166 あざとい村
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人
狼
墓
少
霊
全
ヒューに5人が投票した。
スージーに1人が投票した。
ロビンに1人が投票した。
ヒューは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
キーン コーン カーン コーン
──キーン コーン カーン コーン
(#0) 2014/03/10(Mon) 05時頃
[授業終了のチャイムが鳴り、音に揺らされた空気が ふつ、と緩んだ。]
(#1) 2014/03/10(Mon) 05時頃
「 おぅ、お疲れ。 今回は早い解決だったな 」
[ダンが、サイモンの首根っこを脇に抱えて戻ってくる。
携帯の電波が回復していることに皆が気がつくのとどちらが先だっただろう。]
(#2) 2014/03/10(Mon) 05時頃
[体育館に残っている全員の顔を見回し、
ダンはいかつい顔で、にやりと笑った]
「 ──もういいぞ。悪霊騒ぎはおしまいだ。
倉庫の鍵をあけてやってくれ。
これで、晴れて無事に、人狼の悪霊は全て退治されて、
浚われた奴らも戻ってきて、万々歳──ってわけだ 」
(#3) 2014/03/10(Mon) 05時頃
[それは、ヒューが倉庫に入って、どの程度たってのことか。
出てきた二人の肩を、いたわりの言葉とともにダンの平手が襲う。]
「 よお。ヴェパール、ルネフ。 大変だったなあ。
しんどかったろ。お疲れさん。サイモンがまぁた調子乗ってなあ 」
[いてて。と首を捕まれて、サイモンは抗議の声を上げた。]
(#4) 2014/03/10(Mon) 05時頃
「 レティーシャは、巻き込んで悪かったなあ 」
[サイモンの首から手を離したダンが言う。]
「 シルキス、ポロン。人狼課の先輩として、本当によくやってくれたな。
とくにシルキス。いや、いい判断だったと思うぞ 」
[がはは。と豪快にダンは笑った。]
(#5) 2014/03/10(Mon) 05時頃
「 んで、ポロンは霊能者コースに来る気はまだないか?
おまえなら、いつでも大歓迎だってワンダが言ってたがなあ 」
[顎を撫でながらシノンを見て、霊能者コースの講師の名前を上げる。]
(#6) 2014/03/10(Mon) 05時頃
「 マリーゴールド。大型新人の名前に違わない活躍だったな。
ブラックウッド。よくマリーゴールドをサポートしてたな。
終始冷静で、いい判断だった。
リー。……心配かけたなあ 」
[体育教師の大きな手がカイルの頭に伸びて、わしわしと寝癖のある髪をくしゃくしゃにした。その後ろから、ひょこ。とクラスメイトたちが、わらわらとカイルに集まって、悪かったよ。とか聞いてたぜー。とか口々に言いながら、カイルをもみくちゃにした。]
(#7) 2014/03/10(Mon) 05時頃
「 んで、スクミズ。 おまえはもうちょっと落ちつけ。
……実地訓練で、覚悟の足りなさは自覚できたろ。
親御さんと相談して、この後どうするかはよく考えるこった 」
[クラスメイトたちにカイルを任せて、アオイにいくらか諭すような口調で狩人コースの指導をすることもある体育教師がアオイを見下ろした。少し長く、アオイを睨んで表情を確認してから、全員に向けて顔を上げた。]
(#8) 2014/03/10(Mon) 05時頃
「 んで、どうだったかね、"強化合宿"は? 」
[全員の顔を見回して、体育教師はこれが"合宿"であったことを明かした。]
「 覚悟なり、自覚なり何かしら得るところがありゃいいが……
まあ─── 」
[うむ。と腕組みをして、ダンは重々しく頷いた。]
(#9) 2014/03/10(Mon) 05時頃
「 小難しい話は、メシでもくいながらにするか! 」
[──BBOの用意ができてるよ!! と、隠れ潜んでいた生徒たちが、
校庭に網と炭を持って、ずらり、と並んだ。]
(#10) 2014/03/10(Mon) 05時頃
[ まだ、合宿の日程は、数日を残している。
けれど、この後残っている工程といえば、]
「 おーい!花火!ちょい時期早いけど買ってこれたぞーー!! 」
[ * 頑張った学生たちをねぎらう為の、打ち上げだけだ *。 ]
(#11) 2014/03/10(Mon) 05時頃
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―校庭―
[BBQでジュウジュウといい音を立てている鉄板の1つの前で>>#10、ヒューは焼き係としてトングを持って騒いでいた。]
おーう! こっちの肉もういいぞー!
あっ バカそっちじゃないこっち!ええい野菜も取れ!焦げ始めてるだろ!ほら皿だせ皿――コラ、逃げんなっ!!
[肉に次々に手を出す男衆に野菜を勧めるも、大抵の奴らは わぁっ と別の肉を焼いている網へ逃げ出すばかり。 ……おかげで手を休めている時は8割野菜を食べてる気がする。]
……しかし、2タテされるっていうのは流石にビックリしたなぁ……こういうの、才能っていうのかねぇ。
んん……来年は『ネタ』知ってるけどまた人狼役ならやらせてもらえるかな……?特別点はあんまり期待してなかったとはいえやっぱりちょっと悔しいもんなぁ。
[ホクホクと焼けたカボチャを齧りつつ、ぼんやりと感想をつぶやいている。]
(0) orivia 2014/03/10(Mon) 09時頃
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[肉を焼きながら、周囲に視線を走らせ >>0 肉に箸を踊らせている少年を見つければ大きな声で呼びかける]
おおい、カイル! ちょっとこっちこいよ!
(1) orivia 2014/03/10(Mon) 11時頃
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はいよおなんスかあ!?
[ガツガツと肉ばかり食べていたカイルが顔を上げる。 何せこれは戦争なのだ。 自分の肉、自分の領地などと言って焼けるのを待つやつは置いていかなければならないのだ。 細かいことはいいから肉を食うのだ。そんな勢いで辺りに争いを広げながらカイルは顔を上げた 勿論その間も肉はどんどん消費されていく]
(2) asta_jan 2014/03/10(Mon) 11時半頃
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[『肉将軍』筆頭の如き彼に、苦笑しながら声をかける。]
アオイの事、”センパイの指示を断ってまで”お前おっかけてったろ。
……どうだったんだ? いや、どうやって連れて帰った?ちょっと詳しく教えろよ。
[疑心暗鬼に囚われた状態で、幼馴染とはいえ二、三説得した程度では戻るに戻れないだろう。なにせ「仮定では」人死が出るかもしれないのだ。 それでも結果としてアオイは戻ってきたわけで……そんな彼と彼女の関係を邪推しつつ。]
(3) orivia 2014/03/10(Mon) 11時半頃
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ええっ いやあれはっスねえ! てっきり悪霊がいるもんだと思ってたから…… もー カンベンしてくださいよお〜
[センパイに盛大に逆らってナマイキなことを言ったことを思い出し、情けなさそうに笑う 小動物のように食事をしているだろうアオイのほうを見てあっさりと]
いやあーフツウに? とくになーんもなかったっスけど
[ものすごく面白くないことをさらっといって、流石にそれではどうかと思ったのか]
あー、なんも心当たりなかったから一度屋上とか行ったんスよ もーさみーのなんのって。 したら音楽室の辺りから泣き声が聞こえてくるからさぁ ホントアイツおれがいなきゃダメなんスから……
(4) asta_jan 2014/03/10(Mon) 11時半頃
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――本来なら『悪霊が居るからこそ』ああいった行動は謹んでもらいたいんだけどな。非常時は上官の命令は絶対厳守……わかったな?
[言いながら、カイルの皿にヒョイと玉ねぎやらピーマンやらを入れる。]
……普通に、ねぇ?
いやこう、幼馴染だからこそー …みたいな説得とかしなかったのか? それとか、『コレ』らしくとか。
[ん? と小気味よく笑って小指を立てて示してみせる]
(5) orivia 2014/03/10(Mon) 12時頃
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ええー……マジっすか? でもヒューセンパイ悪霊だったじゃないスかー
いっちゃんはじめはねー、ホントガッコのイベントだと思ってたんスよね。 だったら音頭とってる上級生を疑えなくなるとやべーなって思ってたんスけどね……ってあ"あ"ーーーー!!
[空いた皿にどんどん載せられていく野菜……その中でもピーマン! 恨めしそうにヒューを見て言葉を飲み込む]
んー、昔やってたかくれんぼとかの要領ッスけどねえ。 コレ?
[一瞬意味がわからなかった彼は漸くその意図を察してゲラゲラと笑った]
ああーー アイツは妹みたいなもんスよー やだなーセンパイ
(6) asta_jan 2014/03/10(Mon) 12時頃
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ま、実際その辺加味していけばファインプレーだったけどな。 こういう特殊な例もあるからなんとも言えないが、基本は大事ってことだよ。
とはいえ、狩人コース進むならやっぱり徹底しとけ。 その……自衛隊気分の先輩もいるっちゃいるからな……。
[この合宿も終わり、授業が始まったらまたそのへんの付き合いもあるんだよな。と溜息を付く。]
[ゲラゲラと笑うカイルに >>6 微妙な緊張感を覚える。]
…………お、おう。 …………そうか。
[今の声、アオイに聞こえただろうか? チラとアオイの様子を伺う。――色々と、予想が違っていることを願うが。]
(7) orivia 2014/03/10(Mon) 12時頃
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セシルは、よっしゃ全部読んだ。
hana 2014/03/10(Mon) 12時頃
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へえーい、了解っス
[しぶしぶとお小言に頷いて、タマネギを齧った。 しゃりしゃりとタマネギの甘みを噛み締めながら、自嘲気味な笑みを浮かべた]
でも……今回参加して思ったんスけどおれぁダメっすわ。 死ぬ覚悟っての? あと、犠牲にする覚悟ってのも、出来そうにないス。
なんか、自分に合うやり方でも探してみますよ! 全ッ然手がかりないスけど
[からっと笑って、かれは言った**]
(8) asta_jan 2014/03/10(Mon) 12時頃
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─ 体育館>>#0>>#1>>#2 ─
[バスケットゴールの上から長い足が伸びている。
いつ、どうやってそこに上がったのか──
ダンが体育館に現れた時、 オレンジ色の枠に片足を乗せて 更にその膝に肩肘を突いたセシルは ふぅ──と軽い吐息をついて肩を竦めると タンと白い枠を蹴って床に降り立った。]
(9) hana 2014/03/10(Mon) 12時半頃
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[ダンからの労いの言葉>>#5に、 ありがとうございます、とそつなく答え、にっこりと笑う。
ポケットから折り畳んだA4サイズのプリントを取り出し 綺麗に伸ばしてダンに手渡した。]
はい、これが今回の評価チェックリストです。 思ったよりすぐに終わってしまったので空欄もありますよ。
でも、まぁ──スージーを始めとして、 このグループの一年生が優秀過ぎた、ということで ……仕方ないですよね?
[眉尻を下げて申し訳無さそうに苦笑して見せれば ダンはまた豪快に笑って気にするなと言っただろうか。]
(10) hana 2014/03/10(Mon) 12時半頃
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ところで────
小耳に挟んだんですが、 人狼役が勝ったら特別点を与えるって話は本当ですか?
[他の生徒には見えないようにプリントを裏返したダンに いつになく低いセシルの声が問う。]
僕はそんな話、 一切聞いていないんですが──?
[筆で刷いたような形の良い唇に綺麗な弧を描きながら、 全く笑っていない瞳でダンを見上げた。]
(11) hana 2014/03/10(Mon) 13時頃
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[こうして──。
なあなあになりそうな“特別点”を一人、しっかりと確保しつつ、 ダンの声を皮切りに走り出す生徒の後ろから ゆったりとした足取りで校庭へと向かった。]
(12) hana 2014/03/10(Mon) 13時頃
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─BBQ会場/校庭─
[ジュウジュウとあちこちに設置された網から煙が立ちのぼる。 肉やピーマン、たまねぎ、トウモロコシ、にんじん。 色とりどりの食べ物が網の上に乗せられて炙られている。]
…はふあ…
[かじ。とたまねぎをさした櫛を両手持ちにして、 アオイは丸い端っこにかぷっと噛みついた。もぐもぐ、とよく噛んで、あったかいたまねきの甘みと、しゃりっとした歯ごたえに、アオイは至極幸せそうに目を閉じた。]
(13) miseki 2014/03/10(Mon) 17時頃
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[もくもくと口を閉じてよく噛んで食べるせいでアオイの食事するペースは遅い。その上肉はだいたいとる前に男子が凄い勢いで奪取していくため、ほとんど食べられてはいなかったが、野菜も満遍なく好きなため、あまり不満はなかった。]
というか、どっきりだったんだねえ…… 完璧にだまされちゃった。
ジリヤもダン先生に声かけられたの?
[ごくん。としっかり口の中身をのみこんで、 倉庫から出てきたジリヤのとなりに並んで声をかけた。]
(14) miseki 2014/03/10(Mon) 17時頃
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で……、悪霊役、ヒュー先輩もだったんだよね?
[こそ。と少し顔を寄せて、ちょっとは話せた?と目線で聞く。ジリヤも食事中で、返事があるには間が開いたかもしれない。]
なんか、たいへんなことになっちゃった、 …って感じだったから、あれだったけど。
[自分の惨状を思い返して、たはは……と笑った。 話題の主が、おうい。とカイルを呼ぶ声がして>>1 一度そちらをなんとはなしにみやることになった。]
(15) miseki 2014/03/10(Mon) 17時頃
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[まくまくと食べすすめるたまねぎは、すでに半円だ。 速度が遅いおかげで、口内を焼けどするようなことはない。]
… ? … … …
[それから、少しして、カイルの笑い声についそちらを振向く>>6。 不運なことに──妹みたいな。という評価はばっちり耳に入ってしまった。]
(16) miseki 2014/03/10(Mon) 17時頃
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………
[ついで、こちらを窺ったヒューとも、ばっちり目があってしまった。狩人コース性の目であれば、アオイの持つ半円のたまねぎが、かたかた震えているのも見えたことだろう。]
…………
[あまりにばっちり目が会ってしまったので、 …にこ… と、とりあえず笑っておいた。大丈夫、 しっかり聞こえてましたけど聞こえてません。…大丈夫です**。]
(17) miseki 2014/03/10(Mon) 17時頃
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[カイルの >>8 明るい、と言って良いのか。けれども間違いなく後ろ向きではなく前を向いた告白に目を瞬かせる。]
(……こういうの、『若い』……っていうのかね。)
[シビアになれない。 ――けれど、なれないなりに努力したい、と。無鉄砲でも諦めるわけでなく前を向いたその言葉に年頃でもないのにそう考えた。
……そうして、また彼が肉の戦国乱世へ飛び込むところから視線を外せば、アオイの姿。>>17]
(18) orivia 2014/03/10(Mon) 20時半頃
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(アカン)
(19) orivia 2014/03/10(Mon) 20時半頃
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ヒューは、動揺した結果熱された炭を靴の上に落として悶絶した。
orivia 2014/03/10(Mon) 20時半頃
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─ 校庭 ─
[炭火の弾ける音。肉の脂が焦げる匂い。 香ばしい香りと音の中、生徒達の賑やかな笑い声が響く。
セシルはと言うと 少し離れた場所で三年生の女子に囲まれて 今回の訓練の話を面白おかしく語って聞かせていた。
セシルが動かなくても、肉や野菜、それに飲み物までもが 先輩達の手で運ばれて来る。 セシルはそれをにこやかに受け取りながら 嫌味にならない程度の上品さで 運ばれて来る串に齧りついているだけで良かった。]
(20) hana 2014/03/10(Mon) 21時半頃
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[背後からヒューの苦悶の声が上がる。 チラッと目を向けると ヒューの足元には赤々と燃える炭の塊が落ちていて 何が起きたのかは一目瞭然だった。
クス、と笑うと]
皆も、ああならないように気をつけなよ。 綺麗な足に痕が残ったら男子達が──ていうか、僕が泣く。
[親指で肩越しにそちらを指し示し 先輩の一人にピーマンを口に入れてもらいながら 冗談めかして笑う。]
(21) hana 2014/03/10(Mon) 21時半頃
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[食べた端から誰かが運んでくるものだから 皿の上には常に串が乗っていて、さすがに腹が膨れて来た。]
あ、メアリー待って! ……そろそろお腹いっぱいかも。
[次を取りに行こうとする女子の手を慌てて掴み]
ありがと、ちょっと向こう行って来るね。
[食べかけの串の乗った紙皿をその手に握らせながら 切れ長の目を細めて笑い掛け、女子の集団を抜け出した。]
(22) hana 2014/03/10(Mon) 21時半頃
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[途中で紙コップにお茶を継ぎ足し、 もう一つ、茶の入った紙コップを手に取り、 向かう先はふんわりとした髪の、 今回の訓練では唯一の普通科の三年生の先輩の元。
さり気なく隣に立つと紙コップを差し出し]
レティーシャさんお疲れ様。 どうだった? 訓練。
そういえば先輩はどうしてこの訓練に来たの?
[と、マイペースに喋り始めた。]
(23) hana 2014/03/10(Mon) 21時半頃
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[アオイがこちらを微妙な顔で見ていることに気が付き、丁度いいと手を振る]
オマエもこっち来いよ! ほら、野菜も食えよな!
[そうして、皿に載せられたピーマンをアオイの皿に素早く移し替えた!]
(24) asta_jan 2014/03/10(Mon) 21時半頃
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あ"っ
[神妙な顔でヒューを見ていたが、何を思ったのか、ヒューが焼けた炭を靴の上に落とし、どうもやけどを増やしたようだ。]
い、行ってあげてっ
[あれはすぐに冷やさないとまずいのではないだろうか。そう思って、ジリヤを促す。]
(25) miseki 2014/03/10(Mon) 22時頃
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[ひとりになり、手元の串を食べ終わったところで、カイルから声がかかった。とことことヒトの波をぬって背丈の高い二年生にぶつかりかけながら、カイルのところまで到着する。と、ぽいぽい。と手にした紙皿に焼けたピーマンが乗せられた。]
あ、ありが…… って、 こ、こらあ!
これカイルのキライなものだろっ!
[緑色の苦いやつを箸でとりあげた。幼馴染だ。好きなもの、嫌いなものの把握くらいはしてる。]
(26) miseki 2014/03/10(Mon) 22時頃
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もぉぉっ、しょうがないなあっ ちゃんとたべなよっ
[箸で掴んだピーマンを ずいっ。とカイルの口元にもっていった。 きりっと…はなっていないが、眉をつりあげてカイルを見上げた。]
(27) miseki 2014/03/10(Mon) 22時頃
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あっ ばかっ やめろっ おれはピーマンを食べると死んでしまう病なんだよ!
[両手を上げて差し出されたピーマンから逃げるように一歩退いた。人垣にぶつかって逃げられないままピーマンがドンドンと近づいてきて]
うあっ あっ あ……
(28) asta_jan 2014/03/10(Mon) 22時頃
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なぁにばかいってるのさっ きいたことないよそんなビョーキ!
[栄養バランスが偏るのはよろしくない。健康を保つために、カイルにとってもこれは必要な試練なのだ。心を鬼にして、ずずい。とよく焼けて焦げ目のついたピーマンをカイルの唇に押し当てる。]
……。 ほら、クチあけてっ
[箸越しに伝わる唇の感触に ぐ。と奥歯を噛んだが、きびしい顔つきはくずさないまま、アオイはカイルにピーマンに対する降伏を要求した。]
(29) miseki 2014/03/10(Mon) 22時頃
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うぐぐぐ、ぐ、ぐ お、おれは屈しないぞ……
[目を引き結んで抵抗していたところ唇にピーマンが当てられる。よく焼けたピーマンは未だ熱を強く持っていて]
うあっちゃ、あ、あ!
[思わず大きく口を開けてしまった!]
(30) asta_jan 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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[適当に並べられたパイプ椅子を二つ運び 一つに座るようレティーシャを促し、 レティーシャが座ればセシルも隣に腰掛ける。 勿論、レティーシャが座らなければ、そのまま立っているが。
レティーシャの返事を待つ間、 セシルは長い足を見せつけるように軽く足を組んで 涼し気な眼差しを校庭に巡らせた。]
(31) hana 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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────。
[食い気の鬼と化していたカイルがアオイを手招きし、 応じたアオイの皿にグリーンを乗せるのを見る。
軽く睫毛を伏せて、紙コップからお茶を一口、飲んだ。
あの後──>>3:+36、 手を繋いで体育館に戻る二人を見送った セシルの心境は複雑だった。
アオイを一人にしたこと。 迎えに来るのが遅かったこと。 ちゃんと迎えに来たこと。 アオイを落ち着かせてくれたこと。 だけどアオイを泣かせたこと。
───最後のは、自分のせいでもあるのだが。]
(32) hana 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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[我知らず、小さな溜息が零れた。
──悩む。
今回のケースは、単なる訓練ではあるが 将来的に起こりうる未来の構図でもあったから。
自分の手で守ってあげたいと思っている子が もしかしたら自分のせいで泣くことになるかもしれない、なんて わかっていたけれど、今までは目を背けて来た。
卒業するまでに強くなってくれることを願って来たけれど こうして涙を目の当たりにしてしまうと、決心が揺らぐ。]
(33) hana 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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[カイルがもっとしっかりアオイを捕まえてくれれば 安心出来るのに──と、八つ当たり気味に思う。
けれど──]
…───フッ……、 なかなか、思い通りにはいかないね。
[アオイの手から渡されるピーマンに 必死の抵抗を見せる少年を眺めていたら、 思わず独り言が漏れた。
ピーマン如きに梃子摺るようでは当分期待は出来ない──。]
(34) hana 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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─ BBQ会場/校庭 ─
ふーむ…
[頬張ったお肉で頬を膨らませもぐもぐしながら少女は周囲を眺めている。 口元が串から肉を頬張った際のタレで汚れているが気付いていないのか気にしていないのか。 結局このぼんやりさんにはわけがわからないまま訓練とやらは終わってしまったらしい。 巻き込んでしまって悪かったと謝る体育教師の姿にも、別段負の感情が湧き上がってくるでも無し。]
(35) みう 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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[いっそ────]
(しばらく、少し距離を置こうか)
[そんな考えが浮かび、 また、伏し目がちにアンニュイな溜息を零した。
側にいなければ、離れることもない。 将来、いなくなって泣かせることもなくなる。
だから──。 訓練の終わりが告げられて、 嘘をついていたことを一言二言冗談混じりに謝ったきり、 寄って来た先輩達に取り囲まれたのを良いことに アオイとはまだまともに口を利いていなかった。]
(36) hana 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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〜 は・や・く!
[急かす急かす急かす。本音を言えばこの状態はやっぱりちょっと気恥ずかしいのだ。取り落とす前に、ピーマンの熱で、カイルが叫ぶ。]
よぉっしっ
[大きく開いた口の中に、ピーマンをしっかり放り込んだ。成功したことにぐっ。と小さくガッツポーズをして、]
(37) miseki 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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まぁ、危ない事じゃなかったのならよかったよかった。
[うんうんと一人頷きながら手に握っているねぎまの串は3本。 彼女の好物らしい。]
(38) みう 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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アオイは、むぐ。と口を引き結び、
miseki 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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[ぴ。と箸を持っていない指先をカイルの口元に押しあてる。]
── …ちゃ んと、よく噛んで、飲み込む!
[ピーマンとて、身を割かれ、焼かれまでしたのだから、最後まで食べてもらえねばかわいそうだ。カイルが緑の野菜を吐きださないように、動きに先んじた。]
(39) miseki 2014/03/10(Mon) 22時半頃
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|
ヴァー ほま……ほほえておよ……
[口にピーマンを放り込まれ、カイルは暫し口を開けたまま噛むことが出来ずにいた。 やがて意を決して、一口二口と素早く噛んで、飲み込もうとして]
ンッ ぐっ!? ……!? !!! !!!!!
(40) asta_jan 2014/03/10(Mon) 22時半頃
|
|
[ふと気付いて、セシルはレティーシャの口許を見詰めた。
月は明るくても辺りは暗く 隣に座って落ち着いて見るまで気付かなかったけれど よく見ればレティーシャの口の回りには タレがべったりと付着している。
なんとなくそれに心和まされて、クスッと笑うと セシルはポケットからハンカチを取り出そうとした。]
……、
[けれど、いつも持ち歩いているハンカチはそこになく、 朝ヒューに貸したままだったことを思い出し、動きを止める。]
(41) hana 2014/03/10(Mon) 23時頃
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|
[ちょっと悩んだ後、 紙コップの中のお茶で指先を濡らし、 レティーシャの唇の端を親指で拭った。]
──突然ごめんね? タレ付いてたから。
[拭ったタレで汚れた親指を見せ、その指を舐めて笑う。]
(42) hana 2014/03/10(Mon) 23時頃
|
|
およ。
[喉の渇きに何か飲むものを探そうかとした矢先。 差し出された紙コップ >>23 に目と口を丸くした。 その手の主の顔へ目を向けると、ゆるり首を傾げた。]
セシルくんかぁ、おつかれさま。 しっかりしてるんだねー、きみ。
[私は何もしてないからなぁ、と少し苦く笑う。]
(43) みう 2014/03/10(Mon) 23時頃
|
|
[普段なら、言えてないじゃないか、などと憎まれ口のひとつやふたつ叩くところではあるけれど、]
…… …
[指を突きつけた姿勢のまま、じいいい。とカイルの喉が、ごくんと鳴るのを確認するまで口元は引き結ばれたまま動かなかった。]
(44) miseki 2014/03/10(Mon) 23時頃
|
志乃は、微笑みを浮かべてすべてを見守っている
marimo 2014/03/10(Mon) 23時頃
|
!! !!!
[箸と皿を取り落とし、目を白黒させて胸を叩く。 何かを求めるように手が宙をさまよった]
(45) asta_jan 2014/03/10(Mon) 23時頃
|
|
ごめんね、ありがとう。
[促されれば礼を述べ、セシルが運んだパイプ椅子 >>31 へと腰を下ろしただろう。]
んんん…
[なぜこの訓練に参加したのか、そう問われ >>23 しばらく左右に首をこてこてと傾げながら唸る。 長い足を組み校庭を涼し気に眺めるセシルの姿はまるでモデルの様だっただろう。]
(46) みう 2014/03/10(Mon) 23時頃
|
|
…… ……
[呼吸を整えるように、ゆっくりと大きく肩を上下させて、身体をひく。がしゃん。とカイルが箸と皿をとりおとした。何かを睨むような顔つきを崩せないまま、つきつけた指をゆっくり折り曲げる。]
…… はい。 水。
[すたすたと受け取ってきた紙コップの水をカイルに差し出した。]
(47) miseki 2014/03/10(Mon) 23時頃
|
|
―――…
[彼の口から零れる小さな溜息 >>33。 首こてり。]
……
[次に落とされた言葉 >>34。 首こてり。]
(48) みう 2014/03/10(Mon) 23時頃
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[陽が沈み色を濃くしたすみれ色の瞳は、じぃと彼の顔へと向けられ、そして彼の視線の先へと向けられた。]
…ふぅむ。
[ぱちぱちと2、3度瞬いて、肉を口へと運ぶ。]
(49) みう 2014/03/10(Mon) 23時頃
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ぐ、ぐっ
[アオイの手から乱暴に水をひったくって]
ぐっんっ んっ んっ
ぷはーーーーーーーーー!!
こ、ころすきか!!
(50) asta_jan 2014/03/10(Mon) 23時頃
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[ぱ。と手から紙コップが消える。ふー。と一度大きく息を吐いた。 俯く間があって、腰に両の拳を当てる。 む。っとした顔をつくってカイルを見た。]
よーし、えらいえらい。
苦手なものもちゃーんと食べられたじゃないか。 大丈夫大丈夫 カイルがピーマンひとつで死んだりなんかするもんか
[軽く身を乗り出して、にー。と笑ってやった。 手がちょっと震えてて、指先がほんのり赤いのは、内緒だ。]
(51) miseki 2014/03/10(Mon) 23時半頃
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ひぁ、
[セシルが向けていた視線の先へと意識が向いていたからか、彼が隣で汚れている自分の口周りを気にしてくれているとは気付く事ができず。 突然ひやりとした指が口もとに触れ、小さく声をあげた。]
ごめんごめん。 ―――… だから、かなぁ。
[自分の口もとを拭った指を舐めるその様子には、自分が幼いものとして扱われているような印象を受けたのかもしれない。 全て食べてしまった串と皿を間近のテーブルに置くと、椅子の座面の縁に両の手をかけてぶらりと足を揺らした。]
(52) みう 2014/03/10(Mon) 23時半頃
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ぐ、ぐぐぐ てめー……
[ぐしゃりとコップを潰し握りこぶしを震わせながら、それを振るうのを我慢する。 先の紙コップがアオイのものだったことなんて気づきはしないのだ]
まっ ピーマン如きに殺されるほどおれもやわじゃないし? いくらでもかかってこいってんだ、へん!
[明らかに強がってる風にして鼻を鳴らした]
(53) asta_jan 2014/03/10(Mon) 23時半頃
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だ―――ぃぶ、ぼんやりしてるっていうか… しっかりしてないっていうか…?
[んー、と考えるように視線を斜めにそらした後、そうじゃない?と確認するようにセシルの顔を伺うように覗き、見上げた。]
せんせに言われたの。 参加するように、って。
[夜風が彼女の明るい髪の色を僅かに掬った。]
(54) みう 2014/03/10(Mon) 23時半頃
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──? ……だから?
[>>52実際、レティーシャは幼く見える。 音楽室で見かけてもいつもどこかぼんやりしているし、 菫色の目は遠くを見ているように見えたから。
それが口の周りを肉のタレで汚していたから いつも先輩達を相手にするのとは少し違って 幼児の口を拭ってやるような心持ちになっていたかもしれない。]
……あぁ、
[だからつい、>>54続く言葉を聞いて頷いてしまった。]
うん──確かに、そんなところはあるね。
(55) hana 2014/03/10(Mon) 23時半頃
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それで……実際に参加してみてどうだった?
レティーシャさん、あんまり怖そうにしてなかったけど 全然平気、だった?
[ふわりと揺れる柔らかな髪に目を細め、 この人は、 一人でいたらどこか飛んで行ってしまいそうだと思った。]
(56) hana 2014/03/10(Mon) 23時半頃
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[軟い紙コップは握られれば簡単にひしゃげた。 ふるふると拳が震えているが、その拳がふるわれるようなことはない。
アオイは、にー。っと笑った。]
…… ほっほーう。言ったね?
[いくらでも。と、確かにこの耳で聞いたぞ。という顔をした。]
(57) miseki 2014/03/11(Tue) 00時頃
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[後ろ手にしていた手を前に出して。持っていた皿から、緑のピーマンと、ニンジンの乗った皿をじゃっじゃーんとばかりに取り出す]
もっちろん強いカイルさまなら、 いくらでもへーキだよねぇ?
[ニ手、三手目の手ごわい緑の野菜を箸で摘む。]
(58) miseki 2014/03/11(Tue) 00時頃
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[なんだか強がるカイルがおかしくなってしまって、くす、と小さくふきだす。]
はい。… あーんして?
[イジワルを仕掛けるような気になってしまえば、少し気が紛れる。第二段のピーマンを前に出して、にやっと笑ってアオイは首を傾げた。]
(59) miseki 2014/03/11(Tue) 00時頃
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セシルは、メモwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
hana 2014/03/11(Tue) 00時頃
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ばっ おまっ 容赦なさすぎだろ! 調子に乗んな!?
[差し出されたピーマンに再び距離をとって、不倶戴天の敵でも見るような顔でアオイを見た]
(60) asta_jan 2014/03/11(Tue) 00時頃
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なんだよ、いくらでもかかってこい!って言った さっきのカイルはどこにいったのさ
[しかめ面のカイルに、笑いそうになるのをこらえながら、 ほらほら。と彼の憎き敵を目の前に差し出す>>60。]
苦手を克服できちゃうなーんて、 とってもカッコいいと思うけどな〜?
[笑いながら、ピーマンをつつーっと差し出した。 もっとも今度は、先程よりは強引にはいかなかったけれど。]
(61) miseki 2014/03/11(Tue) 01時頃
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ぐっ…… くそー……見てろよ…… いまにフクシューしてやっからな……
[いやに楽しそうなアオイを睨みつけ、噛み付くようにピーマンならぬアオイの箸にかじりついた]
(62) asta_jan 2014/03/11(Tue) 01時頃
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[がち。っと箸がかまれた。]
あっこら、ギョーギの悪いっ
だいいち、フクシューってなんなのさ ピーマンだって、ニンジンだっておいしいよ?
[不思議そうに首を傾げる。食べ物のスキきらいについては、 アオイには本当にわからない。大概のものはちゃんとしてあればおいしい。]
(63) miseki 2014/03/11(Tue) 01時頃
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うゆせー! んぐ、おれは好きなもんを好きなだけ食って死ぬんだい!
うえー にがっ
[ピーマンを飲み込んで、ぺ、と舌を出した。眉間に激しくシワが寄っている。少しばかり涙目だ]
くそー お前んちの枕の下に心霊写真入れてやる…… ドッキリ系のブラクラメール送ってやる……
[ぶつくさと不穏なことを言いながら再度飲み物に手をかけた**]
(64) asta_jan 2014/03/11(Tue) 01時頃
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[倉庫から出てのBBQは、実はヒューから離れた位置で。 こっそり遠くから眺める事で、 何が好きかを探ろうかと思っていたのだけれど…]
…うん。探るの無理かなぁ。コレ。
[野菜ばかり食べていると言うか、食べざるを得なくなってる>>0と言うか。 少なくとも参考にするには色々と厳しいかなと、 此方もカボチャを齧りながら溜息一つ。]
…うん。美味し。
[…確か苦手な物は少ないと言っていたし、 シンプルな料理でも作って差し入れしようかなどとぼんやり思う。 凝った物を作ると、絶対本人が作ったほうが美味しくなりそうだからシンプルな物で。]
(65) foxjump 2014/03/11(Tue) 01時半頃
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や、裁縫部の担任の先生の方。 先生もどんな事するのかよく把握してなかったみたいで、 訓練の詳細禄に聞いてない状態で悪霊役だったよ。
[そのおかげでヒュー先輩とじっくり話せたけど、と微笑みながら横に来た>>14アオイに答えを返し。 地味に進展・・・したと言っていいのかどうか少々悩んだ。 距離は少々近くなった気がするけど、 果たして向こうは意識してくれてるのかどうか。]
・・・へ? あぁっ!?
[そんな葛藤をしていたせいで、言われる>>25までヒューの火傷には気付かずに。 言われて漸く気が付いて、自分のリュック引っ掴んでかけて行った。]
えと、たしかリュックの中に水が…
[合宿前日にコンビニで買った飲料水だけど、冷やす分には大丈夫だろう。 …一応まだ口は付けてないし、足にかけても問題ないはず。 そんな事を混乱した頭で考えながら、ボトルを開けて差し出した。**]
(66) foxjump 2014/03/11(Tue) 01時半頃
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はいはい。今度はお肉も持ってきてあげるよ。
[>>64 あんまりほんとに苦そうな眉間の皺に、 続けてすすめるのはやめておいた。]
わかんないなあ 野菜、おいしいのに。
[はむ。と皿の上に残ったピーマンを齧る。苦味はあるけれど、油がちゃんと塗られていて香ばしく、歯ごたえもアオイは好きだ。]
(67) miseki 2014/03/11(Tue) 01時半頃
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[もぐもぐとピーマンをついばむ途中で、カイルが不穏な事を言い出した。]
んむ、んむむ!? むー!
[中にものが入っているために、口があけられずにむーむー唸るしかできなかった。うろうろと箸を振ってから、アオイにしては急いでピーマンを口にほうり入れる。はぐ。と箸でピーマンの全長を押し入れた。]
んむー
[もぐもぐと租借してから、目を閉じて少し上をむいて、ごくん。と喉を鳴らした。]
…
(68) miseki 2014/03/11(Tue) 01時半頃
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だ、だ──……
[だめだから!と、カイルの企てを止めようとして──はた。と気がつく。この箸、カイルに食べさせた奴だった と。]
だ…っ
だめだからね!!!!!? こ、怖い夢みちゃうじゃないかぁっ!!
[かあっと頬が熱くなる。止めさせるための言葉が喉の奥にひっこみかけたけれど、──なんとか、ぎりぎり声を喉から押し出すのには、成功することができた。**。]
(69) miseki 2014/03/11(Tue) 01時半頃
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さ、サンキュージリヤ!!
[炭はすぐに蹴りだしたものの冷やすものが見つからず涙目になっていたところに天の助け。 >>66 靴に焦げ目が付いているものの、引火しなかったのがせめてもの幸いか。]
……あぁ……もう……せっかく残る傷無く終われるかと思ったんだがなぁ……。
[念のため靴下は脱がずに上からバシャバシャと水をかけていく。と、ちょうどすべて水が落ちきったところでパッと顔を上げる。]
あぁ、そういえばジリヤ。
ごめんな。あの後考えてたんだが、やっぱりもう少し粘れたかもしれない。その、一見綺麗に詰みすぎて――諦めちまったみたいだ。
[空になったペットボトルを地面におき、両手を合わせて謝る。一度倉庫に入った時には『ダメだったよ』と笑っていたが、改めて謝罪を告げられた。]
……で、なんだが。 その……詫びみたいなもんで、今度奢らせてくれないか? やっぱりこんなカッコ悪いままじゃ終われなくってな。
[少し、視線を外して頬を掻く。少しだけ頬が赤いのは、ずっと鉄網の前に居たからだろうか?]
(70) orivia 2014/03/11(Tue) 11時頃
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怖かったよ?
[セシルの問いにゆるく笑みながら返した。]
でも、私の場合は何もわからないから怖いってヤツ?
[んー…、と人差し指を小さな唇に何度かとんとんとあてながら、言葉を選ぶようにゆらゆらと頭が揺れる。]
でもほら、一番私が年上?学年上?だったし。 いくらぼんやりしてるからっておねえさんが慌ててたらみんなも不安がるかなって。
(71) みう 2014/03/11(Tue) 15時半頃
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まぁ、そんなもんです。
[小さく笑うとまたぶらりと足を揺らした。 パイプ椅子の背に大きくもたれかかり、夜空を見上げる。 星や月は見えただろうか。]
(72) みう 2014/03/11(Tue) 15時半頃
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そっか。 うん、そうだね。 得体のしれないものは怖い。
でもレティーシャさんはそれを表には出さなかったんだ。
[頭に合わせて揺れる髪を見ながら、 偉いね──と感心したように言う。]
(73) hana 2014/03/11(Tue) 16時頃
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[レティーシャの視線を追うように空を見上げ 鋭利な輪郭を描く月と瞬く星をじっと眺めた。]
……そんなもん、か。
───… フフッ
(74) hana 2014/03/11(Tue) 16時頃
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……僕ももっと頑張らないとな。 レティーシャさんみたいな可愛い先輩が、 恐がらずに暮らせるように。
やっぱり僕は、人狼を捕まえなきゃ。
[うん、となにやら一人合点して、 隣のレティーシャに、月光にも負けない微笑を見せた。]
(75) hana 2014/03/11(Tue) 16時頃
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─ 校庭 ─
[小柄な身体が、炭で熱された空気の中からするりと抜けでる。 ととと。と環を抜けて、きょろりとまわりを見回す。]
よ、いしょっ っと
[ぺた。と平手を朝礼台にかけて、上に乗る。 くるんと身体を捻って、足の着かない板の上に座った。]
(76) miseki 2014/03/11(Tue) 16時頃
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[ちょっとだけ身体を浮かせスカートの裾をお尻の下にたくしこむ]
ふー…
[それから両方の掌を身体の横で朝礼台につけた。 顔を上げて皆が揃っている光景を離れて眺める。]
(77) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[ぷらりと地面につかない足を揺らした。 スニーカーの重さのぶんだけ、かくんと足先が揺れる。]
…… …
[全員の姿が見える学校の様子を眺める。 ダン先生に、サイモンがなにか食い下がっている様子が見えた。 ジリヤとヒューが話している様子も遠めに見える。
スージーやロビンはどうしていただろう。
きょろ。と左右に首を動かして、 合宿に参加している皆の様子を探した。]
(78) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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…
[ふー。と息を吐く。少し、ひとりになって、 体育館にやってきたダン先生に言われたことを考えたかった。 このさき、自分がどうするのか。ということを。]
(79) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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…〜
[ぐるぐると悩みそうになって、ふと、 ロビンに言われたアドバイスがふっと思いかえされた。]
… 信じたいものを、信じる、かあ。
[足をふらり。大きく揺らして、ちいさい手を頭上にかざして見る。]
───。
[満天の星空を見て、目を細めた。]
(80) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[今、自分にできることをしなきゃ、と思ったこと。 大事なヒトたちを守りたいという気持ち。 けれど、全部を抱えるには足りない、自分の未熟さ。]
…、…
[──自分のせいで、セシルが消えてしまった、と思って、 それが、とてもとても痛かったこと。]
…。
[あの中で真っ直ぐに立っていたロビンが信じるもの、というのは なんだったのだろう。聞いてみたい気もした。]
(81) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[月明かりに照らされるその横顔はさながら彫刻の様に美しい。]
うんうん。 がんばだー!
[両手で小さくガッツポーズをして後輩を励ました。]
(82) みう 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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…、…
[ぎゅ。と星を握るように拳を作る。
たぶん、狩人になったって、あんなことは起きる。 アオイにとっては憧れである父ですらそうであるように、 きっと、手からこぼれてしまうものはいくつもある。
そうして、狩人の道を──人狼に関わる道を選ぶなら。 それを、きっと間近でみることになるんだろう。
受け止められるだろうか。 目の前で、或いは自分の未熟さや弱さのせいで、 こぼれていくものも含めて。]
(83) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[そのうちに、どこからか花火の打ち上がる音が鳴り 空に大輪の炎の花が咲いた。
同時にあちこちで色とりどりの光のシャワーが吹き上がり 校庭を明るく照らし出す。]
花火が始まったね。 行こう、レティーシャさん。
あっちでダン先生が配ってるよ。
[椅子から立ち上がり、励ましてくれた先輩に右手を差し出す。 掴んでくれるなら、その手を握って花火をもらいに行くだろう。]
(84) hana 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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…
[ぐらぐら揺らいで体育館に戻れなかったのは── なにより、自分を信じられなかったせいだ。]
────。
[かざしていた手を、ゆっくりと下ろす。 小さい手を見下ろして、ちょっと困って笑った。]
… …〜 泣かない、約束は、できないなあ…
[結果を目の当たりにする覚悟はできても。 痛いのを我慢できるとは思えなくて、息を吐いた。]
(85) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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|
[なにしろ、あたりまえみたいに、ずっと傍にいたんだ。 背中をおいかけるようにして、ここまできた。
──セシルが危ないところにいこうとしているのも、わかっている気でいたから、頑張ってしまうのも知っている気でいたから、少しは支えられるようにと思ってきた。
心配なわけではないけれど、幸せでいてほしいヒトだ。 セシルが辛いんじゃあないかって思うと、胸が痛い。 カイルに責められてるのが、耐えられなかったみたいに。]
(86) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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… …
[痛いと思わないだなんてことは、できない。 ──できなかった。]
(87) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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……。
[小さな拳を、ゆっくりと開く。 当然、そこにはなんにも掴めていなくて。 肩をゆっくり、息を吐きながら落とした。]
あー… うー……
[呻いて、ぱたっと後ろに倒れこむ。 考えすぎで、なんだか、頭から湯気がでそうだった。]
(88) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[ぺた。と両手の平を瞼の上につける。]
… 強くなるって、なんだろう…
[真っ暗にちかちかひかる、ちいさな光を見上げて、 アオイは、ぶらつかせていた片足を空に向けて、*けりあげた*。]
(89) miseki 2014/03/11(Tue) 16時半頃
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[パン、と響く音にはっと顔をあげる。 わぁ、と感嘆の声をあげながら夜空に咲く色とりどりの鮮やかな花火を見上げ、嬉しそうに手を叩いた。]
あ、ほんとだね。 花火やりたいやりたい。
[いこいこ、と差し出されたセシルの手をとり、椅子から立ち上がるのだろう。 ちょっと待ってね、とシフォンスカートの裾をなおすと、彼に並び花火を取りに行く。]
線香花火あるかなぁ。
[じっと眺めるのがすきらしい。**]
(90) みう 2014/03/11(Tue) 17時半頃
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|
[ひとしきり花火を──と言うより、 花火を楽しむレティーシャを眺めた後、 生徒達の輪から離れ、校庭の端にある朝礼台に足を向けた。]
──何やってるんだよ、こんなとこで。 花火なくなるぞ?
[朝礼台に寝そべった幼馴染>>89を見下ろして声を掛けると、 地面を蹴って自身も朝礼台に飛び乗った。]
ほら。
[何本か持ち出して来た、手持ち花火のうちの一本を アオイへ向けて差し出す。
月を背にしたセシルの表情は影になってよく見えない。]
(91) hana 2014/03/11(Tue) 18時半頃
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[頭を悩ませていても答えは出なくて、寝そべった姿勢のまま、うーん…と唸って、こめかみのあたりを手首でぐりぐりとしていたが、かかる声にに、首だけを動かした。]
……セシル。
[地面を蹴る音がして、軽やかな身のこなしで、 朝礼台にすらりとした足が飛び乗った。
月が、視界に入る。見上げた先の幼馴染は、 密やかに、月影をを背負っていた。]
(92) miseki 2014/03/11(Tue) 19時頃
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|
…うーん。 ダン先生に言われたこととか。考え事してて、
ちょっと、知恵熱?
[なーんて。と、笑ってみる。 すぐに身体を起こさず、腕を上にあげて寝転んだままの姿勢から、腕だけを伸ばして、一本だけ差し出された花火を受け取る。
真顔になって、星空に花火をかざしてから、 影になった表情に下から見上げる目線だけを送った。]
(93) miseki 2014/03/11(Tue) 19時頃
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|
― 校庭 ―
[スーザン・S・マリーゴールドは、むくれていた。 確かに、ジリヤもヒューも、あっさりと、拍子抜けするほどに呆気無く、捕まっていた。その点から「どっきりだった」と言われても、すぐに納得することは出来た。 しかし。 しかしだ。 本当におばけが怖かったのに。 本当に消されてしまったらどうしようかと思ったのに。 本当にちょっぴり泣いてしまったというのに!]
許せませんの……!
[何度目かになる怒りを込めた呟きであった。]
もぉぉぉ、思い出すからに腹が立つんですのっ! がはは!じゃありませんのよっ! 首に可愛いリボンを飾ってテディベアとして窓際に飾るの刑として処しますわよ……!
大型新人などというごく当たり前の万人が了解している筈のただの事実を証明するために、わたくしを嵌めるとはいい度胸ですの!
(94) gekonra 2014/03/11(Tue) 20時半頃
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|
[アオイが花火を手に取ると黙ったまま隣に座る。 影になっていた表情を、月が照らし出した。:]
───。
[どこか物憂げな瞳はアオイを見ずに、 正面の、花火に興じる生徒達にばかり向けられている。]
(95) hana 2014/03/11(Tue) 21時頃
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[アオイとはまだ、 訓練が終わってからまともに口を利いていない。 当然、泣いている所を見ていたこともアオイは知らない。
いつになく長い沈黙の後、 借りて来たライターをポケットから出し、 持って来た花火の一本に火をつけた。]
(96) hana 2014/03/11(Tue) 21時頃
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[薄い紙を舐めた火は、 こより状の根本まで行き着くと火薬に着火し 先端からすすきの穂のような白い炎のシャワーを吹き出す。
朝礼台の端に片膝を立て、反対の足を空中にぶら下げて、 セシルは花火の終わりをじっと待った。
一本終わるともう一本、新たに火を着ける。]
…───アオイもやりなよ。
[言って、花火を持つ腕を少しアオイの方に近づけた。]
(97) hana 2014/03/11(Tue) 21時頃
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|
それにっ
[辺りには、肉や野菜の焼けるいい匂いが漂っている。 男衆が肉を奪い合い、やんややんやと騒いでいる。]
なんですのっ!? この野生のけだものの巣窟はっ!?
[スージーは口元に手をあてて慄く。]
信じられませんの……! 自然に生きる野生動物でも、 もう少しお上品にお食事しますわよ……!
[スージーはふるふると首を左右に振った。]
(98) gekonra 2014/03/11(Tue) 21時頃
|
|
[自分の手中の花火からアオイのる花火に火を移し、 アオイの目が花火に集中すると、おもむろに口を開いた。]
本音を言っていい?
[セシルの目は、 花火を見つめるアオイの横顔をじっと見詰めている。]
(99) hana 2014/03/11(Tue) 21時頃
|
|
― 校庭 ― [悪戯であろうと、本当の事故であろうと、執事見習いは変わらない。
汲み立ての水を沸かしている間に予め熱湯を注ぎ温めていたポットの中身を捨て、ティースプーンできっちりと量った茶葉を入れる。 其処に沸騰し立ての湯を注ぐと、蓋をして保温して蒸らし始める。 そして懐中時計を開いて時間を計る間、執事見習いの周囲だけ静謐な沈黙が時をすぎる]
……三分…
[小さく呟いて、パチンと時計を閉じてポケットにしまうと、仕上げに温めておいた白磁のカップに、ポットの底を押さえ円を描くようにゆっくりと回し、黄金の一滴まで、確りと注ぎ込んでいく。
手馴れていながら、一瞬の緩みもなく己の最上の技能を出し切って]
(100) S.K 2014/03/11(Tue) 21時頃
|
|
お嬢様、落ち着いてくださいませ。 実戦に近づけるための致し方ない処置だったのでしょう。 ええ、お嬢様でしたら訓練といっても手を抜くようなことはまずありえませんが、私を含め他の者たちは訓練をすればどこか気の緩みがでてしまうかもしれません。誰も彼もがお嬢様のようには入れないのです。それを知り、その大海のような広いお心の中にあられる慈悲を渡してはいかがでしょうか?…それに…
[そこで一言区切ってから、紅茶と数多のフルーツの彩が輝くフルーツタルトをお嬢様の前の簡易テーブルに乗せ]
お嬢様がそのように心を乱されたままでしたら、お嬢様のためを思ってその腕をふるったシェフも泣いてしまいます。
また、ここはお嬢様の溢れんばかりの気品を見せることが、ほかの生徒への模範ともなるかと思われますよ。
[にこりともせぬすまし顔の執事見習いはお嬢様へと常の平坦な声で言うと、斜め後ろに控える。 尚、フルーツタルトは家から取り寄せました。]
(101) S.K 2014/03/11(Tue) 21時頃
|
|
[す、と長身が屈み、衣擦れの音がした。 寝そべったままでいるアオイの隣にセシルが座る。]
……
[見上げた先のセシルの表情は、長い睫毛が 静かな影を落としていて、どことなく、 憂いの色を帯びているように見えた。
何をしているのか、の答えに続く言葉はなくて、 しんとした沈黙が続く。]
(102) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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…
[セシルの横顔を見上げたまま、足を大きくぶん。と振った ふりこの反動で寝ていた上半身を起こす。 ぎっ、と朝礼台の木がきしんだ。]
…
[沈黙がつづくようなことは、少し珍しくて、 なんとなく、落ち着かない気がする。 セシルの横顔から目線を外さないまま、 スカートの下で、膝小僧同士をすり合わせた。]
(103) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[ぽう。とライターの小さい朱色が二人の顔を照らし、それはすぐに花火の先端から噴き出す白い光と煙にとって変わられた。]
───…
[薄らとした煙が、セシルの表情にかかり、 それは月にかかった叢雲のようだった。]
(104) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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|
[ぱちぱちとかすかな音を立てて、一本が終わる。 自分の持つ花火に火をつけるタイミングは逃してしまっていて、最初の花火の命が終わるまでを、ただ見ていた。
セシルの静かな声の促しに、少し、持っていた花火を、わたわたと持ち直した。]
え、あ。
…う、うん…
[細い持ち手を握って、手にしている花火の先を、 セシルの花火の先へと重ねた。とん。と腕が軽く触れる。]
(105) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[明るい白の火は、すぐにさっと移ってセシルとアオイの表情を下から照らす。重なって、弾ける花火の先を見やってから、ちら、と下からセシルの顔を窺った。]
…、何か、あった?
[最初に、表情をみたときに、のみこんだ問いを、 小さな声で、セシルに向けた。]
(106) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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|
[小さい問いかけ、のち、また自分から黙って、 白い花火に、視線を投げた。移って、燃えて、 あっというまに終わってしまう火。]
… うん。
[隣をみると、今度は、視線があっただろうか。 小さく首を傾げると、頬に横髪がかかる。 問いかけに、先を促す調子で頷いた>>99。]
(107) miseki 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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ん……。
[何かあったかの問いに曖昧な頷きを返す。]
……見たんだよ。 僕が隠れた後、アオイが音楽室で泣いてるところ。
本当は前から思っていたけど 本人の意志を尊重すべきだと思って言わずにおいた。
だけど、あんなの見たら言わずにはいれない。
(108) hana 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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僕はアオイには普通科に進んで欲しい。
狩人になれば危険な所に派遣されることもあるし、 何より、訓練と違って本当に人は死ぬ。
仲間が目の前で死ぬことだって──。
アオイだってそんなことは知ってて希望していただろうけど 知識として知るのと、身近に感じるのとでは違うと思う。
今回の訓練では、それが少しはわかったんじゃないかな。
[一度溢れ出した言葉は淀みなく、 セシルの心中をアオイへと伝えようと続く。
けれど──]
僕は────…
(109) hana 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[逡巡が、セシルの言葉を停滞させる。 長い睫毛が逃げるように伏せられ]
…──。
[セシルの持つ花火に続いて、 アオイの花火からも火が消えた。
沈黙に急き立てられるように、あるいは迷いを振り切るように。 一度閉じた唇を開き、セシルは続ける。]
(110) hana 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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こんなの僕の我儘だってわかってる。
だけど──。
僕はアオイには 安全なところで誰かに守られていて欲しいんだ。
でないと、僕は安心していられない……。
[困ったように、形の良い唇を緩い笑みに変え、 花火を地面に落とす。
ブルーグレーの瞳が月を映して、 月光をキラリと弾きながらアオイへと向けられた。]
(111) hana 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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これが落ち着いていられて!? 仮に、そうですわね、実戦に近づけるため、致し方ない処置だったとしましょうか。
言われてみれば、わたくしほど抜かり無く、持てる力の全力を用いて事件解決に挑むという覚悟ある学生は、全国津々浦々見渡してみてもごく稀かもしれませんし、これは言ってみれば努力という名の一種の才能かもしれません。他の人ならば、気の緩みが出てしまうという事もあるでしょう。また、あるとすれば無くすための訓練とも言えましょう。当然、そのような些事、わたくしのように、大海すら嫉妬するほど心の広い人間が、許せぬわけがありませんの。それはもちろん、慈悲深いわたくしですから?人狼という存在以外は?そう、生徒先生隔たりなく?許せますけれど?
だから……別に……訓練ですから、許しますけれど?
……? ……??
???
……。
いいでしょう。 屋敷に戻ったら一度じっくり話し合う必要がありますわね。
(112) gekonra 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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[温かい紅茶からは、絹のような湯気が立ち上り、茶葉の深く甘い香りが鼻孔をくすぐる。香りの立ち方だけでも高い価値を示されている紅茶と並んで出されたのは、フルーツがつやつやと宝石のように輝きながらたっぷりと並ぶフルーツタルトだ。そのフルーツたちの輝きが、スージーの瞳の宝石に劣るの仕方のない事としても、イチゴやキウイやオレンジなど、様々な果実が描く色彩は、スージーの食欲を促すのには十分だった。 美味しそうな紅茶とフルーツタルトで、怒りをすっかり鎮められてしまったスージーは、目をつむり、ひとつ頷き]
……仕方がありませんわね。 シェフには罪はありませんの。 泣かせてしまっては可哀想ですわ。
[模範的な所作で、スージーは紅茶に向き合う。 茶葉のつくりだす、ほのかな甘みを舌で堪能する。 執事の淹れた紅茶が、常に完璧な味であるという当然を享受しながら]
ええ。 気品というものを学ぶ前であるというのなら、 視界に入れさせ、学んで頂く必要がありますわね。
(113) gekonra 2014/03/11(Tue) 21時半頃
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寛大な心をもつお嬢様は素敵でございます。
[にこりともせずに宥められたお嬢様>>112へと言いました]
(114) S.K 2014/03/11(Tue) 22時頃
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はい。とはいえ…お嬢様の聖母の如く慈悲深き心に今度はシェフも感涙してしまわれるかもしれません。 私も心苦しい報告をしないで済むとほっとしております。
[そして常のように所作一つとっても優美なお嬢様>>113の食事を控えている執事見習いは静かに見守る。]
(115) S.K 2014/03/11(Tue) 22時頃
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…本日は晴れておりますね。星もよく見えます。お嬢様の門出を天も祝っておいでなのですよ。
[だが内心では、天候が悪化して雷でもこようものなら、暗さと雷の合せ技によりお嬢様は醜態を皆の前で晒してしまうかもしれない。と思っていただけほっとしていた]
(116) S.K 2014/03/11(Tue) 22時頃
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マリーゴールド家の者として、当然ですわね。
[紅茶を味わいながら、にこりともしない執事に頷いた。>>114]
(117) gekonra 2014/03/11(Tue) 22時頃
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シェフがもしもわたくしの慈しみに触れて、涙する事があったら、 どうぞ塩分の管理にだけは気をつけるよう指示して…… マリーゴールド家のシェフとして、 当然こなしてくれるでしょうけれど、 感極まっている状態では、いかなるミスが出るとも限りません。 許しますが、彼のプライドを傷つけてはいけませんわ。
その後は、どうしても泣き止まないようでしたら……
わたくしが直々に涙を拭いて差し上げても結構ですわよ。
[訳:フルーツタルトおいしい >>115]
(118) gekonra 2014/03/11(Tue) 22時頃
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ええ……
[スージーは夜空を見上げ、目を細める。 こっそりとロビンを(当時は体の大きさ的にも有利であったため、だめだと言おうが強引にでも)連れて屋敷を抜け出し、満点の星空を見上げたこともあったっけ……そんな事を思い出すると、自然、口元がほのかに緩む。]
わたくしの門出ですから。 当然の天候ですわね。 褒めて差し上げても宜しくてよ。
[月もなく雷が鳴るような夜空であったなら、スージーは蜘蛛の時以上にどうにもならない状態になっていたろう。]
わたくしだけでなく、ロビンの門出でもあるんじゃなくって? ダン先生、諦めていないようじゃありませんの。
(119) gekonra 2014/03/11(Tue) 22時半頃
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― そんなこんなで ―
[シノンは今、部室に居る]
……。
[ワンダ先生の長い勧誘やらお褒めの言葉から解放された後、ふと、カイルとアオイが仲良くしているのを見かけたシノンは優しい微笑みを浮かべたまま、部室の掃除に戻ったのだった]
(120) marimo 2014/03/11(Tue) 22時半頃
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|===============| | | |ひとつ前の選択肢に戻りますか?| | | | | | ニア No | | いいえ | | | |===============|
(121) marimo 2014/03/11(Tue) 22時半頃
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志乃は、98(0..100)x1
marimo 2014/03/11(Tue) 22時半頃
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[BBQが終わり、やがて誰かが持ってきた花火をやろうと言い出した。>>84 打ち上がる大輪の花、ぱらぱらと炎が散っていく]
たーまやーっと。 これなんか続きあったよな、なんだっけ?
[打ち上げ花火などの大型の花火が終わったなら、ダン教諭が花火を配りだすだろう。 カイルは友人たちと示し合わせて相談する]
な、な、な。 多分ロケット花火、あるよな。 あとでやろうぜ!
[ニシシ、と歯を剥いて悪戯っぽい笑みを浮かべて――あの人の位置を確認する。 BBQからこっち、あの答えを保留しているあのひとだ。たまにチラ、チラと視線を向けてはいたものの、声を掛ける勇気も出なかったあのひと。 その姿がいつの間にか見えなくなっていた]
ん、ん? あれっ。 センパイどこいった?
(122) asta_jan 2014/03/11(Tue) 23時頃
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かしこまりました。お嬢様の優しさもお気持ちもシェフへとしっかり伝えておきます。
[深く頭を下げてお嬢様へと礼をとる]
(123) S.K 2014/03/11(Tue) 23時頃
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…はい。……私もですか?
[少々鈍かったのは、ゆっくりとした気持ちで見上げた星空に過去の思い出を重ねていたためであったが、自分の門出といわれて空を見上げるのをやめる]
門出にはならないかと思いますよ。先生も…今回のことで適性が諦めていただけると良いのですがね。
時に取捨選択をしなければならないのが狩人と聞きますが私は常に一択しかありません。
また狩人といえば、事件に居合わせた際、誰かを命がけで守る仕事です。 私には他人を命がけで守るなどできませんし、そう思えないものではおそらく狩人など務まらぬでしょう。
(124) S.K 2014/03/11(Tue) 23時頃
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私が命がけでお守りしたいのは後にも先にもお嬢様唯一人ですからね。
[きっぱりと言い切る。現段階で特に狩人というものに魅力は感じていなかった]
ですがお嬢様が今後占い師としての道を歩まれるならば、お嬢様を影から支えるには狩人としての技術は必要とは思っておりますけどね。
[狩人としての道を歩み始めるつもりはないが技能はいただくために学ぶのもよいだろう。とだけは考えていた」
(125) S.K 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[促しに喉に掠る頷きが返された。 続く言葉を、黙ったままの瞳で待ち、]
… そ、…っか 。 ……
[音楽室であったこと、見ていた。とそう言われて、よっつ揃えた指先が、ちょっとだけ目の端に添えられた。]
(126) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[淀みのない言葉を、黙ったままで聞く。]
……
[普通科に。と、そう言われて、 向き会ったアオイの眉が自然下がった。]
(127) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[セシルが言う通りに、今回のことで 知識と実際がどれだけ違うのかは、よくわかった。 大事なヒトがいなくなることがどれだけ怖くて、
──守れなかった悔いが、どれだけ痛いことかってこと]
(128) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[途中、言葉が途切れて、その間も、 黙っておしまいまでを待った。
月が──セシルのブルーグレーにうつり、 その瞳を飾る宝石のように、光る。]
…… むずかしいなあ。
[黙って、聞いていた少女は、 いつかと同じように、 困り笑って、眉を下げた。]
(129) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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ん……
[悩むように、一度引きとって、言葉を整理する。 手の中には、燃えつきてしまった花火の柄だけが残る。]
あのね。セシル。
ボクは、…… どうしたって、弱いから。
…… みんなが──…セシルが、傷ついたりしたら、 やっぱり、泣いちゃうんじゃないか、って思う。
[へろりと笑って、さっき出した結論を、 そっと年上の幼馴染に伝える。]
(130) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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…でもね。
それは、その痛いのは、 …泣いちゃうのは、きっとね、
……目の前でなくたって、おんなじなんだ。
[下がり眉のまま、両端の口端を微かに上げた。 視線は、セシルの月に彩られた双眸に向けたまま]
(131) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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…足の火傷なら、「一見」見えませんし。 軽かったら多分残らないんじゃないでしょうか…?
[靴>>70をじっと見て、焦げ目の具合から三度はないだろうと思う物の… 一度か二度かは流石に素人判断じゃ難しく首をかしげる。 水をかけ終った所でこちらも顔を上げ…]
…いや。アレで粘るのはかなり難しかったと思います。 一応舞台袖で見てましたけど、 実績出してる占いが当たっちゃったらほぼ詰みですし…
[それに、相手を攻撃するヒューはあまり見たくない。 最も、それは個人的な思いなので口には出さなかった。]
・・・どうせなら、奢りとか無しで何処かに遊びに行きませんか? そっちの方が、かっこいい先輩いろいろ見れそうですし。
[頬の赤みに気が付いて、少し嬉しくなりながら言う。 デートになるか前段階かは、その日が来るまで分からない…]
(132) foxjump 2014/03/11(Tue) 23時頃
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…セシル。ボク、ボクね。
… たぶん、どっか安全なところにいて、 後で…… 聞く方が、もっと、ずっと
……くるしいんだ。
[困って、笑う。]
(133) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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……。
[掃除の最中に水晶玉を見つけた。台を設置して、祈ってみる]
……。
[ため息。自分のことはやはり占えない。そういうものだった]
(134) marimo 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[安心できない。守られていてほしい。と言ったセシルの言葉を反芻する。ロビンに咎められた行動も、少し頭を過ぎって、下がり眉がさらに下がった。
ただ、でも。]
……どうしても、だめ?
傍で、守りたいって、助けになりたい。って、 … できることをしたい、って
そういう気持ち、ボク、 …すぐに、手放せないよ、セシル……
[譲れない希望は、どうしたってあって。 それで、セシルをみたまま、 ぐっと奥歯を噛んで、食い下がった。]
(135) miseki 2014/03/11(Tue) 23時頃
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[アオイの眉がみるみる下がって 困ったように笑うのを、セシルもまた辛そうに見詰める。
言葉にする前からそう言うだろうと、予想していた。 ただ大人しく家で待っているだけの子ではない。 正義感と優しい心を持った強い子だと知っている。
だから、今アオイに言っていることは 完全なるセシルの我儘なのだと、自覚があった。]
うん────
[だから、たった一言答えるのにも時間を要した。
たった一言、頷いて。 それでもまだ、伝えきるには足りなくて、言葉を続ける。]
(136) hana 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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でも、 でもアオイ。
僕は狩人になる道しか選べない──選ばないし そうなったら、 ずっとアオイの側にはいられない、かもしれない。
────それは、わかってる?
[本当は、自分の手で守ってやりたい。 だけどそれが出来ない。
そんな苦渋の滲む、呻くような言葉だった。]
(137) hana 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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いいえ。 わたくしの優しさが無条件に伝わってしまうのは、 何においても仕方のないことだとしても、 先程の指示だけは、あなたの言葉としておいて。
なぜなら――
[深く息を吸い込んで、胸元で手を二回打つ]
だれか、だれかシェフを呼んで!
[そして目を伏せてナプキンで口元を拭いて待つ。 (※尚、これは“家から取り寄せた”フルーツタルトである) お褒めの言葉とともに名前を尋ね、覚えておきますわ、と。 先の指示は、これでシェフが感涙してしまった場合にも、ロビンからしっかりと伝えて貰えることだろう。 スージーが伝えるのは、タルトが美味しかったこと。それだけ。 直接余計な事は言わないつもりだ。]
(138) gekonra 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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アオイが、僕の手の届かない危険なところに行くこと。
────────僕は、何よりも、それが怖いんだ。
(139) hana 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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何を呆けていますのよ。
[口をちょっぴり尖らせる。 ――せっかく才能があるのに。 長く己の能力に関して、迷い続けていたスージーには、羨ましく映る。]
……
[自分についてを語るロビンを、珍しげに宝石のような瞳がみつめる。『一択』、その意味に気づいて、だんだん、スージーの顔が、赤くなっていく。]
(140) gekonra 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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[赤くなった顔が、下をむく。 大きく目をひらいて、ぱちぱちと瞬く。]
――……。
[そうしていながらも、ほんのりと赤い耳には、ロビンの声しか届いていない。 背後で、打ち上げ花火が、大輪を咲かせていようとも。]
(141) gekonra 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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あ あのね。……ロビン。
いいですこと?
わたくし、世界一の占い師になるんですのよ。 だからあなたにも…… 世界一のわたくしだけの執事でいて貰う必要がありますの。 怖気づく気がないなら、 その為には、なんでも手に入れなさい。
…… 他の人に、命がけになんてなっちゃ、ダメなんだからね。
[そろそろと片手が、ロビンの手に伸びて、触れた。]
(142) gekonra 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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[膝に両手を当てて、息を整える。 グラウンドをひと通り回ってみても、シノンの姿は掴めない。 荷物が置いたままなのは確認した]
くそっ ……アオイの隠れてる場所ならなんとなくわかんだけどなあ! 校舎ん中、か?
[暗闇の中に屹立する校舎、靴箱の位置すらもカイルにとっては知らない情報だ。何もわからないまま、ただ駆けていく。 唯一の心当たりに向かって。 シノンがいつもいる場所は――あそこしかない]
(143) asta_jan 2014/03/11(Tue) 23時半頃
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――センパイ?
[少し自信なさげに。 教室――黒魔術研究部室の扉に手をかける。 黒魔術研究部の部室は部の特色のせいか、入り口に謎のモニュメントがあり、そして部室から光が漏れないようにされている。 引き戸がカラカラと音を立てると同時に洩れる光に安堵の息をつきながら――扉を開け放った。 透き通った瞳で、水晶球を覗きこむシノンの姿は神秘的で――静謐で、吸い込まれるような引力があった]
(144) asta_jan 2014/03/12(Wed) 00時頃
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かしこましました…ところでお嬢様。今からシェフをお呼びになられると、おそらく来るのは深夜ごろとなりましょう。 夜更かしは美貌の大敵。もし世界中の人々を虜にするお嬢様の美貌に毛筋ほどのかげりでもみえましたら、シェフが切腹してしまいかねませんので今回はお控えくださいませ。
[手早くケーキをいれていた皿やフォークを片付けながら無表情で懇願>>138する。 それでもというならば呼ぶわけだが、とりあえずヘリの手配から始まることだろう」
(145) S.K 2014/03/12(Wed) 00時頃
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|
[赤くなって俯くお嬢様>>140>>141 空では大輪の花が咲いている音が聞こえながらもそちらに視線を向けることなく。 唯一人の人>>142の声を聞き逃すことありえない]
(146) S.K 2014/03/12(Wed) 00時頃
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[艶美な唇から薔薇の吐息とともに漏れ出る潜められた旋律は心地よく響きとなって胸を打つ。 普段表情を変えない自分が、笑みを浮かべているのだと自覚しているからだ]
……かしこまりました。お嬢様。
[余計な装飾語などなく。ただ望むままに諾と返事を返し、深々とした一礼の変わりに白磁のように美しく柔らかい手を壊れないようにそっと握った]
(147) S.K 2014/03/12(Wed) 00時頃
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― 黒魔術研究部 部室 ―
[そこは漆黒の空間なのだが、今日は、窓の外から月明かりが入っている。その空間は、侵入者に少しざわめきを起こした>>144]
……。カイルくん。 どうしたの? こんなところまで……。
[水晶玉から顔を上げる。水晶玉を直しながら、シノンは言った]
……アオイさんの……そばに、居なくていいの?
[窓の外に体を向けて、振り向きながら、問う声は*小さかった*]
(148) marimo 2014/03/12(Wed) 00時頃
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|
─── セシルが、狩人になる、ってこと、 絶対だって決めてるのは、知ってるよ。
[それは、アオイにすれば──だからこそ、余計にだ。 元々の夢ではあれど、セシルが狩人になると決めたからこそ、父親の反対も押し切って狩人コースを目指してきたのだから。]
……うん。 違うところで…危険な目に、 あっちゃうかも。ってことも…
手が、届かないかも、ってことも───
(149) miseki 2014/03/12(Wed) 00時頃
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セシルが、……
… いなくなっちゃうかも、ってことも、 わかってた、とは言えないけど、
… 覚悟は、しなきゃ。って、思った、かな
[呼吸と共に、微かに肩が震える。 セシルが、いなくなるかもしれないってこと。それは、今回で、わかったことのひとつだ。 狩人を目指すなら、どうしたって、消えない可能性だと、 はっきり、つきつけられた。]
(150) miseki 2014/03/12(Wed) 00時頃
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[ただ、苦い苦いセシルの声と比べれば、アオイの声は整理をするようで、たびたび立ち止まることはあっても、捩れたり濁ることはなかった。
──けれど、]
………
[セシルが、どこかに行くのではなくて。 ──自分が、どこかに行くのが怖いのだと。 そう言われて、声が止まってしまった。]
(151) miseki 2014/03/12(Wed) 00時頃
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[月明かりに照らされて――ぬばたまの瞳でシノンが見上げてくる。何もかも見通すようなその瞳が、カイルを射抜いた]
や、その―― どうしたのかなって。
[如何を問われて、常の潔さとはまた違った姿を露わにされる。さすがに足りないことに気が付き、カイルは慌てて言葉を継ぎ足した]
い、いやあほら、急にいなくなっちゃうもんだから! あんな訓練もありましたしその―― 消えちゃったらヤダな、って、ははは、そんなわけないっスよね!
[未知の世界――黒魔術研究部の部室、シノンの世界、箱庭ともいえるこの場所に、カイルは初めて足を踏み入れる。少し、おっかなびっくりと]
でも――なんで、アオイ? あいつぁー多分シルキスセンパイ辺りとでも話してますよ。 それに、おれは――
[その先は言葉にならなかった。保留されていることを思い出してか、カイルはははっと小さく笑った**]
(152) asta_jan 2014/03/12(Wed) 00時頃
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…〜 ずるい。
[黙って、悩んで、膝の上で両方の拳をあわせて、全身に、むっ と力が入って──、それで。 だんっと、セシルとの間に手が突かれた。]
そんなの、ずるい……!
[身体の向きを変える。]
(153) miseki 2014/03/12(Wed) 00時半頃
|
|
そんな、そんなの……そんないい方ずるいよ! だって、…っだって、
セシルを怖がらせるようなこと、 〜そんなのしたいわけない、のに、…っ [下がり眉を寄せて、眦だけをつりあげる。]
(154) miseki 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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|
ないよ。ないけど、
でも、
〜〜〜自分は、どっかにいっちゃうかも しれないぞって、そういうのに、
…… ボクには、〜〜なにもするなっていうの?
[声の、言葉の勢いが弱まる。 かわりに、じわりと目に涙が浮かんだ。]
(155) miseki 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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|
[つぶらな瞳が透明な水で滲む。 それをセシルは綺麗だと思った。
長い指が、夜を掬い上げるように持ち上がり アオイの頬に伸びた。
途切れたアオイの言葉に割り込むテノール。]
アオイが僕の知らないところで傷つくことが 僕は許せない──。
[我儘と知っていて、 揺らぐように言葉を止めたアオイに 付け込むような言葉を投げる。]
(156) hana 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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|
[狡い──と、 繰り返された言葉に唇を歪めた。]
…───うん、知ってる。
[自分が、世間の印象よりはずっと狡いということ。
友達関係にすら簡単に順位を付けられてしまうほど 利己的な側面があるということ。]
(157) hana 2014/03/12(Wed) 00時半頃
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|
あらそう? わたくしは別段、深夜でも……
……けれど、そうですわね。 できないというのなら、 わたくしが、屋敷に戻ってからお伝えすればいいだけのこと。 たしかにこれほど腕のいいシェフに、切腹されては、我が家にとっての損失、ひいては人類にとっての損失といえましょう。
[できないというなら――何気なくも、危うげな言葉である。>>145]
(158) gekonra 2014/03/12(Wed) 01時頃
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|
[――かしこまりました。 端的な、心地よく聞き慣れたロビンの返事。 装飾は、彼の手が、スージーの手を、包み込むように優しく握る……それだけで、十二分だ。 下を向いていた顔をあげる。] !
[椅子に座ったまま、見上げた執事の表情が、一見冷たく見える普段のものではなく、微笑んでいることに、主人であるスージーは、目を丸くする。 それも束の間のことだ。すぐに、つられたように目尻が嬉しそうに下がり、唇が柔らかく笑みの形に弧を描く。 控えめに、笑い声をたてた。]
ロビン。 顔をもっと近くで見せなさい。
(159) gekonra 2014/03/12(Wed) 01時頃
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[盛り上がり、今にも零れ落ちそうな雫を親指の腹で拭う。 拭い切れない雫がアオイの頬を伝い落ち──]
アオイは──……、わかってないんだ。
[それを見たセシルは、アオイの細い頤に指を掛けて 自分の方に引き寄せると、涙の痕の残る頬に]
……──────僕がどれくらいアオイのことを、
[羽毛で触れるように、唇で触れた。]
(160) hana 2014/03/12(Wed) 01時頃
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────────愛しているか。
(161) hana 2014/03/12(Wed) 01時頃
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…はい。お嬢様。失礼いたします。
[上品に笑うお嬢様の命>>159に従う。 子供の頃からずっとそばにいて、可愛いから美しいへと変化していった過程さえも見続けてきたお嬢様の顔が視界いっぱいに広がる]
(162) S.K 2014/03/12(Wed) 01時半頃
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[ロビンの視界を専有しながら、長い睫毛を、瞬く。>>162 息がかかるかというほど、顔と顔が近づいている。 ぱちりと開いた大きな目が、瞳の宝石が、ロビンの薄い色の瞳を覗き込み、悪戯っぽく細められたかと思うと――ロビンの顔に、白磁のように滑らかな手が、近づいた。 ロビンから眼鏡をうばって、スージーは椅子から立ち上がる。]
借りておきますの!
[逃げるように少し離れて、一度背を向け、振り向いた。 昔から目はいい方だけれど、試しに眼鏡をかけてみて]
花火!とってきますわ!
[ロビンの眼鏡をかけたまま、スージーは、手持ち花火をとりにいった。 生徒から貰い火をして、花火で遊び始めたころには、さすがに眼鏡は返してもらえるだろう。**]
(163) gekonra 2014/03/12(Wed) 01時半頃
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セシルは、フフッ
hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[目端の雫を落とさないように、これ以上視界が滲んで、 セシルの顔が見えなくならないように、目の奥に力を込める。]
…〜っ 無茶するところが心配なら、治す、 治すようにする。ひとりで突っ走ったりしないように、 ちゃんと回りのことも見るようにする……!
[自分の身を顧みなかった事には追い目があって、 だから。できるとは言い返せなかった。]
〜〜だから、だから、だから…っ
[大丈夫だよ。とは言えず、ただ、だから。と言葉を繰るしかできなかった。 ──大丈夫だよ、と、そう言えない事に、自分の未熟さにも、足りなさにも、涙が勝手に浮いてくる。]
(164) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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…だから…っ
[頬に、セシルの手が触れて、形のよい指先に、 透き通った、半円の雫が乗せられた。
先への努力を口にすることしかできない。 その歯がゆさに、唇が震えてしまう。]
…〜〜〜っ
[セシルを睨むようにも、見上げている瞳から、 つ、 と頬を一筋に涙が流れ落ちて、 言葉を重ねる代わりに、訴えるようにセシルの服を掴んだ。
──少女らしい丸みを残した頤に、指が触れる。]
(165) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[ふ と、近づいたセシルの背で、月光が遮られた。]
… え
[頬に微かに吐息がかかる。丸くなったアオイの目から、 雫が丸みを保ったままこぼれた。セシルの声以外の音が、 まるで何かに遮られたように、ざあっと遠くなった。]
(166) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[耳の傍で、セシルのテノールが響く。前を見たまま、セシルの胸元の服を掴んでいた手から力が抜けて、はたりと下に落ちた。]
わか……
[からかわれるときとは、なんだか、空気が違っていて、 声が出なくなってしまった。そのまま全身から力が抜けてしまいかけて、──理由もわからないまま怖い、と思った。心臓だけが、捕まれたようで、勝手に早鐘をうっている。]
(167) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[目をまるくして、風景をみひらいた目に映しながら、思う。]
…──────。
[時間が、止まっちゃったみたいだ。]
(168) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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そ…
[でも。頬に触れた感触と、傍にあるヒトの体温に、ゆっくりと言われた言葉が言葉として理解される。]
そんなの
[かろうじて、認識した言葉を、これまでの関係性に当てはめる。 それで、なんとか、声が出せた。]
(169) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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そんなの、ボクだって、
[家族のようなヒトだ。大切な兄だ。]
……セシルのことが、 大事だ…
[愛情だというのなら、そうなのだろう。──守りたい、傷ついてほしくない。そう思う。そう願う。だから、言われていることはわかる。わかるけれど。]
(170) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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同じだよ。 同じじゃないか。
[気持ちは、きっと同じか、負けないぐらいなのに。 ──なのに、一年の差のせいか。この掌が小さいせいか。 自分が、未熟すぎるせいでか。
ただ、みていなければいけないというのか。]
(171) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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アオイ───
[耳許で、囁く声がアオイの声を遮る。]
(172) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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〜… ひどい。
[──気持ちは、わかるけれど。わかってしまうけれど。走り出すための足を、掴むための手を、まとめで縛られてしまったようだ。]
そんなの、勝手だ……
(173) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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ひどいよ、セシル……
[ただただ、前だけを見たまま、言葉と雫を零す。]
だって、見てるだけの方が、ずっと 痛いって ボク、さっき、そう 言ったじゃないか……
[堪えていた涙が、言葉と共にぱたぱたと落ちていく。
これ以上、どうやって反抗していいのか、 ──よく、わからなかった。]
(174) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[宝石のような瞳>>163を見れば、視界だけではなく意識を全て奪われてしまうような錯覚に陥っていたとき、目の端に白磁の腕が伸びるのを捉え]
かしこまりました。火傷せぬようにお気をつけてください。またメガネをかけたことでの遠近感の変化がでます。足元をお気を付けください。
[椅子から立ち上がるお嬢様とぶつからないようにすっと身を引いてから一礼。 内心ではお嬢様は悪戯好きだ。と思いながら、ぼやけた視界は標のように尾を引く、月光を満たしたブロンドを追って、ゆっくりと歩き始めた**]
(175) S.K 2014/03/12(Wed) 02時頃
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… [──名前を呼ばれて、声だけが止まった。前を見ていた、 薄く、明るいブラウンがかかった視線が、セシルを見る。]
(176) miseki 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[わかっているようでわかっていないアオイの言葉を遮って、 アオイのすべすべの肌から手を離す。
身を引いて、アオイの目を覗き込む。 月光のように真っ直ぐに注がれる視線。
その時のセシルは、きっと今までアオイが見たこともない 男の──ヒューの言葉を借りるなら、狼の──目をしていた。]
アオイはわかってないよ。
仕方ないけど──…。
[アオイが見ていたのは、セシルの背中で だからセシルがどんな目でアオイを見ていたのか、 アオイは気付いていない。]
(177) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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[ずっと言葉にせずに来て この先も言葉にするつもりはなかったのに ──見えてしまったから。
悩んでいるアオイを放って、 誰かを探しまわるカイルを見てしまったから。
やっぱり、任せられないと思ってしまった。]
(178) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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アオイは全然わかってない。
僕はアオイが思ってるより ずっと自分勝手で酷いやつだよ?
[言えば、さっき以上に怯えさせてしまうだろう。
だけどもう止められない。 せめて、少しでも和らぐように──、クスリと笑った。]
だから言うね。
妹としてじゃなくて、 僕はアオイのこと、一人の女の子として───好きだよ。
(179) hana 2014/03/12(Wed) 02時頃
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セシルは、スージーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
hana 2014/03/12(Wed) 02時半頃
セシルは、僕も楽しいwwwwwwwwwwwwwwwwwwおやすみ** wwwwwwwww
hana 2014/03/12(Wed) 03時頃
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[セシルの手が、柔らかな頬から離れていく。ぽたぽた雫を落とす目のまま、セシルの顔を見て、] >>177
そ、んな
[身体が離れて──わかっていない。と言われた言葉に、そんなことはない。と答えかける。セシルのことが、大事な──
──家族"だって。
その気持ちにだけは、自信があったから。言葉の出だしだけは早かった。
──けれど、]
こと… な───…、
[ちゃんと、自信があったのに。初めてみるセシルの表情を見たら、射抜くみたいな目を見たら、言葉が途中で詰まってしまった。]
(180) miseki 2014/03/12(Wed) 05時半頃
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[はっきりした声が、全然、と言い切る>>179。]
…… っ… ?
[射止めるような、射竦めるような、セシルの視線に、 びく。と驚いた子猫のように、身体が小さく跳ねた。]
(181) miseki 2014/03/12(Wed) 05時半頃
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[クス。とセシルの強い視線が、見た事のない──幼馴染の兄ではない、男のヒトの顔に、笑みが乗せられる。]
…〜〜で、も
[自分勝手で、酷い奴だ。と、言われてみたところで、 すくに、納得はできなかった。ひどい。とそうなじった後でさえ、 兄として慕ってきたセシルの姿の印象は色濃く刻まれている。
── あんまりに長く、一緒にいすぎたのかもしれなかった。]
(182) miseki 2014/03/12(Wed) 05時半頃
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[真っ直ぐなまま、笑み色を乗せられたその視線は、 さながら柔らかな雲間から注ぐ一筋の光のようだ。
──妹としてじゃなくて。]
… 女の子、と、し…て…
[好き。
そう、はっきりと、真っ直ぐに告げられた気持ちに、 セシルを見上げている瞳が揺れた。]
(183) miseki 2014/03/12(Wed) 06時頃
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[たどたどしく、言われた言葉を声がなぞる。 怖いって感情よりも、驚きとか、戸惑いの方が強かった。]
…す、き…
[──── だって、 はじめて言われた。そんなこと。]
(184) miseki 2014/03/12(Wed) 06時頃
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[間が開く。何をどう言ったらいいんだかわからなくて、 瞳のゆれが強くなる。]
き… っ、
[半ば固まったまま、一音で詰まる声、]
きゅうに、いわれ、 ても …っ
わ、 、 わかんないよ……
[ただでさえ、どう反論していいのかわからなくなっていたのに。 異性としての好きだと──狩人になるのは、駄目なんだろうか。]
(185) miseki 2014/03/12(Wed) 06時半頃
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[何がどうしてだめになるのか、その答え合わせをしたくても 世界がひっくりかえったことの整理すら、 まだおぼついていないような状態で困り果てる。]
… …〜〜〜〜〜
[そんなに、すぐに意識を切り替えられない。 混乱したまま、眉を下げた。]
(186) miseki 2014/03/12(Wed) 06時半頃
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アオイは、不意に、ぎくりと身体を硬くした。
miseki 2014/03/12(Wed) 06時半頃
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…、─────
[ふっと。──考えが過ぎってしまったらあとは一瞬だった。 黒い蛇みたいなざわつく感情が、足先から全身を覆いつくした。]
(187) miseki 2014/03/12(Wed) 06時半頃
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[射竦められたわけじゃあなくて、僅かに見開いたアオイの目が、さっと暗く陰った。]
… ぁ …
[──口元が動いて、喉がなって、 けれど、掠れた声しか出ない。]
(188) miseki 2014/03/12(Wed) 06時半頃
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[見開いた瞳がくらりと揺れる。]
…っ、…
[手が、はっとしたように喉を押えて、 ──こっちをみてるセシルの目と、かちり。 視線が、あってしまった]
…あ、── ボ… ク、……っ
[喉を押える力がぐっと強まって、たいして寒くもないのに、 パーカーをひっかけただけの細い肩が震えた。]
(189) miseki 2014/03/12(Wed) 07時頃
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…っ、
[息が詰まった。咄嗟にせり上がってくる声を殺す。]
っ、 …〜〜ぅ、…っ、
[どうして──そんなバカな事を思ってしまったんだろう。 罪悪感で目が眩む。]
〜〜〜〜っ っ、…〜〜〜っ!
[こんなときに他の誰かだったら、なんて。 そんなことを考えただなんて ──今、自分に向きあって言葉をくれた セシルにたいして随分過ぎる。]
(190) miseki 2014/03/12(Wed) 07時頃
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[なんて、なんて、馬鹿なんだろう。 自分で自分を殴りたい気持ちで一杯だった。]
ご… め…
[泣きそうに顔を歪めて、セシルの顔を見上げた。 ──ひどいことをしたのは自分で、だから、泣いていいわけなんてあるはずなくて、それで。
*たったの二音を紡ぐのが、そのときの、精一杯だった*]
(191) miseki 2014/03/12(Wed) 07時半頃
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[ジリヤの言葉にまた唸る。 >>132]
うぅう……む。そうだといいなぁ。 たまには「一つのイベントが完全に終わるまで」 って、記録を立てたいとこだな。
[彼が物心ついてからというものの、イベントの度に擦り傷切り傷打撲火傷……なにかしら【記念傷】とでもいうような怪我をしてきたものだ。]
い、いやそうは言ってもな……。
……〜〜あー!うん! 良いって言われてんのに俺がうじうじ言っても仕方ないな!!
[顔をパンと張って、少し吹っ切れた表情になる。言外に、ジリヤが何か言いたいのは判った。解ったから……自分が言いたいことを堰き止めずにだすのは"不公平"だという、彼なりの心遣い。話を切る。]
―― え。 ぁ……あーと……それなら、それで、うん。
じゃ、じゃあ、連絡先でも?
(192) orivia 2014/03/12(Wed) 09時頃
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[視線を外したまま、目がグルングルン泳ぐ。 何か言いたかった。けれど、今度は言葉が出てこない。
携帯を取り出す手もガチガチだ。
こういうのはセシルの領分だ。なんで自分が。 ……なんて煩悶しつつ。 そんな折に大きな音が背後から]
う、わ。 あいつら結構でかいのも買ってきてたのか。
[呆れたように、そして楽しげに。 彼の感情表現はいつも純粋で、今も打ち上げ花火に目を輝かせている。 地面に視線を下ろせば手持ち花火や線香花火。各自好き好きに花火を楽しんでいた。]
……ジリヤも花火やりに行くか? 時期外れだけど、こういうお祭りには花火だよな。
[緊張する場面から離れられるか、と。ちょっと息を抜きながらの提案。 でも、自分の網は暴風の如き肉食原人達と気遣いのできる菜食先生達の力で空っぽだ。]
(193) orivia 2014/03/12(Wed) 09時頃
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セシルは、時間掛かるかもしれないから寝てくれても……!
hana 2014/03/13(Thu) 02時半頃
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[子猫みたいに細い肩を跳ねさせるところも 果物みたいな唇でたどたどしく言葉をなぞるところも どちらも、今までアオイが見せたことのない表情。
それをさせたのが自分だということに 愉悦──を覚えてしまうけれど、 さすがに、そこまでは顔には出さず、 鈍感なアオイに言葉の意味が染みこむまで、沈黙を守る。]
(194) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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何がわからない?
人を──異性を好きだって気持ちは、わかるよね? アオイ。
[>>196困り果てた様子で眉を下げるアオイに 教え諭すような声で、しかし意地悪な言葉を投げる。]
(195) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[不意に顔を強ばらせ、 ぎくしゃくとした動きで硬直したようになったアオイの 表情の変化──翳りを帯びてゆく瞳をつぶさに眺めていれば、 アオイが何を考えているか、手に取るようにわかる気がした。]
……アオイ
[だから──セシルは、殊更優しい声で、名前を呼んだ。]
(196) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[>>189アオイを見詰める眼差しは、 一瞬前に見せた鋭さが嘘のように優しく いつもアオイを見守って来た“兄”の顔をしていた。
苦しそうに、泣き出すのを堪えて 唇を噛んで嗚咽を殺すアオイの肩に、 楽器を扱う繊細な手指が伸びる。
その指が触れる前に、 切れ切れの謝罪が、さくらんぼめいた唇から零れたけれど──]
(197) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[──そんなことは構わずに、 アオイの、丸みを帯びた華奢な肩を掴み引き寄せた。
絹糸のような髪に指を絡ませ アオイの頭を胸元に抱き寄せ、腕の中に閉じ込める。]
どうして謝るの? 謝るのは僕の方だろ。
僕は だって──…、
アオイが他に好きな人がいるって知ってて アオイに告白しているんだから。
(198) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[少しくらいの抵抗なら容易く封じ込めて アオイの髪を、肩を、背中を撫でて、 優しい声で、流れ星のように言葉を降らす。]
あのね すぐに付き合って欲しいとか言うつもりはないんだ。
僕は、ただ ……僕も、スタート地点に並びたくなっただけで。
(199) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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──そう。
僕もアオイを、 恋人として抱き締めるチャンスが欲しくなったんだ。
[逃げることの出来ない強さで── けれど、決して傷つけることはない優しさで アオイという無垢な小鳥を 両腕で作った鳥籠に閉じ込めながら]
(200) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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アオイ……
僕の── …────幸せの青い小鳥。
(201) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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幼馴染としてじゃなく 兄としてじゃなく
一人の男として、僕をちゃんと見て。
[声に、乞うような響きを乗せて、 アオイの髪に唇を寄せ、囁いた。]
(202) hana 2014/03/13(Thu) 03時頃
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[細い肩に、セシルの指が柔らかく食い込む。 少し身を引いてアオイの表情を窺い]
──僕が、アオイを狩人にしたくない理由が、わかった?
[首を傾けて、瞳を覗きこんで問う。]
(203) hana 2014/03/13(Thu) 03時半頃
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[ヒューの言葉>>192に暫し考え、何かを振り払うように首を振り。 連絡先交換の話が出ると、慌てて携帯を取り出した。]
えと、赤外線で良いんでしょうか?
[ちょっと混乱しているせいか、交換手順に少々悩み。 花火の音>>193に溜息一つ。 …せめて交換後なら良かったのに。 最もそんな事は表情に出さず、くすりと笑ってヒューの手を握る。 幸い今なら網は空。一緒に行くには良い機会。]
それじゃ、ヒュー先輩も一緒に行きましょうか。 丁度焼き終った所みたいですし、そろそろ遊んじゃっていいと思いますし。
[引っ張れるほど力は無いけど、ヒューの手を引き花火の方へ**]
(204) foxjump 2014/03/13(Thu) 03時半頃
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[家族以上に、特別に愛しい小鳥が 危険な場所に羽ばたいて行ってしまったら、 僕はきっと自分を許せないよ──?
そう囁くセシルの声は、 最後まで甘く優しく──そして少しだけ、狡かった。**]
(205) hana 2014/03/13(Thu) 03時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
foxjump 2014/03/13(Thu) 03時半頃
セシルは、ジリヤwwwww お、おはよう……
hana 2014/03/13(Thu) 03時半頃
セシルは、見直さないでwww
hana 2014/03/13(Thu) 04時頃
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え、あ ちょっとジリヤ!?
[手を引かれ、 >>204 慌てて持っていたトングを網の上に放って、負担にならないように同じ歩調で軽く駆け出す。]
(――そういえばジリヤの携帯、電池切れじゃなかったか?) ……後で紙に書いて交換しような。
[ふと、体育倉庫内での出来事を思い出す。 けれど、わざわざ言葉に出すのも無粋だろう。 一緒に花火の元へ向かう時に小さくジリヤに伝えた。]
お、線香花火結構残ってるな。
[……あれだけ派手な花火に目を輝かせておいて、本人がやるとなると小さく地味な線香花火を取る当たりに人柄が見えてくる。]
ん〜……ジリヤはどれにする?
[立ち位置は、皆の喧騒が程よく見渡せる場所――近すぎず、離れすぎず。 ウェストポーチからジッポライターを取り出して、何時でもやれるぞ。と小さく笑って線香花火を物色する。]
(206) orivia 2014/03/13(Thu) 09時半頃
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― 黒魔術研究部 ―
……。どうもしない……わ。 そうね……。ゎたしは……消えない。 大丈夫よ。
[カイルが足を踏み入れると、部室の壁がきしむ音を立てた>>152]
……。 ……とても……楽しそうだった。 ……アオイちゃん。
(207) marimo 2014/03/13(Thu) 10時頃
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[>>195 諭すみたいな言葉に、揺れる目のまま言葉をなくす。 その声は、音の並びは、厳しくも静かに背を押してくれるときの、 音律に似ていて、アオイの思考を容易に答えへと導く。]
…〜、……っ
[そう、誰かを特別に好きになるってことなら、 よく知ってる。]
(208) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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( カイル────── )
(209) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[迷子になりかけた思考に道を示してくれるみたいな、 そんなセシルの問いかけを受けて]
…、〜っ、……
[──カイルの顔ばかりが、余計はっきり浮かんでしまった。 串刺しにされたみたいに動けない。]
(210) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[セシルのことが、大事だ。その気持ちに嘘はない。 10年以上積み上げてきたこれまでの気持ちは、 確かなものとして、今だって手に取れる。
──けど。だから]
…〜〜〜〜…!
[その、兄の声だからこそ。他の誰かだったらなんてことを考えた自分が許せなくて、声は殺せても視界が滲んでしまうのを耐えきれなかった。]
(211) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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… 、だ、っ……〜
[音のない泣き声ばかりを零していた喉が、漸く開く。 >>197 見上げた先には見慣れた兄の表情があって、 小さく首を振るしかできなかった。]
だ、 って、 今、話してるの、 …セシル、なのに、〜〜ボク
[罪悪感が膨れて、胸の中を黒く塗りつぶす。
今までなら頭の上に置かれていたセシルの手が、 肩を掴んで、──身体が前に引かれた。]
(212) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[どうして謝るの。と、あやすように問われて、喉を押えた手が少しだけ外して、途切れがちの声でもどうにかごめんなさい、と謝ろうとして──けれど、最後まで言い終える前に、 セシルの声が先へと続いて 、…え と小さく声が漏れた。]
…し、って…?
[今までなら頭の上に置かれていたセシルの手が肩を掴んでいて──そのまま、ぎゅっと抱きしめられる。 あ、と思う間もなにもなく、セシルの腕の中に囚われてしまった。]
(213) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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( … 知っ、…… ?)
[言われた台詞に声が止まる。話したことはなかったはずだ。 セシルなら気づいていたとしても、おかしくはないと思えはしたけれど、でも、知られてるとは──思っていなくて。]
… っ っっ
[ビックリと衝撃で、一瞬だけ頭の中が真っ白になった。 少しして──頬や肩で、セシルのしなやかな身体を感じられる、 今の状態に はっとしてあわてて身体を捩った。]
(214) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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〜ま、っ まって、 まって
[うろたえて、顔をみたくて身体を離そうと、 セシルの胸元に手をつく。]
〜〜まってっ
[でも、ぜんぜん、まるでびくともしなかった。 すっかり、捕まっちゃうんじゃないかって。 そう思って怖いのに、目の前にいるのはアオイにとっては兄のセシルでもあって、それで、強く押し返すことができなかった。]
(215) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[頭を撫でるんじゃあなくてセシルの指は、髪を梳いていく。 掌が背を、肩を、あやすみたいにぽんぽんと叩くんじゃなくて かたちを確かめるように撫でていく。]
〜〜〜っセシルってば
[ヘンな焦燥感ばっかりが募って、 こぶしでセシルの胸元を叩く。]
〜〜〜 ま、まってよぉぉっ
[だって、そうだ。さっきのアレが家族としてじゃないなら。 特別だって言うなら。ちゃんと言わなきゃいけない。]
(216) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[これが、告白だというなら、言わなきゃいけない。 だって、カイルを思う気持ちが、
──どうしたって好きだ、って気持ちが、
まだ、ここにあるんだ。]
(217) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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だめ、だめだ。 待ってよ、セシル……っ
[だから、セシルをそういう風にはみれない、って、 そう──言わなきゃいけないはずだった。]
〜〜だって、ボクは、…っ
[──だけど。]
(218) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[それは、セシルお得意の先回りだったんだろうか。
だけど。]
〜〜〜〜〜っ
[すぐに付き合って欲しいとかいうつもりはない。って、そう言われてしまって、身体を離そうとしていた手が下に落ちた。]
(219) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[スタートラインに並びたかっただけ、と、 そう言われてしまって──
何をどう、だめだと言っていいのか、
わからなくなってしまった。]
(220) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[だって。
好きなひとに、好きになって欲しいって。
自分だってずっとずっと、 ただ、それだけを────想ってきたんだ。]
(221) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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…、…〜〜っ
[傍にいるのも。じゃれあうみたいに話すのも。 冗談みたいにして触れるのも、全部ダメなら、 もう。そんなの── 一緒にいられないのとおんなじだ。]
……っ、……っ
[そんなのは──]
(222) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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…っ〜〜〜〜〜っ
[──嫌だと思ってしまった。]
(223) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[自分が我侭なことをしているくせに、 他人には我慢しろだなんてこと、どうしていえるんだろう。]
…〜っ
(224) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[泣きそうになる。混乱してるときに、笑い飛ばしてくれるカイルは、だけどここにはいなくって。
もしも──ほんとに、どうしたらって聞けてたら、 なにか違っただろうか。
そう、想ったけれど、]
( …〜、俺にきくなって言われるだけかなあ )
[あのノーデリカシーがやりそうな返事を思い描いて、 どうしようもなくて─── 笑ってしまった。]
〜、っ
[おかしいのかなんなのか。勝手に溢れてくる涙が、セシルの服を濡らしてしまって、 額で、セシルの胸板を押して俯く。]
(225) miseki 2014/03/13(Thu) 15時頃
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[セシルの優しい声は、カイルのそれとはぜんぜん違う。 きっと、セシルは──大事に、守ってくれる。
泣いたり、傷ついたりすることなんて、
きっと、なくなる。]
(226) miseki 2014/03/13(Thu) 15時半頃
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[ 僕の── …────幸せの青い小鳥。]
(227) miseki 2014/03/13(Thu) 15時半頃
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[甘やかな囁きに、どこか切ない懇願に。 鳥籠の外へと逃れようとしていた雛鳥の羽ばたきが止む。]
……セシル……
[肩からパーカーがするりと落ちた。 身体が離されるその動きに抵抗する力ははいらなくて、セシルの手で支えられるまま、首だけを動かしてセシルを見上げた。]
(228) miseki 2014/03/13(Thu) 15時半頃
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[夜空を背景にするセシルは真剣そのものに見えて、 すぐに、声がでなかった。]
……ボク、 …
[泣いてしまいそうな声を呑み込んで、 狩人の鳥籠の中で、アオイは弱ったように笑った。]
(229) miseki 2014/03/13(Thu) 15時半頃
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… ずるい。
[>>205 弱り笑いを残したままで、小さく呟いた。 自分を許せない。と、そう言われてしまえば、 ──躊躇うとわかっていて言うのだ。この幼馴染は。]
(230) miseki 2014/03/13(Thu) 15時半頃
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… セシルは、…
[セシルの瞳をまっすぐ見たまま、言われたことを、 ゆっくりと思い返すように、 アオイは雫の残る瞳の色を深くした。]
(231) miseki 2014/03/13(Thu) 15時半頃
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ボクが、傷つくのが、 …こわいんだね。
[>>203 問いへの答えを出すのに、ゆっくりと深呼吸して、 ずるい言い方に──迷わされないように、 ひとつひとつを、確かめてくみたいに言葉にする*。]
(232) miseki 2014/03/13(Thu) 15時半頃
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[震える声も、詰まって苦しそうな吐息も、 泣きそうな顔も、零れ落ちた涙も、 ひとつも見逃さないように──目で、肌で、感じて。
今、アオイが感じているであろう葛藤も、逡巡も、苦悩も、 そうなるだろうとわかっていて言葉にすることを選んだのだから 目を背けずに、全てを受け止め、アオイを包み込む。]
(233) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[弱り切った雛鳥の笑み>>229に、 やっぱり感じる、針の先ほどの──黒い優越感。
──きっと、アオイにこんな顔をさせたのは僕が初めてで アオイのこんな顔は、僕以外誰も知らない。
──カイルでさえ、きっと知らない。]
(234) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[弱々しく詰る声>>230にさえ 肌を撫でて抜けてゆく春風の甘やかさを感じてしまい アオイの肩を支える指に 力を込めてしまいそうになるのを堪えた。
肯定も否定もせず、 口角を綺麗に上げた、女子生徒に騒がれる笑みを見せ アオイの言葉の続きを待つ。]
(235) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
|
|
……うん。
[>>231前置きの呼び掛けに、ただ頷く。
その時の、アオイを見詰める眼差しはやはり兄のように優しく けれどひたむきで、貫くような男の熱さも孕んでいた。]
(236) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
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[深呼吸の後の、確かめるような声音に]
────、
[セシルは一度目を丸くした後、 クスリと笑って、頬に刻まれたえくぼを深くした。]
(237) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
|
|
[アオイの目尻に残る水滴を 今度は指でなく、ジャケットの袖口でそっと吸い取らせ──]
──── そうだよ。
[微笑んだまま、アオイの言葉を肯定する。
セシルの瞳は、 その先に続く、アオイの言葉を待っているようでもあった。*]
(238) hana 2014/03/13(Thu) 16時半頃
|
|
……、…
[今、言葉にするべきことを選ぶのに、少しだけ迷いながら、 世界中で知ってるだれより、綺麗だと思えるセシルの笑顔に、 すこしだけ、眉を下げて笑った。]
〜〜びっくりだよ。
[御伽噺に出てくる王子様みたいなヒトなのに。 こんなに、真っ直ぐ自分を見てくれてるのが、 ちょっと信じられないぐらいだ。 改めて思うと、なんだかちょっと照れてしまう。]
(239) miseki 2014/03/13(Thu) 17時半頃
|
|
[でも、まっすぐ見返すその目の中に──今。 自分がいるのは、疑ったらダメだと思った。
一瞬、セシルの目が丸くなったときだけ、 それにちょっとだけへろりと笑った。]
…〜うん。
[一歩、前へ進むためのといかけに、 はっきりと応じてくれたセシルに、 そっか。と、それを、ひきとるように頷いた。]
(240) miseki 2014/03/13(Thu) 17時半頃
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|
〜〜 あのね、セシル。
[下を向いてしまわないように、顎の下側に力をこめて、 できるだけまっすぐ、ちゃんと──セシルを見られるように、 ゆらゆらしてたアオイの瞳が、前を向いた。]
(241) miseki 2014/03/13(Thu) 17時半頃
|
|
…、そりゃ、ボクは… そそっかしいし、あわてものだしさ
泣いたり、転んだり、 ぶつかったりも… …… しょっちゅうするけど。
[事実は事実として、それを認めて、続きの言葉を紡ぐ。]
(242) miseki 2014/03/13(Thu) 17時半頃
|
|
泣いて、傷ついて、
…それでも、…そこから立ち上がって、 もういっかい、走るのじゃ… だめなのかな。
(243) miseki 2014/03/13(Thu) 17時半頃
|
|
[未熟な翼で追いかけてきた道だけれど、 望んで目指した空だった。怖いことも、痛いことも、 辛いこともあるのは知っているけど──許されるなら。 まだ、自分の力で飛んでいたいとそう思う。
でも。]
〜〜セシルを……不安にさせたいわけじゃ、ないんだよ…
[でも。鳥籠を、飛び出すための鍵が、 見つからないでいる。]
…
[だから、そこで、一度言葉を区切って。 扉が開くのをじっと待つみたいに、 ──凝らすみたいに、セシルを見止めた*。]
(244) miseki 2014/03/13(Thu) 18時頃
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|
[>>239照れ笑うアオイの額を 緩く握った拳の関節で、コツンとやる。]
────鈍感。
(245) hana 2014/03/13(Thu) 18時頃
|
|
うん
[真っ直ぐに見上げて来た眼差しを受け止めて]
うん ──うん。
[自分の危うさを認めて口にする一言一言を 否定してはやらずに、正直に頷く。]
(246) hana 2014/03/13(Thu) 18時頃
|
|
────────……。
(247) hana 2014/03/13(Thu) 18時頃
|
|
[目を逸らさずに、じっとアオイを視界に捕えたまま 長い沈黙を経て──]
泣いて、ぶつかって ……転んだ先に、鋭い爪が待ち構えてる。
そういう世界に、アオイは踏み込もうとしてる。
(248) hana 2014/03/13(Thu) 18時頃
|
|
僕に、それを黙って見ていろって言うの?
[月と星の煌きを背負って、 綺麗な──綺麗な笑顔のまま、 セシルは容赦なく言葉のナイフを振り下ろす。]
(249) hana 2014/03/13(Thu) 18時頃
|
|
たった一度のミスが命を奪うこともあり得る。 そういう世界を、僕達は目指してる。
一歩間違えれば死んでしまうかもしれない。 そんな道を、一度も転ばずに歩き続ける強さと、 それを身につけるだけの覚悟が──…、
……────アオイには、ある?
(250) hana 2014/03/13(Thu) 18時半頃
|
|
[コツ、と叩かれる額を軽く押える。]
…だ、だって、お兄ちゃんみたいなものだって、 お、思ってたんだよ…
[尊敬できる兄すぎて、そういう風に見られてるなんてこと、 ぜんぜん考えてみたこともなかった。]
(251) miseki 2014/03/13(Thu) 19時頃
|
|
…
[ぎゅ、っと、手が拳を握る。沈黙の間も、 セシルから表情は外れないまま]
…… うん。
[一度目、こくりと頷いて>>248、]
(252) miseki 2014/03/13(Thu) 19時頃
|
|
[だけれど、]
──────。
[続く言葉が、ぐさりと刺さる。けど、それでも、 今度は。今だけは泣かずに、ぐっと堪えた。]
(253) miseki 2014/03/13(Thu) 19時頃
|
|
[それでも、それでも。眉間にはしっかり 深い皺が出来てしまったのだけれど。
そうして、綺麗な笑顔を見上げたまま、
痛いくらい奥歯をぎゅっと噛んだ。 息を吸い込む。肩が上下した。]
…──…、うん。 …
[ざっくりと振り下ろされたナイフに突き刺さったまま、 セシルを見たまま、一度だけ、 一度だけ。──見ていて欲しいと頷いたけれど。]
(254) miseki 2014/03/13(Thu) 19時頃
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[必死に、どうにか、鍵のない扉をあけようとするみたいに、 きっと、───お互いにお互いが痛いのがわかっていて、 それでも壁に、そのまま気持ちをぶつけた。
でも、 だけど。]
… 強さ、って────〜〜
(255) miseki 2014/03/13(Thu) 19時頃
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言われると、
[考え考えしてみるけれど。 まだ──上手い答えがみつからなくて。]
……〜わかんない、 や ………。
[ある、と言い切ることもできなくて、そのまま、 しん。と、そこで口を鎖してしまった**。]
(256) miseki 2014/03/13(Thu) 19時頃
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― 黒魔術研究部 ―
そっすよね! いやーおれ何いってんだろ、ハハハハ!
[>>207 センパイの姿が月の光に溶けてしまいそうで。 過ったその思いはうまく言葉にならず、することも出来ず、カイルは頭を掻きながら乾いた笑いで誤魔化そうとした]
んー……、アイツとはいつもあんな感じスからねえ 腐れ縁ってーか、バカやる仲間ってーか、そんな感じで
あっ
まーさーか 妬いてくれちゃったりなんかして! いやー参るなあアハハ、ハハハ、ハハ、ハ……
[少しばかり調子に乗ってみたものの――空気に耐えかねて、笑いが暗闇に霧散していった。 伺うように、シノンに視線を落とす]
(257) asta_jan 2014/03/13(Thu) 19時半頃
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[カイルの笑顔に応えるように、シノンもくすりと寂しげな微笑みを浮かべる]
……そぅね……。嫉妬、なのかな。 でも……本当にアオイちゃんといる時のカイル君は楽しそうで……。 カイル君が、好きって言ってくれたのは、ゎたしを元気付けるためだったかな、とか。
[窓枠を背に、シノンは月光を纏って言った] ここまで……これるかな? この部室で、ゎたし以外のことを思ったら、体が重くなるって……信じる?
[部屋の闇が、ざわめいた]
(258) marimo 2014/03/13(Thu) 22時頃
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え……
[儚げな笑みを浮かべたシノンから零れ落ちた言葉にカイルは虚を突かれ……刹那の時間を置いてゆでダコのように赤く染まった。続けられた言葉に首を振る]
そ、そんなこと! おれは……!
[言葉なんて望んでいない――、濡れて輝く黒の瞳に意思を載せて、カイルを真綿のように締め付けた。 言葉を、唾といっしょに飲み込む。からだのなかを、心臓の鼓動と一緒に、ひとつ音が流れた。 一歩、踏み出す。
暗がりの中、月の光に向けて――いや、月の光を背にした女神に向けて、一歩。 彼の足を引っ張るものはなにもなかった。
だって――かれは、なにもしらないから]
――
[熱病に浮かされたように、瞳に憧れの姿だけを映して、一歩一歩と踏みしめる、そして――]
(259) asta_jan 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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[手が届きそうなほど近くに、辿り着く――]
(260) asta_jan 2014/03/13(Thu) 22時半頃
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[シノンは、動かない。瞳を揺らして、動けないでいる]
……。
[だがもちろん……拒む様子も、無い]
(261) marimo 2014/03/13(Thu) 23時頃
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センパイ
[真っ直ぐに、射抜くように、届けというように。 カイルは一直線でシノンの眼を見つめた。 微かに揺れるその瞳から、かれは何の色も見つけることが出来ない。 それでも]
いま、こうして隣にこれた。 それじゃ証明になりませんか。
[手を、差し伸べた。 乾いた、骨ばった、そう大きくもない手のひらを 届けと、いうように]
(262) asta_jan 2014/03/13(Thu) 23時半頃
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[センパイと呼ばれて、びくりと体を震わせた]
ゎからないの……。 好きだなんて言われたことも初めてで、どぅしていいのか、わからない。 いいの? カイル君、本当に、いいの?
[震える手を、伸ばした]
(263) marimo 2014/03/13(Thu) 23時半頃
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[シノンの言葉に、カイルはきょとんとした表情を浮かべた。 非公式にファンクラブを作られるほどの人気を誇る彼女には見合わぬ言葉のように思えた。 けれど――その会則を思い出して。カイルは緊張にほどかれたように、笑顔を見せた]
おれだって、だれかに好き、だなんて言うのなんて、初めてっスよ だから――
[そして、伸ばされた白磁のような手のひらに重ねて、壊さないように、握る]
初めて同士っスね
(264) asta_jan 2014/03/14(Fri) 00時頃
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|
・・・へ? まぁ、分かりましたけど…
[紙に書く>>206理由はよく分からないけど、 よく分からないながら頷いて。 携帯の電池が無い事は、すっかりさっぱり忘れ去っていた。 …充電器を持って来た意味、皆無である。]
偶に間違って持ち手に点火しちゃったりするんですよね。線香花火。 普通の手持ち範囲だと紙が出てる方が点火部位ですから、 つい持ち手の紙に…
[言いながら自分も線香花火を一つ手に取る。 引っ付けたりして遊べるし、線香花火も良い物です… いや、落としちゃったら残念だから引っ付けないけど。]
…まーつーなーれ、柳―なーれー♪
[昔どこかで聞いた唄を口ずさみつつ、隣にならんで線香花火。 唄の続きは思い出せないけど、落とさないようにじーっとしてた。]
(265) foxjump 2014/03/14(Fri) 00時頃
|
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ーーザァっ……ーー
[少年の手が少女の手を守るように包んだ時、月が風を窓を越えて吹き込ませた]
そう、だね。 一緒だね……。
[月を背に微笑むシノンの目からは涙が落ちる]
消えないでと言ってくれたの、嬉しかった。 カイル君が、狩人になってくれたら、いい、ね。
[ようやく、微笑みじゃない笑顔を見せた]
(266) marimo 2014/03/14(Fri) 00時頃
|
|
へへっ
[シノンの笑顔につられて照れたように、微笑んだ。ヒューの言う狩人コースのことを思い返す。そして自分の望みも。 だとするなら――]
じゃあ―― センパイだけの狩人、ってとこっスかね?
[握った手に、力を込めた]
(267) asta_jan 2014/03/14(Fri) 00時半頃
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セシルは、へへっ
hana 2014/03/14(Fri) 00時半頃
セシルは、若さ…………いや、青さと言い換えてもいい。
hana 2014/03/14(Fri) 00時半頃
セシルは、家まであと15分!
hana 2014/03/14(Fri) 00時半頃
|
……。そぅね。 狩人に、なって欲しい、な。
[手を握る。窓から背を離した]
ここだと、何もないから……。 パーティーに、降りよぅか。
(268) marimo 2014/03/14(Fri) 00時半頃
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|
……はい。
えっと――このままで、いいっスか?
[手を握ったまま――お互いの接合部を見比べて。 伺うように、シノを見た]
(269) asta_jan 2014/03/14(Fri) 00時半頃
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ぅん。このままが、いいわ。
[頷く。迷いさえ消えたなら、部室のざわめきはいつの間にか消えていた]
ぃきましょう。
[静かに、だが軽やかに、二人は部室を後にする]
(270) marimo 2014/03/14(Fri) 01時頃
|
|
[カメラワークが二人の背を写したまま引いて行く
やがてシノンが片付けたはずの水晶玉ごしに二人を映す
その像がぼやける。次に映ったとき、カイルのそばに居るのはーー]
*シノンルート ノーマルエンド*
(271) marimo 2014/03/14(Fri) 01時頃
|
|
ふふっ。
[頷き、笑い合う。 二人の初めての記憶を、少しずつ紡いでいく。 手を引き、手を引かれ、月明かりに照らされて。 お互いの歩幅をゆっくりとすり合わせながら、校舎の外へと歩みを進める。 喧騒が聞こえてくる。ああ、ロケット花火をしようとしていたんだっけ。 未来は杳として知れず、二人の手のひらは未だ儚く繋がれているだけ――]
(272) asta_jan 2014/03/14(Fri) 01時頃
|
|
嫌だ──って。 無理だって言ったら、どうする?
[一歩、決意に近付いた少女に 兄だった男は尚も言い募る。]
(273) hana 2014/03/14(Fri) 01時半頃
|
|
[本当は縛る力なんてないただの我儘が まだ未熟な、自分の背を追い続けて来た雛鳥にとっては 物理的な枷以上の拘束力を持っていることを知っている。
けれども]
(────だからこそ)
[危険に満ちた空へ羽ばたき飛び立とうとするのなら、 その枷を、自分の力で壊して行けなければ安心出来ない。]
(274) hana 2014/03/14(Fri) 01時半頃
|
|
教えてよ、アオイ。
──アオイは、狩人になって何を護りたい。
狩人になりたい理由は、父親への憧憬? それとも僕の模倣?
[──まさか、違うよね。
柔らかくも鋭い言葉の爪で アオイの心を──その奥のアオイの真意を抉り出そうとする。]
(275) hana 2014/03/14(Fri) 01時半頃
|
|
アオイを心配する家族や、 誰よりもアオイを大切に想う僕の手を振り切って。
そうまでして───…、 …───っ
[しかし、言葉の途中で、 一度セシルの言葉は途切れた。]
(276) hana 2014/03/14(Fri) 01時半頃
|
|
[不意に、アオイの二の腕を掴み、 強引に引き寄せると、アオイの頬を自分の胸へと押し付けた。]
────……、
[まるで、視界を塞ぐように しっかりとアオイの後頭部を押さえて]
狩人になって護りたいものは───…… 何?
[努めて冷静な声で、続きを口にした。]
(277) hana 2014/03/14(Fri) 01時半頃
|
|
[遠く──アオイの背後に見える校舎から、
シノンと手を繋いでこちらに歩いて来る、少年が見えた───*]
(278) hana 2014/03/14(Fri) 01時半頃
|
|
[朝礼台の上についた手がぎゅっと拳をつくる。 嫌だ。とセシルの言葉に、血管を通る血が 痛みを潜り抜けてすっと透明になってくみたいだった。]
…っ
[嫌だ。とその言葉に、唇を噛む。 セシルの痛みを思って、瞳が揺れるけれど、
でも。]
(279) miseki 2014/03/14(Fri) 02時半頃
|
|
セシル。ボクは。 …セシルを傷つけることなっても、 それでも、ボクは……
狩人に、なりたい って、言うよ。
[傷つけるかもしれないと思いながら、 自分の望みを言葉に乗せる。]
(280) miseki 2014/03/14(Fri) 02時半頃
|
|
ここで折れたら、ボクはきっと、 …走れなくなって、泳げなくなって、
そのまま、沈んじゃう。
… なんにも、できなくなっちゃいそうだ。
[今までの自分ですら、なくなってしまうんじゃないか。って。 それも──なんだか、怖くて、嫌だった。]
(281) miseki 2014/03/14(Fri) 02時半頃
|
|
[理由は。とセシルの声が問う。 その言葉に一度、ゆっくりと瞬いて、 アオイは目を開けた。]
ボクが、…──っ!?
[──守りたいのは。問いに答えようとする途中で、ぐいと強引に身体が引き寄せられた。いままでに無い強さで捕えられて、視界がふさがる。]
(282) miseki 2014/03/14(Fri) 02時半頃
|
|
[驚きはあったけれど、それよりもセシルの声が真剣で、だから 行動の理由を問う言葉は出てこなかった。]
ボクが、護りたい、のは……
[自分の胸内に問いかける。塞がれた視界の中で、 脳裏にいくつかの姿と、声が思い描かれた。]
(283) miseki 2014/03/14(Fri) 02時半頃
|
|
[見えたのは、ひとりだけの姿じゃなかった。
そこには高い高い、真っ青な空が広がっていて、
その下に、遠くに前をいく父と母の背中があって 立ち止まってこっちを見てるセシルや、 ヒューがころげそうになりながらジリヤを伴って 追いついてくる姿や、スージーやロビンが 相変わらずの調子で歩いてたり、 レティーシャが鉄棒の上にひょいと座っていたりした。
クラスメイトたちの楽しげな声がする。]
(284) miseki 2014/03/14(Fri) 03時頃
|
|
[まばゆくて、一瞬ですぎてしまう──毎日の風景。 おーい、とシノン先輩の傍から、 はらがたつくらい無邪気に手を振るカイル姿が見えて、
──その顔が、のんきに明るく笑っていて。
それで。ああ。って思った。]
(285) miseki 2014/03/14(Fri) 03時頃
|
|
ボクが、…ボクが…護りたいのはね。 …セシル、
… みんなの、笑ってる顔だ…
[泣いてもいいから。傷ついてもいいから。 そのあとにでもいいから──笑っていてほしい。]
(286) miseki 2014/03/14(Fri) 03時頃
|
|
… 痛い思いを、させちゃうかもだけど、…
[セシルが、視界を塞いでいるから、 他の風景は見えなくて、 言葉だけをひとつひとつ音にする。]
… ボク、ボクが走れなくなると ちょっと困るんだ
[抵抗はせずに、肩を落として、小さく笑う。]
(287) miseki 2014/03/14(Fri) 03時頃
|
|
…〜カイル、足だけは速いんだもん。、
[少しだけ拗ねたようにそう言って、]
ボクね、…カイルの傍で、 … ちゃんと笑っていられるようで、…いたいんだ。
[塞がれた視界の中。 小さな目標を、口にした*。]
(288) miseki 2014/03/14(Fri) 03時頃
|
|
[走れなくても、泳げなくても、 歩けなくても、一人で呼吸さえ出来なくてもいい──と思う。
アオイが沈まぬようにずっと支え続ける手はここにある。
今まで考えたこともなかったけれど アオイが望むなら、狩人になる道を諦めて、 アオイの側に居続けたっていい──のかも、しれない。
だけどそれは──言葉にはしない想い。]
(289) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
[ゆっくりとした足取りで、どこかはにかんだような顔で 近付いて来る少年を睨むように見据えたセシルの腕の中、 よちよち歩きの幼い雛鳥に等しかった少女が、 一つの答え>>286に行き着く瞬間が訪れる。
大人への過渡期にあるまだ薄い胸板に阻まれて 呼吸もままならない狭い空間に、 少女の声が直接振動として伝わって来る。]
(290) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
[小鳥の羽を毟りたいわけじゃない。 空の見えない水底に沈めてしまいたいわけじゃない。
だから──アオイにとって残酷な事実を突きつけて 大事な人に順位を付けさせて、 大人の狡いやり方で、無理にでも成長を促した。
無垢なだけの小鳥を空に放つのが怖くて、 少女の純粋さを汚してしまうのが──少しの罪悪感。]
(291) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
だったら───…
[もっと強くなりなよ──。
そう、続けようとして]
……────っ
[少女が口にした名前に、唇を噛んだ。]
(292) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
どうしても──…カイルじゃなきゃ、駄目?
[耳触りの良いテノールに煩悶を滲ませて、尋く。
尋いてから────後悔した。]
(293) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
[近付いて来る二人の結ばれた手は、 きっと少女を傷つけるのに、 どうしたらそれから少女を守ってやれるのかわからずに、焦る。]
アオイ────……
[珍しく混乱して、両手でアオイの肩を掴む。]
(294) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
ごめん──
[アオイの耳許に、声は幽かに届くか。]
(295) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
[グラウンドの砂を踏む二つの足音が、ごく間近に迫った。
──瞬間、 セシルはアオイの顎を指先で掬い上げ 避けることの出来ない素早さで、 薄桃色の果実に己のそれを重ねた。]
──────。
(296) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
[朝礼台の上に、 重なる青年と少女の影が 月灯りにくっきりと浮かび上がった───**]
(297) hana 2014/03/14(Fri) 03時半頃
|
|
[青空の下にみた景色を自分の手で叶えるには、 まだまだ翼も、手も幼くて頼りない。
それは、自分でも判っていて。 けれど、譲れずに口にした答えだ。]
…───
[ただ、顔が見えなくて、ちゃんと伝わったのかがわからない。 どうにか首を動かそうとするけれど、息苦しいくらいに 強く身体を押えられて、セシルの鼓動の音ばかりが耳に届く。]
(298) miseki 2014/03/14(Fri) 05時頃
|
|
セシル。
[どうしても、とそう言われて、 声の響きに眉をさげた。けれど、]
ごめん… ボク、
どうしても、〜どうしても、
… カイルが好きなんだ。
[消えない気持ちを、今は言わなきゃならない気がして、 垂れ目の下がり眉で笑いながらはっきりと、そう口にする。]
(299) miseki 2014/03/14(Fri) 05時頃
|
|
[そう、確かな気持ちを言葉にして── 肩が掴まれて、身体が離される。]
───…だから、
[どうしても、に、ごめん。と、 そう答えを口にしようとして、 ──それより早く、セシルの謝る声が重なった。]
(300) miseki 2014/03/14(Fri) 05時頃
|
|
[見上げた先から、セシルが屈む。 視界がセシルでいっぱいになって]
〜〜〜っ?
[だから、の続きを続けることができないまま]
(301) miseki 2014/03/14(Fri) 05時頃
|
|
[── 目の前にセシルの顔があって、 起きてることの理解をする前に、思考回路がパンクする。]
…… !!!!?????
[ たぶん。その一瞬だけ、せんぶの時間が 止まってた** ]
(302) miseki 2014/03/14(Fri) 05時頃
|
|
これ、持っていらして。
[スージーは、花火で遊ぶ生徒のひとりから花火を分けてもらう。 火をつける前の花火二本を、ロビンに持たせた。 もう悪戯に満足したのか、借りていた眼鏡を外す。 眼鏡を持った手を、ロビンの顔へ伸ばし、かけてやると、小さく笑い声をたてて、ひとつ頷いた。]
花火なのに、見えないんじゃいけませんの。
[先程手渡した花火の一本をロビンの手から抜き取って、花火で遊ぶ一団に交じる。 派手目の手持ち花火を生徒たちはまず好んで遊び、線香花火が最後に残った。 どうやらお嬢様のお好みは派手目の花火であるらしく、線香花火は「競争ですわよ!」とロビンにどちらの線香花火が落ちるのかが早いかの勝負をしかけて遊んだ一本で終わった。(スージーの線香花火が早々に落ちてショックを受けているのへ、ロビンが相応の丸め込みを披露し、スージーもそれを気づいたら聞き入れている例の流れとなったのである)]
(303) gekonra 2014/03/14(Fri) 05時頃
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|
ふぁ……
[花火が終わる頃には、怒涛の一日ですっかり疲れ果ててしまったスージーは、口元をほっそりとしたピンク色の指先で覆って、控えめにあくびをする。ダン教諭がネタばらしをする前に、すこし眠ったけれど、足りなかったようだ。]
眠いってわけではありませんの。 わたくし子どもじゃありませんし……
[目をこすりながら、口を尖らせた。うそだ。]
(304) gekonra 2014/03/14(Fri) 05時頃
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[その後は、汗もかいたし肉も焼いたしでシャワー室を借りたスージーが、冷水シャワーを見事に引き当て、悲鳴をあげたり。びっくりしてタオル一枚巻いてシャワー室から慌てて飛びでたり。花も恥じらう乙女のミニマムくしゃみをしたり。シャワーが終わり次第、滑らかな生地の見えそうで見えないネグリジェに着替えたりして、体育館で眠るのは、一番乗りになってしまった。 まだ人のいない体育館で、寝床の準備をロビンがしているうちに、ぽふんとマットに転がる。]
……。
[ジリヤがやっていたのが何故か羨ましくてたまらなかったのが、漸く実現出来て満足をして、スージーは、すぐに夢をみはじめた。 *ロビンとの、子どもの頃、星を眺めた時の夢である。*]
(305) gekonra 2014/03/14(Fri) 05時頃
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