263 【突発】創世虚構アポリア【人狼騒動RP】
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……今日はなにも、ないんでしょうか
[ もう随分夜も遅いのに。 何の動きもないことを確認しては、声を落とすの。
二階に感じた人の気配を思いながら、睫を伏せましょう。 自警団員がせめて声を掛けてくれたならいいのだけど ]
まさか、自分達で自主的に 犯人捜しをしろなんて、ないでしょうし――……
……。
[ 私はまだ、人狼のことを聞いてはいないから 困ったように頬に手を当てて呟くだけ。 周囲の人達をぐるりと見渡し、憂うような顔で。* ]
(4) 2017/02/18(Sat) 00時半頃
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[ >>0:270ノックスさんの声を聴いていればまた、 私の意識も少しは違っていたのでしょう。
新たに見えた姿には、黙したまま一礼を。 >>7少しマシになったように見える顔色へ、安堵した直後 大きく音が響き>>6、シメオンさんが声を上げたの>>8 ]
……え…?
[ まさか、と表情が一気に強張って。 私は声を零し、扉とそこへ足を向けた彼らを見つめましょう。
嘘でしょう。閉じ込めでもするつもり? 私達に何を求めるの。 かたかたと不安に震えそうなのを抑え込んで、ヨーランダさんの言葉に>>13、顔から血の気が引いてゆく。 否定が欲しかったのだと、今更気付くの。 ]
(16) 2017/02/18(Sat) 01時頃
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そ、んな、 ……私達に互いを疑い合えと、いうんですか 村の人達は……
[ 信じられない。否、信じたくない。 冷静に物事を見極めるような言葉へ、声さえ震えて。 きゅっと唇を噛むの。 ]
白と黒? 無罪か、犯人か……ということ?
でもそんなの、どうやって。 証拠がなくちゃ、犯人なんか分からないでしょう……?
[ 閉鎖空間で多少なりとも乱れる思考では、余計に。 自分の命? それはつまり、殺される危険性があるということ。 はくりと息を吐き出して、縋る様に扉を見るけれど、きっとなんにも変わりはしない。* ]
(17) 2017/02/18(Sat) 01時頃
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[ 本当は食器を洗うのを手伝うべきだったのでしょう。 だけれどそう動くことも、怪我をしているらしき彼女になにが出来るわけでもなかったの。 戻って来たヨーランダさんの言葉に>>21、曖昧に頷いて ]
―――……いえ、そんな 私こそ…取り乱してしまって、
……ええ。私も……
[ 祈って、いましょう。
美味しかったと言って貰えたなら、ようやく微笑んで「良かったです」と声を零すの。 それから、此方へ歩み寄るシメオンさんに視線を向けましょう>>26。 ]
口に合ったなら、良かった。
[ 小さく落とされた声に、笑いましょう。 幼い頃は泥団子や、花冠を作ることしかしなかった手は もうすっかり大人のものになったの、よ。 ]
(56) 2017/02/18(Sat) 11時頃
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[ 私を呼ぶドリベルさんの声がしたの。 >>36書庫にいるという叫び声も。
頭を下げ広間を辞し、足を向けてみた先には 既に先客がいらしたみたい。>>43>>44 私はいいけれど、彼女を夜更かしさせてしまうのは、あんまり気乗りしないものね ]
ドリベルさん。 もう遅いですし、面白いものはまた今度、見せてください。
私とお部屋に帰りましょう?
[ 手を伸ばすのは、ベネディクトさんが去った後。 取られてもそうでなくても、私は空き部屋を拝借して そのまま眠りに落ちるでしょう。** ]
(57) 2017/02/18(Sat) 11時頃
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― 翌朝 ―
[ 私はただ瞼を伏せ、村長さんの説明と。 それに様々な反応を示し、喚き、嘆き、或いは互いを疑い合う彼らの姿を見ていました。
口を挟むことはありません。 けれどその顔色は真っ青で、不安の色がありありと映っているのです。 喧騒の最中、今余計なことを言うのは得策では無いでしょう。 ]
…………あの、 皆さん。ひとまず今は、言い争うのを止めませんか。
今ここで互いを指差しあって、それがもし無実の人だったら。 その…人狼、でしたか。 彼らの思うツボでしょう……?
[ 人狼なんて、お伽噺では無かったの? そう紡ぐこともままなりません。
微かで震えた言葉は、誰かの耳に届くのでしょうか?** ]
(70) 2017/02/18(Sat) 12時頃
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[ 私は思わず立ち上がって>>89、 広間を辞す彼をなお責め立てる青年に、近付くの ]
……ダメです、ノックスさん。 そう言って彼を裁くのは、簡単なことですけれど 彼が本当に無実だったら、どうなさるんですか。
安易な決めつけで喪ういのちを、 背負えますか。
[ ああ、でも。 私の言葉さえ、彼には疑いの種になってしまうのかしら。 皆仲良くなんて言わないわ。
――けれど、こんな争いを見たいわけじゃ、ないの ]
(98) 2017/02/18(Sat) 20時頃
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何をするにも、協力は必要でしょう。 ……まして今は 一人で動くのは危ないはずです。
私、ベネディクトさんの様子を見て来ますね。
[ 広間の面々を見渡して、 それから去り際一度だけノックスさんを見つめましょう。
彼から私を疑う言葉が飛び出るならば、悲しい色を浮かべ 「なら、私をころしてみますか」と紡ぐだけ。 飛び出さないならば、黙したまま。
私は二階へ向かって行くの。* ]
(100) 2017/02/18(Sat) 20時頃
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― 二階 ―
[ 階段を上がり、廊下を歩む。 足は彼を探し当てる前に、ある部屋の前で立ち止まって>>0 中から漏れ聞こえる大きな声に、扉を見るの。>>94
「じんろう」「占い」「守護を」 「霊、」「狂った―――」
扉を叩くことはしない。 私は何も聞かないフリをして、再び歩き出しましょう。 そうして、開かれた扉と時折響く咳き込む声に>>96 気付くのはすぐのこと。 ]
ベネディクトさん。 ……おひとりは、危ないですよ?
[ 人狼と疑惑を掛けられた彼は、本を手に取っていた。 いつもなら見慣れた光景なのに――、 ]
(103) 2017/02/18(Sat) 20時半頃
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……何か探し物をされていらっしゃるなら お手伝いしましょうか?
[ 既に遠いもののような過去を想うのは、止めて 小さな声でそう尋ねましょう。* ]
(104) 2017/02/18(Sat) 20時半頃
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まだ決まったわけでは、ないでしょう? ……私だって 他の方から見れば 人狼にも成り得ますから。
[ 先ほどのやり取りを拾い、言葉にする声は 軽い冗談でも言うような。>>108
眸を僅かに伏せて静かにそう返すの。 無暗に誰かを疑いたくはないし、 彼だって、疑われてばかりも辛いはずだと思って――それは私の自己勝手な解釈だけれど。
――>>106去り際、彼が紡いでいたものを思い出すの。 馬鹿にしているつもりはなかった。 命の重さは平等だと、言い募ることも儘ならず。 ]
(113) 2017/02/18(Sat) 21時頃
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はい。任せてくださ、……
…………人狼 ですか
[ 素直に伝えられる、探し物の名前に>>109 一瞬だけ言葉が詰まるけど、すぐに頷いて動き始めるの。
書庫を埋めるような本棚たちを探り、手を伸ばし。 少しでも伝承が記されていたりするものは、すべて彼へと渡しながら ]
……本当に、人狼なんているのでしょうか。 正直、まだ信じ切れないんです。
[ 言うことを聞かない子どもへの、 脅しの材料にもなりはしない。
空想の産物でしかなかった存在を突きつけられたって、 はいそうですかと受け入れられないでしょう? ]
(114) 2017/02/18(Sat) 21時頃
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[ 不意に思い出すのは、部屋から零れ聴こえた独り言。 ]
……ああ、でも。 そういえば、ずっとお部屋にいらしたままの方が 人狼がどうだとか、言っていらしたような――
[ あの時は唯の妄執だと通り抜けたけれど、 本当に人狼なんてものがいるのなら。 目の前の彼が、本当に、情報を探しているならば
何かの助けになるかしらと、ぽつり、声を落としましょう。* ]
(115) 2017/02/18(Sat) 21時頃
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[ 信じますなんて、無責任なことは言えない。 信じてとも なにも紡げないけれど、 >>120謝罪にはふるりと頭を横へ振ったの。
>>121手掛かりをという彼に、「ああ」と頷いて 私はすぐに動き出しましょう。 役に立てることが少しでもあるなら、やらなくちゃ。 古びた木机に積まれた幾つかの本。学者だった両親のおかげで字は読めるけど、手は付けなかった。 ]
……流石に、なんの確証もなしに。 伝承の生き物を怖がって疑い合えなんて、しませんよね。
[ こちらを見ずに声を零す彼を、私は見つめながら。 自然と溜息を吐きそうになって、 慌てて胸の奥に沈めるの。 ]
(131) 2017/02/18(Sat) 22時頃
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[ 止まった手。>>122 柔らかに濁された表現が意味するものは、私にも分かる。 ]
……出来るだけ穏やかに、 扉の外から声を掛けたら……お話できないでしょうか。
落ち着けずにいるのは、皆が不安がっていたり、疑い合った空気が苦手とか……。
[ 眉を顰め、振り返った彼に。 私も頬に手を当てて考えながら、ぽつぽつと考えを落とすけど ]
――――――でも、無理をさせてはいけないでしょうか…。
[ どちらにせよ一度くらい、出て来て貰わなくては。 言い出したのは私でも、堂々巡りの思考が纏まらなくて 結局「どうしましょう」と問うように、彼を見るの。* ]
(132) 2017/02/18(Sat) 22時頃
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[ 少しの間が空いて、口を噤んでいた彼が示す答え。>>135 何も話せないようなら無理強いはせず、 話せるようなら少しでも話を聞く。頷いて、 ]
…… 、怖がられないなら良いのですけど。 ええ、もちろん。 私もご一緒します。
[ 曖昧に笑ってから、私を見つめる彼に視線を返して肯定を返しましょう。
本が閉じられる音。 「行きましょうか」と声を掛け、私達は連れたって書庫を出ると、すぐ近くにある彼の部屋の前まで向かう。* ]
(140) 2017/02/18(Sat) 22時半頃
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― サイモンの部屋前 ―
[ こん。こん。 驚かせないよう些細な、けれど中にいるなら気付ける音。 少しだけ間を空けて一回、二回――― ]
サイモン、さん。 あの……いらっしゃいますか? 少しで良いので、お話を……
[ ベネディクトさんの方を気にしながら、私は扉の向こうに話しかけましょう。 傍らの彼がなにか紡ぐなら、それを邪魔しないように。
返って来たのは、どん!と大きく扉を叩きつける音。 反射的に肩が跳ねて、一歩後ずさる。 ]
……
[ さっき通りがかった時より張り上げられる声。 取り乱したように、喚くようなそれは、廊下へ響く。 ]
(141) 2017/02/18(Sat) 22時半頃
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[ 「人狼は二匹いる」
「守護者が俺を護る保障はない」「狂った奴が、」 ―――そんな、言葉。 占いがどうとか霊能がとか、抽象的なものも並べられて。
最後に続く、「逃げろ」という声。 次いで苛立ちや不条理を逃がすように、再び扉を勢いよく叩きつけるような―― ]
……迷惑を、かけて しまいました…。
[ 静寂を取り戻した空間の中 ベネディクトさんを見上げ、眉を下げたの* ]
(142) 2017/02/18(Sat) 22時半頃
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[ 扉を叩き付けたのは、恐らく入って来るなという意思表示。 あんなにも何かに怯えた様子だから、 幾ら小さな村で互いに顔は知っている関係とはいえ、入られたくはないのでしょう。
会話に応じたというより、さっさと行けとばかり喚き散らされただけの言葉。 一瞬視線が交わった彼は>>143、情報を拾った様子>>144。 ]
( 逃げろって、どうやって? )
[ それが分かっていたら、彼こそ真っ先に逃げ出しているはず。 入るなと強く意思表示をしたからか、私達がそれ以上問うことをしなかったからか。 再度取り乱す音は響かない。 ]
……、そうですね。 エマさんがいらしたら、あんな風に怯えさせなくて済んだでしょうか…。
[ 浮かぶ苦笑と、投げられる慰め。>>146 肩を落として。 ]
(152) 2017/02/18(Sat) 23時半頃
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[ 謝罪ひとつ投げ掛けるのも気が引けるから、 書庫に戻るという彼の問いに答えようとした時。
階段を駆け上る靴音に>>147、振り返って 靴音の主を視界に入れると>>148 ]
シメオンさん、
[ ああ、あの音が階下まで響いてしまっていたのか。 思い至るのは簡単で、金糸を揺らし駆け寄る彼の名前を呼ぶ。 声を潜めながら私達に問う彼の、黒橡色の眸は、 微かに揺れて―― 、私は唇を開くの。 ]
……人狼について、知っているみたいだったから お話が出来たらと思って、声を掛けたの。
怯えさせてしまったけれど……。
[ 窺うように私を見る彼を見つめていた視線は、 少しずつ下がってゆくの。 ]
(153) 2017/02/18(Sat) 23時半頃
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[ >>151怖かったねと呼び掛ける声に、 瞳を上げて、首を縦へも横へも振れずに。
ただ、続く言葉へは、そっと声を紡ぐの。 ]
……違うの。 私、私が最初に、お話を聞けるかもって言ったから、
――――ごめんなさい、
[ きゅうと胸元を握り締め、向けた謝罪は三人へ。 無意味に取り乱させてしまった部屋の主と、 付き合わせてしまった彼。 心配して駆けつけてくれたのだろう、彼に。
お手伝いをと思っても、今の私では迷惑になってしまうのでしょう。 だから、頭を下げて ]
(154) 2017/02/18(Sat) 23時半頃
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……お役に立てなくて、ごめんなさい。
[ 要らぬ気遣いまで、させてしまった。
謝罪に謝罪を返す形になってしまったけれど、 それだけ告げて、私は彼を見送りましょう。 零れそうな涙は 物音が怖かったのではなく、 厭われてしまうかもしれないことへの恐怖、なの。
――――きらわれたくは、ないの。 あの人にも、傍らに立つ、あなたにも。* ]
(155) 2017/02/18(Sat) 23時半頃
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