308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ だからきっと、 ほんの一瞬自分がリスクをとって、 手早く家の中から目当てのものを取ることで、 ゾーイが少しの間でも持ち直すなら、 悪くない選択のように思えたんじゃないかしら。
行くと言ってきかないノーリーンを、 ウィレムとゾーイと一緒に見送ったわ。
ママがうさぎちゃんを取ってきたら、 ニコニコ良い子ちゃんに戻ってくれる?
尋ねられて、ゾーイは大きくうなずいた。 ぎゅうっとふたりにハグをして、 ノーリーンは自分の車にすばやく乗り込んだわ。]
(47) 2020/10/23(Fri) 18時頃
|
|
怖くないよ、怖くない…キャリーないや…もう… アーサーごめんね、こっちにきて、お願い。
[ 激しく威嚇する猫を必死に宥めようとする。 しかし猫はこちらを介せず──私の後ろを見ていて]
え。
[ 猫の目線を追って振り返ると、そこにはどろりと濁った 光のない瞳と、濃厚な血の臭いが、あった。 *]
(48) 2020/10/23(Fri) 18時頃
|
|
[ はじめは男の人たちが出かけている日中、 お肉やフルーツを干してみたり、 あの手この手で加工していたんだけれど、
日に日に彼らが持ち帰る物資も減って、 少しばかり時間を持て余すようになっていた。
庭に生えている食べられそうな植物も、 もうあらかた摘み終えてしまっていたのね。
こんなことになるなら色とりどりの花じゃなく、 なにか野菜でも育てていればよかった。]
(49) 2020/10/23(Fri) 18時頃
|
|
[ 数日前に送った返信を見返していた。
西に行けば助かるの? 食べるものはある?
どうやら返事が来る様子はなかった。 サングラスを検討する気にもなれず、 ほうとため息ひとつついて、 わたしは新しい返信に言葉を返した。]
(50) 2020/10/23(Fri) 18時頃
|
|
[ スマートフォンを一度閉じたわ。
リビングのテーブルの上にそれを置いて、 わたしはウィレムの隣に腰を下ろした。]
ねえ、また次の本を探しに行かない? ジャーディンが読んでいたものが、 2階にまだまだたくさんあるわよ。
[ 時折こうして声をかけるのだけれど、 ウィレムは与えた本を読み終わると、 ただぼんやりとしていることが多かった。
この状況のせいかもしれないけれど、 少しでも気晴らしになればと思って、 私はゾーイとウィレムの手を引いて、 絵本なんかが置いてある部屋へと向かったわ。]
(51) 2020/10/23(Fri) 18時頃
|
|
[ そのとき、車の音がしたのね。 2台分。男の人たちが帰ってきたわ。
日に日に彼らの帰宅は早くなっていく。 街がどんどん空っぽになっているせいよ。
……いいえ、空っぽなんてうそ。 おかしくなってしまった人であふれてる。
食べるものがなくなる日は、 もうほんの目前に迫っているわ。 なにかに襲われる前に倒れてしまいそう。
何の打開策も見つけられないまま、 状況ばかりが悪くなっていくの。 でも、このまま力尽きるのを待つなんてダメ。]
(52) 2020/10/23(Fri) 18時頃
|
|
[ ゆっくりとしか階段だってのぼれないくせにね。**]
(53) 2020/10/23(Fri) 18時頃
|
|
[わざわざ表アカウントの方で 投稿した記事を裏で引用してから、 真っ暗な部屋の中を仰いだ。
壊滅的な音がして 家の電気が死んだのがついさっきのことだ。 たぶん、ゾンビたちの暴動のせいで あちこちのインフラも おかしなことになっているんだろう。 今年買い替えたデスクトップPCちゃんもお陀仏だ。 今、俺と外界を繋ぐものはこのスマホしかない。 進は俺が殺した。 母さんは連絡が取れない。父さんもだめだ。 多分二人ともゾンビになったんだろう。 ……沙良は、会いに行ったって、怯えさせるだけだ。]
(54) 2020/10/23(Fri) 19時頃
|
|
[成人したって戦場でカメラを構えるでもなく 家族を守るために奮起できたわけでもなく 友達を殺しただけのクソ童貞は
まあ、英雄にはなれないんですけど。 ちょっとだけでも、やっぱり、 世の為人の為に役に立ってみたいと思ったんだよね。
……って、進が聞いてたら 「やけくそすんなよ」って怒りそうだなあ]*
(55) 2020/10/23(Fri) 19時頃
|
|
―― 放送 ――
あー、聞こえます? 黒猫クシャミです。みんな、元気にしてたかにゃー? いやーー大変なことになったな。 テレビがつかなくなって何日経ったっけか。
[場違いに明るい声が響いた。 動画の画面は猫耳パーカーの男を映している。 マスクと髪のせいで素顔はよくわからない。
そのまま、画面が反転して、 荒れた街並みを映し出した。]
(56) 2020/10/23(Fri) 19時半頃
|
|
コメントはちょっと、 通信とかの関係で返事できないかにゃー。 申し訳ない。
テレビで放送がなくなって 皆外がどーぉなってんのか気になるかなって思ってさあ。 放送開始してみたわけ。
あはっ。やべー。世紀末。 ここどこかわかる? アルタ傍なんだけどぉ。
[スマホは、残酷なまでに晴れた空と そこに立ち上る黒煙と もはや残骸になり果てようとしているビル街を映す。]
(57) 2020/10/23(Fri) 19時半頃
|
|
秋葉原とかソンビに占領された場所あるらしいじゃん。 ここはまだちょっとはマシなんかなー
やばいね。店、誰もいないけど食料品の棚だけが空。 逆に薬とか、日用品はまだ残ってるみたい? この辺に住んでる人がいたら参考にしてね。
あー。レジスター壊されてら。 金なんてなんの意味があるんだか。 ……ぁっ、 ちょ、やば
[店内を映し出していた画面が一瞬暗転する。 うめき声。走る音。「やべーって」と叫ぶ声。]
(58) 2020/10/23(Fri) 19時半頃
|
|
[ややあって、再び画面が明るくなる。]
……見えるぅ……? あー。よかった。まだ繋がってた。
[黒猫の耳が覗いた。 スマホが揺れる。 画面が、フェンスを揺らして よじのぼろうとするゾンビを映し出した。]
よじ登るのはちょっと時間かかるみたい。 こいつら。
この隙に…… 逃げるんだよォ――――ッ!
[スーパーの裏手に来ていたのか、 そのままアスファルトを踏みしめ男は逃げ出した。 再び、生放送の画面が暗転する。*]
(59) 2020/10/23(Fri) 19時半頃
|
|
[ ノーリーンはなかなか帰ってこなかった。]
(60) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
[ リビングに戻って、子どもたちと少し遊んだ。
絵本を広げるとその上に寝そべるオッドに、 ゾーイは文句を言いながらも少し笑ってたわ。
朝からよく泣いて疲れていたのかしらね。 しばらくするとゾーイは眠ってしまった。
ウィレムも腹ばいになって、 無防備なオッドを撫でてやってたのね。
わたしはお隣の奥さんや、 弟さんのお嫁さんと今晩の食事について話していた。 ノーリーンがいないことに気づいた彼女たちが、 どうしたのかと尋ねてきたけれど、 事情を説明したらそれ以上何も言われなかった。]
(61) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
[ そんなときだったわ。 家の前に車が止まる音がした。
それなのになかなか玄関のドアが開かなくてね、 わたしたちは訝しく思ってリビングを出たわ。
外から帰って身なりを整えていたはずの、 お隣のご主人や弟さんもそこにいた。 同じように不思議に感じたのかもしれないわね。
誰も動かなかった。 けどわたしには奇妙な確信があったわ。 扉の向こうにいるのは絶対にノーリーンだと。]
(62) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
[ 彼女を招き入れようと、わたしは扉を開いたわ。 ……そこにはやっぱりノーリーンが立っていた。]
(63) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
[ 泣きそうな顔をしていたの。足から血を流して。 その腕にはしっかりと抱きしめるように、 卵色のうさぎのぬいぐるみを抱えていたわ。]
──ノーリーン!
[ 駆け寄ろうとしたわたしの腕を誰かが引いた。 そこにいたのはお隣のご主人だったわ。 彼は険しい顔をしてノーリーンに問いかけた。
噛まれたんですか?
ノーリーンは唇を噛み締めたままうなずいたの。 どうして≠ニ旦那さんが言うのが聞こえた。]
(64) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
私を撃ってください
(65) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
[ ノーリーンはまるで呼吸の仕方も忘れたように、 ぜいぜいと大きく息をしながらそう言ったわ。
信じられないことにさほど躊躇う様子もなく、 一瞬下がったご主人は銃を手に戻ってきたの。
わたしの喉からはほとんど悲鳴みたいな、 掠れてろくに言葉にもならない声がこぼれた。]
──よしてください! そんな、そこまでしなくたって、 意識だってはっきりしてるのに!
[ ご主人の腕に縋るようにしがみついたけれど、 わたしみたいな年寄りの力じゃ、 男の人が揺らぐ様子なんてちっともなかったの。]
(66) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
ノーリーン! あなたもよ、 お願いだから考え直して。 助かるかもしれないじゃない! あなたがいなくなってどうするの? 母親の代わりなんていないのよ、ねえ。
[ 取り乱しているのはわたしだけだった。
お隣の奥さんとその弟さんがわたしの腕をとって、 銃を構えるご主人から引き剥がしてしまった。
真っ白な顔をしたノーリーンが数歩歩み寄った。 距離を詰められて、ご主人は少したじろいだわ。
ノーリーンは唇を強く引き結んだまま、 わたしにうさぎのぬいぐるみを強く押し付けた。 そして、銃を構えるご主人の目の前に立ったの。]
(67) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
[ わたしたちの視線を一心に浴びたノーリーン。 ふいに彼女の唇がわなわなと震えだした。 そしてそのほっそりとした両手で顔を覆った。]
(68) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
死にたくない 死にたくないわ! ああ神様 ひどいわ どうして!
(69) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
|
──お願い、やめて!
[ そう叫んだきり、指の一本も、 黒目のひとつだって動かせなかった。
絞り出すようなノーリーンの声を遮るように、 ご主人が震える指でその引き金を引いたの。
ダン! とかバン! みたいな、 なにかが破裂するような重い音がしたわ。 支えを失ったように細い体が崩れ落ちて、 赤い色が視界にさあっと散った。 額の穴からどくどくと血を流して、 ノーリーンはもうぴくりとも動かない。
ドアの外で騒いでいたからでしょうね。 何かが集まってくる気配がしていたわ。 それでもわたしたち、なかなか動けずにいた。*]
(70) 2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
クシャミは、ビアンカの庭の犬を走りながら思い出した。
2020/10/23(Fri) 20時半頃
|
[おおい、と、路上で物資を漁っている人間に手を振る。 怪訝な顔をして手を振り返してくるので 配信者たる男は人懐こくそこに近づいていった。
まるでテレビのレポーターか何かのようだ。]
何かめぼしいものは残ってますか?
「このあたりだと生ものはもう駄目だなあ 地下の倉庫にまだぽつぽつ缶詰とか…… 人間の食べ物じゃないものは残ってるけど。 田舎に疎開って話も出てるしよ」
(71) 2020/10/23(Fri) 21時頃
|
|
あー。大変ですねえ。 なんか、頑張ってください
「おー。兄ちゃんはどうするんだい」
……俺ですかあ とりあえず、明日を生き延びますかにゃあ
[そう和やかに会話をした後、 再び首都を歩いていく。]
(72) 2020/10/23(Fri) 21時頃
|
|
騒ぎが聞こえるな。なんだろ
[煙があがっているわけでもないのに 人々の喧騒が聞こえる。 覗き込むと若い女が別の女たちに蹴り飛ばされていた。]
「よくもまあ少ないたくわえを盗んでくれたもんだよ」
「ごめんなさい、弟が、ごめんなさい、ごめんなさい」
「ごめんで済んでも許さないからね! ゾンビの群れの中に放り込んでやろうか」
[争う声が聞こえる。]
(73) 2020/10/23(Fri) 21時頃
|
|
……ひでぇことになってるなぁ もしもーーし、おまわりさーーん!
[まるで警察に電話でもするようにスマホを頬に押し当て 女たちに聞こえるように男は喋る。
暴行を加えていた女たちは肩を揺らし、 あたりを見渡して散り散りになった。
残された若い女に手を差し伸べるでもなく、 男はそっと、その場から離れていった。*]
(74) 2020/10/23(Fri) 21時頃
|
ビアンカは、クシャミ、あなただった? どうにも思い出せないの。
2020/10/23(Fri) 21時頃
|
[ 少なくともわたしたちは人を殺してしまった。]
(75) 2020/10/23(Fri) 21時頃
|
|
[ 人を殺してしまった。 本当にそれが正しい選択だったの?
警察に連絡をしたほうがいい? それとももう機能なんてしていない?
ああ、こんな状況でいったい何が、 わたしたちを裁いてくれるというのでしょうか。]
(76) 2020/10/23(Fri) 21時頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る