人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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【人】 信徒 オーレリア

 ─── …… ケヴィン、


[ …… と、名を綴るのでした。*]

(119) ゆら 2016/11/20(Sun) 15時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 一瞬だけ、眸をまあるくさせます。
懐かしい名>>125と、彼が言うからでした。
わたしのこの夢のような前世の話は、
わたしだけの空想ではなかったと思い、
胸が、熱く高鳴ります。

…… けれど、同時に、
彼は、ケヴィンではないのかもしれないと、
言葉の意図を、捉えるのでした。
わたしは、唇を一度噛み締め、
息を吸い、言葉を続けましょう。]


 そう、ですね … 。
 わたしは、美歌。織木美歌、です。
 …… あなたも、ええと、
 

(132) ゆら 2016/11/20(Sun) 20時頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 視線を落として、けれどもう一度彼を見詰めます。]


 …… あなたも、ええと、
 この、修道院に “ いた ” のですか?


[ わたしたちが此処に在るのは、当たり前。
ですが、過去を、前世を、知るだろう彼は。
あの日、あの場所、時を同じくした誰かでは。
そんな、想いが、胸を過ぎります。*]

(133) ゆら 2016/11/20(Sun) 20時頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 差し出したハンカチは、
彼女の掌の中へと吸い込まれました。
… その手許の動きに、仕草に、
見覚えがあるの、でした。

深く刻まれる彼女の皺は、>>127
愛し、愛された証なのでしょうね。]


 … いいえ、そのハンカチは、
 あなたに、差し上げます。


[ 向けられる笑みを、わたしは知っています。
私の大切な、ひとでした。
穢れさせてしまったあの掌。
皺の刻まれるそれに、指を伸ばしかけますが、
やはり触れることはできぬのでしょう。]

(136) ゆら 2016/11/20(Sun) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ けれど、わたしの思いは、
杞憂だったのかも、しれませんね。>>129]


 …… そう、ですね。
 貴方は、あなたの、…… いいえ。
 あなたは、強くあるのですね。
 あなたに会えて、本当に、よかった───


[ ぎこちないかもしれません。
あの子のようには笑えないかもしれません。
けれど、ゆると眸を細めて、微笑むのでした。*]

(137) ゆら 2016/11/20(Sun) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ ─── …… 夢の中の、お伽話。
そう、あれは、ゆめの、はなし。
集団催眠にでもかけられていた、
そう捉えても違いないものだったかもしれません。

ケヴィンだと、ベネットは名乗ります。>>138
其れが本当ならば、わたしは、私は、
彼に聞きたいことが、あるのでした。]


 ケヴィンは、 …… あの事件のあと、
 生を全うできたん、ですか …?


[ 息を吐く彼に、視線を泳がせて、
わたしは濁すように問いましょう。*]

(142) ゆら 2016/11/20(Sun) 20時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 応えを聞けば>>144、目許を弛めて、
わたしは胸を撫で下ろしていたことでしょう。
オーレリアの祈りは、届けられたのだと。
視界の端に、毛布が落ちて、
彼の肩が露わになるのが見えます。]


 そう、ならよかった ……
 変なことを、聞いてごめんなさい。
 あなたと会えて、よかったです。


[ ぺこりと頭を下げ、踵を返しましょう。
彼の先が知れてよかった。
そう、想うと、オーレリアは、 ……
きつく、ストールを握り締めます、]

(147) ゆら 2016/11/20(Sun) 21時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 一度は背を向けましたが、
ふわりとスカートを揺らして、
もう一度、彼を視界に収めて、そして。]


 …… しあわせ、でしたか?


[ 一歩踏み出して、彼に近付き、
肩にストールを掛け、握り締めたまま、
俯いては、ぽそりと、呟きました。*]

(148) ゆら 2016/11/20(Sun) 21時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ ─── … ぷつんと、
糸が切れたような気がしました。

紡がれた音>>149を聞けば、
じわりと、目許が滲みましょう。
開く唇は、ふると震え、
空気を震わせようとする音も、弱々しく。]


 お、…… オーレリア、も、
 あなたと、ケヴィンと共に在るのが、
 何よりも、しあわせと、……


[ 言葉は、最後まで綴ることはできませんでした。
寒さとは無縁そうな肩にかけたストールから
離れた指は、わたしの顔面を覆いました。]

(154) ゆら 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ オーレリアは、ケヴィンの前では、
涙を零すことはなかった筈なのに。
初対面の彼の前で、止め処無く落ちる雫は、
オーレリアのもの、なのでしょうか。
それとも、彼女を悼むわたしの、もの?

どちらだとしても、
わたしの心に灯るのは、暖かいものだったでしょう*]

(155) ゆら 2016/11/20(Sun) 23時半頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 修道院のオーレリア、
     …… いまを生きる織木美歌。

確かに、わたしの中に、オーレリアは在るのでしょう。
けれど、わたしと彼女は違うのです。
ふたつは重なるようで、異なるのです。

わたしは、彼女のように強くありません。
誰かに、掌を差し伸べられることも、
誰かを、包み込めるような度量も、
何かを、決断する勇気さえ、ないのです。

けれど、わたしには。
現在を生きている、確かな命があります。
誰かに手を伸ばすことも、
誰かと笑い合うことも、
誰かに想いを伝えること、も。]

(178) ゆら 2016/11/21(Mon) 00時頃

【人】 信徒 オーレリア

[ 頭上に降り注ぐ暖かな毛布と、言葉たち。
其れ等は、オーレリアの為に向けられたものでしょう。
わたしは、柔らかな毛並みの毛布を、
ぎゅと、握り締めて、息を堪えます。]


 ごめん、なさい。
 …… でも、嬉しくって。
 オーレリアも、ケヴィンのしあわせだけを、
 ただ、ただ、願っていたのだと、
 …… ケヴィンがしあわせなら、と。


[ 彼の困り顔は、きっと見えていませんけれど。]

(179) ゆら 2016/11/21(Mon) 00時頃

【人】 信徒 オーレリア

[ だから、わたしは。
わたしなりに、幸せを掴みたいと思います。]


 …… また、会えますか ?


[ ここから繋がる縁を、大切にしたいと。
震えたままの声で綴る音は、
美歌の物語の大きな一歩であれと、
祈りを捧ぐ乙女は、錫色を細めて、
ゆると、微笑みを浮かべるのでした。]**

(180) ゆら 2016/11/21(Mon) 00時頃

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