197 獣ノ國
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「――…あたたかい」
僕はカップに口付け、こくりと液を喉に通しました。じんわり広がる温かみは冷えた体を暖めてくれる。美味しいと、そう感じる前に感じたことを僕は素直に吐露しました。そして緩む涙腺には、ハッと慌てて眼鏡の下を拭う。ぼろぼろ、止まらないそれは如何してだろうか。
ちりんと、続いて客が来た音を聴く。 僕は彼の言葉に優しさに>>188こくりと静かに頷いて、頭に置かれた手を甘受しては、その暖かさに殊更溢れる涙雨につらいと鼻を啜りました。
「…喉、痛い」
ひくりひくりとしゃくりあげた為か、鈍い痛みを発する喉に眉間に皺を寄せました。そしてその痛みを抑える為に、もう一度温かな其れを頂きます。今度はぼろぼろ泣くことはないけど、やはりその温かみに僕は安堵の息を洩らした。
からん。誰かが出て行った音にはちらり其方へ視線を向ける。 見れば彼が扉に何かをしていて>>228、何をし終えたのか僕の方へとまた戻って来る。その顔に悪戯な笑みが浮かべられているのを確認すれば、僕は申し訳なさと共に「ふたり」の部屋に、碧ではなく色とりどりの花々に囲まれる部屋には、安心に拍車を掛けました。
(267) 2014/10/06(Mon) 10時半頃
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「…聞いてました。”紫色のカラー”」
話される失敗談には、ゆるりと笑みを浮かべてみました。気遣いと解って、あえてそのことには言及せず。 鼻を啜る回数も徐々に減ると、またひとつ花茶を貰って―ついには神妙に、気まずさを隠すことなく表情に押し出し、話題をぽいと投げる。
「…あの。…獣人って、知ってますか。」
その声は、酷く震えていた。彼が僕を獣人と知って、どこかへ追い払い売り払わない保証はどこにもないけど。それでも花茶の温かみに信を置き、尋ね、そしてもしかしたら告げることくらいはしたって良いかと…僕は思いました。
(268) 2014/10/06(Mon) 10時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 10時半頃
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ー教授の家、縁側ー
[縁側に座り雨の音を聞くともなしに聞きながら、本屋で買った本を読む。竜とであった少年が、竜の背中に乗って旅に出る話。可愛らしいコボルトやネズミの地図屋、恐ろしい黄金の竜が出てくる物語は、昨日本屋で買ったもの。 オススメされたものだからだろうか、とても読みやすくて、教授を待つのは苦にならない。 家人の人が淹れてくれた緑茶をありがたく頂きながら、縁側で静かに飼い主の帰りを待っていた]
(269) 2014/10/06(Mon) 11時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 11時半頃
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― 何処かのカフェテラス ―
[ 何時の事だか 金糸鳥の羽根を切った 。朧な記憶の中に 揺らぐ白を憶える 。
鳥に成りたいと願った人に 翼を授けた 。
私には到底分かり兼ねる理由で 彼女は翼を 空へ行く為の術を欲したのだったか ]
私には、到底…ねェ…
[ ――嗚呼。 鐘が鳴る 。夜を知らせる鐘が鳴る 。
腕を締める時計を見れば 狂った日付と正確な時間 。
短針は5を指していた 。]
さあて 果たして金糸鳥は――…空を飛べたのかね?
[ 科学者はにたり笑みを浮かべると ケーキの上に飾られた果実をフォークで刺した ]
(270) 2014/10/06(Mon) 11時半頃
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― →夕刻:自宅アパート ―
[被ろうと思っていたバスタオルを、仕方なしに首にかけつつ。ソファーに腰を沈めては、仄かな温かさを残すのみとなってしまった、あんまんを口にする。
柔らかな甘味と胡麻の風味が、鼻と喉を満たす中。眇めた瞳は右手に握られた携帯の画面を映していた。
増えた新着通知は、ひとまず横に。 そのまま放置される形となってしまっていた文面に目を通し、緩む頬と引き締まる喉の、何とも言えない感覚に目を伏せた。]
…… 、
[――ねえ、友達って何?
何一つ確かめられてもいない記憶の中に、答えは勿論ない。 仮に本人に問うた所で、その答えが得られるのか否かと言えば――分からない、と頭は保留する。]
(271) 2014/10/06(Mon) 11時半頃
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[気怠さがかかる首を机の引き出し、一段目へと向けて。そこで眠る書きかけの便箋に、想いを馳せた。 ――この突飛な話を、どこまで綴ればいいのだろう、と。
…もう一度、画面に光を灯す。 ゆっくりと読み進めれば、少しだけ、重く落ちていた唇が浮かび上がり。緩く、緩く、弧を描く。]
――…どうするんだろうね。その、立場だったら。
[――正確な思いは、もう分かる事はないのだろう。]
(272) 2014/10/06(Mon) 11時半頃
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―――――――――――――― 宛先:シメオン>>28 ―――――――――――――― Re:不可抗力です 20xx年10月2日 xx:yy ―――――――――――――― …本当に最低限じゃないの、それ
本屋ね。分かった、ならそこの前で待ち合わせ で。ところでも何も、自分で言ってた気がするんだけど。違った? ……本当に迷った時は、先に連絡入れて
獣。獣人、でもいいけど 何でもって、結構度胸あるんだね。なめくじとか、俺は無理 でもそれ以外は、似てると思う 怖かったら逃げるし、興味があれば近づくし、好きなら居るし
ありがとう。それだけ ――――――――――――――
(273) 2014/10/06(Mon) 11時半頃
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[机に眠る便箋が使えないのを、少しだけ惜しく思った。
ぼんやりと一周だけ視線を巡らせて、送信を押す。ソファーに携帯を握る手を投げ出して、浅い息を吐いた。]
…… …… ……。
[言葉に滲ませた、その思いだけは。 獣も、人も、そう多くは変わらないのだろう。 少なくとも自分に限って言えばそうだ、と思っている。
だから、明後日の事は考えなくていいのだと。胸が囁いた。]
[…続きを、と画面を見遣る。新着通知を開けば、"鼬"の文字。 些かタイミングがずれてしまった一行目には苦笑し、続く分には丸くした目をはたりと瞬かせ、息を飲み、…首を傾げた。
何から、と小さく呟きながら。小さな唸りと共に文字が進む。]
(274) 2014/10/06(Mon) 12時頃
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―――――――――――――― 宛先:青桐 ―――――――――――――― Re:雨 20xx年10月2日 xx:yy ―――――――――――――― 大丈夫、今帰ってきた。ありがとう ちなみに便利屋は、メール依頼も受け付けてる?
本当? …じゃあ、もしかして獣人コミュニティの鎌鼬って青桐さん? 人違いならぬ、鼬違いだったらごめん
「青桐」って苗字か何か? そんな感じだったよね、和系の人の名前って まあ、そう呼ぶ事にする。青桐さん ――――――――――――――
(275) 2014/10/06(Mon) 12時頃
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ー公園→街中ー あぁ、住所を聞き忘れてしまって居たな。 …家を探すしか、無いか…。
[………失態。 何時振りの事だろうか。 出てきたのははぁ、と重い溜息。
住宅街では皇の文字を探して。 やっと見つかった家は居ない様。
其処から離れて街を歩けば、鴉の様な黒髪を探して。 くるり。商品が濡れない様に、一度屋敷に帰って取って来た唐傘を回し乍ら歩く。]
(276) 2014/10/06(Mon) 12時頃
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[思えば、"鎌鼬"と"亀吉"には、それなりに共通点があったような気がした。例えば、そう。横文字が苦手とか。
――コミュニティはコミュニティ以外に、言い様があるのだろうか。…流石に、それぐらいは通じてくれる筈、と信じたい。
最後の文には、やはり首を傾げた。草履から今の今まで、何かあっただろうか。]
……どうして、俺?
[――懐かれた? …犬猫じゃあるまいし。 見つかりそうにない答えを探すのはすぐに諦めた。それよりも先に、出来れば早急に探すべき物が、目の前にあった。]
…ちゃんと、残ってるといいけど。
[少し埃被った、くたびれ、膨らんだ通学鞄。教科書の類も、細かなプリントの何枚かも、全てがここで眠っている。
もしかすれば、忘れてしまった先生の名前も――。 洗面所に、洗剤と共に置かれたままの手拭いを、胸に思い浮かべる。雨音が屋根を叩く日でも、アイロンをかければ乾くと予想を重ねながら。
送信のボタンを押しては、ソファーに携帯を軽く放り投げる。 難航する事態をぼんやりと想定しつつ、袖を捲っては、薄埃を落とす作業に取り掛かった。**]
(277) 2014/10/06(Mon) 12時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 12時頃
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― 自宅・縁側 ―
[その後、軒下で傘を畳み玄関から家に入れば、 早速下男がタオルを持参する。 湿った羽織りを脱ぎ、居間へ向かえば畳の先、 開かれた障子戸の先に続く縁側の板に坐す姿>>269]
――そこで寒くないか? 聞いてくれ、俺も饅頭買ったんだよ。
[裾を割り、隣へ腰を落とし胡座をかき。 苦笑を張り付け、手の中の本を一度見遣った。
程なくして自分の分の茶が運ばれて来れば、 湯呑みを持ち上げ、茶を啜り。]
(278) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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[思い出したようにショップ袋を取ると、 赤いベレーを取り出し、スザンナの頭上へ。
プレゼントという程大仰に捉えられたくなくて 簡易包装のみで済ませてしまったのだが]
あぁ、赤は似合うな、よかった。 大学で過ごす時とか、気になるなら使うといい
(279) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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― 回想 スージー宅 ―
[まるでマシンガントークだと、学生は笑いました。話される言葉の数々はまるで愉快。夢物語には程遠いリアリティを持ったものだけれど、そしてイルカの王子様は聞き覚えすら感じたけれど。学生は耳を傾けながら彼女の話>>254を聞き、そして空いた時にシュークリームをぺろりと食べるのでした。 やがて外が薄暗く変わり始め、遠くに鐘の音>>270を聞きます。話をしながら、その話の中で避けられていた話題があったことには少しだけ疑問を持ちながら、確信には至らないことから問うことも出来ずに。]
(280) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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不埒な狼なんて、どうかしら。 逃げるウサギなら見たのだけど…
ああ、もう。からかうのはよしてってば。
[手に作られた狼には軽快に笑みを返し、その口元に手を当てます。薄目にその顔が何かを楽しみにしているような表情であると云うことには、待ち人かな、なんて思うこともあったでしょう。学生はお茶会の片付けを手伝いながら、何気なしに映した彼女の背中に――思わず目を見開くのです。 ぱたぱたと揺れる何かは、彼女のスカートを揺らし。下衆たことは考えないけれど、脳裏に並ぶ言葉は獣人。学生は先程見た級友の動揺を思い出し、またしてもはたりと目を瞬かせ睫毛を震わせるのでした。あまり強くに言及するのも悪いけれど、しかしそれが本物であるなら、このまま真直ぐに家を出るのも悪手だと、僅かに震える唇を開きます]
…ねえ、もしかして…犬か何かのコスプレ、してる?
[隣に立って食器を置き、洗っているのならそれを横から攫うこともしたでしょう。そうでなく玄関へ向かうのなら、ご馳走様と一人呟き鞄を片手に持ち首を傾げます。学生は彼女の尻尾から目を逸らし、その大きな瞳を見つめました。*]
(281) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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[電子の手紙を受信して、また開いて。
内容を見れば、頬を緩ませて。 柔い表情で本文を打っていって、もう一度確認すれば、苦笑いをして最後の一文を消して。
伝えるべきではないだろう、此の事は。
簡潔に言えば、**と打ってしまって居たから。
少しだけ複雑でもどかしい気分になり乍ら、送信釦を、押した。]
(282) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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―――――――――――――― 宛先:おず 差出人:鼬 ―――――――――――――― Re:雨、大丈夫? 20xx年10月2日 xx:yy ―――――――――――――― そうか。ならば良いが、風を引かぬ様に。 仕事の依頼なら、此処でも電話でも構わない。
そうだな。鼬違いではないぞ。 おずは、黒鹿…か?
青桐はな。 貰った名だ。主に貰った大切な名。 大切な人にだけ、呼んで欲しい名だ。 ――――――――――――――
(283) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 12時半頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 12時半頃
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―雑貨屋にて・カリュクスとの対話の時―
そうだね。未来があるように過去があるんだから。どんなに真新しい頁もいずれは黄ばみ、埃をかぶるんだろう。
いいや、考えに外れもないさ。
[意見>>231に男は相槌を。時折感心したように声を漏らして]
君は、物事を『視る』ことに優れていると思うよ。
[小鳥が思い浮かべる“綺麗なもの”を耳にしながら、男は纏う空気を和らげる。]
僕は気に入った。君の綺麗なものを是非ともいただこうか。
[肌触りが良い純潔を現す色。 何のために纏っているのか、怪我をしていた、ということについて男の素知らぬところではあったけれど、利便性にも飛んだ一つを手に取り、控えめながらも煌びやかに輝くピンブローチも取る。]
――狼らしく我儘に、ね?
[茶化すように言いながら、籠の中へと詰めていく。]
(284) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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[隣に座り寒くないかと問われれば、ゆるりと首を横に振り。饅頭を買ったと言う言葉には少し嬉しくなって笑みが浮かんだ]
雨の音は、落ち着くから 寒いのはあまり気にならないし、大丈夫 お饅頭、楽しみね ゆっくりお茶を飲みながら食べると美味しそう
[雨だからか、いつもよりとろりとした声で、柔らかく笑みを浮かべて。読んでいた本にはしおり紐を挟んで閉じると、雨に濡れる庭を見る]
雨の日は、少し眠くなっちゃって、居眠りしてたの 心配かけたなら、ごめんなさい
[謝りながら教授を見たところで頭に乗せられたのは、赤いベレー帽 思わぬプレゼントに思考が停止し、素直な、年頃の少女のような感情と共に顔がほんのりと赤く染まって。 自然と尻尾が振られているのか、スカートの後ろが形を崩す]
......あまり、優しくしすぎると 馬鹿な娘は、勘違いしちゃうわよ?
[目をそらして言ったのは精一杯の強がりか。ベレー帽を手に取って見ている顔は隠しきれない嬉しさに綻んでいて]
(285) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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――手紙を送ることができたのなら。 君のことも紹介するよ。 君さえ良いのなら、また会えた時にその子に君の連絡先を伝えるよ。
[鳥目が何を思って唇を少し緩めたのかは分からない>>232
だから気休めのような、ぼんやりとした本心を言葉に乗せる。 そしてしっとりとした淡淡とした頭を、水滴を落とすように撫でた後]
空色、か。冬の空ならきっと、翼を灼かれてしまうこともないだろうし、ね。
[籠に新たに空色のタオル>>238も入れていく。そして会計を済ませば少女に手渡した。
去り際、挨拶をする少女に男も軽く腕を持ち上げ、ひらりと掌を左右に揺らす。]
それでも、君が必要だといった空が、寂しくないものだといいと、僕は思うよ。
[何処かへ羽ばたこうとする小鳥を男は追うこともせず、見送っただろう。 呟いた言葉が、小鳥に届いたのかどうかは知らぬところではあったけれど、それ以上は何も告げずに男は約束を果たすために花屋へと向かったのだった。*]**
(286) 2014/10/06(Mon) 12時半頃
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そうだな、あっちは飯の後にでも。 どんな餡が好きか解らなかったからね
しかしそうか、苺大福、か。 栗入りは食った事もあるが苺はないなぁ 食おうぜ
[>>285本に付随した紐栞が挟み込まれる様子を見、 居眠りをしてしまったと零す口に、 首を横に振り、気にするなと告げる。 無事であったなら、それで良かったのだから。]
あれ、尻尾もあったんだな [臀部よりやや上の布が揺れる様から、 それが尻尾である、と想像するはたやすく。
帽子を握り、視線を取らす様子と、 苺を連想させる赤い布地を見下ろし。]
(287) 2014/10/06(Mon) 13時頃
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― 商店街 ―
[何時頃かスージーと別れた頃に、学生は商店街へと歩先を向けました。着ていたメール>>258には、道中故に頬を緩めるわけにも行かず、ただ表情を固くしては眈々と画面を叩きます。]
――――――――――――― 差出人:皇マユミ 宛先:シメオンくん ――――――――――――― Re:褒めると調子に乗っちゃうよ💃 20xx年 10月1日 ――――――――――――― ごめんね、分からないの。 地図見て…って、大丈夫? 少し掛かりそうだけど、高校の前に待合せで良いかな。 そっちの方が、分かり易いでしょう?
雨?ほら、雨も滴るいい女って、よく言うよね。
―――――――――――――
(288) 2014/10/06(Mon) 13時頃
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――……君に、似合うと思ったんだよ。
[一言だけ告げて、瞳を臥せた**]
(289) 2014/10/06(Mon) 13時頃
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「犬か何かのコスプレ、してる?」
[友人のその言葉に、困ったように微笑んで、洗い物を終わらせて。噂にはなっているようだから、知っているだろうかと。 友人は自分が獣人であるとしって、どんな反応をするのかと。 そんな風に考え始める頭を止めて、まっすぐにその目を見つめる 嘘をつきたくないと思ったのは、馴れ合いから来る綺麗事なのだろうか]
...マユミは、私が人間じゃなかったら、怖い? ヒトじゃなく、たとえば、話に出したイルカの王子や、狼だったら 人にも獣にもなりそこなった、何かだったら、怖い?
[これで怯えさせてしまうのなら、もしくは離れていってしまうのなら、とても悲しいけれど引き止めることはしないと決めて それでもハッキリと明言することを避けてしまったのは、友人でいたいとすがるような、願うようなそんな思いから]
怖いなら、深入りしない方が良いかもしれない
(290) 2014/10/06(Mon) 13時頃
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[かつり。爪先は画面に擦れて音を立てました。分かり易い、と、其方を選んだ理由は、迷子名人の彼には秘密にしておこう、なんて。 雨は鐘音に重なり、地面に弾けて行きます。学生はひとつひとつ淑やかに商店街の灰色の町並みを通り抜けて行きました。誰かが自分を探している>>276ことなど、ましてやあの家に訪れたことなど終に知る事も無く。ただ此の儘真直ぐに帰れば、あの父母姉妹に来客が来たと乱雑に言葉を吐かれることもあっただろうけれど―――そう、今宵は家には、帰らないのだから、関係も無く。 学生は拾った傘を律儀に手に持ち、鞄を肩に掛け歩きます。今朝方良い匂いを漂わせていたパン屋の匂い、肉屋の匂い、そして花々の並ぶ花屋さんは店先を閉めて行くことでしょう。其の差中、くるくる回る唐傘には、回ることで飛ぶ雨に当たらないよう遠くを迂回し追い越しました。]
(291) 2014/10/06(Mon) 13時頃
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手土産、買って行こうかな…
[そしてはたりと足を止め、学生は和菓子屋さんへと暖簾を潜り姿を消します。ケーキなどの甘ったるいものではなく、少し甘さを抑えたお泊りの挨拶を。学生は菓子の並ぶ硝子の前で指を立てあれをこれをと選んでは、大きくなった袋を新しく手荷物へと追加するのでした。**]
(292) 2014/10/06(Mon) 13時頃
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[似合うと思った。その言葉に、耐えきれないと膝を抱え、少しだけじと目で教授を見て。その目の縁は照れから赤く染まっている]
口がうまい人 その口で、どれだけの女の子を引っ掛けてきたのよ
...ベレー帽、他の子に渡したくなっても、返さないわよ?
[憎まれ口を叩くもののそれは容易に強がりだとわかってしまう口調となって。そのことはわかりすぎるほどわかっているのか、もう隠すとかの小細工はせず、ただ膝を抱え顔の下半分を隠しながらの憎まれ口だけしかできずに。 素直でない口には、どう返されただろうか]
(293) 2014/10/06(Mon) 13時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/06(Mon) 13時半頃
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[鴉の様な髪の少女は中々見つからずに溜息をまたもやついてしまった。 成るべくまわりを見乍ら歩けば、視界に掠めた漆黒の髪。(>>291>>292) 彼女は和菓子屋へと入っていって。
勘違いだったのなら、其れは其れで良いか。 そんな事を思って後を追って和菓子屋に。
そして声を掛けた。]
もし、其処の方。 少し良いか?
(294) 2014/10/06(Mon) 13時半頃
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[肩に預けられたその頭をすりと擦り寄らせながら吐かれた言葉>>246に、男は小さく息を詰める。だけれど、すぐさまふ、と息を吐いたのなら、眼前に見える彼の耳に向けて、言葉を注ごうとはしただろうか。]
喜んで貰えたのなら光栄だ。 喜んだ時の君の反応を見るのは嫌いじゃあない。
…だが。 かく言う君も、君の"台詞"が何れだけ俺を喜ばせたか…俺を魅せたか。 気付いてはいないだろう?
[彼だけでは無いのだと。そう伝えるような言葉は、果たしてどう受け取られはしただろうか。覚えた安堵を逃がさぬようにと少しだけ力の篭る腕に、小さく苦笑しながら息を吐く。 小さく広がる怯えにも似た思いを、彼が感じ取っているなど。男には知る由もなかったけれど。]
………、
[彼の名を呼ぶ声は、思いの外悲痛じみてしまって。その事に舌を打ちそうになるのを堪えていれば、腕の中でビクリと震える身体>>247を感じる。 そうして再び落とされた言葉に、答えられぬのが何とも歯痒い。嗚呼、何と歯痒い事か。 もしもこの時計の針が狂うたので無いのなら――必ずや、望む言葉を返してみせただろうに。]
(295) 2014/10/06(Mon) 14時頃
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[――嗚呼、本当に。これがただ一夜の夢であるなら良かったのに。 彼は本当に、此方の期待以上のものを、見事に魅せてくれるものだ。 常ならば感嘆すら覚えるそれだけれど、今は歓びと共に少しだけ――恨めしい。]
朝までと言わず……、いつまでも。
――共に行ければ…、
[零れた言葉は、願いから出る半ば無意識のものだっただろう。小さな小さなその声は、彼に届いたかは、定かでは無いけれど。 それに気付いたのなら、男はハッとしたように目を見張りはしただろう。そうして内心の動揺を隠す為に、身体を離して肩を竦めて笑っては見せただろうか。]
…あぁ、すまない。料理が冷めてしまうな。
――クロスが汚れているのが実に気にはなるが…どうしたもんか。 今はどうにも、他人をこの部屋へと入れたくは無いんだ。
["だからどうか、このままで許して欲しい"、と。眉を下げて頼んで見たのなら、彼はその願いを聞き入れてはくれただろうか。 聞き入れてくれたのなら、男はそのまま彼のグラスにワインをつぎ、食事を進めようとはしただろう。]
(296) 2014/10/06(Mon) 14時頃
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