184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling
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[男の腕が素早く動いた>>32のが見て取れたが 何をしたのかまでは分からなかった。 穏やかな笑顔で挨拶をされ そこで初めて相手が顔見知りの掃除夫だと気付く。]
…お、はよう、ございます。
[笑顔を作ることは難しかった。 声色を作ることも出来なかった。 ひやりとした空気の中を歩いても 気分は重く沈んだままで。]
(36) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
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[人狼騒ぎの話題>>33が出れば息を呑む。 昨夜見た光景が、耳にした言葉が、生々しく蘇る。]
自警団長さんが……撃った、と。 けれど、もうひとり。いる、のだと。
[聞きました、と続ける声は小さくなって。
当然ながら、直接話を聞いたわけではない。 団長の周囲は集まる自警団によって囲まれていたし メアリーは、彼女を抑える手によって 門前からは引き離されていた。
それでも、墓守の情報を得ようと必死に澄ました耳で 広がるざわめきの中から、大体の事情は拾っていた。]
(37) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
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[もう1人居ると聞いたのは、団員に付き添われた帰り道。 街を走り情報を伝達していた、別の団員からの話だった。 そんな事を思い出しながら男に尋ねる。]
人狼は、こわい、ですか?
[それは人を喰らうからだろうか。 それとも未知に対する本能的な恐怖だろうか。
花や樹や果実に寄ってくる虫を、メアリーは躊躇なく殺す。 毎日の食事だって、他の生命によって作られている。 全ては自分が生きるためだ。
だからもし。 遠い昔、御伽話で聞いたように 人狼が生きる為に“喰う”のであれば それは自分達と何も変わらないのではないだろうか。**]
(38) 2014/07/14(Mon) 15時半頃
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[やがて回収された遺体は教会に預けられ、 日暮れ前に埋葬された。
その数は三体。”獣”のものはなく、自警団によって遺棄されたという。**]
(39) 2014/07/14(Mon) 16時頃
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いや。挨拶した程度、なんだけどね。
[エリオット氏は答えた。 墓石の前に片膝をついて屈み込み、刻まれた名をなぞる。]
……捕まるといいね。
[何を祈ればいいのかわからず、それだけ、呟いた。
結局この事件が何だったのか、エリオット氏は知らない。 彼は未だ、商店街の女将連中と同じ、ただの野次馬。傍観者に過ぎないのだ。]
(40) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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[やがて立ち上がり、女を振り返る。]
いや、有難う。助かったよ。 衝動的に来てみたものの、どこを探せばいいかも、さっぱりで。
[エリオット氏は頭を掻いた。 それから、はっとしたような表情を見せ]
あ、怪しい者じゃないんだ。 ユリシーズ・エリオット、―――ただの、物書き。
[彼女が故人に縁のある者なら、自分は相当な不審者だろう。 そう思って、言い訳のように、彼は言った。]
(41) 2014/07/14(Mon) 18時頃
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[メアリーの返答に男は静かに頷いた。]
もう一人。……そう。
[一度視線を落とす。沈黙が流れ、それを先に破ったのはメアリーだった。]
……怖い、か。 正直わからないんだ。 今でも本当に人狼なんてものがいるのか、心のどこかで疑ってる。
[人が死んでいるのにひどい奴だよね、と自嘲して。]
……大事な人が殺されてしまうかもしれない、 この街がめちゃくちゃになってしまうかもしれない、 そういう意味でなら、怖いよ。
[それは人狼に対する恐怖とは少し違う。人間が人間を殺すこともある。 人狼に対しての恐怖とは何か。直接見えていない男はそれをはっきりと言い表せない。]
(42) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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このまま待っていれば、この騒動は終わるのかな。 人狼は捕まって、この街に平和も戻って……。 僕達にできることは、戸締まりして神様に祈るくらいしか無いのか……。
[ふと思い出したように男は話を切った。]
と、ごめん。 あんまり長話するとメアリーさんのお仕事の邪魔になっちゃうかな。
[まだ客らしき姿は辺りには見えないが、男はそう言った。 このままだと際限なくまとまらない思考を彼女に聞かせてしまいそうだったから。*]
(43) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 20時半頃
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>>+20 うっせ。 てめえなんざにマジになるのが馬鹿馬鹿しくなったんだよ。
[もう全てがどうでもよくなったというように、ネイサンにヒラヒラと手を振った。意地を張るのは、もうやめたのだ]
てめえこそ道化師ってタマかよ。 なんだよそのふざけた格好は。
[この街を出てから、ネイサンになにがあったのかは知らない。 だが、並々ならぬ苦労があったことは容易に想像できた]
(+21) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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[「本当」に人狼なんてものがいるのか。 それはメアリーにも分からなかった。 目の前で、人が狼に、狼が人に変わる姿を見れば また違ったのかもしれないが。
それでも昨日の様子は普通じゃなかった。 何かを隠蔽するの為の虚言だとも、到底思えない。]
大事な人…が殺されるのは 私…も、嫌。です。
[ふるりと小さく頭を振る。
誰にだって大切な人がいるのなら 分かり合えるのではないかと夢をみた。 感情を受け止め、分解し、理解して再構築することで 赦す事も、止める事も出来るのではないかと。
しかしいつだって現実は、夢のようにはうまくいかない。]
(44) 2014/07/14(Mon) 21時頃
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[待っていれば、この騒動は終わるのだろうか。 掃除夫の声を聞きながら、メアリーはそんな未来を考える。
降り注ぐ朝の光。風に揺れる緑。弧を描く噴水。 区切られたままの、向こう側。]
あ、いえ。 こちらこそ…すみません。
[こんな日に客が ── そもそも外に出る人が、あまりいるとは思えなかったが 気を使い、切り上げてくれようとする掃除夫に詫びると。]
大事な人の手は どうか…離さないで。
[離されてしまった手を思い出し、小さく呟いた。*]
(45) 2014/07/14(Mon) 21時頃
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……。
[>>39ドナルドはそっと地上に目を移す。 “モノ”のように捨てられる自分の死体を、無感情に見つめる。 隻眼は何の感情も映さず、ただ事の成り行きを見守っていた]
ヨーランダの隣の墓に入ることもできねえんだな。俺は。
[ぽつり、と呟いて。深く嘆息]
まあ。仕方ねえよな。
[頬杖をついて、むすっと自警団の奴らを見下ろした。 せめて人間の姿で死にたかった、と独りごちながら]
(+22) 2014/07/14(Mon) 21時頃
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[物書きを名乗るユリシーズと言う男は、事件を探るためにここにきたわけではないらしい。 男の様子を眺め、自分にとって脅威でないと判断する。]
そうね。 化け物……人狼、が何匹いるか知らないけど、 一匹はあちら側で死んでいたらしいし、 人間の手で殺すことができるなら、捕まえることもできるでしょうね。
[それまで何人が犠牲になるのか。 ――何人を餌食にすることができるのか。]
何か、今回の騒ぎでかき立てられるものでもあるのかしら。
[でも、と言葉を続ける。]
(46) 2014/07/14(Mon) 22時頃
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気を付けないと。 自警団も街のひとも、人狼を捕えようとするでしょう。 怪しい素振りを見せたら、身に覚えなくても捕まっちゃうかも。 私だって、さっき、検問受けたんだから。
[参るわよね。と、迷惑そうな顔をして。 ミッシェルは暫くユリシーズを見つめていたが、 長く見つめすぎていたことに気付いたように、首を振る。]
じゃあね。
[打ち切るように唐突に。 問われぬ限り名乗りもせず、踵を返した。*]
(47) 2014/07/14(Mon) 22時頃
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「や、お嬢さん」
[聞き覚えのあるテノール>>25に顔を上げれば 先日、花を買い求めてくれた男の姿。 白と桃の花を指定されれば、籠から抜き取り整えてみたが 少し寂しい感じがしたので、サービスで緑を数本足す。
白い花を指定されると、どうしても墓地が頭を過る。 墓地が頭を過ぎれば、連動するように墓守の姿を思い出す。
湧き上がる感傷を喉元で食い止めながら 薄桃の包装紙に、ふわりと緑のリボンを結び 精一杯の笑顔で花束を差し出した。*]
(48) 2014/07/14(Mon) 22時頃
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─ 墓地 ─
[遺体が埋葬された>>39と聞いて来たものの メアリーは、主を失くした墓地内で困惑していた。 ここ数日で増えたであろうその数は6に及ぶ。
そのうち2つには小さな墓碑があり サイモン、そしてペラジー・フラウスと彫られていたが 残りの4つはまだ墓碑すら無く その場が1度掘られ、そして埋められた事しか分からない。
メアリーは、スカートのポケットに手をやると 誰か居ないだろうかと辺りを見回す。**]
(49) 2014/07/14(Mon) 22時頃
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[>>+18まるで拗ねた子供のような声だったので、背伸びして頭を撫でようかと手を伸ばすが、はたして己の身長で、頭をなでることは出来ただろうか?]
(+23) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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[>>+17ネイサンの歌が聞こえてきてそちらを見る。 広場で見かけた、あの道化師のネイサンだと分かって。さらに、ドナルドと知り合いのよう。>>+20 女の子泣かせてるのは、はて?誰のことなのだろう?と首を傾げたか。]
すごいなー。
[手の中でカードが舞うのを見てそんなこと思ってた。]
(+24) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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[空を見上げ耳を澄ませる。 >>6>>7 調査と救助活動が終われば、街の警備は強化されるだろう。 ”むこう側”の死者の中にも生者の中にも金髪の娘がいないとわかれば、嫌疑がかるだろうか。 いずれにせよ、当分の間、狩りをするのは控えた方が良いことぐらいわかる。 長い間、人を食らわず生活していたのだ。難しいことではない。
ドナルドとヨーランダを屠った――そう判断してヘクターを噛み殺したが、銃で撃たれたことを考えれば、敵と言うならそれは自警団の隊長かもしれない。 しかし、ミッシェルの感情は妙に醒めていた。 大怪我をして伏せているという肩書きしか知らぬ男に対して、憎悪も殺意も抱けずに。]
(50) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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[ただ、獣の野生を奥底に眠らせたまま、時がくるのを待つのだ。 それが他者の破壊か己の破滅になるかはわからないまま。*]
(51) 2014/07/14(Mon) 22時半頃
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[男は静かに頷いた。 そして噴水の縁から立ち上がる。]
……ありがとう、メアリーさん。 メアリーさんも、大切な人の傍に……どうか。
[軽く会釈してから振り返り、噴水を見上げる。
今日も休み――否、正確には夕方から噴水の水を抜き、チームでこの大きな噴水の清掃を行う予定だったのだ。 だがきっと中止になるだろう。作業は夜まで掛かる。 作業員が嫌がらなくても、住民からの苦情が来るかもしれない。 そういうことを、上司たちは厭う。]
(52) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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[だから本来は夜の作業に向けて休めておくべき身体を男はこうして動かすと、広場を離れ、商業区へと向かった。 知らないこと、目を背けていることが多すぎる。]
(53) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/07/14(Mon) 23時頃
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おやおや、そりゃひどい言い草だ。 タマなら、ほらよ、この通り。
[手の中、トランプ消し去って、赤青黄色ぽいぽい回す。 どこから出るのか、一体どうして触れられるのか、そんな細かいことは、やめだやめ。]
ぼろのきったねえクソガキが、表舞台に戻ってくるにゃあ、その手が一番だった、てえだけかねえ。 ま、それも拾ってくれたあいつらがいなきゃはじまんねえ話だ。 野垂れ死なないってだけで、選択肢がなかったんかもしんねえな。
[ひょい、ひょい、青、黄色だけ右手に持って、残った赤はドナルドに弾き飛ばしてやった。 当たるかどうか、すり抜けるかもしれない、八つあたりのような悪ふざけだ。]
(+25) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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――ヒースリング教会――
[もうこの街に長らく残る事はないだろう。 そう考えると足は自然と教会へ向かっていた。 訪れると訝しげな眼を向けられたが、聖別の証を見せると歓迎するように迎えられた]
告解、よろしいでしょうか…
[その言葉に神父は身を固くする。 時期が時期なだけによろしくない事を想像させたようだ。 ここまで来たものの、フランシスカもどうすべきか悩んでいた]
(54) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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お前なんかに墓が出来んなら、末代まで呪ってやんわ。 ああ、あの豚が生きてたら、まだあり得たか。
[そんなら、まだ俺は生きてたかね、なんて嘯く。]
(+26) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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ネイサンは、お褒めいただきありがとう、とペラジーに一礼した。
2014/07/14(Mon) 23時頃
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─ 墓地 ─
[夕暮れ時、再び墓地へ。 漏れ聞いた話では、ドナルドのものはないらしい。 巻き込まれた貴族の娘とは、恐らくヨーランダのことなのだろう。どちらの話にも得心し。 つい数日来のことなのに懐かしい銀髪を思い返す]
あ。
[人がいるとは思わなかった。 >>49 こんな騒動の折、若い娘が夕暮れの墓にひとり。 先ほどの詩人同様、見覚えがある。]
こんな時間に。 危ないわよ。
[傍から見れば自分もか弱い娘、なのだろうが。 何となくおかしな気分で声をかける。*]
(55) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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おおー、すごいすごい。 [話しながらもトランプが消えて、赤青黄色ぽいぽいでてくる。]
うわっ。
[残った赤はドナルドの方へ飛んでいくのをびっくりしたが>>+25 凄いとしか言葉がでてこず、拍手することで表しただろう。 一礼したのをみて、慌ててこちらもぺこり*]
(+27) 2014/07/14(Mon) 23時頃
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―― 商業区・路地裏 ――
[男が最初に足を運んだのは、サイモンが死んだ路地裏だった。 もうすっかり綺麗になっているが、男のアンバーは他と違う色をした地面を目ざとく見つける。 落としきれず染みになってしまった血だ。]
……カジノの近く、か。
[男はそちらに足を向けた。]
(56) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
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―― アッパーアイランド ――
[カジノは通常通り営業していた。中に入ると騒音が男の耳を炙る。 だがどこか違和感があった。
タバコを吸いながらスロットマシーンに興じる常連客の話に耳を傾けてみれば、"オーナーと用心棒の姿を見ない"と聞こえてきた。 "人狼に喰われちまったのかもな!"と冗談が……恐らく明るいうちから酒も飲んでいるのだろう……陽気さとはまた少し違う種類の笑い声が男の眉を顰めさせた。
やがて黒服がこちらを見た。 テーブルにも着かずただうろうろしているだけの男の不審さに気づいたのであろう。 逃げるようにして男はカジノを後にした。]
(57) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
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[ふと、1人の女性が歩いて来るのが見えた。 どことなく見覚えのある顔。 まとめられた金色の髪がゆらりと揺れる。
危ないわよ>>55と言われ、小さく首を傾げる。 何が…と問い掛けようとし、団員の言葉を思い出した。
『金の髪の女性が、向こう側へ』
喉元まで出かかった言葉を飲み込んで メアリーは女性に声をかける。]
墓守さんに、御挨拶が、したくて。 でも、どこに埋葬されたのか…。
[分かりますか?と尋ねる声は、少し震えていただろうか。
全然、怖いだなんて思わなかったのに 可能性を考えた途端、足元が凍りついた気がした。*]
(58) 2014/07/14(Mon) 23時半頃
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