57 【軽RP】妖物語
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[菊が何を言い出したかと思えば朔まで同じことを言っていた。
反応が出来ない。
辛うじて菊の言葉は反応出来る。]
居間にご飯があるから食べておくれやす。
[それだけ言うと子鈴に目をやった。]
(90) 2011/07/23(Sat) 00時頃
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[ミケに向かってどこからか出した茶を差し出し]
まぁまぁ…落ち着いてくだされ。 これでも飲んで一息つくでござる。
(91) 2011/07/23(Sat) 00時頃
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[抱きつかれる子鈴に思わず頭を撫でた。 もはやこれは癖になりつつあっていた。
ずいっと出される鈴。 必死で訴える子鈴の瞳を見つめれば躊躇いがちに鈴を受け取った。]
ほんまにええのどすか? だったら…うちは貰っておきますえ。 おおきに。
やて今日の子鈴は様子がおかしおす。 なにかあったんどすか?
[子鈴が何をしたいのか… 女には理解出来ていない。]
(92) 2011/07/23(Sat) 00時頃
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―回想ver平― [ふらり、里の中を彷徨っていた時。木の根もとで本を読む青年を見かける。 あぁ、彼は…一平太と言ったか。知識に対してどこまでも貪欲な青年…その姿は誰かを思い出させるようだった。]
こんにちは? [つと近寄り、声をかけてみる。思った通り、迷惑そうな顔を上げる彼。]
お邪魔してすみませんね。 [言いながら、隣に腰掛けてみた。明らかに、邪魔だと言っている気配に、気付かない振りをする。]
何を、読んでいらっしゃるんです? [覗いてみれば、なかなか難しい物を読んでいるようであった。通常なら、学者レベルだ。]
へぇ… [男は僅かに笑った。]
(93) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[しばらく黙りこんだ男に、しびれを切らしたのだろうか。何が、目的だ。青年は尋ねる。]
目的…ですか。 [ぽつり…呟くように返した。しばらく、何かを想い巡らせる。]
君は…戦を知っていますか。 [唐突に尋ねられて、青年は怪訝な顔をした。当然、物をよく読む彼なら、知っているだろう。だが、それは、書物の中の話。実際の戦は、知らないのに違いない。と勝手に思う。]
…避けられぬのですよ。戦が。 [ぽつり…と呟いた言葉に、青年はただただ絶句していた。聞きたいことはたくさんあっただろう。けれど、まず情報を集めようとする性なのか、黙って話を聞く構えだった。]
(94) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[男はぽつりぽつりと話し始める。]
信じるかどうかは…お任せしますが。 私は、この先怒ることを知っている。 ここへ、人が攻めてくる。 それも、一人や二人じゃない。おそらく。 [何故。尋ねる青年に、わずかに笑った。]
夢、ですよ。 夢。 ただ、それだけです。 人間なんて言うのは。 たまたま偶然、この地にいる、妖の存在に、国を滅ぼされる夢を見た。 実際、そんなことは起こらないでしょう。 けれど、そう思わないのが人間です。 同時に、やられる前にやり返してしまえ、というのも。 [男はどこか人ごとに、淡々と述べていた。]
(95) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[問い詰める青年に、男は目を細めた。]
私じゃありませんよ。 そんな。愚かな。 私だって…“ヒト”ではありませんから。 [嘘だ。そう言う青年に男は笑う。]
私はもちろん、妖ではございません。 けど、人でもないのですよ。 もう、ずっと昔から。 私は人間に、人間として扱われておりません。 [怪訝な顔をする青年に、男は苦笑する。]
(96) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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…やめましょう。こんな話。 [それから、空を仰ぐ。]
…私のことを、信じますか。 [ぽつり。尋ねる。青年は黙ったままだった。]
…信じないでしょう。それが正しい反応だ。 [くすりと笑って、青年を眺め。]
ですから、お見せしましょう。 私の、知っている全てを。 [男はそう言うと、とん、と青年の額をついた。あ、と思う間もなく青年の意識が狩りとられる。倒れようとした青年の身体を抱き抱えるようにして抑え、木に寄りかからせた。]
…君は、“その時”にここにいるべきではない。 けれど…もしも… [男は小さくつぶやいた。]
[月が天上を指す頃、青年の姿はこの里の何処にも見られなかった。]
(97) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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小鈴は、雷門忘れてただとかそんな
2011/07/23(Sat) 00時半頃
藤之助は、回想ver平終わり
2011/07/23(Sat) 00時半頃
小鈴は、はさみそうでごめん!
2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[俺の名前を呼んでよ!と叫ぶおふくろの声が聞こえる。 と、芙蓉の手が頭を撫でる。 心地いい。 頭から手が離れると、鈴を受け取ってもらえた。 ホッとした。 …これが、あたしの形見、になるのかな。]
ありがとう…芙蓉ねーさん、ごめんね。 …急に。 おかしくなんてないよ。 ただ、決心がついただけだ。
(98) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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―里を一望できる丘の上―
[さぁ…夜風の通るのを肌に感じつつ、里を見下ろす。男は懐の札を数えた。ひい、ふう、みい…3枚。彼らは新たな力に目覚めることができただろうか。この里を、守ることができるだけの力を。]
…まぁ、華はまだ、見つけてませんけどね。 [やや苦笑しながら呟く。見つけられれば良いと思う。結局最終的に、彼らの里を守るのは、彼ら自身なのだから。]
…避けられぬ定め… 回避することが不可能であるならば… 受け止めるだけの力があればいい… [ぽつり…と呟く声は風にさらわれる。]
[後、何日。猶予があるのだろう。分からない。けれど…もう、見たくないから。だから。]
…月が、禍々しいほどに、綺麗だ。
[呟くと男は懐から式紙を取り出し、宙に投げた。一瞬で大きく広がったそれに飛び乗ると、里を目指して飛び立つ。]
(99) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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忍者 朔は、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 00時半頃
/*
華月斎→華
おっぱい→化
一平太→平
と勝手に呼んでいる藤。
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[「形見」 その言葉は耳を疑った。既に華月斎が式神になった今、子鈴までもなろうとしているというのだろうか。]
形見ってなんどす?! あんさんは何を考えているのどすか!? まさか…式神なんかになろうと思ってはるんか?
[苦悶に浮かぶ表情。「ダメだ」というように女は子鈴に抱きしめた。]
(100) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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菊は、芙蓉に礼を言って夕餉をもぐもぐ
2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[強く、強く抱きしめられた。 目が泳いでしまう。 決心が揺らいでしまう。]
…でも、でも、あたしは、芙蓉ねーさんが…… [悲しんでしまわないように、華月斎が式神となっている今、何が起こるのか自身で確かめたいのに。]
…でもね、ごめんね、ねーさん。 [にゃあ、と少女は猫の姿へと戻る。 当然、芙蓉の腕からも…するりと抜けて、外へと飛び出していった。]
[目指すは、藤のもとへ。臭いはするが、何処にいるのかはわからなかった。]
(101) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[すぅ…と空気を切るようにして、里へと舞い降りる。下りた場所は芙蓉の薬屋のそばだった。]
…おや。
[随分と集まっている。華の様子を見に来たのだが…はて…どうしたものか?]
(102) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[と、匂いが近づいてくる。 …藤だ。 飛び出たはいいものの、芙蓉の家のそばに降りてくるものだからどうしようかと迷う。 少しだけ近寄り、にゃあ、と鳴いた。]
(103) 2011/07/23(Sat) 00時半頃
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[小さな娘の大きな決意。 今にも消えかかりそうな声で女は腕の中の少女に問いた。]
それでうちが喜ぶと思ってはりますの? [返事はない。 瞬く間に少女は猫の姿になって腕の間をすり抜けていった。]
子鈴!!
[外へ飛び出す少女に向かい、声を出すもその後ろ姿は一心不乱に走っていった。]
(104) 2011/07/23(Sat) 01時頃
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ならば、あやつを殺してしまおうではないか!!
そのまま人間も全て食ってやろう!! 難しいことじゃあない! 我にはそれができる!
なぜ式紙になることを望む! 姿を失って何ができる!
[その瞳には狂気が宿る]
(105) 2011/07/23(Sat) 01時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 01時頃
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ミケ。 式神になったモンは主がいなくなったら開放されるんやろか?
[子鈴の姿は見えなくなった。途方に暮れる女は声を荒げるミケに向かい、静かに問う。]
(106) 2011/07/23(Sat) 01時頃
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さぁの
我はこの国の術式には詳しくない。 じゃが普通に考えて主を失った従属は主と共に死すであろう 解放ではなく封印に近いものを施しておるようじゃし。
姿が見えんということは、そういうことじゃろう
(107) 2011/07/23(Sat) 01時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 01時頃
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おわりにしてやるのじゃ・・・! っこの世界をの!! ぱたぱた人が死んでいく姿を見ているがよいわ いまから侵入者を喰うてやる!!
(108) 2011/07/23(Sat) 01時頃
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薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 01時頃
藤之助は、一瞬寝てたとかそんな
2011/07/23(Sat) 01時半頃
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[混乱を極める薬屋。...はミケの意見に耳を傾ける]
そうだねぇ あたしゃ、大事な二人に手を出されないなら、人間をどうにかしちまうのには賛成だよ。
[...はまだ、藤が幼いころの友人であろうことにきづいていない]
(109) 2011/07/23(Sat) 01時半頃
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[ゆるり。集う彼らを見やる。]
…? [哀しげに無く猫を見やって首をかしげた。それから、耳に入る芙蓉とミケの会話。]
…別に、私死ななくても時が来れば解放されますよ。 彼ら。 [そう、どこかあっけらかんと言い放つ。それから殺気をふりまくミケを冷やかに眺めた。]
君が、いなければ。 この里も、もう少し、長持ちしたかもしれない。 [聞こえるか否かの声で呟く。この里で一番人を食い殺しているのは彼であるから。そう、思ったのだろう。]
私が来なければ… 数日後、ここへ来た人間達に、この里は滅ぼされる運命でした。 今も、その運命が変わらずそこにある。 けれど…私は、それを変えたい。 [誰にともなく呟く。それは、きっと届かないのかもしれない声。けれど、彼自身、ヒトでも妖でも無くなった瞬間に、決めたことだから。思うままに生きるのだと。]
(110) 2011/07/23(Sat) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 01時半頃
小鈴は、にゃあ、と藤に鳴き。
2011/07/23(Sat) 01時半頃
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おい、最強の妖を舐めるでないぞ。 里の皆を消していってなんのつもりじゃ。
その首かっきってやるわ!! [再び胸元から刀を出すと侵入者に向かって切りかかる]
(111) 2011/07/23(Sat) 01時半頃
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どうしました?
[鳴く猫を抱きあげる。そのまま腕に抱いて優しく毛を撫でた。]
(112) 2011/07/23(Sat) 01時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 01時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 02時頃
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[仔猫を抱きあげたとたんだった。向かってくる殺気に身をひるがえす。]
…っと。 [ひとまず仔猫を安全な場所へ逃がしておいてミケに向き直りざま札を懐から引きぬくと呪を唱えた]
我、我が名の元に、汝を呼びだす。 [ぽう、と札が光るとヤタガラスが召喚された。巨大なカラスはくちばしで迫る刃を受け止める。]
…乱暴ですねぇ。 [のんびりと呟いて見せるが内心は焦っていた。まずい。ミケとは、やりあいたくなかったのだが。]
(113) 2011/07/23(Sat) 02時頃
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藤之助は、襲撃先悩んでるなう。
2011/07/23(Sat) 02時頃
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そうどすよね。 やて華月斎は実際に姿が見えますえ。 それが彼の…… 藤はん。
[言葉を遮るように言葉を放った人物は式神の主である藤之助。 彼が現れ、式神について説明をしたのであればその内容にほっと胸を撫で下ろした。]
解放されるんどすね。 それを聞いて少し安心しました。
[ちらりとゆりと戯れる華月斎に視線を送った。 その眼差しは何処か優しく、愛しい視線。]
(114) 2011/07/23(Sat) 02時頃
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なんじゃこの鳥は! うまそうな鳥じゃのう!! 我へのおやつか!!
[左手を刀の柄から放し、カラスの喉元めがけて手刀を伸ばす。華月斎にしたのよりもすばやく、鋭く、殺意をこめて]
(115) 2011/07/23(Sat) 02時頃
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[再び繰り広げられる争い。今度はミケと藤之助。 女は静かに藤之助に近づくとそっと札を持つ手の腕にそっと自らの腕を置いた。]
うちの店での争いは辞めておくれやす。
[静かに放った短い言葉。 藤之助に触れている手は徐々に冷たく冷気を放った。]
(116) 2011/07/23(Sat) 02時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2011/07/23(Sat) 02時頃
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[3本の足を持つ巨大な烏は首元に向けられた殺気に反応して嘴を大きく開く。ひゅ、と息をのみこむ音に男ははっとした]
やめなさい! [主からの鋭い命令に烏は吐きだしかけた火炎を飲み込んだ。同時に現れる大きな隙。その隙に、ミケの手刀が突き刺さる。]
ッ…! [それを見るのと藤が飛び出すのはどちらが早かっただろうか。懐から抜き放った爆炎札をミケにたたきつけ、小さな爆発に巻き込まれるようにしてヤタガラスを回収する。大きく間をとってから、烏の傷口に触れ、癒しを施してから、小さく囁いた。]
すみません… お帰りなさい。 [烏はくぅ、と小さく鳴くと、言われるまま元の場所へと帰って行った。それを見届けてから、みけに向き直る。]
(117) 2011/07/23(Sat) 02時頃
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ゆりは、あわあわあわ・・・
2011/07/23(Sat) 02時頃
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