139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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墓
少
霊
全
甚六は肥代取り 置壱に投票した。
雪客は肥代取り 置壱に投票した。
置壱は飛脚 甚六に投票した。
日向は肥代取り 置壱に投票した。
たまこは肥代取り 置壱に投票した。
置壱は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
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お疲れさサマーです〜
(0) kanagami08 2013/08/17(Sat) 00時半頃
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[>>5:112おれが祟り神を運んだと言われれば、僅か怯む。 視線だけは置壱から外さないように]
……………投票については。 それは、確信があって投じてる訳じゃねーでしょうが。 疑ってはいましたけれど。
[分かりきっていること、ではないだろう、それは。 そうして視得る、黒ずんだ蜘蛛の糸>>5:115に。 目を、眇めて]
────置壱さまっ!
[不始末だと言われれば深く深いところが痛む。 目だけは──これから何があっても、逸らさないでいようと]
(1) souka 2013/08/17(Sat) 01時頃
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それが祟り神からの解放になるならな!!!!
[躊躇わない。白い布の巻かれた腕を掴んで]
(2) souka 2013/08/17(Sat) 01時頃
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ああああああああ!!!!!
[断ち切る。依代である置壱を、祟り神を。 そうして左腕を遺して──]
(3) souka 2013/08/17(Sat) 01時頃
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朝顔は、ウトをそっとなでなで。
may-schnee 2013/08/17(Sat) 02時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/17(Sat) 03時頃
ウトは、志乃をもふもふした。お疲れ様なんだよお
kotsuma 2013/08/17(Sat) 03時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
kotsuma 2013/08/17(Sat) 03時頃
雪客は、志乃たん!お疲れ〜〜っ(ぎゅうううううぅっ
アリス 2013/08/17(Sat) 03時頃
たまこは、連投とか死にたい
kanagami08 2013/08/17(Sat) 03時半頃
ウトは、甚ちゃんお休み〜
kotsuma 2013/08/17(Sat) 09時半頃
明之進は、志乃の頭を撫でた。**
唐花 2013/08/17(Sat) 12時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/17(Sat) 13時頃
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―― それから:雨の中で ―― はい、ご老人に合わせるのには慣れております。
[ご老体を否定せず、にっこり笑う。 許された>>5:+26ことに安堵しているのを、なんとなく悟られたくなくて その言葉の裏にある意味を、己が知る権利はないと思えて]
あの子は、雨具を取りに村へ
[志乃は一緒じゃないのか>>5:+32、そう問われればふっと寂しげな表情になりただ短く答える この男に近付いたのも元はと言えば彼女を守る為、けれど本当のあの子は守られる側に収まるような弱い少女ではなく母のような愛を持った一人の女性(ひと)だった]
え、いや、怪我はしていないようですが……。
[烏の雛について聞けば>>5:+34、きょとりとし無知な子供の様に興味津々な様子で聞いて]
(4) yami 2013/08/17(Sat) 13時半頃
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華月様は、物知りなんですね
[古き神だった彼にそんなこと言うのもおかしな話なのだけれど 烏の雛達を優しく草地に下ろした]
そうですね
……離れられなかったのは、僕のほうか。
[あの短い時に染み付いて忘れられずにいた煙の匂いを近くに感じながら、呟いて ふと道の側に置かれた傘>>5:+31を見つけ全てを察する お前は相変わらず慎ましく優しい子だよ――そんな風に言えばあの子は怒るだろうか 立ち上がり、それを取り]
さ、行きましょうか。*
(5) yami 2013/08/17(Sat) 13時半頃
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飛脚 甚六は、メモを貼った。
souka 2013/08/17(Sat) 14時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/17(Sat) 14時頃
楽士 ウトは、メモを貼った。
kotsuma 2013/08/17(Sat) 15時頃
雪客は、皆様に名残惜しそうに手を振った。
アリス 2013/08/17(Sat) 15時頃
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―― 漁師の小屋 ―― [女の中でもうひとつ変わってきたことがある。 あれほど海に落ちたときに逢いたいと、還りたいと願っていた存在を、段々と忘れていっていることである。
毎夜、眠りにつくまえに瞼を閉じて思い出していた名前が、顔が出てこないのだ。 昨夜などは思い出そうともせず、眠りにつこうとしたことに愕然とした。
このままではまずい、全て忘れてしまう前に稀人の村へ行かねば、と女は心に決め床についたのだった]
(6) kotsuma 2013/08/17(Sat) 16時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
kotsuma 2013/08/17(Sat) 16時半頃
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[翌朝、身支度を整え世話を焼いてくれた人々に事情を話した。 何か大切なものを忘れていっている気がする、どうしても稀人の出た村へ行かねばならない、と]
「そこまで言うなら止めはしないよ」 「お前は女なのによく働くから感心しとったのに」 「なにより飯が美味かった」 「気を付けていってきなさい」
[口々に女に別れの言葉を述べて、握り飯と佃煮と少しの銭、そして乳白色の美しい宝玉を持たせてくれた。貝から稀にとれる物らしく、何かのときは足しにしなさいと言ってくれた。
漁師たちの温かい気持ちに触れ、女は涙を流しながら、何度も何度も頭を下げて、村へと旅立つのであった]
(7) kotsuma 2013/08/17(Sat) 16時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/17(Sat) 16時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/17(Sat) 16時半頃
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―― どこかの村:宿 ―― 嘘を、つきました?
[村で待っていたのは妹ではなく、そんな書き出しから始まる手紙>>5:+33だった。]
志乃、お前は…本当に……
[黙々と読み耽り、やがて唇を噛み目を伏せた どれだけのものを抱え己へ黙していたのだろう>>5:+35 そんなにも自分は頼りない兄だったのか……全てを笑い飛ばし愛せる妹>>5:+36にとってはそうだったのだろう。 娘一人で見えなくなってゆく目で北へ向かうなど>>5:+44、追いかけなければならない、筈なのに。]
……僕も、お前の兄で在れて幸せだったよ。
[呟いたのはあの時>>0:43に似た別れの言葉、足は動くことは無い。 妹をもう暗闇に縛ることは許されないと理解しているのだから、……"お前さえいればいい"今はそう言えないことに気付いていたから。 その知らせ>>5:+38を華月に伝えなければならない、真っ先にそう考えている己がいたから。]
(8) yami 2013/08/17(Sat) 18時頃
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……生まれ変わってもまた僕の妹になっておくれ
待っているよ。
[最後の言葉>>5:+45をじっと見つめ、溢れそうになるものを堪える 呟いたのは――いつか>>4:+31返せなかった想い*]
(9) yami 2013/08/17(Sat) 18時頃
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明之進は、議事読みに潜ってきます**
唐花 2013/08/17(Sat) 19時頃
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―― 月詠みの堕ちた村 ―― [丸々五日かけてようやく辿り着いたその村は、 どうやらその昔、星や月を読み陽の運行を知り、神の祀り方を教える旅人が訪れ里を富ませたことから、外からの来訪者を稀人と呼び手厚く歓迎しているらしい]
(ただの旅人と何が違うんだろうね?)
[道中親切に道を教えてくれた旅人に、話のついでにと聞かされた里の逸話。 女にはすでに月詠みという言葉が何かということすら引っかからなくなっていた]
あら?
[村の入り口へと続く山道を歩いていると、小さな祠が並んでいるのに気付いた。 それぞれの祠に御供えしてあるものが違うところを見ると、祀ってある神様も違うのだろうと見当がつく。
その中のひとつ、綺麗な灯明と水とお米を供えてあるその祠を見ていたら]
(10) kotsuma 2013/08/17(Sat) 19時半頃
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…おい。手を貸そうか…?
はっ…!こ、こんにちは! ご無沙汰しております…!
…いやよ。 だって、面倒臭いし。
顔に出てんぞ。誰が垂れ目だ、誰が。 おれだって好きで垂れてんじゃねーって。
……あまり志乃をいじめないでいただけますか火守の君?
あはは、有り難う。 僕も六さんもウトも好きやよ。 賑やかなんも。
熱くならないの、怒ると折角の美人さんが台無しだよ!
(11) kotsuma 2013/08/17(Sat) 19時半頃
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あの……拙い演奏ですが、もしよろしければ 今度、お琴、聴きにいらして下さい
火守の君だったら、祟り神の情念なんて火の気で燃やし尽くしてしまうでしょう?
お前になんか、何にも望めやしねえよ! 危なっかしくてな!
(12) kotsuma 2013/08/17(Sat) 19時半頃
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こんなに多様な我々神だ、誰かの代わりの神など居まい。 また、ウトが話を聞いてくれ。――――あ……りがとう。
.
(13) kotsuma 2013/08/17(Sat) 19時半頃
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え、なんで…なんでぇ…?
[頭の中に押し寄せてくる言葉の波。 二つの眸から流れる涙を止めることができなくて。 誰の言葉かも、いつの記憶かも思い出せないのに、 痛いくらいに胸を締めつけるこの切なさは何なのだろう。
女は、祠の前にしゃがみこんだまま、わんわん泣き明かした]
(14) kotsuma 2013/08/17(Sat) 19時半頃
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―― その夜:宿屋の一室 ―― 高天原のことで知らせがございます。
[正座し真っ直ぐに華月を見つめ、語るは志乃が残した手紙のこと>>5:+38 縁を切る音はもう無い、朧は無事であろう、それはきっと良い知らせなのだけど]
……お寂しいですか、華月様。
[そこに嘲笑の色は無く、只静かに。 天に在った頃の己が志乃を置いて堕天したならば、彼女が大丈夫だということを素直に喜べなかっただろう。 交渉という名の誑かしを行なう相手を華月としたのも、彼と日向、己と志乃、どこか似た関係を持っていたからで。 勝手な想像でしかないが日向が堕ちないことは華月に取って嬉しいものでは無いかもしれない、そう感じていたのだ。]
(15) yami 2013/08/17(Sat) 21時頃
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もし、そうなのでしたら……いいえ、そうでなくとも。 僕をお側に置いていただけませんか。
[恋だの会いたかっただのとからかっていた時とは違い、反応を不安げに見る表情に作られたものも妖の雰囲気も無い]
行く宛てが無いのは僕のほうなのです。志乃は目的を持って旅立ちましたが…… あの子が傍らにおらずに、暗闇の外でどう生きればいいのか分かりません。
[目を伏せて]
……思い上がりなのかもしれませんが、華月様には自分と似た所を感じていました。 貴方の屋敷でのあの時間が、愉しく心地良くすらあったのです。今はもう、昔のように嫌ってはおりませぬ。
只、近くで見ていたいのです。貴方を見透かしてみたいのです
……駄目でしょうか。
[語った言葉は全て真実。以前高天原でそうしていたように、嘯き惑わせようとする気にはならなかった。 志乃の手紙を見て、追う代わりに華月に知らせることを考えている自分に気付いてから何かがおかしかった。 今まで感じたことのないような感情に名が付けられずに。今自らは断られることに怯えていることだけは理解していた*]
(16) yami 2013/08/17(Sat) 21時頃
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――朧との夜>>5:+43――
[縁側に座って月を見ていた朧に声をかける。 珍しく酒はなかった。
掴んで引き寄せたのは、彼と高天原を繋ぐ糸。 まるで水流のような色のそれは、月光をうけて輝く。
己は祟り神だと告白し、もうこんな事をしたくないと助けを求めるという選択肢もあるのだろう。
認めた友人だからこそ、すがりたくはない。 これは最後の意地で、意思だ。]
酒代は、踏み倒す。
[もう二度と会うことは出来ないだろう。 朧の横顔を見て、その意図に笑みを浮かべ、 *切った*]
(17) es 2013/08/17(Sat) 21時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
yami 2013/08/17(Sat) 21時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
yami 2013/08/17(Sat) 21時半頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
es 2013/08/17(Sat) 21時半頃
日向は、置壱様にイイネ!をもらえてテレテレ//
かすみ 2013/08/17(Sat) 21時半頃
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―下界― ぬばたまのその夜の月夜、今日までに…
[ゆらりと唄う。
待ち続けた人の一人が、自らを訪れようとしていることも、彼女の身に起こったことも。 まだ、知らない。*]
(18) 唐花 2013/08/17(Sat) 21時半頃
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[甚六に名を呼ばれ、目を細める。 怒号のような口上に、笑みを崩さぬまま。]
……左様ならば、ってね……
[そうして断たれる左腕。そして糸。 その音は決して、琴のように澄んだものではないけれど。
*切り離された体と共に、意識は遥か遠く、高天原の外へ消えていく*]
(19) es 2013/08/17(Sat) 22時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
かすみ 2013/08/18(Sun) 00時半頃
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― 下界:堕ちた処 ―
あはは、思うてないけどな?
[>>+5:24閻魔など、元より戯れのつもりで言った事。 釣られ、神妙な面持ちをしていた亀吉の表情が綻べば、 此方も共に表情を緩める。 虚言ばかりでない、と言われれば己の腕を持ち上げて]
――……そうやなぁ、 最期に贈り物をくれるぐらいやから、 存外、逢いたかったというのは ほんまやったりして、な?
[首を傾いで、手首に巻き付けられた髪紐をみやる。]
さあ……どう見えてたやろう。 もう忘れてもうたわ。
[>>+5:63低く笑う亀吉を他所に、再び煙を見ながら天を仰いだ。]
(20) rinco 2013/08/18(Sun) 02時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
kotsuma 2013/08/18(Sun) 02時頃
雪客は、置壱様、おやすみなさい。
アリス 2013/08/18(Sun) 02時頃
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[>>4ご老体。そう言いだしたのは己だが、 肯定されれば、くつと喉の奥で笑ってみせた。 妹の行方を告げる声音が、 ほんのりと寂しさをのせているように思えて 少しばかり、首を傾げど、尋ねようとは思えないのは、 お互いに、何かを慮っているのがわかったからだろうか。 そっと草地に降ろされる烏を見ながら、 少しばかり、眸を細める。]
伊達に永く、生きてはないからなあ。
[己のことを物知りだという亀吉に、 年相応、無垢な表情を見せるものだ、と思いながら。]
――……行こうか。
[>>5ぽつりと語散る、言葉には応えず。 傘を手に、村へと向かった。]
(21) rinco 2013/08/18(Sun) 02時半頃
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― その夜:宿屋の一室 ― [雨具を借りていた宿屋に、そのまま宿を取り 一向に姿の見えぬ亀吉の妹は、 どうやら紙に化けたらしい事を聞かされる。 その紙は、かつての処の報せを運ぶ。 朧も堕ちた、という報せには微かに眉を顰め そうして一つ、尋ねられる。]
さあ、……どうやろうか。
[口をついた言葉は、相手への返事、というよりも 己自身何処か不明瞭な胸の裡を探るようでもあり。 瞼をそっと閉じる。 ――……ささやかな願いは、叶わなかった。 寂しさ、よりも、落胆か。]
(22) rinco 2013/08/18(Sun) 03時頃
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[>>16次いで、聴こえてきた言葉に瞼を開く。 そこに映る表情は、まるで此方に縋るようで。]
――……
[伏せられる眼も、言葉も逃すことなく、 一通り、聞き終われば。]
(23) rinco 2013/08/18(Sun) 03時半頃
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ぷ、 くくっ あはははは! そうか、嫌てたのか。
[嘲笑ではなく、只笑う。 何を今更、莫迦正直に。]
それやのに、よう僕のとこ来たなぁ。 ――……もう腹の探り合いは、せんでええのか?
[似ていると、そういうならば、 男も愉しんでいた事がわかるだろうに。 かつて、手鞠を拾ったように。 これもまた、一興だろうか。]
(24) rinco 2013/08/18(Sun) 03時半頃
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雪客は、あ、出ないのか!w
アリス 2013/08/18(Sun) 03時半頃
雪客は、ウト良かったな…と、撫でた。今度こそ
アリス 2013/08/18(Sun) 03時半頃
雪客は、朧様、おはようこんばんは!
アリス 2013/08/18(Sun) 03時半頃
雪客は、皆様に笑顔で手を振った**
アリス 2013/08/18(Sun) 03時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/18(Sun) 04時頃
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―― 回想:華月が堕ちたところ ―― え?
[贈り物>>20、予想だにしない言葉に目を丸くして手首のそれに同じく視線をやる。 まさか、と華月を見て、そして神としての最期の出来事を思い出せば全てを理解した]
……僕の意思じゃないですよ。
[身に付けていた物だというのに色すら知らず気付きけなかった、苦笑し]
けれど、うん…… 気付かれてた、のかな。だから……あれは、最後に
[呟いて雛を撫で、どこか遠くに思いを馳せる それからふっと笑い、華月に顔を近付けて]
華月様こそ何故身に付けてたんです? 捨てれば良かったのに、役立たずの遺品など。
[逢いたかったのは本当かどうか、それは答えずに。なんと返ってきてもきっと愉しげに笑っていただろう*]
(25) yami 2013/08/18(Sun) 04時半頃
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―― 宿で ―― わ、笑わないで下さい……真剣に言ってるのに
[怯えはその嘲笑う色の無い笑い>>24にかき消える ここまで素直にこの男に語るのは初めてだと、それを笑われたと改めて認識させられれば、多少の気恥ずかしさも感じ拗ねた表情になって]
……だから行ったのかもしれませんね? 誑かして騙して堕としても、貴方なら別にいいかなって。
[そんな厭味も言いたくなるというもの]
ふふ、あれは僕ばかり探られていたように思えますがね……――
[言いながら、何気なく近付けていき とん、とその身体を押して]
(26) yami 2013/08/18(Sun) 04時半頃
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― 回想:堕ちた処 ―
あれ、そうなん?
[驚く様に呆気に取られる。 てっきり彼が命じたものと思っていた。 己が花を、残したように。]
へえ、主の消滅を知らせるなんて……賢い使役やなぁ。
[遠くを見ていた亀吉が、急に顔を寄せてくる。 少しばかり、身を引いた。何故と問われても。 紐を届け、力尽きた妖烏の姿は酷く 醜く、 何処か己と重ねて見えたから。 捨てる気になど、なれもせず。]
僕が僕のものをどうしようと、僕の勝手やろう?
[そう言えば、笑う姿は、宵に溶ける白い花に似ていたか。**]
(27) rinco 2013/08/18(Sun) 04時半頃
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だから……
もっと別の方法で、華月様を暴きたいなと思うんです。
[薄く笑い自らの着物の前を開いて、押し倒すような形になり顔を近付ける 拒絶の言葉が与えられなかったことに安堵してしまえば、やはりこの男を相手にすると未だ妖であるかのように振る舞ってしまう。 拒絶に怯え寄り添いたがる自分と、華月の惑う姿を見たがる自分 果たしてどちらが本性なのか、……どちらも、だろうか。]
結局、呼ばれる前に堕ちてしまいましたし。 そもそも貴方はあの意味を理解してたのやら?
[己はあの鞠の娘とは違うのだと、理解させなければなるまい じっと至近距離から覗き込めばその瞳は何を物語るのか]
(28) yami 2013/08/18(Sun) 05時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/18(Sun) 05時頃
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― 豊穣の祭りの村 ― [幾百年ほど前から伝わっている、豊穣の祭り。 それが今年も行われると聞いて、ふらりと足を運んでみた。 小麦、米、栗、収穫された、たくさんの供物。
その中に、草臥れたような手鞠を見つけ、足を止める。 あの時とは違い、最早そこに霊気が宿っているか わかる術は持ち合わせていない。]
――……、
[なんとはなし、それを手にして外へとでれば、 此方を見ながら小さな女の子が駆けて寄ってくる。]
――……これ、探してたんか?
[こくりと頷く少女の手に、そっとそれを手渡せば 綻ぶ笑顔は、太陽に、似た。**]
(29) rinco 2013/08/18(Sun) 05時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/18(Sun) 05時頃
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[それで少しでも惑う姿が見れるならば、あるいはあの日背筋を走った何かを感じられれば あの日去り際に抱いた要求は未だ満たされていない、期待に唇が歪むのを抑えられずに**]
(30) yami 2013/08/18(Sun) 05時頃
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―縁切りの刹那―
[禍に憑かれた直後から、自分を見失っていた。
忘れていた荒神の意識と置壱としての意志が、糾える縄のごとく絡まりあい、自意識の境界が揺らいでいた。
昼は、置壱として。
(堕天させるべき相手を探すアラハバキもいて)
夜は、アラハバキとして。
(この行為を否定する置壱もいて)
大義名分を持たざる怪物になりかけていた。
だが、今は置壱として最後の瞬間を見ていることが出来る。]
お前が、俺を呼んだからだ。
[新たな蜘蛛の糸にすべてを委ね、信じる。]
|
[激痛によって目をさます。]
う、ぐ ぐ……
ぐあああああああああああああっ!
く、う、 はっ
はあ、はっ…………
(31) es 2013/08/18(Sun) 09時半頃
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[痛みを耐えるように閉じていた両目をそろそろと開け、立ち上がろうとするが体を平行に保てず再び地に付した。]
がっ! ぐ…………
[無い。 左腕の上腕部から下、肘ごと。 断面はつるりとした肌で、初めから何もなかったように見える。
隻腕の男は汚れた身なりで危なげに立ち上がり、周囲を見渡す。 広がる草原、彼方に地平線。]
ここは…… どこだ……
[呆然とした呟きは、吹く風にさらわれていった。]
(32) es 2013/08/18(Sun) 09時半頃
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あははは、そうか、真剣か。
[>>26困惑から、拗ねたような顔つきに。 こんな顔をするところを、 かつて見たことがあっただろうか。 志乃やウト相手にならば、 また違った表情を見せてはいたが。]
それやったら、ややこしいことせんと さくりと僕を堕とせばよかったやろうに。
[そんな表情をしながらでは、厭味には到底聞こえない。 くくっと、また一つ、喉の奥で笑う。]
(33) rinco 2013/08/18(Sun) 14時頃
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[微かに笛の音と、焦げるようなにおい。 誘われるように足を向ける。
北の国は過酷だ。 南方より追われた民の行き着く大地が、暮らしやすいわけがない。
人は、当前のように与えられるものへ感謝などしない。 苦労して得られたものにこそ、感謝の思いが芽生える。 明日も生きていけますように― 切実な願いが自然と祈りへつながっていく。
感謝と祈りを捧ぐための祭りが催されていた。 かつての神へ捧げられた祭りは、対象を変えながらも細々と残されている。 音楽の懐かしさよ。 体が躍りを覚えている。 気づくと、躍りの輪の中に加わっていた。]
(34) es 2013/08/18(Sun) 15時頃
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|
[村人と酒を酌み交わし、懐かしい話をした。 隻腕の男が語る話が村に伝わる神話と酷似していると指摘されると、ただ微笑んだ。
これが最期の時というものかもしれないと、その時は静かに思ったものだ。]
(35) es 2013/08/18(Sun) 15時頃
|
|
[祭りの翌朝、目を冷まして愕然とした。 腹が減っているのだ。 これが人ということか。
泊めてもらった礼と馳走になった礼を村長に告げると、隻腕の男はこれから何処に行くのかと問われた。 行くべき場所はない、だが生きるために働かなくてはならないと答える。]
(36) es 2013/08/18(Sun) 17時頃
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[隻腕では人並みの労働力とならない。まして男は決して良い肉体の持ち主とは言えない。 残された道は一つしかない。祈祷師……拝み屋だ。
複雑というか皮肉なものだと思う。 笑い者もいいところだ。 惨めではあるがこれも罰なら受け入れる。
生きるために働く。 だが、目的はない。 ただ力尽きる日を待つのみだ。]
(37) es 2013/08/18(Sun) 17時頃
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[おれの手により断たれた左腕>>19。蜘蛛の糸。音。 置壱の身体はまぼろしのように目の前で溶け消えてゆく。 目は逸らさない、最後まで。 その浮かぶ表情が笑みであったことまで深く刻み付ける。 細めれた置壱の目が閉じられる頃には。 もう誰の姿もなく、ただおれに握られた左腕だけが遺された]
──…………置壱、さま……。
[力が抜けたように両膝を地についた。俯く。視線の先。 薄れゆく手の中の左腕。 ああこれも消えるのだと頭のどこかが無感動に呟いた。 残らない、なにも。遺された訳ではない、この腕も。 逸らさない視線の先で、やがて。 すべてが風に溶けた。もうどこにも気配は感じない]
くっそ…………。
(38) souka 2013/08/18(Sun) 18時頃
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………………おれが、あんたを心からきらいだったことなんて。
本当は、いちどだって、ねえよ………………。
[風はもう声を届けない。握りしめた手の中の虚空。 膝をついたまま、背を丸めて哭いた。 不始末のけり。深く深いところに痛みだけを遺して**]
(39) souka 2013/08/18(Sun) 18時頃
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―下界・ある日― [名を与えられなかった祠の傍らに植えた桃の木はまだ若い。 実がなるにはまだ年月が必要だろう。
代わりに、畑や里人の家の庭に実った桃を供える。 子どもらが、自分たちも食べたいと駄々をこねるのを宥めながら、今日も水と供え物を持って小道を行くのだった。]
「つきさま、つきさま。」
[遊んでいた子どもの一人がまろぶように走り寄って、袖をひっぱる。]
「つきさま、あのひと泣いてる。」
[指さす方を見れば、旅装の女性。>>14 祠の前でしゃがみ込み、声をあげて泣く様子を子どもらが遠巻きに心配そうに見ていた。]
…海辺の人でしょうか。
[灼熱の陽の光を浴びてやけた肌と、太陽のほか、潮風にさらされて傷んだ髪は僅かに赤茶けた色味を帯びている。 田畑を耕す土に汚れるのとはまた違った、肌や髪のやけ方。]
(40) 唐花 2013/08/18(Sun) 19時頃
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[不安そうに見上げてくる子どもたちに、静かに、と無言で唇の前に人差し指をあてて。
ゆっくりと女に近づいた。]
何か、悲しいことがあったのですか?
[声をかけて、涙を溢し続ける女に手ぬぐいを差し出す。 ――いつかとは逆に。
一歩、一歩近づくたびに、覚えのある声に鼓動が早まった。 こんな激しい泣き声を聞いたことは『天』に居た時でさえなかったけれど。]
(生きているうちにお逢い出来た、貴女にも。)
[人として生きる身にはきっと、それだけでも満足すべきことなのだろう。
――――もしも。 もう彼女が明のことを思い出せなくても。*]
(41) 唐花 2013/08/18(Sun) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
唐花 2013/08/18(Sun) 19時頃
飛脚 甚六は、メモを貼った。
souka 2013/08/18(Sun) 19時半頃
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─そうして、翌日の祭壇─
[水鏡の上に“祟り神は祓われた”という触れを出した]
もうこの祭壇も水鏡も必要ではなくなった。 撤去願おう。手の空いてるものたちをここへ集めてくれ。
……終わったんだ。
[幾つか貼られていた触れも回収して。 そうして、何事もなかったのように社は静かになる。 ひとを払って、独り立つ。 ここにはもう何も残っていない。 この数日の騒動で、あれだけ幾多の運命を振り回したすべてが。 目を瞑る。息を吐く。開く。 しばらくしてから社の物置に向かい、箒を取り出し。 祭壇のあった場所を、掃き清めた]
(42) souka 2013/08/18(Sun) 21時頃
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…………………終わったんだ。
[清められた社の前で立ち止まって振り返る。弱く、俯く。 左袖の中の白蛇を、一度そっと撫でて。 顔を上げた。高天原中にこのことを伝達しに行かねばならない。 おれは伝達と移動を司る神。 人の役に立つことで存在を証明するもの。 神脚を使って、跳ぶ。木々の上を。行き交うものたちの上を。 ──さあ、前を向け**]
(43) souka 2013/08/18(Sun) 21時頃
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飛脚 甚六は、メモを貼った。
souka 2013/08/18(Sun) 21時半頃
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[夢を見た。 朧が明と酒を飲み、華月と日向もそこに加わろうとしている。ウトは志乃と笑いあいながらたまこの団子を口に運ぶ。雪客はすっかり鱗のとれた肌で甚六と並んで手を取り合っている。亀吉は雷門と言葉少なでも居心地は良さそうだ。朝顔は皆の様子をちょっと呆れた顔で見ているが、まんざらでも無さそうで。
叶うことの無かった夢なら悪夢でしかない。 月の無い深い夜に目を覚まし、溜め息をつく。全身に汗をかいていた。 小さく呻いて、右手で両目を覆う。 もう二度と見たくもない。そう思うと眠りにつくのがこわかった。
全て俺が壊したのだと。 高天原から堕として、神よ人としてゆるやかに死ね、と。
日を経るたびに重くなる罪の意識に、無い左腕が疼く。]
(44) es 2013/08/18(Sun) 23時頃
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[この体では食事を採ってくるにも事欠く。 人の輪の中にいることが苦痛で仕方ないが、あえて死にいく気力も無い。
大振りの鋏は、海に捨てようかとも思った。 だが、農作物を収穫するときの助けになったのでそのまま使用していた。 苦笑して肩をすくめながら。
後日、村を訪れた行商人に鋏を売り飛ばした。 ずいぶん古い型である反面、使い勝手の良さに驚かれ、なかなか良い値で売れた。 いずれ誰かの手に渡り、そこで錆びていくのだろう。]
(45) es 2013/08/18(Sun) 23時頃
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―― 火守の祠の前にて ――
え……?
[悲しいことがあるのか?と、いつのまにか傍にいた男性に訊かれて顔をあげる。差し出された手には手拭い。 浮世離れした空気を纏うその男性に、どこか神々しさすら感じる]
(綺麗なひと…)
あらあらっ…やだ、私ったら…! ごめんなさい。みっともないところを…
[と、慌てて両手で涙を拭って。それから]
あ…… 手で拭っちゃ、手拭いの意味無いですよねぇ。
[んもう駄目ねぇと苦く笑った]
(46) kotsuma 2013/08/18(Sun) 23時半頃
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ウトは、甚六おかえりぃー
kotsuma 2013/08/19(Mon) 00時頃
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[>>46慌てて手で涙を拭う女性にそっと手ぬぐいを持たせる。]
そしたら、その手を拭くために使えばいいんですよ。 ね?
[かつて姉とも慕った人に。 他人として向き合う寂しさと、別れの覚悟をもって。向き合う]
(47) 唐花 2013/08/19(Mon) 00時頃
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―下界・ある医師の住処へ― [里の子どもが突然高熱を出した。 慌てる父母が薬を、祈祷を、と願うも。 どうやら村だけでは対処しきれるものではない。 せめて少し離れた山中に住まう医師に頼めたら、と嘆く両親に僭越とは知りながらも明は言葉をかけた。]
あの…その医師様へのお支払は砂金ではいけませんか?
[少し前、北方からやってきた行商人に商いの捗る暦を教え、商いの神への願い方を詳しく教えたところ大層感謝された。 なんでもこちらの言った通りにすると、数日のうちに土地の長者に目をかけられたらしく。 行商人から買った大振りの鋏の代金を戻したばかりか、北方で取れたという砂金まで礼に寄越したのだ。]
(48) 唐花 2013/08/19(Mon) 00時頃
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私は、この村に拾っていただかなければとうに命絶えていたでしょう。 せめて、御恩返しをさせてください。
[笑って、砂金を包んだ袋を差し出す。 泣いて伏す夫婦の背中を撫でた。 彼らは、祟り神の祠をいつも清めてくれている夫婦だった。 桃の木の剪定に役立っている鋏と夫婦。奇妙な縁を感じるよりも先にそう申し出ていた。 行商人のいうことには、この鋏は北方の祈祷師が使っていたものであるらしい。 それならば、こうしてかの道具を使う土地を守る者を疎かにはすまいと――。]
(49) 唐花 2013/08/19(Mon) 00時頃
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[険しい山中の道を歩いて、医師の住処を目指す。 賊が出ることもあるとあって、里でも刀の使える男がつけられた。 背中に背負った子どもに声をかけながら山道を歩く。
がさり、となった葉擦れに身構えて――現れたのは年上に見える女性だった。]
あ、の…。
[彼女が手に持つ籠に薬草が摘まれているのを見て。 明は咄嗟に詰め寄った。]
この近くに、医師がお住まいだと聞きました。 場所をご存じないでしょうか。
[背負った子に気づけば、彼女は何か教えてくれたろうか。*]
(50) 唐花 2013/08/19(Mon) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
唐花 2013/08/19(Mon) 00時頃
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[手拭いを持たせるその動作をぼんやりと目で追って、彼の言い分には>>47]
頭いいわねぇ。
[と、ふふふと笑って、手の中の手拭いを大事そうに握りしめる]
貴方が、ここの祠をお世話してるの?
[手入れされた祠たちを眺めながら問えば]
ありがとうね。
[口からは自然にお礼の言葉が零れていた]
(51) kotsuma 2013/08/19(Mon) 00時頃
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[>>51彼女の礼の言葉に、軽く目を見開いた。 次にはそれを気づかせることの無いよう、曖昧に笑う。]
この祠の守り人のようなものですので。
[誤魔化し、そっと問う。]
珍しいですね、海の方から来られたのですか?
[彼女が、もう自分のことを忘れてしまっていることを。 否応なしに突きつけられて、目の奥が痛くなった。]
(52) 唐花 2013/08/19(Mon) 00時頃
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水の神、火の神、道の神…。数多の神を祀っております。 ご加護のありそうな神様は見つかりましたか?
[そっと祟り神の祠を背で隠す。
きっと彼女は、名前の無い祠に。 祠の名前のない理由に気づいてしまうだろうから。]
(53) 唐花 2013/08/19(Mon) 00時頃
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――北の最果てに向けて――
[ろくに目の見えぬ娘が一人旅。 確かに、楽な旅路とは言えなかったろうか。
雪客やウトとの思い出が詰まった着物と帯揚げは、 売ればいい値で売れたはずだけれど、手放せず。
道中、古い楽器を譲り受けて。 結局己にはこれしかないと、音を頼りに道を往く]
[「お前が、俺を呼んだからだ」>>*0 ――それを最後に、あの音はぱたりと途絶えたけれど。
そうして分かったことが、ひとつだけ。 冷えた空気を吸い込んで、歌声は遠く囁くよう]
(54) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃
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四季が見えねば泣くだろか
触れて聴こえりゃそれでいい
月の明かりは浴びればよろし
闇夜は優し 日は愛し
遣いの兎が訪れ為せば、手を取り合うて踊りゃんせ
凍える夜にゃ 雪解けの 夜酒が少しあればいい
火鉢に火を入れ 疾く風聴いて
童が泣くなら団子をひとつ、仲良く分けりゃ止むだろか
渡りが戻れば恵みの時よ 夏の長雨 一廻り
遠雷 桃の香 鳥の声
かくもこの世は愛おしく あなたが笑めば尚嬉し
触れて聴こえりゃそれでいい
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[赤黒い羽音。鈍い、怨嗟の声。 恨めしい。口惜しい。呪われてあれ――>>1:*2
荒縄が食い込むように、彼の神を縛めたそれは。 確かにあの日、強い恨み、憎しみの色を帯びて。 けれども同時に、狂おしいほどの、望みを孕んで。
呪い続けたその音に、想いを託して舌に乗せれば。 その実、祝福の音にも似た響きを含んでいるようにも思えた。
天上で、何かが変わったのかもしれない。 それとも元から、本来そういうものだったのかもしれない。 変わったならば、なぜ、どこで、いつ変わったかなんて、 知りもしないし、きっと分かる日も訪れないけれど]
(55) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃
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……あら……? もし、そこの方……ちょっと
[道すがら、すれ違った商人の風呂敷から覗く、鈍い鉄色。 白い霞のいや増す視界で、見間違いかと思いつつ。 引き留め、二、三ほど言葉を交わしたろうか。
彼にそれを譲った男の話を、聞けば少々驚いて。 何しろあの時>>1:*9触れた方の手は、肘から下が無いのだという。 矢継ぎ早に質問を繰り出し、様子を、暮らしぶりを聞き出せば]
……相変わらず、独りで勝手に思い詰めてらっしゃるのね
[少しは人を頼って下さいな、いつかのように苦笑して。
とはいえ誰にも打ち明けられたものではないのだろう、 自分だって似たような理由で逃げ出してきたのだから]
(56) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃
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どうにもこの鋏、天では鈍らだったようですよ、置壱さま 志乃としては、少し嬉しゅうございましたけれど
……お互い、困った「神さま」でございましたね
[つと微笑んで、]
(57) めえこ 2013/08/19(Mon) 00時半頃
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右手一本あればいい その手を引いて、参りましょう
[*――北へ*]
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[なぜお礼なんか?と不思議に思いながらも、男性から守り人のようなものだからと返ってくれば、ああやはりと頷いてその思いは曖昧に濁した。 それよりも先程から自分が喋るたびに、悲しそうな色をする彼の眸の方が気にかかった]
そう、海でね、溺れかけてたのよぅ。 それで漁師のお家にお世話になってたんだけど・・・
ここにはね、その…なんてったらいいのかなあ どうしても逢わなきゃって想いに駆られたって言うか…
[誰に逢いたかったのかが思い出せないんだけどねえ、と情けなく笑って答えれば、ご加護のありそうな神はいるか?と尋ねられて]
うん。漁の安全を願うなら、水の神様なんでしょうけど・・・ なんでだろう。この火の神様の祠の前に立ったら涙が止まんなくなっちゃって。
[変よねぇとまた祠を見遣った]
(58) kotsuma 2013/08/19(Mon) 00時半頃
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―― その後:月詠の村で ―― [共に>>5:+41辿り着いた、稀人が現れたという噂の里。 一目見ただけでは分からなかった、けれど確かにその稀人を華月は「明」と呼んで]
……お久しゅうございます
明、様。
[無事に生きていたその姿にただ安堵し、頭を下げた。 神として年若かった己に分からぬ話>>5:+47,>>5:+49を二人が始めれば少し離れ、堕ちたことで初めて見れた明の姿を目を細めて眺めていたか。]
(59) yami 2013/08/19(Mon) 01時半頃
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[火の神の祠を見上げる。]
この神は…強くて優しい神ですよ。 人の生命力を司り、孤児の親代わりでもある。
温かい、母のような、姉のような存在です。
[灯明のすぐ横に、干し棗を供える。]
(60) 唐花 2013/08/19(Mon) 01時半頃
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[男性の説明の言葉に>>60、図らずも頬が赤くなる]
(???さっきから変ね…)
[初めて出会ったにも関わらず、この男性のそばはとても居心地が良い。だから]
…私が忘れたくない、逢いたいって思ったの、 貴方だったのかな?
[なんてねぇ、とくすくす笑った]
(61) kotsuma 2013/08/19(Mon) 02時頃
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― お宿 ― [手を伸ばせば届く距離にはいたけれど いつの間に距離を詰めていたのか、とん、と倒され、 見上げる亀吉の顔は、酷く近い。 少しばかり、息を吐きだし。]
――……そんな事をしても、 僕に暴けるような何かは、ないやろうに。
[相対する亀吉が、素のままの表情であるように 最早男も、表向きの顔ではないものを見せている。 それが全てかどうかは、定かではないが。 己の顔の、傍らに着く亀吉の手首を握れば、 ぐっと力を込め、天地を反転させ。]
(62) rinco 2013/08/19(Mon) 02時頃
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"貴方様の望むことを、何でも致しましょう。" ――……やったっけ?
[くつと歪に唇を歪め、 亀吉を冷ややかに見下ろして]
――……僕の、望みが。 お前に、わかって、たまるものか。
[遥か下界に堕ちてきてから、 ずっと ずっと裡に宿る、憎悪を、無念を、怨恨を。 それでも止まない渇望を。 廻る感情の塊の醜悪さは、溶ける妖にも勝る。 かつては神であったなど、それこそ虚言であるかのような。]
(63) rinco 2013/08/19(Mon) 02時頃
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[華月が祠をもう一つ、そう頼む しかしそれは――祟り神の祠は明の先代が作っていたのだ、という。]
……。
[胸がぎり、と痛む 全ての始まりを、雷門を弱らせ堕とし、明を堕とし、己を目覚めさせ、華月と日向を引き離した者を 誰であったかも知らぬそれを、未だ良くは思えないでいて。 けれど憑かれし神に寄り添い母のように守ろうとしていた妹の想い>>4:+47を、知ってしまったから 何も言わず、祠に近付いて]
(安らかにあれ)
(安らかにあれ)
[捧げるは祈りの言葉*]
(64) yami 2013/08/19(Mon) 02時頃
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[くすくす笑う>>61女の問いに、ふと笑う。]
さて…。 貴女が会いたいと思ったのは…最後に思い出されたのは…どなたです?
[そっと女の瞳を覗きこむ。]
それは、…私です?
[彼女が望んだのは。最後まで思ったのは――]
(65) 唐花 2013/08/19(Mon) 02時半頃
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誰に、会いたいと?
[ああ、それは――漂流の祟り神か。 行方の知れぬ水神か。 答えることの出来ないわが身を嘆きながら、せめて今は姉のような人の涙を止めたいと願う。]
(66) 唐花 2013/08/19(Mon) 02時半頃
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―― 回想:お宿 ―― そうでしょうか……―っ、あ
華月、様。
[暴くものなどない>>62、そう言われれば何かを考えるように眉を寄せて 起きたことを理解したのは大地が反転した後 見上げる己の表情は怯える子供のようになっていただろうか。]
……分からないから、知りたいのです。
[けれどもこちらを見下ろす冷ややかな表情、歪められる唇、その言葉>>63 そこに心の奥に抱えた歪な暗闇を垣間見れば、ぞわりと走ったのはあの時の感覚で、自然と途切れていた笑みをまた浮かべていた。幸せそうな、微笑みを。 香る花と果実の神であった者が、こんなにも醜い――その醜さをもっと見たい、未だ満たされぬ欲望は強くなるばかり それはどこか、熱情に似ていた]
貴方の歪んだものも醜いものも、全てを知りたいのです
[正しく治そうとする気は、志乃が祟り神にそうしたように優しく寄り添い癒す気は、無いが。 そして、己にはそれは出来ないのだろうとも思っていた。]
(67) yami 2013/08/19(Mon) 02時半頃
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[漆黒の双眸に見つめられると、遠く遠く頭の先の向こう側の景色が女を通り過ぎていくような錯覚に陥る。
古ぼけたお社、中央の広場、丘の上の大樹、掘立小屋、祭壇、水鏡、梨の実、池の鯉――――]
(私は……)
[くらりと眩暈を覚えるような膨大な映像がいっきに流れ込んで、瞼を閉じて涙を流す。
そうしてもう一度目を開けた時、目の前の男性をしっかりとした意思で見つめて]
(68) kotsuma 2013/08/19(Mon) 02時半頃
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―――…もちろん、みんなにあいたかったのよ。
明くん、貴方にもね。
[そうして思いっきり胸の中に抱き締めた]
(69) kotsuma 2013/08/19(Mon) 03時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/19(Mon) 03時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
yami 2013/08/19(Mon) 03時半頃
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[>>67怯えたような表情に 厭わしさを最早隠そうともせず、 眉を顰め、声を顰め、嗤う。]
さすが、元闇神様――……いや、薄汚い妖か。 浅ましいご趣味をお持ちなことで。 醜い心根の味を知りたいなんて、悪食にも程があるやろ。
[低く罵り言い捨てるも、 此方を見上げる亀吉に、不意に微笑が浮かびあがれば、 はあと一つため息を零し、両手を退け、起き上がる。]
……好きにしたら。
[傍にいるのも、いないのも。 あの時と同じように、そこに引く気はないように思えたから。**]
(70) rinco 2013/08/19(Mon) 03時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
yami 2013/08/19(Mon) 03時半頃
ウトは、湯上がり華さんやあ〜おかえんなさい
kotsuma 2013/08/19(Mon) 04時頃
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―山中―
…露草と鬼灯はこれくらいでいいかな。 あとは薙刀香薷…
[籠の中の薬草を確認しながら、山中を歩く。 日課としている薬草摘み。 これは特に命じられた訳ではなく、寧ろ、危ないからと家で大人しくしてるように言う男の意見を聞かずに己が勝手に行っていることだった。 薬草摘み、と言ってもただ該当するものを摘むのではなく、その中でもどのような状態のものが一番良いのか、細かな葉の形状や色の違いを当初己に同行し説明する男の姿を思い浮かべる。 普段の態度や口調は変人そのものだが、相当の努力をしていることは同じ屋根の下で暮らせば解ることで。 部屋にある書物の量や細かく分類された薬剤からもそのことは十分感じられた。 それは限りある命だからこそ、日々を無駄にしない人間の強さにも見え。]
…んー、あった。
[目的の薬草を見つけ、屈む。 葉の形状、花冠の色合いを確認し、最も薬効の高いものをいくつか採取し、これ以上時間をかけていると男が探しにきかねないと山道に戻ろうとして。]
(71) may-schnee 2013/08/19(Mon) 04時頃
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――――え。
[八合わせ、身構える男ふたり>>50に目を瞬いた。]
(72) may-schnee 2013/08/19(Mon) 04時頃
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[いきなり山中から出てきたから驚いたらしく、ふたりの緊張はすぐに解除される。]
なに。
[その内のひとり、詰め寄ってきた青年に視線を向けて。]
―――…
[密かに息を飲んだ。 近村の稀人の噂、明であろうことも察してはいたが。
どうやら、彼には己が判らないらしい。 下界の己の姿を知る者は数少ないから仕方ないと言える。]
(73) may-schnee 2013/08/19(Mon) 04時頃
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医師って…
[あいつのことか。 思いつつ、明の背中に背負われた子供を見れば、病に伏していることがすぐに解り。]
ん、知ってるよ。 ウチはそこの住人。
[応えて、案内を申し出た**]
(74) may-schnee 2013/08/19(Mon) 04時頃
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雪客は、ひとりショボーン……wおやすみなさい**
アリス 2013/08/19(Mon) 04時半頃
ウトは、雪ちゃんおやすみなんやで…(撫でた
kotsuma 2013/08/19(Mon) 04時半頃
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[>>69ふわり、と抱きしめられた。 突然の体温と、幽かな潮騒の匂いと―――変わらぬ懐かしさに胸が熱くなる。]
――私だって…お逢いしたかったです。
[姉のような人の背中をあやすようにぽんぽん、と軽く叩いた。
――いつまで、彼女の記憶の海の中存在出来るのか。定かではない。 それでも、いつか完全に消えてしまう日までは。]
私ね、華月様にお逢いしましたよ。亀吉さんにも。
[昔話のように、神様の話をしたって構わないだろう。 懐かしい人の名を出しながら。
いつ、彼女に名前のない祠の話をしようか。そんなことを考えていた。 太陽の下、変わらぬ涙と笑顔で、人として立つ彼女に。**]
(75) 唐花 2013/08/19(Mon) 06時半頃
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―下界・とある医師の住処― [女性に案内されて>>74、ほどなくたどり着いた医師の家。 どこか機嫌の良いようにも見える医師に砂金の入った包みを手渡すと、彼は一粒だけ手に取りこれで充分すぎるのだと笑った。]
では、前払いということではいけませんか? これから里で病人が出た時、私がいなくてもすぐにお願いできるよう。
[申し出ると、医師はそういうことであれば、と包みの三分の一ほどを自分の手元に置いた。]
(76) 唐花 2013/08/19(Mon) 12時頃
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[子どもを医師に診てもらい、そんなやり取りをしている間。 女性は表情を変えないまま、どうしてかこちらをじっと見ているようだった。]
ありがとうございます。 おかげで助かりました。
[去り際、そう言って頭を下げた。 薬が効いたのか、背中で子どもがすうすうと寝息をたてている。 顔を上げた時、目に入った女性の白い面に、ふと過る面影があった。]
(――…あ。)
[白い面に艶やかに切りそろえられた髪。澄ましたような、無表情。
あの方に、似ているのか。と気づいて。
少し笑みを深くして、もう一度頭を下げた。**]
(77) 唐花 2013/08/19(Mon) 12時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
唐花 2013/08/19(Mon) 12時頃
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―下界― [いつの間にやら月詠の里、と呼びなされていた村を華月が訪ねてきた。>>5:+41 彼の後ろに見える姿が、手毬の付喪神ではなく闇の神であった青年であることに驚いて>>59――亀吉の瞳に光が宿っていることに気づいて更に驚きを重ねる。]
お久しく、…亀吉さん。
[もう、彼を闇の君と呼ぶことはない。 変わったのは、それだけでなく。
華月の傍に、小さな陽だまりのような少女の姿がないことも。 亀吉の傍に、慎ましく微笑む佳人の姿が無いことも。
問うことなく。 そっと受け入れ、二人の姿を見つめた。]
(78) 唐花 2013/08/19(Mon) 13時頃
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[>>64祠に近づいた亀吉が、何か願う様子を見守り。 自分もまた祈った。
祟り神の裡に渦巻く物が、恨みであるのか、怒りなのか、悲しみなのか、憎しみなのか――知らない。
ただ、和らぐよう。安らげるよう。
鎮めの祈りを。
人として堕ちた、恨みも怒りも悲しみも憎しみも。 時を経て、祈りを重ね――祟り神の魂に寄り添い、その魂が安らかであるように。
祈る。**]
(79) 唐花 2013/08/19(Mon) 13時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
唐花 2013/08/19(Mon) 13時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
唐花 2013/08/19(Mon) 13時頃
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―少し未来・祠守― [ぱちり、と大振りの鋏で桃の枝を切る。 古い造りではあったが、よく切れるそれはいつぞや北からやってきた行商人から譲って貰ったもの。
固い枝でもするりと切れるため、子どもたちには危なくて使わせられないが。 こうして祠に捧げるための桃の実や枝を落とすのに重宝していた。]
大事に手入れをされて、使われたのでしょうね。
[由来も、持ち主も知らない古びた鋏。 切り落とした桃の実は、祠の前に植えた木が初めて実らせたものだ。
名のない祠に桃の枝と実を供え、灯明を燈し、酒を注ぐ。 祟り神へ向けられた、安寧の祈り。
答えるように、風がざわりと桃の木を揺らしていった。**]
(80) 唐花 2013/08/19(Mon) 14時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
唐花 2013/08/19(Mon) 14時頃
明之進は、日向を撫でた。
唐花 2013/08/19(Mon) 15時半頃
華月斎は、日向を抱き締めた**
rinco 2013/08/19(Mon) 16時頃
ウトは、甚六いってらっしゃあ〜〜
kotsuma 2013/08/19(Mon) 16時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
rinco 2013/08/19(Mon) 16時頃
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―下界・医師邸―
・・・流石、というところかしら。
[男と会話する明を遠目にくすりと笑う。 己が紹介したとはいえ、この男の恰好や口調は一般的な医師のそれとは程遠く、ここを訪れた殆どの人間が対面すると顔を引き攣らせる。 けれど、そこはやはり元は神、あるいは明だからなのかもしれないが、態度を変えることなく普通に話をしていた。>>76]
別に。 ウチは何もしてないよ。 その子を診たのはあいつだし。
[頭を下げる明>>77にそういって、ふいっと顔を逸らす。 己が誰か、いちいち名乗るつもりはない。 気付かないのなら、そのままでいい。]
良かったね。
[再度頭を下げる明の背中。 穏やかな寝息を立てる子供を見て、そっと微笑んだ*]
(81) may-schnee 2013/08/19(Mon) 16時半頃
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―月詠の里― [稀人の噂が耳に入ったものか。 それとも先の月神の堕ちた地を知っていたのか。
かつて水神だった人の姿を見たのは――天を離れてから短いようにも長いようにも思えた時期だった。
華月の口からも語られることのなかった祟り神の名を聞いて、そっと目を伏せる。]
そうですか…。
[置壱。 浄の神。
司るものゆえに、馴染めぬ神々も多かったようだが。決して彼のことが嫌いではなかった。
既にたまこから――度々下界に降りてくる境の神――祟り神として聞いた名ではあったけれど。
祟り神のその手で、明と同じように天との縁を絶たれ、堕とされたかつての水神がどう思っているのか。 それは彼の静謐さからは伺いしれなかった。]
(82) 唐花 2013/08/19(Mon) 21時頃
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[もし望めば、祠にも案内しただろう。 名もないままの、祟り神のための祠。
神も、人も。憤りや悲しみが凝って道を誤ることがある。力を制御できない時がある。 そしてそれは、『邪』と呼ばれる。
邪を、 「よこしま」なモノになってしまったその存在を
鎮め正しいモノへと戻すために祈りはあるのだ。
祈る場所を、きっと水神は否定しないだろう。*]
(83) 唐花 2013/08/19(Mon) 21時頃
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華月斎は、離脱。**
rinco 2013/08/19(Mon) 21時頃
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――回想:とある山中でのこと――
[兄に置手紙を残し、逃げるように立ち去って。 それから、案外すぐのことだったろうか。 それとも長い旅路の中で、記憶に埋もれてしまったのか。
変わり者だが腕のいい医師がいる、との噂を耳にして。 或いはこの目も人の技で多少治せるのでは、と寄り道した先。 ひどく唐突に鉢合わせたと、それだけは覚えている]
『――……、……』
[どこかから聞こえた声に、身を固くした。 その声の主が何者なのか気が付いたのが、おそらくは、 己が瞳から光を失いつつある為――というのも皮肉なもので]
あさがお、さま……?
[震える声で、ぽつりと呟いたのは、彼女の耳に届いたろうか]
(84) めえこ 2013/08/19(Mon) 21時頃
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[懐かしいと感じるほどの関わりは、無かったと思う。 己と彼女では神としての格が違ったのは勿論だけれど、 そもそも天上で自分が知己と呼べる神など限られていて。
――それもまた、 兄と共に月詠の里へ向かうことが躊躇われた理由の一つで]
……すみません、道をお尋ねしたいのです お医者様がいらっしゃると、お聞きしたのですけれど……
[気付かれたとて、引き留められることもないだろうけれど。 万が一、気を遣われてしまったらかなわない。 そ知らぬふりをして、そう尋ねた*]
(85) めえこ 2013/08/19(Mon) 21時頃
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[祈祷師と言ったって、何も聞こえないし見えない。聞きたくないし見たくもない。 占の作法をまね、長年の経験からの助言を差し出せば満足してもらえる。
村に先住していた祈祷師は葉巻を吸って幻覚を視、それを神と言っていた。この嘘は胸の内にだけ秘めておけば嘘にならないから。
葉巻を吸うことが増えた。
体に染み付く煙さに、伝えたいことを伝えそびれた友人の名残がよみがえり、歯を食いしばった。
労働する男と女の代わりに、子どもの面倒を見ることが増えた。 子らにせがまれ、旅芸人の演目を見に行く。 始まる語り。
―その里には、世にも不思議な稀人がおわします―
目を閉じて眠るふりをした。]
(86) es 2013/08/19(Mon) 21時半頃
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― 月詠みの村 ― [>>+5:52明の言葉には、ゆるく頷いて。 >>59かつての闇神がそこにいたことに、 少し驚いたように見えた。 けれど、彼は何も聞こうとはせず。 その、心馳が、少しばかり痛く感じた。 >>64亀吉と明が、そっと祠に近づけば、 同じように、己も近づく。
堕ち、人となった彼らは何を祈るのだろう。 己が祈るのは、只、 >>2:58交わした訳でもない、約諾の為。
されど。 手を合わせ、捧げる祈りは同じだろう。 ――……どうぞ安らかで、あるように。**]
(87) rinco 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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日向は、たまこちゃんwwwwwwwwwwわろたwwwww
かすみ 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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[夜。 月を肴に酒を酌み交わす。 いつぞや、最後にこうして向き合って飲んだのは――『上』でだった。 ウトの賑やかさにつられるように笑ったのが嘘のように、しんと静まり返っている。 庭の池に、満月が泳いでいた。
この地に堕ちた月神と、祟り神の祠のことをぽつりぽつりと話し――それが途切れた。]
聞いていただきたいことがあるんです。 この地に堕ちて、人となってから私はずっと還りたいと願っていました。
[還りたい、逢いたい。 ずっとずっとそれを乞うていた。]
(88) 唐花 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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愛する世界に、戻りたかった。 愛する人に、逢いたかった。
ずっとずっとそう思っていたけれど――。 この頃、少し違うことを考えているんです。
[すっと、指さしたのは夜空。銀色に輝く月を静かに見つめた。]
人としての命が終わったら――私は あの場所へ行きたいと思っています。
(89) 唐花 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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死んだ後に、神として祀ってもらい、人の信仰で、もう一度神として産まれたい。
姿の見えない朔月も、満月もどちらも同じ月。満ちては欠け、欠けては満ちていく。 生と死を繰り返す月が私の本性であるならば――人の祈りが届くのならば。 きっとそれがかなう日もくるでしょう。
[一年、十年、百年、千年――どれだけの時間と信仰が必要なのか。 そうして産まれる神は――きっともう明の魂であっても明ではない。 それでも。]
(90) 唐花 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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天にあっては鏡を「視」る者として、そして再び地に堕ちることあらば神の祠守として。 ずっと、皆を守っていきたいのです。
[永遠の巫。 人の輪廻にも交わらず、神としても次にまた祟り神が現れれば堕天することは間違いない、危うい存在。]
つらいかもしれませんね。 途中で歪んでしまうかもしれない…。 でも。
(91) 唐花 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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与えたいのです。
愛している神と人の全てに――、 太陽の光の届かない闇夜の世界に、私が届けられる限りの加護を。
[微笑んで、盃を干す。 何故か、見上げた月が滲んでいた。**]
(92) 唐花 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
唐花 2013/08/19(Mon) 22時半頃
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―― それから ―― [明と一緒に村を回って。祠をお参りして。 酒は呑めないから茶菓子で色んな事を話した。
月詠みの村にはしばらく滞在していたけれど、ある朝宿泊している部屋の窓辺に、桐の箱を見つけて]
そうよね。 逢いに行かなきゃねぇ。
[その日、女は旅に出た。
明に挨拶に行ったら、彼は困ったように笑って、けれど達者でと旅の無事を祈ってくれた。
遠い遠い空の世界で愛した あの人を探すあてのない旅へ―――]
―― ウトという女 了 ――
(93) kotsuma 2013/08/19(Mon) 23時頃
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[村を出る際、名前のない祠の前を通る]
あんたも、見つけるからね。
[覚悟してなさいよ、と。 突き抜ける様な青空に、からからと笑って歩き出した**]
(94) kotsuma 2013/08/19(Mon) 23時頃
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――月詠の里―― [里には一つ言い伝えがある。 天から堕ちた稀人が里を富ませる。と。
言い伝え通りに稀人を大事にし、里は栄えた。
稀人の正体も、素性も伝わらず、ただ大事にすべきとだけ伝わる。 その死に際しては、神として祀り彼の人の愛した里が、人が――すべてが幸いに満たされるようにと。
稀人の中、「月様」と殊に大事にされた人の最後を文献はこう記す。]
――彼の君は、月に還っていかれた――。*
(95) 唐花 2013/08/19(Mon) 23時頃
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――果ての地――
[歌って奏でて、日銭を稼いで。 視界の滲みが増すたび、徐々に足取りは重くなれど 足を止めることも、迷うこともなく、ただその場所へ]
[旅芸人の一座と出会ったのも、また縁だったのかもしれない。 その地へ向かうという彼らに、連れて行くよう願い出れば。
「殆ど盲の娘など」と初めは渋られたものの、 天上、そして道中見聞きした詩や音楽、物語と引き換えに、 村までの同行を許されて。
『その里には、世にも不思議な稀人がおわします』――>>86
そんな語り出しで始まる物語も、これで何度聞いたことか。 目的の村へと無事辿りつけた礼を言い、旅の一座と別れ。
きゃっきゃと騒ぐ、子供たちの声を聴きながら。 さあどうやって探し出そうかと――]
(96) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃
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……あ、 .
(97) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃
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[鈍く白い視界の中。目を凝らして。 左腕のない。黒髪に。少し、億劫そうな仕草。
記憶にあるより少し痩せたろうか。 否、やつれた、とでも言うべきか。 祈祷師と言うより世捨て人のような、そんな風情で。 そのくせ子供に囲まれていては、悪目立ちするというもの]
(本当に、……御縁が、切れませんね)
[唇は綻んで。頬は、ふわと緩み。 それなのに、]
(98) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃
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……心安かれ、と申しましたのに。そんな顔をなさって。 志乃のお祈りは、あまりお役に立たなかったかしら?
[――涙が落ちたのは、きっと、*]
(99) めえこ 2013/08/19(Mon) 23時頃
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――??→月―― [目覚めた。新たな神が産声をあげた。 星の神たちが慌ただしく新たな月の神の誕生を寿ぐ支度をしている。 十ほどの齢に見える童は、そっと瞬いた。
神として、一つだけ刻み込まれたこと。]
――濁りなき世に君を守らん
[かつて堕ちた月光神が今際に残した、人の世の物語の歌。 その一片の言葉に込められた思い。]
…あ。
[その意味も理解しないまま、幼い神は泣いた。 ぽろぽろとこぼれる涙の雫は、混じりけのない水晶のように輝いた。**]
(100) 唐花 2013/08/19(Mon) 23時頃
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[目を閉じて見た夢の中で、澄んだ琴の音が聞こえた気がした。
「触れて聴こえりゃそれでいい」
その音が無性に懐かしくて、夢を見たまま消えていなくなれたら良いと願った。
その願いは叶わない。騒ぐ子ども達の声に目を覚ます。 のろのろと起き上がって、全員の数を数えるように視線を巡らし……]
(101) es 2013/08/19(Mon) 23時半頃
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[まだ、夢を見ているのだろうか。 ふわりとほころぶような笑み、頬を伝う涙、彼女は]
……志乃、
[切ったはずの縁なのに]
……俺は業が深すぎて、 祈りだけじゃ足りないんだよ。だから……
[その音を、もっと近くで聞きたくて。 一歩、また一歩と歩み寄り、*右手を伸ばした*]
(102) es 2013/08/19(Mon) 23時半頃
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[顰められる眉も、声も、自分と彼だけの空間でさらけ出されるその全て>>70に愛しさに似たものすら感じる。]
ええ、薄汚い妖でした。それを恥じるつもりも忘れるつもりもございません。
……だからこそ、本当の貴方に会えたのだと思っておりますから。
[祟り神により目覚めなければあのまま妹と高天原にいたのに、そんな風に憂いていたのが遠い昔のよう、言い切る声は迷いなど無く 只、両手を退かし華月が起き上がったのには残念そうな顔をしたか。]
――はい!
[互いがどれだけ利己と欲望に塗れ薄暗くあっても、この人に寄り添っていることの心地良さを知ってしまったから 何があっても、きっと幸せだと言える*]
(103) yami 2013/08/20(Tue) 00時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
yami 2013/08/20(Tue) 00時頃
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[伸ばされた手を、拒む理由がどこにあったろう。>>102 どこか夢を見ているような表情は、きっと自分もそっくり同じ。
硬く筋張った手を取って。 包むように、祈るように、己が額に押し当てて。 もうあの頃の、苦労を知らぬ柔らかな掌ではないけれど]
(触れて、聴こえりゃそれでいい)
[かさついた指先が、温かな温度が、名を呼ぶその声が、]
……置壱さま
[夢でないと分かるから]
(104) めえこ 2013/08/20(Tue) 00時半頃
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[ふと顔を上げれば今度こそ]
志乃はここへ望んで参りました 業が深いと仰るならば、志乃も同じでございましょう
音を拾ったわたしはきっと、あなたと共に、思うまま 祈りで足りぬと申されますれば、
……お好きになさいませ、置壱さま
[それでも共にありましょう―― ――笑んで、*告げた*]
(105) めえこ 2013/08/20(Tue) 00時半頃
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亀吉は、華月斎を押し倒した
yami 2013/08/20(Tue) 00時半頃
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――満月の夜――
[静かに家を抜け出して、月が一番良く見える場所に座り、手酌で酒を盃につぐ。ふちのかけた、古い盃。 中の酒を一息であおる。村の実りの賜物であるそれ。捧げられる祈りの象徴。 盃と共に酌み交わしてきた思いも、語りも、全て遠い幻のようにおぼろげな記憶へと変わる。 犯した罪は一生忘れまい。だけど、もしも許されるなら]
……なあ、やっぱり半分、背負ってくれねえか?
[からりと笑った友人の顔を思い出し、右手で盃を地に打ちつけて二つに割った。 半分は、川の流れに沈めた。もう半分は、袂にしまう。 着物は、紅掛空色の生地。月光の下だと紺の鉄線花紋が漣のようにも見えて。
家に帰ろう。夜を共有する相手がいるから。]
じゃあな。
[へらりと、いつもの笑みを浮かべて**]
(106) es 2013/08/20(Tue) 00時半頃
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