258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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鬼に見つかるより先に鬼を見つけろ、だ。
[ここにしよう。
美夜子は建物の床下に忍び込んだ。 こんな場所は例外なくじめじめしているものだが、不思議な事に空気は乾ききっていた。
逃げるだけが能じゃない。子供の頃、ずっとこうやって勝ち続けてきたんだもの。 鬼が入ってくれば逃げればいい。自分の脚なら逃げ切れる。逃げ道も複数確保済みだ。 周りから攻める気ならば鬼から視線を切らさなければいい。脚の運びがこちらからは丸わかりだ。]
(68) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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捕まえられるものなら捕まえてみな。 あたしの走りを見ておくれ。
[怪奇現象なんてまっぴらごめんな自分が何を馬鹿な事をしているのだろう? 理由が自分でも分からない。下手すりゃ楽しさすら感じている。
けれど、なぜだかこうしているのが自分らしいんだ。 なんたって、あたしは──────]
(69) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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[曼珠沙華(マンジュシャゲ)とは――
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
9月中旬に花をつける。放射状の赤い花弁が特徴。
よく畦や墓地などに生えている。
鱗茎に毒があるが、水でさらせば除去が可能。そのため救荒食としても用いられた。
墓花、死人花、幽霊花、地獄花、捨子花、狐の松明などなど多種多様な別名がある。
その殆どが縁起の悪いものであるため、凶兆とされることもある。
しかし、仏教の経典から取られた曼珠沙華のように縁起の悪い別名ばかりではない。]
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 21時頃
―回想:曼珠沙華―
[季節外れの曼珠沙華を見つけると、その根を掘っていた。
これはきっと、ヒトならざる者からの授かり物だ。
そう信じて、ありったけの曼珠沙華を採って家へと帰る。
『ねぇねぇ、あねさま』
『お腹空いたでしょう?』
『これを食べましょう?』
『曼珠沙華の根っこ、採ってきたの』
『かか様に教わったの』
『たんと洗えば食べられるって』
お腹を空かせるあねさまのために、一所懸命に掘って、洗ったの。
姉にそう言って。仲良く食べようとした矢先に――――。]
[曼珠沙華さえなければ、あねさまは死なずに済んだのに]
[霊は同じ感情を持つ者に取り憑く。
取り憑かれれば、ウツワとなった者の本心を、あるいは誇大して曝け出す。
夕顔の本心は『あの場所へ帰りたい』
それに取り憑かれた夕顔は、誇大して投影される。]
[あの場所へ帰りたい。例え他者を不幸にしても。*]
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[わたしは、再び走り出した。 鬼から逃げるためではなく、ただ走りたくて身体を動かす。 自分がこんなに速く移動できるなんて、まるで奇跡だ! 嬉しくて舞い上がって、無我夢中に走って、ふと気づく]
…おっと。
[勢いよく次の角を曲がろうとして、慌てて足を止める。 そこを曲がったら、ちょうど境内を一周してしまう。……つまり鬼がいる場所に戻ってしまうところだった]
あぶない、あぶない。
[わたしは踵を返すと、スタート地点から離れる方角へと急いで向かう]
(70) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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[薄暮期の空は、橙色と藍色が半々に混ざっていた。 建物の構造や人影、木立の場所や形状はかろうじて区別できるものの、薄闇に包まれていて見通しはあまりよくない。 わたしは時々目を凝らしながら、周囲を見て身を隠せそうな場所を探す。
木立の傍に立って、上を見た。 さっき、木登りしようかと思ったところだけど、鬼に見つかったら逃げられないではないか。木登りは諦めて、次の方法を考える。
境内に配置された社の数々。 そうだ、床下なんてどうだろう。子どもが身を隠すのには、ちょうど良いのではないか]
(71) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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…よいしょ…。
[身を屈めて、床下に入り込む。 視界が暗がりに覆われる代わりに、土の匂いが強く感じられた。 こんな小さな発見ですら、わたしには初めての体験で思わず心が躍る]
…っと、…あれ?
[そこには人の気配?もしかして、そこには先客が居たのだろうか。 既にこちらに気付いているかもしれないけど、近づいて声をかけてみようか]
(72) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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み〜つけた
[とか言ってみたりして。*]
(73) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 22時頃
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[それじゃあ動くか、と。 飛ばされる直前、緋色を手にするために掴んでいたからか、そのまま持ってたディパックを背負い直す。 命と同じくらい大事なカメラバッグ置いてきたのは不覚といえば不覚だけれど]
……そのためにも帰らねーとな。
[そんな決意を固めた所に届いた、声。>>46]
やー、奇遇っすね。 俺も、お話伺いたいと思ってたんすよ。
[へらっと笑って返す、口調だけは軽い]
ってーわけで、お互い、気合入れて逃げ切りましょうねっと!
[意地もある。理由もある。 だから同意返すは自然な事。 その頃には、他の面々も動いていたか]
(74) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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んじゃー、行くぜ!
[気合を込めて一声発し、走り出す。 向かうのは広がる木立の方。奥へと進み、がっしりした木の一本に目をつけて]
っせいっ、と!
[勢いをつけて枝に飛びつき、そこを起点によじ登る。 まずは高所確保。 追い詰められない自信があるからこその動きで、枝の一本に落ち着いた]
……とっさに荷物持ってたのは俺、偉い。
[言いながらがさごそと中を漁り、引っ張り出したのは予備の靴。 さすがに、宿の室内履きじゃ厳し過ぎるというか、登る途中で落としたというか。 ともあれ、緊急時に備えて持っていたそれを履いて]
って、鬼さんはどう動くかねぇ?
[ぽつりと呟いて、耳をそばだてた。**]
(75) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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[それぞれ逃げていくのを見送れば>>59>>62>>66>>75、くすりと嗤って。]
それでは数を十、数えねばな
[嗤いながら数を数え始める。]
ひとーつ、ふたーつ、みーっつ…
[禁忌は二つ。 『大怪我をさせてはならない』 『素手で捕まえなければならない』
それ以外は特に決め事はない。 つまり、その辺の石を投げて躓いたところを捕まえたり、罠を仕掛けることも、規則違反にはならないということ。 刃物はないから、大掛かりな罠は作れないかもしれないが。 『大怪我をさせなければ』、作って仕掛けることは問題ない。
それに気付いた者はいただろうか。 まあ、それは些細なこと故捨て置こう。]
(76) 2016/11/17(Thu) 22時半頃
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ふふっ、見つかっちゃった。 ここを探し当てるだなんて、あなたも分かってるじゃない。
["おねーさん風"に。相手は子供なのだから。 くいくいっと手を振って軒下へと招き入れる。]
おおっと、鬼に追い掛けられて来たとかじゃないな。
[ここから見えるので、そうでない事は分かっていたのだけれども。 構わない。一人で逃げるつもりだったが、二人なら二人でやり用はいくらでもあるのだから。
口角がきっとつり上がった。]
(77) 2016/11/17(Thu) 22時半頃
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─床下─
[先客は赤羽さんだった。
”あなたも分かっている”>>77
そんな風にいわれて、わたしは少しだけ誇らしく感じた。 何せ、鬼ごっこを実際にするのは初めてだ。戦略と呼ぶにはつたないかもしれないが、それでも自分で考え抜いた結果を褒められると嬉しい。 手招きされるまま、赤羽さんの方へ近づく]
大丈夫。追いかけられてきてないよ。
[少し状況を面白がってる風な口調に、思わずつられて笑ってから頷き返す。 二人してこうして鬼から隠れていると、秘密の作戦に参加しているようでワクワクする]
赤羽さんは、鬼ごっこ得意? わたしは初めてなんだ。
[暗がりの中、赤羽さんの表情まではよく見えなかったけど、頼もしいと感じる。色々教えてもらえるといいな。 赤羽さんの隣に並ぶと、わたしも表情を引き締めた。*]
(78) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[しばらく耳を澄ませたけれど、届くのは微かな声。>>76 何かを数えているようなそれは、夕顔と称した子供のそれ]
……律儀だなあ……ま、ルールを守ってこその遊び、だからな。
[遊びが遊びとして成立するのは、決まりを全員が守ってこそ。 そこは、どんなものでも変わらない、という事らしい]
っかし、こんな流れで鬼ごっこなぁ……。
[子供の頃に、田舎の祖父母の所に遊びに行って、初めて知った遊び。 その時まで知らなかったそれは単純なのに面白くて。 単純で面白いから、帰ってから広めまくったり、今でもご近所の子供らと遊ぶ時にはやっている、けれど]
(79) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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……まーさか、幽霊相手にやる羽目になるたぁねぇ。
正真正銘の、『鬼』に追っかけられる鬼ごっこ、てかぁ?
[冗談めかして言うけれど、気は紛れない]
……あー……ヤニ、たんねぇ。
[現実逃避も込みで煙草吸いたくなったけれど。 寺社仏閣は基本、禁煙。 そう考えると、懐に手を入れるのも躊躇われた。*]
(80) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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ううん、全然なんだ。 昔っからすぐに捕まっちゃってさ。
[そう言って眼鏡の奥の瞳を細める。
初めて、という言葉にクエスチョンマークが浮かんだが、その事はすぐに意識から外れてしまった。]
けれど、2人で協力すればきっと逃げ切れるよ。そう、きっと。
[いつまでかかるかは、あたしにも分からないけどさ。
心の中でつぶやく。 話しながらも、周囲の警戒は怠らない。いつだって、精神力がモノを言うのだ。]
(81) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[さぁさ、最初は誰を狙おうか。
楽しそうに聞こえた彼?
啖呵を切って見せた彼女?
すぐに逃げ出してしまった彼?
名を訊ねてきた彼女?
余裕そうに笑う彼?
闘志さえ窺えそうな彼女?
誰をとってもウツワとしては十分そうだ。]
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そうだ、明之進君。 あたしは向こう側を見張っておくから、明之進君はあっち側を見張っていてくれないかな?
もしも鬼が見えたら、声を出さずに肩を叩いて合図ね。
[少年の隣に寄り添うようにして、耳打ちをする。 指さした先は夕闇が包み込んでいた。]
背中は、任せたよ。
[なーんて、かっこをつけてみたり。
こうなったら長期戦覚悟だ。足を崩してリラックス。もちろん、左手を腰の横へ置いておくのは忘れない。]
(82) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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よーっつ、いつーつ…ふふっ
[誰を追い掛けるか。考えながら数える。]
(83) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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夕顔は、明之進に話の続きを促した。
2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[この辺りにはどうやら他に人はいないようだ。 少し遠くから、夕顔が数を数える声が響いてくる。
もう日の落ちる時間。 こんな時間はもう家に帰らなくちゃいけないのに]
帰りたいよう……
[油断すれば竦んでしまいそうな足。 ダメダメ、と首を横に振り気配を伺っていた]
(84) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[赤羽さんの耳打ちに、示された方角を見て頷く。 互いに背中合わせになって見張る。これがいわゆる…]
わかった。共闘だね。
[本で読んで知った単語を、ちょっとかっこつけて言ってみた。それだけで、やけに気恥ずかしくて、もじもじしそうで、同時にわくわくもする。 背中を任せたと言われると、さらに頬が熱くなった。大変な役目を任されたと、背筋が伸びる思いがした]
…すごい、なんか…かっこいいな…。
[鬼に見つからないようにと、赤羽さんを真似て息を潜めながらつぶやく。 示された方角から視線を外さぬよう、律儀に見守る。 わたしはかつてないほど緊張していた。病とは違う要因で、心臓がどきどきするのも、むろん初めての体験で。*]
(85) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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むーっつ、ななーつ…
(86) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[ 森の中を歩きながら、 少しでも動きやすいように袂に入れてあった紐で 着物の袖を縛り上げ、たすき掛けの状態にしてから、 裾を捲り上げて帯の中に一部を仕舞う。 …多少はしたないのはこの際許してもらおう。 人目につかない場所に一人でやって来たのはこのため。 ]
[ 作業をする間、ずうっと誰かの声が聞こえている。>>76 数を数えているようだから、おそらくあの"鬼"だろう。 ]
コレでも子どもの頃は「鬼返しの御門」と呼ばれたもんだ。 覚悟しておおき、怒った大人は怖いって分からせてやる。
[ 約束>>74もあるし、と自分を鼓舞する。 ]
(87) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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[ 数を数える声はどんどんと進んで、 あといくつかを待つところで、あたしは ]
[ ―――― 声を聞くのをやめた。 ]
[ …否、走り出したから聞こえなくなったんだ。 社の裏、広がる森の中。足元に時折咲く赤色は無視して 丈の短くなった緋色の着物が森の中を駆けていく。 ]
[ 行く先も隠れる場所も決めてなんかいない。 …取り敢えず一本の木の裏に身を潜めて。
鬼の気配が何処にあるのか、 感覚を研ぎ澄まして、一寸、待つ。* ]
(88) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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やーっつ、ここのーつ…
(89) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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とお
[くすり。嗤い声が響く。]
(90) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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