
[>>+9 笑い混じりの告発を聞いてしまえば、咄嗟に、思わず、口を挟んでしまった。 彼女にどんな意図があったとしても、僕にはこれを跳ね付ける理由があったんだ。]
違う、違うよ。 ブローリンは、……ブローリンは、僕を守ってくれたんだ。 ……僕が、"捕まらないように" してくれたんだよ 心配するなって、後は任せろって、……だから。
[……口走った中身については深く考えてなくて、多分僕は冷静でなかったんだろう。 >>+17 でも、話してる二人の間で漂う空気が、僕にはどうしても、苦しくて。 "ショク"と"ヒト"の距離を見た気がして、居ても立っても居られなくて]
(+28) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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ガストンは、ブローリンに、人手は大丈夫だ、と頷く。
2016/10/12(Wed) 23時頃
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[その声の主が、郵便夫だと分かれば。 苦い笑みを、落として。>>+20]
此方の無事を気遣っている場合じゃないでしょう。
[右へ、左へと浅く首を振ったなら。傍と小窓のほうへと視線を向ける。
彼が、何故。ここに。]
(+29) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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捕食者と、被食者だからって。 悪い生き物だとは、……限らないんだよ……。
[実際喰われてる二人に言うことじゃない。わかってる。 だけど、それでも、僕の友達を悪者と言い切らないでほしかった。
ことばの最後は小さく、小さく落ちていって、 僕の視線も薄暗い床へと流れていく。]
(+30) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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ペラジーは、スージーを不安げに見つめ
2016/10/12(Wed) 23時頃
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猟銃!? ……ああ、玄関。
[力技、猟銃、で一瞬身の危険を感じましたの。 でも、"玄関を"という言葉で、ああ、と安堵しましたわ。
もちろん彼が血迷って。その猟銃で何かを仕出かす可能性だって、あるだろうけれど――。 でも、きっと。それをするなら、昨日だってその前だって。ガストンと2人きりになることはあったわ。だから、生命を奪われる可能性については今は、低く見積もるつもり。
もし彼がショクなら尚更……生命なんて、奪わないでしょうから。]
(35) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[ブローリンは友の無事を知るために、主催者に会わねばならない、という。私は別に密告されたり記憶を奪われたりした人たちに特別な思い入れはなかったから。きっとその反応は淡白だったでしょうね。
――でも。
きっと大切な人がそういう状況に陥っていたら、彼のような反応をするのは、当然だった、と思うから。]
……もし。密告する箱に。 「全員の名前」を入れたら、どうなるのかしら。
ショクの名前は確実に4人の中にあるんでしょう? それだと無効になっちゃうのかしら。
……密告されて、どうなるのかがわからない以上、 諸手を挙げて賛成、とは言えないんですけど……
でも、「ショク」の名前が投書箱に入った時点で 全員解放される、とか。 ……夢物語、なのかしらね。
[ブローリンの「この場にいる全員の名前を書いたっていい」の言葉を受けて、ふと、考えるのよ。*]
(36) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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友達が、いなくなったから…
[スージーがここを出たいと願う言葉はずっと変わらなかった。 ブローリンはラルフを見つけなければという。強い意志。 不安げに握りしめる首飾り。
何時も降るのはやはり大きな手>>30]
だいじょうぶ、なの?
………っ、
[自分にこんなことを願う資格なんてないけれど
いかないでほしい、そんな言葉を飲み込んだ]
(37) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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[自分自身で決めなくちゃいけない、と述べるブローリンに心の中で相槌を打つ。
心は決めた。 昨日、スザンナの言葉で己の迷いは払拭された。 もう自分を疑うことはしない。
昨日を振り返れば、身体が持たないから食べてほしいと、スザンナに食事を強制してしまったような己の行動。 そのあとも、皿を洗うにしても、人の居なくなった大広間にしても、(>>6>>7)大分付きまとってしまったと今なら思う。 目を離せば誰かが居なくなるかもしれない、という不安。 こうして今日も顔を見れることに安堵しつつ。 姿の消えた人物の無事を祈りつつ]
(38) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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……俺には投票箱がどんな影響を与えているか、よく分からない
ニコラスの投票したものしか知らないが ブルーノ、という名前を書いて姿が消えたというなら 全員の名前を書いたら、全員が囚われてしまう可能性もある
無効になるくらいならいいが、 あまりあなた方に危険のあることはしてほしくはない と、思う
[この館から姿の消えた人々が、どうなっているのか。(>>33) それが分からないのも、この館に蔓延する不安を大きくしている要素のひとつ。 ブローリンの言葉を、スザンナの言葉を咀嚼して。 大丈夫なのかと問うペラジーに、小さく微笑む]
(39) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[こちらの返事に、笑ったのだろう、息の漏れる音と動く気配がする>>+26。]
いちいち、驚いてられんからな。
[驚かないんですね。そう言った彼に、そう返す。 そうして、小窓からの声とニコラスが言葉を交わすのを聞きながら、
どこか怠い身体を動かし、ゆっくりと立ち上がり、 そのやり取りの声が聞こえる場所へ、少し近付くか。]
(+31) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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大丈夫だ、行ってくる 銃声がするだろうけど、それが収まるまでは、危ないから 近づかないで、待っていて欲しい
壊せたら、3人を呼ぶ 行ってくる
[言葉を途切れさせたペラジーの頭を、もう一度撫でて。 手を離せば、大広間を後にした]*
(40) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[忘れたくない事はいっぱいある。 出来れば何一つだって忘れたくない。
ここで、短くてもこうして誰かと出会った事さえ忘れたい事は一つもない。]
どうして、あとひとりいるって分かるんだよ ボクが一番変なのは見たらわかるじゃないか!
ボ、クが一番、記憶なくなったって きっとやってける、って思う、し。 だからもう、終わりにしようよ!ねえ!
みんなをだしてあげてよ! お願いだよ…
[聞いてるんでしょう、と。]
(41) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[>>+17こちらの言葉に、ロダートが穏やかな笑みを引っ込めた。 ショクは、ブローリン。 それはここに来た者の共通認識だと思っていたから、“ショクはニコラスでは”という彼の言葉に今度はこちらが驚く番だった]
……確実だよ。 って、言っただけでも信じてもらえないかもしれないけど。 わたしの記憶を食べたのは、ブローリン。それは確か。
[“触れた時、普通の人間と違った”なんて言ってもどうせ誰も信じてくれやしない。 マジシャンがトランプを持っただけで枚数が分かってしまうというような、いわば職業病と呼ぶべき曖昧な能力。
けれど、確実だと言えることがある。 わたしは、わたしの記憶を食べたブローリンのことを覚えている。
記憶を奪われてもなお頼れるのは結局、記憶だという話。 なんだかすごく皮肉で、屈辱的だ]
(+32) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[そこまで会話したところで、ラルフが強い口調で否定の言葉を放った。>>+28
彼は昨日結局、ベッドから動かなかった。 胎児のように丸まって眠る姿がなんだか痛々しくて、かける声もなかった。
ブローリンへの言葉は充分譲歩したけれど、それでも彼の気持ちに触れてしまったみたいである。 けれどラルフが言葉を発しているのを見て、少し安堵を覚えていた]
……そうなんですね。
[『ブローリンは、僕が、"捕まらないように"してくれた』と、この間までよりも覇気を失った様子でラルフは言う。 その真意はわたしには分からない。 深く追求するような真似もためらわれて、どういう意味だと問うことも出来なかった]
(+33) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[ラルフの言葉の意味はきっと、彼に触れていたなら分かっていただろう。 けれどラルフと肌を触れ合わせたことのない私は、よもや彼が“ショクと人間のハーフ”であるなんて思いもよらない。
そもそもショクが、人間との間に子をもうけることができるなんて、そんなことすら思い至らない。
『悪い生き物だとは、……限らないんだよ……』>>+30というラルフの言葉が、浮力を失ったシャボン玉のように床へと落ちて弾けて消えてゆく。
真相は分からないにしてもその言葉を聞いて、「ラルフはブローリンがショクだと知っていたのかな」と、思った。
けれどそんな言葉も、発想も。 気付いてしまった恐怖の渦に飲み込まれて、わたしはしゃがみこむしかなかった>>+11]
(+34) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[>>+18ロダートが、毛布をかけてくれる。 縮んだ身体を包み込んでくれる。
冷えた硬い毛布はやがて体温であたたまった。 その上から大きな手で、ロダートが背を撫でたり叩いたりしてくれる。
郵便屋さんの手だ。 色んな人に、色んな思いの詰まった手紙を届ける手。
背中から染み入るように、ロダートの父性を感じる。 得たことのない父性。
わたしにとって父とは母を殴るもので、そしてわたしを――……]
(+35) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[触れるロダートはこんなにも優しいのに、彼の手が背を行ったり来たりするたびに吐き気は増していった。
必死に反芻する。 彼は父親じゃない。 彼はお客さんじゃない。
ロダートと初めて会った、あの公園での和やかな思い出を手繰り寄せる]
……ありがと、ロダート。 ごめんね ……触らないで、くれるかなぁ。
[胃液を吐き出さぬよう、口を小さくすぼめるように開いて、それだけ告げた。
優しい彼のことだから、きっと言葉に従って手は離れただろう。 それを哀しく思う資格なんて本当、わたしにはない
こちらから離れたロダートが何をしているのかまでは、わたしには気が回らない>>+20]
(+36) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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ペラジーは、ガストンの背に手を伸ばしたが、僅かに届かない
2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[>>+14 ショコラが嘔吐いても、僕にはその細い背を抱く権利がない。 だって、僕は、"あちら側"だから。 ……けど、おじさんが傍にいてくれるから>>+18大丈夫な筈。]
そっか。 おじさんを"食べた"のは、ニコラスなんだ。 ……少しは、マシになったのかな……。
[おじさんの物言いから、何があったかはわからないけど、彼の正体がバレてるのを察した。 食べることが出来たなら、きっと今は多少楽になってるんだろうと思うと、少しだけ安心した。 ……折角教えて貰ったのに、ちゃんと名前を呼べてない。 場違いな勿体なさを感じながら、僕は天井を仰ぐ。
……ニコラスも、すごく苦しんでいた。 食べたり話したり出来るんなら、僕とはまた違う筈だけど、 自分を"ああいう風"に表現するわけも、結局知れていない。 なのに僕の無茶な提案を聞いて、窘めてくれていたんだ。……もっとちゃんと話せばよかった。]
(+37) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[ブローリンの飲み込んだ忠告。(>>34) 主催側に捕まる可能性は、この時点では考えていない。
一度、部屋に行き、己の荷物を持って玄関に行く。
やがて玄関から響くのは、三発の鈍い銃声。 弾が当たった箇所の飾りは壊れ、木が剥がれ落ち、しかしその下には分厚い鉛の板が覗いていることだろう。
そうしてその銃声を最後に、己の姿は館から消える]**
(42) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[ついで聞こえたのは、かつての聞き慣れた声。>>+30 小さな窓の向こう側の世界に、幾人かの気配がする。
聞こえた言の葉に、]
………。
[小さく、膝の上で拳を握りしめた。]
(+38) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 23時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[ガストンの言葉には口を噤む>>39 見えない不安、蔓延る懸念。「そんなことない」なんて誰が言えたでしょう。あわよくば、無事扉を壊せて外に出られれば。今はそれを願ってガストンの背中を見送ったわ。
――その後、3発の銃声が聞こえたけれど、ガストンが帰ってくる事は、無かったの。>>42 益々、それが、不安を助長したわ。
それに――あんなに明るかったペラジーが。 こんなにも、悩んで、叫んで。
だから、護りたい、とさえ思えてしまったの。 それは演技なんかに見えなかったから。]
(43) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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……ペラジー。落ち着いて。
私、言われたの。 「あなたは記憶を奪われたいのか」って。
そういう可能性を考えたことがあるのも確かよ。 それで、どうなるか、頭の中でずっと考えてた。
記憶を奪われていいのは、きっと私。 あなたは、ダメ。 そんなに、人のために熱くなれるような人の。 大切な記憶なんて、奪っていいわけがない。
[それが誰にどう届くのかは、わからないけれど。]
(44) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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