227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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─幕間◆観客席にて─
ごきげんよう。 [席の一番後ろ、端の方に座る男の姿を ちろり、と一瞥すると、>>5:+96 微笑みを浮かべて舞台の方に向き直る。]
……役、か。 役というなら、私は観客の役だね。 ただ為される劇を見ているだけ。
あなたの蝶は、 ──白い蝶は見つかったかしら。アリス?
[悪魔、と直接応えることはなく たんたんと、質問を返す。
舞台では相変わらず四人が 最終幕を繰り広げている。]
(20) 2015/06/29(Mon) 14時頃
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[攻撃を続けながら、聞こえる声に肩をぴくりと揺らす。
私は……死にたくは、ない……!
ディーンの言葉>>17と思いは結局、自分と、そしてアリスと同じで、今対峙している“赤の女王も” 生きて返りたい、それは全員の共通の願いだろう。 彼らに恨みがある訳ではなく、ただその願いのために。
けれどどちらかが戻れる道をなくす未来は。
ならば最善の策は?
先に“死んだ”他の仲間達の事を考えれば安易に死んで犠牲になりますなどとは言えない。 何より自分だって戻りたい]
(21) 2015/06/29(Mon) 17時半頃
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(――何処に?)
[問いかけたのは誰だったか。 ずっと僕達はここに居た。 それはディーとダムの思考。うっかりすると飲まれる。 それでなくとも肩やら腹の負傷で負担も大きい。 このままここでディーとダムでいようよ、と語りかける声に]
っざけんな。
[低く呟くと、手にした双剣を改めてきつく握り治す。 正解は見えない。それなら最善を尽くすだけと]
(22) 2015/06/29(Mon) 17時半頃
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やーな、こったっ…!
[ちりつく、首筋の痛み。
ああ、鬱陶しーことにまた。 闇でも這いずり登る感覚に、 兎への返事も籠めて、
── 二重の意味で、『抗う』。
追って聞こえた雑な舌打ちは、 嘲りに鎮火しかけた炎に、 もっかい 油を注ぐだけだ。 ]
(23) 2015/06/29(Mon) 18時半頃
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…はっ、 そう思うなら、思っとけ!
命なんて重いもんは、盗んでも 『預かって』返すだけがせーいっぱいだ!
……殺したって、 そのまま見殺しにゃあしねーっての…!
[『何が何でも解決する』。 どうするかなんて、んな根拠は 二の次で考えてなんかいない。 綺麗ごとだって言われたって仕方ねえ。
── でも、それでも。 迫る気だけは、出任せじゃねーんだって。 まっすぐ、前のめりに駆けてく。 ]
(24) 2015/06/29(Mon) 18時半頃
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[>>17その先にゃ鋭い刃物の輝きが あるだけだとしても、 構わずに拒絶を払い 駆ける。
更に足を踏み切って突っ込もうとする、 その直前 >>18引き攣るような声。
背後で揺らめく猫の影が兎を食まんと 飛びつきゃ びたん!
扉にぶち当たりゃあそのまんま、 ぷすぷす 焚き木みてーな臭いが 蔓延してく。
崩れるよーに座り込んだ兎の姿は、一瞬。 定めるように捉えてた視界端から ずり落ちた。]
(25) 2015/06/29(Mon) 18時半頃
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[ 頭ん中で描いていた半月の軌道がブレて、 慌てて 碧を地の方へころり、転がす。 ]
ッ、 さーっきから我儘ばっか! それいうんならアンタだってその変な扉!! 使うんじゃねーよ、フェアじゃねーだろーが!
[その弾みで思わず減速しちまって、 つんのめりそーなのはなんとか。
爪先に力入れて堪えきったが。 >>19八つ当たりみてーに喚かれちゃあ
( 全部は流石に聞けねーよ! )
ムッとして眉根を寄せながらも、 確かめるよーに柄を強く握って ―― 、
(互いに能力を使わないって決めるんなら それはそれで呑んでもよかったけどな) ]
(26) 2015/06/29(Mon) 19時頃
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[いっそ『猫』を防がれたんなら、 上に跳んで薙いでやろうかと。
勢い良く、
たんっ、
さっきつんのめって殺した勢いと つま先に持ったまんまの力を利用するよーに、
空へと 躍り出し ―― 、 立ち上がらずに無防備に見える姿に 血塗れた衣をはためかせて、 ]
[ 斜め下へ。 ]
[ 舞踊みてえに身を捻り、 月の弧を薙ぐよーに振るおうとしたとこで ]
[ 響く、>>19踵を打ち鳴らす音。 ]
(27) 2015/06/29(Mon) 19時頃
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[ 駆けだした虎は、 そー簡単に止まれやしない。
… 火の輪でも潜るように ジャンプしちまったなら尚更!!
偃月が兎の肉を断とうとしたとこで、 地に足を触れたかと思えば
そこに 『地面は無かった』。 ]
… は?
え、 うお ッ …!?
ちょっ、テメ …!!
[ ―― 足を止めるって選択肢すら 浮かぶこたあ無く。 ]
(28) 2015/06/29(Mon) 19時頃
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[足をついたはずの 『扉』ん中に無様に落っこちりゃあ、 ‟舞”の途中じゃ、 ろくに受け身も取れねーまんま。 ]
い、 っ …… !
[ ごろん、 っと
随分香りのきっつい、 黒薔薇の中に突っ込んだ。
刺さる茨が身を掻き毟りゃ、 思いっきり顔は歪んで地に伸びる。
身を打った勢いで剣は甲高く澄んだ、 楽器みたいな音を奏でて ―― 、
人一人分、 離れた位置まで転がってった。 *]
(29) 2015/06/29(Mon) 19時頃
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[『いけ好かない』 決して良い意味ではない言葉だが、自分にとっては褒め言葉。この席に着いてから初めてにっこりと機嫌良さげな笑みを浮かべ、彼(=英雄)の方を見やる。]
…僕も、物分かりの良い奴は好きだよ。
[同じように真似て言葉を返し。 『飲み込まれなければ』とのことには、内心で頭を傾げる。まあ考えても分からないし、わざわざ訊く程でもないだろうと自己完結。 続いた言葉>>+5に同意を示し、]
(+7) 2015/06/29(Mon) 20時頃
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[淡々とした話し方が人間味を帯び、声音が元に戻れば]
……ヘクターか? 不可思議なモノを身に宿しているんだな [気味悪がるでも、興奮するでもなく。 ただ、純粋な興味をもって言った。]
[ストレートの紅茶を飲んで眉を寄せた彼に]
大量の砂糖に慣れてしまえば 近い将来糖尿病になるぞ…。
[…なんて。 今更しなくて良い心配を口にし、ケーキと一緒に飲めば丁度だろう?と声を掛けたか。*]
(+8) 2015/06/29(Mon) 20時頃
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キルロイは、ヤニクに話の続きを促した。
2015/06/29(Mon) 20時頃
キルロイは、ヤニクに話の続きを促した。
2015/06/29(Mon) 20時頃
ミツボシは、ディーンに話の続きを促した。
2015/06/29(Mon) 20時頃
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今度が無い事を祈っているよ 俺がここに来たから良いが、もしも隣に眠る妻がここに来ていたと思うとゾッとする
[どうして自分がここに居るのか、それはわかったものではないが、彼女が居ないのならば安心出来る 気を付ける、なんて言われればクスクスと笑ってその頭を撫でてやろうか]
何、今はこれが食えただけで満足だ なかなか美味しいぞ。食べるか?
[ポップコーンをナイトメアに差し出してはみるが、それは受け取ってくれただろうか そのままの意味だと言われればそれまでで。彼等が自分とは違う世界から来た者だなんて簡単には信じる事も思考が繋がるわけでもなかったのだが]
あぁ、一緒だな。いや、一緒ではないのかもしれない この悪夢はこういう世界なのだから。朱に交われば赤くなる…と言うのかもしれないな
(+9) 2015/06/29(Mon) 20時半頃
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[フッと鼻で笑えば後ろから聞こえてくる足音に振り向いて]
おや、“不思議の” キミもこちらに来たのか。いや、知ってはいたけれどね
[他の者がこちらに来ない辺りから察するに誰も観客席に来ようとはしないのだろう 舞台に上がるか、それともあの場に留まるか。どちらもサイラスにとっては考え難いものではあったが、彼が今居る以上それが事実なのかもしれない]
すまないね、不思議の いや、すまないとも思っていないのかもしれない 招待状は書いたが、血まみれになってしまったのだ
[嘘は言っていない。勿論彼のために何度も何度も書き直して完璧に出来上がった招待状は今、舞台の上で自分の屍と共に地にまみれてしまっている]
(+10) 2015/06/29(Mon) 20時半頃
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それに、殺したのはキミの仲間の兎だ 恨むならそいつに言ってほしいものさ
[彼が本気で自分の招待状を欲しがっていたか、と聞かれればそうではないのだろうが。それでも、嫌味ったらしく言ってしまわずには居られずに]
それはさて置き 不思議の。これは食べるかね
[手に持つはポップコーン。ナイトメアが全て食べていなければまだ残りはあるはずだが、それを彼は食べようとしただろうか**]
(+11) 2015/06/29(Mon) 20時半頃
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―聞こえてくる声への独白― [ああ、だけど]
『命なんて重いもんは、盗んでも 『預かって』返すだけがせーいっぱいだ!
……殺したって、 そのまま見殺しにゃあしねーっての…!』
[アリスの言葉>>24を聞いて唇が笑みの形に変わる。 殺すことしか考えて居ない自分。 こういう考え方を持って居しているから自分の中に矛盾があった時に“狂う”のだろうかと。
だけど“ユーリ”の考え方は使われる駒の域を脱することが出来ない。 結局、戦う状況が有り、戦えと言われれば何の疑問もなく戦う“駒”だ。
だけどアルヤスの考え方は]
(30) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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……アリス、ってーのは確か。 歩から成り上がって女王になるんだったか。 は、どーりで。駒じゃ考えないことを考えるわけだだけど。
[甘い、と思うのも事実。 見殺しにしないでいられるかどうかの根拠がない。 それでも気持の問題だ。
“自分の仲間のため”
だけでなく、盗んだ命すら“何とかして救おう”とするその思考は]
確かにお前は女王に成り上がるに相応しいし、“鏡”のボス、だな。
[であるなら一兵卒は。 アリスの手足になるのみ。死ぬのだとしてもせめて]
赤の女王と差し違えるくらいじゃないと、なぁ?
[最後に残るのはアルヤスが相応しいと思えてしまった]
(31) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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[――もしくは。
あのアリスの盾になって死ぬのも悪くないかも知れない*]
(32) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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[駆ける姿>>25と対峙して、木の焦げる臭いを背中に嗅ぐ。 立ち込める黒い煙に小さく咳き込みながら、腰を降ろしたのは、どうやら正解だったらしい。
慌てて此方を向く碧>>26に、笑みを返してやりたい気分で。 けれどぴくりとも動かない表情は、ただ真摯に彼へと向けられる]
わ がままは、どっちだ! 刃物だけで戦ったら、それこそフェアじゃないだろう!
[向けられる言葉に、苛立ちと焦燥が煽られれば此方からも。 小さなナイフとそのシャムシールじゃあ、釣り合いが取れないと抗議めいて怒声を返す。
それに此方はこういう経験は皆無なんだ。 少しくらい、ハンデをくれたって良いんじゃないか……なんて。流石にそこまでは、口にしたりはしなかったけれど]
(33) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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[空へと躍るその姿>>27を目に焼き付けたなら、此方も黙ってそれを見ていられるわけも無く。 相手が舞踏の様に刃を翳すその瞬間、足を踏み鳴らす事は叶ったらしい。
飛び上がった勢いのまま、飛び降りる様に扉へと吸い込まれる姿には、嘲笑を禁じえない。 上手くいったとほくそ笑む事が出来ない分、精一杯、鼻で笑ってやって]
は、は――! ざまぁないな!
[子供みたいな勝鬨を上げて、ふらつく足で立ち上がる。 随分とまあ無理を強いてきたせいか、疲労は既に限界に近付いていて。
嗚呼やはり、さっさと決着をつけなければ、と。 募るのは焦燥ばかり]
(34) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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[黒い薔薇へと身を沈める彼>>29の近く、澄んだ音と共に転がる刃へと視線を向け。 足で近付くより早いだろうと、踵を踏み鳴らせば、現れた扉でそのすぐ隣へと。
そうしてその剣を手にしたのなら、より遠くへと投げ捨ててしまおうか。 ……もう、二度と。彼がそれを手にする事の無い様に]
……覚悟は、出来てるんだったよな。 "アルヤス"。
[一歩二歩と、足早に今度は此方から彼へと近付き。 つい呼んでしまった彼の名前は、酷く強張って響いた。
漂う薔薇の香り。 果たして彼の顔は、此方を向いているだろうか。
茨に刺されたのであれば、すぐに動き出す事は叶うまい。 目についた武器は奪ってやったから、反撃の術もきっとありはしないだろうと。 とはいえ彼がどう足掻こうとした所で、ディーンのする事に変わりは無い]
(35) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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[それでもすぐに彼へと刃を振り下ろさなかったのは、邁進故か……それとも、別の感情からくるものなのか。 ディーン自身にも分かりはしないまま、漸く振り上げた刃は、酷く緩慢なもので]
…………、おわらせてくれ、よ。
[懇願めいて落とした言葉の真意は、彼に伝わるべくもない。 後はただ、振り上げた刃を突き立て様とするだけ**]
(36) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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ホウ?面白イ奴メ。
[英雄≪ハカタノ=シオ≫はクスクス笑う。 >>+7気分よさそうに笑む彼に対しカラカラと 声を返せば空になった皿の上へナイフと フォークを静かに置いた。 行くか行くまいか聞かれた言葉への 返答と共に理性が元通り≪フヘン≫になる。]
…あー、確かに乙だ。あれ≪ハカタノ=シオ≫は乙であって乙ではない、いわゆるもう一人の自分という奴だな…。
[受け継がれた血筋≪ヒーロー≫の力というべきか。 おかげで異様に元気≪ビョウ=キ・ナラズ≫なのだから いつ倒れても可笑しくないのに凄いところ。]
糖尿病≪ブラッドロリ≫は……嫌だな。
[甘いケーキを口に運び、続けて無糖を飲む。 …こういう嗜みもあるのか、とヘクターは真顔である。 (砂糖は大体硬弾丸魔撃になっている)]
(+12) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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― 城壁前 ― [あいも変わらず不意打ちなんて頭にねーと言うような でかでかとした開戦の声>>5:69に、僕は顎を上げて見る。
……あいっかわらず……(気持ちいい奴。)
す、と目は落とし。 対峙する双刀の黒髪を見りゃぁ、 あん時の続きのような戦いが始まろうとしていることに 縁のようなもんも感じつつ。]
因果がやり合うよーになってんのか…
[不思議と鏡、混ざり合うよで混ざる事のない世界。 中途半端なキャストが最初におん出されたってーのも]
―――なかなか言い得て妙だねぃ。
[はふ、と吐く息は湿気を含んで薄闇に溶け、 僕は白兎と向かい合う僕の命に視線を戻す。 ――――現実味なんて、まるでない。]
(+13) 2015/06/30(Tue) 00時半頃
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あんたに盗まれた覚えはねーんだけどなー。
[ ”命を預ける”だの ”盗む”だの。>>12 ふわり舞うショールをひっ捕まえて、聞いてやりたい。 そんだけの覚悟は一体どこから湧いてんだ って。
( まあでも。 ……いっか。 ひでー奴じゃあ、なさそーだし。)
僕の命を持ってる事をアリス達は知っているのか、 それすらも知らない。 餓鬼に遊ばれる駒のような命。 撃たれて死んだ筈の自分の命が弄ばれてるってーなら、 強ち悪夢も間違っちゃいないのかもしれないが。
さく、さく、ゆっくりと草を踏む音は 目の前の光景とはひどく乖離していて 命を取り合う2人の風は 僕の髪も耳も揺らさない。
静かに ひどく静かに、僕は兎とアリスを見ていた。]
(+14) 2015/06/30(Tue) 00時半頃
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――― ぁ、落ちた。
[白兎が作った落とし穴>>34に キレーに落ちてく姫>>28 そこにひょいと近づきのぞけば、覗き返すような深淵。
こんなん、どー戦えっつーのよと 至ってマトモな人間の僕は ふらつきながら声を上げる兎>>34を見て ]
生きて会いたかったねぇ、もーひとりの兎。
[にや、と笑ってみせたのは アリスを屠ろうとする者への、薄い意地のような手向け。
木に凭れた猫>>5:+89は、まだそこに居たのかどうか。 もし目が合えば ちょいちょいとひとつ ”下” を指さして見せて。
長い耳は、口をあけた昏い穴に 吸い込まれる。**]
(+15) 2015/06/30(Tue) 00時半頃
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>>24 ( ははっ。 預かった命を返す術。持ってんのかよ。)
[持ってないだろ、と声に出さずに、 唇だけを僅かにゆがめた。
(――あいつに会えるように してくれるわけでもないだろ)
殺人は殺人だ。それ以上でも以下でもない。 目覚められないのは、自業自得だ。自業自得だけれど。
アルヤスの吐く宝石の様な言葉一つ一つを 豚の餌にしてやりたい。 ……こうまで素直にひとを「嫌いだ」と思ったのは、 どれほど久しぶりだっただろうか。]
(+16) 2015/06/30(Tue) 01時頃
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[鮮やかに、猫が躍った。>>15 扉が現れ、兎がそれを回避し「変な力を使うな」と喚く (まったくだ、と白兎に同情した) アルヤスはそれに言い返して(まるで子供のようだ)]
(+17) 2015/06/30(Tue) 01時頃
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[ラルフは静かに、息を吐く。
……きっと、あの男の纏う空気は、 ドブの底で生きてきた生き物には、清すぎるのだ。 (そう、それに触れるには”手遅れ”なまでに。)
冷めた目で”アリス”を見てから、 ただ、白兎と女王を見届けている。 たんたんと、場を見続けている。]
[白兎が落とし穴をつくると、 その中に落下していくアリス。 鏡の国がどのように始まるかしらないが、 随分とらしいじゃないか、なんて肩を竦めた。
隣で、李の小さな感嘆の声が聞こえた。]
(+18) 2015/06/30(Tue) 01時頃
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[指差し、落ちていく>>+15李に片眉をあげて]
アリスを追いかける兎なんて、斬新だコト。
[そういいながらも、ラルフも気紛れについていく。]
せめて薔薇の中じゃなきゃいいね。
[そんな言葉が真実になるのは、 そんなに未来の話ではなく
ふわりと高所から落下したならば、 そこは黒薔薇の園だった。 最初から身構えていたこともあり、 落下自体は失敗せずに、そのまますとんと降り立つ。 (もしかしたら、三月兎を踏んづけるなんてことが あったかもしれないが)
それから、その場から少しだけ離れて。]
(+19) 2015/06/30(Tue) 01時頃
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