255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―
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ブローリンは許婚 ニコラスに投票した。
スージーは許婚 ニコラスに投票した。
ペラジーは許婚 ニコラスに投票した。
ウェーズリーは許婚 ニコラスに投票した。
ニコラスは郵便屋 ウェーズリーに投票した。
ガストンは許婚 ニコラスに投票した。
ニコラスは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ウェーズリーが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ブローリン、スージー、ペラジー、ガストンの4名。
翌朝、ニコラスは隔離施設へ捕らわれた。
その日、姿を消したのはウェーズリーだけであった。
そして、今日も一通の手紙が届いた。
(#0) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
"さあ、今日は誰の記憶が無くなるのかな?"
(#1) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
/*
・襲撃者は失われた記憶が何かをメモに貼り付けてください。
・本日の吊り対象者はガストンさんです。
吊りと襲撃のセットを忘れずにお願いいたします。
(#2) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
|
[大広間で起こっている出来事は、こちらまでは届かない。 今は、目の前の彼女の声を、吐露を、震えを感じ取ることに意識を向けている。
気丈に口上を述べる、美しい女性(ひと)。(>>4:65>>4:67) 自分とは違う視点で世界を見、事象を感じ、判断する知性。 その吐き出される恐怖の全てを己が分かる訳ではないけれど]
どうなるかは、分からない でもきっと、息をして、空を見て、陽を浴びて
貴女が貴女である部分は、きっと変わらない と、思う
[身長が変わらないように。髪色が変化しないように。 顔、手の形、腕の長さ、声、座り方や喋り方、歩き方。 記憶ではなく身体に染みついて刻まれた沢山の彼女を形作るものたち。 それは、決して、変わらないのだと。 そう伝えたいのだけど、己の語彙の少なさで伝えきれているかどうか]
(0) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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|
―昨日・ガストンと―
[ゆっくり、ゆっくり、紡ぐ言葉を。こちらは真摯に聞いていましたわ。「貴女が貴女である部分」、それは残念ながら、きっと、彼が意図してくれた半分くらいしか、伝わらなかったのかもしれないけれど。だって、そこを「作られたモノ」だと思っていたのですから。
――でも。その温かい心は。伝わりましたの。]
……ありがとう。 きっとあなたは、お優しいのね。
[微笑みを向けて。実際、彼がここへ来る前よりも、どこか、救われているようなきがしたのは気のせいなのでしょうか。 向けた笑顔も、最初よりも少しばかり、自然なものに見えたに違いありませんわ**]
(1) 2016/10/12(Wed) 00時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 00時半頃
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だめ、お願い、やめて
父さん、母さん…!
[ブローリンに引き離され、>>4:73抵抗を試みるが 男性に女の身が敵うはずもない。
手を伸ばす。 ロダートにも、ニコラスにも届かない。 その姿が、父と母の結末と重なった]
なんで、止めるの? どうして、どうして!
わあああ……!!
[―その後は結局どうなったのだろう。 ショクに話を聞くどころか、真っ白になった頭は その後自分がどうしたかを記憶していなかった]
(2) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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いや
俺ではなく、スザンナが優しいのだ 貴女が貴女で在ってよかった
ありがとう
[巧い言葉が見つからないから、少し困った貌になっているけれど。 ただ、そう零したスザンナの表情(>>1)が、浮かんだ微笑みが、幾分やわらかいので。 己の足りない言葉をもどかしく思いつつ、こちらも救われた気持ちになる]
(3) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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[気づけば翌朝になっていた。
昨日はどうやって部屋に戻ったんだっけ。
父と母のことは覚えてる。歌も、忘れていない。 ニコラスとロダートのことも覚えている。 昨日響いていたスージーの歌も、 ガストンが用意してくれたミネストローネも ブローリンの体温も、覚えてる。
なのに、その後は― どうやら気を失ったていたようだ。 彼は、ロダートはどうなってしまったのだろうか。 ちゃんと起きて、身体を動かして、真実を確かめないと。
ただ一つだけわかること。 昨日よりも、ずっとざわめく風の音が穏やかになった事**]
(4) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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落ち着いたところで、食事をしてくれると嬉しい 極限状態の時にしてはならないことが、ふたつある
独りでいることと、空腹でいることだ
[彼女が食事をするまでは、ちゃんと食べるのを見届けるまでは、己はこの部屋にいるだろう。 だから、大広間での顛末を知るのは──もう少し、後になる]**
(5) 2016/10/12(Wed) 01時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 01時頃
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……そう?
[優しい、と言われれば、心底不思議そうな顔をして首を傾げたでしょうね。そんなこと、言われ慣れていなかったから。 どうしても食事を摂ることを促す彼には、仕方なく笑って。]
じゃあ、すこしだけ。
[そう言えば、お皿に半分くらいのそれを盛ったわ。こうして見られながら食事をするのも恥ずかしいんだけど。それでも、ガストンは私が食べ終わるまで立ち去らなかったでしょうね。]
……ご馳走様。美味しかったわ。 お皿、厨房まで運ぶわね。
[もし、ガストンが嫌がらないのなら、私が。もしくは一緒に。 きっと時間が経ってしまったので、大広間には誰もいなかったかもしれない。だから、「そのこと」を知るのは翌朝になるのよ。]
(6) 2016/10/12(Wed) 08時半頃
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―翌朝―
[そのあとは厨房でお皿を洗い。残ったミネストローネはそのまま蓋をして置いておいたわ。しばしガストンとは話をしたのかもしれないけれど、その日は夕方にはまた、部屋に戻ってしまったの。
そしたら、いつのまにか、寝てしまったわ。 気づいたら、朝だった――
さすがに眠りすぎたのかしら、早朝から眠れなくなって、しん、とした窓の外を眺めるのよ。深い森。ちいさな鳥が鳴いているのを聴くわ。そんな「変わらない景色」を目に焼き付けたら。ゆっくり、大広間に向かいましょうか。 もしかしたら、また。あの手紙があるかもしれないから。]
(7) 2016/10/12(Wed) 08時半頃
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―早朝・大広間―
[誰もいない――と思ったわ。静まり返る大広間。やっぱり「それ」は置かれてた。「変わらない文面」のそれが。]
……いつまで、続くのかしらね。
[それでもこうしてまだ、「手紙を読むことができる」状況に、感謝すべきなのかもしれないけれど。 優しい大男のガストン、明るい白いフードの“彼”、猿を連れた彼。郵便やさん。ニコラスという男。今日は「誰が」いなくなってしまったのかしら。]
ああ…………はぁ。
[大きくため息をつくわ。「誰かがいなくなる」ことに、慣れきってしまった自分に、心底辟易としてしまうもの。*]
(8) 2016/10/12(Wed) 09時頃
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[伸ばされた手が空を切る。>>2 同胞の最後の晩餐だ、邪魔をさせるわけにもいかない。 彼が身を擲ってまで、その先の未来に賭けるというなら、その道の枝払いぐらいやってやるのが"年長者"の努めというもの、だろう。]
これ以上、犠牲者を増やすわけにはいかないからね。
[宥めるように背を叩くけれど、混乱したその耳に届いたかは解らない。 そうして二人の姿が見えなくなってから、ペラジーを解放して小さく嘆息した。]
(9) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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大丈夫? 立てる?
[立てないなら支えて、部屋へ送り届けようと。 どの部屋?と問うて扉の中に押し込んだら、そこで任務は完了だ。
自室の扉を開く前に、鍵のかかる部屋のある方を一瞥して――そのまま、小猿だけが待つ部屋の扉を潜った*]
(10) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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―翌朝―
[最初に集まっていた人数分指折り数えて、"居なくなった人間"の数だけ伸ばしていく。 自分を含めて、あと4人。 一体何人になるまで、この癪に障るゲームを続けるつもりなのか。]
……最後の独りになるまで、かなあ。
[ねえ?と小猿に問いかける。 野菜を頬張っていた相棒は主人の声に顔をあげて、首を傾げた。]
(11) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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こっちもなりふり構ってられないな。
[さて、とはいえ、連中に気取られては困る。 まずは一人"密告"して、――もう一人は、贄にでもなって貰えばいい。
それを表立って扇動する必要も――ない、だろう、今は。 食事を終えた小猿が膝の上に戻ってくるのを抱きとめて、そっと頭を撫でる]
(12) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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[大広間に下りたのは、それから少し経ってからだった。 まだそこに、スザンナの姿はあっただろうか。
顔を合わせたなら、少し曖昧な微笑みを浮かべて、朝の挨拶を述べただろう**]
(13) 2016/10/12(Wed) 15時頃
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―朝、大広間―
[幾日か過ごす間に、いくつかの成果もあったの。倉庫で見つけた乾燥されたハーブは、ハーブティーにするのにぴったりだった。残念ながら、ハーブの名前まではわからなかったけど、すこし甘めのそれは、心を安らげてくれるのに最適だったわ。
――そうでもしないとこの異様な環境は。 乗り越えられそうになかったから。
だから、今朝も早起きして1人。ハーブティーを飲んでたわ。そこに、ブローリンさんが、現れた時も。>>13]
……あら、おはようございますわ。 手紙、なら、そこに。
[そうしてテーブルの上の手紙に視線を向けましたの。 相手は曖昧な微笑みを浮かべていたけれど、こちらはすこし、安堵の表情を浮かべたのよ。だって少なくとも「ブローリンさんは無事」なのを確認できたから。*]
(14) 2016/10/12(Wed) 18時半頃
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[目覚めて暫くは投票用紙に向かっていた。 普段文字に起す事なんて無いものだから、随分と粗雑な物にはなったかもしれない。 でもこんな物でもきっと無いよりずっとマシなのだと思う。
くしゃりと雑にポケットにしまい込み、部屋を出る。 いつものように、向かう先は広間。
既に人は集まっていたが、最初より聞こえる声は随分少ない。 日々少なくなってゆく声に少しの寂しさを覚えつつも 扉に手を掛け、息を吸う。]
(15) 2016/10/12(Wed) 20時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 20時半頃
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おはよ!
[いつもより多少大げさぐらいの挨拶を。]
スージー、昨日顔見えなかったから心配したよ。 ブローリン、お猿さんもちゃんとご飯食べれてるかな
えっと、ガストンは、おはよう!
[ガストンはそこに居たかどうか定かではないけれど。
広間には例の手紙が当然のように置いてある。>>#1 中身はもう見る必要も無いだろう。 少し元気のなくなってきた薔薇の水を変えながら、何でもない事のように話し始めた]
昨日さ、ボク、ショクさんにあったんだ。 でもボク馬鹿だから話したいって言ったのに何も言えなかった。 彼らにも無くしたくない記憶とか、 傍に居たい人が居たりするのかな、って。 どんな事を考えてるのかなって。
(16) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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[そうしている間に今度はペラジーがやってきたかしら。いつものように"彼"は明るく振舞っていて。それだけでもなんだか元気がもらえるようよ。]
……おはようございますわ。ペラジーさん。 ごめんなさいね、昨日は少し、気分が優れなくて。 少し、元気になったわ。ありがとう。
[ハーブティのおかげかしら、それとも昨日のミネストローネのおかげかしら。――なんて思っていたら、とんでもないことを、彼は話し始めたのよ>>16]
……え? 「ショクさんに会った」って…… ちょ、っとまって。どういうこと?
[うん――うん。彼の言いたいことはわからなくもないけれどそれよりええとむしろ。]
誰か、そのショクのこと捕まえたのかしら。 告発したのかしら。
……捕まえたのなら、出られるはずじゃない?
[ショクがどんなことを考えているか、というよりも。そもそもそのショクが誰だったのか、ということよりも。 やっぱり身の上が最優先だったのは、ほら、きっと、笑われてもしかたのないことね。でも、それくらい、私の頭のなかは突然希望に覆われてしまったの。]
(17) 2016/10/12(Wed) 20時半頃
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ごめん。
ボクは、ショクさんがまだ居る事が分かるんだ。 誰かは……わから、ないけど。 だから、出られないのかな。
[少し濁すように、スージの問いに答える>>17]
昨日、言ってた。 こんなところに閉じ込められて、喜んでるはずないって。
そりゃそうだよね。 もしかしたら好き食べてるわけじゃないかもしれないよね。
悪いのは、もしかしたら こんなとこに閉じ込めた人たちのほうかもしれないのかな、って [自分の中でも整理しきれないのだろう。 回答になっていないような答えは続いてゆく]
(18) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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……うん、"いつも通り"、か。
[彼女が言う>>14赤い手紙の場所に視線をやって、苦笑めいた笑みが浮かぶ。 広間を抜けて台所にいけば、コップに水を一杯淹れて戻ってきた。
そうして椅子に腰を下ろした頃に、>>16広間に元気な挨拶が響く。
続く言葉には、無言でコップに口をつけた。]
(19) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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[代わりに、>>18少しだけ眼を眇めて彼女を見る。]
……まだ、居る、か。 それなら出られないのにも説明がつくね。
居なくなった人たちのうち、何人かは密告によるものだったとしても。 何人かは確実に、記憶を食べられてる。
それが全部、"彼"の仕業だったとは考えにくいよね。
[郵便屋を除けば、すべては自分の仕業、なのだけれど。 対象をすり替えて言葉を紡ぐと、コップをテーブルに置いた。]
(20) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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……まだいる、って。
[返ってきた言葉は一瞬で絶望に突き落としたの>>18。 喜んでるはずない――確かに、捕まるために居るようなものだから。それはショクにとっても、不利益なんでしょうけど。]
そうね……。 ……でも。だったら誰にも手出しせずに、我慢してもらいたいものね。
[「好きで食べてるわけじゃない」のだったら、尚更で。だからきっと「好きで食べてるんだろう」と解釈をせざるを得ないのよ。途中から話に入ってきたブローリンも、何らかの事情を知っているらしく、驚くこと無くその会話に参加してみせた。>>20
――聞きたくないけど。聞くしか無いじゃない]
……ねえ。もしあれなら、教えてほしいんだけど。 ……その"ショク"って誰だったの?
昨日、何を、見たの?
(21) 2016/10/12(Wed) 21時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[その先を、ペラジーに言わせるのは憚られた。>>21]
……あの、金髪の彼。 彼がショクだった。
郵便屋さんが彼を――ほらあの、鍵のかかる部屋があったろ? そこに、連れて行ってくれたよ。
自分の記憶をエサに。
[そこまで一息にいうと、もう一度コップに口をつける。]
(22) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[聞いては行けなかったのかもしれない、でも聞くべきだったのかもしれない。ああ、その答えは――>>22] 自分の記憶を、エサに? それって……!!
[ニコラスがショクだった。それも酷く狼狽する原因にはなったのだけど、それよりも郵便屋さんがエサになってしまった、という"具体的な事実"を突きつけられて、私の目は泳いだかもしれないわ。 今までは"人が消える"だけだった。だけど今回は。"どうしていなくなったのか"が明確だったから。]
そう、そうなの……
[ハーブティーに口を付けようとして、はた、と手が止まる。でも、それって。]
ねえ……。もう1人、ショクが居るって、 ペラジーさん、言ったわよね。
[そこには、ガストンの姿もあっただろうか。全ての人の顔を見回して]
……それって。
[そこで言葉を途切らせる。此処から先は、紡いじゃいけない――*]
(23) 2016/10/12(Wed) 21時半頃
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[まだショクは居る、と述べるペラジー(>>18)の言葉と。 昨日の顛末を綴るブローリンの言葉(>>22)に、ずっと沈黙していた口を開く]
……ニコラスは、自らこの館に来たんだ 主催側に騙されて、ここに呼ばれた訳じゃない
なるほど、俺は勝手に、 この館の中にショクは一人だと思っていた
[己の持つ情報と思考を整理するように呟く。 ならば、多分、ニコラスの探していた相手はショクなのではないか。 依頼が何かは分からないが、同胞に会いに来た、という可能性を考える。きっと愉快ではないだろう中に飛び込んできた、彼の決意の重さを思い、目を眇めた。 ──自ら動物園の檻の中に入りたい獣はいない]
(24) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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……!
[自分が口を開く前に、 ブローリンが昨日の結末を語る>>22]
やっぱり、たべられ……
ごめん、ボク、
ボク、が、
ちゃんと、わからないから
[しっかりすると決めてきたのに。
悪戯に彼女を怯えさせるだけの結果になったのかもしれない。 いや、彼女もまたショクかもしれない。 ガストンや、ブローリンだって可能性はあって、
でも誰ももう傷ついてほしくなくて]
(25) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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[コト。 硝子がテーブルに触れる音が、いやに響く。 人数が減って、沈黙の間がより目立つようになったからか。
ぐるり、と視線を巡らせて、テーブルの上に両肘をつき、組んだ指の上に顎を乗せる。]
……。
"まだ"居る、ってことは、 此処に居る中の誰かが、"そう"ってこと、だろうね。
決めなきゃならない。 誰を信じて、誰を疑うのか。
[息を吐く]
――……ひどいもんだよ。
(26) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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密告を明言したのは、彼だけだったね。 他のひとたちが誰の名前もあげなかったなら、
――主催者が、密告のあるなしに関わらず、ひとりずつ選んで"捕まえてる"ってこともある。
特定できなきゃ、全員そうなる。 記憶を食われるか、ショクと思われて捕まるか。
[再確認の意味合いも兼ねて言葉を連ねると、もう一度、三者それぞれの顔を見渡した]
(27) 2016/10/12(Wed) 22時頃
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……私もよ
[>>24ショクは1人だと思っていた、の声には頷いて。だからこそ、さっき少し希望に顔を明るくさせたんだもの。]
……ペラジー…… そんなこと、無い。 私だって、わからない。 何も考えないで、自分の無事だけを願って過ごして そうしたら、「今」を迎えてるわ。
[怯えるような、悲しむような、そんな表情のペラジーを見れば、ゆるりと眉根を下げて首を振ったわ。決して、貴方のせいじゃない。そんなことが伝わればいいとおもったの。
――だけど。 ブローリンの言葉は、そのとおりだったわ>>27。記憶を全員奪われてるのか。全員密告されているのか。はたまた、彼らが主催者によって捕まっているのか。捕まった果てに、彼らが今「どうなって」いるのか――。
それでも見渡す3人の顔はどれも。私にとってはショクには、見えなかったから。一際大きなため息をついて、手元のカップに視線を落としたわ。]
(28) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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……そんなこと、言われても。 どうしたら、いいのよ。
誰かを、疑えっていうの? 疑わないと出られない状況だし、 奪われてしまう可能性があることなんてわかってる。
……でも。
「密告された」、ショクでない人間が。 今、無事だって確証なんてどこにもないから……
私、どうしたらいいのか、わからなくなったわ。
[――と。]
(29) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
|
|
[非の無いことで謝罪を口にするペラジー(>>25)の頭を、落ち着かせるようにぽふぽふと撫ぜる]
謝る必要はない 落ち着け
[ひどいものだ、と口にするブローリンの言葉を聞く。 誰を信じて、誰を疑うのか。 あまり興味はない。 恐らく自分は“信じる”という意味でなら、今でもニコラスのことを信じている。彼がショクであるとか記憶を喰うとかそういう次元の話ではなく、“彼”という理性を信頼している。 それは、彼がヒトであろうとショクであろうと関係がない。 腹が満たされている肉食獣は小動物を襲わない。 熊は怒らせなければこちらを襲いはしない。 それを信じるのと同じくらい、己にとっては自然なこと。 ただ、この場では森や山での自然の摂理が通用しないだけのこと]
(30) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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|
主催側のやっていることは、よく分からない
[ブローリンの指摘した曖昧さ(>>27)には頷いて。 どうしたらいいのか分からない、と途方にくれた表情のスザンナに頷き、席を立つ]
……まあ、一度、力技を試してみるか
仕事依頼かと思ってここに来たから、猟銃を持ってきている 怯えさせるのは不本意だから、見せなかったし口にしなかったが 発砲して困るなら、主催側が持ち物検査しなかったのが悪い
ちょっと玄関を破壊できるかどうか、試してくる
[引き止める声がなければ、大広間を出てゆくつもりで]
(31) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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どうしようもないからこそ、決めなくちゃならないんだよ。 自分自身で。
[彼女の吐露>>29は最もだ。 言い換えれば、当たるまで誰かを犠牲にし続ける、と同義なのだから。
疑えば、その人は捕まる。無事である保証はない。 ショクであることを証明することは簡単でも、ヒトを証明することは難しい。 ショクが、ヒトを偽るからだ。]
(32) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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――ショクを見つけて、僕は此処を出なくちゃならない。 というよりは、主催者に会わないといけない、かな。
ラルフが無事なのか、そうでないのかを。 確かめなきゃいけないから。
そのためなら、この場にいる全員の名前を書いたっていい。 自分の正体は自分がよく知ってる。
……友達が居なくなってしまった以上、
僕に躊躇う理由はない。
[言って、立ち上がった彼>>31を見上げる。 玄関から大手をふって出ていけるなら願ったり叶ったり、だ。 人手が要らないようなら、気をつけて、と声をかけて見送る]
(33) 2016/10/12(Wed) 22時半頃
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[事実は異なる。
ラルフに会わないために、一刻も早くこの場を離れなくてはならないのだ。
勿論、自分が捕まるわけにもいかない。
脈々と続いてきた祖の血をここで途絶えさせるわけにはいかない。]
|
[そんなことして、彼らに捕まっても知らないよ。 忠告は終ぞ、音にしないまま。 ]
(34) 2016/10/12(Wed) 23時頃
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ガストンは、ブローリンに、人手は大丈夫だ、と頷く。
2016/10/12(Wed) 23時頃
ペラジーは、スージーを不安げに見つめ
2016/10/12(Wed) 23時頃
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猟銃!? ……ああ、玄関。
[力技、猟銃、で一瞬身の危険を感じましたの。 でも、"玄関を"という言葉で、ああ、と安堵しましたわ。
もちろん彼が血迷って。その猟銃で何かを仕出かす可能性だって、あるだろうけれど――。 でも、きっと。それをするなら、昨日だってその前だって。ガストンと2人きりになることはあったわ。だから、生命を奪われる可能性については今は、低く見積もるつもり。
もし彼がショクなら尚更……生命なんて、奪わないでしょうから。]
(35) 2016/10/12(Wed) 23時頃
|
|
[ブローリンは友の無事を知るために、主催者に会わねばならない、という。私は別に密告されたり記憶を奪われたりした人たちに特別な思い入れはなかったから。きっとその反応は淡白だったでしょうね。
――でも。
きっと大切な人がそういう状況に陥っていたら、彼のような反応をするのは、当然だった、と思うから。]
……もし。密告する箱に。 「全員の名前」を入れたら、どうなるのかしら。
ショクの名前は確実に4人の中にあるんでしょう? それだと無効になっちゃうのかしら。
……密告されて、どうなるのかがわからない以上、 諸手を挙げて賛成、とは言えないんですけど……
でも、「ショク」の名前が投書箱に入った時点で 全員解放される、とか。 ……夢物語、なのかしらね。
[ブローリンの「この場にいる全員の名前を書いたっていい」の言葉を受けて、ふと、考えるのよ。*]
(36) 2016/10/12(Wed) 23時頃
|
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友達が、いなくなったから…
[スージーがここを出たいと願う言葉はずっと変わらなかった。 ブローリンはラルフを見つけなければという。強い意志。 不安げに握りしめる首飾り。
何時も降るのはやはり大きな手>>30]
だいじょうぶ、なの?
………っ、
[自分にこんなことを願う資格なんてないけれど
いかないでほしい、そんな言葉を飲み込んだ]
(37) 2016/10/12(Wed) 23時頃
|
|
[自分自身で決めなくちゃいけない、と述べるブローリンに心の中で相槌を打つ。
心は決めた。 昨日、スザンナの言葉で己の迷いは払拭された。 もう自分を疑うことはしない。
昨日を振り返れば、身体が持たないから食べてほしいと、スザンナに食事を強制してしまったような己の行動。 そのあとも、皿を洗うにしても、人の居なくなった大広間にしても、(>>6>>7)大分付きまとってしまったと今なら思う。 目を離せば誰かが居なくなるかもしれない、という不安。 こうして今日も顔を見れることに安堵しつつ。 姿の消えた人物の無事を祈りつつ]
(38) 2016/10/12(Wed) 23時頃
|
|
……俺には投票箱がどんな影響を与えているか、よく分からない
ニコラスの投票したものしか知らないが ブルーノ、という名前を書いて姿が消えたというなら 全員の名前を書いたら、全員が囚われてしまう可能性もある
無効になるくらいならいいが、 あまりあなた方に危険のあることはしてほしくはない と、思う
[この館から姿の消えた人々が、どうなっているのか。(>>33) それが分からないのも、この館に蔓延する不安を大きくしている要素のひとつ。 ブローリンの言葉を、スザンナの言葉を咀嚼して。 大丈夫なのかと問うペラジーに、小さく微笑む]
(39) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
|
大丈夫だ、行ってくる 銃声がするだろうけど、それが収まるまでは、危ないから 近づかないで、待っていて欲しい
壊せたら、3人を呼ぶ 行ってくる
[言葉を途切れさせたペラジーの頭を、もう一度撫でて。 手を離せば、大広間を後にした]*
(40) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
|
[忘れたくない事はいっぱいある。 出来れば何一つだって忘れたくない。
ここで、短くてもこうして誰かと出会った事さえ忘れたい事は一つもない。]
どうして、あとひとりいるって分かるんだよ ボクが一番変なのは見たらわかるじゃないか!
ボ、クが一番、記憶なくなったって きっとやってける、って思う、し。 だからもう、終わりにしようよ!ねえ!
みんなをだしてあげてよ! お願いだよ…
[聞いてるんでしょう、と。]
(41) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
ペラジーは、ガストンの背に手を伸ばしたが、僅かに届かない
2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
[ブローリンの飲み込んだ忠告。(>>34) 主催側に捕まる可能性は、この時点では考えていない。
一度、部屋に行き、己の荷物を持って玄関に行く。
やがて玄関から響くのは、三発の鈍い銃声。 弾が当たった箇所の飾りは壊れ、木が剥がれ落ち、しかしその下には分厚い鉛の板が覗いていることだろう。
そうしてその銃声を最後に、己の姿は館から消える]**
(42) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
森番 ガストンは、メモを貼った。
2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
[ガストンの言葉には口を噤む>>39 見えない不安、蔓延る懸念。「そんなことない」なんて誰が言えたでしょう。あわよくば、無事扉を壊せて外に出られれば。今はそれを願ってガストンの背中を見送ったわ。
――その後、3発の銃声が聞こえたけれど、ガストンが帰ってくる事は、無かったの。>>42 益々、それが、不安を助長したわ。
それに――あんなに明るかったペラジーが。 こんなにも、悩んで、叫んで。
だから、護りたい、とさえ思えてしまったの。 それは演技なんかに見えなかったから。]
(43) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
|
|
……ペラジー。落ち着いて。
私、言われたの。 「あなたは記憶を奪われたいのか」って。
そういう可能性を考えたことがあるのも確かよ。 それで、どうなるか、頭の中でずっと考えてた。
記憶を奪われていいのは、きっと私。 あなたは、ダメ。 そんなに、人のために熱くなれるような人の。 大切な記憶なんて、奪っていいわけがない。
[それが誰にどう届くのかは、わからないけれど。]
(44) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[うーん、と一つ唸ってから、指先で己の顎を撫でた。>>36 彼の言葉>>39にそのまま一つ頷いて]
ショクの名前が入ればOK、なら、主催側は誰がショクか特定した上で人数を集めたことになる。 最初からショクだけを呼べばいいのに、そうしなかった。
……何故か。 主催者も答えを知らないから、じゃないかな。 だから、望むものを与えるから探せって云う。
それが、参加した僕達が背負ったリスクに対して、払われるリターン。
[似たような話を、そういえばしたなと思い返しながら、持論を述べる。]
(45) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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[交わされる女性二人の会話を、眼前に。 響いた銃声のあと、戻ってくる姿はない。
――あーあ。やっぱりな。
さて、どうしようか。
目の前には エサが、 ふたつ 。]
(46) 2016/10/12(Wed) 23時半頃
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結局、君たちがどう喚いたところで、結末は変わらないよ。
言ったでしょう。
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[小さく零した独り言は、声なき聲だ。 邪魔者は連中が確保してくれたらしい。獣を相手取るような連中は、気配や変質に敏感だ。……正面から記憶をほじくり出すのも、催眠にかけるのも、どちらも手こずりそうだったから助かった。]
昨日の今日だし――……休んだら? 考えすぎちゃいけないよ。
……結局、なるようにしかならない。
密告なんてしないで、ずっと耐え忍んでみる、ってのも。 選択肢としては、アリだと思うしさ。
[取り乱すペラジーと、彼女を宥めるスザンナに、声をかける。]
(47) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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一人が嫌なら、僕でよければ傍についてるよ。 [どうする?と首を傾げて、二人に*]
(48) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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……ずっと耐え忍んで……みる?
[ふと沸いた疑問。だって貴方さっき「どうしようもないからこそ、決めなくちゃならない」って言ってたでしょう……?]
……傍に……それなら
[うろたえている"彼"に。と言いかけて。]
……あなたは、私か、ペラジーが。 ショクである可能性は、何も、考えないのね……?
[どうして?視線をしっかりと、相手に向けて]
(49) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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[銃声は3発。 扉からは戻る気配はない]
ごめん、スージー。大丈夫だよ。ごめんね。 美人にそんな事言わせちゃいけなかった。
[ガストンみたいには出来ないけれど、 スージーの頭に手を伸ばしてみる>>44]
ブローリンも、ありがとう。 ボクはもう少しだけここでガストンを待ってみるよ。
戻ってきたら君達のことも呼ぶから、 ……お部屋で、待っててくれてもいいし。 一緒に待っててくれても、………嬉しい、けど。 [そういえば昨日、最後一緒に居てくれたのは彼だったか>>47 昨日今日と、迷惑をかけていることに申し訳なさを覚えつつも どちらにするかは彼の判断に任せるつもり>>48]
(50) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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スージーは、ペラジーにはすこしだけ、視線を送って。
2016/10/13(Thu) 00時頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 00時頃
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スージー。
……ボクが、いけないんだよね。 あと1人いるなんていってしまったから。
不安にさせてごめん。 君は部屋で休んで。
もしかしたらさ、ガストンが戻ってきて ……実はボクの勘違いだった、ってこともあり得るし。
[もう疑いあいはやめよう。 この状況で、こんなことを言うのは甘いとはわかっていても 彼女にはそんな風に微笑みかけようか]
(51) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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[ちいさく笑った。 真っ直ぐに、彼女を見る。
髪の隙間から覗く青い、青い目が、真っ直ぐに見ている>>49]
うちの家系は――……、代々、ショクに対しての耐性がある。 まぁ、いうなれば、彼らにとってすごくまずいし、食おうとも思わない。
[なにせ、同族食いはタブーだ。食えたものじゃない。中には悪食もいるだろうが――……知っている事実を僅かに歪ませた言葉でもって語り、肩を竦めた]
そうでなければ、わざわざショクに近づいてまで、 護ったりしなかったよ?
[そう、昨日、同胞から"彼女"を引き離したのは、他でもないブローリンだ]
(52) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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[触れられた手は温かくて>>50。 それでも少し、震えていたのかもしれないけれど。 今の私はとても勇気づけられたから。
だけど―― ペラジーは私に微笑みかけて>>51 そしてブローリンから出たのはそれらしい、理由>>52] ……そう。なの。 じゃあ、今日は、いえ、今日も、なのかしら。 ブローリンさんは、ペラジーさんを、守ってあげて。
ペラジーさんは、ショクではないと思ってるから。 ――でも
ペラジーさんは、気を、つけて。
[ふたりが、そういうのなら。引き止める理由なんてない。だから私は彼らを残して、部屋に引き上げることにしたのよ**]
(53) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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< 君は何を忘れるのかな。 >
[囁いた声は、ヒトならざるそれだ。 もう、誰も、聞く事の無いショクの聲。 ]
<まあ、どうだっていいよ。>
<美味しく頂くだけの話だし>
[真っ直ぐに合わせた視線を、伏せた。 ――有難う、 "ふたりにしてくれて" ]
(54) 2016/10/13(Thu) 00時頃
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はいはい。 ま、結果もわからないし―― 一緒に待とうか。
ね?
[首を傾げて、ペラジーに微笑みかける。
青い目は、穏やかに細められた。]
(55) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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― ―
[生を受けたのは、今暮らす街よりもずっと都会の、一軒家だった。
青い瞳は母から。プラチナブロンドは父から。
それぞれの特徴を引き継いで生まれたこどもを、両親はたいそう愛した。
ショク。記憶を喰らう魔物。
それが御伽噺などではなく、現実であると、物心つく頃には知っていた。
己がショクであること。
生きる為に、他人が育てた大事な"記憶"を、食べなくてはならないことも。
エサには困ったことがない。
ミスをした使用人。時折出入りする業者。
足がつかないよう、細心の注意を払って、エサを選んだ。
祖の時代からずっと、そこに根を下ろす純血の一家は、下世話な噂話の中にも、たった一度たりとてショクを疑われたことなどなかった]
[親元を離れると決めたのは、特に理由があったわけでもない。
それはまだ、ティーンエイジャーだった頃の話だ。
故郷を離れ、馬車と船を乗り継いで、遠く離れた土地に移った。
覚えている。
まだ少年と青年の間を彷徨うブローリンを拾い愛でたのは、歳を重ねてなおうつくしい、とある女性だった。
――夫に先立たれ、子供は流行病で亡くした。
そう語る目尻には深い寂寥と、変わらぬ愛があった。]
『きれいな髪と眼ね、うちのことは大違いだわ。』
[そうやって髪を撫でる指先がやさしかったことも、覚えている。]
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スージ、ありがとう。
また、明日会おうね。
[ひらりひらり、手を振って>>53 明日の約束を根拠もなく交わす。]
……うん。 つきあわせてごめんね。
[前髪に隠れた青い目は、見えない>>55]
(56) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[きっと、その記憶は、おいしいんだろうな、と思った。]
[真っ赤に染まった月の下で、"彼女"が倒れている。
実家に居た頃は、やり過ごせていた極限まで飢える日。
食事の頻度が落ちたその時は、やり過ごすことも出来ず、そばにいた彼女に手をかけた。
ひとつ、ふたつ。きっとこれは、彼女が大事にしていた、"夫"と"こども"。
食事を終えた恍惚と、多幸感と、自分の手で"狩り"をする悦びと、様々な感情を引き連れて眠る。
――目を覚ましたとき、変わらず彼女はそこに居た。]
『あなたが好きだったのはこの青いマグだったわね。この緑のマグは誰のかしら?』
さあ、お客さん用じゃない?
『そうだったかしら……大事なものだった気がするんだけど』
[ひとつ。]
『ブローリン、この靴、誰のものか知らない?あなたには小さすぎるわよね』
知らない。
ぼくのじゃないよ。
『そうよね……誰のかしら……』
[ふたつ。]
『……ブローリン、わたし、何か忘れてる気がするの』
――そう?
『大事なことを……とても大事なことを、忘れてしまったような……』
["見たことのない"持ち物。
"あるはずのない"服。
"誰かわからない"写真。
そのどれもに、彼女は心を壊して――そして、居なくなってしまった。]
[少年は知る。
記憶を喪った人間に、してはならないことは忘却の肯定だ。
知っているはず、忘れた気がする。
それを自覚すればするほど、喪失感に苛まれるのだと。
行き着く先は、昏く深い、終わりの闇の中だと。
人のこころは斯くも脆いのだ]
[一度食事を摂ったら、二度と会わないと決めたのは、其の頃だ。]
[それからは。
場所を変え、相手を変え、あちこちを渡り歩いた。
近づいてくる女性の、"いちばん大事な記憶"に、自分が成る。
そうして、自分を忘れさせてから去る――
卑怯で安全な手段を、取りながら。]
[やがてあの山小屋に根を下ろし、彼に出会うまで。*]
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なあに、お安い御用だよ。
[スザンナを見送って、前髪を払う。なんでもないことのように、その一房を摘んで、鬱陶しげに避けた]
さっき言ってたことだけど――
ショクはあと一人。 そういう家系なの?
[自分が紡いだ"嘘"の流れなら、口にしやすい問だ。 探るような色でもって真っ直ぐに、顕になった蒼の視線を彼女へ向けて。]
(57) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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