258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が7人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[ 諸々の禍事 罪 穢有らむをば
《もろもろのまがごと つみ けがれをあらんをば》
祓へ給ひ 清め給へと白す事を
《はらへたまひ きよめたまへともうすことを》
聞食せと 恐み恐み白す
《きこしめせと かしこみかしこみもうす》]
幽霊(ユウレイ)とは――
死んだ者が成仏できずに姿を顕したもの。
現世に未練を残した者がなるという。
古くは何かを告知するとき、または要求するときに顕れたといわれていたが、次第に憎悪や復讐のために顕れると言われるようになった。
納棺時に着ていた姿(額烏帽子(ヌカエボシ)に死装束)を連想されることが多いが、これは江戸時代に形作られたものである。
未練を解消すれば成仏するといわれる。
また、ヒトや動物にのりうつるとも伝えられている。
中国語:鬼(gui)
(#0) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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―???:神社拝殿前―
季節外れの曼珠沙華を採った者が六人 好奇か、衝迫か、それとも無知か?
[目の前に出でた者共を、順繰りに指しながら訊ねる。]
『季節外れの曼珠沙華を採ってはならない 幽霊に浚われてしまうから』
迷信だと思い込んでいたのか愚か者が “火のない所に煙は立たぬ”というだろう
[くつり、嗤う。]
(1) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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村の者なら知っていよう 幾年か前に起こった神隠しを
たった一人だけ戻らなかった神隠しを
[最後の鬼の姿を借りたモノは嗤う。]
私はその最後の一人 季節外れの曼珠沙華を採ったせいで、幽霊に浚われた者よ
そして、貴様らは浚われたのだ 声も届かず、助けも来ぬ、この場所へ
[――ようこそ、彼岸へ。 この場への皮肉を込めてそう告げる。]
(2) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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なぁに、気が済めば帰そう
[来たのは六人。帰りも六人。今いるのは七人。 ウツワになる一人だけ、帰れない。という事実は告げずに。]
これから貴様らには童と鬼渡しで遊んで貰う
遊ばずにおるなら結構 いつまで経っても帰れぬだけよ [言外に、拒否権はないと告げて。様子を窺う。*]
(3) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[未練を残し、凝り固まった幽霊。
それらの中でも、負の感情を抱くモノは他の幽霊を喰らい、貪り1つとなり。
いつからか様々な悪感情を発するものとなった。
不安、焦燥、恐怖、憎悪、苦しみ、悲しみ、嫌悪、怒り、不満、悔恨、無念、絶望、空虚、嫉妬、罪悪、劣等感、殺意、執着、孤独、憐憫、怨嗟、憂鬱、害意、敵意、蕭索、復讐…。
様々な幽霊が集まり、1つの負の思念体となった夕顔の中にあるモノは、未練を昇華させるためなのか。
ウツワの中に眠る負の感情と同調し、時に誇大して呼び覚ます。*]
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─どこか─
[ふと目を覚ますと、辺りはとても暗かった。 ただし、ここは外だ。いつものベッドの上でも、屋敷の中でもない。 薄闇の中に、神社の拝殿がぼう、と浮かぶ]
……。
[どこからか、語り掛けてくる声が聞こえてくる。>>1>>2>>3 少女のようなそれは、夕刻に会った子とは別の響きを持つ。 その中で、ひとつだけ切り取ったかのように聞こえた単語があった]
(4) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 00時頃
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鬼渡し
[わたしは横たえていた身体をゆっくりと起こす。 そもそも、今までどこで寝ていたかも定かではないが、背後を振り返っても自分の寝床らしき所はどこにもない]
季節外れの曼殊沙華。 あれは本当に、この遊戯への招待状だったんだね。
[ここは夢の中かもしれないが、わたしの意志は確かに存在する。 語り掛けた口調は、どことなく───楽し気だったかもしれない。**]
(5) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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[たった今、自分は村の道を駆けていた筈だった。 なのにくらり、目の前が暗転したような。 くるりと視界が回ったような。 奇妙な感覚と共にへたりとその場に座り込んで仕舞えば、なぜか神社にたどり着いていた。 辺りには、見知る村の人も、アキくんも。 そうして見知らぬ人も何人か……?]
え…………? なに、あ、えっ……!
[目の前の少女の言葉に、握りしめていた曼珠沙華をパッと手放したがもう遅い。 幽霊だとか、さらわれとか
助けは来ないとか
そんな言葉にカタカタと震え始めその顔色はさあっと青褪める]
(6) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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あ、遊べば帰れる、の? なら早く遊んで帰して? 鬼渡し………?
[早く帰りたい。 じわりと滲む涙をそのままに、帰れるならとその言葉に飛びついて顔を上げる。 しかし耳慣れぬ遊びに、疑問符がそのまま口をついて出ていた]
(7) 2016/11/17(Thu) 00時頃
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お気になさらず。仕事ですからねえ。
[ と伐山さん>>0:125に返事をして、 襖を開けて――ぴしゃり。閉めた後。
何故だかそこは曼珠神社。 目の前には小さな子どもの姿が在る。>>1 ]
…失礼なガキだねえ、他人様を愚か者だなんて。
[ と、一先ず強気な口を叩いては見たものの。 ]
(8) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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エエ、神隠しの話ならさっき人にしたところさ。 それでアンタがその残された一人だってのかい?
…ハッ、幽霊にしちゃ二本足が生えてるみたいだけど。
[ 屋内から屋外へ瞬く間に移動したという事実。 それは明らかに異質。…そして、異常なこと。 ようこそ彼岸へ。何ともはや、皮肉な言葉だろう! ]
気が済めば。…鬼渡しだって? アンタから逃げ切ればいいって言うのかい?
[ 兎も角、話を聞かなければ始まらぬと 喧嘩腰を隠そうともせず、あたしは尋ねる。 自分以外の顔ぶれには未だ目が行かないままで。* ]
(9) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 00時半頃
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うわっと。
[突然立ちくらみがしたと思えば、こてんとその場に転がる。 崖から落ちる・・・・・・! と身構えたが、いつまで経っても浮遊感はやってこない。 恐る恐るその目を開けると、辺りの様子は一変していた。]
え? ええ? どゆこと? あたし今、誰かに声掛けられて。
[今一つ状況が掴めないでいるうちに、有無を言わせぬ圧力を少女から浴びせかけられる事となった。
その表情は、恐怖ではなく困惑。]
あっ、もしかしてドッキリ系? ・・・・・・じゃあ、ないです、よ、ね?
というか、ここどこなのよ。
(10) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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……にしても、なんかなぁ。
[部屋に一人になった所で、盛大にため息ついた。 まさか、迷った挙句に抜けたのが先輩の故郷らしいとか。 さすがに、思ってもみなくって]
……つーか、俺の写真とか送って何しとん、先輩。
[そっちも突っ込みたいがそれはそれ、と。 ディパック挟んだ緋を手に取った時──不意に、視界が真っ暗になった]
…………ぇ?
(11) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[惚けた声は闇に飲まれて。 はっと気づけば、そこは見知らぬ神社]
……んだよ、これ。
[場面転換、急すぎるだろ。 なんて突っ込みを飛ばすより、目の前の子供が話し始める方が早かった。>>1]
………………。
[語られるのは、ほんのついさっき教えてもらった話。 >>2 遊べば帰す──その言葉>>3にこてん、と首を傾げた]
(12) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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……つうか。
選択の余地ないって言わね、それって。
[ぼそっと突っ込んだのは性分故。 そも、この展開からして急すぎて。
選ばせるつもりなんてねぇなこいつ、というのはよくわかった]
……っとに。
[迷った挙句になんだこりゃ、と思いながら。 ついさっきまで話した人が問いかける>>9、それへの答えを黙って待った。*]
(13) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[彼女とて神隠しの話は知らない訳ではない。 子供の頃に聞いた寓話の類はいつまで経っても脳裏に刻み付いたまま、むしろ大人になってから存在感を放ち始めるものだ。
だからといって、ここは江戸時代でもなきゃファンタジーの世界でもない。21世紀の高度情報社会なのだ。 幽霊の類は深夜の墓場や真っ暗なトンネルに出てこそのもの、間違っても唐突に自分の身に降りかかってきては困るのである。]
なんで・・・・・・
[つい今の今まで、今日の夕飯の事を考えていたのに。こんな理不尽な事がある?
辺りを見渡すとほんの数人、見知った顔がある事に気がつく。]
きりやまさん? それに、もしかしてあなたは御門の姉さん?
[一体どういう事情かは知らない。けれども今はまともな人間だけが頼りだ。]
(14) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[怖がらずに、笑みすら浮かべそうな者>>5には、興味深そうにそちらを見るが何も答えず。 青ざめる者>>6の方へと視線を移す。]
ああ、鬼渡しを知らぬか 今では何と言うたか……――そう、『鬼ごっこ』だ
[これならば通じるかと見遣るが、さて。]
(15) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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態々伝えに残してあるのに それに従わず手折る者を、愚か者と呼ばずして何と呼ぶ
[喧嘩腰の者>>8の方を向けば、愉快そうに嗤いながらひたひたと歩く。]
幽霊に足がないとは限らぬ それは固定観念と言う物であろうよ
それに知らぬか? 霊は人に取り憑くのよ
[浚われた子供が死んだと、誰が言った?]
さようさよう、逃げればよい ……逃げ切れるならば、な?
[見物人>>13には目もくれず、挑発には挑発で返そうか。*]
(16) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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先程そちらの者も言うておったが 選択の余地はないとも言うな>>13
何故なら、童も含めて貴様らはここから出られぬからだ 疑うのであらば、そこから出てみよ 出ても戻ってしまう故
[そう言いながら示すは、一面の曼珠沙華が広がる鳥居の外。*]
(17) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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[子供にスルーされたのは特に気にしない。>>16 いや、聞きたい事は周りが聞いてくれてるし、ここで口を挟むとややこしそうだし。
なんて考えていたら]
え? あー……赤羽さん?
[名前を呼ばれて振り返った先には、ここで初めて遭遇した女性の姿。>>14]
ども、さっきぶりです。
[他に言葉が浮かばなくて、とっさに返したのはこんな一言]
なんつーか……なんなんでしょね、これって。
[向こうも似たような心境っぽいかなー、なんて思いつつ。 は、と大きく息を吐いた。*]
(18) 2016/11/17(Thu) 00時半頃
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鬼ごっこ……。
[言い直され>>15合点がいったように鸚鵡返しに呟いた。 しかし周りを見れば大人ばかり。 アキくんは子供だけれど、咳き込んでいたし病気だったような。 これでは自分たちはあまりに不利。 だが、遊んでいれば返してくれるなら。遊びに負けても返してくれるなら]
あ、遊んでいれば、本当に帰してくれるなら……。
[それだけで帰れるなら、なにも心配することはない。 ただ、いつになれば解放されるのか]
出られない……?
[それでも、脚にまとわりつくような違和への恐怖は変わらない。 一面の赤が広がる向こうを示されても>>17 恐ろしくて足が言うことを聞かず、ただ其方を見遣る]
こ、怖いこと、しない………?*
(19) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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出てみよって、出たところであそこはどこなのよー。
[碌でもない事に巻き込まれてしまった。はてさて、どうしたものか。 よくよく考えてみれば、あの女の子の言う事だって本当かどうか怪しいじゃないか。]
本当に、なんなんでしょうね。科学の限界を実感したってのだけは、事実だと思うねえ。
[困ったように前髪を掻き上げる。 どうすりゃいい? どうすればいい?]
(20) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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よく言うよ、手折らぬ者が無ければ …アンタの言い方で言えば「愚か者」がいなけりゃ アンタと遊んでくれる人間だってだぁれもいないんだろ?
遊んで欲しいからあたしらを此処へ呼び出した癖に。 呼び出しといて愚かも何もあったもんじゃない。
[ あたしの物言いには動じず。>>16 見た目と実際のところの年齢は合致しないらしい。 その不遜な態度に更に苛立ちを募らせつつ言い返す。 ]
へえ、じゃあアンタはその子そのものじゃなくて その子に取り憑いた幽霊だとでも?…気色の悪い話だ。
[ 吐き捨てるように。言ったら。 覚えのある呼び名>>14が聞こえた。 それと、覚えのある顔も。いくつか。>>13 ]
(21) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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なんだ、伐山様と…みょんこじゃないの。 この兄さんにうちの宿を教えたのはアンタだったのかい。
[ 彼の方>>18も覚えがあるようだし、と みょんこに一応礼を言っておく。 お客様を呼んでくれたのは事実だし。 …こんなところでする話じゃないかもしれないけど。 ]
みょんこまで。アンタ「季節外れの曼珠沙華は〜」って 言い伝えられてること、知ってたでしょうに。
兎も角、災難だねえ。ああ、災難だ。 逃げるったってどこまでかもいつまでかもわかりゃしない。 ……あーあ、あたしゃ、とっとと外に逃げちまいたいくらいだ。
[ だけど、と言葉を継ぐ。 ]
(22) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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「選択の余地はない」んだろ。 こんな性悪なガキの相手をしなくちゃならんとは、世も末さね。
[ 示される鳥居の側を見もせず。 ただ、ひどく動揺している子ども>>19を見ては 少しばかり心が痛んで、目を細めもするさ。 道理のわかる大人なら兎も角、 こんな異常事態は子どもには恐ろしいだろうと。* ]
(23) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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そこまでかよ……。
[ここから出られない、という言葉>>17に、視線を鳥居の先に向ける。 朱の境界の向こうには、どこまでも広がる緋の漣]
……さすがに、限度あるわ。
[いくら好きな花でも、これはちょっと怖すぎる、なんて思いながら]
そっすね……科学とか理屈は超越しちまってる感じ。 考えたら負けっつーか、なんつーか……。
[後ろ頭に手をやって、がじ、と軽く爪を立てた。*]
(24) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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帰してやるとも
[最後の一人にならなければ、とは言わずに。]
青くなっておるくせに異な事を 怖いこと、な>>19
まあ、鳥居を潜っても中に戻ってくるぐらいよ それを怖いこと、に数えるかは貴様次第よの
[出られたとしても、何処へ繋がっておるか知らぬ故に。 何処なのか、という問い>>20には嗤うだけ。]
(25) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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あ、どーも。
[こちらに気付いた御門>>22に、へこ、と頭を下げる。 しかし、啖呵切る様がカッコイイなあ、なんて現実逃避は横に置いて]
取りあえず、このチビ……なのかよくわかんないのにつき合う、と。 他に方法ないみたいっすねぇ……。
[子供相手は嫌いじゃない。 同じレベルで喧嘩したり遊んだりは日常茶飯事だ。 しかし、こういうのはちょっとアレだよな、なんて思うけれど。 他に方法ないなら、やるしかないだろう、なんて。 達観めいたものも、わき上がっていた。**]
(26) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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ご無沙汰で無茶言わないでよ。 桜を折ったって、夜に足を濡らしたって、土用に土仕事したって、三隣亡に家を建てたって何も起こらなかったのにさ。
[この女、ずいぶんと罰当たりである。
それはともかくとして、降りるという選択肢はもはや無さそうだ。分かっていたことなのだけれども。 ここまで来て鬼ごっこだなんて、シュールだなあなんて他人事みたいにぼんやりと思う。]
鬼ごっこって・・・・・・多分、あたしの知っている鬼ごっこで合っているよね。まさか増え鬼だとか言わないよね。
それで。あの、変な女の子と?
[どうにも、現実味の湧かない話である。]
(27) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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[食らい付いてくる者に笑みを深くする。
嗚呼、何て活きの良いウツワの候補か。]
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だって! あ、遊んでるだけで帰してくれるなら、アキくん言ってたみたいに、こ、怖い幽霊さんじゃ無いかも、しれないし!
[怖くない、酷いことしない。 きっと直ぐに帰してくれる。 そんな希望の元に声を上げては、震える脚で何とか立ち上がった。 そして、誰も行かないのならば。若しくは誰かとほぼ同時だったか。 おずおずと鳥居に向かい、そっと手を伸ばしてみる。
………………どうやら、膜が張ってある訳ではなさそうで。 このまま素通りして帰れそうな、そんな事も思う。
ぎゅっと目を閉じてえいやっと鳥居を抜けて見れば。
ふわり、一度その姿はかき消えて へたりと先ほどの場所に座り込み、一層青ざめて震える姿があった。
どこかで逃げられると期待していて裏切られた、この異常事態を確り把握せざるを得なかったがゆえに]**
(28) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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[苛立たしそうな者>>21には嗤う。 次のウツワがほしいだけ。遊ぶのはそのついでにすぎず。]
霊に気色悪いは褒め言葉よ ヒトではないと認められたようなもの故な
[啖呵を切ってみせる様>>23は、何ともまあ。]
そこまで言ってみせるとは 其程までに、あちらに未練があるのか?
ならば、童と気が合いそうよの
[未練があるから幽霊であるわけで。 否定されるだろうとは思いつつも、そう可笑しそうに。**]
(29) 2016/11/17(Thu) 01時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 01時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 01時半頃
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[鳥居を出ようとした知らない女の子がいつの間にか元の場所へと戻ってくる>>28その様子にあっと息を飲む。]
嘘・・・・・・
[何さ、何さ、あたしが何をしたのさ。どうしてこんな訳の分からない。 幽霊だって元は人だろうに。
あたしだって、未練、未練、未練? あたしはここに、何しに来た?
伏し目がちに思いを巡らせるその感情は、恐ろしさか、それとも?]
(30) 2016/11/17(Thu) 01時半頃
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やってやろうじゃないか。
(31) 2016/11/17(Thu) 01時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 01時半頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 01時半頃
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わざわざこんな場所にまで連れ込んだんだ。その気になればなんとでもできるでしょ。それをわざわざこんなまどろっこしいやり方をしてくれてんるじゃないの。
[にっと笑うその様子は開き直ったように見えたか。一体何を思う? それでも彼女は運命を感じざるをえなかった。
締まりの無い表情、どこか弱気な風が見え隠れしていたその瞳に、猟奇的な色が灯る。]
この中距離最速ランナー赤羽美夜子様をなめるんじゃないよ。
[知り合い? 子供? 知った事ではない。**]
(32) 2016/11/17(Thu) 01時半頃
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[ねんねん
おころり おねむり
よいこ ]
(33) 2016/11/17(Thu) 02時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 07時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 07時半頃
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やだ……… やだやだ、お家帰りたい…… おかーさん……
[堪えきれずに涙が溢れてくる。 ぐすぐすと耳障りが良いとは決して言えない音が漏れた。 両手の拳で目を擦り、ひぐ、えぐ、としやくり上げる。 こんな時ばかりは脳裏に浮かぶ母親は笑顔で、自分を何の抵抗もなく受け入れて
くれれば、良いのに。
グッと嗚咽を堪えれば唇が富士山の形に、顎には梅干しめいた皺が浮かぶ。 ポケットから取り出したキャラクターもののハンカチで涙を拭きながらよろよろと立ち上がった]
(34) 2016/11/17(Thu) 08時頃
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あそ、ばな、きゃ………
[おかあさんおかあさんおかあさん お願いだから私の心配して欲しい だけど今はそれよりも何よりも おかあさんにぎゅっとしてほしかった
それには帰らないと 帰るためには遊ばないと ねえ おかあさん 帰ったら 私だけをぎゅっと抱きしめてよ 私だってちよこ嫌いじゃないよ でも、でも、寂しいよ
お願いだから私のことぎゅっとして?]
(35) 2016/11/17(Thu) 08時頃
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[鬼は誰か、きっと幽霊のあの子。 そう言えば名前も知らない]
………あなたが、さいしょの鬼? お名前は? 私は、………来島祥子。 祥子、でいーよ……?
[遊ぶのに名前も聞かないのは不思議だと、子供なりの理論で名前を尋ねつつ始めの鬼は誰か、聞いた]**
(36) 2016/11/17(Thu) 08時頃
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安心せよ、増えはせぬ やるのは正当な鬼渡し>>27
[鳥居を潜ったはずの者>>28は、再び同じ場所へ戻り座り込んだ。 そちらへひたりひたりと近付いて]
これでわかったろう? 貴様らはここから出られぬよ
[泣く子を屈んで覗き込み。 やがて決意したような声が前から>>35も別から>>31も聞こえれば、面の下で笑む。]
その言葉、徒にならねばよいがの>>32
[くすくす、嗤って。]
(37) 2016/11/17(Thu) 08時半頃
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童の名か ……夕顔、と名乗っておこうかの
[霊に名はないために。 今のような逢魔が時に咲く花と同じ、ウツワの名を名乗る>>36。**]
(38) 2016/11/17(Thu) 08時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 08時半頃
……しかしまあ、怖くない幽霊とは
[夕顔に取り憑いてる時点で、守護霊のような善霊であるはずなのだが。]
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[なんという事でしょう。脱衣所の暖簾を潜ればそこは……神社でした。 逆上せかけて湯から上がり、持ってきていた別の服に着替える。その僅かな時間で大規模な地殻変動でも起こったのでしょうか。そんなわけがないね。乾かし損ねた髪が首に落とす露、その冷たさが妙追い打ちを掛けるようにぬるぅりと這うもんだから目の前の光景が夢でないと言い渡されるかのよう]
……マンジュ、
[マンジュウじゃなかったのかなんて思う余裕はあっただろうか。それとも思考は未だ逃げ出したままなのか。目の前の幼子の告げる言葉は耳に届いているのに、理解が全く追いつかない。 だって、そうだろう。空想はあくまで空想で、現実にはありえないから楽しめるのだ。現実にはないから、絵本の中に閉じ込めてそれを享受するんだ。だから、そう、
–––––こわい]
(39) 2016/11/17(Thu) 09時頃
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[遅れて背を這う冷ややかさは首を伝う水のそれではない。ちがう、ぼくはあの花をとってなんかいない、と。そう言葉にする前に続く言葉、鬼渡しへの誘い。遊ばざればいつまで経っても帰れぬ、だけ。 ……意味がわからない。幽霊は、ゴーストは何かしらの未練や目的を持って世に顕現するものだと思っていたけれど、だけどこの霊が遊びたがっているだなんてそうそう思えなくて。頭によぎるのは切り抜いた新聞記事の一節。
『最後に鬼だったという、一人の少女の行方は未だ知れず』
そっか、この子が、そして、だからこそ。 鬼渡し、鬼私。鬼はつまり、ワタシ、です。
……鳥居を抜けた子供はそのままこちらに返ってきた。不可思議な現象を目の当たりにすれば今度こそ夢じゃないかと考えるけど、頬の内側を噛んだ痛みがそうじゃないと教えてくれて]
……い、やだ……。
[ぽつり、ようやく声を出せれば蟠っていた恐怖心がぶわりと体を満たして奥歯を震わせて。掴んでいたキャリーバッグは縋る柱にすらならないからたたらを踏んだ]
(40) 2016/11/17(Thu) 09時頃
|
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[帰りたいだなんて思うほど家に居心地の良さを感じていたわけではない。だけど今ばかりはとても家に帰りたくて、……帰りたい、じゃない。ここから出られないのはいやだ。知らないところでただ何かを待つのはいやだ。 啖呵を切るおもんさんの声も、どこか楽しげな男の子の声も、火のついたような女性の声も、青ざめた耳から抜けていくだけだ。
故郷にも幽霊話は沢山沢山あったけれど、どれも一つも好きじゃない。理不尽に人を襲い、気紛れにそれを殺す奴だって確かに居るんだ。遊ぶ、と言ってもそれで終わるの?本当に?]
………………ッ!!
[喉が渇いて、唾を飲むのも出来なかった。夕顔、と名乗る幽霊が視線を外した瞬間、 ……土を踏む音だけが伝わってくる。キャリーを持ち上げて駆け出していた。
どこか、どこかへ。少なくとも彼女の目の届かないところへ]
(41) 2016/11/17(Thu) 09時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 09時半頃
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……っつーか。 女はつぇぇ、ってか、なんてか……。
[もう一つ、こわい、という言葉を口にしなかった俺、多分、えらい。 そんな気分になったのは仕方ないだろう。 啖呵切る御門も、宣言する赤羽も気合入りまくってるし。 青ざめながら、それでもやる気を見せた少女も]
……適応、早すぎんだろ。
[適応、という意味では、楽し気な声を上げた少年も、と言えそうだが。 なんて考えてたら]
あ。
[キャリー持ち上げ、駆けだす姿が見えた]
(42) 2016/11/17(Thu) 10時頃
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……ある意味、ふつーっちゃふつーだよな。
[なんて、分析してる自分も大概アレと言えるだろうが。 なんてのは置いておくことにして]
ま、状況はわかった。 ……なんつーか、幽霊とガチで遊ぶっつーのも、早々できるモンじゃねーし。 やってやりましょ?
[へらっと笑う……けれど、本音は違う。 まだまだ、やりたい事は山ほどある──今はようやく、夢への手がかり掴んだところなのだから。 こんな所で捕まっているわけにはいかない。**]
(43) 2016/11/17(Thu) 10時頃
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[駆けて、……しかしどこへ?隠れる場所は随所にあるけれど逃げる場所なんてあるんだろうか?神社拝殿の裏を通り、中殿と本殿の間に着いたところで座り込んだ。体力が無いのもあるけれど、喉が渇いて仕方が無いんだ。 キャリーバッグからペットボトルの水を取り出そうとして……びく、と背中が跳ねた。
––––––––赤が。
あの時首を落とした曼珠沙華が入っていることを忘れていたから。自分で入れたくせに、どこへ行っても見られているような気がして汗がひとつ。 そろぅりペットボトルだけを抜いて、またキャリーを閉めた。花弁を棄てる気にならなかったのは手折った罪悪感から。
……うん。水を飲んだら少しだけ落ち着いたかもしれない。まだ指先は震えているけれど、さっきほどじゃない。 ぎゅう、と膝を抱えて縮こまる。……ただ怖いだけなのに]**
(44) 2016/11/17(Thu) 11時半頃
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[ 此方は厄介事に巻き込まれただけだもの。 性悪なガキ…もとい幽霊の目的なんか知るもんか。>>29 ]
ええ、ええ、幾らでも褒めてやりますともさ。 硝子の瓶の口を捩じ切って曲げたような性格しやがってさ。
冗談はよし子さんだよ。 アンタと一緒にされるほどあたしは落ちぶれちゃあいない。
[ 依然として言葉は強いけれど、 熱し易く冷め易い頭はそろそろ冷静になってきていた。 ]
それじゃ、とっとと始めようじゃないか。 アンタの云う「鬼渡し」を。
[ 言えば、童の横を過ぎて境内の奥へ。 鬼渡しは兎にも角にも逃げないことには始まらないもの。 ]
(45) 2016/11/17(Thu) 11時半頃
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[ その前に。はた。と足を止める。 駆け去った彼>>41には声はかけられなかったけれど もうひとりの"お客様"はまだそこにいたから。>>26 ]
ええと、伐山様? アンタもこんなことに巻き込まれて災難だったねえ。
大分冷静みたいだから今言っとくよ。 …亜沙華に帰れたら、色々聞きたいことがあるんだ。 だからさ、あんなガキに捕まらずに逃げ切ろうね。それじゃ!
[ 彼の心までは読めないから表面に映るもの>>43だけ口にして 約束もまた、口だけ。今は先のことなんて何一つわからない。 捨てるように言い残したら止めた足を動かしてその場を去る。 ]
(46) 2016/11/17(Thu) 11時半頃
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[ さく、さくと荒れた境内の横を過ぎて、 暗い色合いの裏の森まで入っていけば 賽銭箱の方に居た面々からは見えなくなっただろう。 ]
…冗談じゃないよ。 なんであたしがこんなことに巻き込まれなきゃいけないんだ そりゃあヘンな手紙を見たときは浚われたっていいって そう思ったことだってあったけど、それでも。ねえ。
将来性がないってこういう意味じゃあないだろう? ああ…災難だ……それにさ、あたしってば 着物じゃないか。こんなので駆けて逃げろってのかい。 はだけて走ったって五歳のガキにすらかけっこじゃ負けるよ
[ ぶつぶつ ぶつぶつと。 不安ゆえに溢れ出す囁き声が止まらない。 口では啖呵を切ったって、敬い言葉を取り繕えない程度には 痛いほど自覚できるくらい、あたしは今……動揺している。 ]
(47) 2016/11/17(Thu) 11時半頃
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[ 掻揚げた髪も、着物も、 それに室内履きの草履だって、きっと。 此処に連れてこられた誰よりも「逃げる」には不向き。 ]
アア嫌だ嫌だ。 あたしは、あたしはただ"逃げ"たかっただけなのに。
あいつがあたしのとこからいなくなった現実から逃げたかった。 ただただそれだけだったのに。どうして、…どうして。
[ さく、さくと。 踏み鳴らす下草は腰ほどまでの高さ。 薄い木漏れ日の明かりも、木々の香りも、 此処ではどこか――嘘臭いようにも感じて。 ]
(48) 2016/11/17(Thu) 11時半頃
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…あたしは、どこへ逃げたかったんだろう。 今は、どこへ逃げたいんだろう。
[ 普段は化粧で隠している素肌みたいに 本当は弱くて脆いホンネがそろりと顔を出す。 誰も見ていないって安堵と、異質な場所への不安から。 ]
…ああ、もうまだるっこい! そんなことぐだぐだ考えたって仕方ないじゃないか。
全部、帰ってからだ。 今は、あたし、此処から逃げる。絶対に帰る。 それだけさ。わかってる。"今"はそれだけ。
[ それもひと呼吸分の間だけ。 弱気な自分は直ぐに鳴りを潜めて、先へ先へと進んでいく。** ]
(49) 2016/11/17(Thu) 11時半頃
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[各々やる気を見せる様に、満足そうな声を出し。]
ならば、改めて規則を言うかの
[性悪だと言って見せた者>>45がまだそこにいたか、駈けていった者>>41の耳に届いていたかは存ざぬが。]
とは言っても、この境内の中を鬼渡しするだけなのだがな 強いて言うなら二つ、禁忌があるがの
(50) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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一つ、他者に大怪我を相手に負わせぬ事 転んだ時の擦り傷、掠り傷はその限りではないがな
[相手を怪我させて逃げられなくしては面白くない。 もし、鋏やカッター、ナイフなどの殺傷能力の高い刃物を持ってきていたなら、消えているだろう。]
二つ、捕まえる時は己の手で捕まえること 物を投げて当てても捕まえたことにはならぬ
[道具を介して捕まえるのが可能になると、物を持たぬ者は不利になるが故。]
以上だな これは童も守らねば為らぬもの故、嘘偽りはないから安心せよ
[そう見渡して。**]
(51) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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─回想─
[あれから。 高台で出会った赤羽さんと少し会話をしてから、屋敷に戻った。その後はいつも通りに家族と夕食を摂る。 この日は発作を起こしてしまったから、少しだけ多くの薬を出されてしまった。 夜は家庭教師から出された課題をこなし、入浴を済ませ、本を読みながら床につく。 再び目を覚ましたら…──いつもと同じ、一日のほとんどをベッドで過ごす朝を迎えるはずだった]
(52) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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─夢の続き?─
[目覚める前の最後の記憶が、床についた場面だったから、こうして神社の境内に居るのも、どこか夢の中にいるような気がしていた。 だから、非日常的な条件を出されても、とくに動揺はなかったし、遊戯への誘いなのだとすれば、期待は高まるというもので]
……。
[辺りを見回すと、見知らぬ少女以外にも何名か居た。 赤羽さんが居た。もうひとり居る大人の女性は、もしかしたら村のどこかで見かけたかもしれない。 あとは大人の男性と、……あれは外国の人かな。滅多にお目にかかれないから、思わず凝視してしまう。 そして、]
(53) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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……祥子さん?
[こんなに早くに再会するとは、やはりここは夢の世界なのかな。 また会いたいと願ったのが見透かされたようで、嬉しいやら面映ゆいような心地がする。 近づいて声をかけようとして、ここでようやく、周囲が喧騒していることに気付く。殺気立ってると言い換えてもいいか]
…───?
[みんなが言ってることはよく分からない。 眠っていたわたしとは違って、現実の続きで来た人がいるなんて知らなくて、───そもそもここはまだ、自分の夢の中では?と思っていたから、周囲の苛立ちがよく理解できなかった]
(54) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[罵倒やら自問自答やら、辺りを右往左往したりと、一人一人が思い思いの過程を経た後で、少しずつ遊戯に参加する決意をしたようだ。 祥子さんもそうしたようで、もうひとりの少女に近付き名乗っている。>>36 わたしもそちらに行くことにした。 そこで、少女の名前を聞く>>38]
…夕顔?古風な名前だね。
[そんな感想を漏らす。古典で読んだ源氏物語の一節を思い出したからだ。(源氏物語は難しすぎて、途中で読むのをやめてしまったけれど) 夕顔の花は知ってるけど、そんな名前の人は曾祖父の代にも居ない気がした。それを胸に秘めてから、自分も名乗る]
わたしは篁明之進、わたしのことは、アキって呼んでいいよ。
[祥子さんの真似をして、最後にそんな風に付け足した。**]
(55) 2016/11/17(Thu) 12時半頃
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[遊戯のルールについては承知したと、夕顔の説明を聞いた後で頷いた。**]
(56) 2016/11/17(Thu) 13時頃
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[外人さんが逃げていく。>>41 その土や砂を蹴る音の激しさにびくんとまた肩が震えた。 それも仕方がないと思う。 鬼渡しだもの、逃げなくちゃ。 それでも遊ぶとき、名前も知らないままは寂しいから]
夕顔ちゃん……ゆうちゃん、だね。 うん、……遊ぼ?
[青ざめているが、声も微かに震えたが、何とかコクリと頷いた。 そして夕顔に背を向けようとして、怪我をさせてはならない、自分の手で捕まえなくてはならないとも聞こえてきた。>>51 そして、呼びかけられたのにも、気付く。>>55]
(57) 2016/11/17(Thu) 13時半頃
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アキ、くん。
[そう言えば彼も、曼珠沙華を持っていたか。 先ほど会ったばかりのお友だち。 その姿を見つけて、でも安心できなくて、キュッと眉根に力がこもる]
逃げよ、鬼渡しは
逃げなくちゃ……遊べない
[でも。風邪をひいていたのか、咳き込んでいた彼がどこまで走っていけるだろう。 それでも。ちゃんと遊ばなくては
……………どうなる?]
(58) 2016/11/17(Thu) 13時半頃
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逃げよ、アキくん………!
[涙を滲ませながら、背を向ける。 カランカランと、水筒とその紐につく留め具が時折ぶつかり合う音が、彼らから遠ざかって行くだろう]**
(59) 2016/11/17(Thu) 13時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 13時半頃
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─遊戯の始まり─
[夕顔に近づいて名乗ると、祥子さんから逃げよう、と促される。>>59]
…逃げる?ああ、そうか。 鬼ごっこって、そういう遊びなんだね。
[幼い頃、近所の子どもたちが鬼ごっこ───それとも隠れんぼといったかな?そうした遊びをしているのを、車の窓から眺めたことがあった。 わたしは当時、病院で診察を受けた帰り道で。 子どもたちがはしゃいで駆け回っているのを見て、隣にいたねえやに聞いたんだ。そうしたら、そんな風に教えてもらったっけ]
今の鬼は……そうか、きみか。
[夕顔を見て、状況を把握する。周りの大人たちも、散り散りになったようだ。祥子さんもどこかへ逃げるらしい]
(60) 2016/11/17(Thu) 14時頃
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[祥子さんとの再会を喜んだのも束の間、またすぐに別々になるとは。おそらく一緒に行動しない方がいいのだろう]
わかった。
[鬼に見つからないように隠れて、捕まらないように逃げなくては。 わたしは踵を返すと、夕顔に背を向けて離れようとする]
…───。
[わたしはようやく、己の体調の変化に気づいた。ここへ来てからずっと、身体が軽い。胸が痛くない。思い切り息を吸って吐いても、一回も咳き込まないなんて! 試しに足を早める。こうすると心臓が破裂しそうにばくばくと音を立てたのに、そんな煩わしさもない]
(61) 2016/11/17(Thu) 14時頃
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[片足ずつ交互に地面を蹴り、思い切り両手を振る。わたしが走ったのはおそらく、……生まれて初めてだ!]
走れる!!
[嬉しくなって、思わず飛び上がって歓声を上げる。そのまま勢いに乗って、境内の角を曲がる。 立ち止まった後の弾む息や、うっすらと滲んだ汗すらも心地よい。 境内を囲う木々を見て、後で木にも登ってみようか、などと企てる。 わたしは身体中に漲る力を実感しながら、意気揚々と遊びに参加した。**]
(62) 2016/11/17(Thu) 14時頃
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[遠くでアキくんの嬉しそうな声が聞こえた。>>62 走れる?ああ、と何故そんなに嬉しそうなのか分かったのは走り続けて少ししてから。 どうしてだか、アキくんの体はこちらでは大丈夫そうだ。 自分の脚には変わりはないけど、また咳き込んで蹲っていては鬼渡しとして成り立たなかったかもしれない。 それは、遊んでいないと思われて、そして、
ぞくり。背筋を嫌なものが走る。 冷水をいきなり服の中に入れられたような。
だから、遊びに加われて良かったと思う。 きっと、みんな一緒に帰れるから。 ゆうちゃんが満足するまで遊べば、]
(63) 2016/11/17(Thu) 15時頃
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[………いつまで?]
(64) 2016/11/17(Thu) 15時頃
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[遊んでいるのに楽しくない。 怖いよ怖い、早く終わらせて帰りたい。 いいよ、今なら悪い子って叱られても良いよ。 お母さんの声が聞きたいよ]
おかあさん………っ
[息を切らして辿り着いたのは旧びた手水舎。 チョロチョロと水が微かに流れる音。 他の人は何処かにいるだろうかと、今の鬼は何処にいるのかと振り返る。
ぐすっ、と、また一つしゃくりあげる音]**
(65) 2016/11/17(Thu) 15時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 15時半頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 16時頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 19時頃
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[始まりはいつだって突然だ。知らない顔がいたって、スタートの合図が無くたって、そこに子供がいるから遊び出す。 それならする事は決まっている。あの頃と何ら変わっちゃいない。]
鉄則そのいち離れるが勝ちってね。
[鬼から考え得る中で最も離れた場所を目指して。美夜子は突き進む。 しばらく進めば、摂社が見えてくる。比較的しっかりとした拝殿で、周囲にいくつも小径を認めることができた。]
(66) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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……っくしゅ!
[どれほどそうしていたか、いつの間にか眠っていてくしゃみで目を覚ました。慌てて空を見れば変わらず夕暮れの色を示している。なはんだ、全然眠っちゃいない。ただの長い瞬きだったんだな!……と、軽いことを考えられる程度には思考が回復していることを知る。 いま、何時だろう。ズボンのポケットを漁ってスマートフォンを取り出したは良いけれど、時間どころか起動すらしねえ。溜息をひとつ吐いてまたそれをポケットへ。
……落ち着いたら一気に力が抜けた。ずぴりと鼻をすすってから腕を伸ばす。夕焼けの炎はここまで届かないからこの薄い色の髪を輝かせはしないだろう。妙に居心地が良いのに横になる気が起きないのはすっかり乾ききった髪がパリパリと首に張り付いているからだろう。
……うん、大丈夫。全然平気じゃないけど、さっきよりはよっぽど大丈夫。追われてはかなわないから今のうちに鬼渡しから逃げ出す方法を––––––
と、駆ける二つの足音が聞こえた。またびくりと肩を震わせ息を潜める。小さな音と軽やかな音が。……そして小さくしゃくりあげる声も。反射的に立ち上がりかけて、……やめた]**
(67) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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鬼に見つかるより先に鬼を見つけろ、だ。
[ここにしよう。
美夜子は建物の床下に忍び込んだ。 こんな場所は例外なくじめじめしているものだが、不思議な事に空気は乾ききっていた。
逃げるだけが能じゃない。子供の頃、ずっとこうやって勝ち続けてきたんだもの。 鬼が入ってくれば逃げればいい。自分の脚なら逃げ切れる。逃げ道も複数確保済みだ。 周りから攻める気ならば鬼から視線を切らさなければいい。脚の運びがこちらからは丸わかりだ。]
(68) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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捕まえられるものなら捕まえてみな。 あたしの走りを見ておくれ。
[怪奇現象なんてまっぴらごめんな自分が何を馬鹿な事をしているのだろう? 理由が自分でも分からない。下手すりゃ楽しさすら感じている。
けれど、なぜだかこうしているのが自分らしいんだ。 なんたって、あたしは──────]
(69) 2016/11/17(Thu) 20時頃
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[曼珠沙華(マンジュシャゲ)とは――
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
9月中旬に花をつける。放射状の赤い花弁が特徴。
よく畦や墓地などに生えている。
鱗茎に毒があるが、水でさらせば除去が可能。そのため救荒食としても用いられた。
墓花、死人花、幽霊花、地獄花、捨子花、狐の松明などなど多種多様な別名がある。
その殆どが縁起の悪いものであるため、凶兆とされることもある。
しかし、仏教の経典から取られた曼珠沙華のように縁起の悪い別名ばかりではない。]
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 21時頃
―回想:曼珠沙華―
[季節外れの曼珠沙華を見つけると、その根を掘っていた。
これはきっと、ヒトならざる者からの授かり物だ。
そう信じて、ありったけの曼珠沙華を採って家へと帰る。
『ねぇねぇ、あねさま』
『お腹空いたでしょう?』
『これを食べましょう?』
『曼珠沙華の根っこ、採ってきたの』
『かか様に教わったの』
『たんと洗えば食べられるって』
お腹を空かせるあねさまのために、一所懸命に掘って、洗ったの。
姉にそう言って。仲良く食べようとした矢先に――――。]
[曼珠沙華さえなければ、あねさまは死なずに済んだのに]
[霊は同じ感情を持つ者に取り憑く。
取り憑かれれば、ウツワとなった者の本心を、あるいは誇大して曝け出す。
夕顔の本心は『あの場所へ帰りたい』
それに取り憑かれた夕顔は、誇大して投影される。]
[あの場所へ帰りたい。例え他者を不幸にしても。*]
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[わたしは、再び走り出した。 鬼から逃げるためではなく、ただ走りたくて身体を動かす。 自分がこんなに速く移動できるなんて、まるで奇跡だ! 嬉しくて舞い上がって、無我夢中に走って、ふと気づく]
…おっと。
[勢いよく次の角を曲がろうとして、慌てて足を止める。 そこを曲がったら、ちょうど境内を一周してしまう。……つまり鬼がいる場所に戻ってしまうところだった]
あぶない、あぶない。
[わたしは踵を返すと、スタート地点から離れる方角へと急いで向かう]
(70) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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[薄暮期の空は、橙色と藍色が半々に混ざっていた。 建物の構造や人影、木立の場所や形状はかろうじて区別できるものの、薄闇に包まれていて見通しはあまりよくない。 わたしは時々目を凝らしながら、周囲を見て身を隠せそうな場所を探す。
木立の傍に立って、上を見た。 さっき、木登りしようかと思ったところだけど、鬼に見つかったら逃げられないではないか。木登りは諦めて、次の方法を考える。
境内に配置された社の数々。 そうだ、床下なんてどうだろう。子どもが身を隠すのには、ちょうど良いのではないか]
(71) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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…よいしょ…。
[身を屈めて、床下に入り込む。 視界が暗がりに覆われる代わりに、土の匂いが強く感じられた。 こんな小さな発見ですら、わたしには初めての体験で思わず心が躍る]
…っと、…あれ?
[そこには人の気配?もしかして、そこには先客が居たのだろうか。 既にこちらに気付いているかもしれないけど、近づいて声をかけてみようか]
(72) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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み〜つけた
[とか言ってみたりして。*]
(73) 2016/11/17(Thu) 21時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2016/11/17(Thu) 22時頃
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[それじゃあ動くか、と。 飛ばされる直前、緋色を手にするために掴んでいたからか、そのまま持ってたディパックを背負い直す。 命と同じくらい大事なカメラバッグ置いてきたのは不覚といえば不覚だけれど]
……そのためにも帰らねーとな。
[そんな決意を固めた所に届いた、声。>>46]
やー、奇遇っすね。 俺も、お話伺いたいと思ってたんすよ。
[へらっと笑って返す、口調だけは軽い]
ってーわけで、お互い、気合入れて逃げ切りましょうねっと!
[意地もある。理由もある。 だから同意返すは自然な事。 その頃には、他の面々も動いていたか]
(74) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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んじゃー、行くぜ!
[気合を込めて一声発し、走り出す。 向かうのは広がる木立の方。奥へと進み、がっしりした木の一本に目をつけて]
っせいっ、と!
[勢いをつけて枝に飛びつき、そこを起点によじ登る。 まずは高所確保。 追い詰められない自信があるからこその動きで、枝の一本に落ち着いた]
……とっさに荷物持ってたのは俺、偉い。
[言いながらがさごそと中を漁り、引っ張り出したのは予備の靴。 さすがに、宿の室内履きじゃ厳し過ぎるというか、登る途中で落としたというか。 ともあれ、緊急時に備えて持っていたそれを履いて]
って、鬼さんはどう動くかねぇ?
[ぽつりと呟いて、耳をそばだてた。**]
(75) 2016/11/17(Thu) 22時頃
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[それぞれ逃げていくのを見送れば>>59>>62>>66>>75、くすりと嗤って。]
それでは数を十、数えねばな
[嗤いながら数を数え始める。]
ひとーつ、ふたーつ、みーっつ…
[禁忌は二つ。 『大怪我をさせてはならない』 『素手で捕まえなければならない』
それ以外は特に決め事はない。 つまり、その辺の石を投げて躓いたところを捕まえたり、罠を仕掛けることも、規則違反にはならないということ。 刃物はないから、大掛かりな罠は作れないかもしれないが。 『大怪我をさせなければ』、作って仕掛けることは問題ない。
それに気付いた者はいただろうか。 まあ、それは些細なこと故捨て置こう。]
(76) 2016/11/17(Thu) 22時半頃
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ふふっ、見つかっちゃった。 ここを探し当てるだなんて、あなたも分かってるじゃない。
["おねーさん風"に。相手は子供なのだから。 くいくいっと手を振って軒下へと招き入れる。]
おおっと、鬼に追い掛けられて来たとかじゃないな。
[ここから見えるので、そうでない事は分かっていたのだけれども。 構わない。一人で逃げるつもりだったが、二人なら二人でやり用はいくらでもあるのだから。
口角がきっとつり上がった。]
(77) 2016/11/17(Thu) 22時半頃
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─床下─
[先客は赤羽さんだった。
”あなたも分かっている”>>77
そんな風にいわれて、わたしは少しだけ誇らしく感じた。 何せ、鬼ごっこを実際にするのは初めてだ。戦略と呼ぶにはつたないかもしれないが、それでも自分で考え抜いた結果を褒められると嬉しい。 手招きされるまま、赤羽さんの方へ近づく]
大丈夫。追いかけられてきてないよ。
[少し状況を面白がってる風な口調に、思わずつられて笑ってから頷き返す。 二人してこうして鬼から隠れていると、秘密の作戦に参加しているようでワクワクする]
赤羽さんは、鬼ごっこ得意? わたしは初めてなんだ。
[暗がりの中、赤羽さんの表情まではよく見えなかったけど、頼もしいと感じる。色々教えてもらえるといいな。 赤羽さんの隣に並ぶと、わたしも表情を引き締めた。*]
(78) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[しばらく耳を澄ませたけれど、届くのは微かな声。>>76 何かを数えているようなそれは、夕顔と称した子供のそれ]
……律儀だなあ……ま、ルールを守ってこその遊び、だからな。
[遊びが遊びとして成立するのは、決まりを全員が守ってこそ。 そこは、どんなものでも変わらない、という事らしい]
っかし、こんな流れで鬼ごっこなぁ……。
[子供の頃に、田舎の祖父母の所に遊びに行って、初めて知った遊び。 その時まで知らなかったそれは単純なのに面白くて。 単純で面白いから、帰ってから広めまくったり、今でもご近所の子供らと遊ぶ時にはやっている、けれど]
(79) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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……まーさか、幽霊相手にやる羽目になるたぁねぇ。
正真正銘の、『鬼』に追っかけられる鬼ごっこ、てかぁ?
[冗談めかして言うけれど、気は紛れない]
……あー……ヤニ、たんねぇ。
[現実逃避も込みで煙草吸いたくなったけれど。 寺社仏閣は基本、禁煙。 そう考えると、懐に手を入れるのも躊躇われた。*]
(80) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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|
ううん、全然なんだ。 昔っからすぐに捕まっちゃってさ。
[そう言って眼鏡の奥の瞳を細める。
初めて、という言葉にクエスチョンマークが浮かんだが、その事はすぐに意識から外れてしまった。]
けれど、2人で協力すればきっと逃げ切れるよ。そう、きっと。
[いつまでかかるかは、あたしにも分からないけどさ。
心の中でつぶやく。 話しながらも、周囲の警戒は怠らない。いつだって、精神力がモノを言うのだ。]
(81) 2016/11/17(Thu) 23時頃
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[さぁさ、最初は誰を狙おうか。
楽しそうに聞こえた彼?
啖呵を切って見せた彼女?
すぐに逃げ出してしまった彼?
名を訊ねてきた彼女?
余裕そうに笑う彼?
闘志さえ窺えそうな彼女?
誰をとってもウツワとしては十分そうだ。]
|
そうだ、明之進君。 あたしは向こう側を見張っておくから、明之進君はあっち側を見張っていてくれないかな?
もしも鬼が見えたら、声を出さずに肩を叩いて合図ね。
[少年の隣に寄り添うようにして、耳打ちをする。 指さした先は夕闇が包み込んでいた。]
背中は、任せたよ。
[なーんて、かっこをつけてみたり。
こうなったら長期戦覚悟だ。足を崩してリラックス。もちろん、左手を腰の横へ置いておくのは忘れない。]
(82) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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よーっつ、いつーつ…ふふっ
[誰を追い掛けるか。考えながら数える。]
(83) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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夕顔は、明之進に話の続きを促した。
2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[この辺りにはどうやら他に人はいないようだ。 少し遠くから、夕顔が数を数える声が響いてくる。
もう日の落ちる時間。 こんな時間はもう家に帰らなくちゃいけないのに]
帰りたいよう……
[油断すれば竦んでしまいそうな足。 ダメダメ、と首を横に振り気配を伺っていた]
(84) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[赤羽さんの耳打ちに、示された方角を見て頷く。 互いに背中合わせになって見張る。これがいわゆる…]
わかった。共闘だね。
[本で読んで知った単語を、ちょっとかっこつけて言ってみた。それだけで、やけに気恥ずかしくて、もじもじしそうで、同時にわくわくもする。 背中を任せたと言われると、さらに頬が熱くなった。大変な役目を任されたと、背筋が伸びる思いがした]
…すごい、なんか…かっこいいな…。
[鬼に見つからないようにと、赤羽さんを真似て息を潜めながらつぶやく。 示された方角から視線を外さぬよう、律儀に見守る。 わたしはかつてないほど緊張していた。病とは違う要因で、心臓がどきどきするのも、むろん初めての体験で。*]
(85) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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むーっつ、ななーつ…
(86) 2016/11/17(Thu) 23時半頃
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[ 森の中を歩きながら、 少しでも動きやすいように袂に入れてあった紐で 着物の袖を縛り上げ、たすき掛けの状態にしてから、 裾を捲り上げて帯の中に一部を仕舞う。 …多少はしたないのはこの際許してもらおう。 人目につかない場所に一人でやって来たのはこのため。 ]
[ 作業をする間、ずうっと誰かの声が聞こえている。>>76 数を数えているようだから、おそらくあの"鬼"だろう。 ]
コレでも子どもの頃は「鬼返しの御門」と呼ばれたもんだ。 覚悟しておおき、怒った大人は怖いって分からせてやる。
[ 約束>>74もあるし、と自分を鼓舞する。 ]
(87) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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[ 数を数える声はどんどんと進んで、 あといくつかを待つところで、あたしは ]
[ ―――― 声を聞くのをやめた。 ]
[ …否、走り出したから聞こえなくなったんだ。 社の裏、広がる森の中。足元に時折咲く赤色は無視して 丈の短くなった緋色の着物が森の中を駆けていく。 ]
[ 行く先も隠れる場所も決めてなんかいない。 …取り敢えず一本の木の裏に身を潜めて。
鬼の気配が何処にあるのか、 感覚を研ぎ澄まして、一寸、待つ。* ]
(88) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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やーっつ、ここのーつ…
(89) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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とお
[くすり。嗤い声が響く。]
(90) 2016/11/18(Fri) 00時頃
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