60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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ん?
[さらっと零した言葉。 ヤニクとイアン、二人の視線を集めているのに気づき。]
……………ん。
…………………。
(190) 2011/08/09(Tue) 23時半頃
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ノックスは、固まっている。
2011/08/10(Wed) 00時頃
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ちがっ……なんで君はそう……
[ぎりりと歯を噛む。 もっとも、嫌いだ、と言ってしまったのは自分だったから、 そう思われていても仕方ないのだが]
う、ううううううう………
……ああそうだよ!
嫌いだよ君なんか!俺より背は高いし、何かいっつも心配してくれてるけど、俺のこと対等に見てないし!いっつも足引っ張ってるって、思わせられてる気がするし、さ…!
本当、嫌いだよ、嫌いだって……
(197) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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……思ってたよ。
なんでだろうね? 嫌いだって思ってたけど、そうじゃなかったみたい。
…その、花の匂い、いい匂いで、好きだった。 植物の世話をしている手が、あったかそうで、好きだった。 優しいところも、好きだった。
俺の病弱のせいで手を煩わせたく、なかった。 隣で、笑っていたかったよ…。
(200) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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図書室や、医務室から見てた… ……君に、憧れてたんだ。
俺は、多分、君のことが……
[蔦の模様が、一気に体中に広がっていくのを感じた。]
ずっと、好きだった……
[涙が目から零れる。やっと口に出せた気持ちに、表情は微かに笑みを浮かべた。 気づいていなかった恋心。 それを素直に打ち明けたのが、恐らくは最後の引き金。]
(204) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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あは、は。 何言ってんだろうね〜?
…気づかなかったら、こんなに苦しく、なかったのにね…
[涙を零しながら、笑う。 そして、目は伏せられて、その場に崩れていく。
茨に飲み込まれ、眠りの呪いがかけられる……**]
(209) 2011/08/10(Wed) 00時頃
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