人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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【人】 会計士 ディーン

[崩れ落ちる様に帽子屋の隣に横たわって、深く深く息を吐く。
やっと終わったのだと……否、まだ何も終わりはしていないが……胸の内に微かな安堵を覚えながら。

このままだと、これからぴくりとも動けなくなってしまいそうで、無理矢理腕に力を入れて身体を起こす。
その拍子、何とも無残な姿になった帽子屋を見れば、げほりと咳き込んで――そのまま、その場に胃液をぶち撒ける羽目になった]

 ……っぐ ぇ……、げほ、ぁ゛……、

[胃の中には何も入って居なかったから、じくじくと腹と喉とが痛んで身体が痙攣する。
広がる汚物を避けて手を突き、もう一度。

幾度か吐き出して、漸く落ち着いたなら胸元を押さえて踞る。
ぼたぼたと口元を落ちる粘ついた液体を拭い、深呼吸を繰り返して。
乱れる息が平静を取り戻したのは、それからまた暫くしてからの事]

(4) 2015/06/24(Wed) 09時頃

【人】 会計士 ディーン

[相手はもう、人ではなく物なのだと。
ひたすら己に言い聞かせれば、ぼろりと零れる涙には気付かないまま]

 ……白ウサギ、ね。
 この格好じゃあ……その呼び名は、相応しく、ない な。

[赤ウサギ、というのも、何とも様にならないが。
血に塗れた己の服を見ながら、自嘲気味に言葉を落とす。

未だ血の滴るナイフは、外した手袋で拭いてしまおう。
此方も大概血塗れだから、もう付けているつもりもない。
拭ったのなら、そのまま汚物の上に投げ捨てて。

ナイフは元あった様に仕舞い込み、次いで視線を向けるのは地に散らばった"招待状"。
その中から綺麗な物を選別して、幾つか持っていく事としよう。
どれが誰宛かなんて知らないから、てきとうに渡す事になってしまうが。
どうせ必要なのは敵の分だけだ。そんなの構いはしない]

(5) 2015/06/24(Wed) 09時頃

【人】 会計士 ディーン

["向こう"に逝った帽子屋が、お茶会を開ける様に、なんて。
そんな感傷的な事を考えたわけではないけれど。
誰かに渡す為に、幾度も幾度も書き直されたものを、此処に置いて行くのはどうにも忍びなかった]

 ――ま、死後の世界なんて、信じていないが……
 精々、楽しくやってろよ。

[彼を殺す直前に覚えた、憎しみめいた感情も今ではもう鳴りを潜め。
向けられた嘲笑だって、今となれば同じ様に返してやる事だって出来る。

――"愛する者"が居たって、何の意味もないじゃないか、と。

それはただの、負け犬の遠吠えなのかもしれなかったが]

(6) 2015/06/24(Wed) 09時頃

【人】 会計士 ディーン

 ……Fais de beaux reves.

[彼がこの悪夢から"覚めて"、安らかに眠る事が出来れば良いと。
この時ばかりは、嘲笑も妬みも何もかもを飲み込んで、穏やかな声音で労いの言葉を落とす。
残念な事に、聞く者はもう、とっくに居なくなっているのだが。

呟いて立ち上がれば、もう彼の方を見る事はしない。
彼が投げてあちこちに散らばったナイフやフォークへと近付き、5本程拾い上げれば腕や脚に隠して。
流石にあの刀は自分には扱う事は出来ないだろうから、拾い上げる事はしなかった。

そうして、また宛ても無く歩き出そうか*]

(7) 2015/06/24(Wed) 09時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 09時頃


【人】 会計士 ディーン

[向かった先は何処だったか。
地図も無しにぼんやりと歩いていたから、それは定かではない。
聞こえてくる人の声を避ける様に歩いていたら、少し離れた所に見える大きな城。

城に向かうのは、これで二度目だ。
あの時はこの長い耳を押さえたりしていたけれど……今は到底そんな気にはなれない。

肉を削ぐ様に薙いで行ったあの刃のせいで、千切れはしないまでも、白かった耳は赤く染まっている。
所々白い毛が剥げていて、全くみっともないったら。

けれどみっともなくったって、あの時の様にこれを引っこ抜こうとなんて出来るわけがない。
ただでさえ痛むのだ。引っこ抜いたら一体どうなるやら分からない]

 ――っふ、……やっと、か。

[重労働の後に続けて歩いたからか、息が切れる。
己の体力の無さにため息を吐きながらも、ぎぃと扉を開けて城の中へと入っていった]

(15) 2015/06/24(Wed) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[こういう移動時に、扉が使えたら便利なのだけれど。
どうやら一部の例外を除いて、扉の置ける範囲は視界内に限られるらしい。
幾度も幾度も扉を設置して潜り抜けていくというのは、些か滑稽だろう。
宛ても無く歩く間、それをずっと実行する気にはなれなかった。

城へと入れば、もしかしたら此処なら新しい服が手に入るのではと気付く。
まあ、無いかもしれないが、探すだけの価値はあるだろう。
この辺りは争いの音も聞こえないから、きっとそうするだけの余裕もあるだろうし]

 ……広いもんだ。
 女王は……此処に来ていたりしないのかね。

[落とした独白はシンとした廊下に響いて消える。
何処か遠くに喧騒が聞こえるが、兵士たちはそちらに居るのだろうか。
もしかしたら、此処には不在の"女王"の傍に控えているのかもしれない]

(16) 2015/06/24(Wed) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[ふらふらと歩いていれば、見付けた一つの扉に目が奪われる。
トランプ模様の描かれた、真っ白な扉。
興味を惹かれれば、警戒しつつもその扉を開けて。

中へと入ってみれば、何て事は無いただの部屋が視界に広がる。
けれどその中央、まるで"私を着て"とでも言う様に飾られた服に、ぱちりと目を瞬いた]

 ――……何ともタイミングの良い事だ。
 ああ、やっぱり私の趣味じゃあないが。

[ハートのトランプを連想させる模様の描かれたジャケットに、すらりと白いスラックス。
シャツの襟元にフリルが付いているのはまだ許容出来るとして……肩口に付いたリボンは、どうにも度し難い。

――ふ、と。
その服を見ていれば、布告役をしていた時の白ウサギが思い出されて。
成程、それなら自分の為に誂えられたのだろうと、小さく肯いてみせる]

(17) 2015/06/24(Wed) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[服を着替え、着ていた物はそこらに放る。
普段のディーンであればそんなズボラな真似はしないが、"悪夢"の中で礼儀正しくする謂れもあるまい]

 こんなもんか。ふむ、さっきよりは幾らかマシかな。
 ……いや、返って血が目立ちそうだ。

[もしまた敵と戦ったのなら、この服はきっと真っ赤に染まるのだろうと。
今からげんなりした気分になりながら、部屋の窓を開いて外を一望する。

ついと視線を上げ、目線は城の一番てっぺんへと。
そうして足元に扉を作ったのなら、それを潜り抜けて見上げた先へと辿り着く。
この高さなら、誰か人の姿を見付けられるのではないかと、そんな考えで]

(18) 2015/06/24(Wed) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[辺りを見回したのなら、まず見えてきたのは大きな異形の姿>>0
そちらに目を奪われていたから、その下に居るアリスにまで気付く事は無く。

あの異形の背に扉を設置して、それに乗る輩を落としたらさぞ気持ち良いだろうと、そんな妄想を。
けれどそれを実現させるつもりがなかったのは、如何せんどうやら臨戦体勢に入っている様に見えたからで。

出来る事なら、今は戦いは避けたい。
そもそも奴が何なのかも分かりはしないのだから、安易に手を出すのも事だ。
アリスが目配せしてきたとう事は、きっと"敵"だろうとは思うのだけれど]

 ……ま、頑張ってくれ、誰かも分からない人。

[恐らく戦っているだろう仲間に、至極てきとうなエールを]

(19) 2015/06/24(Wed) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

[そうして次に見付けた人影>>14に、ついと視線を向ける。
否、酷く遠くに居たから、もしかしたら人影ではないかもしれない。

けれど何処かへ向かって動くのを見れば、それに近付く価値はあるだろうと。
此方は単独行動をしている様子だし、敵だとしても即座に戦闘に、という風にはいくまい。
数々の打算を脳裏に浮かべれば、タンッと再び踵を鳴らす]

 味方だと、話が早いんだがな。
 ――いいや、遅いのかな?

["何処かの誰か"の口調を真似ながら、扉を設置して。
次いで"時計ウサギ"が姿を表わすのは、彼の者の目の前*]

(20) 2015/06/24(Wed) 12時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 12時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 12時半頃


【人】 会計士 ディーン

[扉から出れば、目の前に見える男>>39に目を細める。
――さて、彼は一体"どちら側"か。
品定めする様に眼鏡越しに視線を送りながら、小さく首を傾げれば、血の取れきれない髪が歪に揺れた]

 悪いが、私には美味い茶は淹れられないよ。
 お茶が欲しいなら、"帽子屋"に頼むと良い。

[よく、という事は、彼はきっと既に"三月兎"に会ったのだろう。
"帽子屋"と同じ様に両方の作品に登場するウサギは、さて。一体何方の味方なのだろう?

まさか死んだなどとは知らないから、是非此方について欲しいものだと胸中で零しながら。
相手が下がるのを見れば、此方から一歩距離を詰める。
……それ以上近付く事は、しなかったけれど。

少なくとも今は、彼に対する害意は無い。
軽く手を上げて、まるで"丸腰"だとでも言う様に]

(47) 2015/06/24(Wed) 17時頃

【人】 会計士 ディーン


 ああ。私も疲れているから、派手な事はしないつもりだ。
 ――だが、話すならにせウミガメとグリフォンの話が良いな。

[セイウチと大工――成程、彼は"鏡の国"側なのだろう。
そう当たりを付ければ、軽やかな口調で返し。
寛げはしないだろうが、と。最後に付け足してみせる]

 私は"時計ウサギ"。……あんたは何だ?

[酷く簡潔な問いを投げて、返事を待つ。
別に返事が無くったって、続ける言葉は変わらない。
相手の話など、あまり聞く気は無かった]

(48) 2015/06/24(Wed) 17時頃

【人】 会計士 ディーン

 そうそう!
 "帽子屋"から招待状を預かっているんだ。

 ――どうぞ?

[ごそごそと懐を漁ったのなら、招待状を一通取り出して。
それの宛名が正しくは誰になっているかなどは知らないが、彼へと向けて揺らしてみせる。

何の変哲も無い"招待状"。
開けたって剃刀なんて入っていないし、妙な液体が吹き出したりもしない。

とはいえ、そんな事は彼は知らないだろうから。
もし拒絶されたなら、大人しく懐へと戻そうか。
そもそも、この"役割"は時計ウサギのものではないのだから]

(49) 2015/06/24(Wed) 17時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 17時頃


【人】 会計士 ディーン


 時計ウサギは手品師じゃあ無いんでな。
 生憎このシルクハットには、何も入っていないぞ。

[肩を竦め、耳に添える様に被っていた小さな帽子を外して見せる。

どうやら丸腰だと示しても警戒は解けない様>>50だが、それも無理からぬ話だろう。
そもそも剣を持つ血塗れの相手に話しかけている時点で、何らかの手を打っていると考えられてもおかしくない。

……髪に着いた血には気付いていなかったから、本当の理由にまで気付く事は無く。
己の纏う血の臭いもまた、同じ事。
シャワーでも浴びたかったが、こんな状況ではそんな余裕もあるまい。

返す様に両手を上げられても、此方も警戒を解くわけが無く。
それでも応戦の準備はあるというだけで、此方から仕掛ける気もまた、無い]

(61) 2015/06/24(Wed) 21時頃

【人】 会計士 ディーン


 …………急に饒舌になったな。
 はあ、自分から言っておいて腹が減っただ?
 一体何なんだ、お前は。

[こちとらあまり食事に執着がある方では無いから、彼の言葉>>51に同意を返しはしない。
座り込む相手には呆れた視線を向けながらも、残念ながら表情は変えられないまま。

先の帽子屋もそうだけれど、会う奴会う奴緊張感の無い奴ばかりだ。
それが悪いとは言わないが……少々、やり辛くはある]

 出ない、ってば。

 ……ん、ああ……。
 ディーダム、ね。ふうん。成程。

[彼の二人組なら、まあ。一人に節約されてもおかしな話ではないだろう。
やらされる側はたまったもんじゃないだろうが。

何だかんだと律義に返事を返してしまいつつ、次いで招待状を相手へと]

(62) 2015/06/24(Wed) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

[ポケットへ仕舞われる招待状>>52を見ながら、あっさり受け取られたそれに息を吐く。
何というか……本当に。
疑われないのは良いのだが、本当にそれで良いのか]

 居場所?
 そうだな、広場から動かしては居ないから、きっとまだそこに居るんじゃないか。

 鳥にでも啄まれていたら、その限りじゃないが。

[そもそも屍体を啄む様な鳥が居るかも知らないが。
この言葉の意味は、彼に正しく捉えられただろうか。
相手が理解していなくたって、別に説明してやるつもりも無いけれど]

 食事がしたいなら、城にでも行ってみたらどうだ。
 食堂でも何でもあるんじゃないか。……多分。

[自信無さ気に、小さく首を傾けて]

(63) 2015/06/24(Wed) 21時頃

【人】 会計士 ディーン


 それに、服の変えもあるかも知れないぞ。
 少なくとも私の分はあったから。

[真っ白なスーツを両手で示してみせて、小さく首を傾げる。
一応は、親切心のつもり。
だって血塗れの服が気持ち悪いというのは、さっき散々味わった事だからディーンも知っている。

呑気に話すこの状況は、何だか少しおかしいものの。
――案外、悪くないかもしれない]

(64) 2015/06/24(Wed) 21時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/24(Wed) 21時頃


【人】 会計士 ディーン


 ……だからあんたに言ってるんだろう。

[言外に"ディーとダム"はあんただろう、と。そう告げながら。
臆病という言葉>>81には、そうは見えないがなと小さく落とす。

はて、さて。
彼にの中でディーとダムはどういう位置付けになっているのか。
まるで己とは別個の何かの様に、他人事に語られるそれに、ほんの少し興味をそそられる。

だけれど、態とらしい泣き真似に萎えて、ため息一つ。
白々しく"分かってる">>82なんて返されたなら、舌打ちを重ねて。
嗚呼もう全く!此方の神経を逆撫でしてくる奴だ!

どうかしたのか、と。不思議そうな顔だって、確かに苛立ちを煽られていくのだけれど。
それでも怒る気になれないのは、彼が妙に落ち着いているからなのだろう]

(84) 2015/06/24(Wed) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン


 そう、会っていた。
 今ならまだ"会える"と思うぞ。話は出来ないだろうが。

[どうやら察してくれたらしい彼に肯いてみせ。
零される笑みには、此方からも笑って見せたいものだが、結局軽く肩を竦めるだけ]

 …………成程。三月兎もか。
 その血は"そういう事"ってわけだな。

 さて、仲良くやってると良いんだが。
 あんたも死ねば、お茶会に参加出来るかもしれないぞ?

[座り込んだ彼の対面で腰を屈め、彼に仕舞われた招待状を指差す。
酷く楽しげな口調だけれど、仏頂面のまま。
それはいっそ、狂っている様にも見えたかもしれないけれど。

あやふやで面倒な奴等が真っ先に消えたというのは、中々に面白い。
嗚呼けれど……同じ兎として、三月兎には少し、興味があったのだが。
もう会う事は叶わないのかと思うと、僅かに落胆してしまうというもの]

(85) 2015/06/25(Thu) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

 城は此処からそれ程遠くはないぞ。
 あそこからでも、あんたが見えたくらいなんだから。

[此方を窺う相手には、きょとりと目を瞬かせ。
やがてふと眼差しを和らげれば、おかしそうに言葉を紡ぐ]

 派手な事をするつもりは無いって言ったろ。
 あんまり警戒するなよ。

[正直な所、いくら相手が手負い相手だといっても、今挑んで勝てる気がしないもので。
争いを避けたいのもお互い様だと思っていたのだが……彼はそうではないのだろうか。

幾らいつか殺さねばならない相手でも、その時期くらいは選んでも良いだろう?]

 案内くらいならしてやっても良いが……、
 途中、面倒な争いに巻き込まれそうなんだよな。

[先に城から見た風景を思い出しながら、頬に手を当てて考え込む仕草。
流石に争いの場に巻き込まれたのなら、何もしないわけにはいかないだろうから。
出来る事なら、彼等の前は通りたくない所]

(86) 2015/06/25(Thu) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

[そうして向けられた呑気な言葉には、呆れを通り越していっそ感心しながら]

 …………そうだな。
 実は私は魔法使いなんだ。すごいだろう。

[何だかもう面倒になってきた。
えっへんと軽く胸を張って見せて、苦笑めいて息を洩らす。

魔法使いなどと言っても、まさか信じるまい。
揶揄られているのだと、しっかり伝わってくれるだろうか]

 此処から城が見えるなら、面白い"魔法"を見せてやれたんだがな。
 ――残念。

[見上げてみても、木々に遮られて城を見る事は叶わずに。
であれば、ディーンの力でそこへ向かう事も出来やしない。

ま、そもそも。見えた所で、彼をそこに運んでやる義理など無いのだけれど]

(87) 2015/06/25(Thu) 00時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 00時頃


【人】 会計士 ディーン

[三人分の脳内会議>>129などと言われれば、ふぅんと鼻を鳴らす。
大変そうだし気の毒だとは思うが、その感覚は理解し得ないので。
どうせ敵の事だし、と。軽く流してしまおうか。

つらつらと並べ立てられる言葉の群れには、いい加減辟易してしまう。
元より此方は言葉の多い方では無いから、聞き取るだけで精一杯。

血を啜るなどという物騒な思考には、気付かぬまま。
それでももしそれが口にされていたなら、余計喉が乾きそうだと呆れて返しただろうが]

(147) 2015/06/25(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン


 五分五分だと良いんだがな、どうだろう。
 そもそも仲間の数も敵の数も曖昧だ。

 ……送って欲しいのか?
 ふ、抵抗しないなら別に良いが、疲れるのは嫌だ。

[軽口の応酬は、存外楽しいもので。
答えたい部分だけ受け取って、返していく。

そうだ、抵抗さえなければ、今すぐその首を掻っ切ってやっても良いのだけれど。
残念ながらそうもいくまい。
全く以て、ままならないものだ。此方はただ目が覚めたいだけなのに。

城が何処かと問われた>>131なら、手袋を嵌めた指先で上を指差す。
案の定、城の姿は見えはしないけれど。
この位置ならきっと、立っていても座っていても見えないんじゃないだろうか]

(148) 2015/06/25(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン


 ……お前、難儀な奴だな。
 安心しろ。派手でなく攻撃するっていうなら、もうとっくにしてる。

[此方を観察する視線を断ち切るのと、言葉尻を捕まえてくる相手にひらひらと手を振って。
そもそも争う意思があるのなら、最初から彼の背後に扉を設置して急襲している。
そんな事、彼は知り得ないだろうけれど。

お互い応じる気はある癖に、何とも消極的なものだ。
まあ此方からしたら、疲れてなくったって彼の相手はごめんだが。
……だって、強そうだし]

 女王が?ああ……そうか。ふむ……、
 シュゼットは、大丈夫かな……。

[指差された方をじっと見詰め、彼の"ハートの女王"を思い出す。
女王は無事だろうか、と。
心配に思うものの、その足が指差された方向へと向かう事は無い]

(149) 2015/06/25(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

[——ディーンが行った所で、何が出来るだろうか。
変な力を手に入れてみたって、誰かを救う事が出来るとも思えない。
生来の自信の無さは、拭いきれないまま。
やがてため息を吐けば、目の前の彼に視線を戻し]

 ——……成程、って。

[予想外に納得されてしまえば、心配も消え去り戸惑いばかりが渦巻いて行く。

——何だこいつ、本当に魔法があるとでも思っているのか?
怪訝そうな視線で、嘘だといおうとした所に重ねられる言葉>>133
嗚呼、それじゃあまるで、魔法使いが居る世界から来たみたいじゃあないか]

(150) 2015/06/25(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

[……いやいやいや。
ディーンは至極真っ当な思考の持ち主であるからして。
まさか彼が、魔法の存在する世界から来たなどという結論には至らず]

 ……さあ……?

[ほんの少し、気の毒な者を見る様な目で曖昧な答えを。
それでも、誹謗中傷が口を突いて出なかっただけ、マシだと思って欲しい。
心の底から憐れんでいる分、彼にとっては酷く不愉快なものかもしれないが]

 ……何故私が、そこまでしてお前を運ばねばならんのだ。

[興味があるらしい相手に、嫌そうに告げながら。
フン、と。今度は馬鹿にするみたいに鼻を鳴らして]

(151) 2015/06/25(Thu) 11時頃

【人】 会計士 ディーン


 まぁ、良いか。少し歩けば見えてくるだろう。
 ——ほら。

[立ち上がり、断るのも面倒だと独りごちる。
さっと送ってさっと別の場所に移動しよう。

次いで、手を差し出してしまったのは、無意識の事。
すぐにハッとしてその手を引っ込め様としつつ。
もしその手が取られたのなら、気不味げに彼の体を引き上げるくらいはしただろうか。
……ハートの女王の時の様に、手を繋いだままにしたりはしなかったろうが。

そうして、渋々ながらに歩き出す。
木々を抜ければきっと、城の屋根でも見えるだろうと]

(152) 2015/06/25(Thu) 11時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2015/06/25(Thu) 11時頃


【人】 会計士 ディーン


 私は……此方に来てからはアリス二人と帽子屋くらいか。
 ……何だか変なのに乗った奴が居たが、私からしたら敵だろうってくらいしか分からん。

[素直に答えるのはどうなのだろう。
分らないけれど、まあこのくらいなら良いだろうと。
どうせ向こうからしたら、知りたい事なんて全然分からないだろうし]

 ……条件反射に職業病?
 はあ、喧嘩を売らなかったのは正解だったみたいだな。

[心の底からそんな事をぼやいて、上から下、彼>>155の身体を睨め回す。
傭兵だなどと言うのなら、さぞかし良い身体をしているのだろう。
……別に妬ましくなんかない。
薄い身体だって、これはこれで便利なんだぞ]

(164) 2015/06/25(Thu) 15時頃

【人】 会計士 ディーン


 ――ふ、鉄球か。そりゃまたはた迷惑な。
 確かに、あいつは何か隠し持ってるみたいだったしな。

[巻き込まれれば良かったのに、と。
吐息だけで笑みを零しながら、そんな本心は口にはしなかった。

どうやら向こうの女王は小さいらしい。
それを考えると、やはり"不思議の国"側で良かったなどと考えてしまう。
己より小さい相手に仕えなければならないなど、反吐が出そうだから。
……此方の女王にだって、仕えてるという程敬ってもいないが]

 ま、何にせよ、邪魔はしないでおこう。

[至る結論は、彼の取った選択と同じもの。
向こうに行くならば、目の前の敵と戦った方が余程利になるだろうし]

(165) 2015/06/25(Thu) 15時頃

【人】 会計士 ディーン

[魔法だなどと言われて微妙な反応を返せば、向こうから返ってくるのも何やら容量を得ない答え>>156で。
魔法のある世界など"物語"の中でしかしらないディーンは、やっぱり戸惑うしか無いのだけれど]

 いや……まあ、うん。そう だな?

[何かが決定的に間違っている気がするが、それを正す程の気概が此方には無い。
はてなを頭いっぱいに浮かべながらも、やっぱり曖昧に返すだけ。

魔法云々より、憐れなのはお前の頭の方だと。
流石に、現実を突き付ける様な事は言えなかった。
むしろ少し優しくしてやった方が良いかな、なんて考えつつ]

(166) 2015/06/25(Thu) 15時頃

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