208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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早い方がええなら。 時間くらい空けるよ。 忘れたくないことはわしに謂えばええって謂うたん、わしじゃし。
[散らかりが気にならないと告げられたなら、彼を部屋に迎え入れる。 ベッドの上を片付けながら座る場所を確保しつつ。 言葉を告げる彼の様子が、あの日話した時のようで。 なんだろう、きっとなにか『怖い』んだろうかと。]
阿呆。 わしゃ、お前さんより体つきええんじゃから。
[重荷になんてなるわけがない、と囁いた。 彼の頬に手を伸ばし、そっと触れて。 持ち上げれば、目は合うだろうか。]
(357) 2014/12/30(Tue) 02時頃
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そ、『インスピレーション』。
[首を振る姿。 想定していたことであるから、傷付くことはさしてなかったけれど。 それよりも少し驚いたのは続いた言葉。 いつもなら、常ならきっとそこで終わっていただろうに。]
ん、教えちゃる。 ヒューの忘れたくないこと、教えてもらったら 交代で教えるかの?
[まるで記憶の交換のようで。 ふ、と表情が少し緩まった。]
(359) 2014/12/30(Tue) 02時半頃
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次来るときは、もっと綺麗に片付けとこわい。
[くしゃくしゃのシーツの上に座る姿を眺めた。 そこで寝ることは少ない、普段は床に座って寝たりなどが多いからだが。
彷徨う視線を捕まえてしまえば、此方も緩く微笑み返した。 怖がらなくていいと、暗に告げる【4】。]
ん、ちとまってな。
[少しの間体を離すと、何もかかれていないスケッチブックを取り出した。 彼の忘れたくない記憶を、それに描こうとペンを持つ。]
(366) 2014/12/30(Tue) 03時頃
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[スケッチブックにはきちんと、その疑問まで書き連ね そしてペンは一度置かれて、手はゆっくりと動く。 彼の肩を抱こうと。]
たぶん、もしかしたら要らんのじゃない? 血を飲んだ記憶は……ないけぉの。
[思い返してみても、血を飲んだ記憶などない。 男にあるのは、血を流した記憶と───]
(367) 2014/12/30(Tue) 03時半頃
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